齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレ戦後の詰め込み教育から平成のゆとり教育を経て、改めて教育方法の賛否が整理され始めているこの時代において、アクティブラーニングの重要性が叫ばれて久しい。抽象的にアクティブラーニングといってもいろいろな落とし込み方があるが、著者は明治時代以降昭和期における「生活綴方」の作文課題の重要性を提案する。更に時代をさかのぼり、日本が変革期にあった江戸時代から明治時代には、私塾・松下村塾から多くの賢人が輩出された事実を見逃してはならない。新しい教育とは、これまで一度も行われたことの無い方法ではなく、実は約200年前に既に行われていた方法の復活を目指すものであった。生徒の学びへの自主性の喚起の方法も、ただただ無の状態からの自主性に任せた選択による科目受講ではなく、多くの知識や学びへのヒントを教育者が被教育者に与えた上で、生徒があらゆる物事に興味を持った上で主体的に考え行動するものであるべきなので、教師の授業方法にも更に工夫が必要であることが分かる。「憧れに憧れる」という表現が使用されているが、これは某社会学者の言う「凄い者への感染」ということと同義。
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<目次>
まえがき 会話部へのご招待
第1章 会話の構造~会話力は実は上達が早い
第2章 「会話身体」で人間関係力を磨く
第3章 情報交換とは「贈与」と「返礼」の精神
第4章 マインドフルネス~幸福感を味わう
第5章 活字力と「後輩力」で差をつける
第6章 「大人会話力」でパワーアップ
第7章 言葉遣いのセンスを古典と名作に学ぶ
終章 究極の「会話力」
<内容>
世の中でさんざん言われている「コミュニケーション能力」。それは会話力。会話は行ったりきたりなので、自分から話すばかりではなく、相手の話を「聴く」力が必要。さらに、会話はやりとりなので、話をつなぐ力も必要。そのためには「教養」が必要。また、精神的に「幸福感」であり、相手にもそれを与える力も。本伸びに書いたあるように、「会話力=人間の総合力」なのだ! -
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齋藤孝先生は私のモチベーターです。
この本も、すぐ実践できるものばかり。
(以下、私のまとめ)
①日常における体の使い方
②人に物事を要約して話せるようになるコツ
③ハイクオリティな文章の読み方、書き方
④創造的な日常を過ごすための心の持ち方
といった内容。
これまでの著作とオーバーラップする点はもちろんありますが、齋藤孝先生の他の本を読んでいる方も、初めての方も、納得できる内容だと思います。
特に体を動かすこと、動かし方はすごく大切だと思います。
「え、頭の使い方の問題で、体は関係ないでしょ」と思いがちですが、心を整えるのも、頭脳を冴えわたらせるのも、体のコンディションを整えてこそ。
私自身、フィットネス関係の仕事をしていますが、齋藤先生からは仕事の上でも多くのヒントを頂いています。
今回も良い内容でした。
あとは読んで終わりにせず、しっかり行動に移していくこと。頑張ろう!と思えます。 -
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歴史に限らず、あらゆる学問がそうではないかと思うのだが、そこで語られていることは「事実」というよりも「解釈」として受け取ることがなによりも「真実」に近付くコツなのではないかと思う。そして専門家の優れたところは「本当のこと」を語っているということではなく、それに少しでも近付くための方法を示していること、そのための解釈や提案をまとめてくれていることではないか。本書はそうした語部の解釈が物を言う世界史という分野を、教育に精通している齋藤が非常にコンパクトにまとめてくれている。
齋藤先生による世界史の視点は「5つのパワー」。モダニズム、帝国主義、欲望、モンスター、宗教。これらの概念説明を追っていくだけでもとても勉強になるのだが、そこをお互いに関連付けていくことが著者の特徴が出るところ。本書の日本史バーションでもそうだったと思うが、こうした視点を固定化することによって膨大な範囲の知識を体系的にインプットできる。そして他の視点でまとめたマクニールなどの歴史観と比べてみるのもおもしろいだろう。
歴史を学ぶ意義は「過去を知ることによって現状を認識し未来を見通す」ことにある。さらに「物を知り場所を知り人間を知ることができる」ことも見逃せない。すなわち、歴史はあらゆる分野を浅く広く知るとても便利な学問であるということが言えるのではないか。そう考えると歴史は教育とくに義務教育においてもっと然るべきポジションにおく必要があるのではないかと思う。 -
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ア・オトナ・大人のための書く全技術
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目次
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ドンドン文章化→パソコンに打ち込む
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素材をリストのように一覧化、見渡せるようにする。ONENOTEとGoogle driveの使い方だな。
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パソコンがアイデアの集積場=ハードディスク→次のアイデアが湧く
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読んだ人に感動を与える発見、新たな視点を書く
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日常的にエッセイを書いてみる
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文脈をつなげる文脈力が大事
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人の話を聞きながらメモをとり、それをつなげて文章にする練習を
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原稿用紙10枚を変えるようにする=
話すことは歩くこと、書くこと走ること。
400字詰めは1kmに相当する
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原稿用紙10枚10kmを何度も走る練習が大事
→まずはやってみよう。自信につながる。
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10枚を書くにはメモやレジメを用意し、全体像を可視化する
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一度、10km走り、10枚書くと加減がわかり、ストレスがなくなり、腹が座る
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一冊の本は原稿用紙300枚、毎日10枚書けば、一月で完成だ。大したことはない
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思いつくワードをA3ノートにバンバン書いていく
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書き始める前に
→最後の文章とタイトルを決める
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要だと思うワードにジェットストリームで◎印を付けていく→グループ分けする→順番付けする→レジメが見えてくる
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人を惹きつける文章を作る為のネタ出し準備
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言いたいことを違う角度から表現方法を考えてみる
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三段論法=大前提→小前提→結論
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メモに付けた◎印を3つ選択→それをスタートとゴールをつなぐ通過点としてプロット
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つかみが大事
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川の中の3つの飛び石を飛んで向こう岸に渡るイメージ
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テンシュカク=テンション、修正、確認
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事実と自分の感想を混ぜて書かない
ポイントごとに段落を分ける
一行開けて、ここまでが事実関係ですとハッキリわかる書き方をする
判断には必ず理由をつける
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事実関係としてはこうです。
そこの判断には三つの可能性があって、その三つの可能性の中から、私はこれを選ぶのが一番いいと思います。理由はこうです。どうでしょうか。
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メールの件名でわかる
この人は利口だな
タイトルではキーワードが重要
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三行で言いたいことを伝える
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面識のない方へのメール
突然申し訳ありません。
⚪️⚪️さんから、貴方様のメールアドレスを聞き、メールを差し上げます。
Page 75, Note (Yellow):
目のつけどころ面白い、段取りが良い。面白い視点。
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新聞をつぶやくように読む訓練が最も速い
Page 79, Note (Yellow):
文章を書く上で文章の含有率は重要。
Page 82, Note (Yellow):
grafioの新聞スキャンテキスト入力の横に記事に対するコメントを書いてみよう
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文章を書く折、正→反→合のステップを踏む
これが一人弁証法じゃ -
Posted by ブクログ
全部読まなくて良い。本を最も読みたいと思うのは買った瞬間。魚のように、新鮮なうちに捌くべし、というのは忘れたくない心構えだ。本を買ったらただちに喫茶店・カフェへ行くという行動を取ることは合理的ということ。
面白そう、美味しそうなところだけでOK、人にその面白さやポイントが伝わればOK。つまり、重要なエッセンスを短時間で見つけることに集中すれば、本をサクサク読める。
師匠や友人に近い存在だという本。たくさんの師匠や友人に出会うためにも次から次へと読んでいきたいものだ。
20分で読もうと全力で読んだら、この本は28分で読み終わった。レビュー込みで38分。力を抜いて、よりエッセンスだけに集中したら、もっと早く読めたと思う。この感覚は忘れないようにしたい。