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Posted by ブクログ 2013年10月17日
斎藤孝4冊目。今回のテーマは「困難にぶち当たった時にどうやって乗り越えてゆくか」という方法論。本書ではその方法として、フッサールから続く哲学の問題解決法"現象学"とプラトン、ソクラテスから西洋で綿々と続いている解決法"弁証法"の二つの方法の実用的な使用方法を解...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月27日
頭の回転を良くしたくて読みましたが、
【思考のワザ化】を知り、瞬時の咄嗟力がなかなか出来ない私でも思考を変えれば傍観者として物事を見れるのかと思いました。
ほんの一瞬の瞬時の思考の切り替えを身につければ落ち着いて対応出来そうだと感じました。
『なるほどな!』と目から鱗だったので
とりあえず本書に載っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月14日
偉大な思想家たちの思考法を、ワザ化して習得し、現代社会版に焼き直して自分のものにしていくという発想が面白い本。
そう考えると、哲学者や思想家などの小難しい思考法が「ライフハック」に見えてくる不思議。
【気にいった内容】
自分に応用して自分を変えること、現代に応用して実社会の役に立たせることこそが大...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月05日
思考をワザ化する方法を、現象学と弁証法に基づいて解説。
現象学では、思い込みをかっこ( )に入れて保留する。先入観をやめる
ということ、フッサールの言葉で「世界は主観的であり、客観的世界は存在しない」と言い切るほど、現実は一つでないから多元的に重層的に物事を観ることをうたっている。
一方弁証法...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月16日
頭の良さとは、思考のワザが多彩で深く、独創的であるということ。
本書ではフッサールの「現象学」とヘーゲルの「弁証法」を題材に、
思考のワザを紹介している。
哲学の思考法を学ぶことで実社会で役に立つ思考のワザを
身につけるという趣旨。
例えば現象学では既成のものの見方を廃し、世界に対して常に
驚き...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月14日
先入観やステレオタイプのイメージを排した「現象学」と、多面的な検討を加えてより良い結果を得るための「弁証法」を、思考に応用すべしと説く。「エポケー」は、昔、習ったが、忘れていたな。齋藤の言うように、ゲーテを読むときはゲーテの思考法を、ツアラトゥストラを読むときはニーチェになったつもりで、というのは読...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月16日
現象学(1章~4章)と弁証法(5章~7章)を中心に思考のワザについて述べられています。
「否定を前向きに捉えるには、自分という人格と、考え出した企画との間を切ること」との考え方は勉強になりました。
また、「プライドは「今の自分」ではなく「伸びていく自分」に対して持つべきもの」というのも納得でした。...続きを読む
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