【感想・ネタバレ】最強の世渡り指南書――井原西鶴に学ぶ「金」と「色」のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2014年01月26日

西鶴の時代にあって今にないものは、したたかさと笑い。齋藤孝先生の本の中でNo.1です。
アイディアより行動力が大事。アイディアがあっても実際にやってみて、継続することが大事。器(自分が何に向いているか、自分の裁量の幅を知る)と仕合せ(運を掴む力、幸運、セレンディピティ)が必要。
偏愛力が必要。一流の...続きを読むものを突き詰める方が感性を磨くにはむしろ適している。
「美術展に行ったとき、ただ鑑賞するのではなく、この中で買うとしたらどれかという感覚で作品を見るのです。これはいくらなら買ってもいいかとか、自分が買いたいものはどれかという感覚で作品を見るのです。p111」
真面目に倹約するだけでは経営者として成功しない。儲けを出すために最も大切な部分をきちんと押さえれば、後は人に任せることができる。
相場を知るための情報は、大事。
男女の道から文化は生まれる。男女の道はお金と美貌の交換だから、稼ぐことは、男性の一つの技だが、そのためにはコミュニケーション能力、相手に共感することで心を開くことも必要。

0

Posted by ブクログ 2013年10月21日

名前は知っていたけれど,こういう本を書いていることを知らなかった。原作を読む予習としては最適な本だと思う。また,それぞれの本のエッセンスが凝縮されていて,特にこれから社会に出て行こうとする若者に読んで頂きたい本です。

0

「ノンフィクション」ランキング