齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレ快感原則中心の生き方から、現実原則にのっとった生き方へと移行していくことだとの
フロイトの言葉を通して説明されていました。
「人間は生まれつき、快を求め、不快を避けようとする快感原則を本能的欲求として持っています。
けれども、現実社会で生存していくためには、
現実に順応する姿勢を身に付けていく必要があります。
現実と向き合い、自分にとっては不快に感じられることにも順応していこうと努力することによって、
人は成長し、より大きな快感を得られるようになるのです」
先手を打つ
つながらない時間を持つ
毎日の規則正しい習慣を持つ
いつも機嫌よく人と接する
35歳で転職ではなく、自分でできる力を
段取りよく仕事をする力を
◎目次◎
はじめに
【第1章】人は35歳で大人になる
1)35歳で何が変わるのか?
2)35歳は「大人」になる最後のチャンス
3)「35歳から」をデザインしよう
【第2章】不安を自信に変える作法
1)人生の収穫期への準備をしよう
2)今の会社で「攻め」の姿勢を貫こう
3)30代の仕事力チェック
4)35歳、「できる人」と言われるには
5)できる人ほどポリバレント
【第3章】人生の迷いを吹っ切る技術
1)20代と30代で「幸せ」は激変する!
2)あなたが本当に「急ぐべき」リアルな理由
3)幸せを更新しよう
【第4章】35歳からの心技体の整え方
1)ビジネスマンにとって体力とは何か?
2)「疲れさせない」技術
3)ビジネスは「対人体力」で決まる
4)知的好奇心にブレーキをかけない
5)35歳で「真の花」を咲かせよう
おわりに――なぜ35歳なのか。
誰と過ごしているのがいちばん楽しい時間ですか?
気心の知れた人と一緒に時間を過ごすのはとても楽しいことです。
気を使わず、自分を否定されることもなく、今の状態に不安や焦りを感じることが少ないので、とても安心できます。
しかし、ここで言う楽しいとは「楽」という意味だけでなく、ワクワクするような新しい刺激を与えてくれるか、ということを聞いています。
年齢が離れている人、まったく違う職業の人など、今まであまり接点のなかった人との関係を切り開いていきましょう。
これまでとは違う価値観を与えてくれる人といるだけで、自分の経験や感覚を限りなく広げることができます。
今、いちばん信頼している人は誰ですか?
この問いの真意は、「成人してからも親に依存し続けていませんか?」ということです。
成人するまではいろんな意味で親に守られてきました。
親は、自分に不利益なことはしない最大の味方であり、いつも一方的に与え続けてくれる存在でした。
しかし十数年も社会にいると、親ではない「他人」の中から、自分が心から憧れる人、尊敬できる人、超えてみたいと思えるような人に出会うはずです。
その「他人」と、自身のコミュニケーションによって与え合い、信頼し合う関係を築いていけるようになりたいですよね。
3.自分の出身大学を話題にすることはありますか?
新卒で就職活動をする時は出身大学がものを言います。
しかし、社会人として10年も過ごしていれば、出身大学ではなく社会人として積み上げてきた実績で勝負できるようになっていなくてはいけません。
自分の学歴だけでなく、他人の学歴まで気にしているうちは、自分に自信がないと思われても仕方ありません。
逆に、学歴にコンプレックスを感じていた人は、いつまでも卑屈にならず、今の自分で正々堂々と勝負することができるのです。
学歴に限らず、過去の心の傷をいつまでも引きずるのは、自分の成長を自分で止めてしまうようなものです。
今の自分で、この現実を生きていくのです。
4.自分はまだ若いと思っていますか?
若くい続けることへの憧れは誰にでもあります。
ただ、若さを理由に、自分らしさや自由ばかりを主張していませんか?
目の前の問題や社会の責任ときちんと向き合っていますか?
歳をとることは絶対に避けることはできませんし、年相応の人間にならなくてはいけないのです。
歳をとることでしか得られない落ち着きや成熟というものがあり、それがあなたの自信になります。
中身のある歳のとり方をしようと決心し、自分の人生を受け入れる覚悟をしましょう。
5.あなたは今、誰のために働いていますか?
こんな仕事やりたくない、と思うことがあると思います。
やりたくない仕事があっても、やらなくてもいいような価値のない仕事はありません。
未来というのは、今行動していることの延長にあります。
今していることは、すべて未来のあなたにつながっているのです。
今の自分には何ができるのか、将来何ができる人間になっていたいのか、今ここでできることを懸命にやりながら将来を見据えることが大事なのです。
また、「誰かのために」という気持ちが生まれて背負うものができると人は強くなります。責任も増えますが、自分のためだけに働くよりもやりがいや幸福を強く感じることができます。
あなたがやっている仕事は、自分のため、家族のため、会社のため、社会のためなのです。
自分のためだけより、「誰かのために」を考えるときの方が、仕事の充実度ははるかに高まります。
6.未来の大きなストレスを見きわめていますか?
今の自分の悩みが、5年後、10年後、どうなっていると思いますか?
もっと大きな悩みになっているか、それとも小さくなっているか。
例えば、結婚、子育て、親の介護のこと。
今はまだ、と思っていても、いつか必ず誰にでも訪れる悩みや問題があります。
先延ばしにしても解決されず、大きなストレスになることもあります。
「今が良ければ」という短絡的な考えはやめてしまいましょう。
今できることは、今しかできないことかもしれません。
早めに考えて最善の方法を選んでおけば、後悔を減らすことができます。
7.自分の健康を支えるための「習慣」をもっていますか?
30歳を過ぎると、なんとなく体調の変化を感じます。
風邪をひきやすくなった、徹夜明けが辛いなど、若い頃のように無理ができなくなります。
それと同時に、自分の健康が自分だけのものではないことを実感します。
家族や仕事の仲間など、誰かに影響を与えることに気づき、健康であることに心から感謝するようになります。
だからこそ、健康を保つように努力をしなくてはいけません。
自分の体ときちんと向き合い、自分の弱点やストレスの原因を知ることから始めましょう。
そして自分に合う健康法を見つけて、習慣化させます。
自分の心と体をケアする方法を知ることは、自分で自分を大切にすることなのです。 -
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<目次>
はじめに
第1章 まずは、楽になる~準備ストレッチ編
第2章 ともかく、やってみる~最初のチャレンジ
第3章 ダマされたと思って、手を動かしてみる~身体を
使う篇
第4章 魔法の言葉を、唱えてみる~誰でもできる篇
第5章 発想力を、きたえてみる~「遊び」に学ぶ篇
第6章 違った目で、世界を見る~「スタイル」探し
篇
第7章 過去も未来も、見晴らしよく~系譜の試み篇
第8章 無理やり、一人二役をしてみる~ジキルとハ
イド篇
第9章 異質なものと、ぶつかりあう~他人と話そう
篇
第10章 ひたすら、「なぜ?」と聞いてみよう~止め
たら負けよ篇
第11章 外へ、ひらいてみる~声を届けよう篇
第12章 一歩ずつ、進んでいく~段取り力向上篇
第13章 「胆力」をもって、判断する~「決める」コ
ツ篇
第14章 柔軟に、修正していく~思考は続くよ篇
第15章 直感を、働かせる~めざせ、「思考の達人」 篇
最終章 こんな教室をつくってみよう~あなたが先生
篇
<内容>
実際の齋藤先生の大学の授業を模しながら、「考え方」を鍛えようという本。学校で授業をするにあたってのヒントがたくさん隠されていたような気がする。再度、再々度読み直して、これからの大学入試や、これからの社会をつくっていく子供を育成したい!
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意欲とは「その運命を欲するか」。60歳から80歳、90歳といった未来にも、意欲を持ち続けることができるなら、人生の意味は変わる。何かに取り組む行為自体が、仕事でなくても「躍らせる」目標になるからだ。
ニーチェのいう「超人」は(斎藤先生の解釈によると)常に今の自分を超えようと決意し、未来に向かって飛びつづける人を指している。たとえニーチェが「人生には意味がない」いったとしても、今の自分を超えようと踊り続けることが、生きることの意味に近づく唯一の方法なのだろう。
≪世の中では才能よりも意欲の方がずっと本質的な力なのだ。意欲がかけている人は、才能の根本が欠けているとしか思えない。能力が追いついていない人もいるだろうが、やる気次第で才能は補填できるような気がしている。≫
年齢を重ねても、高い意欲を保ち続けることが大事なのではないだろうか? 退職し、大きな仕事との縁が失われたとしても、だからこそ時間をかけて、世の中に自分の意見を発信してゆく機会を得られるのではないだろうか?才能よりも、愚直に学び、智恵を育み、人の心を動かすことができるような考えをまとめよう。
斎藤先生は、読者に元気を届けようとしているのかもしれません。『上機嫌の作法』からも、元気をもらいました! -
Posted by ブクログ
時系列に日本史を追いかけて解説するスタイルではなく、いくつかの歴史的なポイントと現代の日本人への繋がりを意識させる構成になっていると思われる。
日本史って、そんなに興味がなくて、、 それは、高校生のときに読んだ日本の私小説があまりに個人の内面ばかりにフォーカスしていたので、私小説が嫌いになって、、 中国の三国志やヨーロッパの歴史物・小説に入っていったこともあって、ある意味、日本史についてはじめて読んだ本と言ってもいいかも。
歴史物というと、戦争と統治システムの話であり、権力を持った者、勝者の話が多くなりがちだが、この本では、統治システムについての変革については、大化の改新、三世一身の法、鎖国、廃藩置県から明治維新、GHQの間接統治等が触れられているが、勝者の理論的な形ではなく、なぜ、そういうことが起きたのかという点についての著者の洞察が語られている。
日本人の特性として、お上のいいなり、ゆるさの他、良い物を他国から取り入れる(ビジネス・システム等)、みんなが一気にその流れに乗る(はしかのような物にかかりやすい)等を指摘しつつも、たとえば、漢字は中国から渡ってきたものだが、文法などのシステムは独自だったり、鎖国によって、独自の文化を開かせたことなどの話が提示されている。
感銘を受けたのは、GHQの圧倒的仕事力の最後に書かれた「日本は中国にひどいことをしたとよく言われます。言い訳や弁護をするつもりはありませんが、その罪を問うならば、アメリカが行った、一瞬にして20万人以上の非戦闘民を殺した原爆投下の罪も、問われるべきなのではないでしょうか。」と言う箇所です。
これは、アメリカによる対ソ連ストーリーがあってのことであれば、なおさら。
当時と比べれば、各国のたち位置、世界情勢は大きく変わっていると思いますが、日本は周到に練られた戦略に負けたと言う事実。そして、今の日本がどういう方向に進むべきなのかなどを考えるきっかけになりました。 -
Posted by ブクログ
だらだらと、解説をしてしまうことが多くて、気になって手にとって読んでみました。
「ふだんあたり前のことを当たり前に話しすぎてるのではないか?」というところが大いに反省すべきポイントとして認識。
また一分で話すときのメソッドとしては、以下のようなものが提示されており、確かに、話がうまい人って、こういう話をさくっとしてるなと。
①現状を語り、
②しかし、とか、こういう観点で、など視点を移動
③だからこう(落ちがあったり)
時間を共有資源として1分の価値をさまざまなケースで提示してくれている。謝る、教える、質問する、相談する、指示する、初対面、叱るといったよくあるケースでの事例が書かれている。30分くらいで読める分量なので、また、少し時間がたったら、読み返したい。