無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
単に「理系になれなかった人」が「文系の人」なのではない。実は専門性を持たないように見える文系人間が、この社会を動かしている。
「理系」はお金を生み出し、社会に貢献しているが、「文系」はお金を生まず、たいして社会の役に立たないとみなされることがあるが、本当にそうなのだろうか。実は文系人間には、文系特有の強み「文系力」があるのだ。「文系力」とはいかなるものなのか、また、これまで「文系力」がいかに私たちの社会を大きく動かしてきたのかを明らかにする。
理系偏重時代にあって、今後ますます求められる「文系力」とはいかなるものか。またその文系力をいかに鍛えるかを明かす。あなたの中に眠る文系力こそ、最強の武器になる!
まえがき 眠っている「文系力」を呼び覚まそう
第1章 なぜいま、「文系軽視」の時代なのか
第2章 文系人間、理系人間とは何者か
第3章 理系にはない文系の強み
第4章 社会から求められている文系の力
第5章 「文系力」が世界を変える
第6章 「文系力」を磨く読書法
Posted by ブクログ 2020年10月20日
「文系」「理系」という言葉は日常で普通に使われていますが、改めて「文系/理系であるとはどういうことか」を理解することが出来ました。
読んでみると、文系か理系かの区別に意味はなく、どちらの能力も併せ持つ必要があるんじゃないかという気になりました。厳密な手続きで仮説を検証し、真理に近づく理系の力と、幅...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月26日
文系の自分には見逃せない一冊だった!
文系卒で入社する若手で悩んでいる人は結構多いように思う。
細部ではなく大枠を分かりやすく説明する能力が高い、のが文系の人の特徴と私は思っていた。
この本では、もっと分かりやすく、体系的に解説がされている。
「そうそう、まさにそれだ!」と思うような言葉と、未来へ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月14日
なるほど、と納得できることばかりだった。ただ闇雲に文系、というものを賛美するのではなく、その定義や持っている強み、求められる資質、そしてそれを高めていく方法が体系的にまとめられている。伝えたいことが論理の流れに沿ってスッと入ってくるあたり、さすがだなと思った。
これまで曖昧に感じていた文系らしさ、と...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月17日
■要約
「文系であることに自信を持てない文系人間」が世の中に溢れている。このことに問題意識を持った著者が「文系力」とは何かを語ることによって、文系人間の生きる道を示しているのがこの本。
文系は理系に比べ専門性が薄いものの、多様な本を読み様々な経験を積むことによって「相場」を知り、「勘」を養...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月25日
文系とは理系になれなかった人たちだ、というバイアスがあると思う。確かに大抵の場合がそうであり、数学から逃げてきた人たちもいるだろう。しかし、文系に与えられた時間は理系に与えられた時間よりも多く、その時間を読書に当て、社会について知ることで、総合力が磨かれていくのだと思う。実際、社長や企業の幹部などは...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月03日
理系に囲まれた職場にいて日々圧倒されている中、文系の自分がするべきことは何かと悩んでいたが、尊敬する齋藤孝先生がドンピシャな内容の本を書いていたのでとりあえずささっと読んでみた。
・文系人間とは・・・曖昧で捉えづらいものへの関心が高く、社会全般に興味を持つ。その根本には言葉と人間への関心がある。
・...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。