上田惇生のレビュー一覧
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ネタバレ「あなたの仕事で一番大事な問いは何か」。マネジメントの父・ドラッカーが、リーダーになげかける究極の5つの質問。「われわれのミッションは何か?」「われわれの顧客は誰か?」「顧客にとっての価値は何か」「われわれにとっての成果は何か?」「われわれの計画は何か?」。
5つの質問に答えるには「顧客との対話」が不可欠。あらゆる検討と決定において、顧客の見方が必ず織り込まなければならない。
「問題は明日何をするかではない、明日成果を得るために今日何をするか」「意志決定には守るべきルールがある。重要なことで容易にコンセンサスが得られたときには、そのまま決定を行ってはならない。諸手をあげての同意は、何 -
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『マネジメント』の著者であるピーター・F・ドラッカーの著書であり、2002年に日本語翻訳版。2002年に出版され、その使用されている数字は1999~2002年頃の数値をベース。その数字を用いて次代予測を中心とした当時の忠言集。
約20年前の時点で、今日の世界状況を鋭く予測しており、2020年を迎える今だから敢えて、過去の予想を今読んでみるというのは面白いのかもしれない。
日本の『問題の先送り』が結果としてプラスの結果を生んでいるという後半の考察は意外である。
【積読解消】
ただ、このような本は出版されてからすぐ読んだほうが良いことは間違いない。 -
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まとまった内容の長編ではなく、エコノミストを始めとする、様々な媒体への寄稿、インタビューの集積。
ドラッカーの他の本で度々言及されている、労働構造の変化(労働者から知識労働者への転換)と、少子高齢化に向かう社会構造の変化が主題。
高齢化社会になり、年金を運用する機関投資家が大株主になる事での企業統治の変化の描写が、15年近くj以前の内容ですあるが、恐ろしいほど的確だった。
ただ、「プロフェッショナルの条件」のように、テーマが絞りこまれているわけではなく、捉えるテーマが大きいゆえに、文章は散文的になっている。
ドラッカーの文章は、平易でとても理解しやすいが、実は頭に入れるのは難しい -
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はじめに。
実践の裏付けのない理論は、屁理屈である。
*知識は本の中にはない。本の中にあるものは情報である。
知識とは体系的なものであり、体験を通した実務といえる。
*知識は成果の原動力。
知識は使われる時になり、その存在が分かる。
*本の中の情報は、調理して初めて知識に変わる。
調理の経験を何度も積んで、腕が上がるとやがて成果を上げられる。
本やセミナーで素材を仕入れ、実践や行動の質を向上させなければ、成果には至らない。
*習慣化
まず思考を変え、納得した上で行動を変える。
そのサイクルを繰り返すうちに考えずに無意識に行動できる。
これが習慣化された状態である。
*知識労働者に -
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ドラッカーの技術者のための著作。とっつきにくいが、読み進むにつれて、ドラッカーの歴史的事実と技術をふまえた深い洞察に感銘を覚える。
テクノロジーモニタリング(技術観察)、我が社の製品のための顧客と考えてはならないなど、示唆に富んだ内容多い。さすが、エッセンシャルというだけある。プロフェッショナルの条件もそうだが、内容が濃い。
[private]
以下、心に残った言葉
P.8 成長、変化、発展が正常
プロセスにおいては、成長、変化、発展が正常であって、それらのないことが不完全、腐敗、死を意味する。
P.45 放血を葬ったのは、科学知識ではなく、臨床観察
P.46 科学と技術の基本的違い
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<規模のマネジメント>
規模の尺度は相対的なもので業界により違ってくる。一般には従業員数、すなわちトップマネジメントから全従業員が見渡せるかどうかが物差しになることが多い。売上高は付加価値部分の占める割合が異なるので誤解を招きやすい。売上高が多くても、その大半が外製の部品に由来する場合は、規模が大きいとはいえない。
不適切な規模への対処
1.事業の性格を変える
人絹→化繊への転換など。むずかしい。
2.M&A
3.売却と整理
地域社会において大きすぎる存在になることも好ましくない。
<複雑さのマネジメント 多角化>
組織には、もうマネジメントが出来なくなる複雑さの限界がある。しかし多 -
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前書きで専制に対抗するものとしてマネジメントを位置づけるあたりからして気合が違う。1970年代前半という時代背景もあろうが。マネジメントの技術よりも、何をなすべきかを中心に置くとも。「組織の構造は戦略に従う」。
全体的にきわめて明晰な書きぶりで、内容も説得力に富む。箴言の連発。
ある意味、オーソドックスというか当たり前に感じるところも。それも、いかにドラッカーの言説に後の世代が影響を受けているかの現われかも。
今後の課題として予想されている、イノベーションのマネジメントや、知識労働者のマネジメントは今もって課題だ。生産性の測定が大事と言っても、マクロ指標ではいまだ生産性は残余概念でしかな -
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・予期せぬ成功は最もリスクが小さく、最も成果が大きいイノベーションの機会である
・予期せぬ成功を検討するために特別な時間を割き、分析すし、その利用法を徹底的に検討する仕事を誰かに担わさなければならない
・予期せぬ失敗もイノベーションの機会ととらえる
・アメリカのGEは財務畑の人物によってつくられた。知識のよるイノベーションの多くが、科学者や技術者よりも素人を父にもつ結果になっている
・イノベーションの三つの「べからず」――?凝りすぎてはならない?多角化してはならない?未来のために行ってはならない(現在のために行う)
・既存のものの廃棄は、企業がイノベーションを行うようになるうえで絶対に必要なこ