上田惇生のレビュー一覧

  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神

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    ドラッカーの本を続けて読んでいる。この本は、先週日本に出張で帰国した際に買ったもの。ドラッカーが扱う「経営」という概念は、企業経営ばかりではなく、学校や非営利組織や政府組織等も視野に入れて用いられている。それがどのようなものであれ、「組織」の経営、という概念を扱っているのである。現代社会は、それらの組織が動かしている社会である、というのが議論の出発点であり、従って、それら組織がうまく運営され成果をあげない限り社会は良くならないので、それらの組織が成果をあげるための原理原則と方法論を考えてみよう、というスタンスである。組織、および、その組織が作り出す製品やサービスや制度や政策は、ある特定の目的の

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    2011年07月25日
  • 実践するドラッカー【思考編】

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    もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーが
    ドラッカーの「マネジメント」をお読んだら)の大ヒットで、

    ドラッカー先生の本がさらに多くの人に読まれていて
    嬉しく思いますし、私も読み返しています。

    素晴らしい哲学は、たとえ、翻訳であっても
    言葉に力強さとオーラを感じるのです。

    私はいつも、しびれるなーと独り言を言いながら拝読しています。

    たとえば
    「第一に身につけるべき習慣は、なされるべきことを
    考えることである。何をしたいかではないことに留意してほしい」

    「自分を律する。
    毎朝、洗面台の前に立った時、鏡の中に見たい自分がそこにいるか?を問う」

    「あなたは何によって、おぼえられたいか」

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    2010年10月09日
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

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    読書の目的
    ①ドラッカー思想の原点を知る。
    ②この著書で行った未来予測(「ナチスはユダヤ人を迫害する」、「ヒトラーはスターリンと条約を結ぶ」)の手法を学ぶ。

    言わずと知れたドラッカーの処女作。
    ドラッカーは、序文の中で本作を「20世紀前半における最大の社会現象としての全体主義の興隆を理解するための最初の試み」としています。

    ・「経済人」とは何か。
    自らの経済的動機(経済的地位、報酬、権利)に従って行動し、そのための方法を知っているという概念上の人間。自由な経済活動をあらゆる目的の手段として見るブルジョア資本主義社会とマルクス社会主義社会の基盤となるもの。

    ・何故、全体主義は発生したか。

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    2010年10月05日
  • ドラッカー名著集11 企業とは何か

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    ドラッカーの著書の中で最も私がオススメする一冊。
    といっても、オススメした所でなかなか手にとってもらえないので、私は、「最初のはじめに、と、最後の部分に、この本が刷新される都度、ドラッカー氏が寄稿している箇所があるからそれだけ読んで下さい。」と薦めています。ハッキリ言ってそれだけでも読む価値あり。

    ビジネスでやり取りされる通貨は「お金」その事は変わっていません。であれば、何十年前のビジネス書であろうと、良著は良著、今日の本でも不用品は不用品。一度は読むと世界が変わります。

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    2010年10月02日
  • ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

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    この本のアメリカでの出版は1954年のこと、今から56年も前のことだ。日本では昭和29年になり、戦後の混乱が落ち着き始め、経済的にも相当に復興が進んできた時期にあたると思う。56年も前に書かれた、会社経営に関する本であるにも関わらず、いくつかの技術的な分野に関する記述を除けば、ほとんど古さを感じない。ドラッカーによほどの先見性があったのか、あるいは、会社経営の本質的な難しさは変わっておらず現実はあまり進歩がないのか、おそらく両方なのだろう。

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    2011年07月25日
  • ドラッカー365の金言

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    ドラッカーが著してきた数々の著書の粋を集めたのがこの本。
    1日1ページ読む形式になっており、ドラッカーの言葉に、ACTION POINTが添えられている。
    言葉のひとつひとつに確かな重みがある。

    ドラッカーが導いた哲学には、どれにも考えさせられるものがある。
    とくに、経営者に求められる資質について説いたものは秀逸。

    個人が、企業が、社会が成長していくために何が必要なのかがはっきりと語られている。
    ACTION POINTまで忠実に実行していくと、本当に1年かかりそうな内容だが、
    1冊読み終える頃には、必ずや何かを学んでいるはず。

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    2010年09月15日
  • チェンジ・リーダーの条件

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    ドラッカー氏の著書を読むたびに、氏の慧眼と指導性に圧倒される。
    リーダーを志す人にとって、本書はやはり必読の一冊なのだろう。

    自らの職をもって、社会に歴史にそして人に対しどのように接しいかに行動するべきなのか、その指標が本書にはふんだんに掲載されている。

    普段の自分自身の行動や思考を改善し、将来いかに生きるべきなのか?
    そんな世界中の普遍的な悩みや迷いを氏は確実にかつ正しく導いてくれる存在であるとあらためて痛感できる一冊です。

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    2010年08月29日
  • ドラッカー時代を超える言葉

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    内定先の読書ゼミで、読んだけど良かった★
    感想文ちょっと切ったやつ、そのままのせちゃおー

    ***

    とても読みやすく、読み込んでしっかり自分のものにしたいと思う言葉や思考が多くあった。
    次はp251~『ドラッカー名著解説』を参考に、オリジナル書を読みたいと思う。

    読み終えたとき、P112『未来を築くためにまず初めになすべきは、明日何をすべきかを決めることではなく、明日を創るために今日何をすべきか決めることである』とあるように、まだ社会に出ていない今、何をすべきか考えたい思い、P53『最も重要な五つの質問』を内々定者という自分の立場にあてはめて考察した。

    1.われわれのミッションは何か?

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    2010年08月18日
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    第1部 失われた世界(おばあちゃんと二〇世紀の忘れ物;シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群;エルザ先生とゾフィー先生 ほか)
    第2部 ヨーロッパの人々(ポランニー一家と「社会の時代」の終焉;キッシンジャーをつくった男クレイマー;怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命 ほか)
    第3部 アメリカの日々(ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』;テクノロジーの予言者、フラーとマクルーハン;プロの経営者、アルフレッド・スローン ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆

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    2010年08月03日
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代

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    [ 内容 ]
    グローバル化、知識社会、多元化…時代を予期した伝説の書。

    [ 目次 ]
    第1部 企業家の時代(継続の時代の終わり;新産業の誕生;方法論としての企業家精神;経済政策の転換)
    第2部 グローバル化の時代(経済のグローバル化;途上国の貧困;経済学の無効)
    第3部 組織社会の時代(多元化した社会;多元社会の理論;政府の病い;組織社会に生きる)
    第4部 知識の時代(知識経済への移行;仕事の変化;教育革命の必然;問われる知識)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆

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    2010年08月03日
  • 実践するドラッカー【思考編】

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    【きっかけ】
    ドラッカー生誕100年を記念して出版されたこの本。
    今までの本とは違い、ドラッカーの教えを理解し、使いこなし、習慣化するための本。
    章末には実践するためのワークシートも掲載。

    【感想】
    ・多い著書のまとめ本。わかり易く解説されて、もうひとつの
     [行動編]の2冊でかんぺきなのではないだろうか。

    【ポイント】
    25/知識労働者に対する肉体労働者は、決められたことを自分で判断せずにそのまま行う。一方、知識労働者の仕事は、頭をフル回転させているかはわからない。
     つまり、第3者が管理・監督することはできない。→自分で自分を管理・監督するしかない。セルフマネジメント

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    2019年01月06日
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

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    ネタバレ

    東洋経済新報社 岩根忠訳 昭和38年 を読んだのですが、このバージョンは流石に手に入らないかというので、こちらを本棚に。

    ドラッカーが、1939年に書いた著作です。
    全体主義、共産主義、ファシズムについて、語っています。…
    ファシズムといえば、ヒトラーが、ユダヤ人を滅茶苦茶に殺したとか、ヒトラーがあの地位に就くにあたっては、支持を受けていたとか。そのくらいのことしか知りませんでしたが、実に読み応えがあるというか、必読。という内容です。

     絶望がファシズム支持の背景にあったという指摘は、説得力がありまして、且つ、未だに現代社会でも無視はできないのではないと感じました。怖いものがあります。

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    2012年05月26日
  • ドラッカー時代を超える言葉

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    ★p20成果をあげるよう意識して努力しない限り、まわりを取り巻く現実が、知的労働者を無価値にする。★p34最高のキャリアはあらかじめ計画して手にできるものではない。自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかむ用意をしたものだけが手にできる。★p47 優先順位を決めるための4つの原則 過去より未来、問題ではなく機会、横並びでなく独自性、 無難なものではなく変革をもたらすものに焦点を ★p58 自らの時間を知る 何に時間を取られているかを知る ★p112 未来を知る方法=自分で作ること ★p157 正しい答えではなく、正しい問いを ★p228 テクノロジスト 知識労働と肉体労働の両方を行う知

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    2010年08月03日
  • 実践するドラッカー【思考編】

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    過去ドラッカーを読んだが理解不足であるので、頭の整理の為に読んだ。まさしく解説本であり、短時間で理解するには最適。学生も含めて読むに値する本。特に現在混乱期の日本から今後世界へと考えていく人達にはもってこいの本。

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    2010年07月19日
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

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     現在の資本主義社会のその先について書かれた本です。これからの社会を生き抜くために必読の本であると思います。

     20年以上前に出版された本にもかかわらず、現代社会に見事に当てはまっています。資本主義社会の次に来る知識社会への転換を予言しており、知識社会によって会社、政治、教育等がどのように変貌するかを説明しています。

     著書での知識社会は、簡単に言えば専門知識を所有するプロフェッショナルが中心となって動かす社会と表現できると思います。そこには、資本主義社会の資本家と労働者という図式はありません。専門知識、情報という武器を持って、自由に社会を飛び回るプロフェッショナルが中心となるのです。

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    2012年03月29日
  • 明日を支配するもの―――21世紀のマネジメント革命

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    これからの社会のあるべき姿について論じている。マネジメント、経営戦略、情報、知識労働の生産性によって社会は変わり、チェンジリーダーがこれからの社会を作る!

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    2011年01月01日
  • ドラッカー時代を超える言葉

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    選びぬかれた言葉なので当たり前かもしれませんが、どれをとっても肝に銘じるべきものばかり。企業や社会、そこで働く個人のあるべき姿、姿勢が示されています。はるか以前から見抜いていたその洞察力にも改めて驚きました。ドラッカーは読みにくいという人もいますが、元々の文章がそうなのか上田さんの訳がいいのか、テンポが良くて無駄がなくて私は好きです。

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    2010年10月01日
  • ドラッカー名著集11 企業とは何か

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    [ 内容 ]
    組織が繁栄を続けるには、組織内の人間が、自らの能力を超えて成長できなければならない。
    世界に先駆けて企業の社会的責任を説いた現代マネジメントの金字塔。

    [ 目次 ]
    第1部 産業社会は成立するか(企業が基盤となる産業社会)
    第2部 事業体としての企業(事業を遂行するための組織;分権制の組織と原理;分権制をいかに機能させるか;社外パートナーとの連携;分権制はすべての答えか)
    第3部 社会の代表的組織としての企業(個の尊厳と機会の平等;産業社会の中流階級;働く者の位置と役割)
    第4部 産業社会の存在としての企業(企業の存続と社会の利益;生産活動の目的;完全雇用の可能性)
    成功がもた

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    2010年06月26日
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    第1章 反ファシズム陣営の幻想
    第2章 大衆の絶望
    第3章 魔物たちの再来
    第4章 キリスト教の失敗
    第5章 ファシズム全体主義の奇跡|ドイツとイタリア
    第6章 ファシズム全体主義の脱経済社会
    第7章 奇跡か蜃気楼か
    第8章 未来

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考と

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    2010年06月26日
  • ドラッカー名著集10 産業人の未来

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    [ 内容 ]
    一人ひとりが「位置」と「役割」を与えられ権力が「正統性」をもたなければ、社会は機能しない。
    反中央、地域志向、反教条主義の「自由」を保守すべき根拠を掘り下げ、第二次大戦のただ中、戦後世界が「産業社会」になると予見し、その青写真と、米国の使命を明快に論じきった堂々の力作。
    生涯を貫く問題意識と方法論を知る社会改革への野心作。

    [ 目次 ]
    第1章 産業社会の行方
    第2章 機能する社会とは何か
    第3章 一九世紀の商業社会
    第4章 産業社会における権力の正統性
    第5章 ナチズムの試みと失敗
    第6章 自由な社会と自由な政府
    第7章 ルソーからヒトラーにいたる道
    第8章 一七七六年の保守

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    2010年06月26日