ドラッカー名著集11 企業とは何か

ドラッカー名著集11 企業とは何か

ビジネス・実用
2,200円 (税込)

11pt

ドラッカーの第3作目の著作。第二次大戦の末期、GMの経営を内部から調べ、企業経営成功の秘密を探った。その分析をもとに、企業とは何か、組織とはどうあるべきか、という根源的な問題に焦点を当てた。当のGM関係者からは、反GM、反企業の「禁書」扱いとなったが、本書を契機として、「マネジメント」は学問領域として認められていった。現代経営論の金字塔。

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ドラッカー名著集 の一覧

1~15巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~15件目 / 15件
  • ドラッカー名著集1 経営者の条件
    1,980円 (税込)
    経営者に絶大な人気を誇る不朽の名著。成果をあげるためにいかなる行動をとるべきか。すべての知識労働者に必須の書。
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
    2,420円 (税込)
    組織に働く者の使命と役割、その実際的な仕事の方法を具体的に著し、ドラッカーがマネジメントの父と仰がれることになった現代マネジメントの金字塔。
  • ドラッカー名著集3 現代の経営[下]
    2,420円 (税込)
    経営における不変の真理を鋭く指摘し、読む者に行動を促す永遠のロングセラー。企業の社会的責任を半世紀前に論じた経営の基本書でもある。
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営
    2,420円 (税込)
    病院、学校、公益法人などの非営利組織をどうマネジメントするか。ミッションとリーダーシップ、マーケティング、イノベーション、資金源開拓、非営利組織の成果、ボランティアと理事会、自己開発。非営利組織にこそマネジメントの本質があり、すべての組織に示唆を与える一冊。
  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神
    2,640円 (税込)
    イノベーションと企業家精神を生み出すための原理と方法論を具体的に解説。組織に働く人たちが、イノベーションを実践するための、方針と意思決定、機会とリスク、組織と戦略、人の配置と報酬に関して、社会と企業の歴史的考察に基づいて体系化した、ドラッカーの代表作。
  • ドラッカー名著集6 創造する経営者
    2,420円 (税込)
    事業戦略が「発明」された歴史的著作。「今日の事業の成果」「潜在的な機会の発見」「明日のための新たな事業の開拓」を解く。さらには、「社会的存在としての企業とは何か」「プロフィットは外にある」等、経営の本質を説き、『経営者の条件』と並び、経営実践の書として経営者に長らく支持されてきたバイブル。ドラッカー名著集第6弾。
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代
    3,080円 (税込)
    継続の時代の終焉――20世紀半ば、社会と文明における根源的な変化が起こりつつあった。情報化の進展、グローバル経済の出現、知識社会の到来、多元化、そして政府の無力化。本書で予期された変化は、確かに訪れた。そして今なお、余震は続いている。変化の本質を知らなければ、未来を見誤ってしまうだろう。
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会
    2,200円 (税込)
    知識社会への転換期にある社会・政治・経済の変化の様相とその意味を明らかにする。1993年初版刊行でありながら、ドラッカーが本書で指摘したことは、まさに今この日本で起きていることにほかならない。今日を見るためだけでなく明日を見るための必読の書、明日のために今日何をすべきかを知るためにも必読の書である。
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり
    2,200円 (税込)
    ファシズム全体主義はなぜ生まれたか。経済のために生き、経済のために死ぬという経済至上主義からの脱却を説く本書は、時の大英帝国宰相ウィンストン・チャーチルの激賞を得た。本書で浮き彫りにした社会問題の多くは、世紀をまたいで今なお、未解決のままである。ドラッカー29歳のときの処女作であり、偉大なる思想の原点となった歴史的名著。
  • ドラッカー名著集10 産業人の未来
    2,640円 (税込)
    前著作『「経済人」の終わり』のあとを受け、ファシズム敗退後の戦後平和経済の建設のあり方を明らかにしたドラッカー2作目の野心作。来るべき産業社会が、19世紀や20世紀初頭の社会とはその構造、課題、価値観、機会において異なることを予見した。そして、その産業社会が戦後世界において経済発展と社会的偉業の数々をもたらすであろうことを見通した。

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ドラッカー名著集11 企業とは何か のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ドラッカー名著集 11
    企業とは何か
    著:ピーター・F・ドラッカー
    訳:上田 惇生
    出版社:ダイヤモンド社

    よくもわるくも、ドラッカーが、アメリカ最大の製造業、そして、往時50万人もの雇用を生み出したGMを
    「企業」として、ハイライトしたのが、本書である。つまり、GMの企業研究が本書である

    ドラッカーは、GMをベースとして、「企業とは何か」という問題提起を本書で行っている。

    そして、ドラッカーは2005年になくなるも、GMは、2009年にチャプター11を適用されて破産、国有化された。

    本書を禁書とした、GMは、ドラッカーの真摯な問いに答えることができなかったのであろうか。

    気になったのは、以下です。

    ・企業活動に対する規制は排除しない。政府の役割は、自らも、企業活動を行うことではなく、企業活動のルールを定めることにある
    ・大規模事業体は、理念と制度の如何にかかわらず近代社会に不可欠の組織である

    ・今日の社会は、企業の組織構造、大量生産工場の技術、そして、企業そのものによって規定される社会である

    ・つまるところ、組織の目的は何か、その目的はいかに達成するか、を考える上で、必ず提起すべき問題である

    ・企業とは人間組織である
     ①企業の経済的な機能と社会的な機能を規定するものは人間組織である
     ②最高水準の発明の多くが、天才のひらめきではなく、組織としての研究機関によるものであること
     ③大量生産の本質は、組み立てラインや、コンベアベルトなどの設備や付随する技術にあるのではない
      それは、人と人との関係、人と工程との関係についても分析と統合にある
      したがって企業において、最も重要なものが人間組織である

    ・企業の存続と成功は3つの問題の解決にかかわっている
     ①リーダシップ
     ②経営政策
     ③意思決定

    ・そもそも、組織とは、人の長所を生かし、短所を補うべきものである

    ・GMの分権制の目的は、機能と権限の分業を通じた一体性の確保にある

    ・本社経営陣は、会社の利益に関わる問題については断固直接介入する
     事業部に関わる問題については、事業部長に敬意を払う
     全社に影響をもたらす問題については、事業部に協力を求める

    ・組織は人間からなるものであるがゆえに、一人ひとりの人間の感性、能力、リズムの違いを考慮しなければならない

    ・小事業部はリーダを育成し、供給してくれる
    ・組織にとっては、リーダーを育てることのほうが、製品を効率よく低コストで生産するよりも重要である

    ・アメリカは誰でも上司と同じ車をもてる、平等とはそういうものである
     ところが、ヨーロッパではそうなっていない

    ・機会の平等とは、往々にして誤解されるような、結果の完全平等ではない

    ・職長の育成
     ①専門外の経験を積ませることである
     ②現場監督代理など、一段上の仕事に就かせることである
     ③昇進前に、集中的に訓練を施すことである

    ・人は仕事に誇りをもつとき成長する

    ・本当の解決は、働く者の連帯意識を味方にしたとき、すなわち、提案が全員の利益になる仕組みをつくったときだけである

    ・賃金については客観的な基準は1つしかない。生産性である

    ・最大利益は、最小コストによる最大生産によって得られる

    ・利益とは、未来への賭けに伴うリスクに対する保険であるとともに、生産の拡大に必要な資本設備の為の唯一の原資である

    ・消費者は経済合理性だけに従って行動しているわけではない

    目次

    まえがき

    第1部 産業社会は成立するか

    第1章 企業が基盤となる産業社会

    第2部 事業体としての企業

    第2章 事業を遂行するための組織
    第3章 分権制の組織と原理
    第4章 分権制をいかに機能させるか
    第5章 社外パートナーとの連携
    第6章 分権制はすべての答えか

    第3部 社会の代表的組織としての企業

    第7章 個の尊厳と機会の平等
    第8章 産業社会の中流階級
    第9章 働く者の位置と役割

    第4部 産業社会の存在としての企業

    第10章 企業の存続と社会の利益
    第11章 生産活動の目的
    第12章 完全雇用の可能性
    終章 成功がもたらす失敗

    付録

    付録1 1983年版のまえがき
    付録2 1993年版のまえがき
    付録3 2005年日本語版のまえがき

    訳者あとがき
    参考文献
    索引

    ISBN:9784478004319
    出版社:ダイヤモンド社
    判型:4-6
    ページ数:340ページ
    定価:2000円(本体)
    2008年03月13日第1刷発行

    0
    2025年12月23日

    Posted by ブクログ

    豊かな社会実現、存続のための企業、企業はその道具。そして、その企業の社会的役割を実現するのは、人、人間組織。

    0
    2019年06月26日

    Posted by ブクログ

    開いた口が塞がらない素晴らしさだった。
    ・「組織」に対するアプローチ。
    ・GMや、現代社会に対する予言
    ・企業の社会的責任
    ・なにより、1946年に書かれている
    ドラッカーという人はどこまですごいのか。

    0
    2014年04月30日

    Posted by ブクログ

    大戦中のさなかにあってGMのインサイダー側からアウトサイダーとしての視点でみた経営者のあり方と社会との連携をはかるべきでるとの視点がよかった

    0
    2012年09月29日

    Posted by ブクログ

    リーダーの育成について
    企業は製品の開発より
    優れたリーダーを育成することを考える。
    優れたリーダーのいる組織こそ
    素晴らしい製品を開発できる。

    専門に特化しすぎない。
    リーダーはスペシャリストであり、
    ゼネラリストでなければならない。
    総合的な視点で組織を見る力をつける。

    1946年にこの書籍を出して、
    工場のライン生産の終結を物語る
    ドラッカーの先見の明に脱帽です。

    0
    2011年03月02日

    Posted by ブクログ

    ドラッカーの著書の中で最も私がオススメする一冊。
    といっても、オススメした所でなかなか手にとってもらえないので、私は、「最初のはじめに、と、最後の部分に、この本が刷新される都度、ドラッカー氏が寄稿している箇所があるからそれだけ読んで下さい。」と薦めています。ハッキリ言ってそれだけでも読む価値あり。

    ビジネスでやり取りされる通貨は「お金」その事は変わっていません。であれば、何十年前のビジネス書であろうと、良著は良著、今日の本でも不用品は不用品。一度は読むと世界が変わります。

    0
    2010年10月02日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    組織が繁栄を続けるには、組織内の人間が、自らの能力を超えて成長できなければならない。
    世界に先駆けて企業の社会的責任を説いた現代マネジメントの金字塔。

    [ 目次 ]
    第1部 産業社会は成立するか(企業が基盤となる産業社会)
    第2部 事業体としての企業(事業を遂行するための組織;分権制の組織と原理;分権制をいかに機能させるか;社外パートナーとの連携;分権制はすべての答えか)
    第3部 社会の代表的組織としての企業(個の尊厳と機会の平等;産業社会の中流階級;働く者の位置と役割)
    第4部 産業社会の存在としての企業(企業の存続と社会の利益;生産活動の目的;完全雇用の可能性)
    成功がもたらす失敗―エピローグ(一九八三年)
    付録

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2010年06月26日

    Posted by ブクログ

    戦後間もない1946年に出版された企業マネジメントの書で、『「経済人」の終わり』、『産業人の未来』とともにドラッカー初期3部作と呼ばれています。

    本書の多くの部分は、超巨大企業GMのコンサルタントとしての分析によっています。依頼主であるGMのスローン会長からは覚えがよくなかったことでも有名です。GMの基礎をその分権制組織としてします。今のGMの状況を知って読むと時の流れを感じます。
    マネジメントという分野を拓いた書とも言われていますが、そこらへんは『マネジメント』で花開いたと言えるかもしれません。

    本書の中で決算期間を1年を超えて5年などで見るべきだとしています。今は1年どころではなく、四半期ごとに報告されていますが...どうなんでしょう。

    1983年、1993年、2005年版によせられたまえがきを収めた付録も面白いですね。

    0
    2009年12月26日

    Posted by ブクログ

    "ドラッカーの3冊目(1946年)。

    前2作で、ファシズムの分析から、第2次大戦後の社会における企業の重要性を提案したことに続き、3作目でついに「企業」自体が分析の対象としてでてくる。

    GMを内部で観察したことを踏まえつつ、経営学的に組織論を語るみたいな部分もあるけど、全体としては、まだ社会経済学者という立ち位置からの作品かな?あるいは、社会経済学から、マネジメント学(?)に移行する最中、マネジメント学が生まれる瞬間の作品か?

    この作品の8年後に「現代の経営」がでて、ここではすっかり完成度の高いマネジメント論になっていることを考えれば、「企業とは何か」の今なにかが生まれようとしている感じは面白い。「傍観者の時代」と最初の3冊を読むことで、ドラッカーのマネジメントがでてきた思想的な背景が分かる。

    ドラッカーは、スゴいけど、なんだかあまり好きになれない著者だったのだが、最初の3冊を読むことで、読めてくるものが変ってくる。

    GMの事例をもとに、大企業のなかでの事業部制とか、企業内部での分権化を推奨(?)するなかで、分権化することで効率的になる場合とならない場合がある、という説明がある。が、問題は、経済的な効率性ではなくて、どちらがリーダーを多く育てるか、というのが最大のポイントであり、基本、分権化を進めるべきである、という部分に衝撃をうけた!市場経済がいいか、計画経済がいいか、ということを選択するのが、経済的効率性の問題ではなく、思想信念の問題であるように、分権化するかどうかというのも思想の問題である、と。。。

    あらためて、ドラッカーの思想の中核は、「全体主義を繰り返さないためには、失業をなくし、人々が人間性をもって働けるようにしなければならない。そして、その役割を担うのは企業であり、その企業を普通の人がしっかりと運営できるようなマネジメントが重要である」ということにあると確認した。

    一方、「経済の時代」は終わったというニュアンスが強かった前2作と比べると、経済成長や企業の利益の重要性、というか必要性が強調されてきているニュアンスもあり、戦時から平時に変る中で、現実的に機能するマネジメントを模索している感じもある。この後に続くマネジメントの本に比べると、試行錯誤的な部分もあるが、ここから何かが始まるという「始まり」の本なんだな〜。"

    0
    2017年04月30日

    Posted by ブクログ

    初版が書かれたのは1946年だが、現代でも十分通用する名著。
    この本に書かれているGM(ゼネラルモーターズ)の組織は理想的に見えるが、GM自身はこの著作を敵視し、その後GMが落ちぶれていったことは興味深い。

    0
    2014年08月26日

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