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Posted by ブクログ
知識労働者は、雇われている組織よりも、結果として長生きする。今日の先進国の平均寿命では、70,80代まで生き残り、75までは働ける。したがって、労働寿命は50年に及ぶが、企業をはじめ組織の平均寿命は30年そこそこである。 もはや最初に就職した組織が、60になっても存続しているとは言い切れない。そのうえ、ほとんどの人間にとって、同じ種類の仕事を続けるには、40年、50年は長すぎる。したがって、組織に働くひとたちは、仕事を変えることができなければならなくなる。キャリアを変えなければならなくなる。第二の人生に備え、自らをマネジメントすることが必要になる。逆境のとき、単なる趣味を越えた第二の人生、第二の仕事が大きな意味を持つ。 朝、髭を剃るとき、どのような顔を見たいかという問題である。優先すべきは価値観、強み、仕事の仕方だ。
Posted by ブクログ
ピーター・ドラッカーはマネジメントに関する著作を多数執筆しているが、本書はドラッカーのマネジメント論の中では最後の著作にあたり、来るべき21世紀にマネジメントの姿について述べている。ドラッカー自身は21世紀がどのような世界になるのか分からないと述べているが、やはり氏の大局観は示唆に富んでいる。今はよく理解できない点があったとしても、数年経てば理解できるようになるかもしれないので、本書は手元に置いてたまに読み返すのがいいかもしれない。
ドラッカーは21世紀の世界の中でとりわけ日本の社会に注目している。日本は課題先進国といわれるだけに、これからあらゆる種類の社会問題に直面せざるをえない状況になる。多くの日本人は課題の大きさに恐れおののいてしまうが、ドラッカーは明治維新や戦後の復興をやってのけた日本人の底力に期待しているようだ。果たして我々に先人たちのようなパラダイム転換が実行できるだろうか?
Posted by ブクログ
ビジネス書、未来学の書として、やはり、5つ★なんだろうな。
10年経っても色あせてない。もう10年後、読み返してみたい。
実は私にとって、初ドラッカー本です。
【興味深かった指摘】
・組織に於ける5つの原則(P14)。特に階層数を少なく。
・大教会の例(P33)。人々が求めているのは、儀式ではなく、心の癒しであり、教会を通じてのコミュニティに対する責任ある貢献。
・公的年金が導入された当時を今に当てはめれば、79歳が支給時期(P52)
・20世紀に於ける成長分野は①政府、②医療、③教育、④余暇。中でも余暇がずば抜けている。それにこれらは市場経済のものではない。(P59)
・流通チャンネルは第一の顧客(P88)
・廃棄の原則(P90)
・チェンジリーダーにとっての3つのタブー(P96)。
・チェンジリーダーのための二つの予算(P100)。未来の予算を10~20%当てるべき。
・コスト主導の価格設定ではなく、価格主導のコスト管理(P133)
・組織の中にはコストセンターがあるに過ぎない。プロフィットセンターは不渡りにならない小切手を渡してくれる顧客。(P143)
・自らをマネジメントするの章の「書面か口頭か」(P201)、「人と組むか一人でやるか」(P206)
・そもそも、先進国とくに民主主義の先進国は、指導層を不可欠とする。何らかの指導層が存在しないことは、社会と政治が混乱に陥る。(P241)
Posted by ブクログ
新鮮な感覚を持って読める名著です。
面白いと思ったところは以下の2点
(1)テイラーの肉体労働を管理する手法が20世紀的マネージメント手法だとすると21世紀は知識労働のマネージメント手法へ
<ポイント>
・仕事の目的を考える
・生産性の向上に責任を持つ
・継続的なイノベーション
・継続して学び、人に教える
・生産性は量より質が大事
・知識労働はコストではなく資本財
(2)21世紀のリーダーは自分をマネージする必要がある
<ポイント>
・自分は何か。強みは何か。
・自分は所をえているか
・果たすべき貢献は何か
・他との関係において責任は何か
・第二の人生は何か
Posted by ブクログ
マネジメントの常識の変化。少子化・グローバル競争の中でイノベーションを追求することが重要。しかし、リーダーが注意しなければならないことは、現実にそったものでなければならない。新奇さに惑わされることなく行動と動作を混同しないこと。
パイロット的にイノベーションを行い、変化を目的とする。しかし、変化と継続との調和も必要とする。自ら現実そった形で変化し未来を生み出していく。
外部の情報を収集し体系的に把握できる情報システムを構築しなければならない。
知識労働者は継続してイノベーションを起こしていかなければならない。1)自分は何か。強みは何か。2)自分は所を得ている課。3)果たすべき貢献はなにか。4)たとの関係において責任はなにか。5)第二の人生は何か。
これらを、うまくコントロールできた仕組みが日本終身用制度であった。
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ビジネス・実用
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