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組織に働く者の使命と役割、その実際的な仕事の方法を具体的に著し、ドラッカーがマネジメントの父と仰がれることになった現代マネジメントの金字塔。
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Posted by ブクログ
ドラッカー名著集 2 現代の経営 上 著:ピーター・F・ドラッカー 出版社:ダイヤモンド社 「現代の経営 上・下」が、経営戦略の入門書であり 「マネジメント 上・中・下」が、総括的な決定版を意識して執筆されたとある では、マネジメントとは何か 機能1:事業をマネジメントすること 機能2:人的...続きを読む資源を使って生産的な企業をつくること⇒経営管理者のマネジメント 機能3:人と仕事をマネジメントすること 本書は、マネジメントの組織構造をはさんで、この3つの機能を説明すること、そして、結論として、経営管理者たることの意味を問う また、いくつかの優良企業をケーススタディとしてあげている シアーズ・ローバック フォード・モータース IBM である 上巻は、次の2つ ■事業のマネジメント シアーズ・ローバックからの教訓 企業は人が創造し、人がマネジメントする ・利益とは事業の目的ではなく条件である リスクに備えるべき余剰の源泉は1つしかない それは利益である ・企業には、マーケティングと、イノベーションの2つの機能が存在する マーケティングの考えは、市場が必要とするものを生産すること イノベーションとは、より優れ、より経済的な財はサービスを創造すること 我々の事業は何か 顧客はだれか、という問いを発すること 次の問いは、顧客は何を買うか、を問うこと 目標を設定すべき8つの領域 ①マーケティング ②イノベーション ③生産性 ④資金と資源 ⑤利益 ⑥マネジメント能力 ⑦人的資源 ⑧社会的責任 意思決定のための3つの手法 ①単に経済は、常に変動するものであると仮定する ②すでに起こっているが、経済への影響がまだ表れていない事象に基づいて意思決定を行う ③予測に伴うリスクを小さくするための手法によって補わなければならない 育成 将来に関わる決定は憶測にすぎない 明日の経営管理者と体系的に育成しておかなければならない ■経営管理者のマネジメント フォード・モータースからの教訓 ・経営管理者は最も高価な資源である、 そして、最も、早く陳腐化する資源であって、 最も、補充を必要とする資源である ・フォードのマネジメントは、目標管理によるマネジメントになった ・経営管理者のマネジメントに必要とされるのは ①目標と自己管理によるマネジメント ②経営管理者の仕事を適切に組織すること ③組織に正しい文化を生み出すこと ④CEO、であり、取締役会 ⑤明日の経営管理者の育成 ⑥経営管理者の健全なる組織構造 ・組織階層、マネジメントの階層的な構造が危険を大きなものとする ・群盲:異なる階層のマネジメントは象を異なる角度から見ている ・目標設定 マネジメントたる者は、自分の部門の目標は自ら設定しなければならない 目標は好みではなく、組織の客観的なニーズによって設定しなけれならない 目標管理の利点は、自らの仕事を自ら管理することである その結果、最善を尽くすための動機がもたらされる 高い視点と、広い視野がもたらされる 評価基準は、定量的でなくてもいいが、単純かつ明確、合理的でなければならない 報告と手続 最小限にとどめ、時間と労力を節約するためにのみ使うべきである それらが本当に必要なのかどうかを定期的に検討する必要がある 管理の限界 6人から8人とされている チームは可能な限り、小さなものとする必要がある 組織の文化 凡人をして、非凡なことをなさしめる、のが組織の目的である 優れた文化を実現するために必要とされるのは、行動規範である 強みの重視であり、真摯さの重視である、正義の観念と行動基準の高さである 人の弱みではなく、強みに焦点を合わせる 誰が正しいかより、何が正しいのか 頭脳の明晰さよりも、真摯な態度 ISBN:9784478307007 判型:4-6 ページ数:292ページ 定価:1800円(本体) 2006年11月09日 第1刷発行 2011年12月09日 第8刷発行 目次 <上巻> まえがき 序論 マネジメントの本質 第1章 マネジメントの役割 第2章 マネジメントの仕事 第3章 マネジメントの挑戦 第1部 事業のマネジメント 第4章 シアーズ物語 第5章 事業とは何か 第6章 われわれの事業は何か 第7章 事業の目標 第8章 明日を予期するための方法 第9章 生産の原理 第2部 経営管理者のマネジメント 第10章 フォード物語 第11章 自己管理による目標管理 第12章 経営管理者はなにをなすべきか 第13章 組織の文化 第14章 CEOと取締役会 第15章 経営管理者の育成 上巻への訳者あとがき 参考文献 索引 <下巻> 第3部 マネジメントの組織構造 第16章 組織の構造を選ぶ 第17章 組織の構造をつくる 第18章 小企業、大企業、成長企業 第4部 人と仕事のマネジメント 第19章 IBM物語 第20章 人を雇うということ 第21章 人事管理は破綻したか 第22章 最高の仕事のための人間組織 第23章 最高の仕事への動機づけ 第24章 経済的次元の問題 第25章 現場管理者 第26章 専門職 第5部 経営管理者であることの意味 第27章 優れた経営管理者の要件 第28章 意思決定を行うこと 第29章 明日の経営管理者 結論 マネジメントの責任 訳者あとがき 参考文献 索引
具体的な事例は、時代を反映しているが今でも色あせていない。経営者を目指す人たちの必読書と言えると思います。
流石に名著だなという感じ マネジメントとは、事業に命を吹き込むダイナミックな存在である。 という一文から始まり、マネジメントとは何かという大前提について明らかにしたあとに、事業と経営管理者のマネジメントについてその本質を明らかにしている。 経営者や現場のマネージャーではない身とはいえ、自分にとって新...続きを読むしいなと感じる部分が多数あったことはある意味で良いマネジメントというものが普及していないことを指名しているのかもしれない。 下巻では組織経営やピープルマネジメントについても述べているようなので楽しみ。
経営にはマネジメントが必要不可欠だ、という現代では「それはそう」というくらい当たり前になった考え方が丁寧に論じられる。(現代でもたびたびマネジメント不要論は提唱されることを鑑みるに、いまだにそうでない考え方もある) 「壊れたトイレのドア」の逸話などはマネジメントの機能不全がもたらす損害の具体例として...続きを読むこれ以上ないほどにわかりやすい。
古い本なのに今でも通用する考え方なのはそれが時間を置いてもそう変わらない原則だからであろう 文体がやや難しいこともあり一度読んだだけでは咀嚼しきれていない部分もあるので時間を置いてまた読みたい
この本から受ける刺激を自分の言葉として並べてるだけで半日かかりそう。 みんなこの本や類似の本を読んでいるはずなのに、なぜそんな風土を作り出すのだろうか。 保身とは恐ろしい。
本著は経営学の最高の古典、経営の原点、経営の常識と言われています。経営のために必ず読まなければならない本を一冊あげるならば本著だといわれています。 確かに原理原則が丁寧に説明されてあって、どの章も考え深く構成されています。 本著は一回読んだだけでは真髄に触れるまでいかないでしょう。経営者であるな...続きを読むら自分自身の自己啓発というか成長や改革改善につれて、感銘を受ける箇所が変わってくるように思えます。 今読み終わって印象に残った部分はおそらく二回目読んだときは輝きを失い、別の箇所が輝いている、といった書です。だからこそ古典といわれるのでしょう。要再読。 以下印象に残った文章。 ・企業の目的は、それぞれ企業の外にある。事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、顧客の創造である。 ・企業経済学の指導原理は利益の最大化ではない。損失の回避である。企業は事業に伴うリスクに備えるために、余剰を生み出さなければならない。リスクに備えるべき余剰の源泉は一つしかない。利益である。 ・目標なるものは鉄道の時刻表ではない。それは航海のための羅針盤である。それは目的地にいたる航路を指し示す。 ・ほとんどの企業において、経営管理者は最も高価な資源である。最も早く陳腐化する資源であって、最も補充を要する資源である。彼らのチームを築くには数年を要する。しかし、それはわずかの間の失敗によって破壊される。 ・ヘンリー・フォードの失敗の根因は、10億ドル規模の巨大企業を経営管理者抜きにマネジメントしようとしたところにあった。彼はその秘密警察のおかげで、他の役員が行おうとする決定をすべて知ることができた。彼が必要としていたのは技術者だけだった。 ・組織の文化は、それを最初に形成した人たちがいなくなったはるか後においても生き続ける。それは、新しく入ってくる者の姿勢と行動を規定する。組織の中で成功する者を決める。組織が卓越性として認め報いるべき者を決める。また凡庸として無視すべきものを決める。さらに組織内の人間が成長するか、いじけるかを左右する。健全に育つか、育ち損なうかを左右する。組織の卑しい文化は卑しい経営管理者をつくり、偉大な文化は偉大な経営管理者をつくる。 ・マネジメントのセミナーでよく取り上げられる話に、何をしているのかを聞かれた三人の石工の話がある。一人は「これで食べている」と答え、一人は「国で一番の仕事をしている」と答え、一人は「教会を建てている」と答えたという。もちろん、第三の男があるべき姿である。第一の男は、一応の仕事をする。報酬に見合った仕事をする。問題は第二の男である。 ・経営管理者に与えられる決定権限については一つの簡単なルールがある。GEの電灯事業部の経営憲章は、アメリカ合衆国をもじって、「明確かつ成文をもって上位のマネジメントに留保されていない権限は、すべて下位のマネジメントに属する」と定めている。 ・「重要なことは、できないことではなく、できることである」。自己管理による目標管理は、何をなすべきか教える。適切に仕事を組織するならば、誰でもそのなすべきことをなしうるようになる。しかし、それを実際になさしめるものは組織の文化である。 ・一度も間違いをしたことのない者、それも大きな間違いをしたことのない者をトップマネジメントの仕事につかせてはならない。間違いをしたことのない者は凡庸である。そのうえ、いかにして間違いを発見し、いかにしてそれを早く直すかを知らない。 ・ナポレオンに抵抗する唯一の国を率いて、国民に勇気と決意とリーダーシップを示した小ピットは、私生活でも高潔な人だった。公正だった。誠実な夫であり父だった。彼が若くして天国の門をくぐろうとしたとき、聖ペテロが「天国に入れると思うのか」と聞いた。小ピットは「賄賂も受けず、愛人も持たなかった」と答えた。しかし聖ペテロは「しなかったことには興味がない。何をしたのか」と再び聞いた。 ・組織の文化はトップから形成されていく。士気の高い組織はトップの士気が高い組織である。組織の文化が腐るのはトップが腐るからである。木は梢から枯れる。
仕事頭の棚卸しになる本。数々の経営者が必読書に掲げているだけあって、非常に分かりやすく、思わず手帳にメモしたくなる箴言に満ちている。思わず苦笑してしまったのは、組織の不健全さを示す兆候として数点挙げられている中の以下の3点だ。 ・マネジメント階層の増加 ・コミュニケーションを促進するための特別措置 ...続きを読む・頻繁な打ち合せの開催
TOPPOINTビジネス名著20選より ドラッカーの代表作のひとつ。 上下巻、少し長い休みにチャレンジする本。 経営者の必読書かな。
ドラッカー名著集の2冊目。上下巻の2巻構成になっています。この上巻は飛行機の中で一気に読み通しました。 原題『The Practice of Management』。1954年刊行の本というから改めて驚きです。その内容は今でもほとんど通用するのではないかと思います。 ・企業の目的の唯一の定義...続きを読むは、顧客の創造である ・「われわれの事業は何か」を問うこと ・企業の基本的な機能は、マーケティングとイノベーションである ・自己管理による目標管理 など、後の大部『マネジメント』他に至るまで繰り返される重要なコンセプトがここであらわれています。 下巻も楽しみです。
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