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イノベーションと企業家精神を生み出すための原理と方法論を具体的に解説。組織に働く人たちが、イノベーションを実践するための、方針と意思決定、機会とリスク、組織と戦略、人の配置と報酬に関して、社会と企業の歴史的考察に基づいて体系化した、ドラッカーの代表作。
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Posted by ブクログ
ドラッカーの著作の中で、経営者の条件の次に好きな本である。 予期せぬ成功に注目するが好きである。 リスクを適正に管理することが書いてある。 この本を読んで、そもそもリスクとは不確実性のことであり、リターンの源泉になることも学んだ。
成熟市場においてイノベーションは易しくない。自前主義から脱却して異分野とのシナジーが必要。しかし、それを自ら知識として獲得し、活用し、実現しようとする企業家マインドをもっている人は少ない。
変化の激しい時代になり、ドラッカーが挙げていたイノベーションの機会には溢れている。今はその一歩先、機会を捉えた上で、実現させる力の方が求められている。
原文が難しいのか、翻訳が良くないためか、若干読みにくい部分はあるが、内容は非常に勉強になる。何度も読んで、できれば洋書版と照らし合わせて読みたい。
ドラッカーのイノベーション論の集大成として知られる本書は1985年に出版されたものだが、30年以上経ってから読んでも学ぶべきところが多い。クレイトン・クリステンセンの「破壊的イノベーション論」、ジェフリー・ムーアの「キャズム理論」もその原型となる考え方は本書で既に述べられている。 名著と謳われ、...続きを読む既に古典となりつつある本書ではあるが、第1部「イノベーションの方法」に論じられている「イノベーションの7つの機会」については、いまだに重要性を認識していない企業が多いのではないだろうか。7つの機会のうち誰もが注目する「新しい知識の出現」についてはドラッカーは最もリスクが高いと指摘し、誰もが見過ごしがちな「予期せぬこと」を積極的に活用せよと説く。もし、ドラッカーの指摘を忠実に実践していれば、苦境に陥らずに済んだ企業も多かったに違いない。 第2、3部で論じられている「企業家精神」、「企業家戦略」にも現代の経営理論の原点となった考え方が散りばめられており、経営理論に精通した人にとっても、初学者にとっても有益だろう。 昨今のイノベーションブーム(?)の影響を受けたせいか、2015年に本書のエッセンシャル版も出版されている。こちらは内容を確認していないが、本書よりもページ数がやや少ない程度のようなので、個人的には本書の方をお勧めしたい。
名著。だが、レベルの低い僕には難しかった。 実例もふんだんに挙げられているので、本来は読みやすいかもしれない。 第7章(人口構造の変化に着目する)が一番目を引いた部分。
ここに書いてあることだけを見ればイノベーションの機会をとらえることは簡単なことに思えてくる。しかし失敗例が示すようにイノベーションの機会を逃すこともまた簡単であり、イノベーションの機会をとらえようと常に意識していなければならない。想定外の成功、目的外の成功を拒否することなく受け入れることが重要であ...続きを読むると繰り返し述べられていることから、それが特に重要なしてんであることは明らかである。しかし、それだけ繰り返されていることから、想定外の成功、目的外の成功を受け入れることが困難であることも分かる、イノベーションの機会を見逃さず受け入れるよう常に心がけることがイノベーションを成功させる秘訣であると感じた。
(読書メモー読みながら考えたこと) イノベーションは改革、変革とは違うもの。新しい機会を利用して顧客に求められる商品を創造すること。 顧客すら認識していないニーズを明らかにするというのは、まさにウォークマンでソニーがかつて行ったこと。それがイノベーションであり、そのイノベーションを利用したのがi...続きを読むPhoneだった。 ただしイノベーションにはリスクが伴う。成功した企業家はリスクを明らかにし最小にすることによって成功確率を上げている。リスクを減らすには、信頼性が高く確実性が高い「機会」を利用すること。 目の前に起こっている予期せぬ成功と予期せぬ失敗こそ、もっとも有益な情報源である。私たちは失敗は反省するが、それと同じくらい時間をかける価値があるのが、予期せぬ成功に潜んでいる機会を見出すこと。 しかし「予期せぬ」とは重い言葉でもある。ドラッカーは別の本で、予期せぬことは必ず起こる。そして予期せぬことに対応できるのは、予期できることに徹底的に準備したものだけである、と書いている。 だとすれば、予期せぬ機会をつかむためには、日常において徹底的に準備する必要があるということ。それが管理部門の役割かもしれない。 成長する企業においては、失敗の反省と、成功の反省とを実施するとともに、業務を管理する部門と、イノベーションを作り出す部門(トップマネジメントチーム)とを分けてそれぞれに地位と役割を与えることが重要。 自分の肝に命じたい言葉。 「自らの手によって自らを陳腐化していかなければならない」 この本を理解すること、実践することに時間を費やすことこそ、凡百のコンサルティングを受けたり、新しいノウハウ、メソッドを追い求めることより大きな価値を生み出すように思える。
1985年初版。当時は「企業家精神」で出版されたが、途中選書で「起業家精神」になり、最新訳の本著では「企業家精神」に直されています。読んだ感想では、やはり企業家ですね。起業というと事業を起こす作業にフォーカスされていて違和感があります。企業活動は永続的なものなので。 古今東西のイノベーションの実話...続きを読むをふんだんに織り交ぜながら、精神論である企業家精神とイノベーションの原理を方法論として体系付けされているのが秀逸です。 引用されている実話がとても面白いのでスイスイと読み進められます。読みにくいドラッカーの本の中では読み易い部類にはいるのではないでしょうか。 以下印象に残った文章。 ・予期せぬ成功をマネジメントが認めないのは、人間だれしも長く続いてきたものが正常であって、永久に続くべきものと考えるからである。自然の法則のように受け入れてきたものに反するものは、すべて以上、不健全、不健康として拒否してしまう。 ・予期せぬ失敗の直面すると、一層の検討と分析を指示する。しかしそれは間違った反応である。予期せぬ失敗が要求することは、トップマネジメント自身が外へ出て、よく見、よく聞くことである。予期せぬ失敗は、常にイノベーションの機会の兆候としてとらえなければならない。 ・コップに「半分入っている」と「半分空である」とは、量的に同じである。だが、意味は全く違う。とるべき行動も違う。世の中の認識が「半分入っている」から「半分空である」に変わるとき、イノベーションの機会が生まれる。 ・「成功した人たちの共通点はただ一つ、それはリスクを冒さないということです。彼らはみな、冒してはならないリスクを明らかにし、それを最小限にしようとしています。そうでなければ成功はおぼつきません」 ・企業家精神は生まれつきのものではない。創造でもない。それは仕事である。ただしそのためには意識的な努力が必要である。学ぶことが必要である。企業家的な既存の企業は、企業家精神の発揮を自らの責務とする。そのために自らに規律を課す。そのために働く。それを実践する。 ・企業家的な企業では二つの会議を開く。一つは問題に集中する会議であり、もう一つは機会に集中する会議である。実際に経営会議で見つけた機会の一つひとつよりも、そこで培われた機会を探す癖がもたらした企業家的な姿勢のほうが大きな意味をもつ。 ・成長には栄養が必要である。成長するということは、資金の余剰ではなく不足を意味する。成長にはキャッシュが必要である。利益は虚構である。バランスシートの一項目に過ぎない。だが、この虚構に対しほとんどの国が税金をかけている。成長は余剰の発生ではなく債務の発生と現金の流出をもたらす。 ・ワンマンによるマネジメントが失敗する前に、そのワンマン自身が、同僚と協力すること、人を信頼すること、さらには人に責任を持たせることを学ばなければならない。創業者は、付き人をもつスターではなく、チームのリーダーになることを学ばなければならない。 ・そもそも取締役会なるものの多くは創業者が本当に必要とされる相談相手にはなれない。しかし創業者は基本的な意思決定について話し合い、耳を傾けることのできる相談相手を必要とする。ただしそのような人間は社内ではめったに見つからない。 ・すでに地位を確立している企業によく見られ、かつ必ず凋落につながるものとして、多機能の追求がある。それは製品やサービスの最適化ではなく最大化を求めることである。 ・顧客が製品に対して支払うものは、われわれにYドルをもたらさなければならない。しかし、顧客がどれだけ支払うかは顧客次第である。製品が顧客のためにできること次第である。顧客の事情に合うもの次第である。顧客が価値とするもの次第である。 ・顧客に満足を与え、顧客が買いたいものを提供したこと、彼らの支払う額に見合うものを提供したことによって大きな利益は得る。 ・企業家社会は継続学習を必然のものとする。これまでの社会では、学習は、青年期あるいは少なくとも社会人になったとき完了するものと想定できたし、事実その通りだった。企業家社会では(中略)二一歳までに学んだことは五年から十年で陳腐化し、新たな理論、技能、知識と代えるか、少なくとも磨かなければならなくなる。そのため、一人ひとりの人間が、自らの継続学習、自己啓発、キャリアについて責任を持たねばならなくなる。もはや少年期や青年期に学んだことが一生の基盤になることを前提することはできない。
『もしドラ』と『マネジメント』を一通り読み、 もう少しドラッカーに深入りしてみようと思い読んでみました。 この本では、 日本企業の事例も多く取り上げられており、 公平に物事を見ているように感じました。 私が20年前に社会人として初めて勤めた会社の理事長は、 「企業人であれ。」と仰...続きを読むってました。 もしかするとドラッカーの影響を受けていたかも知れません。 この本の中で指摘されていた様々な事柄が、 今もそのままか否か興味深いところであります。
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