上田惇生のレビュー一覧

  • 実践するドラッカー【思考編】

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    「プロフェッショナルの条件」のエッセンスを抽出して、ワークシートを加えて一冊の本にしたもの。

    ドラッカーのセルフセルフマネジメントの手法だけ知りたいというのならば、この一冊でかなりカバーできると思う。

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    2018年10月09日
  • ドラッカー名言集歴史の哲学

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    ドラッカーの名言集シリーズ.仕事・経営に比べるとより具体的な内容.その分心に響く言葉や章は人それぞれ.NPOの役割の章は秀逸.
    ・今日のボランティアは,仕事を慈善とみない.有給の仕事と並ぶパラレルキャリアととらえる.
    ・ボランティアの仕事を通して,成果,達成,自己実現を求める.
    ・政府は人に何かを命じ,服従を求める.企業は人に何かを供給し,支払いを得る.NPOは人そのものをかえる.
    ・NPOは自ら社会的な成果を生み出せるようになる.

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    2018年10月09日
  • ネクスト・ソサエティ

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    ドラッカーの著作はためになる。
    なんだか未来がみえるような気がした。

    大事なのは、社会である。
    高齢化よりも少子化が問題。
    雇用という体系自体が変わってくる。
    日本は19世紀のヨーロッパの国のような状況。

    気になる方は一読を。

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    2018年08月21日
  • ドラッカー名著集14 マネジメント[中]

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    前の巻がマネジメントのなんたるかが語られているが、中巻である今巻は具体的な内容。組織づくりに当たっての考え方と組織の種類に関する考察。
    マネジメントに触れる機会の無い人が読んでも内容が汲み取れないかも知れない。20代で読んでいたら、分からないものの、わかった気にはなっていたかも知れない。
    今も分かっていない部分が多々あることを肝に命じて、何度も精読したい本。

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    2018年03月18日
  • ドラッカー365の金言

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    どれだったか忘れたけど前に読んだ本の中で「読むべき一冊」と紹介されていたので、読んでみました。ドラッカーの数ある著作のダイジェストのように日めくりで365の金言・名言を集めて紹介していて、短い時間でヒントをたくさんもらえる一冊でした。民間企業の中でビジネスを進めていくにあたっての考え方、マネジメントのポイントを的確に記載してあるのでそのまま活かせる部分もあるし、前に読んだ著作を思い出すところもあって自分の受け止め方が変わっているのを実感したり。数あるドラッカー本をまだあまり読んでない段階で読むと効果ありそうだなと思った一冊でした。

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    2018年02月10日
  • P.F.ドラッカー 完全ブックガイド

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    ネタバレ

     いわゆる「ドラッカー山脈」なる言葉で総称されるドラッカー著作群を紹介する本。ドラッカー教授の変遷・進化が辿れる名著です。

    気になった文章。
    p.4
    「上田 ソニーの出井伸之さん、富士ゼロックスの小林陽太郎さん、パナソニックの中村邦夫さん、有名な経営者だけでなく、いろんな人に「それぞれのドラッカー」があるのね。ものつくり大学の卒業生に「宮大工」がいて、ドラッカーの本をほとんど読んでるんです。企業の経営者じゃなくたって、宮大工にとっても有益な、使える教えなんですよ。」

     先輩、出てますよ!!。本書の中でも出てきますが、万人のための帝王学というフレーズがあるように、いろんな人に役立つのがドラッ

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    2018年01月21日
  • ネクスト・ソサエティ

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    ネタバレ

    このドラッカーの著作は2002年に書かれているが全く古くない。
    ドラッカーは急激な変化では大きな流れを知りそれを機会としなければならないとしている
    ①少子高齢化(最も重要な要因)
    →アメリカは移民を受け入れている文化があり有利
    ヨーロッパでは成功してない
    →就業年齢数の拡大により文化と市場が多様化する
    ②知識社会へ
    →知識はより公共のものとなりアクセス可能となる
    継続学習が求められより競争社会となる
    非競争社会のコミュニティがセーフティネットとなる
    テクノロジストの出現(知識は陳腐化するが技能は劣

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    2018年01月15日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、1909年11月19日-2005年11月11日)はオーストリア生まれの経営学者・社会学者。なお、著書『すでに起こった未来』(原題"The Ecological Vision")では、みずからを、生物環境を研究する自然生態学者とは異なり、人間によってつくられた人間環境に関心を持つ「社会生態学者」と規定している。ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て、2003年まで、カリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任。現代経営学やマネジメントの発明者と言われる。

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    2017年07月07日
  • プロフェッショナルの原点

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    なされるべきは何か。
    ルーティーン化とは、才能のある者にしかできなかったことを誰にでもできるようにすることである。
    情報は時間を節約するはずのものである。
    成功の鍵は責任である。
    真摯さを欠く上司は部下を破壊する。

    人事、上司のマネジメントの話が面白かった。

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    2017年06月11日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

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    わけあって、経営学の大古典「現代の経営」を読むハメに。

    変化の早い経営の世界で、1954年に書かれた本を読むのは、あまり気が進まないし、「現代の経営」といえば、「目標管理」を提唱した本。「管理」の好きでない私が、気乗りしないのは、分かっていただけるだろうか。

    が、読んでみてびっくり、ここには全く古びれない経営が述べられているのだ。このなかには、ステークホルダー経営もCSR経営もバランス・スコア・カードもあるし、社員のモチベーション向上や計画を実践に移すための社員のプランニングへの参画もある。全く恐るべき本である。ちなみに「目標管理」もそれぞれが自発性をもって取り組むべきもので、いわゆる

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    2017年04月30日
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

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    数世紀続いた資本主義が終わりつつあるのではないか、という気分の今日この頃、冷戦終結後、つまり「共産主義」後の93年に書かれたドラッカーの「資本主義」後の社会論を読んでみる。

    が、驚くべきことが書いてある訳ではなく、これからの社会では、「資本」ではなく「知識」が中心となる、という、今となっては、常識に属する事かな?

    といっても、93年にこれが常識であったかというと、そうではないわけで、ドラッカーの慧眼に改めて感服する、ということなのだろう。

    だけど、今読んでも面白いなと思ったポイントは、
    ・ブローデルの見解などを踏まえつつ、数世紀にわたる資本主義の歴史的なパースペクティブのなかで議

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    2017年04月30日
  • ドラッカー名著集11 企業とは何か

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    "ドラッカーの3冊目(1946年)。

    前2作で、ファシズムの分析から、第2次大戦後の社会における企業の重要性を提案したことに続き、3作目でついに「企業」自体が分析の対象としてでてくる。

    GMを内部で観察したことを踏まえつつ、経営学的に組織論を語るみたいな部分もあるけど、全体としては、まだ社会経済学者という立ち位置からの作品かな?あるいは、社会経済学から、マネジメント学(?)に移行する最中、マネジメント学が生まれる瞬間の作品か?

    この作品の8年後に「現代の経営」がでて、ここではすっかり完成度の高いマネジメント論になっていることを考えれば、「企業とは何か」の今なにかが生まれようとし

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    2017年04月30日
  • イノベーターの条件

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    何がニューソサエティをもたらすのか。何がニューソサエティを形作るのか。その社会では絆をいかに創造するか。 P. ドラッカーは、それは組織を通して個人の強みを活かした社会貢献であるといい、そのための、教養と生涯学習の重要性を訴える。

    20世紀の変化の本質は、知識社会の出現である。そこで働く知識労働者は、その本質からして専門家でなければならない。知識は専門化することによって成果をあげる。しかし、専門化した知識はそれだけでは役に立たない。組織との関わりが不可欠である(組織社会)。そこでは「マネジメント」が中心的な機関となる。その本質は知識を生産的にすることにある。人の強みを生産的なものとし、弱みを

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    2018年03月15日
  • 実践するドラッカー【思考編】

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    セルフマネジメントのしかたを学びたくて読んだ。

    組織への貢献に焦点をあて、情報を実務の中で知識に変えていき、成果を出すことが重要であるということがわかった。
    また、自分の強みを活かせる場所で働くことが重要だとわかった。

    ワークシート形式なので書き込んで自分の考えを知りながら読み進めることができた。

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    2017年04月18日
  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神

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    日本の競争力を回復するため、イノベーションの必要性が官民あげて叫ばれている。とくにIoT、AIを活用した業界を破壊するイノベーションが米国を中心に生まれていることから、彼らの手法に学べとデザイン思考、リーンスタートアップなどが大流行である。

    このような流行は2010年ごろからだろうか。

    だが20年以上前に、あのドラッカーがイノベーションについて記したのが本書である。

    イノベーションを体系的に行う手段として次のような内容が説明されている。

    ・まず人口、経済、技術など7つの機会を分析する
     だがイノベーションは理論的な分析であるとともに知覚的な認識であるとして、
    ・実際に外に出て、見て、問

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    2017年03月02日
  • 経営の真髄[上]―――知識社会のマネジメント

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    マネジメントについて、幅広く解説。
    マネジメントは、知識を仕事に適用することによって、社会を構成するあらゆる組織の成果を左右すると言った意味で、教養のひとつである。

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    2017年01月22日
  • [新訳]新しい現実

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    タイトルは「新しい現実」だが、時代を超えた普遍の現実ととらえて読んで差支えない。西洋の隆盛を支えたのは「社会による救済」というのはまさに表現の妙。ということは、世界が西洋化した現代でもそれは当てはまる。そして社会による救済が終焉した後の世界には空白が生じ、それを埋めるための動きが、今まさに世界で起きている出来事に他ならない。イスラム国の台頭。テロの蔓延。保護主義思想の傾倒。まるで予言書か未来への黙示録か。全体主義と大衆運動のそれぞれの恐ろしさを対比させているところも面白い。

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    2017年01月15日
  • プロフェッショナルの原点

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    これがドラッカーなんですね。マネジメントの父。古典的な本多数。本書はそんな古典的な作品を抜粋したような形。
    サラリーマン時代に読んでおけばよかったかも笑
    上司との関わり方なんかは特に苦笑
    ドラッカー読みすすめて損はなし。

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    2016年10月11日
  • チェンジ・リーダーの条件

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    このブログを見ている方、特にビジネススクールに通っている方に質問。
    「起業が成功するための、一番の要素は何か?」答えは「創業者を含めた、社員の体力」である。
    したがって、振替伝票を500枚切っただけで、翌日14時間も睡眠を取った大野なんぞ、ベンチャーなんか絶対に無理である。
    サイバーエージェントの藤田社長は創業時、一週間で110時間働くことを自らに課したそうだし、子会社の社長に若手を抜擢する理由として、「不可能な事でも、体力で可能にすることがよくあるからだそうだ。」
    楽天のCEO三木谷氏もその点は重々承知で、楽天市場に出店を募る時、頑張っていることを新規開拓先に見せつける為に、予めスーツ姿で筋

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    2016年03月25日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    非営利組織だからニッチなマーケットに狙いを定められる。でも営利団体同様、マーケティングとかニーズ調査は誤ってはいかん。
    寄付集めについてはあまりにアメリカ的で今の日本社会においては参考にならなかったけど、説得力のあるさすがの名著だった。

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    2016年03月21日