上田惇生のレビュー一覧
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[ 内容 ]
グローバル化、知識社会、多元化…時代を予期した伝説の書。
[ 目次 ]
第1部 企業家の時代(継続の時代の終わり;新産業の誕生;方法論としての企業家精神;経済政策の転換)
第2部 グローバル化の時代(経済のグローバル化;途上国の貧困;経済学の無効)
第3部 組織社会の時代(多元化した社会;多元社会の理論;政府の病い;組織社会に生きる)
第4部 知識の時代(知識経済への移行;仕事の変化;教育革命の必然;問われる知識)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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【きっかけ】
ドラッカー生誕100年を記念して出版されたこの本。
今までの本とは違い、ドラッカーの教えを理解し、使いこなし、習慣化するための本。
章末には実践するためのワークシートも掲載。
【感想】
・多い著書のまとめ本。わかり易く解説されて、もうひとつの
[行動編]の2冊でかんぺきなのではないだろうか。
【ポイント】
25/知識労働者に対する肉体労働者は、決められたことを自分で判断せずにそのまま行う。一方、知識労働者の仕事は、頭をフル回転させているかはわからない。
つまり、第3者が管理・監督することはできない。→自分で自分を管理・監督するしかない。セルフマネジメント
33/一人ひとりが最高を求めて行動する社会だけに、未来はある。
毎朝、洗面台の鏡に、親や子供に見せて恥ずかしくない自分がいるか
←ミラーテスト
48/成長とは、自己実現を追及し続けること。ゴールはない。
69/「予期せぬ成功」は、機会の存在を暗示している。←振り返る。
過去の行動に価値があることがある
100/あらゆる組織が、?直接の成果、?価値への取組み、?人材育成を必要する。
「価値への取組み」には、?「顧客価値」への取組みと?「組織の価値観」への取組みがある。
つまり、?顧客が喜ぶ付加価値をいかに提供できるかと?学ぶ土壌が人をつくり、それらがまた
土壌をつくる。この好循環から組織の価値観が生まれる。
102/いくつかの仕事の結果のリレーを繰り返して、組織の成果が生まれる。
リレーの基本精神は、『貢献』である。(他人のために行動すること)
★組織内で仕事することとは、誰かに「貢献」すること。
104/組織社会に生きる我々は、一人ひとりの成果ではなく、一人ひとりの「貢献」を考えねばならない。
★個人の能力を組織の成果に変換するには、組織が要求する「貢献」は何かを一人ひとりが考える必要あり。
107/組織は社会に対して何らかの役割を負うことが存在意義であり、組織の目的。
その目的を達成するために、一人ひとりが「貢献」という名の仕事を行う。
社会的役割を担うがゆえに、仕事には当然重い責任が伴う。
115/自分の可能性を最大限追求することが成果をあげる人に求められる。
そのポイントは、?現在持っている知識や能力となすべき仕事が合っていること
?現在持っていない知識や能力を追求すること。
128/目標は、やや実力を上回るぐらいにストレッチして、「測定可能な形」で設定する。
アクションプランは、目標到達までのプロセスを考え抜いて設定。
ゴールから逆算して、何をいつまで行うかを決める。
130/?成果をあげるための進むべき道(ミッション)?ビジョン(期限付きの到達点)に目をむけ
?いくつかに分割された目標、これらは組織の言語であり、顧客に伝わらない。
これらを顧客の言語におきかえねばならない。そのためには顧客の立場でものを考える。
133/上司は部下に対して、ついつい貢献すべきことをかたってしまう。
「貢献」は自らが持っている知識や能力、強みを使うものだ。
143/高い基準を目指してゆっくりでも少しずつ進むことが肝要。「低い基準」をクリアしてもだめ。
高い基準を満たすには、組織に対して、自分がどんな貢献ができるか、将来どんな貢献を果たせるようになりたいかを問い続けること。
173/知るとは、単に頭の中にしまってある状態、わかるとは納得すること。
目にしたことを素直に受け止め、それが大切だと納得して初めてやってみようという気になる。
175/脳を騙しながら積極的な行動を積み重ねると、姿勢もおのずと積極的になる。
「行動が姿勢をつくる。」
自分の強みを伸ばしたいのであれば、他人の強みを生かすことを考えよ。
199/組織と個人の価値観が合わず、結果として強みを継続的に発揮できない時、組織を去るべし。
223/「集中とは勇気である」
限りある資源を有効に使うには、?捨てること(他を切り捨てる勇気)、?任せること。
人に任せる勇気が必要。「選択と集中」とは、「勇気と覚悟の結晶」である。
227/イノベーションを起こそうとするならば、今の仕事を全面的に捨てる勇気が必要。
過去の仕事を捨てる、成功体験を捨てる、常識を捨てる、人に任せて時間を確保し、新しい活動に取り組む。そこに新たな道が拓ける。
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ネタバレ東洋経済新報社 岩根忠訳 昭和38年 を読んだのですが、このバージョンは流石に手に入らないかというので、こちらを本棚に。
ドラッカーが、1939年に書いた著作です。
全体主義、共産主義、ファシズムについて、語っています。…
ファシズムといえば、ヒトラーが、ユダヤ人を滅茶苦茶に殺したとか、ヒトラーがあの地位に就くにあたっては、支持を受けていたとか。そのくらいのことしか知りませんでしたが、実に読み応えがあるというか、必読。という内容です。
絶望がファシズム支持の背景にあったという指摘は、説得力がありまして、且つ、未だに現代社会でも無視はできないのではないと感じました。怖いものがあります。 -
Posted by ブクログ
★p20成果をあげるよう意識して努力しない限り、まわりを取り巻く現実が、知的労働者を無価値にする。★p34最高のキャリアはあらかじめ計画して手にできるものではない。自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかむ用意をしたものだけが手にできる。★p47 優先順位を決めるための4つの原則 過去より未来、問題ではなく機会、横並びでなく独自性、 無難なものではなく変革をもたらすものに焦点を ★p58 自らの時間を知る 何に時間を取られているかを知る ★p112 未来を知る方法=自分で作ること ★p157 正しい答えではなく、正しい問いを ★p228 テクノロジスト 知識労働と肉体労働の両方を行う知識労働者 先進国の唯一の競争力要因 テクノロジストのための教育機関g急速に増えていく
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現在の資本主義社会のその先について書かれた本です。これからの社会を生き抜くために必読の本であると思います。
20年以上前に出版された本にもかかわらず、現代社会に見事に当てはまっています。資本主義社会の次に来る知識社会への転換を予言しており、知識社会によって会社、政治、教育等がどのように変貌するかを説明しています。
著書での知識社会は、簡単に言えば専門知識を所有するプロフェッショナルが中心となって動かす社会と表現できると思います。そこには、資本主義社会の資本家と労働者という図式はありません。専門知識、情報という武器を持って、自由に社会を飛び回るプロフェッショナルが中心となるのです。
少し前に紹介した神田昌典の著書2022でもドラッカーの考えが引用されていました。2022を読んで、ドラッカーを再読しようと思い、まずは手始めにポスト資本主義社会を読んでいます。ポスト資本主義社会は、まさに2022で指摘する歴史の大転換を予想した本です。著書では、2010〜2020年頃に知識社会へ移行すると予測しています。20年以上も前からドラッカーは、予測していたことに驚きです。
数年前に著書を読んでも正直ピンと来なかったのですが、2022を読んだ後にもう一度再読してみると、身に迫る思いを感じました。2冊セットで読むといいのかもしれません。これからの時代を生き抜くために、2冊とも読む価値は絶対にあるはずです。
目次
序章 歴史の転換期
われわれが経験しつつあるものは何か
ポスト資本主義社会の姿
知識社会への移行
国民国家を超えて
第三世界の行方
ポスト資本主義社会における社会、政治、知識
第1部 社会
第1章 資本主義社会から知識社会へ
何が産業革命をもたらしたか
技術革新と文明
知識の意味が変わった
産業革命
生産性革命
テイラーの悲劇
教育訓練が生産性を爆発的に向上させた
マネジメント革命
マネジメントとは何か
一般知識から専門知識へ
第2章 組織社会の到来
組織の機能
企業も病院も組織
組織の特性
変革機関としての組織
組織の論理
従業員社会
第3章 資本と労働の未来
資本と労働の役割の変化
資本家なき資本主義
コーポレート・ガバナンス
マネジメントの責任
第4章 生産性
知識労働とサービス労働の生産性
チーム
集中
仕事の改善
アウトソーシングの理由
第5章 組織の社会的責任
ポスト資本主義社会の原則
社会的責任とは何か
組織と権力
責任型組織
第2部 政治
第6章 国民国家からメガステイトへ
国民国家の誕生
福祉国家としてのメガステイト
経済国家としてのメガステイト
租税国家としてのメガステイト
冷戦国家の登場
メガステイトは機能したか
ばらまき国家という民主主義の否定
袋小路に入ったメガステイト
第7章 グローバリズム、リージョナリズム、トライバリズム
ゆるぐ国民国家の基盤
環境問題、テロ、軍備管理
新しい現実としてのリージョナリズム
トライバリズムへの回帰
第8章 政府の再建
政党の基盤の消失
反行政の流行
軍事援助の不毛
経済政策において廃棄すべきもの
行うべきこと
第9章 社会セクターによる市民性の回復
二つの社会的ニーズの高まり
NPOによる市民性の回復
コミュニティは欠かせない
市民としてのボランティア
第3部 知識
第10章 知識の経済学
知識が主役
知識の経済学
知識の生産性
中央計画と集中化の失敗
マネジメント上の処方
結合せよ
第11章 教育の経済学
一変する学び方と教え方
高度の基礎教育を与える
強みに焦点を合わせる
学校へ戻る
学校の責任
第12章 教養ある人間
知識社会の中心は何か
求心力となるべき存在
知識社会と組織社会
教養ある人間の条件
専門知識を一般知識とする -
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[ 内容 ]
組織が繁栄を続けるには、組織内の人間が、自らの能力を超えて成長できなければならない。
世界に先駆けて企業の社会的責任を説いた現代マネジメントの金字塔。
[ 目次 ]
第1部 産業社会は成立するか(企業が基盤となる産業社会)
第2部 事業体としての企業(事業を遂行するための組織;分権制の組織と原理;分権制をいかに機能させるか;社外パートナーとの連携;分権制はすべての答えか)
第3部 社会の代表的組織としての企業(個の尊厳と機会の平等;産業社会の中流階級;働く者の位置と役割)
第4部 産業社会の存在としての企業(企業の存続と社会の利益;生産活動の目的;完全雇用の可能性)
成功がもたらす失敗―エピローグ(一九八三年)
付録
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[ 関連図書 ]
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[ 内容 ]
[ 目次 ]
第1章 反ファシズム陣営の幻想
第2章 大衆の絶望
第3章 魔物たちの再来
第4章 キリスト教の失敗
第5章 ファシズム全体主義の奇跡|ドイツとイタリア
第6章 ファシズム全体主義の脱経済社会
第7章 奇跡か蜃気楼か
第8章 未来
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[ 内容 ]
一人ひとりが「位置」と「役割」を与えられ権力が「正統性」をもたなければ、社会は機能しない。
反中央、地域志向、反教条主義の「自由」を保守すべき根拠を掘り下げ、第二次大戦のただ中、戦後世界が「産業社会」になると予見し、その青写真と、米国の使命を明快に論じきった堂々の力作。
生涯を貫く問題意識と方法論を知る社会改革への野心作。
[ 目次 ]
第1章 産業社会の行方
第2章 機能する社会とは何か
第3章 一九世紀の商業社会
第4章 産業社会における権力の正統性
第5章 ナチズムの試みと失敗
第6章 自由な社会と自由な政府
第7章 ルソーからヒトラーにいたる道
第8章 一七七六年の保守反革命
第9章 改革の原理
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本書は、一九八五年、著者七五歳のときの著作である。
イノベーションと企業家精神が誰でも学び実行することができるものであることを明らかにした世界最初の方法論である。
[ 目次 ]
第1部 イノベーションの方法(イノベーションと企業家精神;イノベーションのための七つの機会;予期せぬ成功と失敗を利用する―第一の機会 ほか)
第2部 企業家精神(企業家としてのマネジメント;既存企業における企業家精神;公的機関における企業家精神 ほか)
第3部 企業家戦略(総力戦略;ゲリラ戦略;ニッチ戦略 ほか)
企業家社会
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[ 内容 ]
経営者を魅了し続けた世界最初の事業戦略書。
[ 目次 ]
第1部 事業の何たるかを理解する(企業の現実;業績をもたらす領域;利益と資源、その見通し;製品とライフサイクル;コストセンターとコスト構造;顧客が事業である;知識が事業である;これがわが社の事業である)
第2部 機会に焦点を合わせる(強みを基礎とする;事業機会の発見;未来を今日築く)
第3部 事業の業績をあげる(意思決定;事業戦略と経営計画;業績をあげる)
コミットメント
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「もし高校野球の女子マネージャーが…」がベストセラーとなりさらに脚光を浴びつつあるP.F.ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」。
前半の第Ⅰ部ではイノベーションのための7つの機会について書かれており、後半の第Ⅱ部で企業家精神、第Ⅲ部で企業家戦略について書かれてある。
同類書籍ではクレイトン・クリステンセン教授による「イノベーションのジレンマ」が非常に有名であるが、その書籍に記されている破壊的イノベーションについても、本書で既にその骨格は示されている。
変化を好まない、不確実性を恐れる企業家的でない者は意思決定ができないため、あらゆる現代の仕事に向かないとドラッカーは説く。つまり「変化」を「機会」ととらえることができる企業家精神は全ての人間に必要だということである。 -
Posted by ブクログ
自分や自分の属する組織が成長し続けるためには、どのような考え方が必要で、それを具体的な行動に移すにはどうすればよいか。
ドラッカーの一連の著作の中から、そのテーマに沿った言葉をピックアップし、その理解の助けとなるヒントを添えられている構成。さらに自身の考えを整理するためのワークシートが付属されており、読書が実際の行動に移し易い工夫がなされている。
本書「思考編」は、成果を出すための考え方(貢献・強み・集中)をまとめたもの。ドラッカーの考えをより理解するためには原著を通読する必要はあるが、ドラッカーの教えのエッセンスを把握するには好都合な一冊。
個人的には、ドラッカーの至言がコンパクトにまとめられているので、自分の考えと行動を振り返る時に重宝している。