上田惇生のレビュー一覧

  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

    Posted by ブクログ

    ドラッカーの処女作。「経済人」とは経済至上主義のこと。ファシズム全体主義の台頭は、ともに経済至上主義であったブルジョワ資本主義とマルクス社会主義が破綻して(=経済人の終わり)、何も希望を見出せない絶望と混沌のなかにあった第1次大戦後のヨーロッパでこそ可能だったのだとし、ドイツの国民性とか、資本主義の最後のあがきといった一般的な分析を真っ向から否定している。

    議論は簡潔明快で、読んでいて小気味よい。チャーチルも信じなかった独ソの連携や、ユダヤ人問題の「最終解決」は究極のところまでいくとの大胆な予見が正解だったことは、歴史が示すとおりだ。

    経済至上主義の終わりだから、ファシズム全体主義が目指す

    0
    2010年05月23日
  • 実践するドラッカー【行動編】

    Posted by ブクログ

    実践するドラッカー【思考編】の続編。

    ドラッカー氏の著作からセルフマネジメントのエッセンスを抽出し2部構成でまとめたもの。 “思考編”ではセルフマネジメントの総論と成長する為の考え方をまとめたもの。 本書では成長につながる行動を4点挙げ、ドラッカー氏のコメントを引用しつつ行動指針を示している。 成果を出すための行動方法は以下の通り。
     ① 時間管理
     ② 意思決定
     ③ 自己目標管理
     ④ 計画

    時間を記録することにより、自分が効率的な時間の使い方をしているかを確認する。 非生産的なものに使っている時間を排除したり、人に任せたりして自分の時間を創造する。 その上で時間を一番重要なことに使

    0
    2010年05月23日
  • ドラッカー365の金言

    Posted by ブクログ

    ドラッカーの名言が365日ぎっしり詰まった金言集。

    会社の机に大事に置いて、時々眺めていますが、なんだか運気がアップしそうな気がしてきます。

    人に言葉のプレゼントを贈りたいとき、この中からそのときの状況、その人にあったものを1日選んでコピーしたりして活用しています。

    0
    2010年05月08日
  • ドラッカー時代を超える言葉

    Posted by ブクログ

    これはとても重宝します。

    そして、お得です。

    エッセンスが沢山盛り込まれているので、入門用としても大いに活躍する著書だと思います。

    いやー勉強になります。

    1人1冊です。

    0
    2010年04月15日
  • テクノロジストの条件

    Posted by ブクログ

    各パートの書かれた年代は驚くほど昔なのに、普遍的かつ今でも通用する、というか日本企業が未だ到達していない理論に目を開かされることばかり。単なるテクニックでは断じてなく、哲学のレベルで理論の土台ができていることが、他のビジネス本では類を見ない深さを生みだしているように思う。

    0
    2010年03月19日
  • ドラッカー365の金言

    Posted by ブクログ

    自身の人生を変えてくれた本第一位。今から2〜4年前の約2年間、毎朝10〜15分この本を通して人生の戦略を練っていた。単なる他人からの受け売りだけでは本当の変化は訪れない。自分で繰り返し考えぬいた事こそ運命を切り開く力になる、と実感。

    0
    2010年03月07日
  • ドラッカー時代を超える言葉

    Posted by ブクログ

    ほとんどのドラッカーの著作を翻訳している上田さんが、ドラッカーの言葉を選んで簡単な解説をするというのを160ほど並べた本です。
    上田さんの解説が妙にドラッカーの言葉になじんでいて、さすが。

    ほとんどすでに読んだことのある言葉なんですが、あらためて納得。

    0
    2009年12月27日
  • ドラッカー名著集11 企業とは何か

    Posted by ブクログ

    戦後間もない1946年に出版された企業マネジメントの書で、『「経済人」の終わり』、『産業人の未来』とともにドラッカー初期3部作と呼ばれています。

    本書の多くの部分は、超巨大企業GMのコンサルタントとしての分析によっています。依頼主であるGMのスローン会長からは覚えがよくなかったことでも有名です。GMの基礎をその分権制組織としてします。今のGMの状況を知って読むと時の流れを感じます。
    マネジメントという分野を拓いた書とも言われていますが、そこらへんは『マネジメント』で花開いたと言えるかもしれません。

    本書の中で決算期間を1年を超えて5年などで見るべきだとしています。今は1年どころではな

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集10 産業人の未来

    Posted by ブクログ

    第二次大戦中に書かれた本で、前著『経済人の終わり』の続編とも言える本かと思います。戦中であることの影響を大きく受けて書かれつつも、戦後の世界の規範を「自由」に求めた大きなスケールの内容です。

    本の帯では、社会における位置と役割と正統性がメインテーマのように書かれていますが(確かにそれもテーマですが)、それよりもまずは「自由」についての本だと思います。ここでドラッカーの言う「自由」は楽しく自由気ままというものではなく、「自由とは解放ではない。責任である...意思決定と責任が伴わなければ自由ではない」と定義される「自由」になります。この「自由」の概念の元、「自由」を伴わない、もしくは「自由」を

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

    Posted by ブクログ

    1993年作と著者の著作の中では比較的最近のものになります。その頃はといえば、自分はまだ学生時代でバブルの時代を経て、バブルの崩壊もぴんとこないまま、ぼんやりと無自覚に楽しく生きていた時代です。世界では、共産圏が崩壊して少し後ですね。

    そこで『ポスト資本主義社会 (Post-capitalist Society)』です。
    この前後数十年を歴史の転換期と位置づけ、様々な視点で時代を論述しています。構成は大きく、I部:社会、II部:政治、III部:知識、と整理しています。その中で、年金や社会格差など最近でも大きな話題になっている問題も取り上げられています。かなり以前から強調していた、新しい形

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

    Posted by ブクログ

    1939年において全体主義を論じたドラッカーの処女作。当時のコンテキストに関して正確な知識がないのが残念なのですが、それでもある種の説得力に満ち溢れています。

    第二次世界大戦本格化直前における過去と未来の分析を、ヒトラーやスターリンなどの個人の資質に依存せず、政治システム/経済システムから欧州情勢を分析しているところが、この本の特性なのでしょう。

    本書刊行直後に現実となった、独ソの接近(不可侵条約締結等)を予測したことで有名です。
    「あらゆる観点から、独ソ同盟はほとんど不可避のことに思われる。...この同盟は必ず結ばれる。おそらく来年、1940年には結ばれる。...両国が急速に接近し

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集6 創造する経営者

    Posted by ブクログ

    ドラッカーエターナルコレクションの第6弾。世界最初の事業戦略書と呼ばれる著作です。
    確かに例えば、製品とライフサイクルについての章では、後にボストンコンサルティングによってあまりにも有名になるPPM(プロダクトポートフォリオ管理)にも繋がる成長戦略に基づくポートフォリオ理論が展開されています。

    「機会を優先する」、「顧客を理解する」などドラッカーの著作ではおなじみのテーマが出てきますが、この本ではより網羅的に分析されています。事業戦略については、この本が書かれた1960年代以降、かなりの研究がなされ、多くの本が出版され、この本で書かれていることの一部は陳腐化され、一部は時代に合わなくなっ

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集1 経営者の条件

    Posted by ブクログ

    12作品からなるドラッカー・エターナルコレクションの1冊目を飾る本書。本の装丁も素敵です。

    「経営者の条件」という邦題ですが、経営者でも何でもない私でものですが、いちいちうならされ納得させられます。いわゆる"腹に落ちる"というやつですね。
    原題は、"The Effective Executive"。"Effective"は"成果をあげる"と訳されていますので、そのままだと「成果をあげる経営者」。第1章の最初の文は、"To be effective is the job of the executiv

    0
    2023年11月13日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

    Posted by ブクログ

    ドラッカー名著集の2冊目。上下巻の2巻構成になっています。この上巻は飛行機の中で一気に読み通しました。

    原題『The Practice of Management』。1954年刊行の本というから改めて驚きです。その内容は今でもほとんど通用するのではないかと思います。

    ・企業の目的の唯一の定義は、顧客の創造である
    ・「われわれの事業は何か」を問うこと
    ・企業の基本的な機能は、マーケティングとイノベーションである
    ・自己管理による目標管理

    など、後の大部『マネジメント』他に至るまで繰り返される重要なコンセプトがここであらわれています。

    下巻も楽しみです。

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

    Posted by ブクログ

    『現代の経営』の下巻で、こちらは組織や人事についての議論が展開されています。

    1954年というもう半世紀以上も前に出版された著作ですが、企業の社会的責任いわゆるCSRを強調していてさすがだなあと感心します。また単純な流れ作業よりも多能工によるセル生産的な方式の優位性などにも触れられています。昔から変わっていないのか、それともドラッカー氏の慧眼なのでしょうか。

    「企業は手だけを雇うことはできない」
    「経営管理者にとって決定的に重要なものは他でもない真摯さである」
    という何度か読んだことのある有名な言葉も出てきます。

    ドラッカーさんによると働くための動機は今少し流行りのES (Em

    0
    2009年12月26日
  • すでに起こった未来―――変化を読む眼

    Posted by ブクログ

    この本のキルケゴール論が素敵だったとどこかで誰かが書いていたのを思い出して読んでみました。どことなくエッセイ風で、他の主要著作と比べると少し毛色が違うのではないでしょうか。

    キルケゴールの章もよいですが、ある社会生態学者の回想、と題された最後の章の自己分析も楽しいです。日本画など日本について章も、よく見ているなというのが分かっていまさらながら感心します。もちろんコミュニケーション論やシュンペータとケインズの経済学論もいいですよ。

    0
    2009年12月26日
  • チェンジ・リーダーの条件

    Posted by ブクログ

    ドラッカーは、著書があまりにも多くてどこから手をつけてよいかわからない。

    1973著の新訳本を昨年読んだ。
    「マネジメント ? P.F.ドラッカー 」
    今年は、まとめ本を読んだ。
    090419 図で読み解く!「ドラッカー理論」久恒啓一

    「はじめて読むドラッカー」のコピーに惹かれて再度挑戦。
    変化の時代の真っ只中にあって、最新の洞察を精選したものとのこと。
    2000年9月28日 上梓

    【感想】
    ・マネージメントの常識として常に理解しておかねばならぬこと。
     まさに、一般教養の教科書。
    ・マーカー引きすぎ。頷き過ぎで、「張子の虎」状態。
    ・しかし、この手の本は集中して読

    0
    2019年01月06日
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

    Posted by ブクログ

     この本は、マネジメントの父と呼ばれるピーター・ドラッカーの処女作である。経営の本で知られている一方で、この本は執筆当時のドイツ・イタリアにおけるファシズムの考察を記したものである。

     論旨を述べると、ファシズム全体主義はブルジョア資本主義、マルクス全体主義の主張が正しくないと大衆が感じて絶望し、他に信じるものがなくなったために崇拝している。ただ、主な信条として何か新しい道を示しているわけではなく、ただの否定である。キリスト教会もその代役を務めることができない。だから、他に信じられるような信条が現れればファシズムを倒すことができる。
     ファシズムが行っている政策は、政治的・社会的な平等を作る

    0
    2009年12月03日
  • ドラッカー名言集経営の哲学

    Posted by ブクログ

    Kodama's review
    これも餞別で頂戴した書籍です。とても勉強になりました。経営とはどのように考えていかなければならないかということの一端をあらためて窺い知ることが出来た一冊です。
    個人的にはとっても勉強になった一冊なので、「★」は5つです!(07.6.10)
    お勧め度
    ★★★★★

    0
    2009年11月19日
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代

    Posted by ブクログ

    ビジネスマンのこれから求められる資質について書いてある。経営もしくは経済分野の本であるが、私にはかなり良質な自己啓発本に見える。社会人もしくは大学生必見の書である。

    0
    2009年10月23日