上田惇生のレビュー一覧

  • ドラッカー名著集6 創造する経営者

    Posted by ブクログ

    ドラッカーエターナルコレクションの第6弾。世界最初の事業戦略書と呼ばれる著作です。
    確かに例えば、製品とライフサイクルについての章では、後にボストンコンサルティングによってあまりにも有名になるPPM(プロダクトポートフォリオ管理)にも繋がる成長戦略に基づくポートフォリオ理論が展開されています。

    「機会を優先する」、「顧客を理解する」などドラッカーの著作ではおなじみのテーマが出てきますが、この本ではより網羅的に分析されています。事業戦略については、この本が書かれた1960年代以降、かなりの研究がなされ、多くの本が出版され、この本で書かれていることの一部は陳腐化され、一部は時代に合わなくなっ

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集1 経営者の条件

    Posted by ブクログ

    12作品からなるドラッカー・エターナルコレクションの1冊目を飾る本書。本の装丁も素敵です。

    「経営者の条件」という邦題ですが、経営者でも何でもない私でものですが、いちいちうならされ納得させられます。いわゆる"腹に落ちる"というやつですね。
    原題は、"The Effective Executive"。"Effective"は"成果をあげる"と訳されていますので、そのままだと「成果をあげる経営者」。第1章の最初の文は、"To be effective is the job of the executiv

    0
    2023年11月13日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

    Posted by ブクログ

    ドラッカー名著集の2冊目。上下巻の2巻構成になっています。この上巻は飛行機の中で一気に読み通しました。

    原題『The Practice of Management』。1954年刊行の本というから改めて驚きです。その内容は今でもほとんど通用するのではないかと思います。

    ・企業の目的の唯一の定義は、顧客の創造である
    ・「われわれの事業は何か」を問うこと
    ・企業の基本的な機能は、マーケティングとイノベーションである
    ・自己管理による目標管理

    など、後の大部『マネジメント』他に至るまで繰り返される重要なコンセプトがここであらわれています。

    下巻も楽しみです。

    0
    2009年12月26日
  • ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

    Posted by ブクログ

    『現代の経営』の下巻で、こちらは組織や人事についての議論が展開されています。

    1954年というもう半世紀以上も前に出版された著作ですが、企業の社会的責任いわゆるCSRを強調していてさすがだなあと感心します。また単純な流れ作業よりも多能工によるセル生産的な方式の優位性などにも触れられています。昔から変わっていないのか、それともドラッカー氏の慧眼なのでしょうか。

    「企業は手だけを雇うことはできない」
    「経営管理者にとって決定的に重要なものは他でもない真摯さである」
    という何度か読んだことのある有名な言葉も出てきます。

    ドラッカーさんによると働くための動機は今少し流行りのES (Em

    0
    2009年12月26日
  • すでに起こった未来―――変化を読む眼

    Posted by ブクログ

    この本のキルケゴール論が素敵だったとどこかで誰かが書いていたのを思い出して読んでみました。どことなくエッセイ風で、他の主要著作と比べると少し毛色が違うのではないでしょうか。

    キルケゴールの章もよいですが、ある社会生態学者の回想、と題された最後の章の自己分析も楽しいです。日本画など日本について章も、よく見ているなというのが分かっていまさらながら感心します。もちろんコミュニケーション論やシュンペータとケインズの経済学論もいいですよ。

    0
    2009年12月26日
  • チェンジ・リーダーの条件

    Posted by ブクログ

    ドラッカーは、著書があまりにも多くてどこから手をつけてよいかわからない。

    1973著の新訳本を昨年読んだ。
    「マネジメント ? P.F.ドラッカー 」
    今年は、まとめ本を読んだ。
    090419 図で読み解く!「ドラッカー理論」久恒啓一

    「はじめて読むドラッカー」のコピーに惹かれて再度挑戦。
    変化の時代の真っ只中にあって、最新の洞察を精選したものとのこと。
    2000年9月28日 上梓

    【感想】
    ・マネージメントの常識として常に理解しておかねばならぬこと。
     まさに、一般教養の教科書。
    ・マーカー引きすぎ。頷き過ぎで、「張子の虎」状態。
    ・しかし、この手の本は集中して読

    0
    2019年01月06日
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

    Posted by ブクログ

     この本は、マネジメントの父と呼ばれるピーター・ドラッカーの処女作である。経営の本で知られている一方で、この本は執筆当時のドイツ・イタリアにおけるファシズムの考察を記したものである。

     論旨を述べると、ファシズム全体主義はブルジョア資本主義、マルクス全体主義の主張が正しくないと大衆が感じて絶望し、他に信じるものがなくなったために崇拝している。ただ、主な信条として何か新しい道を示しているわけではなく、ただの否定である。キリスト教会もその代役を務めることができない。だから、他に信じられるような信条が現れればファシズムを倒すことができる。
     ファシズムが行っている政策は、政治的・社会的な平等を作る

    0
    2009年12月03日
  • ドラッカー名言集経営の哲学

    Posted by ブクログ

    Kodama's review
    これも餞別で頂戴した書籍です。とても勉強になりました。経営とはどのように考えていかなければならないかということの一端をあらためて窺い知ることが出来た一冊です。
    個人的にはとっても勉強になった一冊なので、「★」は5つです!(07.6.10)
    お勧め度
    ★★★★★

    0
    2009年11月19日
  • ドラッカー名著集7 断絶の時代

    Posted by ブクログ

    ビジネスマンのこれから求められる資質について書いてある。経営もしくは経済分野の本であるが、私にはかなり良質な自己啓発本に見える。社会人もしくは大学生必見の書である。

    0
    2009年10月23日
  • ドラッカー365の金言

    Posted by ブクログ

    重要なことを行うときには期待する成果を書きとめておくことになっていた。そして九ヵ月後、実際の成果と比べなければならなかった。

    そのおかげで自分は何がよくできるか、何が強みかを知った。あるいは、何を学ばなければならないのか、どのような癖を直さなければならないのかを知った。そして、どのような才能に欠けるか、何ができないかを知った。私自身、この方法を50年続けている。
     この方法は、自らの強みは何かという、自らについて知るべき最も重要なことを明らかにする。何について改善が必要かを明らかにする。さらには、無理なこと、したがって行おうとしてはならないことを教える。
     まさに、自らの強みを知り、それをい

    0
    2009年10月19日
  • ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

    Posted by ブクログ


    ポスト資本主義社会=知識社会

    知識が、資本として機能する社会。
    教えていただいてありがとうございます。
    ドラッガー様様。

    0
    2009年10月04日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

    Posted by ブクログ

     およそある程度のビジネスパーソンであれば、必読している著書で、説明の要らないですよね。私も何度もこの著書を読んで経営について考えています。何度読んでもためになります。下巻ももちろんお勧めですよ。

    0
    2009年12月17日
  • イノベーターの条件

    Posted by ブクログ

    これ、難しいんだけど一番ためになるかも。
    ただ、他のドラッカー本を読んでから読むことを強くお勧めします。

    0
    2009年10月04日
  • ドラッカー365の金言

    Posted by ブクログ

    最高のエッセンス集であり、バイブル

    私は洋書のほうとセットで英語の教材にしてます

    ページに365日の日付が付けられているのが良い

    その日のページしか読みません。

    だってもったいないから

    何回転もしたいくらい長く付き合って行きたい本です

    0
    2009年10月04日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

    Posted by ブクログ

    現代の経営。ドラッカーの古典というべき名著。50年前の本だけれども全然古い感じがしなかった。やはりなんでもそうだけれども基本ってホント変わらなくて大事なんだなと思った。マネイジメントの基本的なことが書かれている。ビジネスおいていかにマネイジメントが大切なのかがわかる。ビジネスで大切なことって技術や人材などいろいろいうけれども一番大切なのはやはりマネイジメントじゃないかなと思った。急成長しているGoogleは高い技術力ばかり注目されるけどそれだけではなく実は急成長を支えているのはマネイジメント能力が高いからともいえる。CEOのシュミットを筆頭に経営陣は経験豊富な驚くべき人材がそろっている。創業者

    0
    2009年10月04日
  • ドラッカー365の金言

    Posted by ブクログ

    1日1格言のようになっており、365の金言から構成されている。

    どこからでも読めるのがいい。毎朝その日の分を読み始めて2年目になる。経営、組織についての真理を明確に指南してある。

    経営セミナーやコンサルティングにもドラッカーの格言が多く活用されていることに気づかされる。

    NPOについても鋭い洞察で語っている。

    聖書のように大事に毎日読んでいる宝物。
    経営について本気で考える同志に自信を持って薦めている1冊。

    0
    2009年10月07日
  • ドラッカー365の金言

    Posted by ブクログ

    ドラッカーの入門書として、とりあえずパラ読み。

    ドラッカーの膨大な著書の中から366個の教えが抜粋されている。各テーマには「ACTION POINT」として、教えを踏まえて読者がどの様に考え、行動すべきかについて問いかけられており、読むだけでは終わらない。今日は2008年の元日。1日1ページ、1年かけてじっくり読みすすんで、考えるきっかけにしたい。

    0
    2009年10月04日
  • テクノロジストの条件

    Posted by ブクログ

    世界で活躍するエンジニアになりたい方に、是非読んでいただきたい本です。一般的に企業などの組織内で、エンジニアとして仕事をする時、それは専門的・分業的にならざるを得ません。よってエンジニアが所属する組織の構造は、縦割り方のピラミッド構造になるわけですが、結果、この構造がエンジニアの生き方を大きく拘束します。技術を使うのではなく、技術に使われるようになります。
    そうじゃないだろう!エンジニアだって、もっと自由な生き方があるはずだ!自分と関わる組織の生産性を高め、世界中のプロフェッショナルとワクワクする仕事をする、そんなゾクゾクする働き方があるはずだ!そう強く思う方、ここにそのヒントが載ってます!(

    0
    2009年10月04日
  • 明日を支配するもの―――21世紀のマネジメント革命

    Posted by ブクログ

    新鮮な感覚を持って読める名著です。
    面白いと思ったところは以下の2点

    (1)テイラーの肉体労働を管理する手法が20世紀的マネージメント手法だとすると21世紀は知識労働のマネージメント手法へ
     <ポイント>
     ・仕事の目的を考える
     ・生産性の向上に責任を持つ
     ・継続的なイノベーション
     ・継続して学び、人に教える
     ・生産性は量より質が大事
     ・知識労働はコストではなく資本財

    (2)21世紀のリーダーは自分をマネージする必要がある
     <ポイント>
     ・自分は何か。強みは何か。
     ・自分は所をえているか
     ・果たすべき貢献は何か
     ・他との関係において責任は何

    0
    2010年10月28日
  • テクノロジストの条件

    Posted by ブクログ

    ドラッカー3冊目だし、同じようなことが書いてあるわと一瞬だけ思った私。
    いやいや、ドラッカーはそんなにうすぺらくはありませんでした。
    またしても触発され・・・。
    イノベーションは技術ではないというところは昔から思っていた私の意見と一致(おこがましいですが)
    ドラッカーに鼓舞してもらいながら事業計画を進めたいと思います。

    0
    2009年10月04日