上田惇生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マネジメントとは何かを語っている名著。
【心に残ったポイント】
- マネジメントの責務は「成果」を出すこと
- 成果の可視化は難しいが、NSMとかCSと話したりしてクリニックに効く施策を見つけて生産性を可視化する必要がある
- 成長するためには、成果は量的な増加でなく、質的な変化をもたらす必要がある。
- 「責任」がキーワード。自己の責任を全うしつつ、全体の責任を持っていく
- 組織で大事なのは、人を生かすこと!(= 強みを引き出す)
【コミュニケーションについて】
- 大事なのは受け手の「知覚、期待。話しての「要求」
- 成立させるのは受け手の知覚。大事なのは受け手の近くの能力の範囲内か受け止めることができるか
- 受け手は、期待しているものを聞く
- 話し手は、要求を持つ。これは受け手の価値観目的と合致していないと受け入れられない
- コミュニケーションと情報は別。(情報自体には人間的要素はない)
プロダクト筋トレ部で輪講で読んだ。
この本自体も良かったのだが、皆で各章を読んでブレストすることでより理解が深まった気がする。
感謝!!! -
Posted by ブクログ
編訳者あとがきにあるように、この本はドラッガーの本から自身たちで「生き方・働き方」について抜粋したもので直接的にマネジメントノウハウを書いてある本ではない。
労働というものの捉え方を変える本。特に「自分が何によって覚えられたいか」という文章に集約される。近年は働いたら負けというネットミームがあるように否定的な見方があるし、筆者自身もそう思っていた。
しかし実際は働かなければならずその中で懸命に働くということが大切であるというのがこの本全体の根底にある。投資家のように不労所得を得ることが金持ちの条件ではあるが、彼らは自身もかつて働いて種銭を稼いだり今となっては資産を不当に減らさぬよう常に気を配っている。彼らは自身の能力を適切に活用したにすぎない。
もし労働者がそのようになりたければ懸命に働かなければいけない。懸命に働くというのは、タスクをこなすのではなく、相手に貢献するにはどうすればいいか考えて職責に適切な行動をすること、そのために必要な能力があるかどうか判断でき、ないなら身に付けるか他のふさわしい職や立場に移るというのも選択肢に入れるということである。よって投資家のような金持ちになりたいならその勉強をしなければならない。
近年日本では働いたら本が読めないといわれるほどだが、そういった学習、能力の向上から距離を取っている人が多いが、それでは衰退も仕方ないのかと思わせられた。
いわゆるブラック企業といわれる不法集団によってそのような時間が取れないならそれらは駆逐されるべきだが、そうでないのに学習しないものたちは一度この本を読んで自身の社会人としての態度を見直してみるといいと思う。
part1 知識を得ること、そしてそれを業務に活用することで生産性が上がったという話。知識労働者たる条件は、そういう知識を活用して仕事を効率よく行うことであると。生産性向上のためにはまず仕事に対して「何が目的か、何を実現しようとしているのか、なぜそれを行うのか」を問わなければならない。
part2 知識労働は三種ある。質のみが成果となるか、質と量両方か、質は前提条件で量が成果となるか。ww2以降現場労働者も知識労働者の一部として、上記のように改善に取り組んだ企業らが伸びた。労働者が継続的に新しいことを学び、既存の成功をさらに改善する能力を持ち、活用できなければならない。
知識労働者はその知識ゆえに自分から判断しなければならないという点でエグゼクティブである。会社にいる以上一人で働いてる訳ではないのでどうしても自分がコントロールできないことがある。その中で上司や同僚との関係をうまく利用して成果に結びつけられるかが大事になる。そういう政治的なものも含めて一つの分野に熟達してうまく周囲と折り合いをつけて自分の為すべきを為すのが成果を出す人の特徴である。分野によって直接的に必要な能力はまちまちだが、共通するのはそれらの分野に必要な能力を身に付けるために習慣的に努力できた、点である。
そうやって自分の能力で物事にあたり、足りなけれ身に付けるとして組織に貢献すること、その責任感を持って行動してれば生産的な人間関係が持てる。
part3フェイディアスの彫刻のように人が見えないところでもやること。立場が人を作るというが職種が変わったらその責に合うやり方で仕事をしないといけない。前職のやり方とかは合わない。ピーターの法則にもにてる?カルヴァン派のようにメモをとるなりして思考のプロセスを残しておくとよい。
自分の強みを知り、仕事のやり方、同じ価値観のところで働こう。
細かい時間がたくさんあっても意味がない。可視化や役割の適切な委譲でやりくりしてまとまった時間を得よう。
そうしてまとまった時間で、優先順位(やるべきこと)と劣後順位(やらなくていいこと)を適切なタイミングで集中して行うこと。一番重要なことをやる。一つ仕事が終わったら順位をまた見直す。
part4
part5
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Posted by ブクログ
ネタバレドラッカーの名著経営者の条件。
まだまえがきしか読めていないがすでに含蓄が深く興味深い。
成果を上げるために自らをマネジメントする方法について書いた本とのこと。
一語一語が磨きあげられていて、反芻に耐えうる文章となっていて素晴らしい
メモ
・成果を上げた人の八つの習慣
なされるべきことを考える
組織のことを考える
アクションプランをつくる
意思決定を行う
コミュニケーションを行う
機会に焦点を合わせる
会議の生産性をあげる
私はではなくわれわれはを考える
・なされるべきことは常に複数あるが優先順位をつけ、守る必要がある。加えて、自らが得意とするものに集中するべき
・アクションプラン策定への問い
今後自分は何によって貢献すべきか
いかなる成果をもたらすべきか、いつまでに
行動への制約条件
倫理的に、組織で理解得られるか、法律的に、MVVにそうか
・アクションプランとは意図であり、約束でない。
成功が機会をもたらし、一つ一つの失敗が新しい機会をもたらすため頻繁に修正するもの
・内向きではなく外を見ること。必ずしも定量でなくともそれを知覚すること
・成果を上げる人の共通点はなすべきことをなす能力
・成果を上げるために身につけておくべき習慣的な能力
何に自分の時間が取られているかを知ること
外の世界に対する貢献に焦点を合わせる
強みを基盤にする
優れた仕事が際立った成果を上げる領域に力を集中する
成果をあげるよう意思決定を行うこと
・成果を上げるものは時間からスタートする。時間を記録し、整理し、まとめる。
・貢献にフォーカスする。肩書きでなく、貢献、役割はなんなのか、
・人に成果をあげさせるには、自分とうまくいってるかではなく、いかなる貢献ができるかを問わねばならない。一つの重要な分野における卓越性を求めるべき
・組織とは強みを成果に結びつけつつ、弱みを中和し無害化するための道具
・できないことではなく、できることは何か、貢献できることは何か
・最も重要なことに集中すべき
・優先順位決定の重要原則
過去ではなく未来を選ぶ
問題ではなく機会に焦点を
横並びでなく独自性を
無難で容易でなく変革をもたらすものを
・意思決定の5ステップ
問題の種類を知る 一般か例外的か、繰り返されるものか
必要条件を明確にする 最低限何を満たす必要があるよか
何が正しいかを知る
行動に変える
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Posted by ブクログ
ドラッカーの著作の翻訳を手掛ける上田による、ドラッカー『マネジメント』のNHK100分で名著の公式テキスト。『マネジメント』の概要、これに関わるドラッカーの人生や社会の歴史的背景、その他の著作の位置付け、ドラッカーの思想の普遍的・現代的な意義などを描いている。本テキストを読むことで、ドラッカーが書いた本作品は単なる高収益企業の経営論のような狭量なものではなく、人が生き生きと働きより良い社会づくりに貢献できる理想的な社会を目指したとき、組織はどうあるべきか、その中で中心的な役割を果たす「マネジメント」はどんな力を発揮すべきか、を語った懐の深いものであるということがわかる。また、その目的、背景を理解した上で概要を知ることができるため、非常に本作『マネジメント』の理解が深まる。
『もしドラ』が有名なのでもう一度読んでみたくなった。
印象的だったのは、「会社は社会のために存在し、利益のためではなく、人間を幸せに導くために存在する」という箇所。今となっては当たり前だと思うし、著名な経営者の同様の発言も多いので真新しいわけではないのだが、1973年に出版された本作でも同様に主張され、またこれが古典になっていることを考えるともっともっとこの主張について真剣に捉えていかなければならないと強く感じた。自社のビジネスも当然社会的意義を掲げているが、どうしても日々追うのは利益や売上であるし、社会的意義のために本当のところ必要な利益は一体どのくらいが適切で、どこまでいけば過剰なのか、このあたりまで考えきれていないので考えたいと思った。
また、「そもそも利潤動機なるものが、我々の心のなかに存在するのかどうかが疑わしい」という指摘も鋭い。利益を上げ続けたいというその一点が企業の目的ではなく、むしろその利益を手段としてなんらかの目的を達成しようとしているという話で、これも当たり前だが、真剣に捉えたいと思った。日々の業務の中だとここでいう手段の目的化が起こっている部分は大いにあり、倒錯しないように気をつけなければと思わされた。
来年からマネジメント業務が増えるので、『マネジメント』を時々参考にしながら頑張りたい。 -
Posted by ブクログ
「社会に生きる人間が総じて学ぶべき至高の学識。その入門として最適な一冊。」
ドラッカーはヨーロッパ人、1909年(明治42年)の人。その先見性は唯一無二。
8歳にして国賊クランツを弁護し、パーティの空気を一変させたエピソードが印象的。
そんなドラッカーですら自らの置くべき世界がおぼろげに見えてきたのが30を過ぎた頃。
つまり、強みはそう簡単に見つかるモノじゃないことが分かる。
マネジメント=指揮者
指揮者は自分の演奏を客席から見れない。
第三者視点であるがままを見るのがコンサルタントであり、役割、そして使命。
優れた指揮者は強みしか見ない。
①特有の使命を果たす
②働く人たちを生かす
③社会へのインパクトを最小化する
組織=道具
すぐれた芸術家は道具を大切にする。
道具が致命傷を負わすこともできれば、類稀な芸術品を創造することもできる。
社会にとっての企業は医者にとっての眼。
良くも悪くも状態を判断する1番の手掛かり。
眼が体のなかで物理的に占める割合は微小だが、外的世界の知覚にあたっては突出した意味を持つ。
自分も他人も大きく変えずに成果を出すこと。
本質を変えずに保守に徹することが自己目標管理の要諦。
水=利益
水を飲むために生きるものはいないの比喩。 -
Posted by ブクログ
経営思想家であり、「マネジメントの父」を言われたドラッカーの言葉をまとめた「成果をあげる能力」を身につけるための本。
95の項目でその考え方、とるべき行動が書かれている。
以下、メモ。
①仕事を計画することから時間の使い方を計画することに変える。
…時間が何にとられているかを明らかにし、自らの時間に対する非生産的な要求を退ける。そして得られた時間をまとめる。
②なすべき貢献を列挙し、それぞれに目標を設定する。
…組織全体としてなされるべきことをなすことを自らの覚悟とする。
③真摯さを最重視する。
…人間性と真摯さはそれだけでは何もなしえないが、それらの欠如はほかのあらゆるものを破壊する。
④仕事は1つのことに集中して行う。
…常に最も重要なことを最初に行う癖をつける。優先順位、劣後順位(意味のない順)を常に考える。
⑤意思決定では意識して事実収集ではなく、意見収集からスタートする。
…事実から収集すると、すでに決めている結論を裏付ける事実しか見つけられない。自分と異なる意見を歓迎すること。そこで考えるきっかけが生まれる。
これらのことを実行し、9か月後になりたい自分、なしえたい結果にどれだけ到達したかを評価すること。
来年の8月20日か。
この本、買いたい。