上田惇生のレビュー一覧

  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    タイトルには「非営利組織」とあるものの、内容については一般的な営利組織においても有用な事が多かったと感じた。
    そもそも営利か非営利かということは、人間が行う組織活動の目的ではなく、あくまでも要素の一つに過ぎないということなのだろう。
    いわゆる地域団体やNPO、自治体組織等をイメージして読み進めたが、規模の大小は問わず複数の人間が集まって形成される組織というものについて、改めて考えるきっかけとなった。

    また個人的ではあるが、私の勤務するインフラ業界は事業形態としてバリューチェーンが長大になるため、その企業にとっての営利活動が見えにくい内部のセクションが多くある。そのようなセクションには、むしろ

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    2016年03月20日
  • ネクスト・ソサエティ

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    いまさらながら・・・
    これは,もしかして結果的にドラッカーの遺作になったのかな.
    10年以上前に現代のことをかなり言い当てている.
    世の中がこれに備えて置けば良かったのにと思うことが多い.
    IOTもビッグデータもそんな言葉はなかった頃に書かれたもののはずだが.
    まだ間に合うかな?

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    2023年03月31日
  • ドラッカー時代を超える言葉

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    2016/1/1-
    成果をあげる能力は習得できる
    何が必要か?
    1.貢献を考えること
    2.集中すること
    3.目線を高くすること
    世の中のためになると言う目線の高さが必要
    4.真摯たること

    成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。手元の仕事から顔を上げ目標に目を向ける。組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う

    最も重要な情報はノンカスタマーが握っている。
    変化が起こるのはノンカスタマーの世界においてである。

    企業家精神とは、行動であり姿勢である

    リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見えるかたちで確立する事である
    リーダーは妥協を受け入れる前に

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    2016年02月24日
  • プロフェッショナルの原点

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    ドラッカーによる仕事で成果をあげるための指南書.95個のトピックがあり,「経営者の条件」や「現代の経営」など他のドラッカーの書籍から関連する記述を多数引用している.
    人事や部下のマネジメントなどでの心得もあるが,特にためになったのは上司のマネジメント.長い社会人生活,色々なタイプの上司に出会うこともあるだろうけど,ソリが合わない上司とうまくやって成果を上げるのも必要な能力.
    トピックごとに見開き2Pで内容が簡潔していることもあり,難解なマネジメントと比べるとかなり読み易い.社会人数年目から管理職クラスまで,幅広い層に役立つ内容と思う.

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    2015年12月01日
  • テクノロジストの条件

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    ドラッカーは経営に携わる人は抑えておくべき書籍だと改めて思った。最近話題のリーンやイノベーションが2005年時点ですでに理解・体系化されて説明されていることに驚きました。

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    2015年02月15日
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代

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    この本を思うとき浮かんでくる言葉は「豊穣」かな。
    2つの大戦を生き、激動の欧州から混乱のアメリカへ渡り、時代を動かした有名無名の人物と共にした濃密な時間。
    本との相性は、そこに描かれた世界も無論のことながら、描き語る著者を好きか嫌いかが大きいのだけれど、この本のプロローグの「水溜りは好きである。この年になっても好きである。じゃぶじゃぶいう感触がたまらない」だけで、大好き決定。続く第1章のおばあちゃんのエピソードで、こんな素敵なおばあちゃんの孫なら素敵でない訳がないことを確信。
    既にすごい勢いで繰り返し読んでるんだけど、もう少し読む。

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    2014年08月16日
  • ネクスト・ソサエティ

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    2002年のドラッカーによる未来予測だが2014年の今まさに現実になってきている面やまだこれからのものがあり参考になる。

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    明日のトップが果たすべき五つの課題
    1)15年後には、コーポレートガバナンスが今日とは大きく違うものになる 
    財務金融の機関投資家に短期と長期、継続と変化、改善と創造のバランスをとることを理解してもらう必要がある

    2)外の世界で起こることを理解しなければならない
    ところが情報が手に入っていない。せいぜいが実例集である

    3)明日のCEOたるものは、いつ命令し、いつパートナーとなるかを知らなければならない
    命令や管理の時代は終わった

    4)CEOが真剣に取り組まな

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    2014年07月06日
  • 実践するドラッカー【行動編】

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    ネタバレ

    チェック項目11箇所。本書では、成果をあげるための具体的な方法について記しています、すべての資源となる時間をどう確保するか、目指すべきゴールをどう決め、どのような道筋で向かうか、長い人生のなかで、いかに自分自身を成長させ続けるか。時間は、いつも足りません、私たちはよく時間がないとこぼしますが、そのわりには、時間を確保するための自衛手段をとっている人は少ないようです。ある程度まとまった時間がなければ、たいしたことは成し遂げられません、自由に使える時間を確保しなければ、いくら効率よく時間を使う方法を身につけたところで、意味がないのです、すべては、時間の量の確保から始まります。成果が横這い、あるいは

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    2014年07月02日
  • ドラッカー名著集11 企業とは何か

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    開いた口が塞がらない素晴らしさだった。
    ・「組織」に対するアプローチ。
    ・GMや、現代社会に対する予言
    ・企業の社会的責任
    ・なにより、1946年に書かれている
    ドラッカーという人はどこまですごいのか。

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    2014年04月30日
  • ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

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    仕事に関わる法改正と海外でのある事故に接し、再読。
    期待どおり、新たな気づきを得ることが出来た。さすが経営学の古典。
    「自らが行うことについては常に不満がなければならず、常によりよく行おうとする欲求がなければならない(p161)」
    連休中ではあるが、自分を律するための刺激も頂戴した。

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    2014年04月29日
  • ネクスト・ソサエティ

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    ネタバレ

    (人の変化に気をつけること?)……アメリカ:1920年代、少子化(出生率2.2)1940年代~出生率1.8→3.6へ。1961ー1975(出生率3.7→1.8)、1980年代後半~1990年代前半ベビーブーム。人口構造の変化をネクストソサエティにおいてもっとも重要な要因であるだけでなくもっとも予測しがたく管理しやすい要因である。
    (雇用の変貌、女性の活躍?)……もともと人類の歴史において、女性の役割と男性の役割は同等だった。教職が男女双方の仕事になったのは1850年前後のことであり、アメリカで看護学校の学生の4割が男となったのは、ようやく2000年のことである。
    (トップマネジメントはどんな風

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    2014年04月03日
  • ドラッカー名著集14 マネジメント[中]

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    マネジメントの三巻を、上・下・中の順番で読んだが、この本が一番難しかったかもしれない。組織の体系については、自分の会社での事例を思い浮かべてみる。

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    2014年04月01日
  • ドラッカー名著集13 マネジメント[上]

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    この本は何度も読み返して頭の中に叩き込むしかないだろうと思う。圧巻。時々、こんな事まで予見、あるいは事実として捕らえているのか・・・と感心して、感心の涙を流すこともあるくらい素晴らしい。

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    2014年01月05日
  • ドラッカー時代を超える言葉

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    1テーマ1見開きでまとめられているので、ぱっと手に取って開いたページを毎朝読んで仕事に出かける、そんなふうに読んでみてもいいかもしれない。

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    2013年12月14日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    かつて先輩に勧められたときは10%も判らなかった。
    今は20%位は腑に落ちるかな。
    時々立ち止まって読み返したい。
    1ページ5~6行の短い金言集。

    政治家や経営者や知識人といわれる人達の言葉を、
    今まで上面だけで聞いてたと思います。
    深い言葉、浅い言葉の違いが判るようになった気がします。

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    2013年11月16日
  • ネクスト・ソサエティ

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    変化とは誰かが言っていることではなく、誰かが行っていること。
    顧客は予期せぬところにいる。重要なのはキャッシュフロー。

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    2013年11月15日
  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神

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    名著。だが、レベルの低い僕には難しかった。
    実例もふんだんに挙げられているので、本来は読みやすいかもしれない。
    第7章(人口構造の変化に着目する)が一番目を引いた部分。

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    2013年11月08日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    読んでいる途中で付せんを沢山貼った。赤いペンで傍線もたくさん引いた。
    とても言葉に力があって、励まされる感じ。

    小倉昌男の『経営学』もすごいと思ったが、こちらは読んでる最中付せんを貼る気が起きなかった。撃たれたのが言葉にではなく、その背後にある「姿勢」だったからだ。だから小倉昌男の方が「深い」とは思う。

    それにしてもドラッカーは、小気味よい言葉で、私の迷いをいくつか吹っ切ってくれた。
    もう一度ざっと読み返してみたい。座右の書がまた増えた。

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    2013年08月28日
  • チェンジ・リーダーの条件

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    人生の50冊 実読部門 2位

    ドラッガーの中では最もしっくりと読みこなせる。
    「マネジメント」を選ぶ人が多いが、2000年に刊行され、
    時代に合わせて編集されたこちらのほうが、今読むべき内容だと感じる。

    ちなみに「はじめて読むドラッガー」では、
    「チェンジリーダーの条件」が、マネジメント編で
    「イノベーターの条件」が、社会編となる。

    もう1冊「プロフェッショナルの条件」もありますが、
    上記2冊でいいと思います。

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    2013年08月04日
  • ドラッカー名言集経営の哲学

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    ドラッカー名言集は全部好きだ。
    この『経営の哲学』は、当然ながら企業についての名言が多いが、非営利組織の大学で働く者にとっても、我が身のことととして響く。

    組織の存在意義(p14)
    マネジメントの3つの役割(p15)
    強みを機会にマッチさせよ(p50)
    マーケティングは販売を不要にする(p76)
    生産性を高める6つの条件(p105)
    自己管理による目標管理こそ経営の哲学(p162)
    組織のDNAは現場にある(p173)

    などなど、全文暗記したいところだが、
    暗記するだけでなく、様々な場面で反射的に行動できるよう全身に染みこませたい。

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    2013年06月25日