上田惇生のレビュー一覧

  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    非営利組織においても、企業においても、組織にとって必要なことは同じだ。
    正しくマネジメントされなければ、組織がその機能を果たすことはできない。
    だから、本書で言っていることは、主著「マネジメント」と変わるところがない。
    さらに、非営利組織で業績のあった人たちとの対話も収録されているので、ずい分読みやすい。
    だから、ドラッカーのマネジメントを学ぶ上では、入門書としてもいいのかもしれない。

    ドラッカーは現代の世の中を、無数の組織が絡みあって成り立つ、新種の多元社会と定義している。
    その中で、最も身近なものが企業である。しかし、企業は本来の目的からしても、そこに集う者どうしのコミュニティーたりえな

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    2011年12月03日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

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    本著は経営学の最高の古典、経営の原点、経営の常識と言われています。経営のために必ず読まなければならない本を一冊あげるならば本著だといわれています。

    確かに原理原則が丁寧に説明されてあって、どの章も考え深く構成されています。

    本著は一回読んだだけでは真髄に触れるまでいかないでしょう。経営者であるなら自分自身の自己啓発というか成長や改革改善につれて、感銘を受ける箇所が変わってくるように思えます。

    今読み終わって印象に残った部分はおそらく二回目読んだときは輝きを失い、別の箇所が輝いている、といった書です。だからこそ古典といわれるのでしょう。要再読。

    以下印象に残った文章。

    ・企業の目的は、

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    2011年11月27日
  • ドラッカー名著集6 創造する経営者

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    ドラッカー名著作選第六巻
    今回は、現在では一般的に普及されている企業・経営戦略を主に取り上げています。この著書の事例は、主に大企業を取りあげている為、中小企業に対してはそぐわないという方もいますが、基礎的な概念に大も小もないと思います。どなたでも読んでいただきたい名著です。

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    2011年11月21日
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代

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    ネタバレ

    ドラッカーさんの自伝書。
    ドラッカー好きにとってはたまらない一冊だと思う。

    ドラッカーさんは数多くの名著・名言を残しているが、どのような人生の中でそのような考えに至ったかを知ることができる。

    その中でも最も印象的だったのは、ナチズムの中で悪について考えたとき「無関心が最大の悪」だという結論に至った点である。

    接点があったかどうかわからないが同じ時代を生きたマザー・テレサも同じことを言っている。

    <注目した箇所>
    ■ドラッカーが中年の将校の職案内をした時の話。プライドを傷つけることになったとしても、真実を受け入れなければならないことを示している。それが長い信頼関係につながる。p43

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    2011年10月26日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

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    仕事頭の棚卸しになる本。数々の経営者が必読書に掲げているだけあって、非常に分かりやすく、思わず手帳にメモしたくなる箴言に満ちている。思わず苦笑してしまったのは、組織の不健全さを示す兆候として数点挙げられている中の以下の3点だ。
    ・マネジメント階層の増加
    ・コミュニケーションを促進するための特別措置
    ・頻繁な打ち合せの開催

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    2011年10月25日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    ドラッカーの名言集。
    彼の著書で述べられている、いわゆる名言を集めたもの。鋭い洞察でずばりと言い当てているのはすばらしい。さらりと読むというよりも、枕元においてしばしば読み返すような本。
    仕事で行き詰まりを感じているときなどに申し分ない一冊。

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    2011年10月24日
  • 実践するドラッカー【思考編】

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    いい本だと思う。ドラッカーから何かを得て自分なりに解釈して実行しようとする人が、もしドラッカー本だけで戸惑うならとっかかりとしてはこうした本がいいんじゃなかな。まずは書いてみる、そして考えて実行してみる、そんなことが大切なんだろうなあ。

    印象的な言葉
    真摯さは習得できない
    予期せぬ成功を追求する

    この本は感想を書くための本じゃないのでこのあたりで(^^)

    これで、今年のドラッカー課題本は全部終了しました。しかし、せっかく実践の「思考編」を読んだので「行動編」「チーム編」も年内に読んじゃおう。しかし、まず課題本が終わったので、読みたかった「ジェノサイド」に集中し、そのあとは「空飛ぶタイヤ」

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    2011年10月23日
  • 実践するドラッカー【行動編】

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    計画や目標管理等のビジネスの基本的スキルを学ぶにはもってこいの本。

    普通のビジネススキルのハウツー物と違い、ドラッカーの名言を交えて説明しているので、かなり説得力があります。

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    2011年10月17日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    非営利組織の経営に関して体系的にまとまった非常に貴重な文献。

    NPOにはミッションやリーダーシップ、成果やマーケティング戦略が重要という点は企業経営とまったく変わらないし、むしろそれ以上にプロフェッショナルな経営が求められていることを痛感した。

    特に、企業とちがってNPOは募金を募る相手先のステークホルダーが圧倒的に多数存在するので、マーケットリサーチからセグメンテーション、ポジショニング、ターゲッティングなどのマーケティングプロセスが実は非常に重要という点は腹に落ちた。

    多くのNPOがこのプロセスをすっ飛ばしていきなり宣伝や販売活動をはじめてしまうのは、一般企業にもありがちかも知

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    2011年10月15日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    【内容】言わずと知れたドラッカーさんの本。SB的なことをやるのに必要な心構えが書かれている。EPさんだけでなくてAIESECをやっているメンバー全員に読んでほしい一冊。

    【文責】高須

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    2011年09月27日
  • ドラッカー365の金言

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    開始日:2011/6/12
    ドラッカーのエッセンスを読み取ることができた。ここから他の著書に展開できれば、と思う。
    試験などもあり、読み終えるまでに時間がかかった。

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    2011年07月30日
  • ドラッカー365の金言

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    ネタバレ

    テーマ、引用、とるべき行動を示唆する構成。
    普通の人が社会を10進法的にみているなら、ドラッカーは2進法で見ている。
    より細かい。だから、ピンとこない時もあるが、
    見方のコツがわかれば、面白いほど理解が進む。
    まとめると『事実から 時代を見つめ 示す未来(さき)』といったところでしょうか?

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    2011年09月06日
  • ドラッカー名著集10 産業人の未来

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    正直ショックだった。
    今の日本に読み替えられると教えられて読んでみた。
    確かに民主党政権がダメな理由が述べられているし、ニートやフリーターの問題についても読み取れる部分がある。1942年の著作に現代に通じることが書いてある。
    次は「傍観者の時代」だ。

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    2011年06月22日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    企業の場合、成果を測る指標は簡単。まずは収支。
    非営利組織の場合はそうではないだけに、
    いかにミッションの設定とトップマネジメントのリーダーシップと
    ボランティアの能力開発と組織づくりが大事か。
    ということが書いてある。

    アメリカの教会やガールスカウト、病院、大学の事例をもっての
    経営思想だから日本には合わない、とも思わない。
    ちょっとこのくらいはやってみようよ、やってみたいよ、と思う。

    非営利組織にいる人もそうでない人も
    こういう考え方があるのを知っているのと知らないのとでは大違い。

    4年前の私に特に読ませたいのは
    マーケティングについてコトラーさんとの対談、
    非営利組織の戦略のまとめ

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    2011年06月19日
  • ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

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    TOPPOINTビジネス名著20選より

    ドラッカーの代表作のひとつ。


    上下巻、少し長い休みにチャレンジする本。


    経営者の必読書かな。

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    2011年06月17日
  • ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

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    TOPPOINTビジネス名著20選より

    ドラッカーの代表作のひとつ。


    上下巻、少し長い休みにチャレンジする本。


    経営者の必読書かな。

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    2011年06月17日
  • ドラッカー時代を超える言葉

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    ネタバレ

    「成果をあげる」「組織を動かす」など、いくつかの大きな章にわけて、銅鑼カーの名言を紹介します。

    中身には著者の解釈も少し含まれているとは思いますが、一つ一つ出典が書いてあります。ですので、短時間でドラッカーの思想の全体像を知ったり、またすでに読んだドラッカーの書籍に関する確認をするのに適しています。

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    2011年06月12日
  • 明日を支配するもの―――21世紀のマネジメント革命

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    ビジネス書、未来学の書として、やはり、5つ★なんだろうな。
    10年経っても色あせてない。もう10年後、読み返してみたい。

    実は私にとって、初ドラッカー本です。

    【興味深かった指摘】
    ・組織に於ける5つの原則(P14)。特に階層数を少なく。
    ・大教会の例(P33)。人々が求めているのは、儀式ではなく、心の癒しであり、教会を通じてのコミュニティに対する責任ある貢献。
    ・公的年金が導入された当時を今に当てはめれば、79歳が支給時期(P52)
    ・20世紀に於ける成長分野は①政府、②医療、③教育、④余暇。中でも余暇がずば抜けている。それにこれらは市場経済のものではない。(P59)

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    2011年06月06日
  • ドラッカー名言集経営の哲学

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    毎朝仕事の前に読むのもいいかも。


    経営者の方、幹部の方が読んでいるのがおおいのではないでしょうか。


    経営に関するヒントが得れるはず。


    シビれる!

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    2011年05月28日
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代

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    ネタバレ

    上辺だけなぞればユダヤ人讃歌の様でもあり鼻につく読み始めだったが、実のところ読み終えてみると、ドラッカーを読み解く上で鍵となる「真摯」という言葉が全編を通し脈々と流れることに気がつかされる。と同時に、他作品をドラッカーの言葉をして形になったものとすれば、この「傍観者の時代」に僕はドラッカーの心により近い言葉以前を認めざるを得ず、それは「詩」を読むような感覚でもあり、その立ち位置からこの書と向き合ったとき、改めて「真摯」という言葉の難しさを目の当たりにすることになった。

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    2011年05月11日