上田惇生のレビュー一覧

  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    "ピーター・F・ドラッカーさんが著した本からの言葉をまとめた贅沢な本。
    仕事をするうえで、貢献に着目して、行動に移さなければならない。
    成果を上げ続ける人とは、どんな行動をしているのか?どんな考え方で日々過ごしているのかに気がつく。自らを鼓舞する最高の本。"

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    2018年10月20日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    非営利組織にはミッションが重要。そして成果によって存在意義を見出す。そのためにはマーケティング戦略が重要という点は企業経営とまったく同じで、むしろそれ以上に戦略的な経営が求められていることを痛感した。 再読するればまた新たな気づきがありそう。

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    2018年10月12日
  • ドラッカー名言集経営の哲学

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    さすがドラッカー先生。再読だが、何度読んでも色あせない。

    「自己管理による目標管理は、人間というものが、責任、貢献、成果を欲する存在であると前提する。大胆な前提であり。だが我々は、誰もがほぼ期待どおりに行動すること知っている」

    「マネジメントたるものはすべて、リーダー的地位にあるものの一員として、プロフェッショナルの倫理を要求される。 それはすでに、2500年前のギリシャの名医ヒポクラテスの誓いのなかにはっきり表現されている。知りながら害をなすな、である」

    「知識労働者の動機づけは、ボランティアの動機づけと同じである。ボランティアは、まさに報酬を手にしないがゆえに、仕事から満足を得る」

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    2018年10月09日
  • ドラッカー名著集13 マネジメント[上]

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     本書はマネジメント書の中でもバイブル級に位置づけられるが、これまであえて積読状態にしていた。しかし、自分の中でようやく読むべき時がきたのを感じたので、手に取ってみた。まだ上巻を読んだだけだが、考えさせられる点が多々ある。以前にエッセンシャル版を読んでいたが、やはり原典の重みは違う。
     ドラッカーの他の著作を読んでいるので既視感の高い章も多かったが、この本ならではの記述として印象に残ったのは第18章「仕事を生産的なものにする-管理手段とツール」と第25章「社会に与えるインパクトの処理と社会への貢献」だ。第18章はITが発達して様々なツールがビジネスに利用される中で、管理・ツールとはどうあるべき

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    2018年08月26日
  • ドラッカー名著集13 マネジメント[上]

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    多くの人に読まれているだけあって、非常に示唆に富んだ本。抽象的な内容であるため、どうとでも解釈ができ、わかった気になる度合いは非常に高いので、注意が必要。
    特に印象に残ったのは、マネジメントの意義のうち、
    ・マネジメントは人を使って成果を上げさせるもの
    ・組織に社会貢献させるためにマネジメントがある
    という考え方。

    マネジメントを担う人間に対する示唆はもちろんのこと、現代の社会における組織の中でどう振る舞うか、という個人の問題としても捉えられる。

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    2018年02月17日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    仕事をする上で大切なマインドセットを述べている。
    新たな発見があったというより、新人になって得てきた学びが凝縮されていた感じ。
    大事な時期に読み直そう

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    2018年01月15日
  • 明日を支配するもの―――21世紀のマネジメント革命

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    ネタバレ

     毎回思いますが、ドラッカーって凄いですね・・・。トップマネジメントからセルフマネジメントまで網羅できる所がすごい。でも、だからこそ、今まで自分は読んでは挫折を繰り返してたんだよなぁ。

    気になった文章

    ~世界情勢~
    p71. 「それにもかかわらず、今後数十年にわたって、保護主義の波が世界を覆うことになる。なぜならば、乱気流の時代における最初の反応は、外界の冷たい風から自らの庭を守るための壁づくりと相場が決まっているからである。」

    p73. 「しかるに、政治的な国境はなくならない。それどころか、EU、NAFTA 、南米のメルコスールなどの地域経済共同体の成立が、国境の意味を減ずることはとう

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    2018年01月20日
  • ネクスト・ソサエティ

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    10年以上前に書かれた本だが、2017年現在の世の中と驚くほど符合している。
    「マネジメント」はさすがに時代が違うなと感じる部分が多かったが、この本をあわせて読むことで「今の時代にあったマネジメント」とはなにか、を考えられるかもしれない。

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    2017年12月21日
  • ドラッカー名言集仕事の哲学

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    ドラッカーが語った仕事をしていくうえでの哲学についての名言集。
    困難な時代を生き抜いて、数多くの人々を啓発してきた今は亡きドラッカー。
    彼のビジネス理論の根底には人間に対する優しさがあるので、心にまっすぐに入ってくる。
    社会に出て何らかの仕事に就き、その分野で頑張っていこうという人には必読の書ともいえる。

    私がこの本を読んだのは、会社で重要な仕事を任され重荷で心が折れそうになっていた時で、この本の言葉に励まされ何とかやり遂げることができた。
    以来この本は私の愛読書の一つになり、10数年を経た今でもいつも傍らにある。

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    2017年12月16日
  • テクノロジストの条件

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    理論を構築する、知識をまとめあげるのではなく、
    理論と知識を基礎とした技術をもって、
    世に影響を与えるものこそがテクノロジストである。

    止めどなく変化する世の中において、
    変化しないことは世の進化に対しての敗退に値する。
    世に負けない強い変化が必要なのである。

    だが革命は一人の手で行えるわけではない。
    多くの人の手が重なり、波となり、革命となりえる。

    テクノロジストは革命者の一人として、
    革命を先導するものとして、
    日々その技術を磨き、邁進していくのである。

    (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
    ○デカルトは世界の本質とその秩序についての公理を定めた。
     その一つの表れが、「科学と

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    2017年11月25日
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代

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    ドラッカーは、実は、それほど好きではない。

    なんでかというと、説教くさいというか、すごくストイックな感じがあって、「真摯であれ」みたいなところに引っ掛かりを感じている。

    が、今、読んでも全く古くなく、「強み」へのフォーカスとか、世の中が、ポジティブ・アプローチ的なほうにやっと追いついたんだという感慨もある。

    そういうわけで、結構、いろいろな発見があるので、ときどき思い出したみたいに、読んでいる。

    というなかで、なんとなく、ドラッカーの自伝的な要素もある本書を読んでみることに。

    自伝といっても、第1次世界大戦と第2次世界大戦の間のオーストリア、ヨーロッパ、アメリカの話し。そして、自分と

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    2017年04月30日
  • ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

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    "ドラッカーの処女作。

    経営の話しでなくて、全体主義が、社会的、経済的、政治的になぜ出てきたかという話しと、今後の見通しとして、ナチスはソ連と手を結ぶだろうと、だれもが電撃的な不可侵条約に驚く前に、それがほとんど必然であることの予言。

    1939年、ドラッカー29才のときの作品ということだが、この分析の重厚さ、鋭さ、先を見通す力はとんでもないものがある。それだけでも驚きなのだが、これは1933年、ナチスが政権をとったとき、つまり23才から書き始められたということ。

    ドラッカーって、そこまで好きではないので、こういう戦前の作品は、マニアが読むものだと思っていた。ところが、これはドラ

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    2017年04月30日
  • ドラッカー名著集10 産業人の未来

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    ドラッカーの2作目。1942年、第2次世界大戦のさなかに、戦後の社会を構想している。

    ドラッカーによると「識者と友人の多くが本書をわたしの最も優れた著作としている」らしい。

    訳者の上田さんによると「本書は、ドラッカーの著作の中でも、最も面白く最も知的興奮をおぼえさせられるものである」とのこと。

    1作目の「経済人の終わり」も驚いたが、こちらはさらにスゴい。

    ドラッカーは、まだ経営学者ではなくて、社会経済政治の評論家(?)みたいな感じ。

    近代の啓蒙主義、理性主義は、全体主義になる。つまり、「これが正しい」とすると、違う意見の人は間違っていることになる。ここには、自由はなく、善意から始まっ

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    2017年08月25日
  • ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

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    「何によって憶えられたいか」という問いかけ
    P-219
    ドラッガーが、13歳の時に宗教の先生から「何によって憶えられたいか」と問いかけられた言葉を、一生を通じて自ら問いかけ続けることになる、とある。
    1人1人がそれぞれに与えられた個性があり、それを見極めて磨いていくことが、人が生きる目的なのでは、と考えた時に、私もまたドラッガーのように、日々、問いかけ続けることが、自らを成長させるためのキーワードになると思われる。

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    2017年01月21日
  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神

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    原文が難しいのか、翻訳が良くないためか、若干読みにくい部分はあるが、内容は非常に勉強になる。何度も読んで、できれば洋書版と照らし合わせて読みたい。

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    2016年12月30日
  • [新訳]新しい現実

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    読みながら思ったことは 
    ドラッカーのアタマの中にある『新しい現実』
    が まったく 大きな視点で あることにおどろき、 
    その解明の仕方が 歴史的である。
    その切り取り方が 実に大胆であることにおどろく。

    どこから、そのような視点がくるのかが
    よくわからない というのが 今のところの状況だ。
    ドラッカーの書いたものを 系統的に 学ぶ必要がある。
    そうしないと、理解が 中途半端 になりそうだ。

    ドラッカーは マネジメント、イノベーションというテーマに
    ついて 明らかにしていたが、それだけでない
    奥深さがある。

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    2016年10月03日
  • チェンジ・リーダーの条件

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    チェンジリーダーの条件

    ドラッカーの入門書は読んだことがあったが、実際に読んでみるのは初めてであった。
    自分自身、今年の前半は自分の所属する部活の運営面に携わることが多く、以前入門書を読んだ時よりもヴィヴィッドにイメージすることが出来た。ドラッカーがいうには、組織はそれが生み出したもの、それが外部に与えた影響によってはじめて認知できる。影響を受けることや影響を与えることなど、徹底的に外部を意識した姿勢は共感できる。バレーボールなど、球技のパスの良し悪しの評価は徹底的に受け手が決めるものであるという自分のポリシーに通ずるものがある。以下、書評ではなく、(自分のために書いた)要約である。2600

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    2016年09月30日
  • ドラッカー名著集12 傍観者の時代

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    ドラッカーのすごさが詰まった本だと思う。

    ドラッカーと聞くと、大抵の人は「ああ、マネジメントを開発した人でしょ」「ビジネス書の大家だよね」と言った返事が返ってくる。とんでもない。

    ドラッカーは「人が幸せに生きるためにはどうすればいいのか?」を常に考えながら、人や社会全体を鋭い視点で洞察し続けた人だ。

    これからの社会を見通したうえで「これから我々人類は、何を考え、どのように生きていくのがよいのか」を考えた結果として生み出したのが、マネジメントやイノベーションと言った概念達なのだ。この順番を決して間違えてはいけない。

    第二次正解大戦前にナチスに真摯に対峙し、ナチスの本質の見抜いたこと。戦後

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    2016年06月03日
  • ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神

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     ドラッカーのイノベーション論の集大成として知られる本書は1985年に出版されたものだが、30年以上経ってから読んでも学ぶべきところが多い。クレイトン・クリステンセンの「破壊的イノベーション論」、ジェフリー・ムーアの「キャズム理論」もその原型となる考え方は本書で既に述べられている。
     名著と謳われ、既に古典となりつつある本書ではあるが、第1部「イノベーションの方法」に論じられている「イノベーションの7つの機会」については、いまだに重要性を認識していない企業が多いのではないだろうか。7つの機会のうち誰もが注目する「新しい知識の出現」についてはドラッカーは最もリスクが高いと指摘し、誰もが見過ごしが

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    2016年04月30日
  • イノベーションと企業家精神【エッセンシャル版】

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    新進気鋭のコンサルタントでもなく、カリスマ経営者でもなく、「学者」であるドラッカーが語るイノベーションは、はっきり言って全くワクワク感がありません。
    本人も言っている通り、それまでどこか神秘的な、ひらめきというか、偶然の産物のように語られていたイノベーションを、マネジメントの目的として理論化してしまったわけですから、堅くて堅くて当然ワクワク感はありません。
    しかし世の経営者の多くがこの本(1985年出版のほう)を座右の書としていることから分かるように、イノベーションを神秘的な事柄からマネジメントという現実の産物に引き下ろしたドラッカーの取り組みは、たくさんの経営者を奮い立たせたことでしょう。

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    2016年03月31日