スティーヴン・キングのレビュー一覧
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ネタバレ映画が面白かったので、原作は続編を見てから、と思ったが、2年後の公開だったので待ちきれず購入。スティーヴン・キング作品は初読です。
展開的には導入の導入なのでまだ何とも言えない……。
誰も恐怖を克服できずに、死の予感に怯えながら、でも約束を守る。嘘や欺瞞ぽく見えそうなものですが、そう感じさせない筆致。皆が集合する時が楽しみです。
これから果たして誰かは死ぬのか……。
以下は映画との差異を覚書として。ネタバレ注意。
・ジョージの死体は消えない
・マイクの父母は存命
・映画ではビルの親友はリッチィだと思ってた。エディとより遊んでいるとは
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Posted by ブクログ
ネタバレ子ども時代、どんな前兆があったか
そして、現代、またもや前兆が。。。 という事で
ITの正体は謎のまま。
大人には血が見えなかったりする事から、超常現象なのだなぁ、と、ようやく理解。
女の子の虐めもえげつないけれど
男の子の上級者からの暴力、というのも辛いな。。
驚いたのは彼らの口の悪さと素行。(タバコ。。)
日本語だと、割と卑猥なのは単語なイメージだけれど
彼等は文章なのが凄い。
「〇〇が母親の〇〇に入らず、父親の臑をつたって落ちちまったのさ、みたいな。」
この町に住む住人がそうなのか、アメリカがそうなのか、分からないが
やはり向うのニュアンスで面白さが謎なジョークは多々ある。
残 -
Posted by ブクログ
ネタバレああキングよ君を泣く。
ホラーに生まれしきみならば
恐怖の描写にまさりしも
海外ドラマ監督はSFファンタジーを握らせて
君に書けよとおしへしや。
君もかかんと挑みとて
微妙な長編がうまれしや。
キングの長編(三巻以上にわたる作品)は前からイマイチなのが多かったけど、これはやばい。
っていうか、こんなの昔のキングなら短編だったんじゃない? 特に上中巻がたるい。ひいひい言いながら読んだけど、この文章量でも傑作短編の「しなやかな銃弾のバラード」や「ジョウント」、「浮き台」の充実感にはかなわない。
そして、キングのある意味一番のウリである、「ダサイ(けどやたら輝かしい)青春描写」について、今回は… -
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ネタバレ舞台は70年代のアメリカ、失恋したての大学生が連続殺人事件を追ったり、新しい恋に出会ったりしながら、大人への一歩を踏み出す物語。
大人になってから、印象的だった青春の1ページを思い出すというのは『スタンドバイミー』でもおなじみの手法で、読みながら主人公とともにほろ苦い“あの頃”を追体験するような、懐かしさを覚える。時おり挟み込まれる主人公の現在の姿が、過去の様々なエピソードの結末を先に提示しているのだが、そのさじ加減がまた絶妙だ。
最初のうちは、うじうじした主人公とキング特有の脇道にそれていく描写になかなか集中できなかったが、中盤から一気に引き込まれた。幽霊あり、犯人探しあり、大人の恋と不 -
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ネタバレいよいよ27年の歳月を超えて「はみだしクラブ」が再集結。ただし、一人は自殺・・・。7人いた仲間は一人欠けて「あいつ」と戦うための円環は閉じない。
ところで、この巻ではあるエピソードの中でディック・ハローランが登場する。ここでもおそらく「かがやき」の力で危機を乗り越えたと思われるが、どこに出てくるかは読んでのお楽しみ。
すっかり近代都市に生まれ変わったデリーだが、ビルは不安をぬぐいきれない。
集まった仲間はIT(あいつ)との対決を選択するが、勝算はないに等しい。じわじわと彼らを追い詰めるIT。いやがうえにもページをめくる手は早くなり、さっさと3巻へ! -
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ネタバレキングの小説の舞台となる町はたいていメイン州。アメリカ北東部に位置するキングの故郷でもある州だ。本作の舞台となるデリーもメイン州にある田舎町。物語は1958年、町を襲った嵐の夜から始まる。
「IT」のヴィジュアルイメージと言えば、まがまがしいピエロのペニーワイズだ。ずいがぶん前にテレビドラマの発端部分を視たことがあって、恐怖のピエロが子供たちを襲うのだ。そんな話だと言うことは、大雑把ながら知っていた。今年(2017年)、満を持して劇場映画となって公開され、出だし好調との報を得ている。もちろん、YouTubeでトレーラーを見ているので、冒頭の嵐の夜、幼いジョージが紙のボートを追いかけて、あの恐 -
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