スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • ビッグ・ドライバー

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    「素晴らしき結婚生活」は、長年連れ添った夫の正体に気づく場面の緊張感と夫に対する吐き気を催すような不快さの描写が良い。
    「ビッグ・ドライバー」は復讐が簡単すぎるだろ!とは確かに思うけど、この女性が悲惨な状態からなんとか逃げ帰るまでがキング。
    起承転結の「転結」よりも「起承」の部分が見せ場だと思う。
    そういう意味では、物語はオチが面白くないと、っていう枠からははみ出ている。

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    2013年07月08日
  • ビッグ・ドライバー

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    妄想がまざっているとはいえスーパーナチュラルじゃないから不愉快さが際立つ。上手い。この手のはなしは家で読みたくない。

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    2013年06月30日
  • 1922

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    テーブルタッピング、いわゆるこっくりさんは自分に暗示をかけて強迫観念に陥ってしまうものらしい。十円玉から指を離してしまう、紙の処理を忘れるなど、ルールを破ることでこっくりさんは帰らず、自分に憑いたままだと思い込む。悪いことがあれば、こっくりさんのせいだと思い込む。ずっとこっくりさんが自分を見ていると思い込む。そういう思い込みは少しずつ、精神を衰弱させる。

    『1922』はこっくりさんのような話だったと思う。ひたすら血を拭って、苦しみながら死ぬ人間を見ていたウィルフレッド、ヘンリーは思い込みの力に負けたように見えた。

    要約すると、罪の意識ってやつ。

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    2013年05月02日
  • 1922

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    中編2編を収録。どうにも後味の悪すぎる「1922」は、キングの持てるそういう面を前面に出した作品。「公正な取引」は超自然的な存在と思われる何かと取引をした男の話。だけどこれ公正か?と思わずにはいられないほど、取引後の展開が容赦ない。最後にもう一度どんでん返しがあるかと思ったのに。

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    2013年04月07日
  • 1922

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    「1922」はスーパーナチュラルなはなしではなかった。それぞれ自業自得。牛がかわいそうだった。「公正な取引」はひどい話だった。(出来じゃなくておこる出来事が。)さすがキング。

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    2013年03月13日
  • 1922

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    特に恐怖は感じなかった。正直、こんなもんか、ぐらいにしか思えなかった。悪意が足りない。訳者の問題か?

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    2013年02月20日
  • 1922

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    「Full Dark, No Stars」という4作入りの作品集からの、中編と短編2編。中編(普通で言ったら長編)の「1922」は因果応報の寓話。キングのお話は、ばらまいたものはすべて刈り取る。刈り取って、丸く収める。しあわせに収まるときもあるし、不幸に収まるときもある。いずれにせよ収まるから、安心して読める。大衆小説はそうじゃないとね。

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    2013年02月13日
  • 1922

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    キングは新作を書いてくれる、出してくれるだけで満足ですがなにか? すげー傑作とかではないが、マエストロの味は堪能。

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    2013年02月02日
  • 1922

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    2作品あったが、どちらもみごとに不快な結末。特に2編目の「公正な取引」が良い。だれでもこれくらいは残酷になれそうと思った。

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    2013年01月20日
  • ペット・セマタリー(下)

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    表紙裏
    猫のチャーチがひょっこり戻ってきた。腐った土のにおいをさせて、森の奥から戻ってきた。ならば、愛する息子ゲージが帰ってきてもいいではないか!愛していればこそ呪われた力まで借りようとする人間の哀しさ。モダン・ホラーの第一人者S・キングが“死”を真っ向から描ききった、恐ろしくも哀切きわまりない“愛”の物語。

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    2012年09月17日
  • ペット・セマタリー(上)

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    表紙裏
    都会の競争社会を嫌ってメイン州の美しく小さな町に越してきた、若い夫婦と二人の子供の一家。だが、家の前の道路は大型トラックがわがもの顔に走り抜け、輪禍にあう犬や猫のために<ペット共同墓地>があった。しかも、その奥の山中にはおぞましくも・・・「あまりの恐ろしさに発表が見あわせられた」とも言われた話題作。

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    2012年09月17日
  • 夕暮れをすぎて

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    キングの短編集。世にも奇妙な物語って感じです。最初の二話はふーん。こんなもんか。という感じ。「ハーヴィーの夢」でちょっとひっかかり、「パーキングエリア」はちょっと笑え。「エアロバイク」はこれがキングかも!と思える面白さで、「彼らが残したもの」は前半ん?とおもいながら読んで、後半なきました。「卒業の午後」はキングの夢からきたものらしいですが、まさにそんなかんじ、え?ここで終わり?という(^_^;)。
    久々読んだキングですが、彼の心理描写はああ、わかる!と思える部分があるものはほんとに共感できて面白い。「エアロバイク」と「彼らが残したもの」だけでも読む価値ありました。
    「彼らが残したもの」は読み手

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    2012年05月16日
  • ペット・セマタリー(上)

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    ネタバレ

    とてもゆっくり物語は進んでる。
    猫を生き返らせる。亡くなった隣人のノーマは生き返らせなかった。
    思うに、夫のジャドは誰かが人間を生き返らせて、結果どうなったのか知ってる気がする。
    だから心がぶれず、葬儀を行った。
    人間を生き返してしまった結果、どうなるのかジャドは言わない。
    猫のチャーチは頻繁に動物を食すようになった。
    人間だとどう変化して、どんな恐怖を与えるのか下巻をこうご期待といったところだろうね。
    姉の死にトラウマがある妻のレーチェルが息子が亡くなってどうなるのか興味ある。

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    2012年03月02日
  • ペット・セマタリー(下)

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    ネタバレ

    息子のゲージを生き返らせたのはいいけど今度は自分の手で殺すはめになってた。
    事故で亡くすのはつらい。
    でも自らが息子の容姿をしたモノを殺めるのもまたつらいでしょ。
    なのに懲りもせず妻を生き返らせようとする。
    どんなに埋めるのが早くても1度亡くなった者はもとの人間に戻らない。
    哀しみは狂気に向かわせる原因なんだね。
    しかも歩いて行ける距離に死者を生き返らせれる土地があれば、哀しみの中の希望に突き動かされて何度でも間違いを犯してしまう。
    悪魔と化した妻が帰宅した夜、ルイスは殺された。
    想像じゃなく確実だと思う。
    そして隣人の老人ジャドは無視なのかよ(--
    妻が亡くなった哀しみは大きいかもしれないけ

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    2012年03月02日
  • ミザリー

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    以前に映画で見た時はおばさんの「狂気」が怖かったけど、小説で読んだら「狂気」よりも「病気」って感じだった。本作品を読んだ教訓。飲酒運転はやめよう。そんぐらい。個人的には読むより映画観た方がずっと面白いと思う。

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    2011年11月18日
  • 夕暮れをすぎて

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    今の日本を覆う音楽がプログレなら小説は恐怖の帝王S・キングでしょう。

    この短編集は2008年にアメリカで出版された原書の前半部分です。
    330pの短編集としてはアンバランスなほど長い「ジンジャーブレッド・ガール」などに、その元の大きさを想像させるものがあります。

    読み終えて感じることは、やはり文章全体に漂う老い、です。
    若き日に、勢いのままロックンロールしていたような文章とはやはり違う。
    病気を抱え、深刻な交通事故にも合い、その辺は仕方なきことなんでしょうが、老いることもまた悪くはない、とも思わせるのが流石なんです。
    フィクションは落ち着いた味わいとなり、老成した噺家の古典を聴くが如しで、

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    2011年09月25日
  • シャイニング(下)

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    上巻ではひたひたと忍び寄っていた恐怖。下巻でついに現実の形となって母子に襲い掛かる。人間ドラマと絡めた丁寧な恐怖感の描写は上手いなあと思うのだけど、物語の展開は結構シンプル。もう少し、どんでん返しを含めたジェットコースター的展開を期待していたので肩透かしを食らった気分。

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    2010年12月10日
  • ミザリー

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    最初は監禁されていることと状況が分からないことが怖く、後半はだんだん増してく看護婦の狂気が怖かった。
    特に、家に来た男が芝刈り機で殺されるところがやばい。

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    2010年08月28日
  • 夜がはじまるとき

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    久々にキングの近刊を読む。気づいたら底なし沼に引きずり込まれていた、というキングらしい怖さの「N」、夫婦愛・家族愛を描かせるとひときわ輝きを見せるのが常だが、「ニューヨークタイムズを特別価格で」。わたしはこれが好きだった。「魔性の猫」は、ちょっとステロタイプだったなぁ。「グリーンマイル」をちょっと彷彿とさせた不思議な「アヤーナ」もよかった。

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    2010年06月10日
  • 夕暮れをすぎて

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    不思議なお話の数々。

    個人的には「エアロバイク」が好き。

    ただ、傑作なのは「彼らが残したもの」だと思う。
    同時多発テロの被害者の人たちに思いをはせることができます。

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    2010年04月07日