スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • ミスター・メルセデス 上

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    (上下巻あわせた感想です)

    2009年4月、とある市民センターで催された就職フェアにて、職探しをするために並んでいた大勢の人たちの列にメルセデス・ベンツSL500が突っ込み、多数の死傷者を出す事件が起こります。
    犯人は逃亡し、未解決のまま事件から1年が経過したある日、当時捜査に携わり、今は退職して「元」刑事となったホッジズの元に、犯人である「メルセデス・キラー」ことブレイディから、自身が犯人であること、そしてホッジズを挑発する内容の文章が書かれた手紙が届きます。
    妻と別れて生きる意味を見出せなくなっていたホッジズですが、この手紙を見て刑事時代の猟犬魂が蘇り、犯人を独力で捕まえるべく、警察を頼

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    2019年04月30日
  • シャイニング(上)

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    スティーブンキング原作の映画「it」「スタンディングバイミー」の2作を見て、スティーブンキングの小説に興味を持ち、読みはじめた。
    なんとなく「it」に近いような、人間的な怖さをじわじわと感じるような作品だった。
    ジャック達が感じる恐れの描写があまりにも長くて、少し冗長に感じてしまった。 下巻が楽しみ。

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    2019年02月07日
  • ミスター・メルセデス 下

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    やっぱキングはすごいわー。
    猛毒で死にかけてる描写の直後に、ものすごい具合が悪くなったのは、本にひきずられたかと思った…

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    2018年12月27日
  • ミスター・メルセデス 上

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    霧雨の降る夜明け前、求職者の行列に車が突っ込む。残ったのは多数の死傷者。退職した元刑事は犯人からと思われる手紙を読むと、消えかけていた刑事魂が燻り…燃え始める。
    犯人と刑事の生活や心情が並行して表れる。対立する両者の内面を感じながら読み進むのは面白い。
    犯人が次に起こす行動は??

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    2018年12月18日
  • IT(4)

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    ネタバレ

    とうとう読み終えてしまったという感じです。

    デリーの崩壊は凄まじかったですね。
    亡くなった人々はデリーに生まれてしまったが故の、どうしようもない運命だったのかも?

    itを倒せた代償は、2人の犠牲者とデリーでの記憶という事が、すっごく切ないですね。
    見ているこっちが寂しかったです。
    それでも、全てが終わった後に、前向きなスタートを踏み出せて本当によかったと思います。

    これではみだしクラブとはお別れになっちゃうのが本当に寂しい…!(笑)

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    2018年09月04日
  • ジョイランド

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    「ジョイランド」
    これは青春小説。


    スティーブン・キングと言えばホラーと思っていましたが、本書はホラーだけではなくミステリーと青春の要素が合わさった作品である。ジョイランドに幽霊が出る、その幽霊は過去に殺された少女であり、まだ殺人犯がウロウロしている等、ホラーやミステリーのテイストもあるのだけれど、一番焦点が当てられるのは、主人公デヴィンの青春期の様に思える。


    作家志望で幸せな家庭(それも恋人ウェンディとの!)を夢見る大学生デヴィン・ジョーンズは、彼女との距離を縮められないない(そう。アレに辿り着かない)鬱屈を抱えながら、夏休みに遊園地「ジョイランド」でアルバイトを始める。ジョイランド

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    2018年09月04日
  • IT(3)

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    ネタバレ

    グロテスクな描写がかなり増えたように感じました。
    じわじわとくる恐怖ではなく、完全に目を背けたくなるような恐怖でしたね…。

    でも、これまでの巻に比べ、はみだしクラブの回想でワクワク感とドキドキ感が多かったと思います。
    Itとの対決ももちろんですが、ヘンリーたちとの石合戦やマイクとの出会い、エディの骨折など見どころはたくさんでした。

    今更ですが、はみだしクラブの面々は、かなり精神年齢が高いと思いました。
    それが『はみだし』である事と、Itとの対決という役目に何か関係があるのかな?
    ちょっと謎ですが(笑)

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    2018年07月29日
  • IT(2)

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    ネタバレ

    やっとはみだしクラブが揃って嬉しく思いました。

    それでも、幼少期の頃にあった事が明らかになっていくに連れ、スタンリーが死んでしまったという事実が1番悲しいですね。
    やっぱり全員で再会してほしかったです…。

    Itが何なのかわからない、幼少期に何があったのかも満足に思い出せない。
    そんな不安が多い中、回想ではみだしクラブの絆がいろいろな描写で書かれているのが、すごくほっこりしました。

    これ以上犠牲者が増えない事を祈るばかりです。

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    2018年07月01日
  • シャイニング(下)

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    映画とは結末が全然違う!

    映画では男の子の特殊な能力が全く活躍していないし、核心である家族の物語を省いている。代わりに鮮烈な映像の数々を見ることができるが。

    結末に近づくにつれて、緊張感がどんどん増して途中で止められなかった。

    悪意、殺意のどす黒い心の動きや混乱した意識を描ききっているところが作者の真髄と思った。
    汚い言葉=悪という位置づけか。

    『IT』なども読みたい。

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    2018年05月08日
  • ペット・セマタリー(下)

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    複数巻の長編を平行に読破しよう月間。ほぼ消化。

    上巻でほのめかされたとおり、2歳の息子が家の前の道路でトラックに撥ねられて亡くなってしまったルイス。頭にあるのは、猫のチャーチが謎の復活をしたペット霊園の奥のミクマク族の隠された丘の上…。

    結構意外に思えるのが、下巻の大半は葛藤を描くことで費やされるのだ。もっと早く埋めて、家族の破滅でも来るのかと思いきや、驚くほどに焦らされる。それが良い意味で意外であった。

    だいたい下巻(と言うか全編)を読んだ人の8割方は、悪魔と化したゲージとの死闘を記憶するのであろう。しかし、この本の面白さはそこではないと思うのだ。

    自分でコントロールできる生き死に。

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    2017年10月17日
  • IT(4)

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    ネタバレ

    読み終わった・・・。すべてが終ってしまった・・・。


    全4巻という大長編に正直尻込みしていたのだが、手に取った瞬間から物語の世界に引き込まれてあっという間に読み終えてしまった。

    かといって、いわゆる「さくさく読める」と言うのとはちょっと違う。やはり、キングの手によるグロテスクでおぞましいモンスターや惨劇の圧倒的な描写は、それでも一言一句読み飛ばすわけに行かない。どんなに目をそむけたくても、見届けなければいけないのだ。

    少年時代のひと夏の冒険譚という意味では、解説でも指摘されているとおり「スタンド・バイ・ミー」だがそれだけではないのはご承知のとおり。デリーの町を恐怖で支配する――住民たちは

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    2017年09月20日
  • ジョイランド

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    海辺、夏、遊園地、殺人、幽霊、超能力、失恋、友情、そして淡い恋。甘くてほろ苦い青春小説と、ミステリとホラーの融合。キングの幅広さにはいつも驚かされる。そして相変わらずのハズレなさ。

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    2017年09月14日
  • ペット・セマタリー(上)

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    複数巻の長編を平行に読破しよう月間。継続中。

    キングの代表作でもある作品。引越したら、家の裏に謎の「ペットの墓」があった。代々子どもたちによって管理されている墓の隠された秘密とは。

    スティーブン・キングらしい、ホラー要素もあるけど、本題は別なんだよねという作品なので、まるっきり純文学のようである。ホラー(と言うか怪談)的要素は、事故で死んだ大学生、パスコーが瀕死で語りはじめる部分くらいで、あとは「死とは何かを納得させる」というのがテーマ。

    上巻だけでも結構長く、一瞬出てくる「ペットの墓のほんとうの解釈」という話で切っても、それなりに良い作品だったのではないかと思う。そこからまたグイグイと

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    2017年07月05日
  • 11/22/63(下)

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    1963年11月22日のケネディ大統領暗殺を阻止するために、タイムトラベルする話。主人公の男性が1950年代末から1963年の目的の日までの数年間の人間関係や生活の様子がメインで描かれる。現代社会を知っている状態で1950年代で過ごすのはツライのではないかと思ったが、昔のほうが居心地がよかったりするのかなと思ったりもした。タイムトラベルものは好きなジャンルの一つ。

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    2017年06月15日
  • 11/22/63(中)

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    1963年11月22日のケネディ大統領暗殺を阻止するために、タイムトラベルする話。主人公の男性が1950年代末から1963年の目的の日までの数年間の人間関係や生活の様子がメインで描かれる。現代社会を知っている状態で1950年代で過ごすのはツライのではないかと思ったが、昔のほうが居心地がよかったりするのかなと思ったりもした。タイムトラベルものは好きなジャンルの一つ。

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    2017年06月15日
  • 11/22/63(上)

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    1963年11月22日のケネディ大統領暗殺を阻止するために、タイムトラベルする話。主人公の男性が1950年代末から1963年の目的の日までの数年間の人間関係や生活の様子がメインで描かれる。現代社会を知っている状態で1950年代で過ごすのはツライのではないかと思ったが、昔のほうが居心地がよかったりするのかなと思ったりもした。タイムトラベルものは好きなジャンルの一つ。

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    2017年06月15日
  • 11/22/63(中)

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    読んでると無性に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が見たくなる。異常者のリアルな暴力は最近のキングパイセンのお気に入り。

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    2017年02月05日
  • 悪霊の島(下)

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    スティーヴン・キングの小説の魅力は視点となっている主要人物の独白体にある。従ってその魅惑は、通俗小説として批評家は取り上げようともしないものの、実際のところ太宰治やドストエフスキーなどに通じるものがあると言っていい。無意識的なリフレインの発作的反復を含んだその独白は、「意識の流れ」にも似ており、この独白体がもたらす読書体験は、物語内容世界と「意識」とが渾然一体となって、外部的事件と内因的心理推移との区別も消失した「夢」のような体験を実現する。
    本作は一人称小説であるため視点は一人物に限定されているが、豊富な内容と多彩な変化が織り込まれているのはさすがである。スティーヴン・キングは何よりディテー

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    2017年01月22日
  • 11/22/63(下)

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    3冊を読み終え正直、大作には違いないのですが長すぎました。途中中弛みがあり、3冊目に至ってようやく先が見え始め、加速度が付いて読み終えた感じです。この小説は最後まで読まないと意味がありません。読後感は良かったです。作者の構想は40年あったということですから、膨大な資料に基づき作り上げた歴史的事実に沿った内容であるようです。(勿論、ケネディ暗殺の犯人は未だ謎ですが…)その時代の様子もかなり詳しく描写されています。それこそ古き良きアメリカ合衆国と言うべきなのでしょう。
    タイムスリップする場所、兎の穴に立つイエローカードマンとグリーンカードマンの存在。バタフライ効果、過去を変えることが意味するものは

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    2017年01月07日
  • ジョイランド

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    これはミステリーなのか、青春モノなのか。
    21歳の夏に『ぼく』は失恋を経験し、ジョイランドでのバイトを通じて人助けを経験し、初体験を経験し、連続殺人犯に殺されそうになったり、様々な経験をする。
    ぼくが経験する全てが瑞々しく、自分がその年代だった頃に投影して、こういう感じわかるなぁと切なくなります。
    ジャンルとしては、青春ミステリーってことになるのかな。映像化してもヒットしそう。オススメです。

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    2016年12月19日