スティーヴン・キングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ第2巻、どんどん面白くなってきた。
ついに、やっと仲間たちが再会するシーンは感慨深かった。ここに集結するまで、いい大人であるみんなが現在どんな生活をしているかを知った上で、全員の子ども時代を振り返っている。そのために自分も仲間の一員になったかのような感覚で、まるで一緒に立ち向かっているように感じられる。
感情移入や共感とは違っていて、これは共有かもしれない。その土地や時代を共有した者たちにだけわかる何かを、無関係の読者である私がなぜか感じている。こんな小説は初めてだ。
少年少女の思い出には懐かしく楽しいだけではない、紛れもない恐怖も混ざっているが、みんなが親友になった連帯感の中で聞く体験談はい -
Posted by ブクログ
上巻のほうが面白かった。
下巻もいつも通り上質なキング本でこちらの期待には十分応えてくれてるんだけど、きれいにまとまりすぎた印象。
もっとむちゃくちゃやって欲しかったというか、全貌が見えてきた時の驚きや意外性はほぼない。
それと途中から登場したある女性が主役級の扱いを受けている点もサプライズ的な嬉しさよりも残念な気持ちのほうが大きかった。
キングがこの人物を気に入っているのはよくわかる。私も彼女が大好きだ。だけどあくまでもキングワールドのお遊びの範囲に留めておいて欲しかったな。本作の独立性のようなものが損なわれて、本来の主役まわりの人々の魅力が削がれているように感じる。身も蓋もない言い方をすれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わるまで本当に時間がかかりました。(物理です、つまり積ん読の中に入ってしまい行方不明だった)
幽霊が見えて、話をすることができるジェイミー少年が青年になって子どもの頃を回想するというキングお得意のスタイルのホラー小説です。
その能力でいろいろ大変な目にもあっているのですが、ある出来事に巻き込まれてしまって、そこから、どうしてこうなってしまった! というジョットコースターの乗せられてしまったように物語が動いていきます。
私はキング大好きですし、今回も面白かった! と満足ですがラストの不穏な空気が気になりますかねぇ、くふふ。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ心配していたグロ要素は、思っていたほどではなかった。
グロよりも、ジャックの抱えるアルコール依存や癇癪がとにかく重くてしんどかった。
過去に何があったのか、なぜ彼がそうなってしまったのかという背景も丁寧に描かれていて、単なる狂った父親ではないのがわかってくる。それでもやっぱり共感はできないけど。
壊れてしまった父親だけど、息子ダニーへの深い愛情は確かにある。
その愛情が、少しでもダニーの心の救いになっていますように…。
ホラーとしての怖さよりも、人間の弱さや苦しさがじわじわ効いてきて辛い。
私は人の辛い話を読むと、自分まで引きずられてしまうタイプなので、ずっと「早くこの物語から解放された -
Posted by ブクログ
死者が見えて話すことができる少年・ジェイミーの青春ホラー作品。
ジェイミーは様々な出来事に巻き込まれ、最終的に危機的な状況に追い込まれてどうなるのか?という展開はハラハラしながら読みました。
ジェイミーが少年から青年に成長していく課程での葛藤がとても良いです。『大人になるうえで最悪なことは、口を閉ざすことではないか』というセリフがあり、無邪気になんでも話せた幼い頃の自分と、大人になりかけている自分の葛藤を感じる一文でした。
キング作品にしては短いストーリーなので、少し物足りなさを感じましたが、コンパクトにまとまっていて読みやすかったです。 -
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