郷内心瞳のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ほぇ〜こりゃ中々面白かった!!
死期を予知する話が基本的に多いが、
その他の種類の予言も多々あり、めちゃ楽しめた!
個人的なおすすめは……
夜馬裕さんの『天女の願い事』です。
質素倹約で他人とは交わらない佐和子さんの
伯母さんにはある秘密が……
ここまで誰が予想できた事か?ってぐらいに
壮大で壮絶な話でした。
真相を知ってしまった時のトリハダは間違いなしの作品です!
その他にも安心、安定の面白さの郷内先生は
連作短編で読み応えバッチリ!
親子三世代に及ぶ何とも奇怪で悍ましい予言…
予言と一口に言っても色々な話があり
とても満足いく作品でした!!
とても面白かったです!
友人も言っていたが -
Posted by ブクログ
予言が怪談になるといえばやはり件とかかなーとワクワクしますね。
田辺青蛙『戦争を予言する柿』は一発目に先制パンチ級のものすごいはなしやなと思った。
予言は誰かが相手に伝えることでうまれるわけでそう考えると実話怪談とは相性がいいのかもしれないと思う。
吉田悠軌『赤いしるし』赤いものは不吉な象徴なところあるし予言が赤いのは納得。
雨宮淳司『骰子』これはぜひ検証したくなるはなしだった。骰子をふってなくても勝手に転がって勝手に予言してても見てなかったらそれはいきないのかどうかめちゃくちゃ気になる。
朱雀門出『青い獅子舞』赤じゃなくてもふだん赤いものが違う色なのは不吉ってことだ。
響洋平『インターフォン -
Posted by ブクログ
今回は中々、、怖かった。
テーマは『墓場』、うん、墓場は先祖などを敬うとこ、
それ以外で行ったら…そら〜碌なこと起きんよ。
マジで……(T . T)
さて、表題作の『人喰い墓場』
しちけらとふす、、、はぁはぁはぁ!
怪異の数々と尋常ではない犠牲者の数
全く得体の知れない怪異でかなり恐ろしく
楽しめた作品でした。
その他にも、『謎の住人』、『拾ったばっかりに』、『墓穴を掘られる』、『訴え』、『暗い地べたの紫おばさん』、『望みなき志願者』、『謎メット工房』、『アイデアマン』、などがおすすめです!!
さて今回の、郷内先生、、、拗ねてます?笑笑
郷内先生!大丈夫です!自信を持ってください!
あな -
Posted by ブクログ
これまでの備忘録シリーズで
事情により日の目にあたらなかった。
曰く付きの怪談が本作でいよいよ目覚める。
いつもながら様々な怪異の話がてんこ盛り!
とても楽しめた。
表題作の『死人帰り』は姉妹が家で留守番をしている時に姉の様子が、、、、
何とも悍ましく、『再来ね再発』の連作になっていたのでとても面白かった!!
その他にも、『人でなし旅館の怪』、『池袋の地下ホテル』、『脱法こっくりさん』、『垣間見る』、『海辺のホテルと緑の目』などがおすすめです♪
さて、作中で前作の反省の弁を述べていた郷内先生
正直言って自分もその事に関しては
少し引っかかっていた。笑笑
しかし、そこまで気にする事なく今まで -
Posted by ブクログ
さて、久しぶりに読んだ拝み屋備忘録シリーズ
やっぱり読んでて楽しいなぁ〜
今回の話のテーマは『怖さを知らない怖さ』
普通の人ならばある程度の線引きが出来るのだが
中にはそんな線なんざぁ〜はなっから持ってねーよ!と
怖いもの知らずのチャレンジャー(相談者)たちが遭遇した恐怖の体験を収めた。短編集でした。
まあ〜殆どの話が自業自得だな…と思いつつ読んでました。
突撃訪問したり…
勝手に廃屋入ったり…
鬼電したり…
つけ回したり…
調子乗ったり…
なんしてんッッ!!
ほぼほぼ苦笑いが止まらない…アホだなぁと
それと郷内先生の病気の事も書かれていて
中々大変だなと…
早く治る事を祈りたいですね。 -
Posted by ブクログ
ーーーーー
昔と比べると、世間の人々は怖いものに対して、あるいは恐怖という感情自体に対して、鈍感になってきている(本文より)
ーーーーー
私もそう思います…。
麻痺していますよね…(^_^;)
かく言う私も実感している。
もっともっと怖い本を!と刺激を求め今に至る。笑
郷内さんの会談も怖いのですが、最近では郷内さんを取り巻く環境や事象を楽しんでいる自分がいる…。
要するにファンですね。
今回は、そんなファンの皆様が郷内さんにかけた迷惑の数々が特集されております。
ーーーーー
世の中には、なるべくなら関わらないほうがいい人間と、絶対に関わるべきではない人間の二種類がいる。(本文よ -
-
Posted by ブクログ
「死人帰り」「些細な差異」「再来の再発」「海辺のホテルと緑の目」が特に印象に残った4作。
毎度もうことでありますが、怪異がこちらを認識しているというのは、自分の中で恐怖を何倍にもしますね。何か得体の知れないものを見てしまったというのは、恐怖はあれど、不思議な体験だったということに変換できそうなものですが、認識されてしまうとそれは無理ですね。
コンタクト、コミュニケーションを望んでいないのに取れてしまったというのは、体験として残るので。
枕の「陽の目を見るモノ」で、タイミングやら何やらで収録を見送ってた怪談の収録、と語っていたので、アニメでよくある総集編的な感じなのかな、とたかを括って読み始 -
Posted by ブクログ
人から人へ数珠のように途切れることのない怪談話……。第2弾。
郷内さん……。
やはり裏切らないね……߹ㅁ߹)♡
前回読んだ『拝み屋念珠怪談 緋色の女』で、私は生意気にも、
「先が読める…( ≖ᴗ≖)ニヤッ」
とかほざいておりました。
郷内さん、ごめん…っ!!(༎ຶ⌑༎ຶ)
なんだなんだこの展開は!
予想を覆す展開に、早く続きが読みたくなる!
数珠繋ぎの如く繋がる怪談話という事実だけでも凄いのに、語られる話の中にも謎や関連がちらほら…。
蒐集している裕木自身の身に起こる不思議な現象…。
そして本人も気づかぬうちにはまり込んでいる闇の世界…。
さすがシリーズ最終章だけあ -
Posted by ブクログ
拝み屋シリーズを愛読の方は恐らくこう言うでは無いだろか…
『おい、おい、まじかよ!!』と……笑笑
あまりの衝撃な展開に唖然とする事間違いなし!
(º ⌓º )
さていよいよ!
新シリーズ『拝み屋念珠怪談』始動!!٩(๑ᵒ̴̶̷͈̀ ᗜ ᵒ̴̶̷͈́)و ̑̑ ✧
郷内先生が思いつきで怪談話を収集してみませんか?と言う提案にガチで挑んだ裕木さん
その数なんと!200話!やりすぎだろ!笑笑
暇かよ!と思わずツッコミを入れたくなるほど
しかし…それだけではない!
何とその200話は取材相手に次の取材相手を
紹介してもらうリレー形式
それが一切、途切れる事なく3年半続いたいう事らしい…いや、逆に怖 -
Posted by ブクログ
依頼人が集めた実話怪談集。
怪談話は、知人からそのまた知人へ紹介され、途切れることがない…(⊙ˍ⊙)
念珠とは、数珠のこと。
なるほど、念珠はその意味か。
数珠のように途切れることなく怪談話を紹介してもらう裕木。
3年半の間に「取材レポート」大学ノート12冊分…。すごい。
しかも、すべては郷内さんに「自分でもっと怪談集めをしてみませんか?」となにげなく言われたひとことから始めたと言う。
この大量の取材レポートを惜しげもなく郷内さんに手渡す。
200話って……半端ない。
しかも丁寧に脚注を付けて、分かりやすく纏めているらしい。優秀!
とても印象深い作品が【自然学校】
民間 -
Posted by ブクログ
拝み屋怪談最終章!!
今回は今までの拝み屋シリーズの総集編の様な
物語…む〜ん振り返ると色々あったなぁ〜と
大分あった〜と様々な思い出に浸る事ができた。
⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
始まりはシリーズ屈指の涙なしでは読めないかった。家族愛に溢れ亡くなってしまった。ほのかさんの長女の柚子香ちゃんがある蔵で怪異に襲われるのでした。
そこで事態の収拾と解決に郷内先生が
乗り出し蔵の中に閉じこもり怪異の正体を
掴もうとするのだが…一向に怪異が現れず
次第に自身が体験したり、聞いた怪談話を
思い出すのでした…( ・̆⤙・̆ )
自身が体験した怪異…(; -᷅ ̫̈-᷄ )ゴリランコ
-
Posted by ブクログ
拝み屋怪談シリーズ最終章!
振り返ると色々あった…(༎ຶ⌑༎ຶ)
この巻で『拝み屋怪談』は完結。
次巻からは『拝み屋念珠怪談』となっております。
念珠…数珠?(´-` )
繋ぎ合わせる的な何かかな…?
それはさておき、今回は、短編に度々登場した『ほのかさん』のお話。
拝み屋シリーズで、唯一まともで良い人で、本当に惜しい人を亡くしたエピソード。
ほのかさんのご家族が体験した『蔵』に纏わる話です。
ほのかさんの父方の本家の実家にある蔵で、長女の柚子香ちゃんが、恐ろしい体験をする。
母屋を改造して作ったその蔵では、ほのかさんの父親の親族も幼少期に怖い体験をしている。
蔵で起こった