あらすじ
かつての相談客・裕木が拝み屋・郷内のもとへ持ち込んだ、200話にも及ぶ生々しい怪談実話。
突如校庭に現れた生首、遊びに誘いにくる死んだはずの子供。写真に写り込んだ、異様な巨体をもつ女……。
奇怪な記録を読み進めるうちに、郷内は複数の怪談に繰り返し登場する不気味な女の影に気づく。
一連の「念珠怪談」に隠された、ある驚愕の真相とは――。
これは読む者を奈落の底へと突き落とす「生きた怪異」、その後半の記録である。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった。
それはいつも通りの感想。
また続くんかい、という言葉は喉から出かかった。つーかほとんど出たけど、今回も面白かったです。
女の子が集めた怖い話、後半戦。
次第に明らかになっていく真実。
そして短い話と長めの話が織り混ざる仕様なので、読んでいて飽きは来ないと思う。謎めいたこのシリーズ、次は一体どんな風になるのでしょうか。
このあとって確か備忘録とかでしたっけ?
この話の続きになるんだったら嬉しい。余計に気になる。
Posted by ブクログ
人から人へ数珠のように途切れることのない怪談話……。第2弾。
郷内さん……。
やはり裏切らないね……߹ㅁ߹)♡
前回読んだ『拝み屋念珠怪談 緋色の女』で、私は生意気にも、
「先が読める…( ≖ᴗ≖)ニヤッ」
とかほざいておりました。
郷内さん、ごめん…っ!!(༎ຶ⌑༎ຶ)
なんだなんだこの展開は!
予想を覆す展開に、早く続きが読みたくなる!
数珠繋ぎの如く繋がる怪談話という事実だけでも凄いのに、語られる話の中にも謎や関連がちらほら…。
蒐集している裕木自身の身に起こる不思議な現象…。
そして本人も気づかぬうちにはまり込んでいる闇の世界…。
さすがシリーズ最終章だけあり403ページというボリュームですが、半分を超えると読む手が止まらなくなります。
名称は仮名となっていますが、個性的な仮名すぎてたまに読めない。
際立たせる為なのかもしれませんが、中々のキラキラネームなのが軽い癒し笑
このシリーズ読むたびに何度も言うけど、これ、実話だよね…((((;゜Д゜)))
怖すぎるんですけど…。
11冊の【拝み屋怪談シリーズ】ラスト!!
次は【拝み屋備忘録シリーズ】だよね。確か。
楽しみながら読み進めたいと思います(*´˘`*)
(実話怪談だぞ)
Posted by ブクログ
拝み屋怪談のシリーズで、まだ続く様子で終わる。
実話怪談風の形式の短編が続くが、実はところどころに伏線、共通点があってそれを意識しながら読むと最後の方でいろんなことが繋がる時にアッ!ってなる。
主人公の女性の視点で綴られているが、霊感のない主人公が初めてはっきりと異常なものを感知し恐怖するところは臨場感があって怖かった。