郷内心瞳のレビュー一覧

  • 真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈冥〉

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    ちょっと嫌いな小説家さんに近しい表現もあり、★3つ!!
    今回は厳しく★をつけます。
    湖姫さんについて、、まあ許す。
    ちょっと郷内さんっぽくない展開ですが、ファンとして、、、温かく見守ります。

    花嫁の嫁を読み直してから読んだほうが良いです!!

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    2025年08月10日
  • たらちね怪談

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    ネタバレ

    母に纏わる怪談
    娘の祝い事に現れる素っ裸で踊り狂うジャンキーの母親の霊という衝撃な話から始まる

    母の愛っていう話は少なく、まさに怪談が集まってる

    「アンタ、何で生きてるの?」って娘に問いかけ精神を削る母親の霊も怖いけど、母親のことを頑なに話そうとしない父親もなんか薄気味悪い

    「創母」はイマジナリーフレンドならぬイマジナリーマザー、創った母と見た目も声もそっくりな再婚相手は偶然なのかな..?未来予知的な...?

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    2025年06月24日
  • 拝み屋備忘録 鬼念の黒巫女

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    表題作がこれまでで最もライト。
    びっくりするぐらい怖くない話だった。
    いつもの人から聞いた怪談もライトなものは多かったけど、SSぐらい短いものはどれも面白かった。
    表紙が一番怖いかも。

    引越しの際に持ってた郷内本がありえない形で倒れてきたり、その影響でライトがおかしなことになったりとちょっとした怪異に見舞われたので読むのをやめようかと思ったけど、買ったので読んだ。

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    2025年04月22日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

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    自分がなにか恨みを持って死んだ時に、こんなふうに霊となって出てこれるんだろうかという疑問がいつも浮かぶ。その点で霊の存在は謎だけれど、たまに出てくる怨みとか関係なく発生する怪異については、自分たちの理解が追いついていないだけであるような気がする。そしてそういうものの方が対処が出来ず怖い。

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    2025年04月21日
  • 真景拝み屋備忘録 あの世のはらわた

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    拝み屋備忘録・十冊目の「あの世のはらわた」。
    作中でも言及されていますが、メタ発言が増えていますね。そのせいか作風が変わったように思えます。自伝の意味合いも強く持っていたと思うこのシリーズ。十作目のここでひとまず完結ということだそうです。ラストが明らかに続編を意識した騙りなので、いずれ復活するでしょうけども、ひとまずはお疲れ様でした。
    まあ、匂わせといて音沙汰なし、ということも多々ある世界なので、その時はその時で。乙一のあとがき思い出しますね。そういうのが一番寒い、というネット上の意見を見たので、あとがきって何を書けばいいのだろう、というあとがき。どの作品だったか。

    ある一家にまとわりつき絡

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    2025年03月30日
  • 拝み屋備忘録 赫怒の刻印

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    拝み屋備忘録・九作目の「赫怒の刻印」。
    九作目の今作は、なんとなんと郷内さんでなく小橋美琴さんが主役です。

    読み終えて思うのは、夫婦と麗麗と3人仲良く暮らしているようで何より、ということですかね。美琴さんと麗麗が登場した郷内さんとの事件に今回の怪異と、身勝手な欲望に憑き纏われての災禍ばかりなので、安住の場所が見つけられて何よりです。
    他にもカカ様の怪異にも関わっていたと思うので、読み手としては勝手に相棒の感じでいましたね。

    ひとまずは、拝み屋というか「あちら側」に関わる仕事からは手を引くらしいので、今頃は平穏な暮らしを送っているんだなぁ、と思っています。麗麗が二人のところにいるであろうと信

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    2025年03月26日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

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    ネタバレ

    これは怖い!!花嫁が出てくるシーンは夜中に読んでて、かなりゾワっとした
    これが実話なのがまだ良い
    良いホラー読んだなという爽快感を味わえる後味の悪いラスト

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    2025年03月25日
  • 真景拝み屋備忘録 あの世のはらわた

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    シリーズラストに相応しい終わり方にGood!

    東京出張時に起きた怪異をメインに何とも濃ゆ〜い怪談短編集でした。
    個人的に『すんでんのところ』『喪の森』『あとはよろしく』が良かった!
    今回の郷内先生、中々テンション高めでかなり良かった!こういった感じは久々で日頃から先生の本を愛読している自分としてはめっちゃ嬉しい…めっちゃ笑ったけど!笑笑
    今まで起きた怪異を回想する描写には思わず、読み手側もグッとくるものがあり非常に感慨深かった。
    しかし…ラストの終わり方は非常に気になる。
    まあーでもとりあえずはこの先も上手くいく事を願うばかりである。
    ひとまずはお疲れ様でした!!

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    2025年02月11日
  • 超怖い物件

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    2025.02.08

    ホラーアンソロジーが出版されるとつい買うだけ買って積読してしまうが、この本もその一冊。

    どの話もホラーアンソロジーにしては珍しく1話が短く、読みやすかった。
    そして破綻している話も、ホラー短編にありがちな読者バカにしている?という話も少なく概ね楽しく読めた。

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    2025年02月08日
  • 拝み屋備忘録 怪談腹切り仏

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    やっぱり拝み屋備忘録シリーズはライトで読みやすい。
    表題作の腹切仏ってそういうことかぁ。
    先生のシリーズではよくあるけど、途中に自分の話が入っていて、それが巻末に向けて収束していくという作り。
    今作も御多分に洩れず、そういう作りだったけど、表題作はかなりライトだった(それまでの怪談に比べるとだけど)
    あと最近の作品は先生の病状がよく書かれていて、先生のパートはエッセイみたいになってる。

    1ページ未満の怪談がいくつかあり、それがかなりよかった。

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    2025年01月19日
  • 拝み屋備忘録 怪談首なし御殿

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    手に取った感じは薄めの文庫本だと思ったのですが、読んでみると短めの怪談が沢山読めて大満足。
    救いのない話が多くて、読んでいて心臓がキュッとなる瞬間が多々ありました。

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    2025年01月01日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

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    ネタバレ

    めちゃ後味悪い……‼️
    なんかめちゃ強い拝み屋を想像していたからから、
    ほんとにムカつくあの男にバカにされても
    なかなかやり返せないのがモヤる!
    華原さん……ほんとにかっこいいけど、辛いよ、
    最期までカッコよすぎる
    実話だからなのか、なかなか救われないね
    これが現実であったのなら怖すぎる
    母様の家が1番怖かったな、近親相姦が横行してるなんてハプスブルク家かよ
    あの母娘が幸せになってるといいな

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    2024年12月13日
  • 拝み屋怪談 幽魂の蔵

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    通算15作目。

    一応前作をもって拝み屋怪談シリーズは幕とじという事で、本作があとがきに近いものという立ち位置。
    それを踏まえ、「幽魂の蔵」というタイトルにしたのか上手いなあと思って読み進めたら本当に蔵の話なんかい!となった(笑)

    先生が恋してるんじゃって思わせられるような表現が多かった「ほのかさん」一家にまつわる蔵の話。
    その蔵にいる中で、回想的に色んな怪談が出てくるという構成。

    すでに既出のものもそれなりになったので、これ知ってるな~と思いながら読んだりしたけど、やっぱり面白くて楽しめた。
    そんな構成だったので、非常にエンタメ色の強い本だった。

    奥様といつまでも幸せにいてほしいな、と

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    2024年12月08日
  • 超怖い物件

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    家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
    “物件怪談小説集”
    人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編

    土地や建物に関わるホラーが好きなのです
    と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします

    「妹の部屋」神永学
    死んだ妹の賃貸の部屋
    片付けて解約するも 元に戻っている
    事故物件小説ではなかったけれど
    ありそで怖い

    「笛を吹く家」澤村伊智
    息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
    両親の望む息子の行末

    この2編が、私のBestかな

    「倒福」大島てる
    事故物件系かなと思っていたけれど
    反発もある情報提供をしているから
    こんな経験もあるのかな
    いろんな摩擦があるのでし

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    2024年09月29日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

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    シリーズもの。

    たしかに拝めば、その怪異がなくなる寂しさも何処かであるのかもしれないなと思いました。

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    2024年09月29日
  • 拝み屋備忘録 赫怒の刻印

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    ネタバレ

    『花嫁の家』のようなゾッとくる怖さはない。タルパとの描写はファンタジック、ライトノベルのようなカジュアルさである。
    近年の作品は比較的そのような傾向なので、ホラー好には好みが分かれると思う。本作も例もれず、作品としては面白いが、個人的に期待する内容とは少し違った。

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    2024年09月03日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

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    創作なのか実話なのか分からない。今回、読むのに、二週間もかかった。伏線回収とかあって楽しめたけど、サクサク読みはできなかった。

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    2024年07月27日
  • たらちね怪談

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    ネタバレ

    おかあさんの怪談。
    愛は恨みと表裏一体。
    良けれが、ホントに良かれなのか。
    私は母親というカテゴリーではないのだけど、子供じゃなくてもそれは気をつけなきゃと思う。

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    2024年07月18日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陰〉

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    自分の引っ越しで、全く本に手がつかず、やっと落ち着いた最初の一冊。暑い夏だから、実話怪談を手にしてみた。 拝み屋を営む著者の許に依頼が舞い込んで…。シリーズなので、前作を読んでいないとわからないかも。まだ、怖くない。

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    2024年07月08日
  • 拝み屋備忘録 怪談人喰い墓場

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    『墓穴を掘られる』

    SNSで誹謗中傷を繰り返す男性の元に呪いの藁人形が送られてきた。
    自業自得と思いつつも、郷内さんは解呪の儀式をしたのだが、

    「実を言うと解呪に要した時間は、いつもの倍近くかかった。」(本文より)

    とある。
    どの程度のレベルまで呪いが解けてる、と肌感覚でわかるものなのだろうか。


    『アイデアマン』

    自殺まで追い詰められた男性が母親に慰められ、前向きに生きる事を決意する話。

    泣ける。


    『人喰い墓場』

    表題作だけあって、いちばんおもしろかった。

    これは墓場が舞台なのだが、場所の怪異という点と奇妙な雰囲気が三津田信三の『幽霊屋敷シリーズ』を彷彿とさせた。

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    2024年04月19日