郷内心瞳のレビュー一覧

  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    私は本職の拝み屋さんという人がいる事を知りませんでした!
    いるのか~。
    まあ、舞台が東北ということで、ちょっと納得してしまいました。恐山のある東北、そして沖縄ならばそういう伝統が残っているでしょうから。
    さて、拝み屋さんである作者が実際に見聞きした事をもとに書かれている本作、半ばノンフィクションといっていいのではないかと思います。
    それだけに、これは怖い。単なる実話怪談よりもっと真に迫る恐ろしさが感じられます。
    やはり実体験を、体験した人がそのままつづるというのは迫力が違いますね。
    また、実際に職業にされている人なだけに、安易な浄霊、除霊がないことも、興味深いです。
    これも、実際に職業としている人が実体験として描かれているからこその説得力だと思います。

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    2016年12月07日
  • 拝み屋怪談 逆さ稲荷

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    拝み屋である作者自身の体験を語るという実話(風?)怪談第三弾。今回は主人公の子供時代から拝み屋となるまでの体験談を中心に構成。どことなく懐かしい雰囲気のほのぼの路線の怪談多めでいくのかと思ってら、最後は怒涛の展開で背筋凍った。
    一個一個の怪談が質が高い上に、全体構造も工夫されており、後半でいくつもの怪談が繋がってきて新しいことが見えてくるのはぞくぞくする。情報の出し方が本当にうまい。
    今回は子供時代からの作者の見えるものに対する捉え方の変遷が書いてあるのが面白かった。だれでも変なものを見ていたのかもしれない、そしてこれから見ることがあるのかもしれないと思うと怖いですね。

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    2015年11月01日
  • 拝み屋怪談 逆さ稲荷

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     拝み屋を営む著者が、物心ついてから拝み屋稼業を始めるまでに体験した様々な怪奇譚を、家族や友人知人などから頂いた話も交えて著した怪談集。
     過去作と同じような構成かと思いながら読んでいくと、終盤で意外な展開が待ち受けていて「えーっ!?」と目を丸くしてしまった。伏線らしきものもあり、確かに幽かに違和感は感じていたが、それでもまさかの展開で、怪談というよりも『シックス・センス』のようなサスペンスホラーを読んでいるようだった。

     興味深かったのは、拝み屋を始める前の著者が、テレビや本によってステレオタイプな幽霊像・妖怪像を刷り込まれたことで、直に目撃した幽霊や妖怪をそうと捉えなかったことだ。成長してからも幻覚や錯覚と判断して安心しようと努めていた。
     別の本のレビューでも書いたが、実は誰もが多かれ少なかれ似たような体験をしているのかもしれない。だが「足がない」「半透明」など、テレビや本によって刷り込まれた幽霊像・妖怪像と大きくかけ離れているから、逆にそれを怪異と認識できなかった可能性がある。または目の錯覚や思い込みと判断して記憶の棚の奥に放り込んだかもしれない。
     一度脳内の倉庫に眠ったままになっている記憶を棚卸ししてみてください。「厭なもの」「見てはいけないモノ」「変な人」「怖い人」といった、ちょっとした非日常な思い出があったら、今の視点から見つめ直してみてはいかがでしょうか。「アレは本当にこの世のモノだったのだろうか」、と……。

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    2015年07月12日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

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    グイグイ読む手が止まらないホラーは久しぶり!!!

    京極夏彦の京極堂シリーズの読みやすいバージョンて感じでした。
    京極堂はあれはあれで良い重厚さがあるのですが、拝み屋も良いですね〜
    章が短くて多く、色んな怪談?なのかなと思いきや(その怪談の内容もまた良きホラー)ストーリーは全て一本に繋がっていき。。。

    ((((;゚Д゚))))


    拝み屋さんはシリーズ作品らしく、是非是非他のシリーズも制覇したい( *´ㅅ`)⁾⁾♡
    これは人に勧めたいホラー!!!

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    2026年10月02日
  • 超怖い物件

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    花房観音、澤村伊智目当て

    宇佐美まこと「氷室」
    大島てる「倒福」
    福澤徹三「旧居の記憶」
    糸柳寿昭「やなぎっ記」
    花房観音「たかむらの家」
    神永学「妹の部屋」
    澤村伊智「笛を吹く家」
    黒木あるじ「牢家」
    郷内心瞳「トガハラミ」
    芦花公園「終の棲家」
    平山夢明「ろろるいの家」

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    2026年09月27日
  • 怪談 悪霊の國

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    三津田先生のような本格的なプロの怪談が好きだけど、こういうリアルな実話系怪談からしか得られない恐怖の栄養があるよね。今回は(も)怪異にあって不条理な目に遭うものが多くて、見えないほうがいいって冒頭で話していたのはこういうことを言いたいの?という感じがした。
    これは不吉なことが怒る予兆としての怪異なのか、それとも怪異に出会わなければ怒らなかった災厄なのか、そこがすごく知りたい。あと性的な目的の霊が何話かあった。肉体がなくなっても、情念がのこるのであればこういうこともあるのか・・

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    2026年09月21日
  • 超怖い物件

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    なんか怖いものが読みたいと漠然と思ってたまたま目についたこれを購入。
    最初はなんだ思ったほど怖くないじゃんとか思って読んでたけど、ろろるいの家が怖すぎて、移動中の真っ昼間の電車の中で読んでて良かったと思ったしなんならその夜悪夢を見た。
    ホラー舐めてかかってた。本当に怖い。

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    2026年08月21日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

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    面白怖かった!初めて著者の作品を読んだが、出てくる怪異が怖い。久しぶりに読書してて何度も鳥肌が立った。また、ただ怖いだけでなく、ミステリ的な要素もふんだんにあり、伏線回収も大変丁寧で緻密だった。文章も上手で読みやすかった。他の著作も読んでみたい。

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    2026年08月17日
  • 拝み屋備忘録 怪談双子宿

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    ゾッとする怖いものから、えっ?!そんな怪異もあるの?と聞いた事のないような話までたっぷりと恐怖を味わえた。

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    2026年08月02日
  • 超怖い物件

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    「家をテーマにしたホラー」ってテーマだけでこんなに幅広くなるんだ!って驚き。

    「トガハラミ」の描写が艶めかしくて美しくて、収録作の中で一番好きです。

    怪談ジャンルには普段あんまり触れないけど「やなぎっ記」の微笑ましい日常からの恐怖への舵取りがすごく上手いなーと思って、怪談というジャンルにももっと触れてみたくなった。

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    2026年05月27日
  • 怪談 悪霊の國

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    やはり郷内さんは面白い5よりの星4つ!
    5に至らないのは、、郷内さんの話が少ないからですね。

    以下ネタバレ
    桔梗さん、深町さん、美琴さん、鏡香さんの話も入ってて楽しめたのと、美琴さんの話は友達と改めて行きたいと思いました。
    興味本位ではないです!郷内さんに叱られるので、、

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    2026年05月17日
  • 超怖い物件

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    12人の作家さんによる物件怪談小説集でハズレが少ない。特に最初のオチにゾッとさせられた、宇佐美まこと先生の「氷室」がベストでした!

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    2026年02月02日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

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    母様の家読んでからの花嫁の家。嫁いだ花嫁が3年以内に必ず死ぬという忌まわしい伝承に恐ろしくも繋がっていた恐怖。拝み屋郷内さんの筆力と暖かい人柄に拍手を贈りながら恐さと面白さを堪能できた。シリーズ全読みしたい。

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    2025年12月17日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    物件を起点にするホラーは、幽霊ものと同じく特定の場所(人物)が要因なため、読んでいる限りは真実「対岸の火事」で楽しめる…からこそ、絡め手も被るよね、などと。
    アンソロジーだけに合う合わないを感じるが、比較的前者が多くてよきかな。

    『旧居の記憶』福澤徹三
    『笛を吹く家』澤村伊智
    『終の棲家』芦花公園

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    2025年11月28日
  • 拝み屋備忘録 怪談死人帰り

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    これまで竹書房から出た作品の総括みたいな一冊。
    いや総括というよりは未公開版といった方が近いか…
    奇しくも収録から外れてしまった割にはどの話もかなり面白かった。
    ライトな割に進まなかったけど、
    十二分に楽しめた。

    先生の病気や自分語りについて、
    他の読者も同じことを思っているのが笑ってしまった。
    先生も多少なりともムカついている様子もあり、
    先生らしいなぁとも思った。

    ラストの話が1番好き

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    2025年11月19日
  • 真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈冥〉

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    心霊現象的な情景は想像しやすくて読み進めやすいんだけど、怨霊との「武力戦」はイメージが飛びすぎていて、現実感がなくて想像しがたく、感情移入もしにくく、読むのに少し時間がかかった。けど全体的には読みやすく没入感もある。勝手に前後編と思っていたけど、まだ続くのか!
    湖姫の子供時代は辛すぎて読みのがいやになるくらいだった。林間学校の話はほかの話で読んだ気がする。郷内さんの本かそれ以外かは思い出せない。

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    2025年11月02日
  • 荒魂怪談

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    神仏に関する怪談が集められた一冊。

    著者によって集まる怪談に傾向がありとても興味深い。
    その中でお寺や修験者に関する怪談を綴った橘百花氏の民話のような因果話や海を越えた海外の神について語られる卯ちり氏の怪談、そして一話のみながら思わずヒヤリとさせられる人間も怖い話の「檻の中」の斉砂波人氏と「裏の靖国」の鷲羽大介氏…。
    もちろん他の著者の方々の話も大変興味深く、また読みやすいものが多くとても満足な一冊。

    しかし後半に行くとかなりアクの強い著者が続くため(悪い意味ではなく作者の個性が強烈に出ている話が多いので)「実話怪談」というより立派なひとつの「作品」として捉えたほうが良いかもしれない。
    特に郷内瞳心氏の「ヨモノキさま」などは驚くほど引き込まれる文章で一気に読んでしまったので実話怪談初心者ライト層から個性派怪談大好きマニア層まで楽しめる一冊。

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    2025年10月31日
  • 真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈天〉

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    前回の話の続き、になるんだけど、時間が空きすぎて、どうだったかはあまり覚えていない・・解説はしてくれるけど、一気に念珠怪談のほうと通しで読んだほうが、より盛り上がれるかも。
    あと私は登場人物の名前をあまり覚えていられないので、いままでのいろんな登場人物や霊能師が出てくるんだけど、どんな思い出があったか思い出せたらもっと面白いのに・・!と思った。

    てのはあるけど、長編でとても読みごたえもあるし、一気読みすると没入感も得られます。

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    2025年10月22日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

    購入済み

    怖い

    何かでお勧めされていて読みました。怖かったー

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    2025年10月18日
  • 予言怪談

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    短編集かと思ったら1〜2Pほどの短い実話怪談だった。こじつけっぽいのもあるし、ほんとか?と疑問に思うものもある。個人的に好きなのは郷内心瞳さんの3代にわたって繋がっている怪異の話。予知や予言を知ってもどうすることもできないものが多く、なんでそんなこと知らせるんだ…と怪異側に憤る気持ちもちょっとある。

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    2025年10月05日