郷内心瞳のレビュー一覧

  • 拝み屋怪談 来たるべき災禍

    Posted by ブクログ

    星3なのは、怖くなかったから。
    私が求めているのは怖さ。
    今巻では、作者さんの大事なエピソードがいったん決着がつきます。
    頑張って欲しい。
    めっちゃ走ってます!

    0
    2024年04月15日
  • 拝み屋怪談 来たるべき災禍

    Posted by ブクログ

    6作目。

    推しの加奈江で1冊丸々ということでかなり楽しみではあったけど残念ながらあまり面白くなかった。

    この文いる…?ってものが多く冗長に感じたり、
    既出の話と全く同じものが載っていたりして、
    もっと短くて良かったんじゃないかなぁと思えた。
    それに加えて他の怪談も少なめだったし、オチも読めちゃったしね

    降霊術やっちゃった女の子の話が一番好きだった
    なんかめちゃくちゃ怖かったんだよなぁ

    あと何回も災禍って言ってるのやだった

    0
    2024年03月30日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    家にまつわるホラーのアンソロジー。玉石混交という感じ。

    【収録作品】
    「氷室」宇佐美まこと
    「倒福」大島てる
    「旧居の記憶」福澤徹三
    「やなぎっ記」糸柳寿昭
    「たかむらの家」花房観音
    「妹の部屋」神永学
    「笛を吹く家」澤村伊智
    「牢家」黒木あるじ
    「トガハラミ」郷内心瞳
    「終の棲家」芦花公園
    「ろろるいの家」平山夢明

    たとえば「倒福」「旧居の記憶」「やなぎっ記」の御三方は実話怪談や事故物件をメインにしているだけあって実録風というかとりとめがない。それもそれで好きだけどほかの短編小説の中では浮いてるように個人的には感じた。
    この中で怖かったのはやはり「終の棲家」と「ろろるいの家」。芦花公園さ

    0
    2024年02月11日
  • 拝み屋備忘録 怪談死人帰り

    Posted by ブクログ

    郷内さんのご病気が治りますように。
    自分語りやめろって言いながら、著書を読んでらっしゃる方は、隠れ郷内ファンなのかなと思いました。
    宮城のどこかにある民家で起きた怪異が、めちゃくちゃ怖い。

    0
    2024年01月31日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    それぞれ個性ある文章と、短編だからこその潔さが面白さになっている。幽霊?ヒトコワ?妖怪?多彩なお話ですぐ読み終えてしまいました。個人的には、澤村さんの短編は、やられたー!でしたww

    0
    2023年12月22日
  • 拝み屋備忘録 怪談首なし御殿

    Posted by ブクログ

    12作目。

    読みやすくてサクサク
    夜に読むと空気が悪くなって怖いので昼間しか読めない

    オンリーワンがどことなく切なくて。
    無限リセットと二連チャンのオチは笑えた。
    常連はなんだか可哀想で、「やるんやったら、朝やろね」はやられるべきだとも思った。
    往診が一番ゾクゾクした最高

    ささやかな短編の後に、
    表題作で締める中編がまた素晴らしい

    郷内先生がクズと話してる時の口調がほんと好き

    クオリティが高くて毎度読んでて楽しい


    10/13 2回目
    基本的によかった話は上記と変わらず。
    クオリティも高くどれも面白い。
    この出版社から出てる話は
    角川ホラーのエンタメ性があまりなく、
    非常にライトで

    0
    2023年11月19日
  • 拝み屋備忘録 怪談死人帰り

    Posted by ブクログ

    4よりの★3
    珍しく星少なめですが、短編が多いためです。
    内容は満足です!!
    濡れ双子、サイドから、目のやり場と。。自分に降りかかると思うと普通に怖い話です。
    読み進めると何でこんなに怪異を経験する人達が多いんだろうと思ってしまう。
    新宿に住んでるので『禍の残滓』は。。少し怖い。
    『飴っこジイさん』は。。違う意味で怖い。
    そして郷内さんの体調など心配な私は、書籍化されるのを首を長くして待ち焦がれるファンではあります。

    最後に、『死人帰り』と『再来の再発』怖い。。
    最新刊読むぞ!!

    0
    2023年11月05日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    やなぎっ記/糸柳寿昭
    たかむらの家/花房観音
    笛を吹く家/澤村伊智
    牢家/黒木あるじ
    トガハラミ/郷内心瞳
    終の棲家/芦花公園
    ろろるいの家/平山夢明

    上記が特に面白かったなぁ。

    0
    2023年09月24日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陰〉

    Posted by ブクログ

    夏の終わりにホラー。
    一応シリーズを通して読んではいるんのだけれど
    忘れている箇所が多く、
    あれ、これ誰だっけ?と曖昧な記憶のまま読み進める。
    忘れていても何となくで読めるので
    まぁいいかと言った感じ。

    謎のシロちゃんの正体が気になる。
    「陽」を続けて読みます。

    0
    2023年09月07日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    気鋭の若手からベテランまでが一堂に会した「最恐」の物件怪談アンソロジー。


    家や土地をテーマにしたホラーアンソロジーです。
    作家陣が豪華で、個人的には外れなしでした。どれを読んでもじっとりと湿度のある話が楽しめます。
    珍しい方だと、事故物件検索サイト「大島てる」の管理人・大島てるさんのお話なんかも掲載されています。サイト自体は見たことがありますが、文章も書いているとは初めて知りました。

    実際に届いたメールや、自身が本を出すための取材で回った際に見聞きしたものについて書いているお話や、伝染する呪いを扱ったような作品も多く、虚構と現実が曖昧になる感覚がしてそれもまた良かったです。現実に侵食して

    0
    2023年09月04日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

    Posted by ブクログ

    郷里の宮城で「拝み屋(=依頼により"拝み"、怪異を祓う。)」を営む著者が、依頼主や自身が体験した長短様々な怪異・怪奇話を収録した一冊。

    「現役の"拝み屋"による実録」ということで、豊富な怪談ネタが詰まっており、話の長さも一頁で終わってしまうものから中~短編のものまで様々。内容もピンキリで、「桐島加奈江」などはそこそこ楽しめたが、総じて読み物としての面白さはイマイチ。「実録」ということなので各話で差が生じるのは当然で、物語的な面白さを求めるのも違うのかもしれないが・・・。

    次巻『拝み屋怪談 花嫁の家』は、本書のような短篇集ではなく、1つの題材を扱った長

    0
    2023年07月29日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

    Posted by ブクログ

    短編の怖い話がたくさん詰まった、夏にぴったりの本でした!
    作者さんの蒐集したお話と、実体験とがありましたが、不思議な話から恐ろしい話まで多種多様でした。
    個人的に一番怖かったのは金魚の話かな…(色んな意味で)
    実体験のお話はかなり恐ろしく濃密なものでしたが、語りの端々に何となく威圧感を感じてちよっと合わなかったかも。
    でもそれがまた鬼気迫る感じがしてより恐ろしいスパイスになっているのかもしれません。
    蒐集された話は、フラットな語り口で、それがまた空恐ろしい感じがして良かったです。

    猛暑のこの夏、納涼にぴったりな一冊でした!

    0
    2023年07月25日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

    Posted by ブクログ

    拝み屋怪談シリーズの最終巻として、今まで出てきた登場人物やエピソードが再登場して、最終巻に相応しい豪華な展開になっている。ただ怖いという感情はあまり味わえなかった。怪異の謎がある程度解明されたためであるからかもしれない。

    タルパという、人間の想像力が生み出した友達や親族などが存在化したものをテーマにストーリーが展開する。神も怪異もタルパのように積年の人々の想いや念が積み重なって出来ているらしい。意識的無意識的に関わらず、人々の意識の力で創り出したものを有り難がったり恐れたりするという、馬鹿げた哀れな人間の存在が印象的。

    0
    2023年07月16日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

    Posted by ブクログ

    長らく絶版になっていた幻の実話怪談が再度出版、という事で手にしてみた。
    終盤の巻き返しのような恐怖は流石だが、それに至るまでが長い。個人的にはそこまで怖いかな? という印象でした。

    0
    2023年06月16日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

    Posted by ブクログ

    ゴーストバスターズ感が全面に出てきて、拝み屋のレベルを超えてる。
    一番怖いのは、山の中に積み上げられた仏壇の山。

    0
    2023年05月24日
  • 拝み屋念珠怪談 奈落の女

    Posted by ブクログ

    続きが気になります。
    湖姫さんが、ポッキーを食べるシーンがよかった。フランス料理には、キールロワイヤル、マリアージュ選ぶのもいい。
    デジャブ的な怪談がいくつかあった。自分の記憶違いか。庭のノーム人形、メイちゃんなど。
    人名も見たことあるような名前が続くのだけど、これも記憶違いか、または、作者が、同じ名前を仮名として2度使いしているのか。
    紙の本なので確認作業がわずらわしいが、気になるので、気が向いたら探してみよう。

    0
    2023年05月11日
  • 拝み屋念珠怪談 緋色の女

    Posted by ブクログ

    異形のものが迫ってくると意識を失ってしまう、いなくなる時はすごい音がして消える。頭あるいは顔だけが大きい。経帷子、着物、ワンピース、ボロボロの服を着ている。ペラペラだったりもするし、膨らんだりもする。お祓い、お札、お経を唱える、煙、などで身を守ると効果があるか。異形は、タルパ、生霊の場合もある。記憶に残らない異形が多かったが、逆に恐怖感だけ頭の隅にこびりついた。

    0
    2023年04月28日
  • 拝み屋怪談 鬼神の岩戸

    Posted by ブクログ

    久々の拝み屋シリーズ。
    全体としては1つの話に纏まるのだけれど
    短編のように短い話もあるので
    隙間時間に読めるので好きなシリーズ。

    今回は酒浸りになってしまう拝み屋さん。
    色々と葛藤しつつも
    中々突破口を見つけきれず
    全体通して陰鬱な感じの今作。

    「タルパ」と言う存在?概念?を初めて知る。
    検索して調べてようと思ったけど
    なんかゾワゾワ怖いのでやめ。
    続きが気になる終わり方なので
    間を開けずに次を読もう

    0
    2023年04月14日
  • 拝み屋怪談 鬼神の岩戸

    Posted by ブクログ

    知り合いと面白ネタにできそうな笑える怪異が多い。けっこう好き。本筋はタルパ関連の話だけど、郷内さんのゴーストバスターズシーンは少なめ。最後に陰陽に続く予告をぶっ込んで来る。

    0
    2023年03月12日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    物件、つまり家や土地にまつわる怪談集。
    表紙に並んだ著者名を見てほしい。
    どれもこれも怪談の名手じゃないか!

    一作品既読があるだけで、他は全て初めて。
    なんだよー全然怖くない、なんて思っていたが、やっぱり夕暮れ時から夜にかけて思い出したり読んだりするとぞわぞわする。

    「牢家」は、座敷牢というキーワードに引っかかってしまうと、最後にひっくり返される。
    そして、ホラーにはお決まりの(作中でも言及されているが)地元の老人が「はいっちゃいかん!止めろ!」という。
    もう絶望しか無いフラグが立つ。
    そしておそらくその通りになる。
    が、みなまで言わず余韻を残すところは作者の技量。

    大島てるの「旧居の記

    0
    2023年02月23日