郷内心瞳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんでこんなにこのシリーズおもしろいんだ!
郷内さんの書き方うますぎだよ…߹ㅁ߹)♡
よしよし…だんだん分かってきたぞ〜。
シリーズの傾向が。
前半、自身の体験を交えながら、依頼主や知り合いから聞いた怪異現象が沢山書かれている。
後半になってくると、まるで小説の伏線回収のように一部が収束してくる。
実話怪談なのによ?(°д° )
小説の中のような出来事が郷内さんの周りで実際に起きているんです…(-_-;)怖い…。
『花嫁の家』を読んだ時もそうだったのですが、初めて訪れた依頼人も、実は郷内さんに寄せられて来ている事が後から判明したり…。
(本人も気付かない所で、郷内さんの関わ -
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出た!出た!出ました!キタ━(゚∀゚)━!
最強クラスの怖さ!:;((°ө°));:
やべーぞ!マジで!(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
マジこれ実話?って思うぐらいにヤバい!Σ(||゚Д゚)ヒィィィ
もう〜郷内心瞳先生スゲェ〜わ(灬ºωº灬)
前作『怪談始末』も怖かったのですが……
こちらも期待を裏切る事なくだいぶ怖い(; 'ω')ゴクリ
今回も郷内先生の元に相談に来られた人が体験した怪異を怪談として収録しているのですが…
…………
ふぅ……www
あらすじすらネタバレになりそうで怖いwww
今回はどう書いていいかわかんねーっす!www
もう〜とにかくね!衝撃的& -
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拝んで始末した怪異を怪談として仕立てる。
拝み屋郷内心瞳、彼がこれまでに見聞きしたり、自身が体験した。怪談話、
自身曰く、とっておきの話を寄り抜いたらしいのだが………マジこえーーーΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ
自身のマイベスト集と言うだけで話の数が半端ない!合計で70話も収録されている!
正直、全部が全部怖いわけでは無いが
戦慄級の怪談話が幾つも出てくるのでかなり楽しめた!
と言う事で僕も作者に見習って本書の
マイベスト怪談を軽く紹介していこうと思います!
①時計工場、陽
深夜、病院内で起きる怪異で足音だけで恐怖を
煽ってくる中々の戦慄でした…:(´ºωº`):
②桜の君
桜の木の下で美し -
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ネタバレ「物件」に関する怪談小説のアンソロジー。おすすめ作品
神永学『妹の部屋』死んだはずの妹の部屋がいつしか復元されている。おかしいのは自分か、家族か。ミステリ要素のあるホラー。
澤村伊智『笛を吹く家』一番おすすめの作品。ラストにどんでん返しがあるホラーミステリー。
郷内心瞳『トガハラミ』人間に取り憑いて人を喰らう物の怪、トガハラミの話。ラストシーンの伏線回収が美しい。語り手は美佐子に憑いたトガハラミで、「姉」はトガハラミが見せていた幻覚ではないか。
芦花公園『終の棲家』最後の一文にゾッとする。怪異は話を聞いた者に取り憑き、伝染する。
平山夢明『ろろるいの家』実話怪談風の作品。短編集の中で一番怖かっ -
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ネタバレ 購入済み
怪異とは
「絶対違うはずなのに」
身に覚えのないアダルトDVDが自宅に届く。出演女優は体形から黒子の位置まで一緒。気持ち悪いよなぁ。
「謎割れ」
食器が割れることで、体験者は邪悪な何かから守られているのではないか。
「ずっと貪り喰われてる」
前世の報いと言われても...
「尾籠ワープ」
どこでもドアならぬどこでもトイレ。ただし、自宅限定ですが。 -
ネタバレ 購入済み
たとえ能力がなくなっても
普通の人には霊能力はない。しごく当たり前のことで、それを疑う人はいないだろう。だが、拝み屋を生業としている著者にとっては死活問題となる。視えない・聞こえないのが著者にとっては異常で、なんとか取り戻そうとして墓地に行くが、何も変わらない。それでも最後は希望を感じさせるものになっている。
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購入済み
大人版ゲゲゲ?
私は著者と同郷なので、実話を元にしたという怪談の中に知っている場所がいくつか出てきてワクワクしました。文章に品があるし、たまに東北訛りが出るのも楽しかった。怪談初心者の私にはどの話も驚きの連続で、何度か開いた口がふさがらなくなりましたが、人の顔が一人一人違うように見えるものも違うのだろうと思います。
この本の表紙の看板は郷内さんの私物の看板の画像を加工処理したもののようです。 -
Posted by ブクログ
結局、恐ろしいのは生身の人間なんだよ、っていう言葉が怪談語るときには、さまざまにつぶやかれるものです。「鬼神の岩戸」で語られた怪異には、そんな悟ったような言葉では整理できない嫌悪感。
つくづく拝み屋というか、カウンセリングの人々は報われない仕事をしているんだと思います。もちろん、三神俊平のような人間はレアだと信じているけども。
郷内さんの物語は、過去の因縁が導いたかのように「花嫁の家」の怪異へとつながっていく。ずっとつながっていたものが、表に出てきたという感じか。
あの神殺しの怪異が終焉を迎えるといいのだけど。
あれも、怪異よりも生身の人間の狂気がもたらしたものだったなぁ。 -
Posted by ブクログ
郷内ワールド、装いも新たに復活!って感じで、惚れ直した感のある一作。
現代の怪談作家さんのパターンというと、割とサクサクとドライに怪異を語っていく(もちろんそれが効果的だからなのだけど、新聞の報告をいくつも聞いているみたいで頭に入ってこない側面もある)ものか、妙にねっとりとした言い回しで回りくどくてちょっと疲れちゃう(でも好きな人には好きなんだろうな)ものか、っていうのが多い気がするのだけど、郷内氏のすごいところは、その両方を美味しいとこ取りする絶妙なバランス感覚。現代怪談ならではの鮮やかな切り口やスピード感を大事にしつつも、どこか私小説的なところを忘れないというか、読み手をいつのまにか独自 -
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私は本職の拝み屋さんという人がいる事を知りませんでした!
いるのか~。
まあ、舞台が東北ということで、ちょっと納得してしまいました。恐山のある東北、そして沖縄ならばそういう伝統が残っているでしょうから。
さて、拝み屋さんである作者が実際に見聞きした事をもとに書かれている本作、半ばノンフィクションといっていいのではないかと思います。
それだけに、これは怖い。単なる実話怪談よりもっと真に迫る恐ろしさが感じられます。
やはり実体験を、体験した人がそのままつづるというのは迫力が違いますね。
また、実際に職業にされている人なだけに、安易な浄霊、除霊がないことも、興味深いです。
これも、実際に職業としてい -