郷内心瞳のレビュー一覧

  • 真景拝み屋備忘録 あの世のはらわた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あのまま力消えてしまったら悲しいなと思っていたので良かった。あとシリーズが完了するだけで完全になくなるわけじゃないってのもほっとした。
    恐いとか、なにかいるんじゃないかという念が、本人の魂とは別で怪異になってしまうというのは納得。怖い雰囲気のところって、怖いって思うと雰囲気がどんどんかわるもんね。
    あと、取り付いていたのに本人はそうとまでは思わず・・っていうのもリアル。

    0
    2025年10月04日
  • 真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈冥〉

    Posted by ブクログ

    最強のヴィランにしてこの世のてっぺんに君臨する霜石湖姫といよいよ相見える事になった。郷内心瞳率いるアベンジャーズは日ノ本一のお化け屋敷と言われる霜石邸に降り立つ。
    毎度同じみ湖姫さんの名言が今回も次々と登場、前作の「開眼ッッ!」からの今回の「始めッッ」は最早…脳内でバジリスクタイムが始まり、いよいよ次回は「まだですッッ!」が出そうな雰囲気が拭えない。笑
    話がだいぶズレてしまいましたが、
    今回は湖姫さんを軸とした過去の話がメインになっており、人類を超越した身体能力を持つ湖姫とは何なのか、稀代の最強霊能力を有する霜石家とは何ぞや?といった事が明かされていく物語になっている。つまり、本筋である湖姫との戦いはあまり進んでおらず、次回、満を持しての対決がいよいよ始まる訳だ。実に楽しみである!

    0
    2025年10月01日
  • 拝み屋備忘録 ゆきこの化け物

    Posted by ブクログ

    怖くて悲しいお話が沢山収録されていて、胸が痛くなりました。ゆきこさんが今は天国で猫ちゃんと穏やかに過ごしていてくれたらいいなと思うばかりです。
    個人的に"梵字"もかなり怖くて好きなお話でした。1回ガツンと叱らないと駄目だと、仏様もお考えになられたのでしょうか。あの時叱ってくれたおかげ、と思える体験者さんも素敵だと思います。

    0
    2025年09月16日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

    Posted by ブクログ

    今作を読むと「花嫁の家」が相当に難産だったことが伺える。その最中、白無垢の花嫁、コンビニバイト仲間の美雪に、無職の朝子、家族愛に満ちていた母ほのか。どのエピソードも怖いものもあればどこか前を向けるような、まさに冒頭で語られていた光があたる印象の本。怖い話も優しい話も、こういうのが欲しいんだろ?って心をくすぐってくるのは相変わらず。さて、次回は因縁のあの災禍が来るらしいのだ。期待。

    0
    2025年08月22日
  • 拝み屋怪談 逆さ稲荷

    Posted by ブクログ

    いかにして拝み屋郷内心瞳は生まれたのか。彼の少年時代の体験談を主に、バリエーション豊かな怪談をいつも通り盛り込んでくれている。山の神の話のような、心霊良い話もあるからこのシリーズやっぱ好き。で、最後は怒涛の伏線回収で、怖くもあり、心が少し温かくなる締め方。最高だった。

    0
    2025年08月20日
  • 真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈天〉

    Posted by ブクログ


    「ふぉん、ふぉん、ふぉーーーん!」笑笑

    まさかの長編!!やばいって!!

    前作で、ある世界のてっぺんにして最強の霊能者、霜石湖姫と対峙した郷内先生、そして満を持して、いよいよ、その後を描いた物語が遂に始まった。

    今回は壮大な事案ゆえに、いつもとは打って変わって、集められた怪談話が一切ない!!!これは郷内先生の作品を読まれてきた方なら分かると思うが非常〜〜〜〜〜〜〜に珍しい!! ん?初めてかもしれん。まあ、長編の方が好みだから、ありがたい!
    しかし、この言葉が表す様に今回はかなりの込み入った厄介極まりないヤバイ案件と言わざるを得ない。メインとなる話は本筋とは少し離れた話だが、しかしそこにも霜石家との繋がりが垣間見れる…なんと恐ろし因果!
    徐々にではあるが霜石湖姫と霜石家が分かり始め、いよいよ相対する郷内先生。
    作中で書かれていた。『真実を語るほど恐ろしい事はない』という言葉に戦々恐々…やばい。
    次回作、『冥』を読まねば!!

    0
    2025年07月04日
  • 拝み屋備忘録 赫怒の刻印

    Posted by ブクログ

    長年このシリーズを追ってきた一読者として、今回は少し趣の異なる一冊だったと感じています。

    これまでのシリーズでは、郷内心瞳さんの語りを通じて、「見てはいけないもの」「関わってはいけない世界」に触れてしまったときのぞっとするような恐怖が描かれてきました。日常の隙間にひそむ非日常。

    しかし今回の『赫怒の刻印』では、その主軸がやや変化します。主人公は、小橋美琴さん。彼女の視点で展開する物語は、これまでの“拝み屋ワールド”に比べてぐっとライトで、恐怖そのものも抑えめです。シリーズの特徴でもあったオムニバス形式のエピソードも収録されていますが、全体を通して「怖い」というよりは「読みやすくまとめられた小説」という印象が強く残りました。

    ストーリーには意外な展開もありますが、シリーズを通して感じてきた“背筋の寒くなる感覚”や、“絶対に触れてはならない何かに近づいてしまったときの緊張感”が、今回はやや希薄だったように思います。

    小橋さんがメインとなったことで、シリーズとしての幅を広げる試みなのかもしれませんし、新しい側面を見せてくれたとも言えます。
    ただ、個人的には「もう少し怖くてもよかったな」と感じた一冊でした。またあの“得体の知れない何か”に触れてしまったような読後感に出会えることを期待しています。

    0
    2025年06月20日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    家や土地にまつわるホラーアンソロジー。
    事故物件だけでなく住民そのものが怖いヒトコワものまで豪華11話収録。

    糸柳寿昭氏『やなぎっ記』軽い雰囲気の日記だと思っていたら最後のメールで鳥肌立っちゃうやつ。

    澤村伊智氏『笛を吹く家』この方の描く歪んだ家族っていつも気味が悪いし悲惨…本当にいそうなのがまた怖い。

    芦花公園氏『終の棲家』宗教が関わるホラーではやっぱりこの方。得体が知れない信仰の気持ち悪さと逃げられない絶望感。

    平山夢明氏『ろろるいの家』ホラー描写が本書で一番怖かったかもしれない。不気味な現象に徐々に侵食されていく感じがゾクゾクした。

    0
    2025年06月10日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

    Posted by ブクログ

    怖い怖い、本当に実話?と思う程こんなに繋がる話ってある?と思わせた作品。書く度に邪魔が入りやっと書き上げたと書いてありましたが、最初は
    生業にありそうな話が淡々と続くのかと思いきや、思いっきりギアが入って一気読みしてしまいました。あー怖い
    。あまりにも出来過ぎてるので星マイナス1。

    0
    2025年06月10日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

    Posted by ブクログ

    実話怪談……なのですよね。でもこんなの実話だなんて思いたくありません。恐ろしすぎる!
    やはり白眉は「桐島加奈江」でした。なんなのこれ。最後の最後まで鳥肌立ちっぱなしです。そして実話怪談って由来とか因縁の正体がわからないままのことが多くて、だからこそ一層怖くて。よかった変なものが視える力がなくって。
    「怖がり」はちょっと面白かったな。そういう幽霊もいるかもしれませんよね。「喜んで」も当事者には怖いだろうけど、傍目にはちょっと可愛い。

    0
    2025年05月30日
  • 拝み屋備忘録 鬼念の黒巫女

    Posted by ブクログ

    怖さより、身につまされるような内容でした。
    ご本人ターンだと読みやすくて。
    怖さは少ないので4ですが、5に近い4です。
    5にしちゃうと怖さも申し分ない、ということに私はなります。

    いま刊行されたばかりの「蠱毒の手弱女」と時系列が重なります。

    0
    2025年05月02日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    物件ホラーが好きなのと芦花公園先生の短編が入っているので手に取った。他の参加メンツも豪華すぎる、、、バラエティに富んだ様々な物件の嫌な話が入っていて満足度が高い。
    福澤先生の話読んだことある、、、?って思ったけど「怪を訊く日々」のエピソードと若干重複してた。「忌み地」のシリーズも好きなので糸柳さんの日記っぽいやつも好き。晩御飯の献立書いてあるのかわいい。
    郷内心瞳は拝み屋怪談しか読んだことなかったのでカニバリズム百合姉妹ホラーみたいなのお出しされて新鮮だった。よかった。
    芦花公園先生のやつもかなり邪悪だったけどそれに続く最後の平山夢明先生のやつがあまりにも凶悪すぎて最高だった。何この流れ。助からなさすぎて逆に助かる。

    0
    2025年04月13日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでる途中でこんなにも「もう嫌だ」の気持ちになることって珍しい。実話系怪談というジャンルが大好きなのですが、怪談を蒐集する人間、つまり作者がやけに露悪的なのは苦手で、でも大概の実話系怪談本はそうなので諦めて飲み込んでいるんですが、この作品は全体的に人間のそういう部分を煮詰めて凝縮したものが詰まっていてなかなかに読むのが辛かったです。
    怖いっちゃあ怖いんだけど、期待していたものとはちがうかな。怖いんですけどね。本当に。ほとほと疲れ果ててしばらくは顔も見たくありませんって気持ちになる。体力気力が十分に満ちている時に読みましょう。

    0
    2025年01月08日
  • 拝み屋備忘録 怪談人喰い墓場

    Posted by ブクログ

    題名にもなっている人喰い墓場が怖かった。仕掛けたのは誰なのか、目的は何なのか。
    そして、謎メット工房は人怖の話で、こちらも怖い。彷徨っていた女性とは果たして関係があるのかないのか。無事に郷内さんが帰ってこられて何より。

    0
    2025年01月06日
  • 拝み屋備忘録 赫怒の刻印

    Posted by ブクログ

    5よりの★五つです
    三神の出だしは気持ち悪かった、今回はタルパだらけでしたが、美琴さんや瑠衣さん、小夜歌さんと、郷内さんと繋がりのある人達が登場し懐かしかったです。
    郷内さんのゴーストバスターズと比べれば怖くないですが、人が勝手に思う欲って怖いなと、、、
    その欲が怨みとして自分に向けられる世界も怖いです。。

    0
    2024年12月23日
  • 拝み屋念珠怪談 奈落の女

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    それはいつも通りの感想。
    また続くんかい、という言葉は喉から出かかった。つーかほとんど出たけど、今回も面白かったです。

    女の子が集めた怖い話、後半戦。
    次第に明らかになっていく真実。
    そして短い話と長めの話が織り混ざる仕様なので、読んでいて飽きは来ないと思う。謎めいたこのシリーズ、次は一体どんな風になるのでしょうか。
    このあとって確か備忘録とかでしたっけ?
    この話の続きになるんだったら嬉しい。余計に気になる。

    0
    2024年12月10日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テーマに惹かれたのと、澤村作品目当てと、ホラー作家を発掘したくて手に取った。

    イマイチなものもあったが、いくつか好きな話が読めたのでトータルでは良かった。
    芦花公園先生の「終の棲家」がとても良かった。この人の作品は他にも読んでみようと思った。

    ①氷室
    家のつくりはワクワクしたが、主人公の罪は余計だった気がする。地域活性化おばちゃん大暴走のサスペンス仕立てで最後に元住人に殺されるの方が良かった。途中からカラクリが見えてしまったし、おじいちゃんが普通に話し始めた時点でちょっと冷めちゃった(笑)

    ②倒福
    軽い読み物としてはギリギリ許せるけど、詮の文字を小さくしてほしかった。読むのに邪魔過ぎた。倒福の意味を調べたけど、この手紙にこのタイトルをつけた意味はよく分からなかった。

    ③旧家の記憶
    自著の宣伝とおじちゃんの思い出話。これはテーマに沿わないし、バラバラとまとまりがない上に、時々下ネタを挟まずにはいられないらしく不快。我慢して読んだが全然面白くなかった。私がスナックの従業員でお金貰ってるなら聞いてやってもいいというレベルの内容。

    ④やなぎっ記
    自動餃子焼きマンに和んでたのに最後怖かった。この女性の襲撃は本当にあったのか教えてほしいです。怪談系っておかしな人も寄ってくるよな〜と思いつつ、順不同で読んでいたので恐ろしい話の後だと人の日々の営みを感じていくらか癒された。創作だとしてもよく出来てる。こういう顔文字使いまくるヤバ過ぎるおばさんは実在する。

    ⑤たかむらの家
    匂いが漂ってきそうな良さがあった。雰囲気があったし、花の腐った匂いというのが良かった。ただ最後の殺人は絶対バレると思う。そしてこの妹は牢屋に入っても生き霊飛ばしてきそうなので、捕まる前に兄に殺されるのではと思う。でも死んでも会いに来そう。家を処分して引っ越したらワンチャン助かるかも。

    ⑥妹の部屋
    元々の家族が異常過ぎて、殺された妹にも同情が湧かない。彼氏も揃っておかしくなるのはちょっと都合が良過ぎるし、最後の方の描写は中高生が書いているように稚拙なヒトコワに感じた。異常な家族で終わらせた方が味わいがあったかも。

    ⑦笛を吹く家
    シンプルに笛吹家が怖かったので、霊的ホラーなままにしてほしかった感がある。オチで冷めちゃったが、家の描写は流石だった。だからこそちゃんとホラーとして、もっと読みたかった。

    ⑧牢家
    なぞなぞみたいで面白かったが、大量行方不明事件の時はごっそり食べ切って、前2つの事件では食べ残しがあったのは何故なんだろう。

    ⑨トガハラミ
    一番描写がグロかったので二度目はもう読みたくない。話は面白かった。性をこじらせると殺人衝動になりやすい、みたいな話は聞いた事があるけど、主人公はなんだか気の毒だったな。相手の男の子ももっと可哀想。セックスは第三者目線で見るもんではないよなぁ。トガハラミの場合は、性的本能が食欲に結びついちゃう感じだったな。
    毎夜仏壇の果物をくすねて外に出てる娘に母親が気付かないはずないと思うので、姉()の元に通ってたのは夢の中だったかもしれないな。

    ⑩終の棲家
    怖かったし面白かった。女医さんが統合失調症のおばあちゃんの話を冷静に分析しながら、少し面白がって聞いていたらそれは死の呪いだった…というのがいいし、もっていき方も鮮やか。ゾッとする描写が多くて頭に残った。なにより読みやすかった。

    ⑪ろろるいの家
    海外の悪魔ものに近い印象を受けた。あまりに絶望的でこれはちょっとしんどい。インパクトはあるが。子供や犬を平気で殺すところが容赦なかった。改行もせずに書き切っているところに自信を感じるが、そこまで魅力は感じなかった。もう少しこう…希望がほしい。最後の儀式のくだりで何故そうなったのか答えが欲しかった。家庭教師は話さえしなければ逃れられたのか。なにもかも幻覚にして、一瞬助かりそうな気配を見せておいて「どう足掻いても逃げられないよ」と落とす展開は一周回ってB級ホラー映画でよくあるので、好きじゃないな。
    そもそも主人公がこの女性から電話を受けて、詳しくは他の者に連絡させる…と始まって、昔大学生の頃話を伺った回想が入って、最後また電話で終わるのがよく分からなかった。結局詳細を電話で聞いたという事でいいのか?最後の方は話してたよな。

    0
    2024年11月21日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

    Posted by ブクログ

    13作目。

    陰よりも面白かった!
    また、来るべき災禍の頃よりも文体も読みやすく、
    自分語りの頻度も言い回しも少なくなっていたのがよかった。

    もちろん花嫁の家に比べると…
    という点はあるものの、
    それまでの登場人物や話がつながっていて、
    郷内先生は本当に作品の作りが上手いなと思った。

    家をぐるぐる出れないシーンは、
    ドラえもんのホーム迷路を思い出して笑ってしまった。

    陰陽の間にその間に別の出版社から出した郷内本を読んでたせいで、
    読み始めはちょこちょこ忘れてたけど、
    読んでいくうちに思い出した。

    実話とはにわかに信じ難いが、面白かった。
    彼女のカムバックも嬉しいよ。

    0
    2024年11月17日
  • 拝み屋備忘録 怪談人喰い墓場

    Posted by ブクログ

    前巻での宣言通り、著者本人の近況は出てこず、淡々と怖い話が語られる。後書に近況が少し。それから他の既刊本につながるエピソードもあって、郷内さんの著作をずっと読んでいる人にとっては「おお!」となりそう。テーマの通り墓場に関するものが多い。あと涙ホロリの話も。

    0
    2024年11月05日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻。

    いろいろな人と連携しながら、点と点だった過去と現在を結び、解決していく流れが圧倒的でした。

    怪異が膨れるととんでもないことになるんだなと思いました。

    0
    2024年10月04日