郷内心瞳のレビュー一覧

  • 超怖い物件

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    一応、「家」にまつわる怪談、ということになるのかな。(読んでいる最中それが強く意識されるという感じでもないのだけど。)

    全体的にはきちんとそれぞれ「作品」になっているので、素人っぽいノリで集めた聞き書き怪談、みたいな雰囲気ではなく、しっかり読み応えがあるものが多かった。

    ただ、なんというか、「物件」と冠されたタイトルと内容とはちょっとズレがあるように思う。「怖い家」くらいの方が適当なんじゃないだろうか。あんまり、不動産としての物件にまつわる怪という方向性ではないので、いわゆる事故物件怪談みたいなのを期待していると「およ?」となるかも。

    個人的に印象に残ったのは、福澤徹三『旧居の記憶』、黒木あるじ『牢家』、平山夢明『るるろいの家』あたりだろうか。

    『旧居の記憶』は、大きな山場のある話というよりも、文章とその時代背景から浮かび上がる全体の雰囲気に独特のグロテスクさとノスタルジックな空気感があって、妙につらつらと惹き込まれるように読み進めてしまう。

    『牢家』は、黒木さんらしいといえばそれまでなのだけど、地方に伝わる民間伝承や土俗的な風習を現実とからめてエンターテイメントに仕上げた感じ。

    『ろろるいの家』は、純粋に怖い話。どこかで聞いたことのあるような設定が色んな角度から登場して、最初は「あれ?この設定、どこかで…」と思って怖いというよりは「きたきた!」と楽しみながら読んでいる感じなのだけど、トータルでいうと楽しいというよりジワジワと怖くなっていく。

    秋の夜長に楽しませてもらった。

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    2022年11月23日
  • 拝み屋怪談 鬼神の岩戸

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    評価が良かったので読んでみました。
    わたし的には、ちょっとわかりにくいというか、スッキリしないというか、好みじゃないみたいです。
    人によって好みは違うんだなあと改めて気づきました。

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    2022年11月25日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

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     ここまで読み終えて、シリーズと言うかサーガだったかと気づく。そして発端の『来るべき災禍』読んで無い、あいたた(ToT)。ダメじゃん。

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    2022年10月29日
  • 拝み屋念珠怪談 緋色の女

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    ネタバレ

    怪談が大小さまざま出てくるので怪談好きには楽しめる内容!
    でももしかして読む順番間違えた?

    著者の本、初めて読んだんです。他の本と話が繋がるみたいなので、機会があれば他の本も読みたいです。

    怖い話、不気味な話、不思議な話、奇妙な話…単に怖いだけでなく、色んな話が楽しめた。お菓子のバラエティパックみたいでよかった。

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    2021年11月15日
  • 拝み屋備忘録 怪談火だるま乙女

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    「焔人」「赤い女と青い家」「禁魚を飼う」「跳ね返る」が怖く記憶に残った4作。
    タイトルの「火だるま乙女」は怖さよりも、後悔というかやるせなさが強いです。

    これまでの郷内さんの実話怪談の中では、怖さという点では、一段落ちる印象。
    本人の体調の変化もあってか、怖さが「軽め」の怪談を集めた一冊になっていますね。たまには、こういうのもいいと思います。

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    2021年09月02日
  • 拝み屋備忘録 怪談火だるま乙女

    購入済み

    編集担当者は何してる?

    タイトルにもなっている「火だるま乙女」は戦慄の内容で、期待を裏切らない話だった。

    が、今回はいつにも増して誤字や脱字や言葉の誤用が半端なく多い。いつもならあっても数ヵ所だが、今回は数十ヵ所。
    郷内さんは今夏に3冊同時に上梓されるそうだが、一足先に出た角川ホラー文庫の「緋色の女」は誤字脱字はほぼなし。
    郷内さんのせいというよりは、竹書房の担当者の手がまわっていないんじゃないかという気がする。
    長年のファンで郷内さんのシリーズは全て読んできているが、この火だるま乙女はあまりにも校正不十分(というかしてないんじゃないか?)で、読むのに集中できないほどでした。
    その点だけが残念です。

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    2021年07月29日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陰〉

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    『花嫁の家』の続編と聞けばもう読まずにいられない。
    相変わらず、誰?となる人物と場面が目まぐるしく変わり、椚木家の災禍とどう繋がっていくのか興味津々。
    千草の離婚の裏にはそんな悲しい理由があったのか。明かされた新事実もあれば、母様って何だったんだ?の疑問が解消されないままにシロちゃんって何なの?終盤出てきたマダム集団は何者?と“?”が次々積み重なって謎は深まるばかり。
    著者や拝み屋の先輩の華原さん、師匠である水谷氏の鋭く本質を突く言葉が、得体の知れない暗い世界に押し流されそうな気持ちを引き戻してくれる。

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    2021年02月22日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    『花嫁の家』と比べると些かスケールダウンした感は否めないが、構成力が凄い小説だと思う。

    軽めの怪談だと見せかけて、ラストで色々と繋がっていくのは気持ちがいい。

    作者は本当に拝み屋という職業をやっているのだろうか。
    常日頃からこんな怖い目に遭遇してしまうなんて
    私は耐えられないな。

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    2020年10月29日
  • 拝み屋怪談 幽魂の蔵

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     さまざまな写真を用いたコラージュのような作品。
     そうか、これで完結なのか。
     次はどんなシリーズになるのか気になる。

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    2020年09月28日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

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    軽く読める怪談話。

    作者の特徴として、必要以上に驚かそうとか怖がらそうというのがない。
    ゆえに真実味が増すし、シリーズ続けて読める。

    長い付き合いの佳奈江(表記違うかも)ちゃんとの話はその後どうなるのか、終わってしまったのか気になるところです。

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    2020年08月16日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    どうやらシリーズの途中を読んでしまったらしい。
    拝み屋が具体的にどんな仕事なのかはわからないが、聞いた話ならともかく著者が関わった案件ですっきり解決したものが少ないのが気になった。商売大丈夫なんだろうか。
    ある案件を小説化しようとしていろいろな妨害を受けているのが怖い。
    その作品は刊行されているようなので読んでみたいけど、変なことがあったら嫌だな…。

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    2020年08月09日
  • 拝み屋怪談 逆さ稲荷

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    ラストヘ向かうにつれて怖さがジワジワと増してくる。
    曽祖母、超怖い。一体何なのだろう。

    拝み屋になるきっかけが語られている。

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    2020年07月25日
  • 拝み屋怪談 来たるべき災禍

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     実話怪談として読もうとすると、この話をどう理解していいのか分からない。
     フィクションならば、なるほどそういう構成なのね、なのだけれど、実話となるとどう理解するのか自分の中での整理が難しい。

     ただ、やはりこの生きつつ戻りつつ息苦しい悪夢のような物語は、この形でしか表せないような気もする。

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    2020年06月20日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    実話もいれたお話なのかな?
    昔池袋の雑踏で電話してたら、
    知らない女の声でうふふふふ…
    って二回聞こえたの思い出した。
    そして、神が見えた人が幸せにならない
    の話、激しく同意。うちの母や…

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    2020年04月06日
  • 拝み屋備忘録 怪談首なし御殿

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    短編集かと思ったら、いくつかの話は繋がっていた。
    実体験なのかフィクションかはわからないが、オチがない話や、原因がはっきりしない話もあり、それがリアリティを生んでいる。
    ペットが祟る話もあり面白い。
    文字が大きく読みやすいが、ややボリューム不足な面があると思う。

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    2019年10月20日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    この人の本は二作目なのだが、本当に拝み屋をやってるのでしょうか?はたまた、この作品はフィクションなのかノンフィクションなのか判然としません。

    作者にまつわる四人の女性のエピソードを中心に、箸休め的な小ネタを交えてこの構成。最後は次作への含みを待たせてのエンディング。良く出ているのですが、やはり、作り物っぽいお話だと思いました。

    よくよく読むと大した中身の話ではないのだが、怪談という衣装を纏ってるので読み通せたのかとも思う。

    また、これだけ本作の中で重要な役割を果たしている「花嫁の家」が手に入らないのはなんとかならないのでしょうか。

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    2018年12月29日
  • 拝み屋怪談 逆さ稲荷

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    ノンフィクションかフィクションか分からず読み進める。ホラーというより、どこかほのぼのとした、子供の頃には誰もが感じてた感覚を描いた小品が多く懐かしく読んでいた。

    後半は一転して筆者が拝み屋となった経緯が描かれているが、イマイチ、パンチにも説得力にも欠けており残念であった。ただ、またまだ続いていく感じなので期待したい。

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    2018年09月15日
  • 拝み屋怪談 来たるべき災禍

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     少年期より、忘れた頃に現れては私を苛み続けた異形の少女、桐島加奈江。ついに彼女と決別することになった私に訪れる、衝撃の結末とは。

     話の展開が良くできている分、小説としての良さは出ているが逆に実話らしさが弱くなっていて、実話怪談が好きな人には受け付けられない内容かも。だが意識してその構成にしているなら、前書きにある「虚実の境が曖昧になることへの恐怖」の表現には成功していると思う。
     途中で明晰夢の話が出てくる。明晰夢は前頭葉が半覚醒した状態で起きる「今自分は夢の中で夢の中にいることを自覚できている状態」だそうだが、前頭前野を含む「前頭連合野」と、その前頭連合野と特に強固なネットワークを形成している「頭頂連合野」において、ウトウト状態では情報伝達効率が低下していることがわかっている。
     で、この頭頂連合野が、観察実験でわかった、被験者が瞑想がピークに達したと感じた時、活動が盛んになっている部位なのだが、別の本で、見えないもの(お化けとか妖怪とか幽霊とか)を視覚化させている部位についても同じ所を指している。そしてそこは空間と時間、自身と世界との境界を自覚する所でもある。
     なぜ一部の人が霊を見、そして干渉することができるのか。もしかしたらそれを解明するきっかけとなるのは脳科学かもしれない。

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    2017年08月05日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    買ってから一年近く積んでたけど、夏なので手に取る。花嫁の家が怖かったので、その関連の話は怖かった。白無垢の花嫁が現れそうで暗いところが怖くなります。

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    2017年08月04日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    これだけ興味を誘っておいて絶版なの花嫁の家

    よい実話系怪談なんだけどモヤモヤすると数日悩んでたのだけど、多分元カノの解釈が男に都合良すぎるのと、妻が一つ屋根の下にいるのに一心不乱に元カノの似顔絵描いてたの気に食わなかったのか。おとなしく女流作家読んでろよ。

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    2017年06月20日