郷内心瞳のレビュー一覧

  • 拝み屋怪談 花嫁の家

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    前作怪談始末において、この話を世に出そうとするとよくないことが起こりなかなか出せなかった話が今作。前作ですっかり心を掴まれているので、これだけで心が躍る。大きく2つに分けられた話であり、正直これ関係あるの?という怪談を挟むが最後繋がるところはゾッとしたし面白い。それぞれ怪異となる呪物に周りの人間が翻弄されていくのも怖すぎる。狂わされているというのかな。

    先輩拝み屋たちもキャラが濃くて大変良かった。これから先の続編でもそう言った人物が活躍してくれる事を願ってやまない。

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    2025年08月13日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

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    素晴らしかった。導入がいい。作者が怪談を仕立てる、つまり語るから読む側は読んで始末してください。2〜3ページで終わる小さな怪談から、作者が体験したと思われる怪異など話のジャンルが多岐に渡っていて最高だった。

    怖さのレベルも弱めなものから強めなものまで、更にはほっこり系まであるのには驚かされた。不意打ちで涙を誘う話もあったりして、これはシリーズを追うことに決めたぞ!

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    2025年08月11日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

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    凄まじい戦いだった…
    みんな達者で生きながらえてくれ、ってずっと願ってる。
    どんなに強い邪悪なものよりも、優しさと思いやりが勝つ世界であってくれ。

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    2025年06月08日
  • 拝み屋怪談 花嫁の家

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     徹頭徹尾怖すぎる、まずそんな感想が浮かんだ。『母様の家』と『花嫁の家』の二つの章に分かれていて、とある一族を襲う殺意に満ちた怪奇現象と徐々に明らかになるおぞましい真相、そして花嫁達の怪死という最後まで背筋の辺りがゾワゾワするような読書体験だった。これ程「この物語はフィクションです。」の一文を願ったことはないかもしれない…

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    2025年02月10日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

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    著者が体験、聞いた話を怪談としてまとめた短編集。百物語的に1ページで終わるものが多く、さくさく読めてとても面白かった。ただ怖いものだけじゃなく不思議なのもあるが、勿論かなり恐怖を感じたものも多かった。
    桐島加奈江が個人的には一番怖かった。封印している怪談も気になる…。
    シリーズを追っていきたいなと思った。

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    2025年02月09日
  • 真景拝み屋備忘録 あの世のはらわた

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    郷内さんのホラーは、読んでる最中よりも、読後にじわじわと恐怖が蘇ってきて、暗い夜道、物陰に何かいるんじゃないかと想像してしまいます。
    今回の作品は、シリーズの最終巻ということで、終わってしまうのが、心の底から残念です。
    どの話もくすっと笑ってしまう要素が含まれてて、今まで以上に郷内さんというキャラが引き立っていて、すごく好きになりました。

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    2025年01月16日
  • 真景拝み屋備忘録 あの世のはらわた

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    ショック含めて★5つてす。
    前書きからショックを受けてしまいました。ネタバレするので感想は書きません。
    でも郷内さんの小説は、引き続き読み続けます。
    読書の楽しみを作って頂いたシリーズですので。
    さて感想です。
    懐かしの水谷師匠、新キャラの「アッカちゃん」など今回も面白いです。
    「フッコさん」エピソードは面白くもあり、利己的な考えを拗らせた人達は本当に厄介だなと思うと共感。
    お地蔵についてや供物の供え方など、改めて勉強にもなり、やっぱり郷内さんの本をきっかけに、読書が好きになって良かったと思う。
    そして後半に師匠や今後も楽しみで終る締め方でした。
    久しぶりのゴーストバスターズ、格好良かったです

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    2025年01月07日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    寝る前に読むんじゃなかったと後悔しながらこの感想を書いています。
    物件怪談アンソロジーということで、色んな怖さを楽しめる贅沢な1冊でした。
    勿論怪異の存在はあるのですが、所謂ヒトコワでしたり伝染系に近いお話もあって驚きました。
    個人的に終の棲家、ろろるいの家はちょっと怖すぎて数回本を閉じそうになりましたね。続きを読みたいけど、これ以上読んではいけないような、好奇心と恐怖心の狭間ってここかぁと思いながらも結局全部楽しく読んでしまいました。
    郷内心瞳先生のトガハラミはあまりにも文体が艶やかで感動しました。果物を食べる様子をあんなにもセクシーに書くことができるなんて…。郷内心瞳先生は今回はじめまして

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    2024年10月28日
  • 母様の家‐拝み屋 郷内心瞳の怪異譚‐ 3

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    最後の最後まで

    何回目かわからない全巻周回終わりました。
    華原さんがいい人すぎて毎回辛くなりますが、最後の着物の裾が見えるところはやっぱり何回見てもいい!
    しんやにはいつか相応の罰が下ればいい😰

    #切ない #カッコいい #感動する

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    2024年10月24日
  • 母様の家‐拝み屋 郷内心瞳の怪異譚‐ 1

    匿名

    購入済み

    なんとも言えない怖さ

    最初は何となく短編集かなと思って軽い感じで読んでみたけど、怖い!
    すっごい絵がうまいとかそんな訳ではないけど引き込まれるように気付いたら全巻買ってました。
    久しぶりに全巻周回してきます!

    #怖い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2024年10月24日
  • 拝み屋怪談 鬼神の岩戸

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    あっと言う間に読み終わりますね。

    イマジナリーフレンド(あえて作中の単語は避けてます)の発生と顛末の話しになります。
    付随する短い怪異譚もテーマにそくしており、楽しく読めました。
    あまり怖くはないけど、それでも読み終わった夜...トイレに行き辛い。

    膀胱vs尿意 ファイっ!

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    2024年04月24日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    ネタバレ

    甘さ無く締めくくられ、始まる怪異。

    「ほのかさん」の回は泣きっぱなしです。
    みんな優しい。あったかい涙。

    「美雪さん」の回もせつなかった。

    美雪さんがまもってくれていたから、「花嫁」も奥さんにはあまり手出ししなかったのかな。


    素敵な女性たち。

    怠けていたニートの女性も少しずつ歩みはじめました。

    そして
    「加奈江」─。

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    2024年02月11日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

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    拝み屋として仕事をしている作者の元に集まったお客さんの体験した怪奇現象と、作者の実体験を書いた短編集。形式としては百物語風である。
    同じ形式の『鬼談百景』『新耳袋』と比べて、この作品が特に面白いと感じた。それは、作者の体験談が混ざっているからだと推察する。
    全て淡々とした文章で書かれているのだが、聞いた怪談と作者の体験とで、描写の細かさが違うのだ。その事が、より実際にあった出来事だと感じさせるので恐怖をかきたてられる。
    全話面白い、というわけではないが百物語が好きな人に是非読んでほしい。

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    2024年01月30日
  • 拝み屋備忘録 怪談人喰い墓場

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    もうシリーズ八作目になりますか郷内さんの「拝み屋備忘録」。八作目にして、シリーズでも屈指の恐怖に震えました。
    表題の「人喰い墓場」がそれです。他の怪談も感じるものはあるものの、この恐怖に勝る話はありませんでした。

    語られた限りでは、現在進行形であることがより怖い。単発の怪異でないのが、触れてはいけないものを知ってしまったという怖さを揺り起こします。
    禁忌に触れる、ということでいうと「巨人の話」もか。

    何に誘われて起きた怪異なのか、最初の集団自殺なのか。それとも、それ以前から土地に存在していた何かなのか。墓場であったということが生み出してしまった、引き寄せてしまった何かなのか。
    郷内さんが関

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    2023年12月01日
  • 拝み屋怪談 禁忌を書く

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    ★満点です!
    特に、かなえさんの回は全て電車の中で。。やられました。泣いてしまいました。
    改めて『花嫁の家』を再読したくなりました!
    これで角川ホラー文庫の郷内さんを全て読みきってしまいました。
    郷内さんの体調が早く良くなり、新しい本を出版してくれることを願うばかりです。

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    2023年11月26日
  • 超怖い物件

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    嘘か真か
    名手たちの家に纏わるオムニバス

    めっちゃおもしろい!
    体験談や明らかなフィクションなどバリエーションに富んでるから飽きないし、それぞれのクオリティが高くて読んでてワクワクした。

    一番好きなのは「やなぎっ記」
    トガハラミ、笛を吹く家、終の棲家、ろろるいの家が良かった。
    特にろろるいはかなり怖くてゾクゾクした。

    トガハラミから読んだせいでまたカニバリズム関連が目に触れることに…

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    2023年11月04日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

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    泣いた……(༎ຶ⌑༎ຶ)

    え?これ実話怪談だよね…?


    話が壮大。

    「本当に実話なのか?」
    と疑ってしまう気持ち半分(-∀-`; )

    野球で言うオールスターのように各専門分野に長けた拝み屋が集結!
    細かな伏線まできちんと回収されている小説さながらの仕上がり。
    疑うのも仕方ないと思う。笑

    なのでこのシリーズは「実話を元にした怪談」だと思って楽しみました。

    そう考えると小説の中でも非常に完成度が高く、めちゃめちゃ面白い!!

    次から次へと先の読めぬ展開に読む手が止まらない。
    見事なまでに無駄のない伏線回収。
    これまでのシリーズを読んでいて良かったと思わせる繋がりも、ファンにはたまりませ

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    2023年10月16日
  • 拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉

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    まじですか……(;゚д゚) ゴクリ…
    すごい事になってましたな…
    申し訳ないが…宮城県が末恐ろしい土地にしか見えない…ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

    高鳥千草の娘、美月に亡き千草が憑依した事から
    始まった。今回の災禍
    真実に向かう程に凄まじい事実が発覚

    今回は郷内先生が1人で立ち向かうのではなく
    今回の災禍に巻き込まれてしまった。
    5人の仲間たち(同業者)と共闘
    さながらマーベル映画の『アベンジャーズ』みたいに『アッセンブルッッ!!』ᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!

    拝み屋シリーズでもお馴染みのタルパ(イマジナリーフレンド)も続々と登場
    もはやただの友達的な感じではなく
    相手に

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    2023年10月05日
  • 拝み屋備忘録 ゆきこの化け物

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    14作目。

    ライトな怪談で読みやすい
    かなり面白くてサクサク進んだけど、
    夜1人部屋で読んでる時に空気がひりついたりやたら物音が多くなったり、
    足元が涼しくなったりしたので基本日中に読んでた

    「マジですか?」が大好きすぎる
    あの短さであの面白さ、最高

    2024/11/20
    昨日2周目。
    やはりライトで読みやすい。
    一昨日読み始めたらPCの接続が何回か切れたりしたので、やはり読んでいると色々起こるなぁと思った。
    読んだ記憶のない話もちょこちょこあってまた楽しめた。

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    2023年09月30日
  • 拝み屋怪談 怪談始末

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    ドラマ化したときに見たはなしがちらほら。
    花嫁とかおばさんが石を持ってくるやつとか。
    なんだか怖いなと思った。
    郷内心瞳先生が怪異を祓われるようになったきっかけみたいなはなしたちが怖かったし、石が原因だったらしい体調不良と怪異が見えすぎるはなしも異界ってほんまにあそこにもここにも存在しててでもワタシには見えないし感じ取れないんやなぁとそれはたぶんいいことなんだと思う。
    でも不思議はちょっとくらい見えてもいいなーなんて。
    その不思議を味わいたくて実話怪談を読みまくってるんだろう。
    『花冷え』『いいよね』『真夜中の電話』『金魚』『直立』『パントマイム』『紅い蟹』『フランソワ』『磯料理』『巨女』『西

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    2023年09月15日