【感想・ネタバレ】拝み屋備忘録 怪談死人帰りのレビュー

あらすじ

目覚めた怪異が襲い掛かる!
発表できなかったワケあり、曰くつき怪談一挙掲載!

加持祈祷、悪霊祓いなどを請け負う「拝み屋」郷内心瞳の元には様々な怪異が集まる。
・帰宅した妹が見たのは居間でテレビを見ている姉。しばらくすると電話がかかってきて…「死人帰り」
・大男が素手で犠牲者の首をへし折る――友達が話していた空想の話だったのだが…「首折り男」
・新たに入ってきたアルバイトの男。歓迎会で彼が語りだした奇妙な話「海辺のホテルと緑の目」
――など、自身の体験も含めいわくつきで蔵入りにしていた怪談の数々を、眠りの淵から呼び起こして収録。
怪異溢れる大人気シリーズ第7弾!

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怪異とは

「絶対違うはずなのに」
身に覚えのないアダルトDVDが自宅に届く。出演女優は体形から黒子の位置まで一緒。気持ち悪いよなぁ。
「謎割れ」
食器が割れることで、体験者は邪悪な何かから守られているのではないか。
「ずっと貪り喰われてる」
前世の報いと言われても...
「尾籠ワープ」
どこでもドアならぬどこでもトイレ。ただし、自宅限定ですが。

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2022年08月15日

Posted by ブクログ

これまで竹書房から出た作品の総括みたいな一冊。
いや総括というよりは未公開版といった方が近いか…
奇しくも収録から外れてしまった割にはどの話もかなり面白かった。
ライトな割に進まなかったけど、
十二分に楽しめた。

先生の病気や自分語りについて、
他の読者も同じことを思っているのが笑ってしまった。
先生も多少なりともムカついている様子もあり、
先生らしいなぁとも思った。

ラストの話が1番好き

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

これまでの備忘録シリーズで
事情により日の目にあたらなかった。
曰く付きの怪談が本作でいよいよ目覚める。

いつもながら様々な怪異の話がてんこ盛り!
とても楽しめた。
表題作の『死人帰り』は姉妹が家で留守番をしている時に姉の様子が、、、、
何とも悍ましく、『再来ね再発』の連作になっていたのでとても面白かった!!
その他にも、『人でなし旅館の怪』、『池袋の地下ホテル』、『脱法こっくりさん』、『垣間見る』、『海辺のホテルと緑の目』などがおすすめです♪

さて、作中で前作の反省の弁を述べていた郷内先生
正直言って自分もその事に関しては
少し引っかかっていた。笑笑
しかし、そこまで気にする事なく今まで通りの
郷内先生で良いと思う!!
これからも頑張ってください!!

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

『いたもんね?』が怖い(⊙ˍ⊙)
続く『不明の話』は、語った者の存在そのものが怖い…。

郷内さんの入院生活の話への批判…する人いるのか。
怖くておもしろいのに。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

「死人帰り」「些細な差異」「再来の再発」「海辺のホテルと緑の目」が特に印象に残った4作。

毎度もうことでありますが、怪異がこちらを認識しているというのは、自分の中で恐怖を何倍にもしますね。何か得体の知れないものを見てしまったというのは、恐怖はあれど、不思議な体験だったということに変換できそうなものですが、認識されてしまうとそれは無理ですね。
コンタクト、コミュニケーションを望んでいないのに取れてしまったというのは、体験として残るので。

枕の「陽の目を見るモノ」で、タイミングやら何やらで収録を見送ってた怪談の収録、と語っていたので、アニメでよくある総集編的な感じなのかな、とたかを括って読み始めたのですが、そんなことはなく。
そういう軽い気持ちで怪異と向き合うのはいけない、と郷内さんが口を悪くして、いや口を酸っぱくして言い聞かせているのに、ヘラヘラと読み始めてすみませんでした。

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2023年12月01日

Posted by ブクログ

郷内さんのご病気が治りますように。
自分語りやめろって言いながら、著書を読んでらっしゃる方は、隠れ郷内ファンなのかなと思いました。
宮城のどこかにある民家で起きた怪異が、めちゃくちゃ怖い。

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2024年01月31日

Posted by ブクログ

4よりの★3
珍しく星少なめですが、短編が多いためです。
内容は満足です!!
濡れ双子、サイドから、目のやり場と。。自分に降りかかると思うと普通に怖い話です。
読み進めると何でこんなに怪異を経験する人達が多いんだろうと思ってしまう。
新宿に住んでるので『禍の残滓』は。。少し怖い。
『飴っこジイさん』は。。違う意味で怖い。
そして郷内さんの体調など心配な私は、書籍化されるのを首を長くして待ち焦がれるファンではあります。

最後に、『死人帰り』と『再来の再発』怖い。。
最新刊読むぞ!!

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2023年11月05日

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