岸惠子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めが
パリ行きのファーストクラスの座席は
いつも隣を空けてもらっているのに
今回はどうしてもダメで不満という状況で
う~ん、金銭感覚の違うお金持ちの人の
贅沢な恋愛物語なの?と少し後悔しながらも
読んでいくと、いやいや、参りました
まっすぐに激しく正直に落ちていくような恋の始まり
若くはないからこそ生じるいくつかの問題と
いつの間にか身に付いている性(サガ)と原因
70を過ぎた笙子の素直でいて賢い気持ちの模様
胸が痛くて、辛くて、でも幸せで複雑
最後は、いつの間にか涙が出ていました
小説なんだけど、小説とは思えない、思いたくない
素敵な大人の恋愛でした -
Posted by ブクログ
令和6年1月11日時点での著者の年齢=91歳5か月が本書のタイトル。
著者が日経の私の履歴書で連載(岸恵子自伝として出版された)したエピソードと重複する題材(鶴田浩二との恋バナとか川端康成との交流とかもあるが、著者の身近な友人や付き人との出会いから現在の動静といった長い時間の経過を経た人の付き合いの歴史、横浜の自宅近所の人々と言った付き合いの流儀といった私的な領域のエピソードが多い。
著者の女優業の枠に収まらない才能ないし表現欲求が文筆業を通じて発揮されていることは、遅れてきたファンとして興味深い。
著者の国際的な視点や社会的問題意識に感心しながらも、男女平等を前提にしながらもその差異を互いに -
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Posted by ブクログ
【secret loveただ僕と一緒に歩いて】69女と58男の限りある未来の愛の道。最後の笙子の選択は苦しいけど潔い愛し方ね。「苦しくて耐え難い焔のような恋」老年女の潤い葛藤。私もその歳になった時、抱きしめ合える人が側にいて欲しいな。我慢強い笙子の性格が自分と重なる。我慢し診察で医師が驚くようなシーンも甘え方を知らないところも。九鬼の想いの強さ、ミモザの意味、クリムトの絵画も含めた話のネタは、絵画の意味を味わいながら再度読み直したい作品。『接吻』今すぐ見たいなぁ。クリムトの描く女性美は綺麗です。黄色いミモザの花言葉=秘密の恋、友情。イタリアでは男性が日頃の感謝の気持ちを込めて、妻や恋人、身近の
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Posted by ブクログ
岸恵子は女優である、ということだけは知っていたけれども、エッセイを書く人だとは知らなかった。日本に帰国した際に、何気なく手にしたエッセイだったけれども、かなり面白く読んだ。表紙の写真をみてもらえば分かるけれども、かなりの美人だ。僕よりも2まわり以上年上の方なので、僕自身はかなり年をとってからの岸恵子しか知らない(それでもかなりの美人だったけれども)が、若い頃は本当にきれいな人だったのだな。エッセイは鋭く固い。感受性が強く相当に頭の良い人だな、ということを強く感じる。個性的で我が強い感じも受ける。男にとっては、非常に魅力的な人だろうけれども、なかなか手に負える人ではない、という印象だ。
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購入済み
女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。