【感想・ネタバレ】わりなき恋のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めが
パリ行きのファーストクラスの座席は
いつも隣を空けてもらっているのに
今回はどうしてもダメで不満という状況で
う~ん、金銭感覚の違うお金持ちの人の
贅沢な恋愛物語なの?と少し後悔しながらも
読んでいくと、いやいや、参りました
まっすぐに激しく正直に落ちていくような恋の始まり
若くはないからこそ生じるいくつかの問題と
いつの間にか身に付いている性(サガ)と原因
70を過ぎた笙子の素直でいて賢い気持ちの模様
胸が痛くて、辛くて、でも幸せで複雑
最後は、いつの間にか涙が出ていました
小説なんだけど、小説とは思えない、思いたくない
素敵な大人の恋愛でした

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2014年08月30日

Posted by ブクログ

【secret loveただ僕と一緒に歩いて】69女と58男の限りある未来の愛の道。最後の笙子の選択は苦しいけど潔い愛し方ね。「苦しくて耐え難い焔のような恋」老年女の潤い葛藤。私もその歳になった時、抱きしめ合える人が側にいて欲しいな。我慢強い笙子の性格が自分と重なる。我慢し診察で医師が驚くようなシーンも甘え方を知らないところも。九鬼の想いの強さ、ミモザの意味、クリムトの絵画も含めた話のネタは、絵画の意味を味わいながら再度読み直したい作品。『接吻』今すぐ見たいなぁ。クリムトの描く女性美は綺麗です。黄色いミモザの花言葉=秘密の恋、友情。イタリアでは男性が日頃の感謝の気持ちを込めて、妻や恋人、身近の女性にミモザの花を贈る習慣がある。九鬼さんが何もなくなった地に黄色いミモザの花盛りを眺めた時の涙の重さがとても切ない。ちと。読み進めるのに時間がかかった。現実的にありえないシチュエーションだからか?それとも本当にあった話だからか?

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2020年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

引用されている本が同時代だったな。とはいえ、作者は私よりかなり年上だ。きっと文化圏がちかかったのでしょうね。岸恵子さん
「存在の耐え難い軽さ」クンデラ1984
「いきの「構造」」九鬼周造
ルイーズ ルイーズドヴィルモランの生涯(読んでない)
「眠れる美女」川端康成
「伊勢物語」
映画
「リリー・マルレーン」
「かくも長き不在」
「第三の男」
「虎の尾を踏む男達」
「ゾルゲ事件」

男とはきれいに別れたい、という美学に基づいてかかれているのでしょうね。

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2023年07月06日

Posted by ブクログ

年齢のことを云々というか、恋をするのも続けるのも、所詮は恵まれた地位とお金のある人なのかな。庶民には現実感が乏しい。

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2016年02月19日

Posted by ブクログ

骨粗鬆症なのに…、なんということ!
高齢者に関わる仕事をしている私にとっては生々しさが強く、美しいお話とは思えなかった。

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2015年07月04日

Posted by ブクログ

70歳の女と60歳間近の男による恋愛譚。主人公たち、特に男性のキャラに現実味を感じられなかったのだが、ハイソである種のファンタジー的な恋愛としては、年輩の方はこういうのに憧れるのだろうか。私的には現実味が薄く、多分まだ実感できない部分なのだろう。

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2015年06月01日

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