佐藤優のレビュー一覧

  • 生き抜くためのドストエフスキー入門―「五大長編」集中講義―(新潮文庫)

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    ロシアの土壌で変質したキリスト教をバックボーンにしたドストエフスキー作品の超解説。日本人の感覚として普通に「良き人」と思える聖者も主流キリスト教神社的には異端であることが多いことに気づいた。考えてみれば当たり前なんだけど本を読んで「違うこと」や「多様性の存在」に気がつけたのは良かったな。
    とは言え欧米人の考え方の基本になっているキリスト教の考え方って倫理や哲学の範疇でしか読んでこなかったので圧倒的に知識不足であることを認識した。さっそく聖書アプリをインストールしてちょっとずつ読んでみることにした。
    そしてまたドストエフスキー作品を読み直してみよう!

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    2021年11月23日
  • 伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得

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    経験豊富なお二方の対談からは参考になる内容も多く、学びがありました。「教養とは知識の運用力。知識と知識をつなぎ合わせ、線から面で物事をとられられるようになる事で、わかりやすい説明ができるようになる。」なるほど、と思いました。知識を詰め込むだけではなく、アウトプットを前提としたインプットを意識していこうと思います。

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    2021年11月22日
  • 野中広務 差別と権力

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    kotobaノンフ特集から。名前くらいしか知らなかった政治家の人物評伝。少なくともいま現在、”自民党”の響きにポジティブな印象は持ち得ないんだけど、それは歴史全てを否定したい感情ではなく、寧ろ第一政党を走り続ける舞台裏とかは、大いに興味あり。55年体制を俯瞰する書も手元にはあるんだけど、特定の人物にスポットを当てつつその歴史を総括する、みたいな本書の方が、より取っ掛かりやすいのでは、と思ってまず本書に当たることに。そしてその思惑は、まあ正解だったかな、と。本書は、戦後政治史としても良くまとまっていて、適度にビッグネームの名前も挙がってくるし、入門書としても機能するものだった。当人物については、

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    2021年11月22日
  • 対決!日本史2 幕末から維新篇

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    正論。明治維新の功罪ははっきりさせなければならない。本当に、今の諸問題がそこから始まっているような気がする。ただ勝海舟は、過大評価のような気がする。

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    2021年11月18日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    20冊「いずれも社会的常識や倫理観に反する危険な本」かつて人を騙した、あるいは誤用され悲劇をもたらした「悪書」を時代背景とともに精読する/ヒトラーは出獄再出発以来「本音を隠していなかった=民主的指導者だった」し、スターリンは「法を超えて暴力で共産主義体制を維持する」と宣言したし、金正恩は兄殺害を予告していた/現代人の課題としてグローバリゼーションに抵抗するのが正しいのか?/家畜化を拒み、生殖も、それを読んで気持ち悪くなる「自分」は「正常」なのか?例えば「理性的」「健康」「衛生的」は絶対に価値のあるものか?

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    2021年11月18日
  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

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    人生の充実度を高めるためにはコミュニケーション能力を高めることが必要。そのためには高校レベルの基礎学力と自分の仕事に関する専門知識のインプット、対象を理解し自分の評価を下せるようなアウトプットを合わせて行い知的生産能力を高めるべきだ。

    人生をより良く過ごすために必要な教養の学び方が具体的に書かれていた。時事的知識を広い視点から学ぶために、まずは新聞ダイジェストから読んでみたい。

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    2021年11月15日
  • 生き抜くためのドストエフスキー入門―「五大長編」集中講義―(新潮文庫)

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    『未成年』こそがドストエフスキーの(いったんの)集大成で、『カラマーゾフ』はそれを敷衍した第一作だというのは首肯できるところ。マルメラードフが実はエリートなのだとか、キリスト教というよりは大地への信仰だといったところはソ連/ロシアに精通した著者ならではの視点だと思った。『悪霊』と『白痴』についてはそれほど面白い視点はなかったが、『罪と罰』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』の章については読む前・読んだ後・読んでいる最中に参考にしてみるとより面白く読めると思う。

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    2021年11月15日
  • 16歳のデモクラシー

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    埼玉県立川口北高校でのリベラルアーツ強化のための講座記録。「光の子と闇の子」の購読を通して、アメリカが民主主義「啓蒙」に戦争も辞さずに努めるのかを解き明かす。プロテスタント系国家が、近代においてなぜ強いかが「プロ・・・・資本主義」より簡単かつ早く理解できる本。

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    2021年11月21日
  • 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―

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    佐藤氏を罠にはめたのは誰なのか?
    それは存在のない国家ということか?
    特定の誰かでは無い組織の意思というものがあるのかもしれないし
    国策捜査なるものが、その組織の意思に沿って行われることがあるのかもしれない。
    これに対して国益を第一に考え、敵対するものと対決し屈指なかった佐藤氏の強靭な心と知識、経験、人間力に尊敬の念を抱く。
    鈴木宗男氏の著、闇権力の執行人を先に読んで疑問に思っていたことも、この本を合わせて読みことで納得のいく部分があった。
    外交の複雑な事情や駆け引きは、難しくて理解にはほど遠いが、北方領土問題とはどんな問題があるのかなど、なんとなくではあるが分かった。
    自分のスキルを大義のた

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    2021年11月12日
  • 読解力の強化書

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    佐藤勝氏が、青山学院横浜英和中学3年生に行った読解力向上のための集中講義内容を中心に、読解力の強化策を述べたもの。集中講義では、三浦綾子の『塩狩峠』を題材にしているため佐藤氏特有の宗教色の濃い内容とはなっているが、読解力の重要性はよく説明されていると思う。「東ロボくん」で有名な新井紀子氏の主張を引用しており説得力があった。

    「(仕事上の人間関係)お互い信頼し合い、しっかり仕事に向き合う。ただし、必要以上に親密になるわけではありません。依存するのではなく、お互いが自立した関係で仕事を分担し、完成させる。その絶妙な「距離感」をお互い暗黙のうちに設けることが、一緒に長く仕事をしたい人たちの共通項

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    2021年11月15日
  • とりあたま元年―最凶コンビよ永遠に!編―

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    鶏頭だから今の流行が御題/「最強というより最凶」池上彰が評した/ニュースに吉兆はめったになく、凶兆が常。たとえば「オプジーボ適用拡大」は高価さ故に健康保険破綻を招きかねない/「産む期間」が延長されていることから出生率は一時的に改善したが、産む世代人口が減少するうえ、貧困化している現在の二十代が将来高齢出産するだろうか/あるまじき善人の政治家の村山富市、小泉純一郎、鳩山由紀夫が「日本的なるもの」を破壊して今も善人ぶっている/’18=令和元年末で連載終了/いま思えばビーガンと引きこもりはコロナ禍を予感していたのか?

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    2021年11月08日
  • 佐藤優の裏読み! 国際関係論

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    前半が白眉。リアルタイムの状況分析として説得力十分。菅政権は外交的に相当良く、したたかに立ち回っているという。また、台湾問題、ミャンマー問題もこう見るのか、という視点の紹介はいつも刺激的。

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    2021年11月07日
  • 還暦からの人生戦略

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    最近出た本。新聞に広告が出てたので買って読んだ。一緒に買った『50代からの人生戦略』に引き続き読んだ。個人的には還暦までまだ10年近くあるが、心構え・準備という意味でもとても参考になる。また、巻末にある池上彰先生との対談もとても興味深いものだった。

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    2021年11月03日
  • 50代からの人生戦略

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    敬愛している佐藤優による50代からの生き方について。50代の私には読むのにちょうどよいタイミング。納得できるところも多くとても参考になった。

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    2021年11月03日
  • 仕事に悩む君へ はたらく哲学

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    劣等感より怖いのは、悪い嫉妬心。
    良い嫉妬心は熱意ややる気に変えられるが、悪い嫉妬心は人を羨んで蹴落とそうとする。

    過度の自己嫌悪は、歪んだ自己愛と表裏一体。
    そうした自己愛は悪い嫉妬へと繋がる。

    健全に自分を愛し、自分の能力を客観視する。
    そうすることで、あらゆる負の感情から身を守って、前向きな気持ちを確保する。

    最近すごく気持ちが荒んでた気がするが、
    これを読んで少し気が楽になったかも。

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    2021年10月31日
  • 13歳からのキリスト教

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    キリスト教の入門書。聖書とは何かという知識から、キリスト教の考え方やイエスの生き方を通して人生や世界を諭してくれる本。
    劣っていると思える自分の特性も見方を変えれば世界で役立つ個性なのだ、というのが一番心に残った。

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    2021年10月31日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    教養をつけたいのと立花隆の推薦に興味があり購入。実利的には佐藤優推薦の方が良いかも。少しずつ血肉にする。

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    2021年10月31日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    悪人は心を掴むのが上手い。
    ヒトラー、トランプ、宮崎学、ホリエモン。
    良い人だからいいわけではないことがわかる。

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    2021年10月27日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    ここらあたりに興味があり類書を読んでいるので
    驚くほど新しい知見
    はないが丁寧な記載で安定の面白さ
    ここら辺にあまり馴染みがない方にはちょっと本書だけでは追いつけないかもですがまず手に取って欲しいですね

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    2021年10月24日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    佐藤さんの話も興味深かったし、池上さんが分かりにくそうなところをしっかり補足してくれているので、政治的な話に疎い私でも分かりやすかった。

    最近たしかに、マルクス主義とか社会主義という言葉をよく耳にするし、格差社会を風刺した映画やドラマも話題になっている。

    これから世の中が多少なりとも左翼の方向に流れていくならば、こういう歴史も知っておくべき、というのは賛同する。

    続編も読もうと思う。

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    2021年10月15日