佐藤優のレビュー一覧

  • 希望の資本論

    購入済み

    ピケティとの対談は面白い

    私は俄かな佐藤優ファンです。

    でもこの本は特別面白い本だとは思いませんでした。
    他の佐藤優の本を幾つも触っている人たちには、どこかで見かけた話が殆どという感じ。
    池上さんの存在感をあまり感じませんでした。

    ただ、ピケティとの対談や、その回顧を語るところは非常に面白かった。
    実はピケティはマルクスの資本論には全然興味がないようです。内容も殆ど知らない。
    むしろ、マルクスの話を振られること自体鬱陶しがっているような雰囲気さえ感じました。
    「21世紀の資本論」なんてタイトルは、本人の意思とは関係ないところでついてしまったのかもしれません。
    そこらへんが気になる人には少しおすす

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    2016年10月21日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    近現代に引き続き購読。
    荘園制度や平安時代は、大まかな流れすら覚えていなく、本当に焦った。
    私のような歴史を知ったかぶりしてる人達にオススメです。
    いかに教養不足の現実を見せつけてくれる。自分の弱点を教えてくれる本当の教科書。

    理解不足気味であったが、現代にある制度、文化などが、古代や中世に遡ることができ、歴史の連続性の断片を見れた気がする。なので、再読決定!

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    2016年10月11日
  • 世界史の極意

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    日本も帝国。
    宗教的知識に疎いので、そこと絡めて世界史のザックリとした流れを教えて頂けるのはありがたい。世界史そのものは佐藤先生もオススメする山川出版社の世界史を読みたい。

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    2016年10月07日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    この二人の対談本は、既に何冊も出ているとのこと。
    本書は、2013年の末に出たもので、これより新しいものもあるようだ。
    佐藤-池上本は読んだが、手嶋さんとのものは、私は初めて。
    そもそも、インテリジェンスってなに?という読者である。

    超大国の作ったルールが守られないことを許してしまうと、やりたい放題になる。
    それはイランの核濃縮でも、北朝鮮の核開発でも同じ、ということらしい。
    そういう観点で見ると、オバマ大統領より、息子のブッシュの姿勢の方がマシ、なんて話が出てくると、ちょっと複雑な気分になる。
    あと、2013年5月に北朝鮮に行った内閣官房参与、飯島勲さんが携えていたキャリーバッグの中身って

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    2016年10月05日
  • 超したたか勉強術

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    イギリスで用いられている歴史の教科書などを題材に、心情的な反知性主義に陥ることなく、「新・帝国主義」の時代を生き抜くためのインテリジェンスの能力を磨く方法を具体的に語っている本です。

    どういうジャンルになるのか、分類のむずかしい内容です。いわゆる自己啓発本的な読書術でもないし、国際政治の解説書でもありません。しいていえば、著者の専門であるインテリジェンスのトレーニング法とその応用がテーマだということになるでしょうか。

    左派の安倍内閣批判とは異なる視点からなされる著者の議論も、興味深く読みました。しばしば保守派が金科玉条とする「リアリティ」が、インテリジェンスの視点から見ると反知性主義的で心

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    2016年09月21日
  • 現代語訳 貧乏物語

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    貧乏人とは
    1・他の誰かよりも貧乏な人
    2・生活保護などの公的扶助を受けている人
    3・身体を自然に発達させ維持するのに必要なものだけをギリギリまかなえる(貧乏線上にいる)もしくはそれすらも十分に得られない人(貧乏線以下の人)

    〜なぜ多数の人が貧乏しているか
    生活必需品の生産量が足りないから。
    ┗ 一部の富裕層と多数の貧乏人が存在する。富裕層は米や下駄を買ってもまだお金が余っており、贅沢品を求める。これは「購買力を伴った需要」であるため、購買力の低い貧乏人の需要(生活必需品が欲しいという需要)は追いやられ、贅沢品が供給され、儲けにならない生活必需品の供給は欠乏する。
    ┗貧乏な人は生活必需品を購

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    2016年09月09日
  • 「知的野蛮人」になるための本棚

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    1日の総読書タイムは1時間以上が良い。(それ以下はあまり意味がない)
    読書ノートはハードルが高い。気になった箇所のページの端を折るだけでも良い。(自分が続けられる読書法を継続する)

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    2016年09月09日
  • 偉くない「私」が一番自由

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    ネタバレ

    イタリアのことなら、内田洋子さん
    ロシアのことなら米原万里さん。
    と言っては軽くまとめすぎ?と思うくらいの
    膨大な知識と経験から数多くの本を執筆。
    2006年5月死去。
    元ロシア会議通訳、作家、
    1959〜64年少女の頃プラハのソビエト学校に学び、
    日本に帰国後はロシア語で受験できるからと
    東京外語大ロシア語学科卒
    東京大学院ロシア文学修士課程修了
    豊富な知識と、持ち前の読書家で
    膨大な知識からの通訳はさぞ国にも大きく貢献したに違いない。

    そんな米原さんと、長年交流があり
    「上からの声」というほど、信頼していた米原さんの著作から
    佐藤優が責任編集。

    楽しいと軽く読み進めるばかりの内容ではな

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    2016年09月07日
  • 同志社大学神学部~私はいかに学び、考え、議論したか~

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    最も驚くのが著者の記憶力で、学生の頃に交わした会話がディテールに渡って、こと詳らかに書かれている事に驚嘆する。またこの人が社会主義とキリスト教の強烈な刷り込みを経て、現在の言論活動を行っていることは記憶しておいていい。根は真面目な人だと思うが。

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    2016年09月04日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

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    政治の全体像を薄く、部分的に濃く解説している。思った本と少し違う。表題にある政治の基礎知識を身につける感じの本ではなく、教科書に書いてあることを、大人の視点で見るとこうだよね、的な一冊。論点は面白かった。

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    2016年08月13日
  • 偉くない「私」が一番自由

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    米原万里没後十年を迎えた、今年2016年、米原さんをしのぶ本や、エッセイの傑作選などが何冊か出版された。
    これは、佐藤優氏の編による一冊。

    私は、佐藤優氏に関する知識が無かったので、単に「米原万里のエッセイの傑作選」だと思って読み始めた。
    読んだ事のある文を見つけて懐かしむのもいいな、読んだ事のないものが収録されていたら嬉しいな、そんな気持ちで。

    目次は、コース料理に見立てられ、それにふさわしい、米原さんの文章が紹介される。
    この、フルコースメニューに沿ってというのは、最近の流行だ。
    しかし、そういうオシャレな流行スタイルをとっているにしては、何か政治思想のにおいがする。

    作家の傑作選の

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    2016年07月26日
  • 資本主義の極意 明治維新から世界恐慌へ

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    マルクス主義経済学は、資本主義を打倒し、共産主義革命を起こすことを目的に組み立てられた経済学。これに対して、マルクス経済学は資本主義の内在的論理を解き明かす経済学である。資本主義社会に対する冷徹な観察者として資本論を徹底的に掘り下げ、それを独自に体系化したのが宇野弘蔵の経済学。マルクスや宇野弘蔵の遺産を具体的なケーススタディを通して資本主義の極意を学ぶながら、世界、国家、社会、自分というものを考える一助とするもの。

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    2016年07月22日
  • ケンカの流儀 修羅場の達人に学べ

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    小説や話題になった(なっている)人物を例に取り、そこから学ぶ修羅場の対応法。
    「吾輩は猫である」をそんなふうにとらえて読むのだなと、視点の置き方に感銘。
    巻末の、中瀬ゆかりさんとの対談が面白かったです。

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    2016年07月09日
  • 「知的野蛮人」になるための本棚

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    幅広い教養の持ち主として知られる著者が、52のテーマに関して、それぞれ2冊程度の本を紹介しています。

    世界情勢や新自由主義、マルクスや沖縄といった、著者が深い関心を寄せるテーマはもちろんですが、中には猫やフーゾク、プロレスなど、比較的くだけたテーマも取り上げられており、改めて著者の教養の幅には驚かされます。

    ただ、どのテーマについても、それほど突っ込んだ読書案内はなく、少し散漫な内容になってしまっているような印象もあります。

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    2016年07月06日
  • 人に強くなる極意

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    元外交官でインテリジェンスにかんする多くの著作がある著者が、みずからの体験を織り込みながら、新自由主義が席巻するこれからの世界におけるビジネスマンのあるべき生きかたについて、わかりやすく語っている本です。

    よくある自己啓発本と似たり寄ったりという印象です。類書と比較してけっして悪い本ではないと思うのですが、現実の世界の動きを見据えながら、キリスト神学とナショナリズムとマルクス主義を架橋する活動をおこなっている著者の本だけに、期待するものも大きかったので、ちょっとがっかりしてしまいました。

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    2016年07月06日
  • 組織の掟

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    部下の活かし方と、部下のためにサボタージュするところが参考になった。
    あとは、少なくとも組織にいればわかるかな、という内容。

    外務省であった様々な経験がか書かれていて、そこまで書いて大丈夫か、と思う内容もあり。そういうものが好きな人には、さらに面白いかと。

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    2016年06月18日
  • お金に強くなる生き方

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    お金に対して,当たり前だけど重要な示唆を与えてくれる本でした。

    書いてある内容は,私にとって特に目新しいことはありませんでしたが,著者のお金に対する考え方はとても共感できました。
    年収を上げるために努力する大切さを否定するわけではありませんが,しゃかりきになって年収を上げることだけが生き方ではないというのは,ともすれば年収に一喜一憂しまいがちな姿勢への戒めと捉えました。

    本書を読んで,消費に依存しない自分なりの生き方を見つけていきたいと思いました。

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    2016年06月05日
  • いま、公明党が考えていること

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    勉強になった。公明党が政権のブレーキ役をしっかり果たしていることがわかる。現実的な政策を行っている。

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    2016年05月31日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

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    小中学校の教科書に立ち返って基礎を見直すというのは大いにアリだと思う。佐藤氏のアジテーター的な発言、井戸氏の野党としての立ち位置での発言が気にならなくもないが、全体的には良い本だと思う。

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    2016年05月03日
  • 人生の極意

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    佐藤さんは誠実ですね。息子の反原発を止めたい父親の章と、官僚バッシングに疑義を呈する人の章が特に興味深く読めました。

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    2016年04月23日