佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんて紛らわしいタイトルのつけ方だ(笑 まず内容よりそこに著者のしたたかさを感じてしまうわけで。論理的思考をつけるために歴史を通して鍛え上げるワークブックのようなもの。この通りに取り組めば本当に頭の働き方が変わってくると思う。本を1章丸ごと暗記すると脳の使える容量が増えるというのは面白い。やってみたいなあ(根性があれば)
・自分なりの視座を持つことが大切
・『イギリスの歴史/帝国の衝撃』(明石書店)課題図書扱いとする。英国内において新帝国主義時代の今を生き抜く術を記した本。
・脳の記憶容量を大きく変える丸暗記の勧め
前述図書 第9章を日英ver 1か月かけて覚える。ブロックごとに暗記し、キ -
Posted by ブクログ
著者のいう「ズルさ」とは、社会で生き抜く「賢さ」のことだ。
この世は必ずしも公平には作られていない。また、組織の中で勝ち残っていかなければならないにも関わらず、組織の中でうまくやっていかなければならないという、矛盾した状況にある。
そんな中でよりよく生きていくには、教養と知恵を蓄えることにより直観力を磨く。ビジネスという経済的合理性を求める場以外に、地域、趣味、ボランティアなど仕事以外の場で信頼しあえる誠実な人間関係を築く。複数の価値観を持つことにより、どんな状況にも対応できるしなやかさを持つ。それが、著者の勧める処世術である。
外交官という、文化も利害関係も異なる二つの国の関係を -
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最近の佐藤優の著作は質が落ちているように感じる。
「ヘーゲルは、『偉人は他人を満足させようとするものではなく、自分の満足をねらいとします』と断言する。脂ぎった顔をして、自分の利益しか考えない政治家、社長、編集長などのような人が偉人で、歴史の中で理念を推し進めていくことができると、ヘーゲルは本気で思っている」
とあるが、これには賛同できない。
「ヘーゲルは、偉人の人生について、『かれらはおだやかな満足を得ることがなく、生涯が労働と辛苦のつらなりであり、内面は情熱が吹きあれている。目的が実現されると、豆の莢にすぎないかれらは地面におちてしまう』という突き放した見方を示している。ヘーゲル個人としては -
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子どもの教育をテーマにした、知の巨人・佐藤優と国会議員・井戸まさえの対談。前半は比較的具体的に「書く力」や「読む力」、また「受験」などいくつかの項目に分けてそのポイントを佐藤優が説明する形。後半は『八日目の蝉』を題材に、そこから現代の家族関係の問題点を読み解いている。
対談という形式だからか、全体を振り返るとなんとなく焦点がぼやけてしまう。けれど個別具体的に詳細を見ていくと参考になる部分も多い。たとえばこんなところ。
◼️本は書き込みをしたり、ポストイットを貼るなどして、汚して読むというのが佐藤流読書術でしたね。それでこそ頭に入るのだと。
◼️p36-37 理屈で説明するのは難しい民族の特 -
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最近、佐藤さんの新刊書は、本当にたくさん見かける。
大澤真幸か、この人かという感じ。
さらに言えば、誰かと対談という形を取ることが多い二人でもある。
それはさておき、この人の本を初めて読んだ。
第一段階は、情報収集を積み重ねること。
なんと、暗記して頭に叩き込むとのこと!
もう、この時点で真似できない・・・
その後は、敷衍やアナロジー、正反対の存在を想定する、共通点と相違点を探す、第三の立場から考える、別の概念にあてはめる…などの技術で、解釈をしていくのだそうだ。
原稿は書きかけのバージョンも保存しておくこととか、普段自分が絶対考えもしない方法が提唱されていた。
実際に自分が実行できる -
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本書が扱っているドローンとは、昨今我が国のマスコミをにぎわしているクワッドコプター等のドローンのことではなく、広くUAVといわれているもののこと。
その着想から開発、実用化、そして、偵察用から攻撃用にと拡げられてきた開発史。
開発者の自由な発想を、形にしていく苦労。そして、航空宇宙産業、さらに軍産複合体のなかで開発費用を獲得し、開発実用化に進めていく経緯。さらに、その中で開発、運用にかかわる軍人、民間技術者の姿。
冷戦構造が崩れ、地域の民族紛争、そしてテロリストとの戦いと戦争の形が変化していくなかで、ドローンがどのように生まれ、そして武装されていくか、まさに現在を描いた記録である。本書は、ドロ