佐藤優のレビュー一覧

  • サバイバル宗教論

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    難しい…佐藤優さん、めちゃくちゃ頭いい人なんだなって分かります。知識量が半端ない、そしてそれを自分のものに咀嚼している。日本では中間団体の役割を企業が果たしているとの見解はその通りですね。

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    2014年05月12日
  • 喧嘩の勝ち方~喧嘩に負けないための5つのルール~

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    佐藤さんと佐高さんのスタンスが微妙に
    違うので、タイトルから受けた期待とは
    異なる内容でした。

    いつも登場する西村六善欧州局長。
    鈴木宗男さんは、西村さんに気合を入れるときに
    「お前、交渉がうまくいかなかったら、赤の広場で
    焼身自殺してくれ」と言って、気合入れたそうです。
    本人は本気と受け取って、ガタガタ震えていたとか。

    猪木が怖かった相手が、マクガイヤーブラザーズだった
    というびっくりの真実もあり。

    ただ内容としては、それほど盛り上がっていない
    感じを受けました。

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    2014年04月13日
  • 自壊する帝国

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    かなり詳細な各論であるため、付いていけなかった。しかしロシア外交を専門とする方々には一級品の作品だろう。外交官たるもの、このように情報収集していくべきなのだなあ、と感心する。知らなかった世界だが、戦力保持に制限のある日本だからこそ、このような外交官には頑張って「諜報活動」してほしい。

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    2014年03月09日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

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    ネタバレ

    戦前日本のアジア主義の、後世の評価に耐えうる最良の部分を代表する一人であろう大川の歴史観に対する「ナショナリスト」佐藤のシンパシーはよく理解できる。そしてまた媒体によって鵺のようにアプローチを変える佐藤の言説もまた。そのスタイルが誰かに似ていると思ったら、司馬遼太郎だな。

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    2014年03月08日
  • 賢人の思想活用術

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    ネタバレ

    スランプ脱出のヒントを求めて

    プラクマティズムは問題発見力
    ①私達は間違う。だから、常に疑う態度が必要。
    ②人の意見に耳を傾ける。
    ③問題は必ず解決することができるという前提で議論しその方法を探求し続ける。

    話し合いでは「結論」ではなく「合意」を探れ
    ①全員が理解できる言葉
    ②相手の意見を全否定しない
    ③人の話をよく聞き誠実に話す

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    2014年03月01日
  • 子どもの教養の育て方

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    ネタバレ

    「舌切雀」の「絵本を読んでいる大人のほうは、多かれ少なかれ見た目で大きいつづらを選んで"失敗した"という体験をしているんですね。」に思わず吹き出した。
    読ませる本、家庭学習、受験、環境などについて井戸さんの質問に佐藤さんがバンバン応えて行く。
    あまりにも内容が多岐にわたって盛り込まれているので消化するのに苦労する。
    一度読んだだけではすんなり入ってこない。
    というか、佐藤さんが示しているのはあくまでも入り口なのでこれを受けてどうするかと悶々としているというか。
    「採用基準」といい本書といい、日本の未来はそうとうに厳しい見通し。

    ・教養は「読む」「書く」「聞く」「話す」4つ

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    2014年02月25日
  • 聖書を語る

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    中村うさぎに良いイメージが無かったが、本を開いてみて圧巻。佐藤優の計り知れぬ知識、ただ、読者を置き去りにする超論理的な展開を、見事中村うさぎが一般人的視点で捕らえ、会話が進む。面白い。ただ、もっと聖書を掘り下げて欲しかった。編集の問題だろうが、中盤はこじ付け。

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    2014年02月07日
  • 動乱のインテリジェンス

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    東京都が尖閣買おうとした話など、新しい視点をを与えてくれる。
    TPPと中国大使館書記官のコメの話、
    田母神さんと核兵器の話には驚いた。

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    2014年01月16日
  • 動乱のインテリジェンス

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    現在の国際情勢を踏まえた内容。2人とも海外勤務の経験があり、話にリアル感があり読み応えがあった。この手の新書は、店頭平積みのうちに読まないと新鮮味がなくなる。

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    2014年01月08日
  • 人に強くなる極意

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    これは佐藤が自ら書いた文章なのか疑わしいのだが、内容は役に立つ。
    怒鳴ることもたまには必要。部下をかばう、必要な教育を刷り込む。
    判断を速くしようと思えば、普段から頭の中でいろいろなシミュレーションが必要。
    びびらない。相手の内在論理を読み取る。必要なときはすぐ逃げる。

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    2018年10月14日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    内容については、外交・国際政治の情勢に関してのマニア・オタク向けのネタを、その表面スナップだけをあたりさわりなく講釈している感が強い。ただ、佐藤優が人文科学の概念を使ってこの分野の解釈を行うところは、面白いと思う。

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    2018年10月14日
  • 野蛮人の図書室

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    みんなは野蛮人です。
    本を読んで文明人になりましょう。
    という意味の題名。

    テーマに合わせて二冊ずつ、硬柔取り混ぜて紹介。
    テーマが幅広くて、読欲が刺激された。
    しかし、絶版を載せるとか!
    参考資料としてならいいけど、読めない本をけっこうな数を紹介されると、、、しかも、そんなのに限って読みたい本だったりする。

    読みたいのに読めない。。。

    でも、読めるものから、ぼちぼち読んでいこうと思います。

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    2013年12月07日
  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    佐藤優の博識に圧倒された。
    二人の間で語られる人物や背景など、
    9割以上初めて目にしたものばかりだった。
    紹介されていた書籍を何点か読んでみたいと思う。
    むつかしそうなものばっかりでしたけど•••

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    2013年12月06日
  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    鍛える、、、というより、既に鍛えられている人が、通の話の対談を聞いて「なるほどね」と思う本のように感じた。普段縁の無い世界の話なので、頭をリフレッシュするには良かった。

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    2013年12月03日
  • 人たらしの流儀

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    サクサク読めるタイプの本。

    *インテリジェンスの中のルールには最低限のルールがあり(嘘をつかない、とかね)、その点については強く同意。

    *良質の本を読むこと。インプットも大事だけど、それ以上に大事なのはやっぱり「本を読みっぱなしにしないこと」だな、と改めて思った。そのためには、もちろん大量の本を読むことの重要性については分かるけど、「それをどうやって実行していくか」が重要。それはつまり、「情報の使い方」のこと。

    *こんな裏話があったのね、ということも書かれていてその点も面白い。

    *情報をどのように有効活用できるかどうかは「国家の力量」にかかっているのだ、と再実感。就職したての頃に感じた

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    2013年12月02日
  • 地球を斬る

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    古い本だが、外交について考えるひとつの視座を与えてくれる良書。
    気がついた点
    1. 佐藤優は麻生太郎の外交センスを評価している。(世間が?と思っているにもかかわらず)
    2. 外交をスポイルしている官僚については名指しで批判している
    3. 海外の要人が出すサインは見逃してはならない。ミスリードしてもいけない。
    4. 日本の要人の発言は海外へのサインとなることがわかっている人が要職にいないと国益を損なう。

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    2013年11月14日
  • 新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇

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    民主党の政権交代から安倍政権誕生までの数年の時評のようなもの
    従来の筆者の主張内容と被っている部分は多いので、特に目新しい部分もなかった

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    2013年08月25日
  • 野蛮人の図書室

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    あえてと思うが、理解に時間のかかる、手強い本を紹介することが多い。
    有能でコンプレックスの強い人の弱点が投獄でモロに打ち抜かれたようで、時折見せる私怨の炎が不気味。

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    2013年08月13日
  • 交渉術

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    “交渉術”のタイトルを期待して読んでしまうとガッカリしてしまうかもですが、政治・外交の舞台や官僚の世界のヒリヒリするような裏話が満載でかなり面白かったです。登場してくる外務官僚の方達はどんな顔しているんだろ?と思ってネットで検索してしまいました。にしても私もお酒は好きですが、とてもロシアでは通用しそうにありません。

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    2013年08月12日
  • 母なる海から日本を読み解く

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    作家、佐藤優氏の母の故郷であり、自らのルーツでもある沖縄・久米島。その新垣の杜には世界の中心がある――『おもろそうし』の一節に心を揺さぶられた氏は久米島を『世界の中心』と見立て、国家論を展開します。

    本書は、作家・佐藤優氏が自分の母親の出身である沖縄は久米島を『世界の中心』と捉え、そこから世界はどう映るのか?という視点で書かれた異色の国家論です。

    そう思うにいたったきっかけは佐藤優氏が文字通り命を懸けてとりくんだきっかけは緊迫を極めた北方領土返還交渉の経験と、琉球古謡集の『おもろさうし』からだそうです。実は本書を読み終えた直後、『おもろさうし』を実際に手にとってぱらぱらとめくってみましたが

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    2013年07月11日