佐藤優のレビュー一覧

  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    対談の著者2名が、共通して興味を持っている分野について、「読むべき」本について語っています。共通している認識が多いはずなのですが、ちょっと違うところもあり、それを曖昧にしないではっきり言っているところは面白いと感じました。
    いろんな本の内容の障りを知ることができます。「こんな本があるのだ」と興味を持つことができます。
    ただ、ちょっと特徴が有りすぎる本が多いので、多読できる人向けのものが多いと思います。紹介されている本を少ししか読まなかったら、変な方向に影響される危険があるように感じました。

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    2014年09月19日
  • CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる

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    筆者は9.11以降、CIAの体質は変わったと言う。それまで幾多の書物で描かれてきたような、どうしようもない組織としてのCIAではなくなったのだろうか。9.11の時に訓練中だったという稀有なタイミングで自組織の変質を目の当たりにできた筆者は幸運。

    古くからのスパイ、諜報員像は陳腐化し、地域に特化したスパイの資金、任務は大幅に削除されているという。
    10年選手では組織の上の本当のところはわからないだろうが、逆に現場感がある。
    ビジネスに使えるかというと、かなりの一般論であったり、逆にCIAならではの特殊事情が制限条件となり、微妙。

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    2014年09月17日
  • 外務省に告ぐ

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    外務省時代に関わった組織人、変人エピソードや、内輪話の集積。
    あまり、目新しい話があるわけではない。
    一つだけ、鳩山由紀夫についての評価が面白かった。鳩山由紀夫はオペレーションズ・リサーチの専門家であり正統的な学者としての実績もある(佐藤は英語論文を読んで確認したとのこと)ことから、確率論を駆使した意思決定の数理的手法について知悉しているはずである。あの優柔不断かつぶれまくりと見える普天間問題での振る舞いについても、最適なタイミングをはかりつつ、そのつど、所与の条件での最善の決定を行っていたものではないか、という見立ては、斬新だ。

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    2018年10月14日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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     手嶋龍一氏と佐藤優氏、面白い取り合わせの著者なので興味を持ちました。
     “インテリジェンス”という視点から、近年の日本を取り巻く多種多様な外交問題をテーマにしたお二人の会話が進みます。流石に“インテリジェンス”の専門家の視点はとても刺激的で興味深いものでした。
     その人のもつ知識や経験値の多寡で、ある事象が示すメッセージを読み解く深さが天と地ほど異なってくるようです。

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    2014年09月02日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    911の際のNHKワシントン支局長だった手嶋龍一氏と、外務省のラスプーチンと言われ訴追され服役した佐藤優氏の共著。三作目になる見たいです。

    物事の見方を変えるとこんなにも世界は変わるのかと思います。情報は力ですが、情報ソースのみならず、その情報の理解の仕方を自分自身が理解しないと宝の持ち腐れであることがよく判った

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    2014年08月26日
  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    この対談を読んでいると、自分が如何に本を読んでいないかを実感させられました。
    佐藤優氏の一方的な知識からの高度な情報を読んでいるような感じで、私としては少々追いつけない状態でした。
    いろいろと本を今後読むことで、再度この本を読むことができたらなと思いました。

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    2014年08月03日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    新聞等ではばらばらにしか解説されないことを、
    まとめてあり、日本を取り巻く国際情勢や外交を
    俯瞰するための良いヒントになった。

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    2014年08月02日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    ネタバレ

    13年末に出てた。ちょっと手に取るのが遅れた。
    昨年、こちら(R国)でも話題だった雪殿の話に触れており興味深い。そして、今、渦中の集団的自衛権問題にも触れいる。という点で、今のタイミングで読んでも面白かった。

    興味深い箇所は、雪殿の箇所にあったIT専門家たちの話。昨今の情報社会ではハッカー等のIT技術の専門家に少なからず、いや、かなり頼らざる得ないが、彼らの組織に対する忠誠心の希薄さ、文化的な対立が問題視されていることを指摘している点。
     国際社会の大きなインテリジェンスに関する話題ではあるが、ふと自分の会社に置き換えても、IT担当者への過度の依存と、彼らの組織への帰属意識の希薄さのジレンマ

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    2014年07月07日
  • 野蛮人の図書室

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    野蛮人から文明人に生まれ変わろうとしているがまだまだ時間がかかりますね。社会を正確に捉え、自分の頭で考えられるようこれからも読書に励みます。
    そして、知ることは楽しい、面白い。

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    2014年06月27日
  • 野蛮人の図書室

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     野蛮人とは自分の頭で考えない人のことで、読書によって突破することを筆者は勧めている。
     人生、日本について、国際情勢、と対談集の4編からなり、最初の3編では、「格差の本質…」といったようにテーマを設定し、そこで2冊の本を4ページ前後で紹介というより筆者の考えを記している。
     読みやすい構成ではあるが、この筆者らしい本の選択で、そこに目新しさはない。自分の興味ある分野にどんな本があるかといった取っ掛かりになれば、この本としても筆者としても本望だと思う。

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    2014年06月07日
  • サバイバル宗教論

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    多極化、帝国主義化する世界における宗教の役割、存在意義についての講義。

    著者が寺で、僧侶を相手に行った講義が元になっているので、幾分読みやすい。
    一神教が不寛容、多神教が寛容などという見方が間違っており、教義や救済といったその宗教の目的とするものを念頭においた上で、地域情勢を読み解く必要がある、というのはなかなかおもしろかった。
    民主主義とファシズムは共存し、その行き過ぎを防ぎ、また民主主義を担保ための中間団体としての宗教、という考え方は霧が晴れた気がする。

    中東、アメリカ、アジアそれぞれの文化に基づいた宗教体系には、そうなるべき必然性や、独特の役割があり、そういったものに敏感でありたいと

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    2014年05月23日
  • サバイバル宗教論

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    タイトルが気になって手にしました。
    著者の名前は知の巨人として知ってはいたのですが実際に本を手にしたのは初めてです。
    タイトルからは勝手に宗教がテクノロジーの現代をどう生き延びていくのか
    ということが書かれていると思っていたのですが
    現代を生き抜いていくために知っておくべき宗教の基礎知識といったところでしょうか。
    キリスト教、イスラム教、仏教などの伝統宗教という観点から見た世界情勢を解説しています。
    とても複雑で理解するには難しいのですが勉強になりました。
    通常の議論であればキリスト教、イスラム教などはひとくくりにされていますが
    その中にも細かく○○派などとして主義主張が分かれており簡単にひと

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    2014年05月16日
  • 甦るロシア帝国

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    現在のロシア情勢を知る手がかりになるかと。
    つい人は理性的に知性的にものごとを判断して行動するべきだと考えがちだが、それでは割り切れない感情的心理的理由で社会が動いて行く一面もあるのだと思わせてくれる内容。
    思い込みを廃して読めば、理解出来る事がたくさんある本であるな。

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    2014年05月15日
  • サバイバル宗教論

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    難しい…佐藤優さん、めちゃくちゃ頭いい人なんだなって分かります。知識量が半端ない、そしてそれを自分のものに咀嚼している。日本では中間団体の役割を企業が果たしているとの見解はその通りですね。

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    2014年05月12日
  • 喧嘩の勝ち方~喧嘩に負けないための5つのルール~

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    佐藤さんと佐高さんのスタンスが微妙に
    違うので、タイトルから受けた期待とは
    異なる内容でした。

    いつも登場する西村六善欧州局長。
    鈴木宗男さんは、西村さんに気合を入れるときに
    「お前、交渉がうまくいかなかったら、赤の広場で
    焼身自殺してくれ」と言って、気合入れたそうです。
    本人は本気と受け取って、ガタガタ震えていたとか。

    猪木が怖かった相手が、マクガイヤーブラザーズだった
    というびっくりの真実もあり。

    ただ内容としては、それほど盛り上がっていない
    感じを受けました。

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    2014年04月13日
  • 自壊する帝国

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    かなり詳細な各論であるため、付いていけなかった。しかしロシア外交を専門とする方々には一級品の作品だろう。外交官たるもの、このように情報収集していくべきなのだなあ、と感心する。知らなかった世界だが、戦力保持に制限のある日本だからこそ、このような外交官には頑張って「諜報活動」してほしい。

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    2014年03月09日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

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    ネタバレ

    戦前日本のアジア主義の、後世の評価に耐えうる最良の部分を代表する一人であろう大川の歴史観に対する「ナショナリスト」佐藤のシンパシーはよく理解できる。そしてまた媒体によって鵺のようにアプローチを変える佐藤の言説もまた。そのスタイルが誰かに似ていると思ったら、司馬遼太郎だな。

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    2014年03月08日
  • 賢人の思想活用術

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    ネタバレ

    スランプ脱出のヒントを求めて

    プラクマティズムは問題発見力
    ①私達は間違う。だから、常に疑う態度が必要。
    ②人の意見に耳を傾ける。
    ③問題は必ず解決することができるという前提で議論しその方法を探求し続ける。

    話し合いでは「結論」ではなく「合意」を探れ
    ①全員が理解できる言葉
    ②相手の意見を全否定しない
    ③人の話をよく聞き誠実に話す

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    2014年03月01日
  • 子どもの教養の育て方

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    ネタバレ

    「舌切雀」の「絵本を読んでいる大人のほうは、多かれ少なかれ見た目で大きいつづらを選んで"失敗した"という体験をしているんですね。」に思わず吹き出した。
    読ませる本、家庭学習、受験、環境などについて井戸さんの質問に佐藤さんがバンバン応えて行く。
    あまりにも内容が多岐にわたって盛り込まれているので消化するのに苦労する。
    一度読んだだけではすんなり入ってこない。
    というか、佐藤さんが示しているのはあくまでも入り口なのでこれを受けてどうするかと悶々としているというか。
    「採用基準」といい本書といい、日本の未来はそうとうに厳しい見通し。

    ・教養は「読む」「書く」「聞く」「話す」4つ

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    2014年02月25日
  • 動乱のインテリジェンス

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    東京都が尖閣買おうとした話など、新しい視点をを与えてくれる。
    TPPと中国大使館書記官のコメの話、
    田母神さんと核兵器の話には驚いた。

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    2014年01月16日