佐藤優のレビュー一覧

  • 子どもの教養の育て方

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    子どもが小学生になり、勉強や読書に携わるにつれ、自分が教養が無いために、同じ苦労をさせたくないという思いから、教養を身につけておきたいと思うようになった。そのため、この本を手にとった。この本からは、教養を育てるために、きちんと本を読むこと、論理の力をつけること、体験から学ぶことの必要性を学んだ。なかなか時間がなくて子どもと向きあう時間が取れないが、時間がとれた時には、濃い時間を過ごせるように覚えておきたい。それと、できるだけ時間を取るようにしたい。本当に親子で楽しめるのはせいぜい4年生までということらしいので。

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    2013年07月10日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

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    開戦前後の日本には、不可避、欧米のアジア植民地化に対して、アジア諸民族を代表して阻止する、という共通認識があった。

    歴史認識を変えたわけですから、まさに真理省だったんですね。

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    2013年07月14日
  • 人間の叡智

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    入ってくる情報の質が下がったから、具体論からだんだん抽象論が多くなってきた。それでも過去の遺産が物を言って、まだまだ読ませる。そろそろ現場に戻してあげないと。

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    2013年04月19日
  • とりあたま事変

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    西原さんのマンガと佐藤さんのコラム 独立して描かれているのに、示し合わせたかのような感じになっている。息が合っている。

    ただ西原さんのマンガに、なにかと言うと髙須クリニックの院長が出てくるのと、けっこうお下品なのは、少々アイデア不足か。

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    2013年04月13日
  • 国家の崩壊

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    強大で冷徹なイメージのソ連、それがなんともあっさりと崩壊して消えてしまった、自分にとっては???だらけの現象を少しでも理解したいと思って本書も読んでみた。
    政治的チェルノブイリによってソ連中央における炉心融解が起こり、一気に崩壊へ・・・、現象の説明としては分かりやすく、ふむふむとは思って読んでもその内実をしっかりと理解するのは自分には今回も難しかった。
    多民族国家におけるそれぞれの民族にとっての論理、結局それらを超越して連邦を形成、維持するということに無理があったのか・・・。
    ゴルバチョフの評価がケチョンケチョンなのにはちょっと驚いた。

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    2013年04月09日
  • 人たらしの流儀

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    佐藤優氏に興味のない人は読んでも面白くないと思ふ。
    人間関係におけるお金の力学、貸し借りの意味について大変勉強になる。
    理論と実体験と疑似体験の重要性について考へさせられた。
    「戦場に投げ込まれたインテリゲンチャは、小説好きの方が生き残る可能性が高い。」なるほど。

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    2013年03月27日
  • 子どもの教養の育て方

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    携帯電話 TV ゲームとどう付き合うかは子供を持つ親として
    誰もが悩む問題 どうしても他の子どもとの付き合いを考えて
    与えてしまうこともあるが 中毒性があるとなるとさすがに
    気にしてしまう 

    日本にはきっちりした宗教はないものの「お天道さまがみている」
    という感覚は非常に大事 アメリカにあって中国にないものは
    まさにこれで これがないと無秩序に欲望が先走る 

    読書を通じて信頼関係を学び自立 自制の感覚を我が子にも
    を育んでもらいたい 

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    2013年03月17日
  • 野蛮人の図書室

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    ネタバレ

    蒙昧な野蛮人が教養を身につけるための読書の指南書。
    今回は"司書"佐藤優です。 (この前はレストランオーナーでしたね)
    日常生活や日本社会、世界情勢に纏わるトピックに対し2冊ずつ推薦書を挙げ、 筆者の分析が書かれています。
    1トピック見開き2ページ完結で、テンポよく読めます。

    以下、特に印象に残ったものをピックアップ。
    ◇猫が教える「人間関係」
    「猫は、餌を与え、トイレの掃除をする人間との間に確立された信頼関係を裏切ることはない。」
    これを人間に当て嵌めると、 「餌を確保する仕事を大切にし、排泄する場である家庭を大切にする人」 …こんな人間は信頼するに足る、

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    2013年02月24日
  • 自壊する帝国

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    面白いけど、登場人物が多くてわけがわからなくなったり、読むのに時間がかかった。多分読書苦手の自分にとってはすこし読みにくいものだったと思う。
    内容的には非常に多くの刺激を受けたし勉強になるが、読んでいて退屈にならないのが良かった。

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    2013年02月09日
  • 子どもの教養の育て方

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    今の世代(なんとかチルドレンとか、なんとかガールズとか)は、教養もなく、たまたまそういうポジションになっちまった連中で、次の世代の対策をしなけりゃあね、というスタート。対談本なので、ちょっと冗長。
    子どもをどう教養豊かな人にそだてるか、もうちょっというと、本文中にもある「お天道さまが見ている」という概念を、ちゃんと持たせられるか。
    エリート教育は僕にとってはどうでもいいし、決めつけ的な印象もある。けれど、教育熱心ではない人が読んだら、何かに気がついたりするのかもしれない。うちにはもう小さい子はいないけど、まだやれることはあるのだろうなあ。本の紹介本、と思えば楽しいです。

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    2013年02月01日
  • 子どもの教養の育て方

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    "教育の究極の目的とは「信頼」だと申し上げましたが、何よりも重要なのは、お母さん、お父さんと、子どもの信頼関係です。.....教養のある人は、信頼関係を構築することがより容易にできる。そうじゃないと、お金に頼ります。"
    暴力にも頼る、、、

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    2013年01月25日
  • 憂国のラスプーチン 1

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    佐藤優さんの『国家の罠』をコミカライズになるのでしょうか。
    登場人物は基本仮名ですが、誰を示すのかはなんとなくわかるように。

    途中のエピソードには『甦るロシア帝国』や『外務省ハレンチ物語』など、
    他の著作で印象深かったものも入っていますが、メインはあくまで『国家の罠』の様子。

    2010年から約2年かけて、つい先日無事に完結したようです。
    私はコミックスでしかおってませんでしたが、非常に読み応えがありました。

    組織とは、官僚とは、そして外交とは、、そして「国策捜査」とは。
    『国家の罠』に興味をもたれた方であれば、同じように興味深い内容と思います。

    個人的には、民主党による「外交破壊」から

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    2013年01月02日
  • 母なる海から日本を読み解く

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    ボクが好きな佐藤優氏が、彼の母親の故郷、沖縄・久米島を中心に世界を見て書き下ろした本。

    本文にはこんなことが書いてある。「地球は球体である。それならば、その上のどの任意の点も「世界の中心」のはずだ。これまで、私が世界を見るときは、常に東京、ワシントン、モスクワなどの主要国の首都が世界の中心になっていた。いまここで見方を変えて、久米島の新垣の杜を「世界の中心」としてみると、歴史はどのように見えるであろうかという好奇心からこの本を書き始めた」。

    最初は自壊する前のソ連から。根室、東京拘置所、沖縄と場所を変えながら、そして、ときに時間をさかのぼりながら話しが進む。

    ただ、いまのボクにはこの本は

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    2012年12月30日
  • インテリジェンス人間論

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    マフィアの技法→一見、喧嘩好きのように見えても一番強い者とは絶対に諍いを起こさないと処世術のこと。マフィアは様々な抗争を行うが国家との正面対決は避ける。

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    2012年12月21日
  • 動乱のインテリジェンス

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    孫崎氏の本を読んだ後だとなんか分かりにくいなという気分。でも鳩山が辞めることへのつじつまが合う気がした。勉強になった。

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    2012年12月06日
  • 野蛮人の図書室

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     佐藤優氏が膨大な書斎から選んだ本を紹介している。本を読まなくても、概説や重要なポイントはわかってしまう。一定、満足してしまうのはよくないところかも。まえがきでは「われわれは、誰でも野蛮人である。この現実を見据えることが重要だ」とある。現実を見据えるためには、知識と経験が必要で、それを知る有効な手段が読書である。本のラインナップは高校の参考書や純愛の青春小説から、政府刊行物まで。これに沿ってすべて読み込むのはおもしろいでしょう。

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    2012年12月05日
  • 功利主義者の読書術

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    う〜ん、やっぱり自分には少し難しかった。
    あの「負け犬の遠吠え」も、ただ漫然と面白いと思って読むのではなく、読む人が読めば立派な交渉術に役立つのだという。
    解説は酒井順子で、自分の作品が思いもよらない読み方をされて驚いたと書いているのが面白かった。

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    2012年11月28日
  • インテリジェンス人間論

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    佐藤氏が直接知り得た人物については、詳細かつ一般のイメージ(マスコミから一方的に植え付けられた)とのギャップがあり興味深く読めた。エリツィン、プーチンあたりは読み物として、最高だね。ロシア人のなまえが全然頭に入ってこないけどね。
    後半の人物たちに関しては、やはり生々しさがないのでかなり読み飛ばしてしまったよ。

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    2012年11月04日
  • 人間の叡智

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    佐藤優氏の本はいろいろと読んでいるが、彼は一貫して、教養の大事さを説いている。

    本書でもそういった話が語られているが、佐藤氏の著作の面白いのは、次に読みたくなる本が紹介されている点である。

    なるほど、氏の論点を理解するにはこういう本を読んでいけばいいのか、、というガイドが得られるという点で、読者に優しいと私は思う。

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    2012年10月11日
  • 憂国のラスプーチン 2

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    読めば読むほど外務省はダメだなぁと思うけど、描いている人が外務省に対しての気持ちを考えると割り引いて読む必要があるのかもしれないとも思う。でも、結局お役所の官僚に対して、素晴らしい人だという気持ちを持っていないので、読めば読むほどそうなんだろうなぁと思ってしまったり…

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    2012年10月11日