佐藤優のレビュー一覧

  • 外務省ハレンチ物語

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    外務省および外務完了の体質を理解するには悪くない。
    また、自分に馴染みが薄いロシアの事情を理解する上でも、情報が豊富。

    ただし、著者のルポライター的文体と官能小説というジャンルとはアンマッチと思う。
    次は彼の代表作であるノンフィクションを読むつもり。

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    2011年08月10日
  • 獄中記

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    こんなにも整理された思考のあり方に、自身の思考も沿わせて読み進めるが、とても及ばない。感情的な部分を廃しつつ、時折覗く心の声に、ほっとするくらい

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    2011年07月24日
  • 人たらしの流儀

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    intelligent を身につけるには、
    ⇒小説、ノンフィクションを読み疑似体験をする。
    ⇒3カ月程度におき、発酵させる。
    ・ひとたらしであるかどうかは稼いだ金のいくらかを社会に還元できるか?勝間和代は行っている。

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    2011年07月24日
  • 自壊する帝国

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    ソビエト時代の佐藤優さんの話。
    この人の情報を集める力や人脈はすごいと思う。
    けど、これは相当賢い人じゃないとできないと思う。
    賢すぎて、逆に参考にならない。

    読み物としては面白い。
    「実は、この判断がこういう事に繋がるのである。」が多い。

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    2011年06月30日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

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    ネタバレ

    本書は、A級戦犯として裁かれた、大川周明の『米英東亜侵略史』
    をそのまま掲載し、佐藤氏の解説を付けたものである。
    筆者は、本書を通して、戦争へ行かざるを得ない大義名分があったという。そこには大川周明の主張が「論理的」「実証的」に説明されるという。

    筆者によれば、ここには大川なりのリアリストかつ道義的な見方があるという。アメリカの中国での門戸開放、領土保全など普遍主義を掲げつつ帝国主義政策を講じ、あからさまに日本の権益に対する邪魔をするという偽善的振る舞いに対し、大川は東西で「棲み分けの論理」を適用しアジアでは日本が欧米植民地からの「解放」を通して、アジアという「小世界」を確立する為に「外科手

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    2012年03月22日
  • インテリジェンス人間論

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    総理大臣や外国の首脳など政治家の人間に関係する内容は、いろいろ興味深いことがあり面白かった。柔らかそうな小渕総理も当然厳しい面もあるんだななど。後半は一般的にしられていなかったり、著者が直接会ったことが無い人などの話が入ってきて入り込みづらかった。

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    2011年05月05日
  • インテリジェンス人間論

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    「ユダの福音書」の解説が興味深かった。何十年後かにこの福音書が解読され、いままでの敵味方を区別して世界を闘いに導く一元主義ではなく、多元的寛容の下に世界が共存共栄していく考え方が、実は本来のキリストの教えなのだという説が提示されるという、そのときが本当に待ち遠しい。「ラスプーチン南朝を訪ねる」では後醍醐天皇の墓ががある吉野山、日本の精神的な象徴の場所であるという。奈良はそそここで霊的なものを感じる地域、腑に落ちる。
    全体に宗教のこと、歴史のこと、ロシアのこと、今までの教科書的な羅列された理解ではなく、一つ一つが有機的関連性を持って動いているのだという、歴史のダイナミズム、そして本を読むことの醍

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    2011年04月21日
  • インテリジェンス人間論

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    インテリジェンス(諜報)とは行間に隠されている情報をつかみ取って行く作業だそうである。書かれている文章の行間を読み取って行く為にはその国、土地の風土、歴史、宗教等幅広い知識が必要とされるのだろう。著者は同志社神学部であったのでキリスト教については専門なのであろうが、その他についてもその知識の深さにはいつも驚かされる。この本は著者が関係した歴代の首相やロシアの政治家についても多く書かれているが、私が個人的に興味を引かれたのはキリスト教に関する「不良少年「イエス・キリスト」」、「二十一世紀最大の発見「ユダの福音書」」等である。これまでも西洋の文化を知るにはその根底にあるキリスト教についての知識がな

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    2011年04月15日
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき

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    外務省ラスプーチンと呼ばれた佐藤優さんが書いたコラムやインタビューをまとめた本。国家と神とマルクスというタイトルだが、それぞれをつなげて分析しているわけではなく、ひとつひとつについて語っているだけ。多くの引用や個人的体験をもちいて思想について語っている為、自分に都合のよい部分だけを切り貼りしているのでは??という疑念はぬぐいきれないし、分析もやや甘い気はした。しかし、手軽に読める本ではあるし、いくつかコトリと落ちた部分があるので星3つ。

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    2011年04月13日
  • インテリジェンス人間論

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    【読書】元外務省職員の佐藤優氏の本。外務省在籍時に接した様々な権力者たちの人物論集。外交の世界で培った驚異的な人間観察力。特に鈴木宗男氏への文章は心を打つ。メディアによる単純化されたニ項対立の図式に惑わされず、自分なりに情報を取捨選択し、真実見極める必要がある。感情に流されず、冷静に。

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    2011年03月30日
  • 新約聖書 2

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    ネタバレ

    2010/11/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2015/7/13〜7/27

    佐藤優氏の新約聖書シリーズ第二弾。使徒言行録、書簡集、ヨハネの黙示録が収められている。有名なヨハネの黙示録を初めてちゃんと読んだが、聖書全体通じてそうだが、非常に難解。佐藤氏も最後に書いているように、そこがキリスト教の強みなんだろう。キリスト教社会の根底を知る、という当初の目的が達成されたかどうかは疑わしいが、兎に角聖書を通しで読めたことは良い経験であった。

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    2015年07月27日
  • インテリジェンス人間論

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    外務省でインテリジェンスに従事してきた筆者の、裏側を知り尽くした視点から見た政治家達の人物像や、ゾルゲなど歴史上のスパイからイエスキリストまで、幅広い人物評。しかし幅が広すぎて雑然とした印象も受ける。

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    2010年11月27日
  • インテリジェンス人生相談 個人編

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    神学者としてのスキルが豊富な経験・知識と相まって、読みやすく面白い本になっている。明らかにダメな質問者に対してもきちんと丁寧に回答しているのは好感。

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    2010年02月24日
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき

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     この本を読んでわかったのは、著者がとんでもない巨人だったことくらいですかね。著者の頭の中をのぞける本だとは思いますが、理解できる本であるかどうかは読む人次第ですね。私は理解できませんでした。

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    2009年10月04日
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき

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    個人的には、佐藤優という人はどうにも信用しきれないところがあるというか、やはり刑事事件の被告が起訴中に文筆活動をしているという構図には、幾ばくかの胡散臭さを感じざるを得ない。というよりも、敢えてそういう風に突き放した姿勢に徹しなければ、容易くシンパにされてしまいそうな自分に危うさを覚える。読んでいて何より感じるのは、彼のインテリジェンスのプロフェッショナルとしての資質である。右翼とも左翼とも真面目で建設的な議論が出来るのも、それに由来するのだろう。ただ、残念なことに、彼の議論の全容を理解するには、私の知識は浅薄過ぎた。もっと勉強しなきゃなんないなぁ。☆3つなのは、読者の知性が不足しているために

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    2009年10月04日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

    皆に聞きたいんだが

    ここのレビュー書く人って全く具体的じゃないけど仕事中もこんなボンヤリした事言ってるの?

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    2017年05月04日