佐藤優のレビュー一覧

  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く

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    エコノミストの『2050年の世界』、フリードマンの『100年予想』をここのところ読んできた。
    フリードマンの方はまだレビューにまとめてないが…。
    日本については両者の見解が大きく異なるのに驚いた。
    依って立つ理論の違いによるのだろう。
    エコノミストは人口動態学、フリードマンは地政学だ。

    最近地政学をタイトルに謳う本が多い。
    その一冊として、本書を手にしたというわけで。

    で、本書は必ずしも未来予想の本ではないが、フリードマンと共通する認識もあった。
    例えばポーランドの評価。
    地勢的にヨーロッパの中で重要な位置にあり、大国とみるべきだ、と。
    ショパンの繊細なイメージと結びついて、ソ連・ロシアと

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    2017年12月16日
  • 40代でシフトする働き方の極意

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    大阪への往復で、読み終えてしまった。この著者の本にしては、時間はかかんなかったな。今まで読んだことのある話もあり、著者としては余技に近いところで書かれたという感もあるかな。つまんなかったわけではない。ちょうど俺自身ど真ん中でもあり、あれこれ参考になった。余技なんて思わせつつも、読んで楽しませてくれるあたり、やっぱりプロの技というところだろうね。俺に、メンターが探せるかな、なんて思った。本でなら、いくらでもあるんだけどね。

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    2017年12月05日
  • 佐藤優の集中講義 民族問題

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    ネタバレ

    外交官時代の経験からロシアの民族問題を取り上げ、最後は日本、とりわけ沖縄へ。アメリカ基地や琉球という言葉を使って、日本人が民族問題にいかに疎いかを問う書物

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    2017年12月01日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    難解な問題をわかりやすく説明してくれていて、興味深く読みました。読み終わって少し賢くなった気がしました。

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    2017年11月30日
  • JAに何ができるのか

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    JAのことを調べれば調べるほど、JAという存在の必要性をつよくかんじるようになる。株式会社ではなく、協同組合だからこそできる利を追求しない仕事や、そこから生まれたものを安全という形で享受することができるようになっている仕組み。この相手にどんな土俵でなんの勝負を挑むのか、そこがまだ見えないな。

    ていうか、最後の猪木の話、なんなんだ?

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    2017年11月19日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    池上彰とインテリジェンス佐藤優の対談形式の書籍。
    世界史をさっと復習したくて選択したけど、どちらかというと近現代の情勢からちょっと過去を探る感じの一冊。
    まあ今の世界情勢がどうなっているかをさっと把握するには良い一冊かもしれません。

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    2017年11月16日
  • 使える地政学 日本の大問題を読み解く

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    ブームになっている地政学。一度は手にとって読んでみたいと思っていました。確かに地形は変わっていないし、地形の影響は大きい。そしてこうした地形を超えてネットにまで触れられています。

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    2017年11月09日
  • 死を語る

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    社会的に死んだことのある佐藤さんと、
    肉体的に死んだことのあるうさぎさんが語る、死。

    不思議な組み合わせですが、不思議と気が合うお二人のようです。

    読み手の方が、驚くほどまじめに「死」について、生について、性について、生き方について想いを馳せることができるでしょう。

    死ぬのは怖いし、と、いって、永遠に死なないことも怖い。
    死を語られたあと、生きる意味を考えることができる本です。

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    2017年11月06日
  • あぶない一神教(小学館新書)

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    イスラム教、キリスト教と世の中の関係を知るには最適な入門書。雑学のように気軽に読むことができる。
    アメリカはイスラムを嫌うことや、イスラムでもシーア派とスンナ派の分裂など、世の中で起きているいざこざや混沌を、二人の著者が自分の知識の引き出しから議論する。
    宗教的な場面を目にした際に「なるほど、こういう背景があるのか」と理解させてくれる書籍。

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    2017年11月05日
  • 日露外交 北方領土とインテリジェンス

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     本書は書下ろしではなく、SANKEI EXPRESSの連載コラム「地球を斬る」の記事のうち、ロシア関連記事をまとめたものである。
     日露関係のほか、クリミア併合の頃なので少し古いが、かえって当時の論考がその後どうなったかと合わせて読むと、おもしろい。
     著者の予想というか希望はしばしば外れるが、それは著者の魅力を減じるものではない。ロシアに関してはその深い見識が説得力のある説明をしてくれる。それは、この本でも変わらない。

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    2017年10月22日
  • 牙を研げ 会社を生き抜くための教養

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    いろいろ刺激になった。講座を書籍にしたもの、というせいか、そのところもう少し話してほしいというあたりで、終わってしまったのは残念な章もあった。論理とかね。
    数学については、やっぱりもっと勉強しなくちゃね。

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    2017年10月12日
  • 『資本論』の核心 純粋な資本主義を考える

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    アメリカのみならず日本でも新自由主義への流れが加速し、剥き出しの資本の論理が貫徹する現代において、資本主義の内在的な論理を解き明かしているマルクスの『資本論』が持つアクチュアルな意義を論じた本です。

    本書が依拠しているのは、宇野弘蔵編『経済学』上下巻(角川全書)です。宇野は、マルクス主義のイデオロギーとマルクス経済学を切り離すことで、共産主義革命を実現しようとするマルクス主義の実践志向から独立した、資本主義経済の内在的な論理を原理的に解明した著作として『資本論』を読み解こうとしました。同時に宇野は、資本主義の歴史的な性格にも留意し、労働力の商品化に基づく資本主義的なシステムの形成過程を解明し

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    2017年10月11日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    この内容で、戦争論、は無いよなぁ。副題のインテリジェンスの磨き方の方がしっくりくる。

    驚きは少ない本でしたが、北朝鮮が日本に返す人数を2万人とかすると、日本が困るからそれはそれでカードになる、と言うのは斬新で驚いたな。

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    2017年10月08日
  • 外務省ハレンチ物語

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    著者初の「官能小説」ということで内容はかなりお下劣ではあるが、外務省の実態の一側面を教えてくれるものとして、興味深い内容だった。しかし、外務省・外交官がこのような堕落した実態にあるとは、たとえ一昔前のことだとしても、にわかには信じられなかった。多少脚色はされているにしても、真実の一面は捉えているのだとしたら、一国民としてうすら寒いものを感じた。

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    2017年09月30日
  • 人間の叡智

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    オーディオブックで聞き流してしまったため、深く、面白そうな内容をキャッチできずに聞き終わってしまいました。
    もう一度紙の本で読み直す必要があるなぁ、と感じています。
    帝国主義、ポピュリズム、マルクス、イデオロギー、リベラル・・・用語として知ってはいても、しっかり理解し自分で使いこなせるレベルになっていない言葉や概念が多く出てきて、片手間に聞き流せる内容ではありませんでした。
    もっともっと勉強が必要。勉強して、また読み直そう、と思った一冊。
    これでも、この著者の著作の中では、わかりやすく書かれた本だということ。頭の良さが、次元が違う感じです。

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    2017年09月28日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    ・イスラエルの顔認証機能搭載の超小型無人暗殺兵器、世界最先端のサイバーセキュリティ技術。日本とは危機感が全く違うこともあり、これらの突出した技術力でグローバルなビジネスを展開している。
    ・北朝鮮が拉致被害者問題に関係して、「帰国希望の旧日本国籍所有者が2万人いるから受け入れてくれ」というカードを切ってきたら日本政府はどう対応するのか?

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    2017年09月26日
  • 異端の人間学

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    ロシアに詳しい作家五木寛之と、元ロシア駐在の外交官佐藤優による、ロシアについての対談集。

    面白かったので、対談の中で触れられている五木寛之の本とか、アウシュビッツに関する本を読んでみることにした。

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    2017年09月26日
  • 希望の資本論

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    トマ・ピケティの『21世紀の資本』が世界的なベストセラーとなる中、改めて資本主義のメカニズムを批判的に分析したマルクス=エンゲルスの『資本論』の持つ意義について、池上彰と佐藤優が語り合っています。

    日本特殊論と世界システム論を対置し、前者を「講座派的」、後者を「労農派的」と呼ぶ佐藤の視点は新鮮に感じたのですが、これを文化論と文明論という対立に置き換えてみると、やや偏りのある視点からなされた分類のようにも思えてきます。

    あるいは、佐藤の知的バックグラウンドにはマルクス主義と同時にナショナリズムがあることも考え合わせるならば、こうした分類が現代の国際政治を読み解く上で重要な機軸をなしているとい

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    2017年10月01日
  • サバイバル宗教論

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    臨済宗相国寺派主催の研究会で著者が4回にわたっておこなった連続抗議の内容をまとめた本です。

    現代の国際政治において、宗教間の対立が重要な問題としてクローズ・アップされています。本書は、宗教を単に社会現象として扱うことで国際政治の動きを解説するのではなく、それぞれの宗教における神学ないし教学の内在的な論理から、なぜそのような事件が生じたのかを読み解くという試みをおこなっています。また、ロシアと沖縄の民族問題において宗教がどのような役割を演じているのかということも、外交官だった著者ならではの視点から論じられています。

    さらに、グローバリズムが加速する中でファシズムの台頭が懸念されるという危惧を

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    2017年12月03日
  • ゼロからわかるキリスト教

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    ネタバレ

    新潮講座の口述筆記がもとになっていて、話し言葉で書き綴られている。しかし中身は難解だ。キリスト教の入門書というより、宗教とは何か、そして「資本主義の本質」がもたらす、キリスト教文明とイスラム文明との角逐の構造、とでもいうべきか。

    著者によると「国家や民族の枠を超えて、グローバルなイスラム主義によって世界を統一しようとする「イスラム国」の運動も、資本主義への対抗策、新自由主義の克服という視点で理解することもできる」(p.13)という。だから、資本主義の問題点を穿ったカール・マルクスを取り上げ、現在われわれが囲まれている危機―「生きていて苦しい」という悩みも含めて―をどう克服するかを考えることに

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    2017年12月25日