死を語る

死を語る

660円 (税込)

3pt

4.0

死について真面目に語った対談である。同時に、「どうやって生きたらよいか」を考える究極の実用書でもある。(佐藤優) 人生は残酷であり、生きるということは本当に苦しいことだ。この対談の中でも何度か言っているが、“あの時に死んでしまえばよかった”と未だに思う私である。(中村うさぎ) 原因不明の病で心肺停止に陥るという臨死体験を経て、「家族」の意味を考えるようになった中村うさぎと、「鈴木宗男事件」で社会的に葬り去られそうになった佐藤優。日本、宗教、社会、男と女……。数奇な経験を持つ二人が、様々な視点で「生と死」について、徹底的に語り尽くす! 『死を笑う』を改題し、加筆修正。 【本書の目次より】「天国の門」が現れない/モスクワで死を意識した日/死ぬのは怖くないですか?/人格が壊れていく恐怖/美の欠如は女の死/社会的な死が若者たちを追い詰める/獄中で描いた出所後のシナリオ/サイコパスに更生の余地はない/日本人の死生観とキリスト教的死生観/「絶対無」の状態で生きるとは?/男らしさ・女らしさという幻想/日本で自殺が認められなくなった理由/ほとんどの宗教は自殺を否定しない/天国は怖いところ?/賢く生きていく小ワザ/作家としての性

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死を語る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年02月22日

    何時も真実を容赦なく追及するうさぎさんが、死について何を語るのか興味があって手に取った本。お二人がずっとドライに語るのが印象的でした。
    面白いけど、読み終わったら手元には残さないかなと思っていましたが、後書きを読んで残すことに決めました。家族とは、というシンプルなその答えが何だかとても刺さってしまっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月01日

    3回も死にかけた著者の中村うさぎとキリスト教に精通する佐藤優との対談が面白い。2人とも死に対する恐怖はないと語る。むしろ永遠の命の方が辛いと。死は神様の恩賞だとも。
    自分に置き換えてみると、死は絶対なので、最後に行き着くところは、やりたいことがやれたか人生かどうかだと思う。寿命の長さは関係ないと思う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月12日

    中村氏の臨死体験からいろんな話に発展。
    キリスト教徒の佐藤氏の各宗教による、死後の世界の取り扱いの
    違い含めて、いたって真面目に面白おかしく語ってる一冊

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    Posted by ブクログ 2017年11月06日

    社会的に死んだことのある佐藤さんと、
    肉体的に死んだことのあるうさぎさんが語る、死。

    不思議な組み合わせですが、不思議と気が合うお二人のようです。

    読み手の方が、驚くほどまじめに「死」について、生について、性について、生き方について想いを馳せることができるでしょう。

    死ぬのは怖いし、と、いって...続きを読む

    0

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