2回作品一覧

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  • 雛の四季報年鑑:2016年版
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    2016年6月5日更新 ストア配本用確定版発行 ………………………… 2016年6月3日更新 ・記載漏れがあったので訂正しました。 ………………………… 「月刊群雛」日本独立作家連盟刊のレビューの創刊号から2016年2月までの年鑑です。  またコラム「電子書籍元年の向こうへ・電子書籍のゴールとは」と、特典として散文「季節のカワリメ」を収録。 *なお、群雛を発行しているもとの独立作家同盟とはほとんど関係ないので、事実関係やデータの間違いなどの責任は筆者にあります。問い合わせ苦情などは筆者までよろしくです。 内容 ・2014年02月から2016年02月号増刊までの掲載回数2回以上の作者別レビュー  (作家別コメント付き) ・コラム「電子書籍元年の向こうへ・電子書籍のゴールとは」 ・特典散文「季節のカワリメ」
  • ゴッド・ブレイス物語
    3.8
    【第2回小説すばる新人賞受賞】朝子は、活気あふれる19歳のロックシンガーだ。ライブで人気を集めるバンドを率いている。騙されて行った京都で、そんな彼らが遭遇する愛と冒険の日々…。切ない恋心に胸を焦がしたことのある人なら、自分の不誠実な生き方に後ろめたい想いを抱いて生きている人なら、読んで涙せずにはいられない、花村萬月、鮮烈のデビュー作!
  • スプリット・イメージ
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    国立安槻大学の二回生・野呂ゆかりら、女子大生5人は、伊井谷秀子が祖父から譲り受けたという、郊外の洋館に10日間の合宿に出かける。しかし、家の持ち主である秀子が急用で行けなくなった上、料理をするはずだった後輩もドタキャン。急遽料理要員として参加することになった匠千暁と女子大生4人は、きままな合宿へと出かけるのだった。しかし、合宿2日目の朝、洋館の裏手の雑木林で男の他殺体が発見され…。人気の本格ミステリー「タック&タカチシリーズ」の1冊『黒の貴婦人』に収録された傑作短編。
  • 愛なき砂漠【ハーレクインSP文庫版】
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    22回めの誕生日プレゼントとして、クレアはロンドンの最高級ホテルに招待された。幼い弟を独りで育ててきた彼女を案ずる名付け親の厚意だ。しかし、名付け親は急用で帰ってしまう。残されたクレアがおずおずとホテルの食堂に入ると、十数人のアラブの男たちが熱心に議論をしていた。側にはむずかる赤ん坊と、ゆうべ出会った緑色の瞳の男がいる。男の冷たく傲慢な視線に反発を感じながらもクレアが何気なく赤ん坊を抱きあげると、突然、銃声が轟いた。 *本書は、初版ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シルバー夫婦のきままなヨーロッパ・サイクリング記 ―ドナウ川1700kmとスウェーデン・ヨータ運河―
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    1巻440円 (税込)
    還暦を超えた夫婦のドイツのドナウ川の源流から、ハンガリーとセルビア・クロアチアの国境までのドナウ川1700kmと、スウェーデン・ヨータ運河のヨーロッパのサイクリング記です。ママチャリしか乗ったことのない妻と、自分たちのペースでゆったり無理せずのんびりと、素晴らしき土地と人々との出会いを与えてくれたサイクリングの旅の記録です。 ツアーでは、添乗員がいて食事、宿の心配はなく、名所、旧跡の説明も聞けるが、帰国すればほとんど忘れてしまいます。サイクリングの旅は、片言の英語しかできない我々でも、その土地での人との出会い、楽しかったこと、困ったことなどいつまでも周りの風景と合わさって記憶に残ります。このサイクリング旅の素晴らしい感動を妻にも味あわせてやりたいと2006年にドナウ川の1回目のサイクリングに誘いました。この経験から2回目のドナウ川とヨータ運河のサイクリングにも同行してくれました。 朝8時ごろに宿を出発して、ゆっくりと走りながら観光や人々との出会いを楽しみ、夕刻3~4時に次の宿泊地に到着してその街を観光するという行程を組ました。1日の走る距離は40~60kmです。宿の取り方、列車の乗り方、持ち物、費用など参考資料を巻末に付けましたので、皆さんにサイクリングの素晴らし旅に挑戦していただけたらと思います。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • ID01
    5.0
    ヒキコモリのアキと、アンドロイド「ディー」の物語。 第二回ケータイ小説大賞「こども賞」受賞作を改稿したお話です。 (主な登場人物) ディー:旧式のチャット式プログラム。後にアキによって人型ボディへと移植される。 アキ:引きこもりで対人恐怖症の女子。以前カズヤとつきあっていた。 カズヤ:昔のアキの彼氏。口が悪く気遣い下手だが、根は悪い人ではない。

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  • 俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。
    値引きあり
    -
    ボンクラ男子に超能力少女の恋が覚醒? 「あの……このDVD、一緒に借りていただけませんか?」――男子校に通う伊藤大治郎は深夜のレンタルビデオ店で、ひとりの少女に“逆ナン”される。これをきっかけに、少女と散歩友達となり楽しい時をすごす大治郎だったが、会うのはいつも夜中に限定されることに疑問を感じていた。いや、それ以上に異常を感じることも。彼女と一緒にいると、触れてもいないのに物が動く、破裂するなど不可思議な現象が起こるのだ……。じつは、彼女――灰島小春は、幼い頃に特殊な力が覚醒した少女たちとともに、世間から隔離され研究施設で暮らす超能力者だった。夜な夜な施設を抜け出しては、町を冒険するのを密かな楽しみとしていた。ところが、同じ施設の仲間に無断外出を見つかった小春は、このことをバラさない条件として合コンを開くことを強要される。そこで仕方なく、大治郎に合コンのセッティングを頼む小春だったが……。 第9回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞したデビュー作『あの夏、最後に見た打ち上げ花火は』が、第2回「ライトノベル・フロントライン大賞」大賞を受賞! 期待の作家・助供珠樹のデビュー第2弾は、ボーイ・ミーツ・サイキックガールな青春ラブコメ! ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 七歳美郁と虚構の王
    値引きあり
    -
    第2回小学館ライトノベル大賞・佳作受賞作。 1999年末、1999人が犠牲となったテロから数年。99人の記憶を持つ今近衛久遠に、姉から葉書が届く。「世界で二番目に強い刺客を送ってみました」。七歳美郁(ななとせみいく)を護るため、久遠は世界で一番強い男を召還する。※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • どろぼうの名人
    値引きあり
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    美しい女店主はわたしを愛した…… 古書店の美しい女店主。もうすぐ15歳になるわたしは、彼女の「妹」になり、愛を受けることになった。それは大好きなお姉ちゃんの言いつけだった…。第2回小学館ライトノベル大賞・佳作受賞作! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • とある飛空士への誓約1
    値引きあり
    4.6
    七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語! 四千もの島嶼が大瀑布を挟んで存在する「多島海」。  ハイデラバード連合共同体、セントヴォルト帝国、秋津連邦、三つの大国が覇権を争うこの海を、七人の少年少女の操縦する大型飛空艇が親善飛行していた。  その、「エリアドール飛空艇」に集ったのは――  河南士官学校三回生、坂上清顕(さかがみ・きよあき)。  河南士官学校三回生、ミオ・セイラ。  箕士官学校四回生、紫かぐら。  エアハント士官学校四回生、バルタザール・グリム。  エアハント士官学校三回生、ライナ・ベック。  エアハント士官学校三回生、イリア・クライシュミット。  エアハント士官学校二回生、セシル・ハウアー。  いずれも、その突出した才を認められた士官候補生たちだったが、「空の一族」の強襲を受け、名も知れぬ島への不時着を余儀なくされる。脱出のために協力する七人だったが――。  2008年『とある飛空士への追憶』  2009年~2011年『とある飛空士への恋歌』(全5巻)  2011年『とある飛空士への夜想曲』(全2巻)  そして、2012年『とある飛空士への誓約』。史上空前の規模でついに始動!! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 読む野球-9回勝負-No.13
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 あらかじめご了承の上お楽しみください。 「読む野球-9回勝負-」13号の特集は、WBCを読む。 巻頭スペシャル対談は内川聖一×鈴木誠也。 そして、第一回は、WBC勝利の条件 高代延博、 井端弘和、緒方耕一、岩村明憲、中島宏之、橋上秀樹。 スモールベースボールで勝った第1回、第2回大会とそれが機能せずに負けってしまった第3回大会を考える。 世界で勝つための日本野球とは? 国際大会での機動力、小技の有効性とは? 第2回以降のラインナップは以下のとおり。 2回=稲葉篤紀 3回=多村仁志 4回=渡辺俊介 5回=里崎智也 6回=馬原孝浩 7回=大塚晶文×堀口文宏 8回=栗原健太 9回=米 正秀 10回=いきものがかり 水野良樹 第二特集は、PL学園。 ・前田健太・吉村禎章 ・野村弘樹 ・中村順司監督 ・なきぼくろ(バトルスタディーズ作者)
  • 大人のpremium PLUS1LIVING Vol.3
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インテリア誌「プラスワンリビング」の“大人版”が、今号から年2回の刊行サイクルにパワーアップ! 今号も、「くるみの木」石村由起子さんをはじめ、ショップオーナーやデザイナーなど、大人世代の憧れの住まいとライフスタイルをたっぷりご紹介します。さらに今号は、女性建築家・堀内雪さんが、構想10年の末に建てた理想の新居や、上質な無垢材の家具を作り続けている「北の住まい設計社」の渡辺夫妻の暮らし、ハーバリスト萩尾エリ子さんのハーブのある毎日など、気になるあの人の暮らしにフォーカスする企画も目白押し。
  • グランドジャンプPREMIUM 2018年11月号
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    「グランドジャンプPREMIUM」電子版、11月号はリニューアル直前!/表紙&巻頭カラーで最新読切一挙2話掲載! 舞台は昭和、戦後20年の日本。田舎に残る奇しき性の因習を、美人記者が体当たり取材! 『ウラヤミ~昭和日本奇習集~』(山口譲司)/巻中カラーには、『明日葉さんちのムコ暮らし』作者が描く特別読切! 平成の終わりに、身近に残る「駅そば」から昭和の価値を問いただす! 『駅そば風土記~押井馨の昭和民俗学~』(大井昌和)/W新連載第2回! 凄腕コンシェルジュが演出する、奇跡のような「おもてなし」! 老夫婦がどうしても「ZAIZENホテル」に泊まりたい理由とは? 『HOTELIER―ホテリエ―』(原作・城アラキ 漫画・川口幸範)/W新連載第2回! 高齢過疎化の進んだ島で、突如凄まじい身体能力を発現して凶暴化した老人…。この島に一体何が!? 『棄老島百鬼 キロートーヒャッキ』(方月春仁)/爆発的大ヒット御礼! いたたまれない過去を持ち、2人を殺めた日本画家・昭島薫。彼の弁護を担当した椎名順子は、その隣に居続けようと――! 『エロスの種子』(もんでんあきこ)/実力派作家が描く繊細少女青春譚が特別読切で登場! 母の死をきっかけに人の心の声が聞こえるようになってしまった少女が、田舎の町を訪れて…? 『君が聞こえる』(二宮正明)/さらに大反響御礼の『ここは今から倫理です。』(雨瀬シオリ)、『私のHな履歴書みてください』(春輝)など、大興奮の豪華連載陣が続々!
  • ブラッククローバー 1
    無料あり
    4.5
    魔法がすべての、とある世界――。生まれながらに魔法が使えない少年アスタは、己の力を証明するため、そして友との約束を果たすために、魔道士の頂点“魔法帝”を目指す! 少年魔法ファンタジー、ここに開幕!!
  • 大阪マダム、後宮妃になる!
    値引きあり
    4.3
    コテコテのアラサー大阪女子、後宮妃に転生。 「理想の男性……そりゃあ、バースですわ」  凰朔国一の豪商、鴻家の華やかな屋敷で、うっかりそう口にしたのは令嬢の鴻蓮華。蓮華には誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶があること。日本という国の大阪で生まれ大阪で育ち大阪で死んだアラサー女子、という前世だ。  父親によって後宮に放り込まれることになった蓮華は、集められたたくさんの妃嬪候補たちとともに花嫁修業を始めるが、うっかり大阪弁が出てしまったり、成り上がりの娘と蔑まれたりとトラブル続き。だが、商魂たくましい蓮華は、妃になるより後宮で商売をして生き抜こうと心に誓っていた。  そんなある日、蓮華の部屋に一人の男が現われる。不遜な態度を見せる男を不審に思う蓮華だが、ここは後宮。入ることができるのは、皇帝の天明だけだ。自分が皇帝に選ばれるわけはないと困惑する蓮華に、天明は極秘命令を下す。政治の実権を握る皇太后を倒すため、自分に協力せよ――。立場を利用して後宮で商売ができるなら、と考えた蓮華は、天明に協力を約束するが……。  コテコテな大阪魂を持つ蓮華が、力業で後宮を変えていく!? 異色の転生×後宮×コメディ!
  • 増補版 九十歳。何がめでたい
    値引きあり
    3.8
    映画化決定でふたたび話題沸騰! 2017年「年間ベストセラー総合第1位」(日販・トーハン調べ)のエッセイ集が待望の文庫化。新たに本書が売れに売れた後の「怒濤狂瀾の日々」を綴ったエッセイや、旭日小綬章を受章した際の爆笑記者会見の模様、畏友・瀬戸内寂聴さんの解説を収録しています。 小学生からお年寄りまで世代を超えてゲラゲラ笑いころげる面白さで、各界の著名人も笑って泣いて大絶賛! ◎安藤優子さん 「とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」 ◎瀬戸内寂聴さん 「彼女の表現にはユーモアがあって、笑わせますよね。全28編、それぞれ必ず1回か2回は、思わずゲラゲラ笑ってしまいました」 ◎辻村深月さん 「読み終えて本を閉じ、思わずにはいられなかった。九十歳、それでもやっぱりおめでたい、と」 ◎又吉直樹さん 「本を読んで、久しぶりに笑いました!」 2018年に亡くなった落語家・桂歌丸さんは「この本は年寄りの教科書。佐藤さんの“角張った生き様”は老い先短い自分がどこに向かうか考える上で、とても参考になりました」と仰っていました。 ※この作品は単行本版として配信されていた『九十歳。何がめでたい』 の文庫本版です。
  • 銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream
    4.2
    私の名前は桜野タズサ。16歳のフィギュアスケーター。期待の実力派のはずなんだけど、どうも試合で結果が出せず、おまけにとっても嫌われ者。多分、このイヤミなほどの美貌のせいね。そんなこんなでトリノ五輪の代表切符が遠ざかっていた、ある日……よりによって『幽霊』に取り憑かれた。ねえ、ちょっと! こんなベタな展開ってアリなの!? 第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞作!
  • 窓の灯
    3.4
    姉さんが私を拾ってくれたのは、二月の、わりと暖かい日だった─大学を辞め、憧れのミカド姉さんの喫茶店に住み込みで働くまりも。いつしか向かいのアパートの窓を覗く事が日課となった彼女が見つけた「窓の向こう側」の世界とは?芥川賞作家のデビュー作/第四二回文藝賞受賞作。書き下ろし短篇を併録。
  • くくるくる
    値引きあり
    4.0
    ここには海より深い愛がある。 高校入学式の翌日、語木璃一は登校途中、八重桜の木の下で、一人の少女に出会った。璃一と同じ高校の制服を着た女子生徒。長くふわりとした髪を持つ小柄なその少女は、危なっかしく青い自転車の荷台の上に立ち、頭上へと手を伸ばし、桜の太い枝に荒縄をくくりつけている。それを見て璃一は思った。 「ひょっとしてこれは。首吊りってやつですか」 しかしそのあまりの容姿の美しさに、璃一は彼女が荒縄を首に装着するのをただ静かに見守っていた。やがて桜の花びらが降り、少女が宙に浮かんだ、と、同時にぶちんとものすごい音がしてそのまま落下した。彼女は「げうー」と言いながら、こんな悪態をついた。 「もう百二十二回め! また首吊りに失敗! これはもう呪われてるといってもいいんじゃないかな!」 自殺を試みようとするとなぜか天変地異が巻き起こり、どうしても死ねない少女・なゆた。そんな少女に一目惚れして延々とストーキングする少年・璃一。なゆたは天に誓う。 「いつか必ず死んでみせるの!」 そんななゆたに璃一は叫ぶ。 「ぼくと結婚してください!」 桜の下で巡りあい「括る繰る」でクルクル回る少年少女の不思議な恋物語! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 眠り王子にキスを 【イラスト付】
    値引きあり
    4.6
    デリのオーナー兼シェフの堀篤史には、気になるお客がいた。人懐こい笑顔にスーツがよく似合うサラリーマンと思しき男だ。週に二回ほどやってくる彼とかわす会話が、最近の密かな楽しみだった。彼の人懐こい笑みを思い浮かべると胸の奥に小さな火が灯るのだ。でも、傷ついた過去の経験から、篤史はもう一生恋愛をしないと決めていた。それなのに、彼──宮村に料理を教えることになって!?  番外編コミックス『赤ずきんちゃんの誘惑』も特別収録!
  • 魔王様げ~む!
    4.7
    お家の事情で、はるばる魔王ディンゴの討伐にやってきたレイモンド。しかし、返り討ちに遭ったうえに、魔法で超美少女に性転換させられちゃった!? 魔王専属メイドとしてディンゴのセクハラに耐えながら働くことになった彼女(?)に幸せは訪れるのか……?

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  • 被爆と被曝 放射線に負けずに生きる
    5.0
    ■内容紹介 福島原発事故から2年。日本中のすべての人が「被曝」してしまいました。 これから何が起こるのか――その現実から目をそむけてはいけません。 96歳、広島原爆で「被爆」した反骨の医師による渾身の提言。 未曾有の東京電力福島第一原発事故発生から2年が経過。福島原発は今も放射性物質を放出し続け、その毒物は日本全土にとどまらず世界中に広がっている。すべての人の体内に放射性物質が入り込んでしまった現実をどう受け止めるべきか。放射線による被害をこれ以上増やさないためにできることは何か。広島原爆で被爆した医師が、放射線と闘いながら生き抜く方法を大胆に提言する。 ■著者紹介 肥田 舜太郎(ひだ しゅんたろう) 1917年、広島市生まれ。1943年、日本大学専門部医学科卒業。1944年、陸軍軍医学校卒。軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年8月6日、原爆被爆。その直後から被爆者の救援・治療にあたる。6000人以上の臨床体験を踏まえて「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる症状や、低線量内部被曝の影響に関する研究にも携わった。全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の創立に参加。全日本民医連理事、埼玉民医連会長、埼玉協同病院院長、日本被団協原爆被爆者中央相談所理事長などを歴任。1975年以降、欧米を中心に海外渡航32回延べ37か国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴える。

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  • 桃と灰色
    -
    1巻471円 (税込)
    一人暮らしを始めた女子大生、いきなり「物干し竿」がないことに気付き、戸惑ってしまう。一体どうすればいいのか。いまどきの女子のぎこちない生活を描いた作品。「第12回坊っちゃん文学賞」大賞受賞作。電子書籍として2012年1月に刊行。

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  • 恋愛の発酵と腐敗について
    値引きあり
    4.0
    太宰治賞作家が描く大人の恋愛群像劇。  人生経験を積んだ大人でも、恋愛だけは不器用なまま。太宰治賞受賞作家・錦見映理子が大人たちの恋愛模様を鮮やかに紡ぎ出す。  不倫の恋に破れ、勤めていた会社を辞めた元OL・万里絵は、知らない町で夢だった喫茶店を開き、ここで穏やかに暮らしていこうと決心する。そんな矢先、店に奇妙な男が現れ、サンドイッチに難癖をつけてきた。その男・虎之介は、商店街の一角にできたパン屋のパン職人。高い技術を誇り職人気質な男だが、こと女に関してはだらしがない。二度と恋はしないと誓った万里絵、夫に先立たれ久方ぶりの恋心に戸惑う早苗、夫の浮気を許し続ける伊都子。虎之介に翻弄された女たちの人生に予想外の転機が訪れる。太宰治賞作家が描く大人の恋愛群像劇。解説は中江有里さん。 Apple Books限定先行配信・有料小説ランキング1位、ブクログデイリーランキング1位、第2回「書店員が選ぶ大人の恋愛小説大賞」ノミネート、朝日新聞、日本経済新聞、NHKでも紹介された話題の小説が待望の文庫化。 ※この作品は単行本版『恋愛の発酵と腐敗について』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 悪魔の皇子 アストロッド・サーガ
    3.7
    『悪魔の皇子』と呼ばれる異母兄弟――兄シェラバッハと弟アストロッド。何の力も持たない弟とは逆に、優れた闇の力を持つ兄は、ある日突然、王妃となるはずの王女ナシエラの身体に弟の魂を封じこめてしまう。一つの身体に二つの魂となったアストロッドとナシエラは、シェラバッハに復讐を誓うが――!? 「悪も災いも君に仇をなさせはしない。わたしが君の闇となろう」審査員絶賛! 第2回角川ビーンズ小説大賞<優秀賞>受賞作!!
  • GREEN GORA [グリーン・ゴーラ]Vol.10 by YOUNG GOETHE:GOETHE[ゲーテ]2018年8月号増刊
    -
    「若い頃にゴルフと向き合えばよかった」と後悔しないために、20~30代に贈る新感覚ゴルフ雑誌。テーマは「ゴルフをしないと、人生、大損です!」。 ますだおかだの岡田圭右さんが表紙を飾る今号の特集は「常時100切り最強秘策。」です。街で話題の最新メソッドを集めました。古閑美保プロの連載、カンタン即効レッスン「100切り最短ルート」は第2回アイアン編です。 ※GREEN GORA電子版は、本誌(紙版)に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない場合があります。また誌面サイズが異なったり、一部の画像が修正されていることや、プレゼント、イベントなど、紙版を購入しないと参加ができない場合があります。
  • 他人の10倍仕事をこなす私の習慣
    3.5
    「才能がない」と諦めた人が負け、やり方を変えればよいと気づいた人が勝つ!――「忙しい」「時間がない」と、つい言いたくなるもの。しかし、世の中には著者のように凄まじい仕事量をこなす人間がいるのだ。年間数十冊の著書を出版、新聞・雑誌にコラムを連載し、月刊誌に論文を寄稿。さらに精神科医として週二回の診療を欠かさず、老年医学会のトップランク雑誌や国内の学術雑誌においても何篇もの論文が採用される。なおかつ、大学講師として教鞭をとり、ベンチャー企業の経営者として辣腕をふるう――これが、「他人の10倍」仕事をする和田秀樹の仕事ぶりなのである。本書ではそんな驚異的な生産力を誇る著者の仕事術を大公開。「『時間』ではなく、『量』で目標を立てよ」「『時間の読めない遊び』は避ける」「頭を下げるのはタダである」「得意分野の領域を広げる」など、サバイバル時代を生き抜くためのヒントが満載の、現代人必読の一冊である。

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  • 本当の君に会いたい
    -
    人間の誕生日には、2つあるのを知っていますか? 1回目は母親のおなかから生まれる日。でも、それだけではないのです。 人間も、ニワトリと同じように、タマゴで生まれるのです。タマゴのうちは、まだ本当の君ではない。殻を破って、タマゴからかえって、本当の君自身に出会う日、それが2回目の誕生日【セカンド・バースデイ】です。あなたは、もう一度生まれるのです。 本書は、恋愛の達人・中谷彰宏氏が、生き方にも、恋にも、ちょっぴり臆病な女性たちに贈る、元気が出るメッセージ集。 「ジグソーパズルのコツは、とにかく1つおいてみること」「恋愛に、善悪はない。好きか嫌いかだけ」「チャンスの多い女性になるより、チャンスに強い女性になる」etc.……優しい口調で語られる言葉の裏側に、思わずうなずいたり、ドキッとしたりする人生と恋愛の真実が隠されています。 新たに描き下ろした毛筆による自筆メッセージと女性のイラストも多数収録。

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  • 時にはうどんのように
    完結
    4.0
    赤マントシリーズ二二二回記念を期に「二二二」にまつわる新宿のデジタル時計と椎名誠の関係が語られる。また、実はレンコンが怖いことをカミングアウトし、それを「円形多孔物体恐怖症」と名付ける。椎名誠の生活と心の内面が見えてくるエッセイ、赤マントシリーズ第六弾。巻末には電子書籍版の追加として「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。

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  • 根の国の物語(1) 天と地の娘
    -
    平凡な女子高校生・叶秋鹿の前に、ある日突然現れた謎の青年。その日を境に、秋鹿の信じていた世界は変貌してゆく。「探したぞ。『天』と『地』の血筋を、ふたつながら身にそなえし子よ」すべての世界の始まりであるという『根の国』へと導かれた秋鹿は、ここが自分の故郷であること、また、自分が滅びの危機にあるこの国を救う存在であることを告げられるのだが……!?  異世界『根の国』を舞台にした愛と冒険のファンタジー、第1弾。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • この貧しき地上に(1)
    4.0
    1~3巻495円 (税込)
    母譲りの美貌を持つ姫宮雪生。彼はイギリス留学から帰国してすぐに、叔父であり著名な写真家・塔野貴志に監禁された。どうやら貴志は、雪生の母、つまり義姉・雪乃に思慕していたらしい。貴志から倒錯した性的虐待を受けた雪生だったが、辛うじて邸宅から逃げ出すことに成功する。そして雪生を拾い匿ったのは、写真家志望の青年・藤堂大地だった。次第に心を通わせていき、そしてお互いに惹かれあっていく二人は……。美貌の青年・姫宮雪生をめぐる耽美小説、シリーズ第1弾。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • 彼方より
    -
    十五世紀フランス。ジャンヌ・ダルクと共に戦った英雄にして、幼い少年たちを拉致虐殺したジル・ド・レ。性的興奮を得るために凄惨な殺人を繰り返した彼のそばには、常に若き錬金術師の姿があった。なぜ、ジル・ド・レは狂乱したのか。神の存在とは一体なんなのか。己の心が欲するものをひたすら求めた者たちが最後に見たものとは……。長篇伝奇小説。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • ルチフェロ
    -
    1巻495円 (税込)
    ヴィクトリア女王治下、繁栄を極める大英帝国の首都ロンドン。その街はいま、姿無き殺人鬼の恐怖に震え戦いていた。娼婦の全身をめった切りにする“切り裂きジャック”。だが犯人は、おびえた獣のように安宿の隅で震えている。彼の名はアルドゥイーノ・デッラ・アルタヴィッラ、十七歳。パレルモ生まれのシチリア人、菫色の瞳を持つ……怪物。西洋伝奇の世界を追求する第一人者が描く、新・切り裂きジャック伝説。解説・仁賀克雄。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • 聖杯伝説
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    ヨギはただひとり、“遺跡の星”にいた。彼は惑星ヴァルカに残された廃墟・紅谷(くれないだに)……紅と紫色の岸壁に作られた古代の都市のガイドとして、静かな時を過ごしていたのだ。そこに突然あらわれた訪問者。失われた文明が残した“物語”を求めていた彼が見つけたのは、他でもないヨギの中に封じこめられた秘密だった……!? 滅びゆく文明と人々の想いを描いた中篇小説を2本収録。著者初のSF作品集。 *ヴァルカ *母星 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • レディMの物語
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    誇り高き伯爵夫人マーガレットことM。卑劣な夫の企みで突然ヴィクトリアの“壁”の中に送りこまれた彼女は、“男”に身も心も自由を奪われ、服従を約束させられる。“男”から凌辱され、鞭で調教を受け、はじめてMは性の喜びを知る。だがそれはMにとって自由を知ることでもあった……。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像
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    強大なオスマン・トルコ帝国を相手に孤独な戦いを挑み、過酷な時代を疾風の如く駆け抜けたワラキア公ヴラド・ツェペシュ。“ツェペシュ”の意味するところは“串刺し”。何十万という人間を生きたまま串刺しにしたというその残忍さゆえに、ブラム・ストーカー著の小説『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなった男……その真実の貎とは。長篇伝奇小説。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • 朝鮮通信使いま肇まる
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    朝鮮半島の諸王朝にとって文化とは、すなわち中国のことである。だが、意外なり、目を南に転ずれば、海の彼方に日本という古い国があった。室町、戦国時代から明治時代まで……長きにわたって日朝外交を担った「朝鮮通信使」。その知られざる奇譚を描き、両国関係の真の姿を白日の下にさらす。時代小説短編集。「電子版あとがき」を追加収録。 *朝鮮通信使いま肇まる *我が愛は海の彼方に *葵上 *鼠か虎か *日本国王豊臣秀吉 *仏罰、海を渡る *朝鮮通信使いよいよ畢わる *朝鮮通信使大いに笑ふ ●荒山徹(あらやま・とおる) 1961年富山県生まれ。上智大学卒。新聞社、出版社勤務を経て、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶため韓国留学。延世大学校延世語学院韓国語学堂卒業。1999年『高麗秘帖』で小説家デビュー。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で三度、吉川英治文学賞新人賞候補となり、2008年『柳生大戦争』で第2回舟橋聖一文学賞を、2017年『白村江』で第6回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。日韓交流史を主題とする時代伝奇小説を発表して注目を集めた。他の作品に『竹島御免状』『長州シックス 夢をかなえた白熊』『シャクチ』『キャプテン・コリア』など多数。
  • 神戸中禅寺湖殺人ライン
    -
    1巻495円 (税込)
    『小生の従妹の子に当たる公美という女性は、縁あって弊社に勤務の堂田英治君と結婚しまして幸福な家庭生活を営んでおりました。ところがある日突然たった1本の電話を契機に外出し、それっきり何の前触れもなく出奔して10年になります』突然、ミステリ作家・吉本紀子の元に届いた行方不明捜索の依頼。だが、依頼に応じて神戸に向かった紀子を待っていたのは、堂田英治殺害というニュースだった。やがて浮かび上がった容疑者。だが、その男は鉄壁のアリバイで守られていた……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 愛と憎しみの伊勢志摩殺人ライン
    -
    1巻495円 (税込)
    バルセロナオリンピックを目前に控えた1992年、三重県津市で水泳の有力選手だった倉田聖華が殺された。それから15年。時効成立まで、あと10日となったとき、かつての同級生の呼びかけで三重県内の女たちが立ち上がった。自分たちの力で、新たな手がかりを探そうというのだ。だが、その決起集会の翌日、法律顧問として参加した弁護士の西島銀蔵が水死体となって発見された。15年前の事件となにか関係があるのか……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 金沢郡上殺人ライン
    -
    1巻495円 (税込)
    金沢の内灘砂丘で奥越農業組合の融資課長、田中完一の焼殺遺体が見つかった。彼は巨額の不正融資事件に関与し、三日前から行方不明だったという。だが、勤続三十七年、無遅刻無欠席の実直な経理マンには、女の影も全くない。いったい二十二億円もの金を何に使ったのか。捜査本部が田中の背後関係を洗い始めた矢先、今度は金沢市内でフリージャーナリストが殺された。二件の殺人に関連はあるのか? 広域捜査官の上島警部と推理作家の吉本紀子が、事件の裏に隠された真相を追う。だが、ようやくたどりついた犯人には鉄壁のアリバイが……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 和歌山殺人事件
    5.0
    1巻495円 (税込)
    小雨が降り込め始めた土曜日の昼下がり。突然セーラー服姿の女子高生が男性を追い回し始めた。男はそこにいた数人の男たちに助けを求めたものの、ついに少女に追いつかれ、その混乱の中、刺殺されてしまう。だれもが少女が犯人と思ったが、少女は凶器を所持することが不可能な状況だったことが判明。しかも衆人環視の中にもかかわらず、だれも犯行を目撃していなかった。そして難航する捜査をあざ笑うかのように、今度は悪名高きワンマン市長が殺害されてしまった! 不可解な連続殺人の裏に秘められた驚愕の事実とは……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 舞鶴丹後 鳴き砂殺人ライン
    -
    1巻495円 (税込)
    10年前に浜松市で起きた夫婦殺害事件を調べ直すことになった上島警部と推理作家の吉本紀子。ごくふつうの日常を送っていた夫婦に、殺意を呼び込むようなきっかけは見あたらない。それでも被害者の過去を丹念に洗い直し、ついに真犯人を特定した。だが、その矢先、犯人が舞鶴にいるとの謎の電話が京都府警に入る。府警本部は万全の体制で犯人が潜伏すると見られる一帯を包囲するが、犯人は警察の目前で殺されてしまった! 警察が厳重包囲するなか、いったい誰が、どうやって……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 名画は踊る 越前殺人事件
    -
    1巻495円 (税込)
    日本三大松原のひとつ、福井県気比の松原で退職間近の敦賀市職員が殺されて発見された。その手には『藤早苗』の文字の書かれた雑誌の切り抜きが遺されていた。そして犯人が捕まらないまま捜査も行き詰まった半年後、武生市役所に夭折の天才画家・佐伯祐三の未発表作品を寄贈したいと、謎の女が訪ねてきた。だが、その名画を引き取りに出かけた職員が謎の失踪を遂げ、さらに同僚の女性職員も行方不明に……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 水の都 大阪3重殺
    -
    1巻495円 (税込)
    大阪城公園で、他殺であることは明白ながら、殺害方法はおろか直接の死因さえ特定できない奇妙な死体が発見された。被害者は、人格者と評判の63歳のタクシー運転手だった。殺される動機も見つからず焦る捜査員たち。だが、これは恐るべき連続殺人の始まりだった。一週間後、引退した元判事が、そしてさらに一週間後、今度は人気女優が殺されたのだ。彼らには何の共通点もない。この前代未聞の難事件に、吉本紀子と上島警部が挑む。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 奈良吉野山 万葉の殺人
    -
    1巻495円 (税込)
    万葉の昔より人々を魅了した吉野の山で、若い女性の全裸死体が発見された。被害者は地元の医院に勤務する看護師で、死体のそばに一人の男が寄り添い、意味不明な歌をうたっていた。当初はその男の犯行かと思われたが、彼は記憶喪失になっていて何も覚えてはいなかった。また、被害者の人間関係から二人の男が容疑者として浮かんだが、決定的証拠はなく、捜査は暗礁に乗り上げる。推理作家の吉本紀子は、この難事件を調査に大和路へ向かったが、そこで、またしても殺人が……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 越中八尾、恩讐の殺人
    -
    1巻495円 (税込)
    推理作家・吉本紀子は週刊誌の依頼で、未解決の不可解な連続死事件を調べるため、富山へ向かう。事件の発端は2年前、「風の盆」でにぎわう越中八尾で、男が暴走してきた車に轢かれて死亡したというもの。当初は単なる轢き逃げ事件と思われていたが、車の持ち主が倶利伽羅峠で死体となって発見され、結局真相はわからないままとなっていたのだ。早速協力者である山河とともに再調査を開始した紀子だが、その矢先、山河が行方不明に…。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 京都嵯峨野殺意の旅
    -
    1巻495円 (税込)
    ミステリー作家の吉本紀子は、週刊誌の仕事で夏の京都を訪れた。取材の目的は、嵯峨野に住むある女性の父親の失踪事件を調査するためだった。女性の知らないうちに、父は死亡したことにされ、莫大な財産はすべて人手に渡っているらしい。だが、死んだはずの父親が嵯峨野の山中で目撃されたというのだ。犯罪の匂いを感じ取った紀子は、早速、父親の死体が発見されたという天橋立へ向かったが、その矢先、殺人事件が起きる。歴史と自然に彩られた名勝の地で起きた惨劇の結末とは…。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 横浜赤い靴殺人事件
    -
    1巻495円 (税込)
    『私は騙されました。私の人生そのものを騙されてしまいました。どうしても仇を討ちたい。憎い人たちを八つ裂きにしてやりたい。週刊スクープとして協力してもらえないでしょうか』という一通の投書が事件の発端だった。週刊スクープの編集長に命じられて投書の女性を取材するために横浜ビューホテルのフロントにやってきた推理作家・吉本紀子は、いきなり屈強な刑事たちの取り調べを受けることに!? 投書の女性の客室で殺人事件が発生していたからだった。そして現場には童謡『赤い靴』のメロディが大音量で流されていた…。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 信州飯田殺人奔流
    -
    1巻495円 (税込)
    教頭昇格が内定、さらに愛娘の結婚を目前に控え、人生の絶頂期にある千葉雅也だが、たったひとつの齟齬が彼の運命を狂わせていく。学生の受験票を提出し忘れてしまったのだ。取り返しのつかない失態に千葉はじょじょに精神をむしばまれ、やがて思いがけない行動に出る……。教師と生徒が同時に失踪、別々に殺されて発見されるという奇妙な事件を追う捜査班だったが、犯人と思われる人物には、鉄壁のアリバイが!?  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 知多半島殺人連鎖
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    1巻495円 (税込)
    水平線の彼方から昇ってくる日の出が美しい知多半島。観光ホテル副社長夫人・佐々木静香の生活は、なにもかもが満ち足りている。働き者の優しい夫と、豊かな暮らしと、体内に宿したわが子。しかしある日ふと気づくと、終日、彼女の後をつけ狙う正体不明の不気味なストーカーの影が!? そして、二見浦の初日の出に隠された秘密とは……?  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 死刑、廃止せず
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    1巻495円 (税込)
    未来は、明るく開けているはずだった。お見合い相手の女性との楽しい食事の席、突然の乱入者により、最愛の息子が惨殺される。しかも犯人は、過去に二度の殺人歴のある青年だった。なぜ、息子は殺されたのか? 事件を追う中で、父親が知った衝撃の事実とは。息子よ、父は復讐する……。美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島透も登場し、手に汗握る物語は意外な結末へ。鮎川哲也賞受賞の著者が贈る至高のエンターテインメントノベル。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 若狭小浜殺人紀行
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    1巻495円 (税込)
    四季を通して美しい自然と豊富な海の幸に恵まれた福井県若狭。推理作家の吉本紀子は、小浜で発生した中年男性のバラバラ殺人事件の取材のため若狭・小浜を訪れた。若狭入りしてまもなく、地元有力者の美しい妻・三浦嘉代と知り合い、心強い協力者を得たつもりの紀子だったが、予想外の幼児誘拐事件が発生した。複雑な人間関係、そしてさらなる殺人事件の発生……。果たして、紀子は事件の真相を解明することができるのだろうか。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 金沢能登殺人周遊 奇跡のからくり
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    1巻495円 (税込)
    十五年前の夏に失踪した少年が、ある予言者によって奇跡的に発見された! 推理作家の吉本紀子は週刊誌の依頼を受け、石川県の小さな町で起きたこの不思議な事件を取材することになったが、彼女が能登へ旅立った目的は別にあった。それは、数年前に突如として文壇から姿を消した先輩作家の消息を訪ねて、古都・金沢を探索することだった。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 琵琶湖殺人探訪 愛と死の近江路紀行
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    1巻495円 (税込)
    推理作家の吉本紀子は、週刊誌に連載を持つことになった。ただ、その作品は読者から企画を募集し、それをもとに紀子が物語を展開していくという変わった趣向だった。読者からは多くの投書が寄せられたが、ひときわ紀子の目をひいたのは、滋賀県の女性の手紙で、不倫の駆け落ちがテーマになっていた。紀子は取材のため、独り琵琶湖畔の街・守山へ向かったが、そこで忌まわしい殺人が……。  美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 柳生百合剣
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    柳生十兵衛は、父・宗矩の命で大和国柳生ノ庄に蟄居の身となる。ある夜、柳生一族累代の菩提寺に謎の念仏僧集団が現れ、柳生新陰流太祖・石舟斎宗厳の遺骸を奪い去った。抗する柳生の遣い手たちをことごとく斬殺して…。やがてさらなる災厄が柳生を襲う。新陰流自体が“消滅”し、遣い手たちがことごとく無力化してしまったのだ。なぜか唯ひとり難を逃れた十兵衛は、江戸の柳生屋敷に向かうが、いつしか将軍家をも揺るがす陰謀に巻き込まれ…。  波瀾万丈の伝奇時代小説。「電子版あとがき」を追加収録。 ●荒山徹(あらやま・とおる) 1961年富山県生まれ。上智大学卒。新聞社、出版社勤務を経て、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶため韓国留学。延世大学校延世語学院韓国語学堂卒業。1999年『高麗秘帖』で小説家デビュー。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で三度、吉川英治文学賞新人賞候補となり、2008年『柳生大戦争』で第2回舟橋聖一文学賞を、2017年『白村江』で第6回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。日韓交流史を主題とする時代伝奇小説を発表して注目を集めた。他の作品に『竹島御免状』『長州シックス 夢をかなえた白熊』『シャクチ』『キャプテン・コリア』など多数。
  • 柳生薔薇剣
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    故国・朝鮮との縁を切るために美貌の女性うねが、鎌倉東慶寺に駆け込んだ。朝鮮で虐げられ日本に永住を決意した朝鮮の人々を、強制帰国させるために朝鮮使節団が来日したのだ。幕府内の家光派と忠長派の対立や使節団の思惑もからみ、うね争奪をめぐって幕府は二分される。名だたる剣豪や忍者群の暗躍、朝鮮妖術師も加わり、血で血を洗う暗闘が始まった。  東慶寺住持・天秀尼に特別な想いを寄せる三代将軍家光は、柳生但馬守宗矩に密かに寺の守護を命じる。宗矩は、嫡男十兵衛を凌ぐ剣客でもある実の娘・矩香を男子禁制の東慶寺に遣わすが、そこに現れた人物こそは…!?  柳生新陰流と朝鮮妖術師の対決、三代将軍家光の密やかな恋、朝鮮出兵に隠された真実など、時代小説の面白さ満載の破天荒な力作伝奇長篇。「電子版あとがき」を追加収録。 ●荒山徹(あらやま・とおる) 1961年富山県生まれ。上智大学卒。新聞社、出版社勤務を経て、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶため韓国留学。延世大学校延世語学院韓国語学堂卒業。1999年『高麗秘帖』で小説家デビュー。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で三度、吉川英治文学賞新人賞候補となり、2008年『柳生大戦争』で第2回舟橋聖一文学賞を、2017年『白村江』で第6回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。日韓交流史を主題とする時代伝奇小説を発表して注目を集めた。他の作品に『竹島御免状』『長州シックス 夢をかなえた白熊』『シャクチ』『キャプテン・コリア』など多数。
  • インディー500の歴史と佐藤琢磨選手の優勝
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    世界三大レースのひとつ、インディー500(インディアナポリス500マイル・レース)とはどんなレースなのだろうか。ヨーロッパのグランプリ・レースとの関連は? その成り立ちは? 2017年に佐藤琢磨選手が優勝したことの意義は?  第1回(1911年)、第2回(1912年)、第3回(1913年)のレース展開を中心に、インディー500の歴史と伝統を解説。さらに、いまひとつ盛り上がりに欠ける日本のインディー500シーンの問題点を指摘する。電子オリジナルのノンフィクション作品。  ※本書は著者の意向により本文横書きで制作されています。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
  • スキール・クィーン
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    1巻495円 (税込)
    伊月亜希子はごく平凡な女子大生。軽自動車であるスズキのKeiが愛車である。ある夜、咄嗟に繰り出した慣性ドリフトで、親友・ユリを襲った人身事故を未然に防いだ。その瞬間を目撃した『キラー・クィーン』のリーダー、鷺島麗に声をかけられる。「私たちと“バトル”をしなさい。負けたら言うことを聞いて」……なんと彼女たちは、走り屋の間ではカリスマ的な人気を誇る日本屈指のレースチームだった! デパートの立体駐車場で、愛知県警前で、長久手の峠道で、熱い“バトル”が始まった。ユリの恋人・和宏が所属する走り屋チーム『名古屋式』と『キラー・クィーン』の抗争に巻き込まれた形になってしまった亜希子。だが、嫌がりながらもハンドルを握る彼女のドライビングテクニックは、本物だった!  度肝を抜く熱戦が繰り広げられる、超絶カーレース小説。電子オリジナル作品。 ●町井登志夫(まちい・としお) 作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。
  • 魔風海峡(上) 死闘!真田忍法団
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    1~2巻495円 (税込)
    慶長の朝鮮征伐は泥沼と化し、秀吉も死の床に伏していた。徳川家康を牽制するためにも、豊臣家にとって財政の立て直しが急務だった。「一千年前、欽明帝が朝鮮半島の任那日本府に遺した隠し財宝を探せ!」石田三成から密命を受けた真田幸村は、真田忍団とともに釜山(プサン)に渡る。一方、その動きを察知した家康は、服部半蔵に追跡させる。はたして秘宝の行方は?  日朝の忍者が威信をかけて戦う時代伝奇巨編、ついに開幕! ●荒山徹(あらやま・とおる) 1961年富山県生まれ。上智大学卒。新聞社、出版社勤務を経て、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶため韓国留学。延世大学校延世語学院韓国語学堂卒業。1999年『高麗秘帖』で小説家デビュー。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で三度、吉川英治文学賞新人賞候補となり、2008年『柳生大戦争』で第2回舟橋聖一文学賞を、2017年『白村江』で第6回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。日韓交流史を主題とする時代伝奇小説を発表して注目を集めた。他の作品に『竹島御免状』『長州シックス 夢をかなえた白熊』『シャクチ』『キャプテン・コリア』など多数。
  • 背徳のレクイエム 凶の剣士グラート
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    親友の仇でもある殺人犯を追跡していた賞金稼ぎのジグルは、同じ賞金首を狙う大男と出会った。その男こそ世にも名高い賞金稼ぎ“誅殺者グラート”だった。この出会いはジグルの心の奥にある何かをゆり動かした。彼はグラートを追ってドランマクラ王国へ向かう。折しもドランマクラでは、吸血樹の精にうつつをぬかす国王と王妃が対立、国を二分して血の雨が降ろうとしていた。そして、人間たちの争いをよそに地中では、山のように巨大な蝉ウィドラが、千年の眠りからめざめつつあった。第2回ファンタジーロマン大賞入賞作品。※この商品にはイラストが収録されていません。
  • 血液魚雷
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    1巻495円 (税込)
    放射線科医・石原祥子のもとに搬送されてきた心筋梗塞の患者は、かつての恋人・羽根田医師の妻、緑だった。だが、冠動脈に詰まった血栓の除去手術中、透視画像に映り込んだのは、血流に逆行して移動する不気味な影。羽根田医師の強硬な主張により、その正体を解明すべく試験稼働中の“アシモフ”が投入されることになった。それは、挿入したカテーテルからナノ単位のビームを照射し、血管内をリアルタイムに撮影する世界初の装置だった。“アシモフ”のゴーグルを装着し、血管内世界を体感していく祥子。やがて彼女の眼前に現われたのは、ミサイルのごとき形状とプロペラのような鞭毛を備えた謎の物体であった…。  人体という異世界を舞台に、極小存在と人類との息詰まる攻防戦を描いた、現代版『ミクロの決死圏』。 ●町井登志夫(まちい・としお) 作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。
  • 学園蟻地獄
    -
    1巻495円 (税込)
    突然の叫び声に、教室のみんなはいっせいに振り返る。「助けて、助けてくれぇ」なんと、床に砂のうず巻きができていた! 必死にもがくクラスメートはうずに吸い込まれるように消えた…。突然の怪奇現象に、騒然となる学校。謎を突きとめようとする浅野峰雄や太田寛子たちにも、人を呑み込む蟻地獄は、容赦なく襲いかかる。そして、巨大な蟻地獄のそばには、妖しい女医の姿が常にあった…。  別名義で発表された幻の学園ホラーサスペンス作品が、電子で復刊! ●町井登志夫(まちい・としお) 作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。
  • 電脳のイヴ
    -
    1巻495円 (税込)
    世界規模で人気があるロール・プレイング・ゲーム「オリオン・クエスト」。ワープ・ギアと呼ばれる精巧なヘルメットをかぶることによって、インターネット上の電脳空間に参加する。麗子はそのゲームに夢中になっているのだが、そこで知り合った“エヴェリン”が、現実世界で自殺を遂げたことを知る。彼女を追い詰めたものは何なのか? このゲームのどこかに、彼女の死の謎が隠されているかもしれない。麗子は、もう一人の友だち“ジェニー”と共に、隠されたステージへダイブした!  第3回ホワイトハート大賞「エンタテインメント小説部門」最優秀賞。 ●町井登志夫(まちい・としお) 作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。
  • その涙ながらの日
    -
    1巻495円 (税込)
    世の中、まじめに生きるべきだ……それ以外、どうしようもない  俺はトラックの運転手、学問はなくてもちゃんと喰っている。恋人もいる。兄と弟は国立大学に入って頭はいいが貧相だ。前科者と一緒になった姉と縁を切ろうとしている。冷たい仕打ちじゃないか…。俺にはヒロという好きな女がいる。アパートに週に二回、石材屋の老人が来ることも、久男というキザな男と深い仲にあることも、ちゃんと知っている。でも、俺はヒロを許す。愛しているからだ。そのヒロが、ある日、タチの悪いイタズラをした…。(「その涙ながらの日」)  第82回芥川賞候補である表題作のほか、「ラストラウンド」と「素晴らしい歳月」の中篇3本を収録。世の中をまじめに懸命に生きる心やさしい生活者たち、そのさわやかな苦闘を活写する。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 自分の戦場
    5.0
    1巻495円 (税込)
    「不幸になってたまるか」癌の母親の面倒を見ている、二人の兄は頼りにならない、そして好きな女がいる…  勝った負けたと騒ぐじゃない。勝ち負けなど贅沢だ。俺は働きづめ、毎日が引き分けだ…。死病の母を世話し、好きな女との甘い暮らしを夢見る青年。その幸福になろうとする強い意志を骨太に描く「自分の戦場」(第2回すばる文学賞)のほか、「八月の光を受けよ」(第81回芥川賞候補)と「クレパスの金と銀」の中篇3本を収録。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 血と知と地 (上)
    -
    競馬界の盟主となった吉田善哉という人間を浮き彫りにしていく  1921年吉田善助の三男坊として生まれた善哉少年。子供のころから馬のお腹から生まれたといわれたほどの馬好き。父からまかされた千葉の牧場。青年善哉の苦闘の始まりだった。結核で兵役は免除されたものの、人も馬も飢え、死と隣り合わせで遮二無二生き抜いた戦中。そして、戦後、父善助の果たせなかった夢を追う善哉の意欲はとどまることを知らず、日本人にはまれな強大なエネルギーで社台ファームを形作っていく、その馬産に賭ける前半生を描く。  1999年のJRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞した、ノンフィクションの名作。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 人生をくれた名馬たち(1)
    -
    1~2巻495円 (税込)
    競馬場で、売り場で、牧場で、酒場で、馬と人との人生が織り成されてゆく  ダイナガリバー、ホクトベガ、レッツゴーターキン、タマモクロス、オグリキャップなどなど、一世を風靡した心に残る名馬たち。名馬たちを思い起こすとき、たくさんの人々との出会いがよみがえる。牧場主、調教師、馬主、飲み友だち。馬券友だち、飲み屋の女たち…。競馬を通じて知った喜怒哀感のこもった名馬と人々。17頭の名馬を通じて、栄光のレースを通じて綴った、競馬ファンに贈るエッセイ。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • サラブレッドへの手紙 (上)
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    1~2巻495円 (税込)
    競馬ファンの一人として、牧場のおやじさんや、そこで働いている人たちに手紙を書く  なぜ人間はレース見物が好きなのだろうと考える。それはむろん私には、なぜ自分が競馬を好きなのだろうという問いにつながっていた。すぐに答えは見つかった。私にとっては、自分が競争ぎらいの性質に生まれついたから、何者かが競いあう姿に魅かれるのであろうと。(本文より)  馬産地と厩舎を歩いて25年。悲喜交々の人間模様と馬模様。著者が出会った様々な邂逅と別離、笑いと涙のシーンを100通の書簡(上下各50通)にこめる。JRA馬事文化賞作家、会心の競馬エッセイ。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 競馬夢景色
    -
    当たっても馬券、はずれても馬券じゃないか  競馬をどうしようもないことなんて書いたら、怒りだすひとがいるだろうが、かんがえてもごらんな、どうしようもないから美しくて、そうだからこそ三兆円も馬券が売れるんだぜ。馬券は夢の景色なのさ。私なんか、競馬場にいるだけで、ウインズにいるだけで、大成功だと思ってしまう。(本文より)  競馬に夢中になる著者による、心にしみる競馬エッセイ。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 競馬人情
    -
    1巻495円 (税込)
    喜びも、哀しみも馬とともに……もし馬に口がきけたなら、何を語りかけてくれるのだろう  ダービーへの初出場が決まった騎手が挑んだレースの結末「チャンス」、かつて北海道の牧場で育てた馬がオークスに出走したとき男の恋「アクシデント」、競馬ファンの若者四人組が天皇賞の日に味わったそれぞれの想い「馬券の青春」、名牝馬の子をセリ市に出したその日は予期せぬなりゆきで…「サラブレッド・ビジネス」など、競馬をめぐるさまざまな人間模様を描いた力作短編集。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 競馬情話 中年ジャンプ
    -
    馬券はロマン、競馬は祭り、競走馬と男たちの光景  ダービーを取るというのはたいへんなことなんだ。それを競馬ファンは知っているから、馬券のことを忘れて祝福の叫び声をあげる。自分の心がふるえるものを、人にも見てほしいと私は思う。おせっかいなのだろうか。(本文より)  報知新聞に連載(1985~88年)された人気コラムをまとめて収録。馬券で一喜一憂し、地元開催を心待ちにし、自分だけの名馬を仲間と語り合う。昭和の終わりに見たあの競馬場の風景が浮かぶ…。馬を愛する人のための心安らぐエッセイ。 ●吉川良(よしかわ・まこと) 1937年、東京生まれ。芝高等学校卒、駒澤大学仏教学部中退。1978年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞受賞。1979年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で二度目の候補、1980年『神田村』で三度候補となった。1999年JRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。
  • 情事
    3.5
    【第2回(1978年)すばる文学賞受賞作】「自分が、若さを奪い取られつつあると感じるようになると、反対に、性愛に対する欲望と飢えが強まっていった。セックスを反吐が出るまでやりぬいてみたいという、剥き出しの欲望から一瞬たりとも心を外らすことができない期間があった」夏の終わり――夕暮が突然輝きを失い、若さへの不安が私を奔放な性に駆りたてる。情事をひたすら追求して、“すばる文学賞”を受賞した話題作。「誘惑」も併載。
  • 熱帯夜
    -
    1巻495円 (税込)
    我が子を殺めた女に手を差しのべた女性弁護士と女流評論家だが、裁判が進むにつれて二人の神経は引き裂かれていく  評論家の燈子は、子供を無認可保育所で死なせた経験を本にして、世に出た。弁護士の真希子は、身勝手な夫に悩んでいる。二人は、生活苦から我が子を歩道橋から投げ落とした石川信子を救うため、共闘を約した。果たして信子に殺意はあったのか。働く女性の困難な状況を訴えようとする真希子と、マスコミの関心を集めたい燈子の思惑は微妙にずれ始め…。現代女性の心理のひだを巧みに描くサスペンス。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 薔薇の恋唄
    -
    1巻495円 (税込)
    イタリアの地で複雑にからみ合う女の愛憎、そして謎の美女の悲しい過去とは…?  映画の主役に抜擢された元アイドル藤岡みのりは、ロケハンのためイタリアに飛んだ。この映画のモデルは、新宿ゴールデン街のアイドル的存在であった南条水晶子。ところが彼女はかなわぬ恋と知りながら、二十年前宝石強盗までして恋人を追い、ベニスで消息を絶っていた。ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ベニス。足跡を追うごとに深まる謎。やがてみのりは自分の生いたちに疑問を持ちはじめる…。波乱にみちた謎の美女の足跡を辿る、サスペンス長編。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 長崎・人魚伝説
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    1巻495円 (税込)
    壮大な夢半ばにして憤死した平賀源内が遊女・瑠璃に仕掛けた大いなる「秘密」とは?  江戸吉原の遊女の娘として生まれ、長崎丸山の遊廓へ売られていった瑠璃。謎の獄死をとげた天才・平賀源内は、自らの夢を幼い日の彼女に託していた。だが、その秘密は瑠璃本人さえ知らなかった…。  長崎遊学を口実に、瑠璃に接近する名高い絵師・司馬江漢とその弟子・弥吉。江漢を助けるオランダ大通詞・吉雄幸作。江漢の動静を探る出島乙名の北島藤十郎…。男たちに翻弄される瑠璃の運命は? そして源内の壮大な夢とは? 時代の奔流と、男に翻弄される薄幸な女の謎を描く時代ミステリー。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 七姫伝説 恋の墓標
    -
    1巻495円 (税込)
    殺人事件の背景に秘められた、もうひとつの悲しい漂流伝説  丹後の老舗呉服店に嫁ぎ、しっかり者の若妻らしく振舞う夏生。イベント事務所を経営するやり手の克美。かつて同じ男を愛し、死に追いやった二人が、観光イベントをきっかけに再会する。風光明媚な丹後地方には、七人の美しい女達の物語が伝えられているのだ。羽衣天女、乙姫、間人皇后、小野小町、安寿姫、静御前、細川ガラシャ。だが、それを利用した街おこしイベントの企画さなか、殺人事件が発生した…! 姫たちの伝説が謎に迫る長篇ミステリー。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 危険なあなた
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    1巻495円 (税込)
    しあわせそうに見えるが、歳月は五人の女たちにそれぞれの重荷を背負わせていた  あの女が私を殺そうとしている! 売れっ子デザイナーの妻・千鶴の周囲で次々と起こる不審な事故。背後に夫の裏切りを感じた千鶴の胸に、密かな意志が芽ばえた…。しあわせなはずの日常にふと生じる、心の隙間を揺るがす危険な旋律。連作短篇サスペンス5話。 ・あじさい色のレディ ・曼珠沙華の夜 ・ボニーに首ったけ ・騒々しい悪魔 ・あなたのいない夜 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 港町ヨコハマ 異人館の秘密
    -
    1巻495円 (税込)
    横浜の町を人力俥を引いて走りまわる元気少女・おりんの名推理!  明治38年、関東大震災で大打撃を受ける前の、横浜がもっとも華やいだ時期。少女おりんは、昼間、名門ミッションスクールに通うおしとやかな女学生。夜は、俥夫として、港町ヨコハマを駆けめぐる。横浜一豪華なホテルから飛び降り自殺をしようとしていた同級生を見つけたおりんは、「悪魔からの手紙」におびえる級友を救うため、俥引きで鍛えた脚力と、持ち前の好奇心を武器に、謎に挑む。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 他人の城
    -
    1巻495円 (税込)
    失踪した女の部屋には〈私〉が雑誌に書いた戦争混血児に関する記事が残されていた  人はみな心の中に他人には窺い知れない孤独な城を持っている。しかしその秘密の城が白日の下にさらされる時、思いもよらぬ悲劇が生まれることもある。ハーフの美少女〈真理〉の失踪。これが〈私〉の四日間、だが四年にも感じられた暑い長い秋の始まりであった…。  本格ハードボイルド・ミステリの傑作。第62回直木賞候補作品。 ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • ギャラクシー・トリッパー美葉(1) 10万光年のエスケープ
    5.0
    ミョーな宇宙を飛び回る、ツッコミ・美葉ちゃんと大ボケ・ルーくんの珍道中!  あたし、飾美葉14歳。平均的美少女で頭は良いが性格は悪い。中学校教育に疑念を持つあたしは、ある晴れた月曜日の午前10時に学校の屋上で英和辞典を枕にまどろんでいた。「あの~、ウラジオストックはどっちでしょうか」と声をかけてきたのは巡航ミサイルのルーくんだった。頭の固い教師に追われるあたしと、米空軍に回収されそうなルーくんは、勢い余って宇宙まで逃亡しちゃった。でも、宇宙っていろいろミョーな生物ばっかり。笑って笑って、頭の中にアリンコが住んじゃいそうなナンセンス・スペースオペラ第1弾。 ●山本弘(やまもと・ひろし) 作家。元「と学会」会長。日本SF作家クラブ会員。1956年京都府生まれ。1978年『スタンピード!』で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。1987年ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また2007年発表の『MM9』が第29回日本SF大賞の候補作となり、2006年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がる。2011年『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞。
  • 星狩人(1)
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    東京近郊に落ちてきた謎の寄生生命体と人間の死闘! “何か”が秩父の山奥に落下した。現場に残された正体不明の獣骨と黒い結晶……それらを目撃したサイエンス・ライター清水浩太の身辺で、奇怪な事件が続発する。姿なき、呪われた寄生生命体は、数限りない死と恐怖の軌跡を描きながら、魔都・東京の夜を駆け巡る! 果たして……狩られるのは、どちらなのか?  傑作SFサスペンス「星狩人」シリーズ、第1弾。 ●川又千秋(かわまた・ちあき) 1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。
  • 夢魔城
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    成長する彫像「イヴの卵」の謎をめぐって、謎の王国インキュバリアへ  孵化する彫刻と謎の夢魔記号に導かれ、考古学者・真壁は中央ヨーロッパへと赴く。ハンガリーと国境を接するオーストリアの東端に位置するインキュバリア。時空間の神秘を啓示する城で、彼を待っていたものとは? そして、ロックフェラーと並ぶアメリカの世界的大富豪・ザウエル一族の運命が明らかになる。絢爛たる幻語で紡がれる錬金術的物語。 ●川又千秋(かわまた・ちあき) 1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。
  • ヘカテの時間
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    1巻495円 (税込)
    ひとりの夜は怖い、ふたりの夜はもっと怖い…  マスコミにもてはやされていた美貌の女性実業家・若平未来が、パーティーのさなか会ったばかりの男をいきなり刺し殺した。未来は心神喪失で無罪になり病院へ…。その未来が退院し、彼女のエッセイ集でゴーストライターをつとめた森山真也の家に突然現れた。さらにそこへ、未来を取材して写真家としての出世を狙う今岡晃子が登場。悪魔のようでもあり天使のようでもある未来を中心に、凄惨な地獄が始まる。  予期せぬ出来事から犯罪者となり、逃れられない蟻地獄に。運命の歯車を狂わせる、女神ヘカテのような女とは? 戦慄のサイコ・サスペンス。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 吸血鬼たちの聖夜(イブ)
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    1巻495円 (税込)
    ほかならぬわたし自身が、そのおぞましい焼死体になってしまった… 「誰かが私を罠にはめようとしている!」テレビドラマの撮影現場で、女優の卵の変死体が見つかった。数ヵ月前までは、33歳の平凡な主婦だった彼女。憎んでいた奴はヤマほどいたが…。花形プロデューサーを先頭に男女入り乱れての駆け引きが始まった。謎と欲望に彩られた表題作ほか、快作四篇を収録。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • ホテル・ルージュ
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    1巻495円 (税込)
    12年前の夢が残されている限り、衿子は年下の恋人の冷たい仕打ちにも耐えられた  パリ・サンジェルマンの裏通りに、ひっそりと佇むホテル・ルージュ。「毎年5月のこの日、ここで待っている」と言った彼が、もしかしたら…。愛のさめた8歳年下の裕二とパリに来た衿子。彼女の胸に切ない想いがこみ上げて…。瀟洒な都会のホテルを舞台に、男と女の愛の結末を描くホラー・ミステリー短編集。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 柘榴館
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    1巻495円 (税込)
    連続猟奇殺人を追う元風俗嬢の沙季は、裕福な医師一家が住む山手の洋館・柘榴館に潜入するが…  港町・横浜で、風俗嬢が相次いで殺された。内臓を引き出され、子宮が切り刻まれる猟奇殺人だった。事件を目撃した前原透はショックで正気を失ってしまう。透と同じように心の傷を持つ風俗穣の森岡沙季は、透のわずかな言葉を手掛かりにして、裕福な医師一家が住む「柘榴館」に介護士を装って乗り込んで行く。そこで見た、山手の美しい洋館に潜む恐るべき秘密とは? 心に闇をはらんだ家族たちをめぐる、戦慄のサスペンス。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 横浜幻燈館 俥屋おりん事件帳
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    文明開化の横浜を、美人探偵がひた走る  明治32年。日本の最先端を行く、港町横浜。異人の行き交う海岸通りを「はいよっ」とかけ声も勇ましく俥を引いて走るのは、フェリスに学ぶ女学生、法被姿の“俥屋おりん”。  えっ、異人館で人殺し!? 怪事件の謎解きだって任せといて! 得意の英語と男まさりに引く人力車、恋する心も忘れない。文明開化の横浜を舞台に、18歳のおりんの夢と冒険を描く、異色のディテクティヴ・ストーリー。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 横浜秘色歌留多
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    はるかな時の彼方からよみがえる、灰青色の瞳  潮風の薫る美しい港町。失踪した父親を探す娘が巻き込まれた惨劇は、この町の、不気味なもう一つの顔をあばいた。頽廃に酔う洋風娼館のマダム、亡命のロシア貴族、本牧に君臨する悪魔主義の大作家、灰青色(秘色)の瞳の娘を奪い合う凄絶な男たちの死闘……。  夢と毒に彩られた大正期の横浜を舞台に、世界史の謎を描く、傑作推理長編。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 火星甲殻団
    4.0
    人間と機械の共生社会、火星に復讐の炎が燃え上がる!  24世紀後半の火星。地球文明の疲弊によって頓挫した惑星改造計画により、火星に取り残された植民団の末裔たちは機械との共生社会を築き上げていた。人間と人工知性/自動機械……両者は支え合うことで火星に適応していった。そして知性ある機械生物ともいえるそれは〈ヴィートル〉と呼ばれ、人間と互いに助け合い、深く結びついて生きていた…。 〈ヴィートル〉ローテ・ブリッツは不注意のために、共生関係にあった人間の相棒を盗賊団に殺されてしまう。ブリッツは復讐を誓い、新たな相棒ノルド・ヴェストとともに盗賊団に攻撃を開始する。  オブジェ製作・横山宏、ジオラマ撮影・高瀬ゆうじ。国産SF小説の名作が電子書籍でついに復刊! ●川又千秋(かわまた・ちあき) 1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。
  • 幻視界 第一界 愚能神話
    -
    荒涼たる未知の大地に送り込まれ、愛と冒険の旅が今始まる!  異様な光景であった。見渡す限り赤茶けた砂地が拡がり、眼前に、巨大な髑髏がひとつ、その空虚な眼窩から、彼を見下していた…。  宇土羅光男、21歳。大学3年の夏休み、「旅に出る」という葉書一枚を最後に、行方の知れない父の手がかりを求めて伊豆の別荘に来ていた。書斎にあった石塊に埋め込まれた金色に輝く球体を握り、パソコン内に残されたファイルを調べているうちに、異世界に入りこんでしまったのだ。突然、背丈2メートル近い獣人が現われ、ジャグアと名乗った。途方もない冒険の旅は始まっていた!  冒険SFファンタジーの傑作、第1弾。 ●川又千秋(かわまた・ちあき) 1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。
  • “出世”したければ週2回筋トレすればいい ―“フィジカル・エリート”のススメ―
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    じつは一流の経営者やビジネス・パーソンほど運動を習慣化している! ビル・ゲイツ、リチャード・ブランソン、新浪剛史……ビジネスの勝利者は皆トレーニングを欠かさない。それはなぜか? イチロー選手をはじめ、多くのトップアスリートを診てきたトレーナーと、急成長で注目の企業のCEOが説く、ビジネス・パーソンのためのトレーニング論!
  • エロものグランプリ満足できすぎるNO.1★清楚系「ですます」女子にオ※※コと言わせたい★郊外の寂れたレトロゲーセン24時★借金男と金融屋を演じてキャバ嬢と3千円で遊ぶ方法★裏モノJAPAN
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 裏モノJAPAN 体験ベースの欲望追求エンタテイメントマガジン ◆特集 エロものグランプリ満足できすぎるNO.1 ●情報けものみち ・清楚系「ですます」女子にオマンコと言わせたい  音声と共に楽しむシリーズ続編 ・ドキュメント郊外の寂れたレトロゲーセン24時  ここに来るのは何をするため? 何から逃げるため? ・年越しテレクラ  12月31日、1月1日にテレクラに連絡してくる人とは。 ・一般女性に聞く。  こんな雑誌(裏モノJAPAN)読んでる男のこと、どう思いますか? ・ディスコ熟女さん、俺とフィーバーしようぜ! ●カラーグラビア ・帰ってきた!バカ画像だよ人生は 第129回 ・ペアーズ書記長★ハルカ35歳★飲食店勤務 ・私たち裏モノレディー★ゆい 22才 学生 ●シリーズ ・ブルーシャトー 読者ページ ⇒ たかが30円と悔るなかれ。   10時間ぶっ通しで登録すれば2万円分のポイントに! ⇒ 表参道のあの行列に並ぶ転売屋の   バイト女にパンチラ撮影を提案すれば? ⇒ 「こんな声しててもこんな匂い!」コミュニティFM女性DJの   ナプキンを嗅ぎながら生放送を楽しむ ⇒ 入院患者の唯一のお楽しみ。   院内ランドリーはパンティ拝借に最適です! ⇒ ナンパ塾だと思ったければ・・・   ぼくらはカツアゲのために集められていたようだ ⇒ 返済金の3割を上げるから。   借金男と金融屋を演じてキャバ嬢と3千円でヤル方法 ⇒ AV女優騒動の松潤のおかげでジャニーズに憧れる子たちが   顔出しでエロ動画に出てくれます ・乞食・山野の1日だけ食費0円生活★第2回宇宙戦艦ヤマトでステーキ ・読者様の御声 ・しんさくヤルノート いつ再会できるのか?★106回いつ再開できるのか? ・くたばれ、リア充! 朝ヨガ ・長澤まさみのような恋人が欲しい イブは温泉で! ・逆張り 大相撲初場所で優勝するのは? ・拝啓、美人店員さま クリスマスセール中の店員さん その後 ・フーゾク噂の真相 年越しカウントダウン顔射は可能なのか? ■著者 鉄人社編集部 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。 ※一部変更し一般版として申請している作品です。漫画に関しては掲載されていません。 お間違いないようお気を付けください。 (本データはこの書籍が刊行されたに掲載されていたものです。)
  • 生身の女といちゃつける ドエロイベント30★ジモティーの「助けて」はどんな依頼なのか?★大阪で一番オモロイおっさんは誰だ?★今こそ昭和フーゾクの奥ゆかしさを味わいたい★裏モノJAPAN
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 裏モノJAPAN 体験ベースの欲望追求エンタテイメントマガジン ◆特集 生身の女といちゃつける ドエロ イベント30 ●情報けものみち ・潜入!ゲイ映画館オールナイト上映【関東ではここだけ】 ・ジモティーの「助けて」はどんな依頼なのか?【野村、お助けマンになる!】 ・今、50代マダムがハメを外したがってる! ・大阪で一番オモロイおっさんは誰だ? ・今こそ昭和フーゾクの奥ゆかしさを味わいたい ・【あなたが知り得た】 人生の真実とは? ・【マンガ】 休日は服屋で生オカズをいただけ! ●カラーグラビア ・お嬢さん おじゃマンしま~す 渋谷 さとみちゃん 20才 ファミレス勤務 ・マー君のニッポン珍百景★催眠商法がまたブームです ・バカ画像だよ人生は ・帰ってきた!今日は2人でお買い物★パンツ売り女の職場訪問 ・なんでもバイヤー野村竜二『ツバのときは路上でやってるんですけど大丈夫ですか?』 ●シリーズ ・オカズわらしべヒッチハイカー 第2回 ほんわか女性とロックな男(浜松~豊橋) ・ブルーシャトー 読者ページ  →パクチーチップスの写真を大麻と―――  →さんまのポケトークのおかげで来日外国人相手の―――  →セクシー衣装のは荷を超えてる!御茶ノ水と秋葉原の―――18才  →車上荒らしを恐れてないのか?世の中には――― ・読者様の御声 ・しんさくヤルノート★ライブハウスの夜 ・長澤まさみのような恋人が欲しい★収入格差を感じる ・この世のひみつ★オナニーさせ続けるには? ・1週間食費0円生活 ・拝啓、美人店員さま★20代前半の店員さん ・フーゾク噂の真相★エンコー女をオナホ以下扱いするとどうなるのか? ・テレクラ格付け委員長★台湾の下品おばちゃん ・おっさん天国★セルフサービスの立ち呑み屋 ■著者 鉄人社編集部 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。 ※一部変更し一般版として申請している作品です。漫画に関しては掲載されていません。 お間違いないようお気を付けください。 (本データはこの書籍が刊行されたに掲載されていたものです。)
  • お姉さん、ちょっと脱いでみよっか 押せば意外とイケるエッチな女たちとの体験談★清楚な顔して野外慣れした店員さんと★僕カメラマンだよ、脱いでみようか★裏モノJAPAN【別冊】
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お姉さん、ちょっと脱いでみよっか 押せば意外とイケるエッチな女たちとの体験談 ★裏モノJAPAN【別冊】 ・清楚な顔して野外慣れした店員さんと ・キャバ嬢に即ヤリOKさせるエンコ―交渉術 ・僕カメラマンだよ、脱いでみようか ■目次 ・あなたがエッチした相手でいちばん年上の男ってどんな人? ・僧侶に成りすまし 寺院出会い系サロンに潜入!  坊さん好きの女がてんこ盛り ⇒ 8対5の割合でオンナの方が多い ⇒ 親に勧められてサイトに入ったお嬢様 ⇒ 昔からお坊さんのお嫁さんになりたかった ⇒ イクエちゃん、オレと付き合おうか ・上映が終わっても深夜3時。  レイトショーおひとり女はやっぱりナンパに最適でした ⇒ 同じ映画を観ているため、会話はボンボン続く ・ぼくカメラマンだよ。ほら、この記事をみてごらん ⇒ 芸能人もとるんですか? ⇒ 賞はとってるんですか? ⇒ どんな裸でも、ぼくならこんなにキレイに撮れるんだよ ・「色々」できる秋葉原のお散歩店があまだあるみたいです ・あっちこっちのシックスナインを鑑賞しながら自分のフェラシーンも見せつける ・大1枚のチップで店に内緒で本番させてくれる美人手コキ嬢コンビ ・拝啓、美人店員さま いまこそ手紙の力を信じて 先々月の雑貨屋さん ⇒ ちゃんとした人かなぁって思いましたよ~ ⇒ そんなところでエッチしていたなんて ⇒ さすが野外プレイのプロ、ぱっくりくわえてくる ・店員のおススメ譲を除外すればアタリ場が残るという矛盾 ・プライベートで知り合ってから店で抜いてもらうには? ・心を開かせたらこっちの言いなり。  メンヘラ―の女性をセフレにして小遣いまで稼いでる鬼畜なオレ ・柔らかいトス上げてたん、わかった?  ママさんバレーのコーチはやっぱり本当においしかった ・少女60人に1千万の線所をして逮捕されたエリート医師の転落人生 ⇒ ホテトルを呼んだら本物の女子高生がやって来た ⇒ エッチ+友だち紹介で1回9万円 ⇒ 町で評判の住職が月10万で女子高生と愛人契約 ・殿下の宝刀 コボちゃんのナンパ。その威力を見よ ⇒ ものの10秒で懐に入り込んだぞ ⇒ 数分後にお茶してました。スゴくない? ⇒ マン喫でナンパできる日が来るなんて! ⇒ 普通なら電車で声をかけるって大変なことですよ ・婚活パーティではまず美人ちゃんの友達とカップルになるべし ・18才・夏 僕がデリヘルドライバーとして過ごした半年間の出来事 ⇒ 組には内緒のシノギらしい ⇒ どいつもこいつもアンダー18かよっ ⇒ Eカップの17才と、「講習」で本番! ・1000万を投資し500人の女を口説き落としたオレ  高校出るまで異性とマトモに話もできなかったのに・・・ ⇒ AVスカウトマンとなり女への免疫をつける ⇒ 引っかけた女をどうホテルに持ち込むか ⇒ 最初の講義を受けた途端「ここは当たりだ」と確信 ⇒ 有名歌手の元カノと一夜を共にしたことも ・ある近親相姦スワップ家族の狂った絆 ⇒ 母はよその息子と、長女はよその父親と・・・ ⇒ 夫婦仲を改善するため年2回スワッピング ⇒ 長女は中1のとき父親が女にした ⇒ 娘を取られる嫉妬は妻より大きい ほか ■著者 鉄人社編集部 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※一部変更して再申請している作品です。お間違いないようお気を付けください
  • 自分をもっと大切に―――91歳現役産婦人科医が「医師として」「人生の先輩として」伝えたいこと
    値引きあり
    3.7
    今年90歳を迎えた現役産婦人科医による女性エッセイ。 「女だから」という理由で、 何度も何度も自分が望む道が阻まれそうになりながらも、 「前例がないなら開拓していく。私の人生はその連続だった」という著者。 医師としての知識と、一人の女性としての体験をもとに ・思春期特有の悩み ・月経にまつわる悩み ・仕事や家庭のこと ・妊娠や出産への不安 ・子育てにまつわる葛藤 さらには更年期の苦しみなどを抱える女性たちに寄り添い続けて60年強。 まだ、女性医師が少ない時代に医師になったからこそ、 それが産婦人科医としての自分の役目だと思って、 患者さんたちに接してきたといいます。 そして、働く女性、働くママのさきがけでもありました。 産婦人科医として、 あるいは働く女性、働くママなどの人生の先輩として、 体や心に不調を抱える現代の女性たちに伝えたいと思うことをまとめた1冊。 ■目次 ●1章 前例がないなら、開拓していく。道がないなら、自分で作る。人生、その連続でした。     自由な環境で、気ままな次女として。―――親元から離れて過ごした幼少期     母も父も、自分たちの希望を押し付けたり、「あれしろ、これしろ」とは言いませんでした。     ―――偉かった「有言実行」の母     ほか ●2章 女性だから、犠牲も我慢も仕方ない。そんな考え方が“当たり前”になるのは嫌です。     仕事も、子育ても、諦めない。できることは必ずあります。―――ないなら作ればいい!     我が子を腕に抱いたことで、患者さんのお子さんに対する思いを理解できました。―――「産んでよかった」と心から思う一方で     ほか ●3章 その年代に応じた“さまざまな変化や役割”をうまく受け入れるのも大切です。     まずは話を聞く。それだけで十分なときもあります。―――話を聞いてもらうだけで人は癒やされる     頼れる人には、頼っていい。―――カウンセラーのすすめ     ほか ●4章 私の開拓者としての道のりは、第一線を退いた今も、まだまだ続いています。     ベストでなくとも、ベターで十分。―――ベターな状態で予後を生きていく     バランスよく体を使う。―――フェルデンクライス体操のすすめ     ほか ■著者 堀口雅子(ホリグチマサコ) 産婦人科医。1930年東京生まれ。群馬大学医学部卒。 一般社団法人性と健康を考える女性専門家の会名誉会長。 東洋英和女学院高等女学科在籍中の15歳のときに終戦をむかえる。 その後、東京薬学専門学校女子部に進学し、薬剤師となり、東京大学薬学部にてホルモンの研究を始める。 女性と男性の違いを生物学的に研究する中、「やはり医師になりたい」と、 東京理科大学医学進学コースを経て、群馬大学医学部に進学。 東京逓信病院で1年間のインターンを経験したのち、女性で初めて正規医員として、 東京大学医学部産婦人科学教室に入局。長野赤十字病院他を経て、虎の門病院産婦人科医長。 現在も月に2回、女性成人病クリニックにて診療を続けている。 2003年エイボン女性年度賞の功績賞を受賞 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 本屋が選ぶ時代小説大賞2011~2020【文春e-Books】
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    2010年代の読むべき作品がわかる! 珠玉の時代小説リスト 前年10月からその年9月までの1年間に刊行された時代小説の中から、 ベテラン書店員がその年一番面白いと思った作品を選ぶ「本屋が選ぶ時代小説大賞」。 毎年「オール讀物」12月号で発表される同賞は、2020年で10回目を迎えました。 第1回から第10回までの大賞作は、平安から昭和まで、主人公も仏師や武将、女性歌人など時代小説の豊かさを表す傑作揃い。 「オール讀物」に掲載の歴代受賞者インタビューをはじめ、各年の読むべき時代小説20〜30作品の紹介が一冊になりました。 第10回(2020年)の選考会の様子、澤田瞳子・朝井まかてによる歴代受賞者対談も特別収録。 2010年代の時代小説の魅力を網羅した完全保存版です。 <歴代大賞作品> 2011 第1回『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』伊東潤 2012 第2回『満つる月の如し』澤田瞳子 2013 第3回『一路』(上・下)浅田次郎      『恋歌』朝井まかて 2014 第4回『異国合戦 蒙古襲来異聞』岩井三四二 2015 第5回『もののふ莫迦』中路啓太 2016 第6回 『室町無頼』垣根涼介 2017 第7回『会津執権の栄誉』佐藤巖太郎 2018 第8回『葵の残葉』奥山景布子 2019 第9回『熱源』川越宗一 2020 第10回『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』永井紗耶子
  • 朝60分で部下が変わる
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    リーダーズアカデミー 学長・日本リーダーズ学会 会長・日本アンガーマネジメント協会 理事・早稲田大学講師 同期100名の中でトップセールスマンとして活躍。 就任3カ月で担当部門の成績が全国ナンバー1になる。 その後28歳で独立。 実質5年で52憶の会社まで育て、2004年5月株式上場を果たす。 業績向上に寄与する独自プログラム「上司学」が好評を博し、 現在シンガポールへ拠点を移し、講演・企業研修・コンサルティングを行う。 また、2回の株式上場体験を生かし、 顧問・社外役員として経営に参画し、各企業の経営陣へアドバイスを行う。 ■目次 ●第1章 60分の朝会を始めよう      (私が朝会を始めた理由初めて朝会に取り組む前に―嶋津流朝会の心得1 ほか) ●第2章 コミュニケーションの質を変える朝60分      (部下を朝会に引き込む際の心構え朝会がもたらしてくれる意外な効果 ほか) ●第3章 部下とのコミュニケーション術      (上司になるとコミュニケーションは変わる合わない部下とどううまくやるか ほか) ●第4章 上司の仕事とは何かを考えよう ●終章 部下に捧ぐコミュニケーションという名の報酬 ■著者 嶋津良智
  • 小学館ジュニア文庫 ぐらん×ぐらんぱ! スマホジャック
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    第2回小学館ジュニア文庫小説賞金賞受賞作。  わたし、重原ナナ。スマホデビューしたばかりの13歳。ある日、ひいおじいちゃんのお葬式から帰ってきたら、死んだはずのおじいちゃんにスマホを乗っ取られ、なぜだか一番弟子に任命されちゃった!!  怖いんですけど!!  おじいちゃんはこの世にやり残したことがあるから、それをわたしにやれって言うんだ。まずは残してきたペットの犬ペスを捜すこと。ペスは親戚のおじさんちに預けられたはずなんだけど、いなくなっちゃったみたい。どこいっちゃったんだろう?   そんなペス捜しのミッションの流れでへんてこりんな海賊に捕まったり、おじいちゃんのお友達の山姥に出会ったり・・・・・。  いったいわたし、どうなっちゃうのお!? ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
  • 小学館ジュニア文庫 お悩み解決!ズバッと同盟 長女VS妹、仁義なき戦い!?
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    第2回ジュニア文庫小説賞≪金賞≫受賞作! 月野森みきこは3人きょうだいの長女。いつもママから「お姉さんだからガマンしなさい」って言われて、長女ってソンばかりしてる! だから好き勝手に生きるため『長女同盟』を作ったんだ。仲間はヘアメイク大好きなさおりちゃんと、美少女ナオちゃん。だけど『長女同盟』が「全国小学生新聞」に取材されてTVでも大反響になると、妹たちまで「お姉ちゃんに言いたいことがある!」と『チームいもうと』を結成し対抗してきて……。全国規模で巻き起こる姉妹ゲンカを「ズバッ」と解決できるのか!? ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
  • ポート・タウン・ブルース
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    惑星カナベラルのポート・タウン―人類が異星人との戦争に敗れるまで、この街は宇宙への玄関口であった。敗戦から四年、人々は心の傷も癒えぬまま、日々の生活をおくっていた。ある日、この街に住む私立探偵クドウ・リュウスケは、エリーナ・スギのと名乗る女性から、いまだ戦場から戻らぬ恋人の捜索を依頼される。彼女の恋人、サイラス・ベンダーの足どりを追うリュウスケは奇妙な事実と怪異な事件にでくわした。この仕事のウラには何があるのか。期待の新人が描く本格近未来ハードボイルド・アクション。第二回ファンタジア長編小説大賞準入選作。

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