略歴作品一覧

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  • 回想列車 1
    5.0
    平成初頭、2号機&3号機の時代。 今では信じられないような攻略法の数々が パチスロには存在していた――。 【1巻/収録内容】 平成二年、高校を中退した中武一日二膳青年は テキ屋家業の傍らパチスロと戯れる毎日を過ごしていた。 そんなある日、彼の人生を大きく変えることとなる 「攻略法」と出会うのであった。 中武一日二膳が攻略法・そして目押しに目覚めた 「ファイアーバード600枚抜き編」 後の人生を大きく変えることとなったセット打法 「世界全滅打法編」を収録。 合計324Pの大ボリュームでお届けする 刺激的で、魅力的で、そして危機的な ノンフィクションストーリー。 何もかもが熱かったあの頃。 今、青春が走り出す―― ◆単行本発売記念企画 【中武一日二膳×ういち 特別対談】 盟友であるういちを迎え、 漫画原作に携わる二人が 熱く語り合う1万字越えのスペシャル対談。 聞き&書き手は二人をよく知る グレート巨砲 ◆描き下ろし 【回想列車/第0話】 二膳少年が攻略法に目覚めたきっかけ、 それは駄菓子屋だった!? 全ての始まりとなった回想列車・前日譚を 奥田渓竜、渾身の描き下ろし。 【著者略歴】 ■原作/中武一日二膳 本名・中武睦(なかたけあつし)。 1973年生まれ、埼玉県出身。 パチスロのモーニング奪取に明け暮れた結果、 高校を中退。 長期に渡る無職生活の末、 1998年にパチスロ必勝ガイドの門を叩き、 以降はライターとして活躍中。 ■漫画/奥田渓竜 1988年漫画家デビュー。 以降、様々な漫画誌で作品を発表。 パチスロパニック7にて「パチスロ115番街」で人気に火がつき、 別冊パニック7連載中の「パチスロひとり旅」で人気を 不動のものにする。 「パチスロパニック7&パニック7ゴールド」で連載中の 「回想列車」にて平成初期の雰囲気を見事に再現、 新境地を切り開いた実力派。
  • 怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ
    4.5
    ナルバエス、ドネア、河野公平、田口良一……井上尚弥との一戦に己の人生を賭けて挑んだ男たちは、「モンスター」の拳に何を見たか? 「みんな、井上と闘うなら今しかない。来年、再来年になったらもっと化け物になる。歯が立たなくなるぞ」 2013年4月、井上尚弥のプロ3戦目の相手を務めた佐野友樹はそう叫んだ。 それからわずか1年半、世界王座を計27度防衛し続けてきたアルゼンチンの英雄オマール・ナルバエスは、プロアマ通じて150戦目で初めてダウンを喫し2ラウンドで敗れた。「井上と私の間に大きな差を感じたんだよ……」。 2016年、井上戦を決意した元世界王者・河野公平の妻は「井上君だけはやめて!」と夫に懇願した。 WBSS決勝でフルラウンドの死闘の末に敗れたドネアは「次は勝てる」と言って臨んだ3年後の再戦で、2ラウンドKOされて散った。 バンタム級で史上初となる4団体統一を果たし、スーパーバンタム級初戦となったスティーブン・フルトン戦で2団体のベルトを獲得。進化し続ける「モンスター」の歩みを、拳を交えたボクサーたちが自らの人生を振り返りながら語る。強く、儚く、真っ直ぐな男たちが織りなす圧巻のスポーツノンフィクション。 【本書の内容】 プロローグ 第一章 「怪物」前夜(佐野友樹) 第二章 日本ライトフライ級王座戦(田口良一) 第三章 世界への挑戦(アドリアン・エルナンデス) 第四章 伝説の始まり(オマール・ナルバエス) 第五章 進化し続ける怪物(黒田雅之) 第六章 一年ぶりの復帰戦(ワルリト・パレナス) 第七章 プロ十戦目、十二ラウンドの攻防(ダビド・カルモナ) 第八章 日本人同士の新旧世界王者対決(河野公平) 第九章 ラスベガス初上陸(ジェイソン・モロニー) 第十章 WBSS優勝とPFP一位(ノニト・ドネア) 第十一章 怪物が生んだもの(ナルバエス・ジュニア) エピローグ 【著者略歴】 森合正範(もりあい・まさのり) 1972年、神奈川県横浜市生まれ。東京新聞運動部記者。大学時代に東京・後楽園ホールでアルバイトをし、ボクシングをはじめとした格闘技を間近で見る。卒業後、スポーツ新聞社を経て、2000年に中日新聞社入社。「東京中日スポーツ」でボクシングとロンドン五輪、「中日スポーツ」で中日ドラゴンズ、「東京新聞」でリオデジャネイロ五輪や東京五輪を担当。雑誌やインターネットサイトへの寄稿も多く、「週刊プレイボーイ」誌上では試合前に井上尚弥選手へのインタビューを行っている。著書に『力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝』(東京新聞)。
  • プロジェクトマネジメントの本物の実力がつく本 組織力・コミュニケーション能力・リーダーシップ・キャリア構築力を全部鍛える
    4.3
    新規事業・DXなどどんなプロジェクトでも成功に導く 本物のプロジェクトマネジメント力を身につけよう あらゆるビジネスを円滑に進めるうえでは欠かせないプロジェクトマネジメント(PM)。 そこで求められるのは組織力・コミュニケーション能力・リーダーシップの3つです。 PMの世界ならではこれらの能力を高めるコツがあるのですが、多くの人がそれを知らずにプロジェクトのリスクを高めてしまったり、炎上したりしてしまうことが後を絶ちません。 そこで本書では、だれでも組織力・コミュニケーション能力・リーダーシップを高められる考え方と行動を丁寧に解説します。 プロジェクトマネージャー一筋23年の著者がこれまでに経験した失敗から学び得たあらゆる知見を注ぎ込み、まとめました。 さらに本書ではPMとしてキャリアを高めていく方法についても詳しく紹介しています。 著者の第一作『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』ではPMスキルの全体像を見渡しました。 本書ではプロジェクトを実際に推進する「本物の実力」を身につけるための神髄が詰まっています とくに次のような方々にとっては手元に置いておきたい一冊です。 ・新規事業やDXに携わるマネージャー ・受託プロジェクトのマネージャー ・キャリアアップを図りたいプロジェクトメンバー ・プロダクト開発に挑戦するスタートアップの経営者、エンジニア、デザイナー ・PMの基本を学び直したいビジネスパーソン ●目次概要 序章 本物の実力をつけるための基礎知識 第1章 不安を乗り越える 第2章 組織力を鍛える――「プロジェクト的な働き方」を実現するための考え方 第3章 コミュニケーション能力を鍛える――チーム・組織と信頼関係を構築するための考え方 第4章 リーダーシップを鍛える――長期にわたって自身のメンタルを維持するための考え方 第5章 キャリア構築力を鍛える――プロジェクトの点と線をつないで仕事を社会に広げていく考え方 ●著者略歴 橋本将功(はしもと・まさよし)。パラダイスウェア株式会社 代表取締役。早稲田大学第一文学部卒業。文学修士(MA)。Webサイト/Webツール/業務システム/アプリ/組織改革など、500件以上のプロジェクトのリードとサポートを実施。世界中のプロジェクトの成功率を上げて人類をよりハッピーにすることが人生のミッション。著書に『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』(翔泳社、2022)。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 動物たちは何をしゃべっているのか?
    4.2
    つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか? シジュウカラの言葉を解明した気鋭の研究者・鈴木俊貴と、ゴリラになりたくて群れの中で過ごした霊長類学者にして京大前総長の山極寿一が、最新の知見をこれでもかと語り合う。話はヒトの言葉の起源、ヒトという生物の特徴、そして現代社会批評へと及ぶ。そして、その果てに見えた、ヒトの言語にしかない特徴は? ■内容紹介■ Part1 おしゃべりな動物たち 動物たちも会話する/ミツバチの「言葉」/動物の言葉の研究は難しい/言葉は環境への適応によって生まれた/シジュウカラの言葉の起源とは?/文法も適応によって生まれたetc. Part2 動物たちの心 音楽、ダンス、言葉/シジュウカラの言葉にも文法があった/ルー大柴がヒントになった/とどめの一押し「マージ」/言葉の進化と文化/共感するイヌ/動物の意識/シジュウカラになりたい/人と話すミツオシエetc. Part3 言葉から見える、ヒトという動物 アイコン、インデックス、シンボル/言葉を話すための条件/動物も数が分かる?/動物たちの文化/多産化と言葉の進化/人間の言葉も育児からはじまった?/音楽と踊りの同時進化/俳句と音楽的な言葉/意味の発生/霊長類のケンカの流儀/文脈を読むということetc. Part4 暴走する言葉、置いてきぼりの身体 鳥とヒトとの共通点/鳥とたもとを分かったヒト/文字からこぼれ落ちるもの/ヒトの脳は縮んでいる/動物はストーリーを持たない/Twitterが炎上する理由/言葉では表現できないこと/バーチャルがリアルを侵す/新たな社交/人間とはどういう動物なのか?etc. ■著者略歴■ 山極寿一(やまぎわじゅいち) 1952年生まれ。霊長類学者。 総合地球環境学研究所所長。京大前総長。ゴリラ研究の世界的権威。著書に『家族進化論』(東京大学出版会)、『暴力はどこからきたか(NHKブックス)、『ゴリラからの警告』(毎日新聞出版)、『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ』(朝日選書)など。 鈴木俊貴(すずきとしたか) 1983年生まれ。動物言語学者。 東京大学先端科学技術研究センター准教授。シジュウカラ科に属する鳥類の行動研究を専門とし、特に鳴き声の意味や文法構造の解明を目指している。2022年8月、国際学会で「動物言語学」の創設を提唱した。本書が初の著書となる。
  • なぜか惹かれる人の話し方 100の習慣
    -
    コミュニケーションがうまくいけば、人生はもっと楽しくなる! 「何を話したらいいかわからない……」 「言いたいことがうまく伝わらない」 「話が弾まない」 など、話すことに苦手意識を持っている方へ。 うまく話そうとする必要はありません。 話していて心地いい人、「この人ともっと話したい!」と相手に感じさせる人は、相手から自然と話を引き出しています。 どんな相手とも心地よくコミュニケーションするためのコツを知っているのです。 初対面の相手、家族、友人、同僚や上司・部下との会話、説明、プレゼン、営業、接客…… 本書では、頑張りすぎなくても相手の心を掴める、言いたいことをうまく伝えられる会話のコツを、 さまざまな場面に合わせて紹介します。 《「はじめに」より》 もし、初対面でも、どんな人とでも会話が弾んだら? もし、「もっとあなたと話がしたい」と切望されるようになったら? もし、自分が提案したことがすぐに快諾されるようになったら? あなたの人生は、どんな風に変化するのでしょうか? もしあなたが、会話が盛り上がらない、うまく気持ちを伝えられないなど、会話への苦手意識を持っているとしたら、それはあなたが悪いのではなく、これまで会話について学ぶ機会がなかっただけです。 多くの人が「できない」と思っていることは、やり方を知らないだけなのです。 出会いは会話から始まります。 だから、話し方を変えると、人やチャンス、お金や幸せでさえも、あなたに集まってきます。 つまり、話し方を変えることは、あなたの未来を変えることなのです。 ■目次 第1章 話し方の基本 編 第2章 心地よい人間関係 編 第3章 雑談 編 第4章 仕事・プレゼン 編 第5章 話す前の心得 編 第6章 人を動かす話し方 編 第7章 魅力的な話し方 編■著者略歴ファイン・メンタルカラー研究所代表米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー国家資格 キャリアコンサルタント産業カウンセラーパーソナルアナリストカラーセラピスト愛知県生まれ。10年以上デザイナーを経験。当時月130時間を超える残業のストレスで前歯が折れる。この時期に友人の死も重なり、「幸せな生き方とは何か?」を考え、本格的にキャリアカウンセリングや心理学を学ぶ。NLP心理学を中心にコーチング、カウンセリング、マインドフルネス瞑想などの手法を習得し統合。その手法を生かし、キャリアカウンセラー・講師として独立。各企業・大学・公共機関の講演の登壇数は2000回を超え、婚活から就活まで相談者数は1万人を超えている。コーチング、パーソナルカラー、カラーセラピスト、骨格診断ファッションアナリスト等のプロ養成講座の卒業生は500人を超え、個人診断においては1000人を超える。(著書)『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』『なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣』(明日香出版社)『いつもよりラクに生きられる50の習慣』(かんき出版)
  • バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
    4.1
    米国株投資なんて、スタバでフラペチーノを飲むくらいカンタン! 本書は、英語力ゼロ・投資知識ゼロでも元手10万円から始められる 超シンプルな米国株投資の本です。 「アメリカの株式投資か、なんか難しそう!」 「英語できないしなー」 「日本株のほうが親しみ持てるよ」 米国株、と聞いて難しいイメージを持った方はちょっと待ってください。 そりゃ、ニューズウィークとかNYタイムズとかを本国から取り寄せて、 これから爆発的に成長するアメリカ企業に投資するのは至難のわざです。 でも、コカコーラやP&Gなど何十年連続で「高配当」を実施している優良企業に 分散投資することは誰でもできます。 そして配当投資をするなら日本ではなくアメリカ。これはもうゼッタイ! なぜなら25年連続で増配を繰り返す企業は米国100社以上に対し、 日本は花王の1社のみだからです。 長期保有が前提なので、著者のバフェット太郎さんはサラリーマンながら、 たった月3分のチェックで、2年で純利益1000万円を稼ぐことができました。 株のど素人はもちろん、多忙な会社員や、 米国株に投資しているものの負け続ける中級者まで、幅広くオススメできる1冊です。 ●目次 序章 庶民がお金持ちになれるたった一つの方法 第1章 本当は死ぬほど簡単な米国株投資 第2章 米国株が最強すぎる理由を挙げたみた 第3章 金が金を生む配当マネー・マシン その作り方 第4章 ど素人投資家への正しい投資の技法 ●著者略歴 日本一アンチの多い米国株ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」の管理人。 23歳の時に300万円から日本の中小型株で投資を開始。 企業分析をするうちに日本株に失望したことに加えて、 ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』の影響を受けて、2015年夏頃より米国株にシフト。 現在の運用資産は5000万円で、コカ・コーラ株やジョンソン・エンド・ジョンソン株など 米国の超大型連続増配高配当株10社に均等分散投資している。 また、毎月米国企業から受け取っている10万円超の配当金は、 組入れ比率最低銘柄に再投資することで均等を維持させ、資産の最大化を目指している。 過去二年間のトータルリターンは30%弱。

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  • 気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント
    3.4
    なにげない「ひと言」、まわりの「評価」、将来の「不安」… もう、いちいち反応しない、考えない。 今すぐ使えて、ほどよく肩の力が抜ける、 そんな心理学の研究成果を集めました! ▼相手の気持ちが読みにくくなりました リモートでのコミュニケーションやマスクで表情が見えにくい環境が増えた一方、 気軽に食事に行くといった機会が減ったことで、相手の気持ちがずいぶんと読みにくくなりました。 そうなると、 「これって言っていいのだろうか」 「これをやったら変に思われるのではないか」 「嫌われたらどうしよう」 といった場面が格段に増えています。 人との距離感のとり方や、気にすべきこととすべきでないことの線引きがわかりにくくなったからこそ、 よけいな気疲れがたまってしまう環境になっているんですね。 ▼そんなに頑張らなくていいんです! そこで本書では、心理学者の内藤誼人さんが、世界中の最新研究をもとに、 すぐに使えて役に立つ「チカラの抜きどころ」を61個紹介しました。 たとえば ・自己肯定感は低いほうがいい ・何より眠るのが一番 ・2分間じーっと何かを見つめる ・3位や4位を目指せばいい ・もろい心も自己暗示で強くなる といった、気になる項目がたくさん盛り込まれた一冊です。 一貫して先生が伝えるのは「そんなに頑張らなくていいい」ということ。 その理由も明確に書かれているので、きっと納得感も高いはずです。 ぜひあなたも、ネガティブな感情を手放して、 もっとラクに毎日を送る方法を取り入れてみてください! ■目次 第1章 やわらかく現実をとらえ直す 第2章 気にしすぎない人になる 第3章 さらりと行動を変える 第4章 心の重荷を軽やかにす 第5章 ささいな悩みを手放す 第6章 毎日をもっと気分よく過ごす ■著者略歴 心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役社長。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。社会心理学の知見をベースにした心理学の応用に力を注いでおり、とりわけ「自分の望む人生を手に入れる」ための実践的なアドバイスに定評がある。 『世界最先端の研究が教える新事実 心理学BEST100』(総合法令出版)、『人と社会の本質をつかむ 心理学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『人も自分も操れる! 暗示大全』(すばる舎)、『図解 身近にあふれ「心理学」が3時間でわかる本』『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』(以上、明日香出版社)など、著書多数。
  • 昔は解けたのに…… 大人のための算数力講義
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    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統計・確率・期待値・平均値など、ビジネスでも使える「算数の基礎」を学び直し。数的思考をアップさせ、数字が読める大人になる! 数学に苦手意識を持っている人の多くは、その前段階である算数を丸暗記で切り抜けてきた可能性が高い。だからこそ、大人になって、いざ数的思考力を要求される場面になると、昔の記憶が甦ってこずに固まってしまう。本書では暗記の学びを捨て、理解力を身につけるための算数問題をテーマごとに解説。各節の最後には復習問題と解答・解説をつけている。いまさら人には聞けない、あなたのための算数力講義。  【主な内容】 第1章 数と計算 1 整数 3≦7は正しい、では3≦3は? 2 四則計算、計算規則および計算法則 40-16÷4÷2の計算ルール 3 小数と分数 小数同士の割り算の注意点 4 倍数・約数と素数 最大公約数、最小公倍数の求め方 第2章 量および比と割合 1 もとにする量と比べられる量 食塩水の濃度、その落とし穴 2 理科の単位と速さ・時間・距離 旅人算と通過算と流水算 3 平均とは何か 行き時速30キロ、帰り時速50キロ、往復の平均速度は 4 比例と反比例 「外項の積は内項の積に等しい」とは 第3章 図形 1 図形の導入 平行四辺形は台形なのか 2 多角形の面積 五角形の内角の和は何度か 3 円の面積 なぜ「半径×半径×π」になるのか 4 空間図形 円錐の体積公式に1/3が現れる訳 第4章 場合の数と確率・統計 1 場合の数 樹形図で素朴かつ正確に数える 2 確率の考え方 3人でじゃんけん。あいこになる確率は 3 期待値の考え方 利益を最大化させる仕入れ数 4 統計の考え方 ジニ係数を計算して経済格差を調査 第5章 論理   「すべての生徒は携帯をもっている」の否定文 【著者略歴】 芳沢光雄(よしざわ・みつお)  1953年、東京生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)、桜美林大学リベラルアーツ学群教授を経て現在、桜美林大学名誉教授。理学博士。専門は数学・数学教育。 『中学生から大人まで楽しめる 算数・数学間違い探し』(講談社+α新書)、『新体系・高校数学の教科書(上・下)』『新体系・中学数学の教科書(上・下)』『新体系・大学数学入門の教科書(上・下)』『群論入門』『離散数学入門』(以上、講談社ブルーバックス)、『数学的思考法』(講談社現代新書)、『数学の苦手が好きに変わるとき』 (ちくまプリマー新書)など著書多数
  • ジャックジャンヌ ユニヴェール歌劇学校と月の道しるべ
    -
    石田スイ×十和田シンが描くSLGが小説に!! 演劇の世界に魅せられる少女・立花希佐。希佐の兄・継希は彼女の憧れだ。演劇の道を志す者なら誰しもユニヴェール歌劇学校の門を叩くことを夢見ている。継希はユニヴェールの至宝と謳われたジャックエース。いつか彼と同じ舞台に立つことができたら……夢見る希佐だったが、継希がある日、忽然と姿を消した。やがて自身の夢へ手をかけるため、希佐はユニヴェール歌劇学校へ入学することになる。しかし、ユニヴェールは男子だけが入学できる学校……少女は少女であることを隠し、少年を演じることになる……。本編新人公演までを大ボリュームでおくる!! 【著者略歴】小説・十和田シン 福岡県出身。ノベライズ作家、シナリオライター。別名義である十和田眞の名前で『恋愛台風』を執筆、小説デビュー。『NARUTO』『東京喰種』シリーズの小説を担当、SLG『ジャックジャンヌ』シナリオを実弟・石田スイ氏と執筆。また、奥十の名前で漫画家として活動する。コミックス『マツ係長は女オタ』発売中。 原作・イラスト 石田スイ 福岡県出身。2010年、第113回MANGAグランプリにて「東京喰種」が準優秀賞を受賞。2011年9月より、同作を週刊ヤングジャンプにて連載開始。同作品はTVアニメ、ゲーム、舞台、実写映画など、さまざまなメディア展開をみせる。2014年10月より新章「東京喰種:re」の連載を開始。2018年7月に連載終了。
  • 時代を変えた科学者の名言
    5.0
    1巻880円 (税込)
    古今東西100人の科学者の名言を、似顔絵や略歴とともに紹介。偉大な科学者の発想力、想像力をコンパクトに知ることができる。

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  • 決定版 小さな会社の社長の戦い方
    5.0
    お客様ゼロから業界トップになった社長が 泥臭い話、ぜんぶ語ります。 小さな会社は、いかにして戦うかーーー。 この古くからある命題に、真正面から切り込むのが本書です。 そもそも世の中には、中小企業経営の「本当の話」を赤裸々に語った本が非常に少ないものです。 会社を経営したことのない人が書いた数字ばかりの経営指導書、小さな個人事業を営んでいる経営コンサルタントの本は、 魚釣りをしたことがない人が人に魚の釣り方を教えるようなものです。 大手企業でサラリーマンとして勤め、最終的に社長になった人が書いた会社経営の本もあまり参考になりません。 社内を改革するために全社員が立ち上がったとか組織改革したとか、処世術としては役に立つのでしょうけれど、中小企業の社長には何かピンと来ません。 大手のコンサルタント会社の人の本は中小企業にはまったく役に立ちません。 そもそも大企業でのやり方は中小企業とは全然違うからです。 一方で本書の著者である井上氏は、ゼロから起業し、4000社以上顧客を増やして会社を急成長させた創業・現役社長です。 280円のノリ弁当を買うお金にも困ったドン底から、商品開発や販売マーケティングの勘所、金融機関との付き合い方や人材の見抜き方など、およそ経営者が悩むであろうポイントを網羅します。 あらゆる辛酸を舐め、獅子奮迅の戦いの中から見出した経営法は、小さな会社を率いる多くの社長の「希望の書」になるはずです。 「はじめに」より) この本には、いわゆる成功本に書かれているような夢物語も不労所得で億万長者になったという「美談」も書かれていません。 中小企業がいかに勝ち抜くかという泥臭い「本当の話」ばかりが書かれています。 なぜ「本当の話」とわざわざ書いたのかと言うと、成功するために必要なことや本当の話は、みな話したがらないからです。 *本書は『小さな会社の社長の戦い方』『小さな会社の社長の勝ち方』(いずれも明日香出版社発行)を再編集した上で、加筆修正し一冊にしたものです。 ■目次 第1章 「成功」とは成功者のマネではなく、失敗者の逆をすること 第2章 未来を予測し、未来に売れるビジネスを「今」作れ 第3章 会社が潰れるのは「売れないから」だけじゃない 第4章 会社を危うくする「誘惑」に打ち勝て 第5章 本質を見つめ、本質を考え、本質をつかめ 第6章 大きな会社にするために ■著者略歴 1961 年生まれ。株式会社フリーウェイジャパン代表取締役。株式会社日本デジタル研究所(JDL) を経て1991年に株式会社セイショウ(現、株式会社フリーウェイジャパン)を設立。当時としては珍しく大学在学中にマイコン(現在のパソコン)を使いこなしていた経験と、圧倒的なマーケティング戦略により、業務系クラウドシステムでは国内最大級のメーカーに急成長させる。中小企業のITコストを「ゼロ」にするフリーウェイプロジェクトは国内の中小企業から注目を集め50万ユーザー(2023 年12月現在)を獲得。多くの若手経営者の支持を集めている。
  • 高性能コンピュータ技術の基礎
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コンピュータの歴史は「高性能化の歴史」。高性能で低消費電力なコンピュータの設計技法について解説。プロセサだけでなく一般的な高性能ディジタルLSIを設計する際にも役に立ちます。※マイコミジャーナル「コンピュータアーキテクチャの話」より再編成。 ■CONTENTS 1 コンピュータの高性能化/2 複数命令の並列実行/3 予測に基づく投機実行/4 複数のプロセサで処理を高速化するマルチプロセサ/5 最近のマイクロアーキテクチャの発展/6 省電力設計 ■著者 Hisa Ando 東京工業大学大学院 理工学研究科 電子工学専攻を卒業後,富士通に入社し,先端コンピュータの開発に従事。現在は,テクニカルライターとしてプロセッサやスーパーコンピュータ関係の報道や解説を中心に活動しており,マイコミジャーナルに『コンピュータアーキテクチャの話』を連載中。また,いくつかの大学で非常勤講師としてコンピュータアーキテクチャの講義を担当している。博士(工学)。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 贈与経済2.0 お金を稼がなくても生きていける世界で暮らす
    -
    1巻1,980円 (税込)
    「お金を稼がずに生きていける世界」なんて、ありうるのか? 「お金」さえあれば何でもできる世の中だと信じられていますが、その「経済的自由」を実現するために、人々は資本主義経済の厳しいルールの下で「勝ち続けること」を強いられています。 経済学の父、アダム・スミスは、そもそも、そうやって人々が「騙される」ことで社会のルールを守り、同時に経済を発展させる仕組みを提案したのでした。 しかし、その仕組みには、もう限界が来ています。 金融危機や気候危機など、システム全体の見直しを迫る問題に対処できないのです。 とはいえ、従来のオルタナティブには、理想に人々を縛る危険があり、代替案とされる贈与経済にも構造的な問題がありました。 そこで本書は、まったく新しい「贈与経済2.0」を提唱します。最新の技術を用い、お金を介さない新しい経済圏の実像を鮮やかに描きます。 【各界が激賞!】 ■斎藤幸平氏(東京大学准教授) 哲学者が切り開く資本主義を超えた「経済2.0」に、ワクワクが止まらない! ■大澤真幸氏(社会学者) 哲学的思索と実践的配慮の総合。資本主義とは異なる経済は可能だ! ■樫田光氏(元メルカリ データ分析チーム責任者) 金に依る自由か、人の結びつきか。資本主義の矛盾を巡る思考の冒険。 ■中里唯馬氏(ファッションデザイナー) 人と人との間に新たな繋がりを創り出そうと果敢に挑む筆者の眼差しは、人類未到の難題であることを忘れさせてくれる。 ■星覚氏(曹洞宗禅僧) 誇張ぬきに人生で最も衝撃を受けた本の一つ。 【おもな内容】 第1章 なぜお金を稼がないと生きていけないのか――資本主義経済の構造を探る 第2章 理想の社会を作ろうとする試みはなぜ失敗し続けるのか――もうひとつの「近代社会」と戦後秩序 第3章 贈与経済はなぜそのままでオルタナティブになりえないのか――贈与経済論の再構築 第4章 これからの社会はどうあるべきか――他者との自由な関係に基づく「新しい経済」 第5章 いま、何をすればいいのか――「贈与経済2.0」の作り方 第6章 未来の社会はどのようになるのか――「近代社会」を超えて 【著者略歴】 荒谷大輔(あらや・だいすけ) 慶應義塾大学文学部教授、江戸川大学名誉教授。専門は哲学/倫理学。主な著書に『資本主義に出口はあるか』(講談社現代新書)、『ラカンの哲学』(講談社選書メチエ)、『「経済」の哲学』(せりか書房)、『西田幾多郎:歴史の論理学』(講談社)、『使える哲学』(講談社選書メチエ)など。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 暴落ドミノ 今すぐ資産はこう守れ!
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    今は買い場ではなく、売り時だ。 新NISAにも手を出してはいけない! 好調な株式市況や新NISAの開始に伴い、株式投資による資産形成を考えている方も多いことでしょう。 ただ冷静に考えてみると、現在の市況は、大金融緩和下(日本はマイナス金利政策)によるカネ余りを背景にして起こっていることで、決して健全な状態とは言えません。 果たしてこのまま順調な市況が継続していくのか・・・? そのあたりの見立てを、生粋の長期投資家として、52年に及ぶ投資経験をもとに筆者に書き下ろしてもらったのが本書です。 バブル後30数年ぶりの高値を更新している今だからこそ、片方で冷静な視点も持っておきたいものです。 筆者の見解はとんでもなく悲観的です。しかしその根拠や見立ては、半世紀以上の運用経験に基づくもので、説得力があります。 長期の資産形成のためには、大ダメージはなんとしても避けたいところ。いっときの儲けにぬか喜びせず、しっかり資産を築いていきたい人には必読の内容です! (「はじめに」より) 金融緩和バブル、そう言っていい展開だが、もういつ大崩れをはじめてもいい。その先では、あらゆる金融商品で大暴落の連鎖は免れない。それは、経済合理性のしからしめるところである。 経済合理性が働く? そう、経済では勢いが強まって、ひとつの方向へ行き過ぎるのは、よくあること。しかし、その間にも反動エネルギーは着々と蓄積されていっている。そして、どこかで力関係が拮抗し、逆に反動エネルギーが勝りだす。そこで勢いの方向が反転する。 それを、経済合理性が働いたという。ちょうど、ゴムが引き伸ばされるにつれて、縮もうとするエネルギーがどんどん蓄えられていくのと同じだ。そして、どこかで反転エネルギーが勝って、ゴムは一気に縮む。 ゴムが伸び切って、プチンと切れてしまったら、どうなるのか? それが、歴史に残る「なんとかショック」とされるバブル崩壊である。 ■目次 第1章 暴落はもう、秒読み段階だ 第2章 ひずみが次々に顕在化する世界経済 第3章 金融緩和の果てに 第4章 どこから崩れだしてもおかしくない 第5章 暴落ドミノ、どう乗り切るか 第6章 機関投資家運用の落とし穴 第7章 これが本物の長期の資産形成だ 第8章 金融のプロは、資産運用がわかっていない ■著者略歴 さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3900 億円、顧客数は 11 万 8000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。著書多数。
  • 完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件
    4.5
    福岡県北九州市で7人が惨殺された凶悪事件が発覚したのは、 2002年3月のことだった。逮捕されたのは、松永太と内縁の妻・緒方純子。 2人が逮捕された2日後に現場入りを果たして以来、 20年間にわたってこの“最凶事件”を追い続けてきた事件ノンフィクションの 第一人者が徹底的に描く、「地獄の連鎖」全真相。 【著者略歴】 小野一光(おの・いっこう) 1966年、福岡県北九州市生まれ。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーに。 「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、 風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う。 著書に『風俗ライター、戦場へ行く』『連続殺人犯』『震災風俗嬢』 『新版 家族喰いーー尼崎連続変死事件の真相』『冷酷 座間9人殺害事件』 『昭和の凶悪殺人事件』など。
  • エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法
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    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法がある。これは、ひとりの技術者がエコシステムとエンジニアリングとデザインを同次元で考えることで初めて解決できる総合的な空間のデザイン手法のひとつだ。デザイン対象は、外部空間そのものだ。(「はじめに」より抜粋) 【著者略歴】 小川 総一郎(おがわ・そういちろう) ペンシルベニア大学芸術大学院ランドスケープ・アーキテクチャ修了(M.L.A.)1983年5月。登録ランドスケープアーキテクトRLA00100。技術士(建設部門/建設環境)。APECエンジニア(civil)。 エコラン研究所 代表 2017年4月~。信州大学学術研究院農学系 特任教授 2022年4月~。 【目次】 1. エコロジカル・ランドスケープ事例 パルタウン城西の杜/水戸ニュータウン多自然型調整池/Green Avenueあざぶの丘/ヌーヴェルゴルフ倶楽部 2. 理念 01 環境を総合的にデザインする 02 人はエコシステムの一員 03 エコロジカル・ランドスケープの目指すところ 04 エコロジカル・ランドスケープの三要素と三原則 05 原則1:地域環境の潜在能力を見きわめる 06 原則2:人が手をつけてよいところといけないところを正しく認識する 07 原則3:人が1/2造り、残りの1/2を自然に創ってもらう 08 生物多様性を意識して空間を造る 3. デザイン・プロセス 09 VCSP プロセス:10のデザインステップで考える 3-1 ビジョン 10 ステップ1:プログラミング・マトリックスで課題を発見する 11 ステップ2:アイデアの適正さを早期に見定める 3-2 コンセプト 12 ステップ3:フロー作成して考える順番を確認する 13 ステップ4:デザインに必要な情報を収集する 14 ステップ5:ブレイン・ストーミングで将来像を共有する 15 ステップ6:コンセプトをHOWで構築し、情景を設定する 3-3 シナリオ 16 ステップ7:コンテでデザイン・プロセスを分解する 17 ステップ8:画(え)コンテで情報を視覚化する 18 ステップ9:エスキスで空間イメージを表現する 3-4 プレゼンテーション 19 ステップ10:デザインを伝え、信頼を得る 4. デザイン手法 4-1 環境情報をデザインに反映する手法 20 環境情報を3Dで表現する 21 Web 情報を収集して環境テーマ図を作成する 22 環境テーマ図から環境応用図を作成する 23 環境要素を重ね合わせて環境を総合的に理解する 4-2 エンジニアリングをデザインに関連付ける手法 24 地形を自由にコントロールする 25 地形と排水と植栽を同時に操作する 26 群落単位で植生を考える 27 水循環と安全で美しい雨水排水を考える 4-3 デザイン感覚を磨く手法 28 形ではなく情景を伝える 29 文章からスケッチを描く 30 スケッチから文章を書く 31 写真の上にイメージを描く 4-4 スケール感覚を磨く手法 32 スケール感覚は相対的なものと考える 33 どこで風景を切り取るか意識する 34 ものの見え方の仕組みを理解する 35 目の高さを意識してスケッチを描く 36 条件からスケッチを描く 37 スケッチ定規とスケッチシートでスケッチを描く 38 スケッチから平面図に変換する 4-5 デザイン資源をストックする手法 39 見る、描く、コメントする 40 偶然性と必然性に想像力を加える 41 オリジナル・パタンを蓄える 4-6 空間構成を演出する手法 42 風景を分解し再構築する 43 遠景・中景・近景の役割を考える 44 シークエンスとストーリー展開を想定する 45 特定視点場を設定する 46 軸線(Line)のデザイン 47 囲み(Enclosure)と開放性(Openness)のデザイン 48 視距離とテクスチャを意識する 4-7 デザインを表現する手法 49 フリーハンドスケッチに慣れる 50 透明水彩(Watercolor)で情景を表現する
  • 海軍戦争検討会議記録 太平洋戦争開戦の経緯
    4.0
    「海軍が最後まで譲らなかったのは、自動的参戦はいやだという一点にありき」(井上成美海軍大将) 日本海軍はなぜ太平洋戦争に突入したのか? この議題を元に、敗戦間もない1945年12月、生き残った日本海軍最高首脳者による、極秘の戦争検討会議が行われていた。 永野修身元帥以下、開戦前後の軍政軍令の責任者、幕僚など29名が参加し、翌年1月にかけて、この特別座談会は4回行われる。 記録を託されたのは、戦時中に東條を批判して懲罰召集をされた「竹槍事件」の新名記者だった。 海軍などの助力で召集を解除され、海軍報道班員として敗戦を迎えた氏が、30年以上秘蔵した後に公開した一級資料、復刊! 解説・戸高一成 ※本書は、1976年12月に毎日新聞社より刊行された作品を新書化したものです。底本には1976年の初版を使用しました 【目次】 「海軍特別座談会」について<序に代えて> 大東亜戦争開戦前の国内情勢――特別座談会(昭和20年12月22日) 三国同盟――第一回特別座談会(昭和21年1月17日) 満州事変から太平洋戦争へ――第二回第一次特別座談会(昭和21年1月22日) 日米開戦に至るまでの用兵、戦備――第二回第二次特別座談会(昭和21年1月22日) 「海軍特別座談会」出席者略歴 付録 井上成美航空本部長 申継  陸海軍中央統帥組織  陸海軍等主要職員一覧表  年表  あとがき  解説 戸高一成
  • ファークライ アブソリューション
    -
    スピンオフ作品『ファークライ ニュードン』が発売されたばかりの人気ゲーム『ファークライ5』に、今度はその前日譚が描かれた公式小説が登場。 “洗脳”が“正義”のクソったれな世界にメアリー・メイが立ち向かう!! <あらすじ> モンタナ州、ホープカウンティだ――。 かつて自由人と勇士の土地だったこの町は、カルト教団〈エデンズ・ゲート〉の本拠地になっていた。 彼らは平穏な生活にじわじわと入り込み、言葉巧みに住民たちを“信仰”という鎖で縛りつけたのだ。 この町でバーを経営するメアリー・メイ・フェアグレイブは、エデンズ・ゲートに大切な家族を奪われた。 教団の執拗な嫌がらせの末、父親は不審な死を遂げ、教祖“ファーザー”に心酔する弟のドリューは消息を絶ったままだ。 警察の捜査もあてにならない。 メアリー・メイは自身の手で事件を解決しようと決意する。 ときを同じくして、教団のまやかしから解放された者がいる。 ハンターとしてエデンズ・ゲートに奉仕するウィル・ボイドは、人生最悪の時期に、教団に救われたひとりだ。 だが、旧友の娘であるメアリー・メイを確保する任務を課せられたことをきっかけに、自らの過ちに気づく。 これまで信じてきたことと、この町で現実に起こっていることがあまりにかけ離れていることを彼はようやく理解したのだ。 熱狂的な信者を従えたエデンズ・ゲートはおそろしく危険な強敵で、メアリー・メイに勝機はなかった。 だが、ウィルとの邂逅によって、彼女の運命は変わっていく。 そしてそれは、ウィルにとっても同じだった──。 人気ゲーム『ファークライ5』の前日譚を描いたオリジナル小説、待望の日本上陸!! ダウンロードコードは文庫版のみの特典となります。 あらかじめご了承ください。 著者について アーバン・ウエイト URBAN WAITE 邪悪な内容の物語を書くナイスガイ。あるいはその逆で、善良な話を書くバッドガイのときもある。これまでの著作には、“The Terror of Living (生存への恐怖)”“The Carrion Birds(腐肉食鳥)”“Sometimes the Wolf(ときどき狼)”がある。全作が<エスクワイア>誌や<ボストン・グローブ>紙などの年間優秀小説リストに選出され、9ヶ国語に翻訳されて20ヶ国以上の国で発売されている。 訳者訳者略歴 阿部清美 KIYOMI ABE 翻訳家。主な訳書に『24CTU 機密記録』シリーズ、『24 TWENTY FOUR シーズ ン7-8』『メイキング・オブ・「トワイライト・初恋」』『タイラー・ロックの冒険』シリーズ(小社刊)、『アサシン クリード 預言』『アサシン クリード 血盟』(ともにヴィレッジブックス刊)、『ギレルモ・デル・トロ創作ノート 驚異の部屋』『クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』『ギレルモ・デル・トロの怪物の館 映画・創作ノート・コレクションの内なる世界』『ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター 混沌の時代に贈るおとぎ話』(DU BOOKS刊)、『クリムゾン・ピーク』(扶桑社刊)、『シェイプ・オブ・ウォーター』『アサシン クリード オリジンズ 砂上の誓い 上・下』(小社刊)などがある。
  • 自己肯定感を上げる OUTPUT読書術
    4.1
    ///一歩踏み出す勇気を、読書×行動(OUTPUT)から始めよう。/// 2021年は激動の時代を迎える。 コロナ禍で先行きが不透明になり、大不況の足音が聞こえてくる。 ただ、そんな時にも勇気を持って、一歩踏み出そう。 本書は、そんなあなたの第一歩を「読書×行動」、つまりOUTPUT読書術によって踏み出すことを提案している。 読書はそもそもINPUTがメインだが、本書ではあえてOUTPUT――それは行動変容を促す第一歩の行為――だと定義している。 OUTPUTをするということは、そもそも第三者や社会に対して、自分の考えを伝えるという行為に他ならない。それは、一個人の存在を屹立しなければ、この時代を乗り越えることができないことともいえる。 著者は「渋い声」でお馴染みのアバタロー氏。書評YouTuberの中でもひと際異彩を放つ謎の人物である。 【著者略歴】 アバタロー 書評YouTuber 早稲田大学文学部卒業。日中はふつうのサラリーマンとして、某外資系企業にて管理職をしている。趣味である読書の延長として、書評YouTubeチャンネルを立ち上げたところ2020年1月に大ブレイク。「読書が苦手な人でも、古今東西の難解な名著がラジオ感覚で楽しめるチャンネル」として話題となり、本格稼働から僅か1年で、登録者数は15万人を突破。現在も自身のチャンネルを通じて、読書の楽しさを伝えることを生き甲斐として、配信活動を続けている。
  • 京都 銀月アパートの桜
    NEW
    -
    生粋の京都人淺山泰美は百年前の大正ロマンが漂う銀月アパートの魅力と庭に咲くしだれ桜の美しさを物語る。 京都が、いきいきと目を覚ます。 このような才媛に声をかけられるのは、 千年来のことなので。 わたくしも、目を瞠る。 ピュアな水晶少年のイメージをもって登場した詩人の、多彩きわまりない円熟ぶりに。 (帯文:新川和江) 京都に生まれ育った詩人が、京都のまち・人・自然・文化を慈しむように綴るエッセイと短歌と写真。 【目次】 Ⅰ 桜めぐり ポエトリーガーデン ウエサク祭の夜 観音さま日和 月晶丸 いぬの仔もねこの仔もひとの子も 四月のダライラマ 伯母するひと ライアーに出逢った頃 読む詩歌う詞 ライアーと歩む日々 Ⅱ 昭和ドリームランド あの人は、今 石好き 「塩」を運ぶ 明美さんの灯り 一期一会ということ 茶道入門 天女座を訪ねて 妖精の声 猿のはなし 水絵の町で 高野橋西詰 奇 跡 東福ノ川会 『オーク』があった頃 Ⅲ 久世光彦さん ゆめまぼろし 幻の唄 神様の演出 幸福の電話 久世さんと神戸で 卒 哭 アスパラ豆腐の味 久世さんの墓所で Ⅳ 銀月アパートの桜 あとがきにかえて 銀月アパートという謎 撮影データ 初出一覧 略歴 【著者】 淺山泰美 1954年5月、京都市伏見区に生まれ。同志社大学文学部文化学科美学専攻卒。第一詩集「水槽」を28歳で出版後、ポエトリーリーディングを始める。1988年、詩誌「庭園」を創刊。編集発行人を務める。『月暈』『ミセスエリザベスグリーンの庭に』『ノクターンのかなたに』等九冊の詩集を刊行するほか、写真文集『木精の書翰』小説集『エンジェルコーリング』がある。2000年にライアー(竪琴)に出逢い、2001年6月、ゲルトナーのソプラノライアーを得てライアーを学び始める。
  • 理解を深める土質力学320問
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  土質力学に関する教科書は多数出版されているが,演習問題に特化した問題集は少ない。そのため高等専門学校および大学の学部の学生が、土質力学の理解を深めるのに役立つ問題集として執筆された。土質力学の基礎的専門知識の理解を深める演習書として,本書を活用して頂けることを願っている。なお本書は「基礎からの土質力学」に章立ておよび内容が対応している。 【著者略歴】 常田 賢一(ときだ けんいち) 大阪大学名誉教授 澁谷 啓(しぶや さとる) 神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 教授 片岡 沙都紀(かたおか さつき) 神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 助教 河井 克之(かわい かつゆき) 近畿大学 理工学部 社会環境工学科 教授 鳥居 宣之(とりい のぶゆき) 神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 教授 新納 格(にいろ ただし) 大阪府立大学工業高等専門学校 総合工学システム学科 教授 秦 吉弥(はた よしや) 大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻 (社会基盤工学)元准教授 【目次】 まえがき 第1章 土の生成と土質力学の基本 第2章 土の物理的特性と試験法 第3章 有効応力と間隙水圧 第4章 締固め 第5章 透水特性 第6章 圧密 第7章 せん断 第8章 地盤特性と調査法 第9章 地盤内応力 第10章 土圧 第11章 支持力 第12章 斜面の安定 第13章 自然災害と地盤防災 第14章 地盤の設計基準類と安定化対策 第15章 総合問題・公務員試験問題 記述問題:解答編
  • アマの知らない マル秘定跡
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「こんな有力手順があったのか!?」大好評だった前作「最新戦法マル秘定跡ファイルから約1年半。村田五段が最新の関西研究をひっさげて渾身の第2弾を放つ!「最新戦法の狙いと特徴を説明した上で、有力と思われる対策を分かりやすく解説することを目標にして執筆に取り組みました」(まえがきより) 村田五段がいうように、本書は最新の流行戦法の定跡を学びつつ、さらに、村田五段のとっておきの有力手順をこっそり伝授するもの。いろいろな戦法で、相手の知らない有力手順を知っていることがどれほど有利か、将棋ファンの皆さまなら言わずともお分かりのはずです。ライバルに差をつける、まさにマル秘定跡の名にふさわしい一冊!ぜひ手にとって読んで、実戦で試してみてください。 ■CONTENTS 【第1章】石田流対策 中飛車左穴熊/【第2章】ゴキゲン中飛車対策 先手5八金右超急戦/【第3章】ダイレクト向かい飛車対策/【第4章】後手3二飛戦法対策/【第5章】後手角道オープン型四間飛車対策/【第6章】先手四間飛車対策/【第7章】一手損角換わり対策 急戦/【第8章】横歩取り対策 先手持久戦 ■著者 村田顕弘(ムラタアキヒロ) 1986年7月14日生まれ、富山県魚津市出身。1999年6級で中田章道七段門。2001年2月、初段。2007年10月1日、四段。2012年3月6日、五段。居飛車、振り飛車なんでも指しこなすオールラウンダー。今後のさらなる活躍が期待される関西若手棋士の一人。詰将棋創作を得意とし、詰将棋の分野でも活躍中。2012年1月から将棋世界(日本将棋連盟発行)の詰将棋サロンを担当。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 洪思翊中将の処刑
    -
    1巻997円 (税込)
    冤罪に対し、なぜ弁明もせず絞首台に上ったのか? 日本・朝鮮・米国の歴史に翻弄されつつも、武人らしく生きた朝鮮人・帝国陸軍中将の記録。 洪思翊は、大韓帝国最後の皇帝に選抜されて日本の陸軍中央幼年学校に入学、(朝鮮王家以外では)朝鮮人として最高位の中将にまで出世した人物である。 しかし終戦直後から始まったフィリピン軍事裁判で、フィリピンの捕虜の扱いの責任を一方的に問われ、死刑に処せられた。 太平洋戦争に従軍した山本七平が、 ・洪思翊中将が、アメリカをはじめとする連合国の軍事裁判の横暴さに対して、なぜ弁明もせず絞首台に上ったのか。 ・そもそも生活に困っていたわけでもない朝鮮人エリートが、なぜ日本軍に入ったのか。 「忠誠」とは何か。 について問う。 ■「あとがき」からの抜粋 「関心をもった」とか「興味をひいた」とかいう言葉は、使うには余りに深刻な問題だが、あえて「関心の的」がどこにあったかといえば、それは「法廷の場」である。洪中将の「無言」にはじめは軽い失望を覚えたが、この「無言の主役」をはさんでの検察側と弁護側との応酬、日本人証人の証言や「ヘイズ日記」等を読んでいくと、幾度か息詰るような場面が出てくる。  では一体、裁かれているのはだれなのか。洪中将なのか。否、それは一面では「日本的あいまいさ」とでも言うべきものである。日本は「ジュネーブ条約」を批准していない。批准しなかったのは洪中将の責任ではない。従って「ジュネーブ条約の第何条云々」で洪中将の責任を問うのは筋違いだ、こうはっきり明言できれば、それはそれですっきりする。  しかし「ジュネーブ条約は批准しない」が、「それに基づいて」とか「……の精神で」とか言うと、洪中将の責任の範囲がきわめてあいまいになってしまう。そしてこの「日本的あいまいさ」は、今も決して消えてはいまい。と同時に一種の不気味ささえ感ずるのが、アメリカ側の“形式論理”の積み重ねである。これを「リーガル・マインド」というのであろうか? それは最終的には実態から遊離した「論理を積み重ねた虚構のピラミッド」のように見えてくる。  だが、彼らにとってはこれが「事実」で、判決は同時にこの事実の確定なのである。ではこの「語られた事実」は果して「事実」なのか。ミー弁護人のいう「時の法廷」が裁くのはこの点で、裁かれているのはアメリカであろう。そしてこの「時」を体現していたかの如く無言で立つのが洪中将である。こういう視点で読むと、四十年前に行われたこの裁判はきわめて今日的であることに気づく。 【著者略歴】 山本七平(やまもと・しちへい) 評論家。ベストセラー『日本人とユダヤ人』を始め、「日本人論」に関して大きな影響を読書界に与えている。1921年生まれ。1942年青山学院高商部卒。砲兵少尉としてマニラで戦い補虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携わる。1970年『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。日本文化と社会を批判的に分析していく独自の論考は「山本学」と称され、日本文化論の基本文献としていまなお広く読まれている。1991年没(69歳)。
  • 恋愛詩集
    3.7
    出会い、片恋、成就、激情、エロス、裏切り、別れ、追慕……。古今東西の詩人は、愛の諸相をいかにうたってきたのか。詩人・小池昌代独自の鑑賞眼で厳選された39篇が、どこかに置き忘れた感情を呼び覚ます。恋愛中の人はもちろん、そうでない人、ふだん詩になじみのない人にこそ読んでほしいアンソロジー。詩人略歴付き。
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている
    3.7
    停滞する日本経済、職場の人間関係、仕事の成果が思ったように上がらない―。このようなサラリーマンの一般的な悩みについて、世界中の学者が研究を進めています。そして近年、着実にこの悩みに対する「答え」は出そろい始めているのです。さあ、みなさんも一緒に、世界最高の学者たちが導きだした世界最高の「答え」を手に入れましょう。 ■CONTENTS 【第1章】なぜ、いくらがんばっても給料が上がらないのか?―あなた自身、あなたの会社、そして日本全体が潤うための経済成長理論/【第2章】なぜ、お金が貯まらないのか?―行動経済学から学ぶあなたがお金を貯められない理由と簡単にお金を貯める方法/【第3章】どうすれば楽して出世できるのか?―ポジティブ心理学から学ぶ自分を最大限活かす方法/【第4章】どうすれば職場の人間関係はうまくいくのか?―組織行動論による人間関係のマネジメント/【第5章】どうすれば仕事はうまく回るのか?―人類を月に連れていったプロジェクトマネジメントの力/【第6章】なぜ、いくら仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか?―ポジティブサイコロジーが教えてくれる幸せな家庭のレシピ/【終章】それでも悩みのつきない日々をどう生きれば良いのか? ■著者 西内啓(ニシウチヒロム) 東京大学医学部健康科学科卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、現在は国内外の社会を健康にするための様々なプロジェクトにおいて調査および戦略立案をコンサルティングしている。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 神とトランプとプーチンと
    -
    1巻509円 (税込)
    前作『あなたも使いこなせる トランプ流 勝利の方程式』好評につき、第二弾発刊! トランプとプーチン、両大統領の“信仰”にフォーカスした、最新の時事解説!「日露平和条約」、「中国包囲網」の必要性について、国内のテレビや新聞ではあまり取り上げない、著者ならではの切り口から説明した入門書として、国際政治に関心のある方はもちろん、少し苦手な方にも読みやすい内容になっております。流動化する国際政治に対して、日本はどう対応すべきか、ぜひご一読下さい。 【目次】 ■まえがき ■第1章 トランプが大統領選挙で勝てたのは「潜在意識の力」のおかげ? トランプは潜在意識の達人? 考え方をポジティブ・シンキングにするには ■第2章 プーチンはどん底のロシア経済を宗教で再生した 「ソ連崩壊」を予言した小室直樹氏 なぜプーチンはロシアを再生できたのか? ■第3章 今、なぜ日露平和条約? プーチンの意図と守護霊の声 プーチンの日露平和条約の新提案は突然ではない まずは平和条約という「信頼関係づくり」を ■第4章 世界が認めない米朝会談の偉大な成果 米朝首脳会談でのトランプは宗教的だった 日本は北朝鮮とどう向き合うべきか ■第5章 中国に屈服したバチカンと、抵抗するウイグル 「自由・民主・信仰」を世界に 「自由」と「民主」だけでは中国の人権弾圧を止められない バチカン・カトリック教会が中国に屈服 ■第6章 「神なきグローバリズム」による第三次世界大戦を阻止せよ 第一次世界大戦の本当の教訓はグローバリズムへの警鐘 中国の一帯一路に対抗せよ ■あとがき 【著者略歴】及川幸久(おいかわゆきひさ) 宗教家、政治活動家、幸福実現党外務局長 1960 年生まれ、上智大学文学部、国際基督教大学行政学大学院修了。米国メリルリンチ社、英国投資顧問会社勤務を経て、幸福の科学に出家。幸福の科学国際本部長、北米本部長に就任。 2012 年、幸福実現党外務局長として、米国で慰安婦問題の虚偽を訴える活動を開始。米国各地のラジオ番組に国際政治コメンテーターとして出演。 2016 年、YouTube「及川幸久のトランプ・チャンネル」、ツイッター「トランプ和訳解説@及川幸久」を開設。マスコミが伝えないトランプ大統領の情報を発信中。 著書『あなたも使いこなせる トランプ流 勝利の方程式―考え方には力がある―』(幸福実現党刊)
  • 英語原文で味わうSherlock Holmes1 緋色の研究/A STUDY IN SCARLET.
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    1~5巻770~891円 (税込)
    世界中の熱狂的なファンを魅了する探偵小説の最高傑作 2014年1月6日に【生誕160年】を迎えた 世界で最も有名な名探偵シャーロック・ホームズ。 アーサー・コナン・ドイルによるシャーロック・ホームズシリーズの長編第1弾『緋色の研究』。 初めてホームズが登場し、天才的な観察力と推理力で殺人事件の謎に迫る。 殺害された中年の男性の正体は? そして、壁に残された「RACHE」という血文字と指輪が意味するモノは――。 本書には、アーサー・コナンドイルによる英語版原文が収録されています。 本格推理小説を原文で味わうことができます。 【目次】 1.シャーロック・ホームズ誕生秘話 2.シャーロック・ホームズ略歴 3.アーサー・コナン・ドイル略歴 4.時代背景 5.A STUDY IN SCARLET.(緋色の研究)あらすじ 6.A STUDY IN SCARLET.(緋色の研究)英語版原文  ●PART I  ●Chapter 1 MR. SHERLOCK HOLMES.  ●Chapter 2 THE SCIENCE OF DEDUCTION.  ●Chapter 3 THE LAURISTON GARDEN MYSTERY  ●Chapter 4 WHAT JOHN RANCE HAD TO TELL.  ●Chapter 5 OUR ADVERTISEMENT BRINGS A VISITOR.  ●Chapter 6 TOBIAS GREGSON SHOWS WHAT HE CAN DO.  ●Chapter 7 LIGHT IN THE DARKNESS.  ●PART II _The Country of the Saints._  ●Chapter 1 ON THE GREAT ALKALI PLAIN.  ●Chapter 2 THE FLOWER OF UTAH.  ●Chapter 3 JOHN FERRIER TALKS WITH THE PROPHET.  ●Chapter 4 A FLIGHT FOR LIFE.  ●Chapter 5 THE AVENGING ANGELS.  ●Chapter 6 A CONTINUATION OF THE REMINISCENCES OF JOHN WATSON, M.D.  ●Chapter 7 THE CONCLUSION.
  • 泉鏡花 現代語訳集 別巻1 外科室・夜行巡査、他4編
    5.0
    1~9巻220円 (税込)
    泉鏡花の短編作品の現代語訳。 【収録作】  外科室・夜行巡査・怪談女の輪・蛇くひ・夜釣・清心庵、以上6編 【あとがき より】 本書は、明治後期から昭和の初めにかけて活躍した作家、泉鏡花(1873-1939)の作品の現代語訳である。 鏡花の作品世界に満ち溢れる、美妙幽玄な魅力を音に聞き、それを味わってみようと足を踏み入れたものの、特異な文体によって描き出される風景の綺羅のような輝きに目を眩まされ、道半ばで現の世に戻らざるを得なかった人はけっして少なくないだろう。 訳者が目指したのは、現代の一般的読者が、大きな困難を感じることなく、内容を把握しながら読み通すことのできる文章に仕上げることであった… 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • 私の財産告白
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    伝説の投資家・億万長者として知られる本多静六氏が、蓄財と投資哲学・手法、勤労家としての処世哲学を余すところなく説いた戦後の一大ベストセラー。 ●目次 私の略歴 自序 私の財産告白  一、貧乏征伐と本多式貯金法  二、金の貯め方・殖やし方  三、最も難しい財産の処分法  四、金と世渡り  五、これからの投資鉄則 私の体験社会学  一、儲かるとき・儲からぬとき  二、儲ける人・儲けさせる人  三、人間的サラリーマン訓  四、人を使うには・人に使われるには  五、平凡人の成功法
  • キヤノン リーディング・カンパニー シリーズ
    4.0
    内田社長の幼少時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、キヤノンの創業時からこれまでの歩み、キヤノンのDNAを受け継ぐスペシャリスト7人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、キヤノンの企業データが付録され、この一冊でこれまでのキヤノンの歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • キリンビール リーディング・カンパニー シリーズ
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    三宅社長の学生時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、キリンビールの創業時からこれまでの歩み、キリンビールのDNAを受け継ぐスペシャリスト7人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、キリンビールの企業データが付録され、この一冊でこれまでのキリンビールの歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • 清水建設 リーディング・カンパニー シリーズ
    4.0
    宮本社長の幼少時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、清水建設の創業時からこれまでの歩み、清水建設のDNAを受け継ぐスペシャリスト7人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、清水建設の企業データが付録され、この一冊でこれまでの清水建設の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • JFEスチール リーディング・カンパニー シリーズ
    3.0
    馬田社長の幼少時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、JFEスチールの創業時からこれまでの歩み、JFEスチールのDNAを受け継ぐスペシャリスト5人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、JFEスチールの企業データが付録され、この一冊でこれまでのJFEスチールの歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • 住友電気工業 リーディング・カンパニー シリーズ
    -
    松本社長の幼少時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、住友電気工業の創業時からこれまでの歩み、住友電気工業のDNAを受け継ぐスペシャリスト6人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、住友電気工業の企業データが付録され、この一冊でこれまでの住友電気工業の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • 高島屋 リーディング・カンパニー シリーズ
    -
    鈴木社長の幼少時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、高島屋の創業時からこれまでの歩み、高島屋のDNAを受け継ぐスペシャリスト5人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、高島屋の企業データが付録され、この一冊でこれまでの高島屋の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • 大和ハウス工業 リーディング・カンパニー シリーズ
    5.0
    樋口会長と村上社長のトップ取材、大和ハウス工業の創業時からこれまでの歩み、大和ハウス工業のDNAを受け継ぐスペシャリスト7人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、採用情報など、大和ハウス工業の企業データが付録され、この一冊でこれまでの大和ハウス工業の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • 東芝 リーディング・カンパニー シリーズ
    -
    西田社長の入社時のエピソードや東芝が勝ち組企業として生き残っていくためのキーワードなどをまとめたトップ取材、東芝の創業時からこれまでの歩み、東芝のDNAを受け継ぐスペシャリスト8人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、取締役の略歴、ここ10年間の業績推移、主要商品一覧、採用情報など、東芝の企業データが付録され、この一冊でこれまでの東芝の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • 丸紅 リーディング・カンパニー シリーズ
    3.0
    勝俣社長(現会長)の学生時代や入社当時の思い出などをまとめたトップ取材、丸紅の創業時からこれまでの歩み、丸紅のDNAを受け継ぐスペシャリスト7人衆のインタビュー、さらに企業・業界を知りつくした専門家2名の記事をプラスし、盛りだくさんの情報を掲載。 グループの全体像や組織図、役員の略歴、ここ10年間の業績推移、採用情報など、丸紅の企業データが付録され、この一冊でこれまでの丸紅の歩みと今、そして未来像が一目でわかります。
  • 【無料小冊子】イチロー引退会見全文
    無料あり
    5.0
    【こちらは無料小冊子版となります】 2019年3月21日、メジャーリーグのシアトル・マリナーズに所属するイチロー選手が、プロ野球選手として現役を引退することを表明しました。 本書で、通算4367本もの安打を放ち、数々の金字塔を打ち立て、記録にも記憶にも残るであろうイチロー選手の引退会見全文のほか、これまでの略歴、会見を振り返り、改めて言葉では形容しがたい、イチロー選手の偉大さを感じ取っていただければ、と思います。

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  • 声だけ愛して【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    骨董店に勤務するナオミは、オペラハウスで偶然、著名画家ブランと出会う。ナオミの姉、ダイアナはその話を聞くと、ナオミに彼の秘書となり、情報を流して欲しいと懇願する。ジャーナリストのダイアナは、マスコミ嫌いのブランの特ダネを欲しがっていたのだ。愛する姉の頼みを断れずナオミは、ブランの要望に応じてテープに録音した略歴を送り、見事、秘書に採用される。罪悪感に苛まされつつ、秘書として仕事を始めるナオミだったが、ブランにはとんでもない秘密が!?

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  • ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - 【無料お試し版】
    無料あり
    3.7
    ※※ こちらの【無料お試し版】では、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の一部と、 特別企画として、合計70のモノを手放すルールのうち著者が厳選した10のルールを紹介します!! 続きが気になった方は是非、本編(有料版)にてお楽しみ下さい。※※ 【ミニマリスト宣言!!】 持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方。 ぼくはモノを減らすことで何もかもが変わり、なぜか毎日「幸せ」を感じられるまでになってしまった。 誰かと比べてばかりいて、みじめだった。将来への不安で、ずっと停滞していた自分が動きはじめた。 最小限にしたからこそ、見えてくる本当の豊かさ。モノが少ない幸せがあることを知った。 モノも情報もあまりに複雑化した現代。 そのノイズに阻まれて、本当に自分に何が必要なのか、何を大事にしたいのかさえわかりにくくなっている。 できるだけ多くのモノを手に入れるのが唯一の正解だった時代はもう終わった。 それがほんとうの「幸せ」にはつながらないことをなんとなくみんなが気づき始めている。 生き方にはもっと自由な選択肢があっていいはず。 他人の目線ばかり気にした世界から、自分の声に耳を澄ませてみること。 断捨離からミニマリストへ。 終わりのないモノへの追求から一度思いっきり距離をとってみること。 これはもう一度「幸せ」について考え始めることに他ならない。 【著者略歴】 佐々木典士(ささきふみお) 編集者/中道ミニマリスト 1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教育学部卒。出版社のみを志望し、3年間就活をする。 学研『BOMB』編集部、INFASパブリケーションズ『STUDIO VOICE』編集部を経て、現在はワニブックスに勤務。 すべてを保存し、何も捨てられない汚部屋出身。2010年頃から、身のまわりのモノを手放し始める。 2014年クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに、ミニマリズムについて記すサイト『ミニマル&イズム less is future』を開設。本書が初の著書。 「ミニマル&イズム less is future」 minimalism.jp Twitterミニマル&イズム @minimalandism Mail nothing@minimalism.jp

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  • 2時間で丸わかり 仮想通貨の超入門書
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    1巻1,485円 (税込)
    愚者はバブルに踊り、賢者は確実に稼ぐ! 投資法/ブロックチェーン/リスク管理/コインチェック事件 ビットコインはもちろん、 今までの仮想通貨も、これからの仮想通貨もこれ1冊でOK! 本書は、知識ゼロの人に向けた仮想通貨の入門書で、 大切な部分だけを「これでもか! 」というくらい優しく書きました。 「そもそも仮想通貨って何なの?」 「仮想通貨のニュースを聞いても、用語からしてわからない」 「ビットコインって何? ブロックチェーンって何?」 「実在しない通貨なんて、信用できないよ」 「とにかく仮想通貨ってやつを買えっておけば、儲かるんだな! 」 といった方には特にオススメします! ●目次 第1章 仮想通貨がもたらす「変化」にはこう対応せよ! 第2章 こんなにすごい! ブロックチェーンの安全性 第3章 仮想通貨は残酷な世界を生きぬく最強ツールである! 第4章 価値ある仮想通貨を一瞬で見抜く方法 第5章 絶対覚える! 仮想通貨「投資」の常識 第6章 仮想通貨を作っている人に本音を聞いてみた ●著者略歴 鹿子木健(かなこぎ・けん) 株式会社メデュ代表取締役、ソフィア・アセットマネジメントクラブ代表。 香港株、中国不動産、フィリピン不動産、ゴールド・オイルCFD、外国為替、仮想通貨など、投資歴は15年。 「お金の教育」に取り組むファイナンシャルプランナーでもある。 専門は資産防衛教育。1994年より中国と関わり続け(うち12年は中国在住)、 中国人富裕層の資産防衛の考え方を学んだ。 ビットコインに資産分散する中国人富裕層の実態を目の当たりにし、 デジタル通貨の需要と時代の変化を体感。 「仮想通貨と資産防衛戦略研究会」を始動、 仮想通貨を新しい社会インフラととらえた仮想通貨時代の資産防衛を伝授している。

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  • IoTシステムのプロジェクトがわかる本 企画・開発から運用・保守まで
    4.0
    今後ますます増えていくIoTシステム。 従来の業務システムとの違いなど、 基本的なポイントを押さえれば、 決して難しくはない! - IoTシステムの基本構造とは? - 利用するデバイスとその使い方は? - ネットワークはどう構築する? - 多様で膨大なデータをどう扱う? - 開発スケジュールの立て方は? - システム企画書はどう作る? - データフロー図の描き方は? - AIの効果的な活用とは? ◆すぐに使えるテンプレート集のダウンロード特典あり! - システム企画書 - システム構成図 - データフロー図 - デバイス仕様表 - 接続シーケンス図 - チェックリスト ◆対象読者 - IoTシステムのプロジェクトの企画者やプロジェクトマネージャー - 既存の業務システムのIoT化を担当する方 - これからIoTシステムの開発に携わるエンジニア ◆著者略歴 西村泰洋(にしむら・やすひろ) 富士通株式会社 フィールド・イノベーション本部 ヘルスケアFI統括部長 IoTシステムを中心にさまざまなシステムと関連するビジネスに携わる。 情報通信技術の面白さや革新的な能力を多くの人に伝えたいと考えている。 著書に『図解まるわかり サーバーのしくみ』『絵で見てわかるRPAの仕組み』(以上、翔泳社) 『デジタル化の教科書』『図解入門 最新 RPAがよ~くわかる本』(以上、秀和システム)などがある。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 合気道入門 正確な稽古で基本を極める
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界140の国と地域で、老幼男女に愛好される合気道。国内の道場数は2400。 その技法指導の中心である合気道本部道場の植芝道場長が、合気道の基本技を演武・解説する入門書の決定版!! 従来の実技書よりも1.5~2倍のカット数の連続写真と、別角度・拡大写真を多用した詳細な解説ページで基本をわかりやすく解説。 はじめに ●技の稽古の前に  礼/構え  立ち方/座り方  膝行  基本の体捌き……入身/転換/転身/転回  受身……後方反転受身/後方回転受身/前方回転受身/固め技受身  手首関節柔軟……第二教鍛錬法/小手返し鍛錬法  背伸運動 ●投げ技  入身投げ……正面打ち入身投げ/横面打ち入身投げ/片手取り入身投げ (相半身・逆半身)  四方投げ……片手取り四方投げ (逆半身) 表・裏/半身半立ち片手取り四方投げ/横面打ち四方投げ 表・裏  天地投げ……両手取り天地投げ 表・裏  回転投げ……片手取り回転投げ (内回転・外回転) ●投げ固め技 小手返し…突き小手返し/正面打ち小手返し/片手取り小手返し ●固め技  第一教……正面打ち第一教 表・裏/正面打ち第一教 (座技) 表・裏/片手取り第一教 (相半身) 表・裏  第二教……正面打ち第二教 表・裏/肩取り第二教 表・裏  第三教……正面打ち第三教 表・裏/後ろ両手首取り第三教 表・裏  第四教……正面打ち第四教 表・裏 ●呼吸力の養成  呼吸法…座法/立法(諸手取り呼吸法)表・裏) 合気道と公益財団法人合気会 歴代道主略歴
  • 愛蔵版 心に響く101の言葉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■藤原氏ゆかりの奈良の古刹・興福寺の前貫首が、仏の教えと深い学識をもとに古今の名言を選び、自らの書とエッセイで綴る。心に響く、迷いが晴れる、言葉による人生の処方箋。 「沈黙によって魂を洗う」「自然は自己のひろがり」「あるがまま雑草として芽を吹く」――。名著『心に響く99の言葉 東洋の風韻』の増補改訂版として、あらたな言葉を追加収録。 [目次] 第1章 人生は、自分の心で決まる 第2章 ままならぬことは、まかせよう  第3章 変わる世界、変わらない世界 第4章 仏の教えと唯識 <著者略歴> 多川俊映(たがわ・しゅんえい) 1947年、奈良県生まれ。立命館大学文学部心理学専攻卒。2019年までの6期30年、奈良にある法相宗大本山興福寺の貫首を務めた。現在は寺務老院(責任役員)、帝塚山大学特別客員教授。貫首在任中は世界遺産でもある興福寺の史跡整備を進め、江戸時代に焼失した中金堂の再建に尽力した。また法相宗の教義である「唯識」の普及に努め、著書に『唯識入門』『俳句で学ぶ唯識 超入門―わが心の構造』(ともに春秋社)や『唯識とはなにか』(角川ソフィア文庫)、『仏像 みる・みられる』(KADOKAWA)などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『愛蔵版 心に響く101の言葉』(2021年6月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 愛と死について
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人がその一生で歌い続けるのは「愛の歌」であり、それは美しい思い出として蒼い宝石のように輝く。著者は詩人の心でその輝きをみつめ、その中に潜む愛と死について考察する。著者とともに流麗な調べにのって愛の彷徨におもくむであろう。 【目次より】 第一部 愛と死について 一 愛について(一) 二 愛について(二) 三 友情について 四 孤独について 五 死について 六 歳月について 七 別れについて 八 手紙について 九 告白について 十 愛の詩について 第二部 文学に現われた愛と死 一 ゲーテの世界 二 サン・テクジュペリの世界 三 人間的信の悲劇 シェイクスビア『オセロー』 四 情熱と神話 ルージュモン『愛について』 五 トルストイにおける芸術と自然 六 人間的愛の悲劇 ドストエフスキィ『カラマーゾフの兄弟』 七 キェルケゴールにおける詩と沈黙 八 キェルケゴールにおける愛と死 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 佐々木 徹 1941年生まれ。哲学者、評論家。追手門学院大学名誉教授。専門は哲学・比較思想比較文化論。 著書に『愛と死について』『美は救済たりうるか』『西谷啓治 その思索への道標』『魔的なるもの 美と信の問題』『こころの橋 - 詩と小品』『愛と別れについて』『近代文学と仏教』(共著)『悲の思想 文学にみる生老病死』『木下恵介の世界 愛の痛みの美学』『東山魁夷を語る』(共著)など。
  • アイヌ童話集
    4.0
    自然や神(カムイ)と自由闊達に交流してきたアイヌの人々。彼らの間に伝わる様々な童話・説話には、アイヌ世界の豊穣が存分に描かれている。はじめてアイヌ文学に触れる人でも親しみやすいお話16編を集めた、珠玉の童話集。  まえがき よもやま昔話  口のきけない子と熊の話  流れてきた子どもの話  鬼が島せいばつの話  雲の船と男の子の話  チャランケの話  砂でつくった鯨の話  おばけ鳥の話  センタカイヌの話  鬼鹿毛どのの話 パナンペ・ペナンペ昔話  鬼のわなの話  金と銀の子犬の話  腹のなかの小鳥の話 オキクルミの昔話  日の女神を救いだす話  ききん魔を救い出す話  神々がざんげ話をする話  生いたちと晩年の話 解説 著者略歴
  • 愛の秩序
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 プラトン、アウグスティヌスを経て今日まで西洋文化に広範な影響を及ぼした「愛の秩序」の全体像を解明して、現代に問うた問題作。 【目次より】 I 愛には秩序があるか 1 愛の本質への問い 2 人間の全体的表現としての愛 3 人倫と愛の秩序 II 愛の諸類型について 1 エロースの諸形態 ホメロスからソクラテスまで プラトン エピクロス ルクレティウス オウィディウス 2 フィリア(友愛) プラトン アリストテレス エピクロス派とストア派 キケロ プルタルコス 3 アガペーとカリタス 新約聖書のアガペー アウグスティヌスのカリタス 4 宮廷的恋愛 5 ロマンティックな愛 ダンテ ペトラルカ タッソからゲーテヘ 6 自然主義的愛 III 愛の秩序の思想 1 プラトン主義 プラトン プルタルコス プロティノス フィチーノとエラスムス 2 アウグスティヌス 「愛の秩序」の定義 三つの愛の順序 性愛の秩序 享受と使用 時間の秩序と愛の秩序の完成 火の論理 3 中世思想とルター クレルヴォーのベルナール トマス・アクィナス ドゥンス・スコトゥス マルティン・ルター 4 パスカルとキルケゴール パスカルと愛の情念 三つの秩序 キルケゴールの愛の三段階 隣人愛の概念 5 マックス・シェーラー IV 愛の諸次元 1 身体の次元 2 心理の次元 3 精神の次元 4 人格の次元 V 愛の成長 1 愛の邂逅期 2 愛の相互期 3 愛の献身期 親の愛 恋愛 結婚 聖なる愛 VI 愛の射程 1 目的と手段 2 愛と価値合理性 3 近い地平と遠い地平 注 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 金子 晴勇 1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。 著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、 訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
  • 愛の彷徨(フォルミカ選書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。思想家モンテーニュにならい、深い思索をゆたかな言葉でつづる。 【目次より】 愛の彷徨 期待に伴う怖れ 花束と蝶の夢 色彩られる雲 緑の独房 花の検索 舊い山脈 雲の中の天使 孤独の限界 高原の小鳥 星と雲と蛍 リラと蝶 ある満足な姿 森に沈む太陽 小さい贈物 夜の海 さなぎ 虫の音 山羊と笛 哀しい睦じさ 噴火獣 エデンの森 手帖からの断想 日記からの断想 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • iPhone/Android 「通知機能」プログラミング徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ユーザ通知」「デバイス通知」の基本から実践まで。具体的にどのような通知手段があるのか、アプリでどのように活用されているのか、どうやって実装するのか、といった点をサンプルを用いて詳細に解説。 ■CONTENTS 【1】通知機能の概要(Android、iOS)/【2】ユーザ通知(Android)/【3】デバイス通知(Android)/【4】Local Notification(iOS)/【5】Push Notification(iOS)/【6】APPENDIX ■著者 神原健一(カンバラケンイチ) NTTソフトウェア株式会社 Androidテクニカルプロフェッショナル。※略歴は書籍刊行時のものを表示しています。 高橋和秀(タカハシカズヒデ) 1963年宮城県生まれ。1980年よりフリーランス・プログラマーとして活動、MZ-80向けソフト開発会社ソフトウエアハウスDISを主宰。その後サザンパシフィック、日本フォトグラフィックス、インターチャネル・ホロンなどで多くのソフトウェア開発プロジェクトに参加。※略歴は書籍刊行時のものを表示しています。 山田暁通(ヤマダアキミチ) 株式会社ドワンゴ・株式会社豆蔵などを経て、現在はフリーランスのソフトウェアエンジニア。※略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • アインシュタイン 物理学と形而上学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アインシュタインは、自らを「形而上学者」と呼び、「物理学は一種の形而上学である」と書く。「物理学=自然学(Physik)と形而上学(Meta-Physik)」という斬新な視点からアインシュタインの物理思想を解明し、アインシュタインを西洋形而上学の歴史のうちに位置づける。アインシュタイン全集を踏まえて、「原理の探究」、「質点と場という実在をめぐる戦い」、「人間精神の自由な創造」という独自な視点からアインシュタインの全体像を鮮明に描き、特殊相対性理論への道を説得力のある仕方で解明する画期的な研究である。 【目次より】 略号 序章 物理学と形面上学 一 物理学の目標 ~ 五 本書の課題・方法・展開 第一章 特殊相対性理論への道 第一節 運動と変換 一 運動する観測者と光のパラドックス ~ 五 マイケルソンの実験 第二節 ローレンツ理論との格闘 一 ローレンツ理論から特殊相対性理論へ ~ 五 突破口としての時間変換 第三節 ヒュームとマッハ 一 ヒュームとマッハの批判的な思惟 ~ 五 有害な害虫を根絶できるだけ 第二章 原理理論 第四節 時間 一 同時刻性の定義 ~ 五 自由裁量に従ってなしえた設定 第五節 相対性原理と光速度一定の原理 一 二つの原理の独立性 ~ 五 不変量論としての特殊相対性理論 第六節 原理理論としての特殊相対性理論 一 構成理論と原理理論 ~ 五 相対性理論は絶対主義である 第三章 実在をめぐる戦い 第七節 光量子 一 深刻な形式的な相違 ~ 五 量子力学に対する批判 第八節 特殊相対性理論から一般相対性理論へ 一 私の生涯の最も素晴らしい思想 ~ 五 一般相対性理論とマッハ 第九節 場の導入によって開始された革命 一 アインシュタインにとっての革命 ~ 五 実在をめぐる戦いは終っていない 第四章 理性と実在 第十節 数学的に考えうる最も単純なものの実在化 一 羅針盤とユークリッド幾何学 ~ 五 神は数学する 第十一節 経験と理性 一 マッハ的な経験主義の批判 ~ 五 思弁としての理性の力 第十二節 人間精神の自由な創造 一 基礎の仮構的性格 ~ 五 概念との自由な遊びとしての思惟 第五章 形而上学 第十三節 自然のうちで自己を顕現する理性 一 神即自然(スピノザ) ~ 五 生成と存在(パルメニデス) 第十四節 物理学は一種の形而上学である 一 概念の創造としての形而上学 ~ 五 形而上学者アインシュタインの誕生 第十五節 形而上学者アインシュタイン 一 おとなしい形而上学者 ~ 五 知を愛し求める者 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 細川 亮一 1947年生まれ。 哲学研究者。九州大学名誉教授。東京大学文学部卒業(文学博士)。 著書に『意味・真理・場所 ハイデガーの思惟の道』『ハイデガー哲学の射程』『ハイデガー入門』『形而上学者ウィトゲンシュタイン 論理・独我論・倫理』『ヘーゲル現象学の理念』『アインシュタイン物理学と形而上学』『純化の思想家ルソー』『道化師ツァラトゥストラの黙示録』『要請としてのカント倫理学』など。
  • アウグスティヌス『告白』の哲学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人間と神についての省察の記録である『告白』全十三巻を統一的に把握する道を切り開き、その全体像に迫った、わが国初の本格的研究。 【目次より】 まえがき 第一章 『告白』の主題と形式 第一節 執筆の時期と背景 第二節 主題と統一性 第三節 神との対話 第二章 不安と神探究 第一節 不安な心 第二節 『ホルテンシウス』体験 第三章 マニ教の克服 第一節 悪とは何か 第二節 信仰と理性 第四章 ミラノ体験と回心 第一節 ミラノ体験とは何か 第二節 道としてのキリスト 第三節 意志の自由と人格的統一 第五章 内面の世界 第一節 記憶論の構造 第二節 心と内 第六章 永遠と時間 第一節 時間とは何か 第二節 神のことば あとがき 註 参考文献 英文要旨 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡野 昌雄 1939年生まれ。哲学者。国際基督教大学名誉教授。元フェリス女学院学院長。専門は西洋古代中世哲学。国際基督教大学卒。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士。 著書に、『アウグスティヌス『告白』の哲学』『イエスはなぜわがままなのか』『信じることをためらっている人へ』 『古典解釈と人間理解』(共編著)など、 訳書に、『アウグスティヌス著作集 第7巻、第14巻』 A.H.アームストロング 『古代哲学史』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第25巻、第26巻』(共訳)などがある。
  • アウグスティヌスにおける教育
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 古代の教育を来るべき新時代の方向へと転換させた「西洋の教師」アウグスティヌス。彼のキリスト教的人間観と、教育の中心にある説教の新しい教授法、さらに教師と学習者についての考え方を考察。異教徒文化、教養の基礎である自由学芸をキリスト教的哲学と聖書註解のための基礎教養として位置づけ、キリスト教と異教文化との融合を図って西欧的教養の基礎をすえた歴史的意義を解明する。 【目次より】 凡例 まえがき 引用著作一覧 序章 教師アウグスティヌスの形成 第I部 アウグスティヌスの教育活動 第一章 回心前のアウグスティヌスの教育活動 第二章 回心後のアウグスティヌスの共同生活と教育活動 第三章 修道者アウグスティヌスの教育活動 第四章 聖職者アウグスティヌスの修道生活と教育活動 第五章 聖職者アウグスティヌスによる入信者の教育 第六章 聖職者アウグスティヌスの一般信徒への説教 第II部 アウグスティヌスの教育論 第一章 アウグスティヌスの人間観と教育 第二章 アウグスティヌスによる教授と学習『教師論』を中心に 第三章 アウグスティヌスによる教授(説教)法(I) 第四章 アウグスティヌスによる教授(説教)法(II) バシリカ、絵画・彫刻、歌唱による 第五章 アウグスティヌスによる記憶と学習 第六章 アウグスティヌスによる自由学芸と哲学 第七章 アウグスティヌスによる自由学芸と聖書解釈 『キリスト教の教え』を中心に 補遺 カッシオドルスによる修道生活への自由学芸の導入 あとがき 注 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岩村 清太 1931年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中退、大東文化大学名誉教授。 著書に、『ヨーロッパ中世の自由学芸と教育』『西洋教育史』など、 訳書に、『大グレゴリウス小伝』『カロリング帝国の統一と分割』『母が子に与うる遺訓の書 ドゥオダの『手引書』』『キリスト教神秘思想史〈2〉中世の霊性』(共訳)などがある。
  • アウグスティヌスの懐疑論批判
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書はアウグスティヌスが回心後、最初に着手した初期の代表作で難解をもって知られる『アカデメイア派論駁』の世界でも初の総合的な研究成果であり、研究/翻訳/註解の三分より構成される。アウグスティヌスはアカデメイア派懐疑論の論駁を通して真理論や知識論に関する新たな理解を示したが、著者はそれがヘレニズム期のものともデカルト以降の近代の懐疑論とも異なり、命題の真偽、真理と善という価値をわれわれの生のあり方にどのように位置づけるかに核心があることをはじめて解明した。原著は19世紀以来、デカルト懐疑論との比較や新プラトニズム研究の視点などから考察されてきたが、未だその全体像は明らかになっていない。本書はアウグスティヌスの戦略的論法を読み解いて原著の意図を分析し、真理と行為の問題性を摘出した画期的作品。 【目次より】 まえがき 第1部 『アカデメイア派論駁』研究序説 第2部 『アカデメイア派論駁』 第3部 『アカデメイア派論駁』註解 第I巻 第1章1~4節 ロマニアヌス宛て書簡 第2章5~6節 討論の開始 第2章5節:全体的問題の提示 第2章5~6節:第I巻の問題の提示 第3章7節~第4章12節 知者 第3章7~8節:キケロと懐疑論の紹介  第3章9節:人間のfinis 第4章10~12節:誤謬の定義 第5章13節~第8章23節 知恵 第5章13~15節: 道 第6章16節:知恵の定義 など 第II巻 第1章1節~第3章9節 ロマニアヌス宛て書簡 第4章10節~第6章15節 アカデメイア派の紹介 第4章10節:設定 第5章11~12節:アウグスティヌスによるアカデメイア派の紹介 第6章14~15節:アリピウスによるアカデメイア派の紹介 第7章16節~第8章21節 ジュニアメンバーとの討論 第7章16節~第8章21節:父親似のたとえ など 第1章1節~第2章4節 序 第1章1節:導入 第1章1節~第2章4節: fortuna 第3章5節~第6章13節 シニアメンバーの討論(その2) 第3章5~6節:問題の提示 第4章7~10節:自分は知っていると思う 第5章11節~第6章13節:assensio 第6章13節:締めくくり 第7章14節~第9章21節 連続講話 第7章14節:モノローグの導入 第7章15節~第8章17節:アカデメイア派の評判 第9章18~21節:ゼノンの定義 第10章22節~第13章29節 認識 第10章22節:カルネアデス登場 第10章23節~第11章26節:自然学 哲学者の不一致 感覚・夢・狂気 第12章27~28節:倫理学 第13章29節:論理学 第14章30節~第16章36節 同意と行為 など ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡部 由紀子 美学者、哲学者。熊本保健大学教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(美学・藝術学)。文学博士(慶応大学)。 著書に、『アウグスティヌスの懐疑論批判』など、 訳書に、ハンス・ベルティング『マックス・ベックマン 近代芸術における伝統の問題』 マルテキン・バルンケ『クラーナハ“ルター” イメージの模索』などがある。
  • アウグスティヌスの哲学 「神の似像」の探究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 キリスト教の枠を超え人間の成立の普遍的な意味と構造を存在論的ダイナミズムとして分析、現代思想へ問題提示する。 【目次より】 はしがき 目次 序章 第一部 自己存在の探究 初期著作および『告白』を中心として 第一章 探究の甚本構造 序 第一節 探究の端緒 第二節 回心の意味と構造 第二章 確実性の問題 序 第一節 アカデミア派批判 第二節 内への超越 第三章 記憶と想起 知の成立根拠をたずねて 序 第一節 知への愛 第二節 知の両義性 第三節 ものと言葉 第四節 知の意味と根底 記憶論の展開 第五節 幸福の生の記憶 第四章 時間と志向 精神の発見 序 第一節 創造と時間 第二節 記憶・直観・期待 第三節 精神の志向的かたち 第五章 悪の問題 「自己・人間の成立」の機微をめぐって 序 第一節 問いの端緒 第二節 自己存在の謎 第三節 人間的自由の根底 第四節 創造と意志 第二部 「神の似像」の探究 『三位一体論』に即して 第六章 知を求める信 序 第一節 信という端緒 第二節 信と知との再帰的構造 第七章 自己知の探究 序 第一節 精神の三一性 第二節 自己知のアボリア 第三節 欲望と思惟 第八章 外なる人間の三一性 結合力としての意志 序 第一節 三一性の諸相と意志 第二節 精神の開かれたかたち 第九章 創造と原罪との問題 知の成立の意味と根底 序 第一節 人問の創造 第二節 原罪の成立とそのかたち 第三節 知恵と知識 第十章 信の構造 序 第一節 信の志向的かたち 第二節 幸福の生 第三節 不死性への与り 第四節 問題の展望 第十一章 「神の似像」の知と再形成とをめぐって 存在の現成のかたち 序 第一節 信の普遍的根底に向って 第二節 精神の自己還帰 第三節 神の似像の意味 第四節 還帰・転回の文脈 第五節 本源的な記憶と想起 第六節 神の似像の再形成をめぐって 第七節 神性の全一的交わり キリストの問題 註 あとがき 結語に代えて ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 谷 隆一郎 1945年生まれ。宗教学者。九州大学名誉教授。 東京大学工学部合成化学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。 著書に、『アウグスティヌスの哲学』『東方教父における超越と自己』『人間と宇宙的神化』『アウグスティヌスと東方教父』『受肉の哲学』、 訳書に、『キリスト教神秘主義著作集 第1巻』(共訳)P.エフドキーモフ『神の狂おしいほどの愛』(共訳)『砂漠の師父の言葉 ミーニュ・ギリシア教父全集より』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第18巻 2 詩編注解 2』(共訳)『フィロカリア 東方キリスト教霊性の精華 第3巻』『フィロカリア 第4巻』(共訳)『キリスト者の生のかたち』(編訳)『証聖者マクシモス『難問集』 東方教父の伝統の精華』など。
  • アウグスティヌスの人間学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 4~5世紀にかけて活躍したローマ帝国時代のキリスト教の神学者、哲学者、説教者であるアウグスティヌスは人間をどう考えていたのか。その全貌に迫る。 【目次より】 序論 人間学的伝統の受容と変革 第一節 精神史的境位 第二節 新しい人間学の出発点 第三節 人間学的自覚の発展 第四節 新プラトン主義の人間学の影響 第五節 パウロの人間親の受容と解釈 第一部 アウグスティヌス人間学の形成過程 第一章 初期人間学の特質 第一節 哲学の主題としての魂の問題 第二節 人間の定義、理性と身体の理解 第三節 知的救済論とキリスト教的意識 第四節 回心と神への対向性 第二章 魂と身体 第一節 魂の不滅についての論証の問題 第二節 身体論(一) 感覚論の問題 第三節 身体論(二) 創造・受肉・復活 第四節 人間学的区分法の問題 第三章 理性と信仰 第一節 理性と信仰の問題と基礎経験 第二節 優位性の問題 第三節 神の像としての精神の知性的認識 第四章 超越 内面性の問題 第一節 哲学者の神とキリスト教信仰 第二節 悪の存在論的考察と実存の超越 第三節 アフェクトゥスの超越性 第四節 超越の道と命法 第五章 自由意志 第一節 自由意志に対する初期の解釈 第二節 自由意志と悪の問題 第三節 自由意志と神の恩恵 第二部 アウグスティヌス人間学の特質 第一章 「心」(cor)の概念 第一節 「不安な心」(cor inquietum)と頽落存在 第二節 心概念の実存史的考察 第二章 人間存在と時間 第一節 時間と歴史性 第二節 創造と時間の秩序 第三節 歴史と時間の秩序 第四節 救済史の問題 第五節 人間学的三段階説 第三章 社会的人間存在 第一節 キヴィタスの社会学的概念 第二節 キヴィタスの神学的・人間学的意義 第三節 キヴィタスと国家および教会との関連 第四節 キヴィタスと世代との転換 第四章 神の前に立つ人間 第一節 宗教的自覚の深化 第二節 「あなたの命じるものを与えたまえ」の意味 第三節 ローマ書第七章の解釈の転換 第五章 奴隷的意志の問題 第一節 アウグスティヌスからルターヘの継承 第二節 初期から中期にいたる奴隷的意志の展開 第三節 後期の「拘束された自由意志」の理解 第四節 自由意志と恩恵との関係の三類型 第五節 アウグスティヌスにおける弁証法的関係 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 金子 晴勇 1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。 著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、 訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
  • 明るく透きとおる肌を手に入れるためのナチュラルスキンケアの教科書
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 体が本当に求めるケアで肌は生まれ変わる!女性の体のサイクルに合わせた肌や体に負担をかけないケアとそのタイミングをていねいに解説します。肌は外界や他人との境界線。人との距離感を上手に取り戻せないと、肌は体を守るために厚くなったり荒れたりします。ストレスから開放されて、きれいになる自分をイメージしながら、楽しんで肌のケアをすると不思議と肌のトラブルは解消していきます。そして、肌や体が変われば、さらに心も変わっていく――。「自然な肌と体」を取り戻すためのナチュラルスキンケアにおける解説書の決定版。 ■CONTENTS Part1 スキンケアの基礎知識/Part2 スキンケアの基本テクニック/Part3 スペシャルケア/Part4 悩み別のスキンケア/Part5 手づくりナチュラルコスメ ■監修 宮川明子(ミヤカワアキコ) マザーズオフィスグループ代表。公益社団法人日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、同アロマテラピーインストラクター。東洋医学・植物療法研究家、鍼灸師。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 悪(叢書身体の思想)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 親鸞、ニーチェ、ドストエフスキーが悩んだ悪を正面から問いなおして、今日の人間の確かな生き方を提示する、悪の人間学。 【目次より】 序論 悪の自覚 悪の始まり 罪と悪 禍と悪 業 客観的ということと、正邪善悪 同一なるものそれ自身 当為 シェリングにおける悪の成立 当為は顛倒する 根本悪 本論 一 習俗 イ ギリシア的習俗 ロ ポリス 二 権力 イ マキアヴェリ ロ 権力の崩壊 ハ 主人と奴隷 ニ 反抗 三 自然と悪 イ 自然と人間 ロ 自然の主となる人間 一 西欧近代と自然 二 合理性は善で非合理性は悪である ハ 社会 一 ルソー 二 「自然」が悪に転ずる 三 ホッブズ 四 魔神的なもの ニ 結び 四 個人と悪 イ 個 ロ ひとりであること 一 フロイト 二 例外者 三 悪の表出 四 隠された悪 ハ 結び あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 樫山 欽四郎 1907-1977年。哲学者。早稲田大学文学部哲学科卒。文学博士。元早稲田大学文学部教授。専門は、ドイツ近世哲学、実存哲学。 著書に、『ドイツ精神の生成』『論理学』『哲学叙説』『ヘーゲル精神現象学の研究』『哲学概説』『ヘーゲル論理学の研究』『悪』『随想集 あたりまえのこと』『樫山欽四郎哲学論集 哲学の課題』など、訳書に、ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ『知識学新序説』フォイエルバッハ『将来の哲学の原理』ヘーゲル『精神現象学』など。
  • 悪の形而上学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「神の創造したこの世に何故『悪』が存在するのか?」古今東西の文学者、宗教家、哲学者たちは、この難問の解明に挑み続けてきた。本書は、真と善を存在の普遍的な属性と見なし、理性的絶対者が万物の究極的根源であると考える形而上学の立場から、人間の経験の枠を越える決定的な悪の可能性とその存在理由を深く考察し、悪の根本的解決の核心に鋭く迫る問題作。 【目次より】 第二版に際して はしがき 序論 第一部 予備的考察 一章 問題提起 二章 一般的な疑問 一 哲学的検討の正当性 二 エピクロスのジレンマ 三 神と人間の道徳律 四 積極的な理解の探求 五 神の全能について 六 ありうべき最善の世界 三章 悪の本質と存在理由についての予備的考察 人工的なものの場合 第二部 生物の諸種の悪とその存在理由 四章 動植物の自然的悪 五章 人間の被る自然的悪 六章 他人の不正による不必要な悪 第三部 罪悪とその存在理由 七章 罪悪の本質 八章 罪悪の存在理由 九章 決定的悪の可能性 十章 決定的悪の存在理由 むすび 付録一 戦争という悪について 付録二 決定的悪の解釈と人間観の根本的相違 文献目録 ペレス、フランシスコ 1922年生まれ。上智大学名誉教授。神学者。 著書に、『存在への問い 哲学の原点に根ざして』『存在の理解を求めて 形而上学入門『中世の社会思想』『人間の真の姿を求めて 存在をめぐる対話の断片』『悪の形而上学』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • アジア神学講義 グローバル化するコンテクストの神学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 神学に本質的な論題を問い直すアジア神学を、キリスト教二千年の歴史に新たに加えられたキリスト教神学の生ける伝統の証と捉えて、互いに隔たった伝統的神学と伝統批判的神学とを結ぶ一つの架橋の試み。文化・経済交流が進む東アジア圏の相互理解を考える上でも示唆に富む好著。 本書が取り上げるのは、アジア的な文化背景を自覚的な文脈としたキリスト教神学である。東アジアという儒漢文化圏に対象を絞り、韓国、台湾・日本・北朝鮮生まれの代表的神学者四人を取り上げて、共感的理解を目指すとともに必要な批判を加えて紹介する、わが国初のアジア神学入門であり、伝統的神学と伝統批判的神学とを結ぶ一つの架橋の試み。 【目次より】 目次 序章 1 なぜ「アジアの神学」か 2 「文脈化神学」の現在 3 授業の風景から 4 神学と伝統 5 神学と正統 第1章 アンドルー・パク 「罪」の補完概念としての「恨」 序 1 「恨」の概念 2 恨の構造類型 3 恨の晴らし 4 神学的折衝 結 第2章 C. S. ソン 「応報の神」へのアジア的批判 序 1 『第三の眼の神学』 2 『アジアの母胎からの神学』 3 『イエス 十字架につけられた民衆』 4 民衆の信仰と神学の任務 結 第 3 章 小山晃佑  対立と受容の背面構造 序 1 日本の神学と小山 2 『富士山とシナイ山』 3 対立と受容の背面構造 4 方法論的な反省 5 アジア神学の特殊性と普遍性 結 第4章 ジュン ・ユン ・リー  文脈化のもたらす新たな相克 序 1 三位一体論と神学の可能性 2 陰陽の哲学 3 陰陽の三一論的理解 4 アジア的な三位一体論 5 アジア的三一論とジェンダー理解 6 三一論的倫理 7 三位一体論のアジア性 結 結章 1 総括 2 文脈化の諸類型 3 宗教混淆と二重信仰 4 文脈化と歴史の重層性 引用文献一覧 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 森本 あんり 1956年生まれ。神学者。国際基督教大学教授。 国際基督教大学人文科学科卒業、東京神学大学大学院組織神学修士課程修了。プリンストン神学大学院博士課程修了(組織神学)、Ph.D。 著書に、『使徒信条』『ジョナサン・エドワーズ研究』『現代に語りかけるキリスト教』『アジア神学講義』『キリスト教でたどるアメリカ史』『アメリカ的理念の身体』『反知性主義』『宗教国家アメリカのふしぎな論理』『異端の時代』『不寛容論』など、 訳書に、H.ミューラー『福音主義神学概説』(共訳)G.デコスタ編『キリスト教は他宗教をどう考えるか』ジェフリー・S.サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(監訳)エミール・ブルンナー『出会いとしての真理』(共訳)ピーター・L.バーガー『現代人はキリスト教を信じられるか』(共訳)J.P.バード『はじめてのジョナサン・エドワーズ』など多数ある。
  • 新しい倫理のために
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 善とは、人はどう行動すべきかを示すのが倫理である。宗教は権威を失い、道徳が廃れている現代社会で、新たな倫理を模索するために。 【目次より】 新しい倫理のために 序にかえて 道徳の危機 道徳の本質 道徳と宗教 自由とは何か 政治と倫理 世界政府の倫理 政治的ニヒリズムの克服 無神論的宗教と背徳の倫理 「家」の問題 家族国家観と社会意識 あとがき 大島 康正 1917~1989年。倫理学者、評論家。筑波大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒業。 著書に、『新しき人間像』『時代区分の成立根拠』『これからの倫理』『実存倫理の歴史的境位』『神人と人神』『新しい倫理のために』『道徳教育をめぐって』『ソビエトの今日と明日 私の旅行体験から』『花に思想があるか』『整風下の中共探検記』『時代区分の成立根拠・実存倫理』(大橋良介編)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • あなたも使いこなせるトランプ流勝利の方程式
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    1巻509円 (税込)
    この本に興味を持ってくださった皆さん、ありがとうございます。 なぜ私がこの本を書いたかと言いますと、トランプ大統領があまりにも誤解され過ぎているので、公平な目で見た、トランプの真の姿を示してみたいと思ったからです。 ただ、トランプの真の姿を探っているうちに、トランプさんには、考え方の公式があることに気づきました。原理・原則、哲学のような、マスコミに作られた悪いイメージとは違った思想があるのです。 トランプさんはそれを自分で「方程式」と呼んでいます。英語で、フォーミュラ formula。フォーミュラ-1(F-1)のFの言葉です。私はこのフォーミュラを「勝利の方程式」と訳しました。 この勝利の方程式の観点から、トランプさんを見直すと、粗暴な人物像とは全く違う側面が浮かび上がってきます。 そこで、トランプが使っている勝利の方程式を、誰もが使えるようにできないか。 それが、この本のテーマです。 この本では勝利の方程式を各章毎に取り上げ、五つにまとめました。 もちろん、トランプさんご本人が明言したものではなく、私がトランプさんをウォッチしてきた結果、自然にまとまったものです。 第一の方程式:Think Bigという積極思考。夢や目標は、気づかぬうちに小さくなりがち。しかし、どんな難問があっても必ず答えがあると信じて、全力を尽くせば、不可能が可能になるという、パワフルな方程式。 第二の方程式:セルフヘルプの精神。個人だけでなく、国全体がセルフヘルプになると、個人も国家も繁栄するという法則。 明治維新はこれで成功しました。二千十八年は明治維新百五十周年です。もう一度セルフヘルプに帰って、もう一度、日本を繁栄させましょう。 第三の方程式:減税と自由の精神。政府は一見うれしい「バラマキ政策」で、お金を配ってくれますが、同時に、増税がついてきます。トランプのアメリカは、逆に減税で自由を守る方に舵を切りました。 第四の方程式:グローバリズムの誘惑に負けない国家主権。過去二十年以上、世界で多くの人々がグローバリズムの犠牲になっていました。日本の経済は二十五年以上停滞し、GDPは中国に抜かれたままです。今こそ「ジャパン・ファースト」。日本をもう一度偉大な国に。 第五の方程式:どんなに批判を受けても、自分の信念は貫く力。神の子としての自分を信じることが、信念を貫く力になります。それが、国家をも勝利に導くフォーミュラです。 こんな「勝利の方程式」を、もしも多くの人が使うようになると、世の中は変わると思うのです。なぜなら、トランプの考え方は、これも意外に思うでしょうが、自分の成功だけでなく国の繁栄を願っているからです。 ですので、この本は、単なる政治の本ではなく、思考法の本でもあります。 サブタイトルにある、「考え方には力がある」とは、私の師である大川隆法・幸福の科学総裁の言葉です。 考え方によって、成功も失敗も決まる。過去に失敗したのであれば、あきらめずに、まずは自分の考え方を見直してみる。そこに失敗の原因があるはず。そして、勝利の方程式に入れ替える。 そうやって自分の考え方を変えれば、自分の人生も変わる。 それは、会社の経営も、国家の運営も同じはずです。問題は、心の中のフォーミュラ。 だから、トランプが会社経営に成功し、大統領にまで上り詰めたのは、勝利の方程式を持っていたからです。 その方程式をアメリカ国民に示して、国家を繁栄させようとしているのが、トランプの本当の戦略なのです。 その方程式は、あなたも使いこなせるはず。なぜなら、考え方には力があるから。 【著者略歴】及川幸久(おいかわゆきひさ) 幸福実現党外務局長、政治活動家、国際政治コメンテーター 1960年生まれ、上智大学文学部、国際基督教大学行政学大学院修了。米国メリルリンチ社、英国投資顧問会社勤務を経て、幸福の科学に出家。幸福の科学国際本部長、北米本部長に就任。 2012年、幸福実現党外務局長として、米国で慰安婦問題の虚偽を訴える活動を開始。米国各地のラジオ番組に国際政治コメンテーターとして出演。 2016年、YouTube「及川幸久のトランプ・チャンネル」、ツイッター「トランプ和訳解説@及川幸久」を開設。マスコミが伝えないトランプ大統領の情報を発信中。
  • アブー・スィネータ村の醜聞 裁判文書からみたエジプトの村社会
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 〈私とあなたの関係〉という身近なミクロ世界で起った醜聞を通し近代エジプトの社会システムを考察。 【目次より】 凡例 プロローグ なぜこの本が書かれたのか 村との出会い 「醜聞」論文の執筆 村との再会 この本はどのように書かれているか 第一部 アブー・スィネータ村 一 村へ 二 村の概観 三 地域社会のなかでの村 第二部 文書「アブー・スィネータ村の醜聞」 一 「醜聞」文書解題 二 訴訟三題 第三部 伝承「アブー・スィネータ村の醜聞」 一 「聞き取り調査」解説 二 聞き取り調査結果 第四部 「醜聞」にみるアブー・スィネータ村 一 村社会の住民構成 二 村社会の人間関係 三 村社会と村長(ウムダ) 第五部 アブー・スィネータ村の一五〇年 一 「醜聞」文書と伝承 二 村の政治 継続と変化 三 村は共同体? 宗教意識からみた村社会 エピローグ 「醜聞」にみる村社会の「日常性」 「出来事」としての「醜聞」 村の日常生活と「醜聞」 アワンタにみる村社会の人間関係 社会化される人間関係 あとがき 注 文献解題 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 加藤 博 1948年生まれ。 中東史学者。一橋大学名誉教授。一橋大学商学部卒業、同大大学院経済学研究科修士課程修了。カイロ大学留学。一橋大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。経済学博士。専門は、中東社会経済史、イスラム社会論。 著書に、『私的土地所有権とエジプト社会』『文明としてのイスラム』『アブー・スィネター村の醜聞』『イスラーム世界の危機と改革』『イスラム世界の常識と非常識』『イスラム世界論』『イスラム世界の経済史』『「イスラムvs.西欧」の近代』『ナイル 地域をつむぐ川』『イスラム経済論 イスラムの経済倫理』『ムハンマド・アリー 近代エジプトを築いた開明的君主』 など、 訳書に、Cl.カーエン『比較社会経済史 イスラム・ビザンツ・西ヨーロッパ』(共訳)アリー・バラカート『近代エジプトにおける農民反乱 近代エジプト社会史研究入門』(共訳)などがある。
  • アベラール 言語と思惟
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 中世フランスの論理学者にして神学者であるアベラールは、「唯名論」学派の創始者でもある。後にトマス・アクィナスらに弟子のエロイーズとのロマンスでよく知られている。現代ヨーロッパ思想を決定した彼の言語と思惟を、厳密なテキスト批判を踏まえて分析する。 【目次より】 緒論 第一章 生涯と著作 第一節 弁証論の騎士 第二節 著作の命運 第二章 言語論理的思惟 第一節 文法学と思惟 第二節 弁証論と思惟 第三節 波紋 第三章 意味論的思惟 第一節 普遍名辞 第二節 動詞の機能 第三節 命題の表意作用 第四章 文法教育と倫理学 第一節 文法教育と倫理 第二節 自然倫理と内面化 参考文献および略語表 跋 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 柏木 英彦 1934年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(文学博士)。専門は中世西洋哲学。金沢大学名誉教授。 著書に、『中世の春 十二世紀ルネサンス』『アベラール 言語と思惟』『古典残照 オウィディウスと中世ラテン詩』『ラテン中世の精神風景』など。 訳書に、F.C.コプルストン『中世哲学史』(共訳)アンリ・コルバン『イスラーム哲学史』(共訳)S.H.ナスル『イスラームの哲学者たち』(共訳)W.モンゴメリー・ワット『イスラーム・スペイン史』(共訳)『シャトレ哲学史 2 中世の哲学』(共訳)ジャック・ル・ゴフ『中世の知識人 アベラールからエラスムスへ』(共訳)など。
  • 甘え・病い・信仰(長崎純心レクチャーズ)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 著者が精神医学界に問うた「甘え」という新しい概念はその後、世界の学会に着実に受け入れられてきた。個の自立を強調する思潮に対し、人間関係の根底で「甘え」と信頼が果たす役割を明快に論ずる。さらに「甘え」の視点から聖書に光を当てて、愛されること、愛の受容がもつ深い意味を浮き彫りにし、癒されて在ることの真実の姿を示す、病める現代に送るメッセージ。 戦後、現代社会において「甘え」の経験を好ましくないとする風潮が生まれた。そこから引き起こされた社会的病理現象を明らかにするとともに、人間関係の根底で「甘え」と信頼が果たす意義と役割を論じる。 隣人愛に象徴される他者への愛が強調されてきたキリスト教の従来の見方にたいし、「甘え」の視点から聖書に光を当てて、愛されること、愛の受容がもつ深い意味を浮き彫りにし、癒されて在ることの真実の姿を示す。病める現代に贈る、甘えの大切さを語ったメッセージ。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について   片岡千鶴子 序言   稲垣良典 目次 第一日 甘えの話 「甘え」という言葉 甘えの心理 なぜ欧米語には「甘え」に相当する言葉がないか 甘えの移り変わり 妬みの心理 ニーチェの場合 聖書の読みと日本的発想 甘えを可能とするもの 「甘え」という概念 言葉の理解 甘えと縦関係 結婚生活と甘え 第二日 病いの話 病気とは何か 心と病気 心の病気の種類 病気と甘え 家庭の問題 なぜ治るのか キリストの奇跡の意味するもの 悪霊の問題 「分かる」ことの危険 人の心が分かるとはどういうことか 日韓「甘え」の比較 甘え・しつけ・教育 第三日 信仰の話 聖書と甘え イエスと甘え 神に対する甘え 聖フランシスコの祈り 愛することと愛されること パウロの愛の讃歌 癒しについて あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 土居 健郎 1920~2009年。精神科医、精神分析家。東京大学名誉教授。聖路加国際病院診療顧問。 東京帝国大学医学部卒業後、米国メニンガー精神医学校などに留学。著書『「甘え」の構造』は日本人の精神構造を解説する日本人論のロングセラー。 著書に、『精神療法と精神分析』『精神分析と精神病理』 『精神分析』『漱石の心的世界 「甘え」による作品分析』『「甘え」の構造』 『「甘え」雑稿』『方法としての面接』『精神医学と精神分析』『表と裏』『「甘え」の周辺』『「甘え」さまざま』『信仰と「甘え」』『時のしるし『注釈「甘え」の構造』『日常語の精神医学』『「甘え」の思想』『聖書と「甘え」』『「甘え」理論と精神分析療法』 『土居健郎選集(全8巻)』『続「甘え」の構造』『甘え・病い・信仰』 『臨床精神医学の方法』など、 訳書に、ローレンス・S.キュービー『精神分析への手引』ローレンス・S.キュービー『神経症と創造性』ヘルマン・ホイヴェルス『私の好きな言葉』などがある。
  • アマゾン・ドット・コム創始者 ジェフ・ベゾスの名言
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    強い信念が導く成功へのプロセス インターネット時代のビジネス哲学とは? ジェフ・ベゾスは、アマゾン・ドット・コムの創始者です。その彼の言葉には、 ビジネスを成功に導く多くのヒントが隠されています。あるときはアップル コンピュータの創始者スティーブ・ジョブスやグーグルの創始者ラリー・ペイジと 比較され、彼らと並び立つ存在となったベゾスの経営哲学は一貫して「顧客第一主義」 「継続した開発」「長期的な視点で捉える」という3点に集約されています。 インターネットの黎明期に、その可能性を見極め、疑うことなく走り続けてきたベゾス だったからこそ、今の成功があるのかも知れません。 本書では、そのベゾスの成功の秘訣を探るべく、彼の発言を見ていきたいと思います。 すべての発言を網羅しているわけではありませんが、ベゾスの行動理念を垣間見ることが できるでしょう。 目次 はじめに 1.ジェフ・ベゾス氏の略歴 2.ジェフ・ベゾス氏の名言 おわりに
  • アマの弱点を直す 次の一手170題 序盤・中盤の急所をチェック
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの弱点はここだ!本書は、序盤・中盤に絞った170問を収録した次の一手問題集です。問題はアマチュアの方の実戦を題材にしており、対局者が実際に打った手を失敗例として挙げ、なぜ失敗なのかを詳しく解説しています。「ヤキモチを焼くことなかれ」「作戦は一貫させよう」など、ハッとさせられるような指摘が満載です。なかなか上達せずに悩んでいる方は、自分の弱点に当てはまらないかをチェックしてみてください。きっと棋力アップの助けとなることでしょう。 ■CONTENTS 【第1章】序盤編100題/【第2章】中盤編50題/【第3章】勝負編20題 ■著者 宮本直毅(ミヤモトナオキ) 昭和9年12月9日生まれ。兵庫県出身。昭和25年入段、44年九段。昭和34年、第3期関西棋院第一位決定戦優勝。42年関西棋院選手権優勝。名人戦リーグ在籍2期。本因坊戦リーグ在籍2期。平成3年テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。平成24年死去。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • アメリカ空軍史から見た F-22への道(上)──戦略空軍の誕生とベトナムでの行き詰まり
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    1~2巻1,960~2,178円 (税込)
    ■究極の制空戦闘機F-22は、どのように生み出されたのか。 その背景を、アメリカ空軍の成り立ちまで遡って考察していく1冊 ・アメリカ空軍を変えた“戦略爆撃の父”とは? ・;なぜドイツ高射砲は米英爆撃機を苦しることができたのか ・実はみんな知らない戦闘機の科学──衝撃波、エリアルール1号/2号とは何か ・なぜアメリカ空軍の戦闘機開発は迷走したのか ■【新視点】カタログデータでは分からない、戦闘機の本質が見えてくる! アメリカ陸軍航空隊は第二次世界大戦で成功を収めて念願の独立を果たしますが、その後、その特殊性ゆえに迷走を続け、ベトナム戦争では戦える戦闘機がなくて海軍機を借り、それでも北ベトナム軍機に辛酸を舐めることになりました。 なぜアメリカ空軍がそのような特殊な空軍となったのか、 それぞれの戦闘機が何を目指し、なぜアメリカ空軍が迷走することになったのか、をアメリカ空軍史全体から考察していきます。 なぜこの機体がつくられたのか、なぜこの性能が求められたのかは、その機体だけを見ても分かりにくいのですが、歴史全体から通して見ていくことで見えてくるものがあるはずです。 またそのなかで、超音速機は衝撃波をどうやって克服しているかや、エネルギー機動性理論とは何か、ステルスがどう発展してきたかなど、ややこしい内容なので意外とミリタリーファンが知っているようで知らなかったテーマについてもやさしく噛み砕いて解説しています。 ——————————————————– 【注意】上巻ではF-22やジョン・ボイドは登場しません。 なお、下巻では“変人&天才”ジョン・ボイドが現れ、エネルギー機動性理論をもとにF-15やF-16といった傑作機を生み出す原動力となり、その流れがF-22へと繋がっていくところまでを描きます。 ——————————————————– 【著者略歴】 夕撃旅団(ゆうげきりょだん) 管理人アナーキャが主催するウェブサイト。興味が向いた事柄を可能な限り徹底的に調べ上げて掲載している。 著書に『ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門』(パンダ・パブリッシング)がある。
  • アメリカ的理念の身体
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人権概念を史上初めて提唱した17世紀のピューリタン、ロジャー・ウィリアムズ。アメリカ独立以前の、ジョン・ロックより半世紀も早い出来事であったことは、わが国ではまったく知られていない。本書は、「寛容と良心」「政教分離」「信教の自由」という倫理学上の鍵概念をめぐる哲学的探求であると同時に、それらが初期アメリカ社会の歴史においてどのような実験と紆余曲折を経てきたかを尋ねる政治学的な探求である。まず中世スコラ学の良心論から歴史的系譜を辿り、近代の愚行権の神学的由来に触れた上で、現代社会が享受する自由がいずれも宗教的主張を淵源とすることを示し、自由主義の中核概念である寛容を批判的に検討する。次に、現代憲法論の争点ともなる政教分離に焦点を当て、その原型であるウィリアムズの思想と歴史的評価の変遷を考察、発展期の矛盾と逆説から生まれた歴史的な知恵を尋ねる。さらに、信教の自由の具体的な表現として、初期ハーヴァード大学に見るピューリタニズムの知性主義、反知性主義としての信仰復興運動、市場原理に動かされる20世紀の教会を論じ、現代アメリカ社会の実利志向や大統領選挙にも影響を及ぼし続ける思想構造を分析する。わが国で手薄なアメリカの宗教理解を深化させ、アメリカを内面から思想史的に探求した画期的業績。ますます多元化する現代社会において、異なる思想が平和裡に共存するためのモデルを提供して、現代リベラリズムにも一石を投じる。 【目次より】 序章 第一部 寛容論と良心論 第一章 中世的寛容論から見た初期アメリカ社会の政治と宗教 第二章 「誤れる良心」と「愚行権」 第三章 「誤れる良心」と「偽れる良心」をどう扱うか 現代寛容論への問いかけ 第四章 人はなぜ平等なのか 第二部 政教分離論 発展期の錯綜と現代の憲法理解 第五章 初期アメリカ社会における政教分離論の変容と成熟 第六章 ロジャー・ウィリアムズの孤独 第七章 さまよえる闘士 ロジャー・ウィリアムズ評価の変遷と今日の政教分離論 第八章 教会職と政治職 第三部 信教の自由論 プロテスタント的な自由競争原理の帰結 第九章 プロテスタント的な大学理念の創設 第一〇章 ジョナサン・エドワーズと「大覚醒」の研究史 第一一章 反知性主義の伝統と大衆リヴァイヴァリズム Harvardism, Yalism, Princetonismをぶっとばせ 第一二章 キリスト教の女性化と二〇世紀的反動としての男性化 結章 あとがき 註 引用文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 森本 あんり 1956年生まれ。神学者。国際基督教大学教授。 国際基督教大学人文科学科卒業、東京神学大学大学院組織神学修士課程修了。プリンストン神学大学院博士課程修了(組織神学)、Ph.D。 著書に、『使徒信条』『ジョナサン・エドワーズ研究』『現代に語りかけるキリスト教』『アジア神学講義』『キリスト教でたどるアメリカ史』『アメリカ的理念の身体』『反知性主義』『宗教国家アメリカのふしぎな論理』『異端の時代』『不寛容論』など、 訳書に、H.ミューラー『福音主義神学概説』(共訳)G.デコスタ編『キリスト教は他宗教をどう考えるか』ジェフリー・S.サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(監訳)エミール・ブルンナー『出会いとしての真理』(共訳)ピーター・L.バーガー『現代人はキリスト教を信じられるか』(共訳)J.P.バード『はじめてのジョナサン・エドワーズ』など多数ある。
  • アメリカ法制史研究序説
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「英米法」と総称されるイングランド法とアメリカ法はきわめて近い関係にありながら、様々な分野で大きく異なる側面を持つ。本書は「比較歴史学」の方法を駆使してアメリカ法のイングランド法からの継受・分離・独立過程を解明、あわせてアメリカ本国およびわが国における「研究史」を調査、整理、評価した初の本格的研究。「アメリカ法制史学不在の現状」を打破すべく書かれた著者二十年の苦闘の成果。第7回天野和夫賞受賞。 【目次より】 序:わが国におけるアメリカ法制史研究不在の現状 第一 法形成の主体 アメリカ型法曹の醸成に関する歴史学的考察 第1篇 独立前夜マサチューセッツの法曹制度 I はじめに 問題の所在 II 予備的説明  III 「法律家団体」 IV 法学教育 V 「イングランド化」の阻害・限界要因 VI むすびにかえて 第2篇 独立前ヴァジニアの法曹制度 I はじめに 問題の設定 II 研究史の概略 III ヴァジニアの統治・権力構造における司法機構 IV 法曹資格試験及び法曹関係立法 V 一般管轄裁判所のアトーニ(GCA)の実態及び性格 VI むすび マサチューセッツ法曹との比較におけるヴァジニア法曹の特徴 第3篇 連合規約時代における「アメリカ型法曹」醸成過程 I 序 アメリカ法制史学不在の現状 II アメリカ法制史学に対するWarrenテーゼの意義 III 独立宣言当時における法曹制度 IV 連合規約時代マサチューセッツの法曹 V 連合規約時代ヴァジニアの法曹 VI 「アメリカ型法曹」醸成過程に関する理論的考察 第二 アメリカ的法制度の形成過程断片 第4篇 奴隷が行使する I聖職者の特権」 独立前ヴァジニアにおける「イングランド法継受」の一例 I 本篇の問題 II 奴隷が行使する聖職者の特権の実例 III 聖職者の特権制度の導入と奴隷への拡大 IV 聖職者の特権の実態と機能 V むすびにかえて 第5篇 独立前夜における陪審裁判の歴史的位置 マサチューセッツに見るその実像 I 本篇の問題 II 歴史的事実の文脈 独立前夜マサチュ ーセッツにおける「陪審裁判」のある実態 III 法制史上の文脈 IV むすびにかえて 第三 アメリカ法制史研究批判 第6篇 アメリカ法制史研究の回顧と展望 「アメリカ法制史学不在の現状」の根本問題 I 序 第1部 II アメリカ本国におけるアメリカ法制史研究概観 III わが国におけるアメリカ法制史研究概観 第2部 IV 本国におけるアメリカ法制史研究の批判的検討 V わが国におけるアメリカ法制史研究のあり方に関する批判的検討 VI アメリカ法制史研究 VII 跋 文献一覧 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大内 孝 法制史学者。東北大学教授。東北大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科博士課程修了。 著書に、『アメリカ法制史学序説』『西洋法制史学の現在』(編著)などがある。
  • アリストテレス政治哲学の重層性
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 前4Cの古代ギリシア哲学の巨人は、自然学、論理学、形而上学そして政治学についても物した。その著作の深い洞察を改めて読み解く。 【目次より】 はじめに 序章 アリストテレス政治哲学研究の諸前提 伝記的素描、『政治学』の構成、研究の方法 一 伝記的素描 二 『政治学』の構成 三 研究の方法 分節・統合的言分析 第一章 「統治(アルケー)」の二重性 E・バーカー、H・アレントの「アルケー(統治)」理解との対比において 一 はじめに 二 E・バーカーのアリストテレス理解 三 H・アレントのアルケー理解 四 アリストテレスにおけるアルケー把握 五 結びにかえて 第二章 「公的なるもの(ト・コイノン)」の重層性 一 問題の所在 二 「コイノン」の用例の検討 三 国家と家 四 市民規定の二重性 五 結びにかえて 第三章 「正(ディカイオン)」の重層性 一 問題の所在 二 訳語の問題 三 「正」の構造 タクシス(整序づけ)論の視角から 四 「正」の構造 エートス論の視角から 五 「正」の二重性 倫理学から政治学へ 六 拡張的転用としてのディカイオン 奴隷に対して 七 結びにかえて 第四章 所有論の位相 一 問題の所在 二 所有、富、規定の二重性 三 財産の獲得をめぐる方法の二重性 四 蓄財術への実用的対応 五 理想的国家体制における所有の原理 六 結びにかえて いわゆる人間中心主義をめぐって 第五章 知慮(フロネーシス)の重層性 一 問題の所在 二 『政治学』における知慮(フロネーシス)、観想知(テオーリアー)、直知(ヌース) 三 『政治学』『ニコマコス倫理学』における哲学と政治 四 直知(ヌース)の四つの位相 五 知慮の構造 六 知慮の定義と知慮が働く場 七 実践概念の新たな地平 八 結びにかえて 第六章 国家論の構造 一 問題の所在 二 いわゆる自然的国家論について 三 アリストテレスにおける国家の定義 四 現実的国家体制論 五 理想的国家体制論 六 結びにかえて 第七章 アリストテレス政治学における国内的・国際的秩序観について 一 序 二つのアリストテレス観 二 アリストテレス政治学における秩序 三 アリストテレス政治学における個人と共同 四 アリストテレスにおける国家 五 アリストテレス政治学における国際的秩序観 六 結びにかえて 終章 展望あるいはアリストテレス政治哲学の現代的意義 一 直知論 二 意志論と感性論 三 音楽教育論と直知 補論一 アリストテレス政治学における「コイノーニアー 」と家と王の統治 補論二 アリストテレス政治学の基本用語「ポリーテウマ」について 註 あとがき 文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 荒木 勝 1949年生まれ。岡山大学副学長。専門は、西洋政治史。名古屋大学法学部卒業、名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。国際基督教大学博士(学術)取得。 著書に、『アリストテレス政治哲学の重層性』『現代公共政策のフロンティア』『ポーランド年代記と国家伝承』など、 訳書に、アリストテレス『政治学』『匿名のガル年代記―中世ポーランドの年代記』などがある。
  • アリストテレス哲学の研究 その基礎概念をめぐって
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 紀元前4世紀、プラトンの弟子として「フィロソフィア」を確立した西洋古代哲学者の巨人。「万学の祖」の功績を丹念に解き明かす。 【目次より】 まえがき 著作名略記一覧 第一章 実体概念 一 実体概念についての通念的解釈の問題性 二 第一の範疇の呼称  三 属性の主語としての実体 四 自己規定的述語 本質述語としての実体 五 実体的述語と定義的述語 第二章 現実態と可能態の概念 一 「エネルゲイア」をめぐる問題 二 可能態、現実態とはどういうことか 三 述語としての「現実態・可能態」 A 「運動」(キーネーシス)の定義 B 「魂」(プシューケー)の定義 四 「可能態から現実態へ」の二つのパターン 第三章 「実体」再論 その諸問題の検討 一 実体の特徴 あるこれ性と離在性 二 実体原理としての形相と質料 三 実体は可認識であるか 四 実体的一性と種的一性 第四章 自然論 一 自然学は観想か 二 アリストテレスにおける生成のプラトン的三分類 三 目的設定よりする必然性・必須条件 四 生成の内的原理としての自然 五 秩序ある世界としての自然 第五章 存在概念 一 先駆的存在思想 二 「存在」と「一」の概念 三 範疇と存在・一の関係 四 超越的述語としての「存在」と「一」 第六章 アリストテレス哲学の諸問題 I 「第三の人間」論 イデア論批判の一問題 II 「範疇論」真作性の問題 III 「至福者の島」思想 初期作品の一問題 注 あとがき 使用文献表 主要訳語表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 牛田 徳子 1931年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。 著書に、『アリストテレス哲学の研究』『観想と実践』(共編)など、 訳書に、アリストテレス『政治学』などがある。
  • アリストテレスの第一哲学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アリストテレスの第一哲学は、普遍的な学としてのオン(存在)の学と神学という二側面からなる。オンの学はあらゆる学問の基礎をなし、それを基に自然学や倫理学など部分的な諸学としての特殊学が成立する。神学はこれら諸学を統一する要をなし、更にオンの学と神学とは実体論を介して関連づけられる。これら存在・神・実体の諸概念の関連を全体的に考察するとともに、プラトンのイデアの離存性との対比を交えつつ、アリストテレス哲学の基本構造を明らかにした本格的業績。ヨーロッパの学の基本に関わる本書の考察は広くヨーロッパの思想文化を考えるうえでの基本文献となろう。 【目次より】 著作名略記一覧 序 第一章オン(on)の学について 1 第一哲学におけるオンの学と神学との関係 2 pros en(プロス・ヘン)形式 3 基礎論としてのオンの学 部分的な学との関係で など 第二章 実体論1 実体の三層について 1 より先ということの意味の確定 2 第一実体(e prste ouiia)は三つの層において言われる 3 属性的存在との対比で、基体(可感的実体)は第一実体と言われる 4 基体を第一実体とすることから、基体の構成要素たる形相を第一実体とすることへの移行 5 形相は質料より先とされている箇所 6 形相は質料より先であることの根拠 その一 など 第三章 実体論2 「普遍的なものは実体ではない」ということについて 1 プラトンのイデア論をアリストテレスはどのように捉えているか 2 『形而上学』Z巻一三章で、「普遍的なものは実体ではない」ということがどのように論じられているか 3 「普遍的なものは実体ではない」ということについての別の観点 類と質料との類比関係 など 第四章 神学 自然概念が神概念との関係でいかに規定されているか 1 不動の動者とピュシス(pusis)について 2 ピュシスについての規定 3 総観されたピュシス など 第五章 神学2 現実態の質を問うこと、自足性概念、倫理学との関係で 1 『自然学』Th巻と『形而上学』L巻とにおける神概念 2 運動とは何か 3 魂の働きは運動ではない など 第六章 アリストテレス哲学におけるヒュポテシスについて 1 ゆるやかな意味では、ヒュポテシス、定義、テシス(thesis)は区別されていないこと 2 ヒュポテシスと同類の語あるいは事柄 3 アリストテレス哲学における原理的命題がヒュポテシスとされている具体例 注記 あとがき 使用文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 池田 康男 1938年生まれ。哲学者。高知大学名誉教授。京都大学大学院文学研究科博士課程退学。専門は、ギリシア哲学。 著書に、『アリストテレスの第一哲学』など、 訳書に、アリストテレス『トピカ』アリストテレス『生成と消滅』アリストテレス『天について』などがある。
  • あるある! 頑張れサラリーマン
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    ニッポンはサラリーマン人口が約半数のサラリーマン社会です。でも、フツーのサラリーマンにスポットが当たることはあまりありません。 ですから、ニッポンの主役サラリーマンの有り様をピックアップしてみました。 全てがチョットしたことなのですが、そこにはニッポンの元気の源がありました。 チョットしたストレスを感じながら奮闘するサラリーマンが大勢いました。サラリーマンが、今までもこれからもストレスなんかに負けずに元気で頑張らなければ、ニッポンは元気になりませんから。 《著者略歴》 しょう太郎 1951年生まれ。大手企業のサラリーマンとして社会人のスタートを切る。 社員教育部門を皮切りに、労務、総務、広報宣伝、企画部門を担当し、組織活性化と企業情報発信に邁進した。 サラリーマンを卒業後は、中国、アメリカ、ネパールでのビジネスを展開しながら、執筆活動を続けている。
  • ある手紙のことなど
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 民法学の泰斗が古稀を前にして、旅の思い出やさまざまな人々との出会いなど、清明な境地を淡々と語る珠玉の小編。 【目次より】 はしがき 《年ごとの文章》 六十代 ある手紙のこと ベルリオーズと太宰治 世良さんの思い出 民法の講義 三十五年 東北大学での最終講義 文章を書くこと 若い人たちへ 桃李不言下自成蹂 私の高校時代 盗聴警察官の個人責任を考える視点 ”私の大学“ 法学部新入生への講演 これからの仕事 補遺 川島先生と私 随想「けやき並木」二十四編 年頭におもう ベビールーム 野間さんの思い出 仙台市内の温泉 タバコ ヒロシマの市長 冬のケヤキ並木 文字の吟味 医療過誤 湾岸戦争のこと 残業=麻薬論 停年制度の効用 困った診断書 綾の「町おこし」 長崎の路面電車 春のケヤキ並木 「東京風景」拾遺 問われている大学 ガダルカナル展 診断書の話・続き 警察の電話盗聴 初夏のケヤキ並木 人間の一人一人 鉢植えのユズ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 広中 俊雄 1926~ 2014年。法学者。東北大学名誉教授。専門は、民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など。東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。 著書に、『日本の警察』『契約法の研究』『債権各論講義(3巻)』『法と裁判』『借地借家判例の研究』『戦後日本の警察』『市民と法と警察と』『法と裁判』『民法論集』『警備公安警察の研究』『契約とその法的保護』『法社会学論集』『農地立法史研究 上』『借地借家判例の研究 2』『物権法 第2版 増補版』『言葉の新鮮さについてなど』『民法綱要 第1巻 (総論 上 民法の意義・権利) 新版』『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』『ある手紙のことなど』『民法解釈方法に関する十二講』『戦争放棄の思想についてなど』など、 訳書に、ハインリッヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』(共訳)などがある。
  • 淡路流 戦いを極める3つの秘法 攻防の絶対感覚を身につける
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 攻めるか、守るか、ひと目でわかる!トップ棋士として活躍中なのはもちろん、淡路塾などを通してのアマチュア指導にも定評のある淡路修三九段が「戦い」を極めるための秘法を伝授します。 本書では「攻めるか守るか」「根拠を奪うか、封鎖するか」「一段落の判断」の3つを大きなテーマとしています。題材は、淡路塾の生徒同士の対局から採っているため、皆さんになじみのある局面ばかりなので、実感を持って理解を深めていただけるでしょう。本書で詳解する3つの秘法をマスターすれば、「戦い」を極められること間違いなし! ■CONTENTS 【序章】戦いを極める3つの秘法(攻めるか守るか/根拠を奪うか、封鎖するか ほか)/【第1章】攻めるか守るか(立場を考える/実利と根拠 ほか)/【第2章】根拠を奪うか、封鎖するか(根拠を奪うタイミング/理想的な展開 ほか)/【第3章】一段落の判断(取るか、大場か/手拍子を避ける ほか) ■著者 淡路修三(アワジシュウゾウ) 昭和24年生まれ。東京都出身。伊藤友恵七段門下。43年入段、59年九段。大手合第1部優勝2回。青山学院大学法学部卒業。52年、第21期首相杯争奪戦優勝。53年、第9回新鋭トーナメント優勝。55年、第11回新鋭トーナメント優勝。56年、第21期首相杯争奪戦優勝。58年、棋聖戦八段戦優勝、全段争覇戦優勝。同58年、第8期碁聖戦挑戦者。同58年、第9期天元戦挑戦者。59年、第39期本因坊戦挑戦者。平成元年、第14期名人戦挑戦者。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 暗記しない英語(下)――単語イメージから理解する時制・助動詞・関係代名詞
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    ■「英語を英語のままマスターする」ための教科書 単語の本当のイメージを知っていれば、熟語もイディオムも暗記しなくても英語を直感的に感じとることができます!! 下巻では、 ・感覚がわかりづらい時制(とくに現在形) ・勘違いされがちな助動詞 ・日本人の鬼門となっている関係代名詞 を解説します。 ■英語ができない理由は「単語の固有の意味を理解していないから」 辞書には一つの単語にたくさんの意味が書かれています。 なかには、まるで異なる意味をもつ単語もたくさん存在します。 「どれを覚えればよい!?」 「こんなにたくさん覚えられるわけがない!」 こんな風に思ったことはないでしょうか。 おびただしい数の熟語やイディオムを仮に丸暗記しても、実際の会話でとっさに理解することは不可能です。 日本人が英語ができない本当の理由は、「英単語の固有の意味を理解していないから」です。 本書では、英語それぞれが持つ本来の意味を「イメージで直感的にとらえる」ことを第一目標にしています。 一つひとつの言葉の意味を感じとれるようになれば、その場に適切な言い回しを、自分の言葉として作れるようになるはずです。 ■イディオムを日本語訳で覚えてはダメ! 例えばwouldも、辞書にはたくさんの意味が! 1~するでしょう……小さくていいです、以下の行全体にバッテンを付けてほしい 2どうしても~しようとした 3よく~したものだった 4~してくれませんか 5~したい 6[仮定]~するだろう etc ↓ 本当はこれだけで十分!! 1willの過去形 2仮定文で将来のことを言う場合 3If文がなくても「もし~ならば」の意を秘める場合 【著者略歴】 斎藤博史(さいとう・ひろふみ)   立教大学理学部物理学科卒業後、南カリフォルニア大学(USC)大学院にてコンピュータ・サイエンスのMaster Degreeを取得。その後、日本以外にも、アメリカ各地およびイギリス・イタリア・スペイン・インドと、世界でコンピュータ・システム構築等の仕事に携わる。現在、横浜の関内にて「斎藤英語教室」を運営しながら教壇に立っている。
  • 暗記しない英語(上)――単語イメージから理解する前置詞・冠詞・基本動詞
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    ■「英語を英語のままマスターする」ための教科書 単語の本当のイメージを知っていれば、熟語もイディオムも暗記しなくても英語を直感的に感じとることができます!! 上巻では、 ・日本人には難しい冠詞(a と the) ・勘違いされがちな前置詞 ・用法がたくさんあって混同されがちな基本動詞 を解説します。 ■英語ができない理由は「単語の固有の意味を理解していないから」 辞書には一つの単語にたくさんの意味が書かれています。 なかには、まるで異なる意味をもつ単語もたくさん存在します。 「どれを覚えればよい!?」 「こんなにたくさん覚えられるわけがない!」 こんな風に思ったことはないでしょうか。 おびただしい数の熟語やイディオムを仮に丸暗記しても、実際の会話でとっさに理解することは不可能です。 日本人が英語ができない本当の理由は、「英単語の固有の意味を理解していないから」です。 本書では、英語それぞれが持つ本来の意味を「イメージで直感的にとらえる」ことを第一目標にしています。 一つひとつの言葉の意味を感じとれるようになれば、その場に適切な言い回しを、自分の言葉として作れるようになるはずです。 ■単語の意味は一つでOK! byの辞書の説明はたくさんある 1~によって……以下の4行全体にバッテンを付けてほしい 2~のそばで 3~を通って 4~まで etc ↓ 「大きなものの脇にちょこんといる」イメージであることを覚えればOK! 【例】He was killed by the car accident. ×「彼はその自動車事故“によって”殺された」 ↓ ◎「彼は、自動車事故の“すぐ脇で”殺された)」 【著者略歴】 斎藤博史(さいとう・ひろふみ)   立教大学理学部物理学科卒業後、南カリフォルニア大学(USC)大学院にてコンピュータ・サイエンスのMaster Degreeを取得。その後、日本以外にも、アメリカ各地およびイギリス・イタリア・スペイン・インドと、世界でコンピュータ・システム構築等の仕事に携わる。現在、横浜の関内にて「斎藤英語教室」を運営しながら教壇に立っている。
  • アントニー 5幕散文ドラマ
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    アレクサンドル・デュマの最も一般的な略歴は以下である。 1802年フランスのヴィレール・コトレ生まれ。 19世紀フランスを代表する作家の一人。幼少よりラテン語、古典文学を学び、17歳で『ハムレット』を観て劇作家を目指す。20歳でパリに出た後、『アンリ三世とその宮廷』、『クリスティーヌ』の大成功によって劇作家としての地位を得る。その後も数多くの劇作を発表し続けるが、フランス・ロマン派の影響を受け、徐々に歴史小説に移行する。1844年、「ル・シエークル」誌に連載された『三銃士』が爆発的な人気を得た他、『王妃の首飾り』、『黒いチューリップ』などの大作を世に送り出す一方で、革命に積極的に参加するなど当時のフランス国内に多くの影響を与えた。晩年はフランス、ベルギー、ドイツ、オーストリアなどを転々としながら創作活動を続け、1870年、ピュイの別荘にて死去。 主な作品は、『三銃士』、『二十年後』、『モンテ・クリスト伯』、『王妃マルゴ』、『王妃の首飾り』、『黒いチューリップ』など多数。 もちろん、フランス文学史がロマン主義を避けて通ることができないかぎり、デュマに触れないわけにはいかないが、ヴィクトル・ユゴー、アルフレッド・ド・ミュッセ、アルフレッド・ド・ウ゛ィニーなどと比較すると、デュマは明らかに挿話的な扱いしか受けないのが普通である。しかし、2002年11月、ついにアレクサンドル・デュマの亡骸が国葬としてパリのパンテオンに移され、国民作家の列に加わったのだ。  一般に日本でのフランス・ロマン主義の研究は手薄だが、なかでもアレクサンドル・デュマについての研究は皆無に等しい。デュマと言えば『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』といった大衆娯楽作品の印象が強く、また数知れない代作者を使ったという理由で悪名も高い。また、その作品の全体について正確な総数すらわからないほどのいわば濫作者であったからよけいに始末が悪いのかもしれない。いったいどれだけ作品を出版したのだろうか。 カルマン・レヴィー出版社が1902年に出したアレクサンドル・デュマ作品総カタログによる作品分類は以下の如くであった。1)歴史小説および歴史研究128作品218冊。2)個人伝41作品、64冊。3)回想録、閑談9作品、11冊。4)少年少女物語5作品、6冊。5)旅行記18作品、35冊。6)戯曲66作品25冊。以上合計271作品、359冊(若干数の作品は重複の可能性がある)。シャルル・グリネルの『アレクサンドル・デュマとその作品』ではカルマン・レヴィー版全集で298作品142巻という数字を出している。Webサイトで検索すると688作品がリストされていて、270作品とか289作品とかをはるかに超えた多作家であることは間違いがない。ジャンルも小説、伝記、回想録、おとぎ話、旅行記そして戯曲と多彩である。 ≪Elle me resistait, je l’ai assassinee!....≫ 「俺を拒んだ、だから殺したのだ!」 有名なこの幕切れの台詞と共に、愛人アデルを殺した暗い目付きの主人公アントニーは、1831年以後しばらくの間フランスの若い世代を席巻した。1831年5月3日ポルト・サン・マルタン座で初演された『アントニー』は、当時の上演事情から見ると異例としか言いようのないほどの連続上演記録を作った。「このドラマはパリで連続131回上演された。内訳はポルト・サン・マルタン座で100回、オデオン座で30回、イタリアン座で1回である。そればかりか、またフランス中で巡回公演され、その年1831年は非難ごうごうであったが、1833年から1837年までは大成功を収めた。 今日のわれわれから見るといささか大時代なこの姦通劇が、どのように着想され、どうしてこのような熱狂的な反響をもたらしたのであろうか。
  • 「安南王国」の夢―ベトナム独立を支援した日本人
    4.5
    1巻2,640円 (税込)
    ■戦争と革命、夢と挫折―― 百年にわたる日越交流の秘史。 明治45年1月、一人の少年が故郷・天草から船でベトナムへ旅立った。その6年前、ベトナム王朝末裔の青年が故郷を脱出し、日本へ密航する。二人はやがて一つの目的のため、海を挟んだ異国の地で起ち上がる。ベトナム独立という見果てぬ夢をめざして――。 [目次] 序 章 「兄弟同士の戦争はやめること」 第一章 隠れキリシタンの里・大江 第二章 植民地・仏印 第三章 大南公司と大川塾 第四章 「東遊(ドンズー)運動」と王子クオン・デ 第五章 クオン・デ、漂泊の日々 第六章 日中戦争と日本の南進政策 第七章 北部仏印進駐とベトナム復国同盟会 第八章 開戦と松下光廣のサイゴン復帰 第九章 明号作戦とベトナム独立 第十章 日本敗戦とホー・チ・ミンのベトナム 第十一章 「ベトナム現代史」の激流の渦中で 終 章 南十字星きらめく下で <著者略歴> 牧 久(まき・ひさし) ジャーナリスト。一九四一年、大分県生れ。六四年、早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。同年、日本経済新聞社に入社。東京本社編集局社会部に配属。サイゴン・シンガポール特派員。八九年、東京・社会部長。その後、取締役総務局長、常務労務・総務・製作担当。専務取締役、代表取締役副社長を経て二〇〇五年、テレビ大阪会長。現在、日本経済新聞社客員、日本交通協会会員。著書に『サイゴンの火焰樹――もうひとつのベトナム戦争』『特務機関長 許斐氏利――風淅瀝として流水寒し』『不屈の春雷――十河信二とその時代』上下『満蒙開拓、夢はるかなり―加藤完治と東宮鐵男』上下(各小社刊)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『「安南王国」の夢―ベトナム独立を支援した日本人』(2012年6月5日 第2刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち
    4.5
    ファイターズが総工費600億円を投じて完成したES CON FIELD HOKKAIDO。 資金調達、建設地探し……無数のタスクに立ち向かい、 大志を形にした男たちの物語。 ――あなたの心にフロンティアはありますか? 『嫌われた監督』『虚空の人』著者による感涙ノンフィクション! 【著者略歴】 ノンフィクション作家。1977年千葉県生まれ。名古屋外国語大学卒業後、 日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を16年経験。 2016年に退社し、Number編集部を経て現在フリー。 『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』でミズノスポーツライター賞、 大宅壮一ノンフィクション賞、講談社 本田靖春ノンフィクション賞、 新潮ドキュメント賞を受賞。最新刊に『虚空の人』(ともに文藝春秋刊)。
  • 井伊直弼 修養としての茶の湯
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 近世の為政者階級である武家として文武にわたる〈なすべき業〉の修養に勤める直弼は、同時に徳川家のために先陣を駆って死に向かう戦う武士を夢みていた。本書はこれまで誰もなし得なかった、政治家井伊直弼と文人井伊直弼の統合を修養としての茶の湯の視点から試みて、政治と茶の湯との関わりを魅力的な叙述で見事に描いてみせる。1851年から1860年までの44会の茶会記録から、理念と歴史的現実が鋭く相克するシーンを丹念に解読し、文人の内面世界と政治家の思想と行動を考察するアプローチは独創的である。その上で、これまで未紹介の原資料に注目するとともに、晩年の著述『茶湯一会集』を武家のための〈総合的茶の湯作法集〉と評価し直すことにより、転換期を生きた井伊直弼を茶道史においても新たに位置づけ直す。第12回茶道文化学術奨励賞(財団法人:三徳庵)受賞。 【目次より】 はじめに 第一章 理想の武士と「なすべき業」 第一節 若き日の苦悩と弘道館 第二節 なすべき業 武道と文芸 第二章 埋木舎時代の茶の湯 なすべき業としての茶の湯 第一節 石州流と井伊家の茶の湯 第二節 埋木舎時代の茶の湯 第三章 世子時代の茶の湯 「行」としての茶の湯 第一節 世子時代の茶の湯著述 第二節 茶の湯における食事と表記の歴史 第三節 石州流と「懐石」表記 第四章 藩主時代の茶の湯 武家の茶の湯の完成 第一節 『茶湯一会集」の評価 第二節 『茶湯一会集』 第三節 「一期一会」と「独座観念」 第五章 直弼の茶会 大名茶会と草庵茶の湯 第一節 直弼の茶会記録 第二節 大名/数寄屋坊主の会 第三節 ”草庵茶の湯“の実践 第四節 直弼の茶会 総括 大名茶会と草庵茶の湯 結語 注 あとがき 井伊直弼(茶の湯)関連年譜 文献目録 索引 英文概要 英文目次 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 谷村 玲子 聖心女子大学文学部卒業。専門は、日本思想史・茶の湯文化史。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程修了(学術博士Ph.D.)。ロンドン大学アジア・アフリカ語学院(SOAS)客員研究員。
  • 家康の決断 天下取りに隠された7つの布石
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    1巻1,650円 (税込)
    ■絶体絶命! ピンチの連続! 波乱万丈! 三河の弱小大名から天下人にまでのぼり詰めた徳川家康。大河ドラマ「どうする家康」主人公の「決断」とは? [目次] 第1章 波瀾の10代 逆境で習得した「選択力と決断力」 第2章 自立の20代 信長と結んだ天運と武将家康の「武断」 第3章 苦難の30代 弱小大名が生き残るための「賢断」 第4章 危機管理の40代 堺から決死の脱出を図る「即断」 第5章 大勝負の50代 天下分け目の戦いを制した「勇断」 第6章 完璧の60代・70代 徳川265年体制を盤石にした「英断」 〈著者略歴〉 城島明彦(じょうじま・あきひこ) 昭和21年三重県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。東宝を経て、ソニー勤務時に「けさらんぱさらん」でオール讀物新人賞を受賞し、作家となる。『ソニー燃ゆ』『ソニーを踏み台にした男たち』などのノンフィクションから、『恐怖がたり42夜』『横濱幻想奇譚』などの小説、歴史上の人物検証『裏・義経本』や『現代語で読む野菊の墓』『「世界の大富豪」成功の法則』『広報がダメだから社長が謝罪会見をする!』など著書多数。「いつか読んでみたかった日本の名著」の現代語訳に 『五輪書』(宮本武蔵・著)、『吉田松陰「留魂録」』、『養生訓』(貝原益軒・著) 、『石田梅岩「都鄙問答」』、『葉隠』(いずれも致知出版社)、古典の現代語抄訳に『超約版 方丈記』(小社刊)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『家康の決断 天下取りに隠された7つの布石』(2022年11月19日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 生きる環境の模索 苦悩する知
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 生命倫理、環境倫理などの諸問題に目を据えながら、さらに〈真に人間として生きることはいかなることであろうか〉という私たちにとって永遠の究極的な問題に迫る。現在、世界的に見れば、飢えと戦乱に苦しむ地域もあるのに、日本では、物質的な豊かさに溢れ、経済的効率性に社会が支配されている。その中に見失われた人間性の取り戻しこそ、いま、何よりも必要なことである。内面的な豊かさとしての生の充実を求めて、改めて、自己自身に対して、意識を深く向けなおすべき時であろう。 【目次より】 序章 苦悩する知 生きる環境を考える A 生命を考える 一章 実存としてのいのち メタフュジックスからメタバイオロジーへ 二章 生命と倫理 技術化された時代における問題点 三章 実存思想と生命倫理 四章 生命倫理という問題 五章 生命倫理と倫理学 B 環境を考える 六章 環境倫理学の可能性 七章 環境問題の背景と将来 八章 失われた感性 実存的人間学からの一考察 終章 悲劇とは何か 有限存在の事実性 注 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 浜田 恂子 1932年生まれ。倫理学者、哲学者。関東学院大学名誉教授。 東京大学文学部独文学科・倫理学科卒業。同大学院博士課程単位取得満期退学。文学博士。 著書に、『倫理学入門 倫理学についての対話』『キルケゴール 主体性の真理』『歌舞伎随想』『生きる環境の模索 苦悩する知』『死生論』『近・現代日本哲学思想史』『二つの『忠臣蔵』 続歌舞伎随想』『入門 近代日本思想史』『歌舞伎勝手三昧』などがある。
  • イギリス革命とユートウピア ピューリタン革命期のユートウピア思想
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 清教徒革命(ピューリタン革命)は、1642~1649年にかけてイングランド・スコットランド・アイルランドで勃発した。その背後にあったユートピア思想を読み解く。 【目次】 はしがき 凡例 序説 ユートウピア思想史におけるイギリス革命 第一章 長期議会の成立と『マカリア王国』――ルネサンス・ヒューマニズムの系譜―― 1 問題提起 2 『マカリア王国』の性格 3 ハートリブの思想的発展 4 社会改革プランの展開 5 むすび 第二章 内戦の進展とピューリタン・ユートウピア――長老派・独立派・水平派・セクト―― 1 分析の視角 2 ピューリタン・ユートウピアの成立 3 サミュエル・ゴットの『ノワ・ソリマ』 4 セクトと独立派の対抗 5 ヒュー・ピーターの『よき為政者の善政』 6 ピューリタン・ユートウピアの性格 第三章 プロテクター期のユートウピア思想――国王派の挫折とピューリタニズムの解体―― 1 問題の所在 2 ジェイムズ・ハウエルの社会批評 3 マーガレット・キャヴェンディッシュの『きらめく新世界』 4 『オシアナ』の解釈をめぐって 5 プロテクター体制と『オシアナ』 6 むすび――ピューリタニズムの解体 第四章 一六五九年の危機――プロテクター制の崩壊とユートウピアの諸相―― 1 問題の所在 2 プロテクターの体制の崩壊 3 『ケイオス』とプロテクター体制 4 プロックホイとプロテクトレイト・イングランド 5 プロックホイのユートウピアとその実験 6 ピューリタン・ユートウピアの復活 7 バクスターの『聖なるコモンウェルス』 8 エリオットの『クリスチャン・コモンウェルス』 9 むすび 第五章 王政復古とユートウピア――千年王国論の衰退と『ニュー・アトランティス』の復興―― 1 はじめに  2 千年王国思想の挫折と『オルビア』 3 R・Hの『続ニュー・アトランティス』 4 J・グランヴィルの『続ニュー・アトランティス』 5 むすび――ピューリタニズムから<理性の時代>へ 第六章 エピローグ――一八世紀への展望―― 文献目録 人名索引 田村 秀夫 1923-2003年。経済史学者。中央大学名誉教授。中央大学経済学部卒業。中央大学経済学博士。専門は、16-17世紀の英国政治経済史。 著書に、『市民社会の発展と社会思想』『社会思想史序説 近代社会観の形成』『イギリス革命思想史 ピューリタン革命期の社会思想』『近代社会の思想史』『イギリス・ユートウピアの原型 トマス・モアとウィンスタンリ』『西洋史の旅』『社会思想 歴史と風土』『イギリス革命 歴史的風土』『フランス革命史 思想と行動の軌跡』『イギリス革命とユートゥピア ピューリタン革命期のユートゥピア思想』『ユートピアの成立 トマス・モアの時代』『イギリス革命と現代』『ルネサンス 歴史的風土』『マルクス・エンゲルスとイギリス』『マルクスとその時代』『社会思想の展開 歴史的風土』『ヨーロッパ古城・寺院の旅』『ユートピアへの接近 社会思想史的アプローチ』『社会思想史の視点 研究史的接近』『ユートピアの展開 歴史的風土』『社会思想史への道』『トマス・モア』『社会史の展開 宗教と社会』『ユートウピアと千年王国 思想史的研究』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • イギリス近世都市の「公式」と「非公式」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 イギリス都市民の日常的営為から伝わってくるものは、高度に抽象化された政治社会思想の論理ではなく、規律が求められる公の場でさえも独自の生き様と気儘な自己表現が許される開放的な社会の雰囲気である。そこに垣間見る都市モラルの本質は、「公共善」を掲げる理想と私益を優先する個人的都合の狭間で起る妥協点の探り合いにある。こうした現実を直視するとき、「公」が善で「私」は悪という単純な二元論でなく、両者の補完関係に踏み込む新しい論理が必要となる。本書は、公と私が重畳するなか自治が実践される現代都市の源流を、一次史料をもとに先進国イギリスの経済拠点に見出しその構造を解明、都市化現象の歴史的意義を問う都市史学の新たな方法論を提唱する。 【目次より】 はしがき 図表一覧 文献略語一覧 序章 1 イギリス都市史 問題の所在 2 アプローチ 3 方法 4 史料 第一部 公式領域 序 第1章 権威 はじめに 1 都市,王権,地主 (i) 王権との関係 (ii) 地主との関係 (iii) 法人格のインパクト 2 都市自治体 (i) 市議会 (ii) 都市エリート層 結び 第2章 制度 はじめに 1 ギルド制 (i) 職業ギルドの機能 (ii) 職業ギルドの公式化 (iii) 都市民の制度認識 2 フリーメン登録制 (i) 皮革業・食品加工業の成長 (ii) 靴下製造業の胎動 結び 第3章 秩序 はじめに 1 市区 2 教区 (i) 宗教改革 (ii) 救貧行政 結び 第二部 非公式領域 序 第4章 貧困 はじめに 1 徒弟,女性,労働者 2 下層社会 (i) 移住民 (ii) 犯罪と騒擾 結び 第5章 取引 はじめに 1 郊外 2 トポグラフィー 3 商関係 結び 第6章 信用 はじめに 1 親族関係 2 隣人,友人関係,保護・被護 結び 第三部 混在域 序 第7章 空間 はじめに 1 公共的空間 2 私的空間 3 都市支配層の空間認識 結び 結論 文献目録 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 川名 洋 1967年生まれ。経済史研究者。東北大学教授。青山学院大学国際政治経済学部卒業。イギリス・レスター大学都市史研究センター博士課程修了(Ph.D.取得)。専門は、経済史、都市史。 著書に、『イギリス近世都市の「公式」と「非公式」』などがある。
  • イギリス荘園の成立(補訂版)(名著翻訳叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書ははげしい論争がくりかえされてきたイギリス封建制の起源および性格にかんして、巨大なスケールと緻密な実証を兼ね備えた名著として名高く、二十世紀史学がいまなお乗り越えられない十九世紀古典学説の金字塔である。すなわち、著者は荘園の起源をアングロ・サクソン文明の伝統に求めるゲルマニストの立場に立ちながら、荘園のもつ共同体的性格と近代個人主義との差異をあざやかに描き出している。巨匠の名にふさわしくヴィノグラードフの中世像の全容をあますところなく示している書である。 【目次より】 序文 第一篇 サクソン以前の時代 第一章 ケルトの種族制度 第一節 血族制 第二節 土地保有 第二章 ローマの影響 第一節 ローマ人とブリタニアのケルト人 第二節 土地の私有と課税 第三節 領地 第一篇への註 第二篇 古サクソン時代 第一章 サクソンの征服 第一節 サクソンの定住に関する一般的見解 第二節 身分と階級 第二章 人民の集団 第一節 血族 第二節 聚落 第三章 聚落における分前 第一節 賦課単位としてのハイド 第二節 耕地単位としてのハイド 第四章 開放耕地制 第一節 農耕上の諸制度 第二節 聚落の機構 第五章 保有の歴史 第六章 マナーの起源 第二篇への註 第三篇 封建時代 第一章 ドゥームズデイ調査の諸原理 第二章 所有権と農耕 第三章 社会階級 第三篇への註 ヴィノグラードフの略歴・著作目録   鈴木利章 あとがき   富沢霊岸 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • イギリス農民一揆の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 イギリスの中世後期から近代初頭に農民が、封建的圧制、農奴制の廃止を求めた一連の反乱。1381年の大反乱はワット・タイラーに率いられた。1450年のジャック・ケイドの乱、1549年のロバート・ケットによる一揆が代表的なものである。沖積から近代へと移行に農民一揆が果たした役割を解明する。 【目次】 序 第一章 一三八一年以前の農民闘争 第一節 はじめに 第二節 法的身分闘争 第三節 領主にたいする日常闘争 第四節 暴力的非合法闘争 第二章 一三八一年の大反乱 第一節 大反乱の研究史展望 第二節 大反乱の政治・経済的背景 第三節 ワット・タイラー本隊の蜂起と反乱の経過 第四節 諸州の一揆 第五節 反徒の要求 第六節 反徒の構成 第七節 反乱軍の攻撃対象 第八節 大反乱の終焉 第三章 ジャック・ケイドの反乱  第一節 はじめに 第二節 反乱の背景 第三節 反乱への導入 第四節 蜂起の範囲と反徒の構成 第五節 要求と攻撃対象 第六節 反乱の終焉 第七節 むすび 第四章 イギリス絶対主義と修道院解散――絶対王政期における農民一揆の背景―― 第一節 はじめに 第二節 修道院解散と国家官僚制 第三節 王室財政機構の改革 第四節 修道院解散の歴史的意義 第五節 むすび 第五章 恩寵の巡礼 第一節 はじめに  第二節 リンカーンシャ一揆の発端と展開 第三節 リンカーンシャ一揆の反徒の構成と国王軍の構成 第四節 リンカーンシャ反徒の要求 第五節 リンカーンシャ反徒の攻撃対象 第六節 リンカーンシャ反徒の分裂と敗北 第七節 北部反乱の発端と展開 第八節 北部反乱の反徒の構成 第九節 北部反徒の要求 第一〇節 北部反乱軍の攻撃対象 第一一節 北部農民の再蜂起 第一二節 むすび 第六章 西部の反乱 第一節 はじめに 第二節 反乱の政治・経済的背景 第三節 反乱への導火線 第四節 反乱の発端 第五節 反乱軍および国王軍の構成 第六節 反徒の要求 第七節 反徒の攻撃対象 第八節 むすび 第七章 ケットの反乱 第一節 はじめに 第二節 反乱の発端とその蜂起範囲 第三節 指導者層の性格 第四節 反徒の攻撃対象 第五節 反徒の要求 第六節 反乱の社会経済的背景 第七節 むすび 第八章 一七世紀の農民一揆 第一節 中部の反乱 第二節 西部諸州の反乱 第九章 市民革命期の農民闘争 第一節 干拓反対闘争 第二節 エンクロジュア反対闘争 第三節 クラブメンの運動 第四節 ディガーズの運動 第五節 市民革命期の農民闘争の一般的特徴 第一〇章 結語 イギリス農民一揆年表 索引 富岡 次郎 1927年生まれ。歴史学者。京都大学名誉教授。京都大学西洋史学科卒、同大学院博士課程修了。文学博士。、専門は、西洋史、中世英国史。 著書、『イギリス農民一揆の研究』『看護婦現代史』『日本医療労働運動史』『ゼネストの研究』 『イギリス社会主義運動と知識人』『現代イギリスの移民労働者 イギリス資本主義と人種差別』『イギリスにおける移民労働者の住宅問題』『イギリスにおける人種と教育』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • イギリスの初期議会(歴史学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 原史料を読み込むことで自説を形成したイギリスの最重要な法学者の一人である、メイトランドによって編纂しされた古文書集『エドワード1世の議会の諸記録』(1895年)に先だってだって書かれたのが、、本書の内容である。1893年に刊行された本書『イギリスの初期議会』は、メイトランドの代表作である。 【目次より】 凡例 一 一三〇五年の四旬節議会 二 国王評議会 その構成 三 議会の仕事 I 一般的審議 II 立法 III 課税 IV 請願の審理 1 一三〇五年の手続 2 議会記録集と請願 3 請願は国王と評議会宛である 4 請願への回答 5 共同体による請願 6 庶民の活動 V 司法上の仕事 1 訴訟 2 評議会と裁判所 3 最上位の裁判所 結論 訳注 訳者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 メイトランド,F・W 1850~1906年。イギリスの法制史学者。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに学ぶ。ケンブリッジ大学教授。 著作に、『イギリスの初期議会』(Records of the Parliament Holden at Westminster, 28 February 1305)『英法史』(History of English Law before the Time of Edward I)『イングランド法とルネサンス』(English Law and the Renaissance)『イングランド憲法史』(The Costitutional History of England 遺稿)などがある。
  • イスラーム家族法 婚姻・親子・親族
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 独特の規定から成るイスラーム法の世界をもっとも色濃く写し出す家族法の領域に焦点を当てた、本邦初の体系的概説書。イスラーム最大宗派・スンナ派の四法学派の家族法を網羅的に紹介、詳細に比較検討した本書は、イスラーム社会を理解するうえでの必読文献となろう。第13回尾中郁夫・家族法学術奨励賞受賞。 【目次より】 はじめに 序論 第1章 婚姻 第1節 総論 第2節 婚姻の成立 第1項 求婚 第2項 契約当事者と婚姻締結の態様 第3項 契約に関わる条件 第4項 証人の立会い 第5項 婚姻障害 第6項 確定要件 第3節 無効な婚姻 第1項 曖昧性の法理 第2項 婚姻の無効の定義 第3項 無効な婚姻の効果 第4項 効力未定の婚姻 第4節 婚資 第1項 婚資の性質 第2項 婚資の設定・条件・相場額 第3項 婚資債権の発生・確定と履行 第5節 扶養請求権その他の妻の権利 第1項 扶養請求権 第2項 住居の手当て 第3項 夫が妻の許で時を過ごすことを求める権利 第6節 夫の権利 第2章 婚姻の解消 第1節 主体から見た婚姻解消の分類 第2節 態様から見た婚姻解消の分類 第1項 各学派における各婚姻解消の態様 第2項 取消可能な離婚と取消不能な離婚 第3項 婚姻解消の形式または原因とその態様の対照表 第3節 待婚期間 第1項 定義と期間の計算 第2項 待婚期間中の夫婦間の権利義務関係 第3項 待婚期間に服する女性の婚姻や性交 第4節 婚姻解消のさまざまな形式 第1項 一方的離婚 第2項 イーラー離婚 第3項 背中離婚 第4項 委任による一方的離婚権の行使等 第5項 身請離婚 第6項 仲裁による離婚 第7項 選択権の行使による婚姻の解消 第8項 呪詛の審判による婚姻の解消 第9項 後発的無効原因の発生 第10項 約款違反を理由とする婚姻の解消 第11項 夫婦の一方の死 第3章 親子・親族 第1節 親子関係 第1項 子 第2項 養子 第3項 棄児 第4項 女奴隷の子の父性の推定とその身分 第5項 保護関係 第2節 授乳 第3節 監護 第1項 監護権の性質 誰の権利か 第2項 監護権者の範囲と就任の順位 第3項 監護期間の終了と爾後の子の住所 第4節 扶養 第1項 総則 第2項 ハナフィー派 第3項 マーリク派 第4項 シャーフィイー派 第5項 ハンバル派 第6項 婚姻の斡旋 第7項 奴隷と動物の扶養 第5節 財産後見 第1項 禁治産制度の概容 第2項 財産後見 注 文献目録 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 柳橋 博之 1958年生まれ。東洋史学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、法制史、イスラーム法。 著書に、『現代ムスリム家族法』『イスラーム財産法の成立と変容』『イスラーム家族法』『イスラーム財産法』『イスラーム 知の遺産』(編)などがある。
  • イスラーム財産法の成立と変容
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書の主たる目的は、スンナ派イスラーム実定法(fiqh)、とくに財産法の中で、従来の研究によって満足な説明を与えられてこなかったり、研究者の間で議論の的になっている規定を、ヒジュラ暦二世紀・西暦八世紀から三・九世紀初めの学派成立期あるいはそれ以前に溯って説明することである。 【目次】 序論 第一章 シャリーアとフィクフの概念と学派の成立 第二章 所有権の構造 第一節 アインとマンファア 第二節 果実の概念 第三節 使用価値の法的性質 第四節 補足 第一部 契約の効力 第一章 総論 第一節 効力から見た契約の分類 第二節 契約の取消と解除 第二章 不成立の契約 第一節 定義と法律効果 第二節 マーリク派における無効の概念 第三節 当事者の能力 第四節 目的物の適格性 第五節 引渡が完了していない物の転売 第三章 無効な契約 第一節 総説 第二節 リバー 第三項 メディナ学説 食料の交換 第三節 射倖性 第四節 無効な約款マーリク派を中心として 第五節 強迫 第六節 シャーフィイーにおける無効の概念 第七節 公益に反する契約 第四章 効力未定の契約 第五章 有効だが拘束力のない契約 第一節 詐欺 総説 第二節 売買契約における詐欺による取消と瑕疵選択権 第三節 売買以外の契約における詐欺 第四節 詐欺を含む特別な売買 第二部 民事責任 第一章 総論 第一節 ダマーンの意義 第二節 ダマーンの負担の基準の概要 第二章 加害行為 第一節 直接損害と間接損害の理論 総説 第二節 ハナフィー派の理論 第三節 マーリク派の理論 第三章 責任占有 第一節 総説 第二節 侵奪 第三節 特定物売買における危険負担 第四章 預託占有 第一節 総説 第二節 踰越と懈怠 第三節 各法律行為における責任 第五章 害の法理 第三部 法制度各論 第一章 有償解放契約 第一節 有償解放契約とパラモネー契約 第二節 マーリク派 第三節 ハナフィー派 第四節 シャーフィイー派 第五節 有償解放契約の社会的意義 第二章 遺留分制度 「死の病」 第一節 総説 第二節 死の病制度の起源と展開 第三節 死の病制度における主観的要素 第四節 シャーフィイーの理論 第五節 結論 第三章 信頼売買 第一節 制度の趣旨をめぐる従来の学説 第二節 ムラーバハ売買 第三節 タウリヤ売買 第四章 マーリク派における賃約の解約 第一節 履行不能 第二節 使用価値の移転と賃約の解約と対価の支払 第三節 合意解約に対する制限 基本的語彙の説明 人名一覧 文献目録 柳橋 博之 1958年生まれ。東洋史学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、法制史、イスラーム法。 著書に、『現代ムスリム家族法』『イスラーム財産法の成立と変容』『イスラーム家族法』『イスラーム財産法』『イスラーム 知の遺産』(編)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 泉鏡花 現代語訳集9 縷紅新草
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    泉鏡花の小説「縷紅新草」の現代語訳。 【あらすじ】 ある小春日和の午後、辻町糸七は、一昨年この世を去った従姉の娘、お米と連れ立ち、故郷の寺へその墓参りに来た。 手に提げた間抜けな昼提灯を、「持ちましょう」とお米が言うのを断ると、「ご自分の手で誰かさんのお墓へお供えなさりたいのでしょう」と藪から棒をくらう。 三十年前、生活に行き詰まった辻町が、自殺しようと城の堀の上を徘徊した際、そこにもう一人、寂しい姿の見えた、初路という若い娘のことを、お米は言ったのである。 もと千五百石の一人娘だった初路は、家が没落して親類へ引き取られ、はんかち工場で刺繍の賃仕事をしていたが、容姿の美しさと針仕事の腕を他の女工から嫉妬され、彼女が考案した、蜻蛉の二つ連なった刺繍の図案に当てつけた中傷を苦に、自ら命を断ったのだった。 あわれな姫君を偲び、その霊も慰めようと墓地へ来た二人の前に、四人の男が慌てふためいて姿を現し、先頭の寺爺が、「蜻蛉の幽霊が出た」と言う。 蜻蛉の幽霊なら怖くはない、とお米が先へ立ってまず母の墓へ、次いで初路の墓へ向かうと、そこには無残にも荒縄でがんじがらめに縛られた石塔が転がっていた。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • 泉鏡花 現代語訳集7 眉かくしの霊
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    泉鏡花の小説「眉かくしの霊」の現代語訳。 【あらすじ】 境賛吉は、旅の途中、奈良井の駅で急に泊まりたくなった。 旅のあわれを味わってやろうと、硝子張りの明るい旅館をわざと避け、古びた一軒の旅籠屋に宿をとった彼は、翌日、洗面所の蛇口からいたずらに流れる三筋の水の音が、妙に気になった。 さらに夕暮れ時、風呂を使おうと湯殿へ行くと、二つ巴の紋の提灯の暗い明かりのもと、白粉の香りと女の気配を感じ、さらに声まで聞いたのである。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • 泉鏡花 現代語訳集13 化銀杏
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    【あらすじ】 北陸に旅行して、何かのついでに金沢をお通りになる時、もしあなたが珍しいものを好む心をお持ちならば、「化銀杏の旅館」にお泊まりになるといい。 寝床に入って、夜半の鐘声が森と聞こえ、凄まじい風がざッと吹いて身に沁みる時、長い廊下の最端に、ひたひたと足音が起こり、夜の寂寞を破って近づき来たり、障子の外に黒い影がさッと映って、諸君の寝息を窺うことだろう。 その時、静かにしていなされば、影はすッと障子を開けて、後ろ向きに銀杏返しの髪を見せたまま、諸君の枕辺に近づくはずだ。 諸君が真っ白な細い顔立ちを一目見て、思わずぞッとなさると同時に、影は行燈の火を吹っ消して、闇の中を走り去る… 本作はこの幽霊の謂われを物語る。 【あとがき より】 本書は、明治後期から昭和の初めにかけて活躍した作家、泉鏡花(1873-1939)の作品の現代語訳である。 鏡花の作品世界に満ち溢れる、美妙幽玄な魅力を音に聞き、それを味わってみようと足を踏み入れたものの、特異な文体によって描き出される風景の綺羅のような輝きに目を眩まされ、道半ばで現の世に戻らざるを得なかった人はけっして少なくないだろう。 訳者が目指したのは、現代の一般的読者が、大きな困難を感じることなく、内容を把握しながら読み通すことのできる文章に仕上げることであった… 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • 泉鏡花 現代語訳集17 日本橋
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    泉鏡花の小説「日本橋」の現代語訳。 【あらすじ】 雛の節句の明くる晩、宵に少し降った雨上がり、月は潜んで朧―と言いたいところだが、実際は黒雲が滲んで暗い、一石橋の欄干際。 そこに立つのは、遺憾ながら野暮な野郎の影二つ、しかもその一つは警官である。 もう一人の男が、先ほどから流れに臨んで辺りを見回し、新聞紙に包んだかなり重量のあるものを川へ放り込んだのを見て、警官が、今のは何か―と問うと、男は、姉の志としてあるものを流した―と答える。 その説明に警官が納得せず、尋問の続いているところへ、稲葉家の看板芸妓、錦絵のお孝が微酔い加減で姿を現し、わたしも同じことをしに来たんですよ―。 男は大学の生理学教室に籍を置く葛木晋三。お孝と並び称される滝の家の清葉に姉の面影を見て、長年恋い慕ってきたその思いを、今晩打ち明けたが振られたと言う。 その話が心に沁みたお孝は、清葉への対抗心もあり、葛木の手を引いて抱き込んだのであったが… 激しく、悲しく、そして美しい、人の情念の綾を見事に織り上げた傑作。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • 泉鏡花 現代語訳集12 照葉狂言
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    鏡花独特の美しい色彩感覚と、揺れ動く人情とに満ち満ちた、戯曲を思わせる小説の現代語訳。 【あらすじ】 幼くして母を亡くした私の心を慰めてくれたのは、二坪に満たない日陰の庭に大きく育った一本の青楓と、継母のいる向かいの家の、優しい姉上、そしてもう一つ、町の外れの見世物小屋にかかる興行であった。 その入り口には桜の造花を廂に差して、枝々に、「て」「り」「は」と一つひとつ染め抜いた、赤と、白の、たくさんの小提灯を、数え切れないほど吊るして、夕暮にはそれらすべてに灯が入れられた。 毎晩見に行く私の顔を覚えて、ある日、一座の女が、深紅の鹿の子染めのうつくしい座蒲団の上に座らせてくれたが、演目が果てた後、送ってもらって家に帰った私は、我が家の世話をしてくれていた伯母が、警察に捕らえられる光景に遭遇する。 わたしのところへいらっしゃい―と言ってくれる、姉上と女役者の言葉に、私の気持ちが揺れた時、継母の声がしたため、咄嗟に女役者のあたたかい肩掛の下に、小さな私の身体は潜り込んだ。 それから八年、何もかもが変わってしまった故郷へ、その一座の一員として立ち戻った私は、あの青楓のために、懐かしい姉上が不幸な境遇に陥っていることを聞き知ったのであった。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • 泉鏡花 現代語訳集18-1 婦系図(前編)
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    1~2巻440円 (税込)
    【あらすじ】 参謀本部でドイツ語の翻訳官を勤める早瀬主税は、師であり恩人でもある文学士酒井俊蔵に秘して、お蔦という芸妓上がりの女と暮らしている。 それが露見する、あるいは既にしたのではないかという心配に加え、新たに生じた懸念は、友人河野英吉と酒井の一人娘妙子との縁談。一族の繁栄のため、娘たちを餌にして婿を釣るような家へなど、断じて妙子はやりたくない―というのである。 そんな鬱屈した気分で薬師の縁日をぶらついている時、早瀬は思いがけず師に出くわし、付いて来いと言われて酒井馴染みの芸者屋へ行った。 そこで恐れていたことが現実となり、娘の縁談を何故邪魔するのだ―という叱責とともに、女を捨てるか、それとも師を捨てるか―という選択を迫られたのであった… 早瀬と、彼を取り巻く女たちを中心に描き出される、絢爛たる人間絵巻の前編。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • 泉鏡花 現代語訳集14 伯爵の釵
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    【あらすじ】 ある年、激しい旱魃のあった真夏のこと、北陸の都で、女優を主とした帝都東京の新劇団が七日間の興行をして、湧くような全市の人気を博した。 面立ちの美しく涼しい女優たちの中でも、「一番の明星」と皆に称えられた村井紫玉が、一人でそッと忍び歩きをして、日本三名園の一つに数えられるという、景色の優れた公園で、柳の茶屋という店に憩った。 そこで紫玉は、木陰の暗がりに、空き屋かと思われる、廂の朽ちた誰もいない店と、その軒下の土間の、三味線を背負った乞食坊主を見る。 この情景を目にして、憐れに感じると同時に、忌わしく思った彼女は、指輪を三つも四つもはめた白い指をつッと挙げて、鬢の後れ毛を掻いたついでに、白金の浮き彫りの、白く輝く鸚鵡の釵を抜いて、逆さにして、吸いかけた煙管の脂を取り除いた。 と、坊主が、もぞもぞと肩を揺すり、片目の潰れた青膨れの顔を向けて、じッと紫玉の姿を見たかと思うと、前屈みに、よたりと立って、樹の下の暗がりをたどたどしく下りて来て、はッと紫玉が顔を上げると、既に敷居を越えて、目の前の土間に両膝をついていた。 そして、虫歯が疚いて耐え難いので、まじないとして、紫玉自らの手で、白金の釵を虫歯の穴へ挿し入れて欲しいと乞う。 仕方なく応じた紫玉は、その釵に導かれるように、奇怪な事件へと陥るのであった。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • イタリアのヒューマニズム(名著翻訳叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書はルネサンス市民社会に新しい「人間教養」として生まれたヒューマニズム思想を歴史的に究明し、当時の活動生活と瞑想生活をめぐる市民の会話を通して、人間思想の生きた姿を伝えようとする名著である。著者ガレンはこの人間中心の思想を、豊富な資料を通してみごとに浮き彫りにし、現代のメカニズムによって喪失されつつある人間性への反省を強くうながすとともに、従来、美術や文学を介してのみ知らされたルネサンスの人々の人生観、人間思想を明らかにする。 【目次より】 序論 ヒューマニズムと哲学と歴史とプラトニズム 新しい言語文献学の必要 ヒューマニズムの起源 ヒューマニズムと古典的古代 第一章 ヒューマニズムの起源 フランチェスコ・ペトラルカからコルッチオ・サルターティへ 内面生活の分析 自然科学にたいする攻撃 コルッチオ・サルターティ コルッチオ・サルターティにおける意志の優位 第二章 市民生活 サルターティ学派とベルナルディーノ・ダ・シエナ レオナルド・ブルーニ ポッジオ・ブラッチョリーニと地上の富の価値   ヴァッラと道徳科学 ジャンノッツオ・マネッティと人間の尊厳性の問題の始めての提出 レオン・バッティスタ・アルベルティ マッテオ・パルミエーリとプラトニズムへの移行 ポリツィアーノとバルバロの言語文献学 ガラテオとポンターノ 教育学に関する補足 第三章 プラトニズムと人間の価値 「自由」の危機とリヌッチーニの「自由論」対話  クリストフォロ・ランディーノにおける活動生活 マルスィリオ・フィチーノと「博識なる敬虔」の観念 プラトン神学 ピコ・デッラ・ミランドラと反修辞学論争 反占星学論争 プラトン的護教論の補足 第四章 プラトニズムと愛の哲学 フランチェスコ・カッターニ・ダ・ディアッチェートとフィチーノの正統 愛の形而上学 プラトンとアリストテレスの融合 ジャン・フランチェスコ・ピコの懐疑主義 第五章 アリストテリスムと霊魂の問題 ピエトロ・ポムポナッツィ ヤコポ・ザバレッラ アリストテリスムにおける宗教の問題 第六章 論理学、修辞学、詩学 論理学と方法論の問題 ザバレッラとパドヴァ論争 マリオ・ニゾリオ ジロラモ・フラカストロの「ナウゲリウス」 第七章 道徳の探求 アリストテレスの影響と「ニコマコス倫理学」への註解 第八章 自然探究 レオナルド・ダ・ヴィンチ ジロラモ・カルダーノ ジロラモ・フラカストロとデッラ・ポルタ アンドレア・チェザルピーノ ベルナルディーノ・テレジオ 第九章 ジョルダーノ・ブルーノからトマーゾ・カムパネッラへ 宗教改革 ブルーノにおける宗教と哲学 ブルーノの宇宙概念 トマーゾ・カムパネッラにおける新しい問題 ガレン、エウジェニオ 1909~2004年。。イタリアの哲学者、ルネサンス期の歴史研究家。フィレンツェ大学に学ぶ。専門は、ルネッサンス文化史。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 一夜かぎりの花嫁
    4.0
    嵐の夜に、あなたと一度だけ――。 日本初登場作家のロマンティック・リージェンシー!! 伯爵家の令嬢グレースは8人きょうだいの長子。両親亡きあと、幼い弟妹たちが別々に引き取られそうになったが、グレースの努力でばらばらにされずにすんだ。以来、ひとりで面倒をみてきたグレースは、家族を守るため恋も結婚もあきらめていたが、ある嵐の夜に奇跡のような偶然が起きる。初恋の人、ワーシントン伯爵マットとふたりきりの客として同じ宿に雨宿りすることになったのだ。グレースは、正体を明かすことなく一夜をともにし、その思い出を胸に姿を消そうと決心する。 一方、夜明け前に消えた謎の女性に恋してしまったマットは、名前すら知らない彼女の行方を探し始めた。 再会を望まないグレースと彼女を見つけ出そうとするマット。それぞれ社交界デビューを控えた妹の付添いでロンドンを訪れたふたりの運命は、すれ違いながら交錯して……。 著者について ■著者略歴 エラ・クイン Ella Quinn 作家。南太平洋、アメリカ、北アフリカ、イギリスをはじめヨーロッパ等を転々とした後、彼女とその夫は、夢を実現させ、3匹の猫とグレートデーン犬と共にカリブ海や北アメリカ沖を巡航する帆船で暮らしている。 ■訳者略歴 高橋佳奈子 Kanako Takahashi 東京外国語大学ロシア語学科卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、クイン、ジェームズ、ブロックウェイ『さらわれた花嫁たち』『伯爵の花嫁探し』マックレイ『不思議の愛の国に招かれて』ワイルズ『不適切な願いは嵐のように』『不機嫌な花嫁にささげるワルツ』エセックス『男装の令嬢は海風にのって』ボーディン『侯爵からの愛は春風のように』クイック『約束のルビーは闇に輝く』(竹書房)、コールドウェル『哀しみが思い出に変わるとき』(柏書房)、マデラス『誘惑の炎がゆらめいて』(二見書房)、クイック『禁じられた秘薬を求めて』(ヴィレッジブックス)がある。

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