作品一覧

  • 放蕩侯爵と不本意な花嫁
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    ぼくの人生は変わってしまった――。 この世で一番嫌な相手と婚約する羽目になった令嬢は破棄をもくろむが、 なぜか侯爵は結婚に前向きに!? 放蕩者は変わることができるのか――? 大好評〈ワーシントン〉シリーズ! 〈あらすじ〉 社交界デビューしたばかりの伯爵令嬢シャーロットは、ある日、猫と共に悪漢にさらわれてしまった。彼女を救い出したのは、たまたま誘拐現場に居合わせた侯爵コンスタンティン。シャーロットは監禁された宿屋で無事救出されたものの、ふたりが一緒のところを目撃され、コンスタンティンは婚約の挨拶のための旅だと周囲を納得させる。 彼に感謝しつつも、放蕩者として有名で、以前劇場で見かけた際の様子に嫌悪感を抱くシャーロットは、なんとか形ばかりの婚約で済ませられないかと考えていた。ところが、これまで絶対に結婚したくないと花嫁候補たちから逃げ回っていたコンスタンティンは、なぜかシャーロットにひどく惹かれて……。果たして放蕩侯爵は自分を変えることができるのか?
  • 求婚されなかった花嫁
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    伯爵家の令嬢ルイーザは、兄の友人である公爵ギデオンと出会う。亡くなった父の負債を抱えているため求婚はしないと心に決めていたギデオンと、すでに求婚者がいたルイーザだったが、ふたりは急速に惹かれあう。 ルイーザに求婚したベントレー侯爵は、ギデオンとルイーザの関係を知らず、いとこであるギデオンに、仲を取り持ってほしいと頼む。ギデオンはいとこのため、そして借金を帳消しにするために自分の娘と結婚しろと債権者に脅されたこともあり、自分の気持ちを押し殺し、ふたりを応援することにする。 しかし、ある夜会で出会ったギデオンとルイーザはお互いの気持ちにはっきりと気づき、キスしてしまう。二人の気持ちは大勢の知るところとなり、結婚を決意するが、今度はギデオンの亡父の愛人の企みで不仲となってしまう。すれ違うふたりは……。 大好評『堅物侯爵の理想の花嫁 』『一夜かぎりの花嫁』続編シリーズ
  • 堅物侯爵の理想の花嫁
    3.0
    堅苦しく、尊大なことで有名なマートン侯爵ドミニクは、適齢期を迎え、花嫁を探す決心をした。 妻となる女性はまさに“女性の鑑(かがみ)”であるべきと考え、条件を並べた。 血筋がよく、物静かで従順で、見るに耐える程度の容姿――ただし妻を愛したりはしない。愛は一族を破滅に追いやると教育されてきたのだ。 しかし、ある日、彼はハイド・パークで子犬を助けた令嬢ドロシアに一目惚れしてしまう。 彼女はただの准男爵の娘にすぎず、情熱的ではねっかえりで、おまけに美しすぎた。 条件にまったく当てはまらないにも関わらず、また会いたいと思ってしまった自分にドミニクは驚き、とまどうが、その後も偶然が重なり、一緒に子猫や子供を救うことになってしまう。 少しずつ理想の自分から変わっていくドミニク。いっぽうドロシアも、世間の評判とは違って見えるドミニクに惹かれるが……。 堅物侯爵の花嫁探しの行方は――?
  • 一夜かぎりの花嫁
    4.0
    嵐の夜に、あなたと一度だけ――。 日本初登場作家のロマンティック・リージェンシー!! 伯爵家の令嬢グレースは8人きょうだいの長子。両親亡きあと、幼い弟妹たちが別々に引き取られそうになったが、グレースの努力でばらばらにされずにすんだ。以来、ひとりで面倒をみてきたグレースは、家族を守るため恋も結婚もあきらめていたが、ある嵐の夜に奇跡のような偶然が起きる。初恋の人、ワーシントン伯爵マットとふたりきりの客として同じ宿に雨宿りすることになったのだ。グレースは、正体を明かすことなく一夜をともにし、その思い出を胸に姿を消そうと決心する。 一方、夜明け前に消えた謎の女性に恋してしまったマットは、名前すら知らない彼女の行方を探し始めた。 再会を望まないグレースと彼女を見つけ出そうとするマット。それぞれ社交界デビューを控えた妹の付添いでロンドンを訪れたふたりの運命は、すれ違いながら交錯して……。 著者について ■著者略歴 エラ・クイン Ella Quinn 作家。南太平洋、アメリカ、北アフリカ、イギリスをはじめヨーロッパ等を転々とした後、彼女とその夫は、夢を実現させ、3匹の猫とグレートデーン犬と共にカリブ海や北アメリカ沖を巡航する帆船で暮らしている。 ■訳者略歴 高橋佳奈子 Kanako Takahashi 東京外国語大学ロシア語学科卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、クイン、ジェームズ、ブロックウェイ『さらわれた花嫁たち』『伯爵の花嫁探し』マックレイ『不思議の愛の国に招かれて』ワイルズ『不適切な願いは嵐のように』『不機嫌な花嫁にささげるワルツ』エセックス『男装の令嬢は海風にのって』ボーディン『侯爵からの愛は春風のように』クイック『約束のルビーは闇に輝く』(竹書房)、コールドウェル『哀しみが思い出に変わるとき』(柏書房)、マデラス『誘惑の炎がゆらめいて』(二見書房)、クイック『禁じられた秘薬を求めて』(ヴィレッジブックス)がある。
  • 一夜かぎりの花嫁

    Posted by ブクログ

    7人の弟妹を束ねる伯爵家の長女グレース。弟妹のため結婚を諦めていたが、嵐のために立ち寄った宿屋で初恋の人、伯爵マットと6年ぶりの再会をしてしまう。その晩、せめて思い出にと、大胆にマットの部屋に向かう。マットもどこか見覚えのある彼女を一目見るなり結婚を心に決めるが、翌朝、その姿はなく…。グレースを探し当て、彼女の弟妹7人と自分の妹4人(二頭のグレート・デン付き)を養育するのに一瞬ボーゼンとなるも、グレースのため奮闘するマットは正統派ヒーローだった。ラスト、悪役のグレース叔父の事件は少しマヌケな感じ。途中、ちょっと退屈になっちゃったけど、シリーズ物とのことで、続きが翻訳されたら読みたいと思います!

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    2020年03月11日
  • 一夜かぎりの花嫁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ワーシントン・シリーズ1

    嵐の夜、宿屋に泊まっていたヒロインの前に社交デビューの時に片思いをしていたヒーローが現れる。
    7人の弟妹たちを養育するヒロインは結婚を諦めていたので、一度だけでいいからとヒーローに身を任せる。
    一方ヒーローはヒロインに一目惚れをし、プロポーズをしようと決意するもヒロインは姿を消した後だった…。

    名前も知らない女性を探し出す根性や、ヒロインと自分の弟妹含め11人の責任者となる決心をする姿が素敵なヒーローだった。
    わりと早い段階でヒーローの求婚を受け入れるので、この後一体どんな事件が起こるんだとヒヤヒヤしてたけどいらぬ心配でした。
    ストーリー的には山も谷もないんだけど

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    2020年09月19日
  • 堅物侯爵の理想の花嫁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ワーシントン・シリーズ2

    父が亡くなりお堅い伯父に育てられたせいで超堅物になってしまったヒーロー。
    そんなヒーローが準男爵の娘のヒロインに一目惚れをする。
    妻となるのは女性の鑑のような女性だと自分に思い込ませてヒロインに惹かれまいの抗うけど、そんなものは子猫がじゃれつくようなものです。
    最初から最後までメロメロで気持ちいいぐらい。
    ずっと平和で続くのではなくて、割とキツイシーンなんかもあるんだけど、読み終わったあとに幸せな話だったなぁと思えるそんな作品でした。

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    2020年09月19日

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