往時作品一覧

  • ヤマケイ文庫 愛犬王 平岩米吉 「日本を代表する犬奇人」と呼ばれた男
    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    戦前から戦後にかけて、狼をはじめとするイヌ科動物を独学で研究し、雑誌『動物文学』を立ち上げた平岩米吉という人物がいた。 動物行動学の父・ローレンツに先駆けて自宅の庭で犬、狼、ジャッカル、狐、ハイエナと暮らしながら動物を徹底的に観察。 「シートン動物記」「バンビ」といった動物文学を初めて日本に紹介し、フィラリアの治療開発に私財と心血を注いだ、偉大なる奇人の物語。 本書は在野の研究者や作家が多彩に活躍していた時代の記録でもある。 文庫化にあたり、往時の様子を収めた貴重な写真と作家の直筆原稿を収録。 第十二回小学館ノンフィクション大賞受賞作。 解説/村井理子。 ■内容 第1章 狼に憧れた神童 第2章 白日荘のにぎやかな住人 第3章 動物文学に集う人々 第4章 愛犬の系譜 第5章 戦火のなかの動物 第6章 犬は笑うのか? 第7章 狼との対話 第8章 奇人先生の愛した犬たち 文庫版あとがき 解説 村井理子 ■著者について 片野 ゆか(かたの・ゆか) 1966年、東京生まれ。 2005年に『愛犬王 平岩米吉伝』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞受賞。 犬をはじめとする動物に関わる本を手掛け、『セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅』『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い』『動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー』『平成犬バカ編集部』(以上、集英社)など著書多数。 話題を呼んだ『北里大学獣医学部 犬部!』(ポプラ社)は映画化、コミック化されている。
  • あきんど百譚 : 1 あかり
    4.0
    腕のいい蝋燭職人の父との確執から家を飛び出した照介は、十年に渡る放蕩無頼の生活の末、実家である蝋燭問屋に舞い戻る。すでに父は亡くなっており、家業は弟が継いでいたのだが、往時の繁盛ぶりは見る影もなく……。(「あかり」)――表題作をはじめ、江戸の市井で懸命に生きる人々の、日々の暮らしぶりや人間模様を描いた、人情絵巻シリーズ第一弾。
  • 歩いて楽しむ 近江 琵琶湖 若狭(2021年版)
    完結
    -
    「歩いて楽しむ」のにぴったりの、琵琶湖周辺と若狭のおさんぽ本。 江戸時代、五街道のうち東海道・中山道が通り、また京の都と北陸を結ぶ道も発達していた近江。 このエリアには往時の面影を残す街道筋が残り、かつて近江商人が活躍したむかし町や、古社寺・古城跡が数多く残っています。 美しい琵琶湖の風景とともに、古えの風情を感じながら歩ける26コースを、社寺、みどころ、立ち寄りスポットなどの紹介記事を交えながら紹介します。 各コースは4~6頁でコースチャート、高低表、物件紹介記事、地図で構成。 コースチャートでみどころポイントを把握して、地図を見ながら歩き、疲れたら「立ち寄りスポット」でひと休みを。 大きめの文字と見やすいレイアウトで、どんな世代にも使いやすい1冊。街歩きがもっと楽しくなります。 【巻頭グラフ】 ・「道の国」と言われる、近江の古街道と昔町を紹介。  古街道…東海道/中山道/朝鮮人街道/鯖街道/北国街道  むかし町…近江八幡/日野/長浜/五個荘 ・観音を歩く 【コースガイド】 ●大津・湖南 コース 1…大津・三井寺 コース  2…大津宮 コース  3…坂本 コース  4…比叡山 コース  5…石山寺・瀬田 コース  6…草津 コース  7…烏丸半島 コース  8…石部 コース  9…水口 コース 10…信楽 ●湖東・湖北 コース 11…近江八幡 コース 12…安土 コース 13…五個荘 コース 14…八日市 コース 15…日野 コース 16…彦根 コース 17…多賀 コース 18…金剛輪寺・百済寺 コース 19…醒井・柏原 コース 20…長浜 コース 21…小谷城周辺 コース 22…高月・木之本 ●湖西・小浜 コース 23…安曇川 コース 24…高島 コース 25…小浜 コース 26…東小浜 【コラム】 近江八景/古城・城跡/「琵琶湖」を知ってますか? ◆イベントカレンダー・花カレンダー ◆交通インフォメーション
  • 一度は行きたい「戦争遺跡」 北海道から沖縄まで、“戦時”の遺構を歩く
    -
    戦後70年を経た現在もなお、日本列島各地には、戦時の遺構が、ときに自治体の保全活動によって、あるいは顧みられず朽ちた状態で、今なお往時を偲ぶ姿を遺しているのをご存じだろうか? たとえば、函館市の夜景を楽しむスポットとして人気の函館山には、「函館山要塞」と呼ばれた時代の遺構が数カ所に点在している。太平洋戦争で直接戦火を交えることはなかったが、日露戦争に備えて海側からは見えないよう山のあちこちに砲台跡や司令部跡が残り、散策の途中に立ち寄ることも可能なのだ。本書は、北海道から沖縄までに点在するこれらの遺構を「戦争遺跡」(“戦跡”)と呼び、実際に著者が踏査したスポットを中心に、カラー写真をふんだんに掲載して紹介する力作現地ルポ。とくに第4章「沖縄戦の記憶。」は、実際に多く犠牲者の悲劇的な逸話が各々の戦跡に盛り込まれ、胸に迫る。

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  • 結 妹背山婦女庭訓 波模様
    4.2
    史上初の直木賞&高校生直木賞をW受賞した『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』から2年。直木賞受賞第一作にして、『渦』の待望の続編がついに刊行。 江戸時代も半ばを過ぎた道頓堀には芝居小屋がひしめき合っていた。 近頃は歌舞伎芝居に押され、往時の勢いはないものの、「道頓堀には、お人形さんがいてこそ、や」 人形浄瑠璃に魅せられ、人形浄瑠璃のために生きた人々の喜怒哀楽と浮き沈み、せわしなくも愛しい人間模様をいきいきと描く群像時代小説。
  • 美しい東北I 昭和の三陸――八戸から牡鹿半島
    -
    わたしたちの心の故郷でもある東北。その美しい風景とそこに生きる人々の姿を、写真家・安田就視は長年にわたって撮りつづけてきた。「美しい東北」シリーズは、彼のライフワークの一つである。 シリーズIの「昭和の三陸――八戸から牡鹿半島」は、昭和の三陸地方をファインダーに収めた貴重な記録。古くから変わらぬ魅力的な景観と、一方で今回の震災で失われてしまった懐かしい光景が展開されている。 全64点の写真の中には、宮古港の水揚げの賑わいの様子をとらえたものなどもあり、往時を偲ぶとともに復興の明日への思いが胸に強く迫ってくる。また、鉄道写真家としても名高い安田の、三陸海岸を走る列車の姿をとらえた写真も数点。「美しい東北I 昭和の三陸――八戸から牡鹿半島」は、まさに、昭和の三陸地方の魅力をいとおしむ永久保存版写真集となっている。

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  • エステル あふれてくねるもの
    完結
    -
    本書は宮西の代表作である。 収録作品は全て80年代に描かれたもので、刊行時は宮西の最も新しい作品群として話題になった。 宮西が20歳~30歳に掛けた十年間に描かれている。 タイトル-Esther-の元になったと思われる『エステルの化粧』を中心にペン画、鉛筆画のイラストを配している。 作品はどれもイラストの範疇を遥かに超えた芸術作品と言えるものばかりだ。 二色カラーページが32枚というのも嬉しい! 特に興味深いのは、英訳作品『MIDSUMMER NIGHT'S DREAM』である。 80年中期にはアメコミに対抗して日本のマンガをアメリカに輸出しようという流れが出て来た。 そこで大友克洋、 平田弘士といった面々を集めて-オムニバス・アンソロジー-を一冊アメリカ発売した訳である。 そこに宮西も含まれていたというところに往時のマンガ界に於ける彼の立ち位置を窺い知る事ができる。 蛇足ではあるが、今でこそマンガは日本のお家芸のように言われいるが、しかし80年代ではまだまだアメリカがコミックのうえでも名実共にNo.1だったというのがなんとも皮肉で面白い。 収録作品:うつくしきかしら/レボリューション/バラティユリ/.....IF I DIE, I DIE/因果/Platonics/エステルの化粧 1/エステルの化粧 2/エステルの化粧 3/MIDSUMMER NIGHT'S DREAM/台風小僧/菓子屋のたくらみ 1/菓子屋のたくらみ 2/LITTLE YELLOW サンボ/月光和音
  • エスパーニャのサムライ 天の女王
    4.0
    17世紀、無敵の王国エスパニア(スペイン)の地を踏んだ慶長遣欧使節のなかに、彼の地に止まった二人のサムライがいた-- 武士の誇りを捨てず、鮮やかに剣を遣う小寺外記と瀧野嘉兵衛は「男の中の男」と称えられ宮廷で人望を得る。だが、フランス・イギリス、バチカンらエスパニアを狙う権力闘争は激化し、二人は巨大な隠謀に巻き込まれていく。現代セビーリャと絢爛たる往時のマドリードを舞台に描く歴史冒険活劇。
  • 越中460年を行く 富山城探訪
    -
    近年、富山城址公園などの発掘調査により、越中の中枢にあった富山城の往時の姿がだんだんと明らかになってきました。戦国時代だと思われていた築城時期が、中世までさかのぼることなども分かりました。今に残る貴重な図版や研究員の推理から、富山城の謎に迫ります。北日本新聞文化面の人気連載を書籍化。お城ファンには必読の1冊です。北日本新聞社新書シリーズ第1弾!

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  • 江戸を賑わした 色街文化と遊女の歴史
    -
    1巻1,683円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 各地にあった色町の歴史をひも解き、 当時の色町の繁栄ぶりに思いをはせる―― 江戸時代には公認・非公認にかかわらず、多くの遊里があった。 江戸吉原をはじめ、品川や新宿などの宿場町、深川や上野などの岡場所、八王子や府中などの旅籠、船橋や潮来などの地方の宿場…… そこには遊女が集い、女色を求めて男が通い、町はにぎわった。 なぜそこが遊里となったのか、どれほど賑わっていたのか、どんな遊女がいてどんな男が遊んだのか、 往時の賑わいぶりを振り返るとともに、現在の様子にも触れながら、江戸時代の“色町”を紹介していく。 【目次】 ■序章 遊女・遊郭の歴史 遊女の祖先は誰か? なぜ江戸幕府は遊郭を公認したのか?・・・など ■第1章 宿場町の女 宿場町が遊女町として栄えたわけ 吉原に匹敵するにぎわい――品川・・・など ■第2章 寺社町の遊女 寺と神社と遊女と客 寛永寺の門前町――上野・谷中・・・など ■第3章 川沿いの遊女 川・海と遊女 “こんにゃく島”と呼ばれる遊里――新川・・・など ■第4章 吉原の遊女 吉原はどこにあったか 吉原はどういう町だったか・・・など ■第5章 地方の遊女 成田街道一番の宿駅――千葉 江戸と東北を結ぶ水郷の遊里――常陸・・・など ■第6章 陰間茶屋の男 江戸時代の男色事情 歌舞伎の少年のアルバイト――日本橋・・・など
  • 往時在眼
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 始めは武者小路実篤の作品に感動し、やがて実際に会うことでその人間に私淑した著者は、編集者として網野菊、小川国夫、阿部昭など多くの作家を担当しました。その一人でもある饗庭孝男が「白樺派が育てた土壌のつつましく美しい花」と評した、日常の折々に綴った文章を集めました。

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  • 近江商人の道
    -
    中世以来の伝統を基盤に、江戸時代から明治にかけて全国有数の豪商を輩出した琵琶湖の東岸、湖東地域。 日野・八日市・近江八幡・五個荘・豊郷・彦根……。往時の面影をとどめる道を辿りながら、近江商人の事績を紹介。好評「近江歴史回廊ガイドブックシリーズ」最終巻。
  • 大阪環状線・北大阪急行・御堂筋線
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 環状線と御堂筋線全駅を懐かしい写真と古地図で巡る決定版。 梅田・なんば・上六・安倍野・天王寺・心斎橋などの街の風景が満載! JRゆめ咲線と北大阪急行も全駅紹介。往時の記憶がよみがえる。
  • 小沢さとる未収録短編集 トランキッド
    完結
    -
    全1巻550円 (税込)
    SF・サスペンス・戦記・カーレース稀代のストーリーテラーが放つ珠玉の9作品、すべてが単行本初収録。《解説》1963年、不朽の海洋コミック『サブマリン707』を発表し、往時の少年たちの心に夢と情熱の種を植えつけた小沢さとる――。 本書は、小沢にとって文字通り右腕であった増田眞吾を失い707 の連載にひとまずの区切りをつけ、漫画家としての活動を一時休止するまでの5年間に発表された作品の中から、これまで単行本に収録されることのなかった読切作を厳選した短編集である。 SF、サスペンス、戦記、カーレースと収録の全9作はバラエティに富んでいるが、全ての物語の背景に共通して漂う、哀愁と叙情性は 707では少年たちに伝え切れなかった要素であるような気がしてならない。
  • 男の隠れ家 特別編集 ベストシリーズ 古地図で読み解く! 城下町の秘密2024
    NEW
    -
    1,200円 (税込)
    男の隠れ家ベストシリーズ“古地図で歩く”完全保存版! 目次 武家社会が育んだ町、金沢物語。 古地図で見る金沢 古地図片手に百万石の痕跡を求め、彷徨う 古地図で読み解く! 城下町の秘密2024 【巻頭言】古地図のススメ 東日本編 上田(長野県)天然の要害・千曲川が城下を守る  弘前(青森県)津軽氏が築いた名城が現存する  会津若松(福島県)戊辰戦争の舞台となった奥州の名城  松本(長野県)北アルプスの麓に築かれた水の町  松前(北海道)交易で栄えた日本最北の城下町  仙台(宮城県)伊達家によって築かれた杜と水の都  米沢(山形県)戦国の雄・上杉氏が築いた城下町  白河(福島県)奥州の関門にふさわしい鉄壁の城郭  川越(埼玉県)江戸の北方を守る重要な防衛拠点  小田原(神奈川県)後世に影響を与えた北条氏が築いた総構  犬山(愛知県)美濃と尾張が接する交通の要衝  岩村(岐阜県)戦国期から続く山城の元に拓けた町  松代(長野県)真田家が治める十万石の城下町  岡崎(愛知県)家康の故郷として知られる東海道の町  郡上八幡(岐阜県)東海と北陸を結ぶ要の町  高田(新潟県)大いに商工業が発展した城下町  COLUMN 1  城下町を作り上げた原動力 徳川三百藩とは何か? 西日本編 津和野(島根県)美しい山城跡と山麓に残る往時の面影  萩(山口県)鍵曲がりの道と土塀が残る毛利氏の都  松山(愛媛県)山上に聳える天守に抱かれた城下町  長浜(滋賀県)琵琶湖が石垣を洗う水運の城下町  大阪(大阪府)天下人が重視した西日本の商都  姫路(兵庫県)世界遺産・白亜の天守がそびえる  COLUMN 2  山城から平山城・平城へ 中世から近世にかけ、なぜ城郭は変貌を遂げたのか?  赤穂(兵庫県)軍事と経済に心血を注いだ城下町の完成  備中高梁(岡山県)深山幽谷に幻想的な山城がそびえる  松江(島根県)宍道湖の水運を利用した水の都  丸亀(香川県)瀬戸内海を望む讃岐の城下町  柳川(福岡県)戦国時代から整備されてきた掘割が残る  臼杵(大分県)国宝・臼杵石仏で知られる倹約の町  桑名(三重県)木曽三川の河口に築いた港町  膳所(滋賀県)琵琶湖畔に作られた東海道沿いの町  出石(兵庫県)乱世を乗り越えた但馬国の城下町  宇和島(愛媛県)海を巧みに利用した現存する名城 一番雫 LIMITED EDITION Modern Green 告知 新・自衛隊の秘密 2024 告知 男の隠れ家 PREMIUM 厳選グッズ通販 男の隠れ家SELECT SHOP ベストシリーズ 昔町逍遥 告知 奥付 裏表紙

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  • 男の隠れ家 特別編集 ベストシリーズ 伊能図完成200年! 古地図で読み解く城下町の秘密
    値引き
    -
    550円 (税込)
    伊能図で旅する日本&日本最大の城下町!大江戸タイムトラベル 伊能図で旅する日本 【巻頭グラビア】近代日本の礎となった「伊能図」とは? 大日本沿海輿地全図で旅する日本 【巻頭コラム】ひとりの男の情熱が幕府を動かす 忠敬、測量の旅 パート1 読んで、眺めて、見て、歩く! 古地図で読み解く! 日本の城下町34 【巻頭言】古地図のススメ 東日本編 上田(長野県) 天然の要害・千曲川が城下を守る  弘前(青森県) 津軽氏が築いた名城が現存する  会津若松(福島県) 戊辰戦争の舞台となった奥州の名城  松本(長野県) 北アルプスの麓に築かれた水の町  松前(北海道) 交易で栄えた日本最北の城下町  仙台(宮城県) 伊達家によって築かれた杜と水の都  米沢(山形県) 戦国の雄・上杉氏が築いた城下町  白河(福島県) 奥州の関門にふさわしい鉄壁の城郭  川越(埼玉県) 江戸の北方を守る重要な防衛拠点  小田原(神奈川県) 後世に影響を与えた北条氏が築いた総構  犬山(愛知県) 美濃と尾張が接する交通の要衝  岩村(岐阜県) 戦国期から続く山城の元に拓けた町  松代(長野県) 真田家が治める十万石の城下町  岡崎(愛知県) 家康の故郷として知られる東海道の町  郡上八幡(岐阜県) 東海と北陸を結ぶ要の町  高田(新潟県) 大いに商工業が発展した城下町 コラム 徳川三百藩とは何か? 西日本編 金沢(石川県) 加賀百万石の中心として栄えた町  津和野(島根県) 美しい山城跡と山麓に残る往時の面影  萩(山口県) 鍵曲がりの道と土塀が残る毛利氏の都  松山(愛媛県) 山上に聳える天守に抱かれた城下町  長浜(滋賀県) 琵琶湖が石垣を洗う水運の城下町  大阪(大阪府) 天下人が重視した西日本の商都  姫路(兵庫県) 世界遺産・白亜の天守がそびえる  赤穂(兵庫県) 軍事と経済に心血を注いだ城下町の完成  備中高梁(岡山県) 深山幽谷に幻想的な山城がそびえる  松江(島根県) 宍道湖の水運を利用した水の都  丸亀(香川県) 瀬戸内海を望む讃岐の城下町  柳川(福岡県) 戦国時代から整備されてきた掘割が残る  臼杵(大分県) 国宝・臼杵石仏で知られる倹約の町  桑名(三重県) 木曽三川の河口に築いた港町  膳所(滋賀県) 琵琶湖畔に作られた東海道沿いの町  出石(兵庫県) 乱世を乗り越えた但馬国の城下町  宇和島(愛媛県) 海を巧みに利用した現存する名城 パート2 6つのテーマで江戸を再発見! 日本最大の城下町 大江戸タイムトラベル 【地形】海を臨む低地につくった町 坂と谷を生かし、百万都市へ! 【歴史】水路の拡充と大火で再生した城下町&町並みを比較してどう変化したかを探る 【事件簿】江戸を驚かせた世紀の大事件を読み解く 【グルメ】江戸っ子が愛した今も受け継がれる古の味 【時代小説】池波正太郎『鬼平犯科帳』 長谷川平蔵の足跡と物語を旅する  藤沢周平『よろずや平四郎活人剣』『用心棒日月抄』『獄医立花登手控え』市井の人となって生きる主人公の足跡 【大奥】権力闘争に明け暮れた大奥の女たちゆかりの地 厳選グッズ通販 男の隠れ家SELECT SHOP 『いつか出会った郷土の味』夢枕漠 告知 奥付 裏表紙

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  • 男の隠れ家 特別編集 日本の名城を訪ねて
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    戦国から令和へと受け継がれる勇姿 AD 目次 【巻頭グラビア】数百年の時を超える12の天守受け継がれる勇姿よ、永遠に 日本の名城を訪ねて 【巻頭言】現存十二天守はなぜ残ったのか? 第一章守り継がれた名城現存十二天守 【巻頭特集】現存天守を巡る旅四国四城を訪ねて 高知城(高知県高知市) 本丸建築群が現存する南海道の名城  丸亀城(香川県丸亀市) 築城の名手が築いた日本一の高石垣  松山城(愛媛県松山市) 登城者を圧倒する巨大迷宮  宇和島城(愛媛県宇和島市) 伊達氏が仕上げた端正な海城 知っておきたい、城の豆知識  弘前城(青森県弘前市) 津軽家十二代の歴史を物語る名城  松本城(長野県松本市) 実戦を見据えた質実剛健なつくり  犬山城(愛知県犬山市) 木曽川のほとりで美濃をにらむ城  丸岡城(福井県坂井市) 越前平定の要となった最古級の現存天守  彦根城(滋賀県彦根市) 琵琶湖を見下ろす彦根山頂にそびえる  姫路城(兵庫県姫路市) 生まれ変わった白亜の連立式天守  備中松山城(岡山県高梁市) 備中国を統治する難攻不落の天空の城  松江城(島根県松江市) 山陰地方唯一の現存天守 往時の姿を再建した名城木造復元天守5 第二章古写真で見る失われた名城  岡山城燦然と金箔瓦が輝く5重6 階の城  松前城松前氏悲願の城  会津若松城瓦解の手前で持ちこたえた城  新発田城 3階櫓の3匹の鯱  大垣城秀吉亡き後の要所  福山城西国の守り家康の従兄弟が築いた城  福井城白亜の城郭建造物  津山城 77棟もの櫓を有する  大洲城最も完成された名城  今治城海水を引き入れる構造  岡崎城/広島城/高島城/尼崎城/萩城 琉球王国グスク物語 第三章覇権をかけて争った両雄と城明智光秀VS豊臣秀吉  築城術から見る二人の才覚  光秀の出発点越前で過ごした十年とは?(一乗谷城)  信長が作らせた琵琶湖の城郭網(坂本城、長浜城)  丹波平定で新拠点とした名城(亀山城、福知山城)  光秀討伐へ秀吉転進(姫路城、備中高松城)  両雄の命運を握った城(安土城、勝龍寺城、山崎城) 厳選グッズ通販男の隠れ家SELECT SHOP 男の隠れ家本誌/大人が観たい美術展告知 奥付 裏表紙

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  • 男の隠れ家 特別編集 日本の名城を歩く
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    -
    往時の面影を今に伝える 現存十二天守 AD 目次 日本の名城を歩く 【巻頭特集】江戸城(東京都) 第一章 往時の面影を今に伝える現存十二天守 犬山城(愛知県) 松本城(長野県) 彦根城(滋賀県) 姫路城(兵庫県) 松江城(島根県) 丸岡城(福井県) 宇和島城(愛媛県) 松山城(愛媛県) 高知城(高知県) 丸亀城(香川県) 備中丸山城(岡山県) 弘前城(青森県) COLUMN 1 知っておきたい城の豆知識 第二章 築城名人が造った城を知る 藤堂高虎 知られざる戦国一の建築家 黒田官兵衛 建築に見られる類稀なる才能 加藤清正 実践本位の美しい城造り COLUMN 2 復興への道標「熊本城」の今 第三章 三英傑が残した名城を歩く 織田信長  岐阜城  安土城 豊臣秀吉  長浜城  伏見城 徳川家康  岡崎城  駿府城 第四章 語り継がれるあの合戦と十二城 小田原征伐と八王子城 最強軍団の誤算と戸石城 高天神城と遠江攻防 信玄の版図拡大と二俣城 長篠籠城戦と設楽原決戦 悲劇の籠城戦と岩村城 小谷城と浅井家の最期 賤ヶ岳の合戦と玄蕃尾城 月山富田城と尼子家再興の夢 岩屋城と捨て身の玉砕戦 生野銀山と竹田城/秀吉の淡路侵攻と洲本城 男の隠れ家SELECT SHOP 男の隠れ家バックナンバー サンエイ新書告知 奥付 裏表紙

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  • カラー版 廃線紀行―もうひとつの鉄道旅
    4.0
    「絶景廃線」と呼びたくなる路線がある。瀬戸大橋の見える下津井電鉄、景勝地・耶馬渓の真ん中を走る大分交通耶馬渓線などだ。他方で、ありふれた景色の中を通っているが、歩いてみると何とも楽しい路線も少なくない。鉄道をこよなく愛する著者が五年をかけて全国の廃線跡を踏破。往時の威容に思いを馳せつつ、現在の姿を活写する。北は道東の国鉄根北線から南は鹿児島交通南薩線まで、精選五〇路線を紹介する廃線案内。
  • 強風記
    完結
    3.0
    西尾維新、傾倒!「諭(サト)された! 小説家かくあるべしと!」 往時の文壇を舞台に、売れない小説家の恋と青春を描く群像劇「強風記」、第41回ちばてつや賞一般部門大賞を受賞した時代劇「HOME」、描き下ろし短編「かみなり」の三編を収録。エッセイコミックで知られるカラスヤサトシが、フィクションの描き手としての筆力を縦横無尽に発揮した驚愕の作品集!
  • 近鉄大阪線・南大阪線
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 路線距離日本一の私鉄・近鉄。待望の「街・駅」シリーズ刊行。初出写真満載、往時の記憶がよみがえる!! 大阪南部から東大阪、八尾、柏原を経て奈良県、伊賀、伊勢へと向かう大阪線と、歴史的エリアから飛鳥地方や吉野方面へ導く南大阪線の各駅を古地図・古写真で巡る。 関連支線の信貴線・西信貴鋼索線・道明寺線・長野線・御所線・葛城索道線も収録。
  • 逆撃 長篠合戦
    -
    信玄の死後二年半、長篠に出陣した武田軍は勝頼の人望の無さから往時の勢いを失っていた。騎馬軍団は、織田と徳川連合軍の馬防柵と鉄砲の前に壊滅するはずだった。だが、鉄砲対騎馬の闘いにしなければよいのだ――現代人軍師・御厨の奇策で史実より早く長篠城を落とした武田軍は、地形を利用した陣を敷いて防御に徹し、誘い出された徳川軍をさんざんにうち負かす。しかし緒戦の大勝利に酔った勝頼と長閑は御厨の献策を無視して無謀な攻撃を……。なるか、逆転! 戦国軍略シュミュレーション!

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  • 京急電鉄 明治・大正・昭和の歴史と沿線
    完結
    -
    川崎~大師間の参詣客輸送からスタートし、京浜間の連絡輸送、さらに三浦半島への行楽輸送へと路線を拡大して、常に国鉄路線と激しい競合にさらされる中、駅、車両等の近代化を推進してきた同鉄道の歴史をたどる。黎明期から発展期、激動期を経て、大きく変貌を遂げた沿線風景とともに、貴重な絵葉書、古写真、古地図、新聞、古文書等の初めて発掘した一級史料を数多く含む記録資料を克明にひもとき、日本の近代化の過程を京急電鉄に焦点を絞り、その側面を、戦前期から、戦後にかけてのさまざまな話題、エピソードを発掘して、往時を振り返る。初公開の絵葉書や古地図、古写真などを数多く含む貴重な資料を約500点収録した一級資料本である。 ※この電子書籍は2015年9月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • 京浜東北線・宇都宮線・高崎線
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京浜東北線(東京~大宮)間、宇都宮線、高崎線各駅を古地図と古写真で巡ります。懐かしの列車や駅舎など秘蔵の初出写真が満載。往時の記憶がよみがえります。東武矢板線、東野鉄道、東武熊谷線など沿線の廃止路線も収録した貴重な一冊です!
  • 古写真で蘇る日本の名城Ⅱ[西国編]
    -
    1巻1,222円 (税込)
    大名の居城である城は旧体制を象徴するものとみなされ、明治6年(1873年)に公布された廃城令によってその多くが失われた。しかし、破却前の姿は幸運にも多くの銀板写真に残されており、明治初年に撮影された江戸城をはじめその数は120近くに達する。本書はその中から、姫路城、大阪城、彦根城、熊本城をはじめとする近畿、中国・四国、九州・沖縄の30の名城を収録。往時の姿をとどめる貴重な古写真と現状の写真を対比させながら、日本が世界に誇る城郭の造形美を紹介する。豊富な縄張図や詳しい歴史解説によって城の魅力と文化財としての価値が理解できる。 掲載しているる城 姫路城、大阪城、彦根城、熊本城、二条城、高取城、和歌山城、赤穂城、明石城、篠山城、鳥取城、松江城、備中松山城、津山城、岡山城、広島城、福山城、萩城、高松城、今治城、伊予松山城、大洲城、宇和島城、高知城、福岡城、福江城、人吉城、大分城、鹿児島城、首里城 ※この電子書籍は2008年8月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります

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  • 古写真で蘇る日本の名城Ⅰ[東国編]
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    1巻1,222円 (税込)
    大名の居城である城は旧体制を象徴するものとみなされ、明治6年(1873年)に公布された廃城令によってその多くが失われた。しかし、破却前の姿は幸運にも多くの銀板写真に残されており、明治初年に撮影された江戸城をはじめその数は120近くに達する。本書はその中から、江戸城、松本城、金沢城、名古屋城をはじめとする北海道・東北、関東・甲信越、中部・東海の23の名城を収録。往時の姿をとどめる貴重な古写真と現状の写真を対比させながら、日本が世界に誇る城郭の造形美を紹介する。豊富な縄張図や詳しい歴史解説によって城の魅力と文化財としての価値が理解できる。 掲載している城 江戸城、松本城、金沢城、名古屋城、松前城、五稜郭、弘前城、仙台城、山形城、会津若松城、佐倉城、小田原城、甲府城、上田城、新発田城、福井城、丸岡城、掛川城、犬山城、大垣城、津城、伊勢亀山城、伊賀上野城 ※この電子書籍は2008年8月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります

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  • 古地図で歩く 名古屋 歴史探訪ガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古地図と現代地図を比べながら、 タイムスリップしてみませんか。 ★ 散歩コース全体マップが載っています! ★ 古地図全体マップが載っています! ★ 全25コース紹介しています! ◆◇◆ もくじ ◆◇◆ ★ 1 浄心周辺コース 名古屋城の西側を流れる堀川の様子や、当時から残る寺社を巡りながら散策 ★ 2 浅間町周辺コース 富士浅間神社をはじめ、かつての面影を残した由緒ある神社仏閣を巡る ★ 3 栄南周辺コース 名古屋随一の繁華街に残る古刹を訪ねて。時代の移り変わりを肌で感じる散策 ★ 4 円頓寺周辺コース 江戸の風情を今なお感じさせる四間道界隈から円頓寺商店街を歩く ★ 5 丸の内周辺コース 江戸時代から残る堀川の2つの橋を眺めながら丸の内 ― 伏見駅周辺を周遊 ★ 6 錦二丁目周辺コース オフィスビルが立ち並ぶ都心にひっそり佇む古刹の数々を訪ねて ★ 7 錦三丁目周辺コース 錦 ― 栄の繁華街で見つけた古刹と、広小路の歴史に触れる都会散策 ★ 8 納屋橋周辺コース 納屋橋から南下し、堀川沿いに当時から残る神社や仏閣を訪ね歩く ★ 9 松原周辺コース 大須観音駅から西へ。堀川の日置橋を眺め、松原周辺の古刹へと歩を進める ★10 西別院周辺コース 西別院の周辺に密集する仏閣を訪ね、往時の賑わいに思いを馳せる散策コース ・・・他15コース 本書では・・・ ◎ 古地図を掲載しています。 ◎ 現在の地図と散策ルートを掲載しています。 ◎ コース全体の特色や見どころなどについて紹介しています。 ◎ 散策ルート全体の紹介と、各ポイントまでのおおよその所要時間を記載しています。 ◎ コースの各ポイントについて写真と文章で紹介しています。
  • さっぽろ喫茶店グラフィティー
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 懐かしい学生街の喫茶店から音楽喫茶まで、70~80年代を中心に著者の独断でセレクト!◇札幌初のタウン情報誌『月刊ステージガイド札幌』の編集長を務めた著者が、自らの思い出とともに喫茶店の小さな物語を綴る◇懐かしのジャズ喫茶や学生街の喫茶店など、今はなき名店のマスターや常連客に、当時のエピソードや想いを取材。著者の記憶や思い出も交えて書かれた文章が、往時の写真とともにあの時代を蘇らせます◇もちろん、健在の老舗や新世代のカフェ、自家焙煎の珈琲専門店など、今も訪れることのできる店を多数掲載◇さらに、巻末には著者と同世代の直木賞作家・藤堂志津子さんとの対談や、「ELEVEN」「北地蔵」など、数々の名店の店舗設計を手掛けた今映人さんへのインタビューも掲載しました。愛すべき札幌の喫茶店への思いを、数々のエピソードと著者の記憶とともに綴ったコラム・ノンフィクション。
  • サハラ砂漠 塩の道をゆく
    4.0
    8~16世紀、西アフリカ内陸部の地に興隆したいくつかの黒人国家は、サハラ砂漠を越えて北から運ばれて来る岩塩と南からの金や象牙、奴隷などの交易で繁栄したという。そして、その中心には伝説の“黄金の都市”があった。それらの国家はすべて消え去ったが、往時のままに岩塩が切り出されるタウデニ鉱山と、ラクダのキャラバン「アザライ」によってかつての黄金の都・トンブクトゥに運ばれる塩の交易は、21世紀の現在も続いている。写真家の著者は、30年来の夢を叶え、トンブクトゥからタウデニ鉱山へ往復1500キロ、アザライに密着する命懸けの旅を敢行した。これは、美しい写真と共に綴られた42日間の過酷なキャラバンの記録である。【目次】はじめに/第一章 タウデニ岩塩鉱山への旅立ち/第二章 タウデニ岩塩鉱山/第三章 タウデニからの帰り道/第四章 旅の終わりの試練/あとがき
  • 三栄ムック 古地図で読み解く 城下町の秘密
    値引き
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    古地図で学ぶ城下町の成り立ち 日本の城下町32カ所 編者略歴 はじめに 古地図のススメ 目次 第1章 古地図で楽しむ東日本の城下町  上田[長野県] 天然の要害・千曲川が城下を守る  弘前[青森県] 津軽氏が築いた名城が現存する  仙台[宮城県] 伊達家によって築かれた杜と水の都  会津若松[福島県] 戊辰戦争の舞台となった奥州の名城  小田原[神奈川県] 後世に影響を与えた北条氏が築いた総構  松本[長野県] 北アルプスの麓に築かれた水の町  米沢[山形県] 戦国の雄・上杉氏が築いた城下町  白河[福島県] 奥州の関門にふさわしい鉄壁の城郭  松前[北海道] 交易で栄えた日本最北の城下町  川越[埼玉県] 江戸の北方を守る重要な防衛拠点  犬山[愛知県] 美濃と尾張が接する交通の要衝  岩村[岐阜県] 戦国期から続く山城の元に拓けた町  松代[長野県] 真田家が治める十万石の城下町  岡崎[愛知県] 家康の故郷として知られる東海道の町  郡上八幡[岐阜県] 東海と北陸を結ぶ要の町  高田[新潟県] 大いに商工業が発展した城下町 第2章 古地図で楽しむ西日本の城下町  金沢[石川県] 加賀百万石の中心として栄えた町  大阪[大阪府] 天下人が重視した西日本の軍事・経済の要  津和野[島根県] 美しい山城跡と山麓に残る往時の面影  萩[山口県] 鍵曲がりの道と土塀が残る毛利氏の都  松山[愛媛県] 山上に聳える天守に抱かれた十五万石の城下町  長浜[滋賀県] 琵琶湖が石垣を洗う城下町は水運が発展  姫路[兵庫県] 世界遺産・白亜の天守がそびえる  備中高梁[岡山県] 深山幽谷に幻想的な山城がそびえる  松江[島根県] 宍道湖の水運を利用した水の都  丸亀[香川県] 瀬戸内海を望む讃岐の城下町  柳川[福岡県] 戦国時代から整備されてきた掘割が残る  臼杵[大分県] 国宝・臼杵石仏で知られる倹約の町  桑名[三重県] 木曽三川の河口に築いた港町  膳所[滋賀県] 琵琶湖畔に作られた東海道沿いの町   出石[兵庫県] 乱世を乗り越えた但馬国の城下町  宇和島[愛媛県] 海を巧みに利用した現存する名城 巻末付録 これだけは押さえたい江戸の100藩!  おわりに 古地図と一緒に、一度は城下町を訪れたい 奥付 裏表紙

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  • 挫折と栄光 世界チャンピオン浜田剛史の時代
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    昭和末期に熱狂的ファンの支持を受けた、伝説のカリスマボクサーがいた! 度重なるケガなど不運を乗り越えて世界王者に登りつめた浜田剛史のストーリーが今、蘇る! 著者は伝説の作家、佐瀬稔氏。その渾身の文章は、没後10余年経過した現在も圧倒的な迫力で、当時の空気、熱気を読む者に語りかけてきます。往時を知るスポーツファンはもちろん、初めて目にする人も、混迷の今を生きていくためのヒントを必ずや得られます。

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  • THE TALE OF GENJI AND KYOTO 日本語と英語で知る、めぐる紫式部の京都ガイド
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    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 『源氏物語』の世界を英語でご紹介! NHK大河ドラマ「光る君へ」ゆかりの地巡りのお供に 訪日外国人向けガイドの参考書として 旅行、留学、出張先で日本の文化や歴史を説明したい そんな時、本書がお役に立つと思います。 海外の友人・知人を京都に案内した際、日本の文化や歴史について訊かれて答えに窮した。そんな経験はありませんか? 2024年のインバウンド(訪日外国人)は、過去最高だった新型コロナウイルス禍前の19年を上回り、今後も増え続けると期待されています。仕事を通じて、あるいはプライベートで、英語で外国人を案内したり、日本の文化や歴史を紹介する機会は、今後ますます増えてくることでしょう。 昔、歴史の授業で習ったけれど、英語だとうまく説明できない。 適切な英単語や表現が思いつかない。 そんなとき、「日英バイリンガルの京都ガイドブック」である本書がお役に立つと思います。 『源氏物語/The Tale of Genji』を通して京都を知る。それが本書のねらいです。 海外でも人気が高い『源氏物語/The Tale of Genji』は、1000年以上にわたって読み継がれてきた不朽の名作です。日本や京都の魅力を世界に伝える貴重な役割も果たしているのです。 ご存じのように、『源氏物語』の舞台は平安時代の京都です。そして京都には、『源氏物語』に描かれた神社やモデルとなった場所が、往時の面影を残したまま現存する。海外の人には、そのこと自体が驚きではないでしょうか。 2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」では『源氏物語』の作者、紫式部の生涯が描かれます。ドラマをきっかけに、舞台である平安時代の京都にも関心が集まることでしょう。 みなさんも本書を手に京都を訪れて、紫式部も見たであろう景色に出会ってください。そして願わくば、その感動を海外の友人・知人と共有してほしいと思います。 京都観光や英語学習のお供など、さまざまに活用していただければ幸いです。 【著者紹介】 [著]SUMIKO KAJIYAMA(スミコ・カジヤマ) ノンフィクション作家、放送作家、評論家 テレビ局制作局勤務を経て渡米し、ニューヨーク大学大学院で修士号取得。ニューヨークで新聞記者として働いたのちに独立。コンテンツ・ビジネスや音楽、カルチャー、ソーシャルビジネス、SDGsを中心に、幅広いジャンルで文筆活動を続ける。テレビやラジオ番組の企画・構成や、コメンテーターとしても活動。大阪経済大学経済学部・客員教授。英文書籍『Cool Japan: A Guide to Tokyo, Kyoto, Tohoku and Japanese Culture Past and Present』(Museyon, NY)のほか、(日本語)著書多数。現在は京都在住。 【目次抜粋】 ・源氏物語とは──1000年読み継がれる名作 ・作者・紫式部について──『源氏物語』が生まれた背景 ・主人公・光源氏について ・物語のあらすじ ・現代語訳、外国語訳、マンガ版 ・繰り返し映像化、舞台化される『源氏物語』 ・源氏物語と京都御所 ・平安神宮と葵祭 ・源氏物語「宇治十帖」と宇治 ・紫式部と『源氏物語』ゆかりの地と見どころ ・宇治茶について ・賀茂社参拝のお楽しみ 門前の名物 ・平安装束を知る、感じる ・京都──時間旅行ができる都市
  • 珠玉の「一宮」謎解き紀行
    -
    1巻1,320円 (税込)
    日本国内8万余りある神社の中で、最上位の一宮。 それらの祭神や社殿形式はもとより、往時の時代背景から、古代一宮の姿に迫る! 「一宮めぐり」を終えて改めて確信したこと…… それは多くの「一宮」の祭神が、元を遡ればほとんど 例外なく、各地で祀られていた原初的な自然神で あったということだ。八百万の神である。
  • 旅鉄BOOKS 029 昭和・平成の名列車がよみがえる 夜行列車の記憶
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後復興から高度経済成長期にかけて、物流はもちろん人々の移動手段の主力は鉄道でした。とくに、夜のうちに長距離移動ができた夜行列車は画期的な存在で、寝台特急を中心に数多くの列車が運転されていました。鉄道ジャーナリストの松本典久さんが、1960年代以降に乗車した当時の夜行列車の様子を、豊富な写真や当時のダイヤ、編成図とともに振り返り、車内の様子など臨場感あふれる懐かしい夜行列車の乗車記録をまとめています。 多くの人々の生活に根付き、深夜の移動の足として、出張に向かう会社員や、受験生、就職活動、旅人を支え続けた、夜行列車の往時の姿をお楽しみください。 情あふれる夜行列車の乗車当時のリアルな写真 そして乗車時のエピソードと合わせて読み解きたい時刻表と編成図 元祖ブルートレインの「あさかぜ」や最後のブルートレイン「北斗星」といった王道の列車から、寝台特急と同じく夜行列車を語るうえで外せない急行列車、そして少しマニアックな夜行普通列車まで、筆者が乗車した19列車が登場。乗車当時の旅の模様を当時の貴重な写真とともにお届けします。また、乗車当時の時刻表と編成図を掲載し、乗車した列車の背景をより詳しく、わかりやすく紹介します。 急列車・急行列車はすべての停車駅の時刻を普通列車は主要駅の停車駅の時刻を掲載 著者が乗車した当時の時刻表を調べなおして、停車駅ならびに着発時刻を詳しく掲載。客車列車ならではの機関車付け替えによる長時間停車や、急行列車の思わぬ停車駅、一昼夜走り続ける普通列車など、今見てみると少し驚きの列車運用が見えてきます。また、上野~青森間(常磐線経由)の列車など、同一区間を走る列車を複数取り上げている場合、列車種別による停車駅や所要時間の違いも読み解くことができます。 (左から寝台特急「ゆうづる」、急行「十和田」、普通227列車の時刻表。いずれも常磐線経由で上野~青森間を結んだ) 編成表は設備と車両形式で紹介 著者が乗車した時代に組まれていた各列車の編成表も掲載。食堂車が連結されている列車、座席車が連結されている列車、さらには寝台車が連結されていない列車など、などさまざまな夜行列車の編成図がひと目で見てとれます。
  • 新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 西 見付宿~京三条大橋+佐屋街道
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな街道地図はこれまでなかった! 江戸時代に制定された五街道のひとつ、東海道が迷うことなく歩ける地図の本。 東海道を歩くすべての人にオススメする、 文字の見やすさと、持ち運びやすさを両立させた、実用に耐えうる嬉しい一冊。 日本を代表する街道のひとつである東海道は、 300年の歳月を経た今も、かつての街道がほぼ原形で残り、ハイキングコースとして人気になっています。 本書では、全長約500kmの東海道のうち、西半分の「見付宿」から「京三条大橋」までのルートを解説。 ルート上の宿場や名所の解説をはじめ、現在の町名やコンビニ、トイレ、宿泊施設情報まで網羅。 さらに、今は無き幻の街道名所や、江戸時代に調査された「宿村大概帳」に基づく宿場町の解説などもあり、 歩きながら往時に思いを馳せる歴史読物としても重宝します。 西の難所であった、七里の渡しの迂回路として盛んに利用された佐屋街道の詳細地図を加えました。
  • 新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次 東 江戸日本橋~見付宿+姫街道
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな街道地図はこれまでなかった! 江戸時代に制定された五街道のひとつ、東海道が迷うことなく歩ける地図の本。 東海道を歩くすべての人にオススメする、 文字の見やすさと、持ち運びやすさを両立させた、実用に耐えうる嬉しい一冊。 日本を代表する街道のひとつである東海道は、 300年の歳月を経た今も、かつての街道がほぼ原形で残り、ハイキングコースとして人気になっています。 本書では、全長約500kmの東海道のうち、東半分の「江戸日本橋」から「見付宿」までのルートを解説。 ルート上の宿場や名所の解説をはじめ、現在の町名やコンビニ、トイレ、宿泊施設情報まで網羅。 さらに、今は無き幻の街道名所や、江戸時代に調査された「宿村大概帳」に基づく宿場町の解説などもあり、 歩きながら往時に思いを馳せる歴史読物としても重宝します。 浜名湖の北を通る、脇往還・姫街道のルート地図は本邦初掲載です。
  • 時刻表探検
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「時刻表」は、ただの駅名と時刻の羅列ではなく、論理とロマンの集積です。背景にある秘密を知れば、人間の営為の深さを知ることになります。 ただ駅名と数字が並んでいるだけのデータに見える「時刻表」、そこには不思議な魅力がある。駅名からはその土地の風景が浮かび、時刻を追ってページを繰れば路線の特徴が見えてくる。さらに昔の時刻表を開けば、往時の名列車が走り去っていく…。そこに掲載されているものは、、ロマンだともいえます。 また、古い「時刻表」は、当時の日本を知る貴重な史料になる。昨今、ページを繰ることが少なくなった「時刻表」ですが、その魅力と秘密を、時刻表に精通した著者が、過去のデータを掘り起こし、解き明かします。 本書は好評を博した『旅と鉄道』(天夢人発行)2013年4月号特集「時刻表探検」を再編集し、新規原稿を加えて単行本化したものです。 Prologue 時刻表の行間に何を見るか 第1章 時刻表づくりの裏側 時刻表と生きる/時刻表テスト[初級編] 第2章 時刻表を学ぶ 時刻表は万能事典/「史料」としての時刻表/日本では見つからない幻の時刻表 第3章 鉄道躍進の瞬間を刻む 記憶に残るダイヤ改正 第4章 時刻表を彩った優等列車たち 列車速度の変遷をたどる/時刻表を駆け抜けた名列車/ 編成の事実は? 第5章 時刻表の進化をたどる 表紙から見る鉄道史/時刻表記号学/時刻表の進化を占う/国鉄線でない国鉄線・芦屋線 第6章 時刻表とミステリーの関係 時刻表トリックの秘密/松本清張の『点と線』「4分間の空白」に迫る/時刻表から消えた由緒ある線・宇品線 第7章 壮大なる鉄道旅の記録 東京発、巴里行き/栄光の特別急行「あじあ」の時刻表/時刻表テスト[実践編]
  • スケッチで見る さっぽろ昭和の街角グラフィティー
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    昭和20~30年代に見られた札幌の消えた街角を、昭和ヒトケタ生まれの著者がカラースケッチ約100点で再現。眺めるだけで昭和の札幌にタイムスリップできるスケッチには、著者の往時の回想に加え、現在の写真や街並みの歴史解説も添えました。

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  • 図解でわかる 日本の名城
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 さまざまな武将たちが天下の覇権を争い、日本各地に数万と造られた城。 その多くは廃城令や戦火により失われたが、 本誌では、奇跡的に往時の面影を残す現存十二天守を中心に、 図版やイラストを用いて、城の姿を徹底解剖。 また、城や歴史ファンに根強い人気を誇る、歴史を変えた合戦の舞台となる城も、 CGを駆使した迫力あるビジュアルでわかりやすく紹介。 復興が進む熊本城の最新情報や、ブームになりつつある御城印の解説など、 城にまつわる最旬のニュースも掲載。 ほか、戦国時代の三英傑によって造られた城と城下町や、 絶景の山城、全国の名城カタログ、城の基礎知識や読み応えのあるコラムなど、 充実の情報をお届け。 いざ、先人たちの叡智に触れ、魅力あふれる城の世界へご案内! ■CONTENTS <最新レポート>熊本城、ただいま復興中 <巻頭特集>ブーム到来! 令和の「御城印」でめぐる名城 <特集1>図解でわかる! 現存十二天守の城 姫路城/松本城/犬山城/彦根城/松江城/弘前城 丸岡城/備中松山城/松山城/宇和島城/丸亀城/高知城 <特集2>合戦の舞台となった城 河越夜戦/月山富田城の戦い/長篠の戦い/鳥取城の戦い 賤ヶ岳の戦い/小田原攻め/大坂の陣/島原・天草の乱 <特集3>三英傑ゆかりの城と城下町 織田信長(安土城/小牧山城/岐阜城) 豊臣秀吉(大阪城/肥前名護屋城/聚楽第) 徳川家康(駿府城/岡崎城/浜松城) <特集4>絶景の山城 雲海(竹田城/赤木城/越前大野城) 高石垣(高取城/岩村城/岡城) 眺望(山中城/佐和山城/苗木城) <特集5>まだある! 日本の名城47城 <COLUMN> ◎復元・整備最新ニュース「お城新聞」 ◎江戸城と皇居550年史 ◎検証 城は近代戦でも有効なのか? ◎明智光秀の知られざる築城術とは? ◎城の基礎知識
  • 世界の艦船 増刊 第175集『英巡洋戦艦「フッド」「リパルス」「リナウン」』
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    1巻2,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●世界の艦船 増刊 第135集『傑作軍艦アーカイブ(10)英巡洋戦艦「フッド」「リパルス」「リナウン」』 イギリス最大の主力艦で悲劇的な最期を遂げたフッド,マレー沖に消えたリパルス,近代化改装で艦容を一変したリナウンのメカニズムや戦歴を,多数の写真と本文記事で解説する。 さらに洋上模型作例や色鮮やかなリパルスとリナウンの公式図を掲げ,往時の英巡洋戦艦の姿を紙上に再現した。 ※ 電子版は雑誌(紙媒体)とは一部異なる部分がございます。 ご了承ください。
  • 1970年体制 「縮み志向」が日本経済を停滞させた
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    1巻1,980円 (税込)
    日本経済停滞の原点は1970年代にあった―― 「失われた30年」をもたらした思考法や行動様式は今も日本に根を張り続けている。 抜本改革を先送りし減量経営に走る「縮み志向」はどう企業を縛ってきたのか。 変われなかった50年を終わらせるために必要なカギがここにある。 1990年代初頭にバブルが崩壊し、成長力を失った日本経済。アベノミクスによって 戦後最長の景気拡大になったともいわれるが、往時の力強さは姿を消したままだ。 「失われた30年」とまで称される長期停滞はどうすれば終わるのか。 そのカギは1970年代にあった。 為替の変動相場制移行や2度に渡る石油危機によって、奇跡と称された戦後の高度成長は終焉。 生き残りをかけて企業が向かったのは、人件費や新卒採用の抑制、設備投資の手控えなどコスト削減と多角化だった。 売上高の伸び悩み・減少に応じた減量経営と、少しでも稼げそうな分野に出て行くことで 危機を乗り越えようとしたが、リスクをとって事業構造を作り替える抜本改革は先送りされた。 取材を通して見えてきたのは、そんな思考法や行動様式に今もとらわれ続ける日本の姿だった。 ホンダのプリンスと呼ばれた入交昭一郎氏、ダイエー創業者の長男、中内潤氏、 田中角栄元首相の秘書官を務めた小長啓一(元通産事務次官)氏ら、当時を知る多数の証言者への 取材を通して、「1970年体制」の呪縛が生まれた経緯、そして、そこから解き放たれるために必要なポイントを探る。
  • 絶景の城めぐり(2019年版)
    完結
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    【本書の特徴】 ●巻頭特集は“絶景の城”に訪れたくなる美麗グラビア。 ●国宝5城をはじめとした現存天守を有する12城、築城名手が手がけた日本3名城、戦国ロマンをかきたてる山城跡など、人気城郭・城跡のみどころや歴史を、美しい写真と往時の再現イラストを交えて丁寧に解説。 ●名古屋城本丸御殿の復元、熊本城の復興の様子、尼崎城の復元など、気になる城情報も満載。 ●城見学の前後に訪れたい名所や名物店などの情報も分かりやすい地図付きで紹介。 人気城郭のみどころ、歴史、ウンチクまでしっかりフォロー。さらに周辺観光ガイドの2つのエッセンスが詰まった、城めぐり入門者に最適の一冊です! 【本書の掲載内容】 ☆グラビア「絶景の城めぐり」 ☆国宝の5+1城   三英傑が、夢の跡 犬山城  男前の条件 松本城   アンチ豊臣城 姫路城  固い絆が生んだ堅い城 彦根城   絶景の“美”城 松江城  番外編・始まりと終わりの見届け人 元離宮二条城 ☆現存天守の城   最後の完全城郭“ラストサムライ” 松山城   北国に生き延びた名城 弘前城  戦国最古の目撃者 丸岡城   日本一高い現存山城 備中松山城  日本一の石垣 丸亀城  築城名手の技の冴え 宇和島城   純白の心が宿る白の城 高知城 ☆日本3名城  名古屋城/大阪城/熊本城 ☆天空の城々   竹田城/山中城/越前大野城/岩村城/高取城/岡城/赤木城 ☆近江の城と戦国武将  安土城(信長)/長浜城(秀吉)ほか ☆まだある名城 日本縦断全66城 ☆知るほど楽しい!お城Q&A など ※この電子書籍は2018年7月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
  • 全国藩校紀行 日本人の精神の原点を訪ねて
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    長く続いた徳川幕府の時代には様々な文化が爛熟したが、とくに教育では全国300藩といわれる各藩が、家風や地域風土に根差した独自の子弟教育を行なってきた。その中心が藩校であり、今でも往時の教えを大切に守り伝える土地も多い。幕末に武士道の精華を見せた会津藩の日新館、水戸学が勃興し尊皇攘夷の中心となる水戸藩の弘道館、吉田松陰ら維新回天の重要人物が学んだ長州藩の明倫館……。本書は、各藩の俊英が集った江戸の昌平坂学問所を皮切りに、直木賞受賞の歴史作家が、自らの足で13カ所の藩校文化を訪ね歩く。巻末には、山内昌之東大名誉教授との特別対談「藩校に学ぶ日本人の『道』」を収録。現代教育を思うとき、「学問とは人としての道を知るためのもの」とする対談での著者の言葉が重い。藩校を訪ねる旅は、歩きながら日本人の「美しさ」の本質に出会う旅でもある。東北から九州まで、深くて楽しい歴史紀行。『捜魂記』を改題。

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  • 総武線・京葉線
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    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京から千葉北西部を横断する総武線と、開業30周年を迎える京葉線の各駅巡り。古地図や古写真(駅舎・街の風景)などが満載。往時の記憶がよみがえります。懐かしい電車や汽車が随所に登場。沿線にまつわるコラムも充実した写真集です。
  • 増補版 土地台帳の沿革と読み方
    5.0
    1巻3,850円 (税込)
    土地台帳の記載事項に関する様々な疑問について、旧土地台帳法等の旧法令や往時の先例に基づき的確に答える解説書。地図の役割についてもふれるとともに、その歴史を辿る、他に類のない一冊。平成3年の初版以来、好評のロングセラー書籍。【主要目次】●第1部 土地台帳/第1編 土地台帳の沿革と関連事項/第2編 土地台帳の記載内容/第3編 改租作業及び地押調査/第4編 一元化作業完了後の土地台帳に関する事務/●第2部 参考資料/第1編 土地台帳附属地図(公図)/第2編 関係法令等
  • 続・沖縄ことばの散歩道
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 本書は本シリーズ「沖縄ことばの散歩道」の続編。著者は琉球大学名誉教授である池宮正治氏。 前作同様に話が語源に及ぶことが多いものの、必ずしもこれをもっぱらに詮索したものというよりも、ウチナーグチに込められた生活、文化の交流といったものにまで手を広げていて一味違う印象を与えてくれる。ウチナーグチの単語をピックアップしてそれに解説を加えていくというやり方に加えて、日本の古語から沖縄のことばを解明していくに際して、その中間に位置する奄美地方の方言を俎上に載せて、ことばの変化の途中経過を明らかにしている。読み進めていくと納得する場面がたくさん登場する。現在使われている日本の言葉とウチナーグチには似ても似つかないと思われるものが多いが日本語の古層をたぐり寄せることによってそれらの接点が見出される。そしていまだに成り立ちが解明されていないウチナーグチが実に多く存在している。ウチナーンチュが普通に使っているような言葉にも、ことばの専門家たちの間で「語源不明」とされているものがたくさんある。ウチナーグチを通して日本語の奥の深さを噛みしめられる1冊が電子書籍として復刻。 「1993年8月に出した『沖縄ことばの散歩道』の続編である本書は、語源にも話が及ぶことがあるものの、必ずしもこれを専ら詮索したものではない。沖縄ことばが、基底の部分で紛れもなく日本語であるという動かない認識の上に、往時の沖縄(琉球)が中国や東南アジアや朝鮮、日本に通行していた環境、広がりを考えてみたい、というのが筆者の一方の関心と興味である(1995年当時のあとがきより)。」
  • 旅鉄BOOKS070 私鉄特急追憶乗車記
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東武1720系デラックスロマンスカー、小田急3100形ロマンスカーNSE、近鉄10100系ビスタカーⅡ世、南海20000系ズームカー、名鉄キハ8000系北アルプスなど、往年の私鉄特急をまとめた一冊。大手私鉄では、昭和30年代、40年代に各社を代表する特急列車を投入しました。鉄道写真家の南 正時氏がこれらの車両に乗車し取材・撮影してきた写真の数々をふんだんに掲載。臨場感あふれる写真展開で、走行写真はもちろんのこと、車内の様子まで、往時の様子を振り返ることができます。
  • 旅鉄BOOKS066 急行列車追跡乗車記
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    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和50年代の急行列車を中心に、運行に密着取材した写真をふんだんに掲載。途中停車駅や車内外の様子、沿線の風景や列車の変遷など、貴重な急行列車の写真とともに、往時の様子を振り返ることができる一冊です。 【目次】 ・北海道を走った急行 急行ニセコ/急行大雪/急行宗谷/急行しれとこ ・東北を走った急行 急行津軽/急行まつしま/急行あがの/急行奥只見/急行ときわ・奥久慈 /急行十和田 ・北信越を走った急行 急行佐渡/急行志賀/急行アルプス/急行能登路/急行兼六/急行立山/急行たかやま ・東海・近畿を走った急行 急行東海/急行比叡/急行かすが ・中国・四国を走った急行 急行大社/急行但馬/急行さんべ/急行うわじま/急行あしずり ・九州を走った急行 急行えびの/急行出島/急行日南/急行由布 Column まだあるユニーク急行
  • 旅と鉄道 2021年3月号  鉄道旅事典2021
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2021年に注目を集める鉄道シーンをまとめて紹介。新車両デビューや新駅開業はもちろん、廃駅や廃線、車両の引退など、鉄道ファンには少々寂しいニュースも紹介。コロナ禍の中で頑張っている鉄道会社の応援できるよう、2021年の鉄道旅の最新情報と注目の旅をどこよりも先取りします。 特別付録としてB5サイズ24ページの「2021年鉄道絶景カレンダー」付きです。最新の祝日を反映させているお役立ちカレンダーです。 2021年に起こるできごとなど、鉄道シーンを一挙掲載 2021年の「車両TOPICS」を網羅! 注目は世界初となる阿佐海岸鉄道のDMVデビュー! 2021年の車両TOPICSを①デビューする新車両 ②阿佐海岸鉄道のDMV ③引退目前車両の3本立てとして特集。世界初の営業運行となる道路も線路も走れる車両DMVにも注目。気になる仕組みやルートについて紹介。 旅鉄Newsでは終電繰り上げを図で解説。通勤ライナーの終焉にも迫ります 旅鉄注目の旅は、115系のミステリーツアーに、三セクのD51導入、人気集まる廃線の旅 旅鉄注目の旅としてお届けするのが、コロナ禍においても頑張る鉄道会社独自の施策の数々。①しなの鉄道の115系によるミステリーツアー、②えちごトキめき鉄道のD51(デゴイチ)導入、③「豪華列車」がより身近になる、④廃線ブームがやってくる⁉ を特集。 コロナとともに生きていく時代へ。鉄道会社のコロナ対策も特集 一部都府県に緊急事態宣言が発令され、ますます緊迫する新型コロナウイルス事情。多くの乗客の安全のため、感染拡大を防ぐために、鉄道会社が取り組むコロナ対策にも迫ります。 2021年の大河ドラマの主人公となる渋沢栄一は、“明治の鉄道王”だった⁉ 大河ドラマ「青天を衝け」の主人公となる渋沢栄一。高い志をもって多くの事業に取り組み、資本主義の父といわれる渋沢ですが、その数々の成功には鉄道が必要不可欠でした。その功績の数々をまとめています。 ありがとう日高本線鵡川~様似間 4月1日に廃止のJR北海道日高本線鵡川~様似間。絶景区間を楽しませてくれた路線に感謝を込めて、往時の美しい風景をお届けします。 インタビュー「鉄道愛を語る」には、元鉄道マンでもある俳優の田中要次さんが登場 元国鉄職員で保線を担当していた、俳優の田中要次さんに、国鉄やJR勤務時代のこと、俳優業に経験が生きたこと、走らせたい列車などについて語っていただきました。
  • 旅と鉄道2023年増刊11月号 夜行列車追想
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子雑誌版には特別付録「懐かしの国鉄寝台特急ヘッドマークシール」は付属しません。(巻末に「懐かしの国鉄寝台特急ヘッドマーク」画像になります。 現在、定期夜行列車は「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の2列車のみになってしまいましたが、かつては北海道から九州まで、全国をさまざまな夜行列車が走っていました。“ブルートレイン”の愛称で親しまれた客車寝台特急をはじめ、電車急行、夜行快速、さらに各駅停車まで、日本の夜を移動する列車はたくさん運転されてきました。 往時の臨場感あふれる乗車記、鉄道愛好家の記憶に残る夜行列車の思い出のほか、鉄道開業後から現在までの「夜行列車クロニクル」、主要な寝台車を時代や系列ごとに解説した「寝台車ヒストリー」など、資料的な記事も充実しています。懐かしい夜行列車を「追想」する一冊です。
  • 地図と読む 新撰組顛末記
    -
    1巻1,980円 (税込)
    幕末維新の動乱を閃光のごとく駆け抜けた新撰組。その活動期間は結成から数年程度と短いものであったが、彼らの生き様は今なお人々の心を捉えて離さない。多くの隊士が新時代を見ることなく世を去ったが、なかには明治以降も生き抜いた隊士たちがいた。そのうちの一人、結成時のメンバーにして大幹部として知られる永倉新八は晩年、新聞記者に往時を語り、連載記事として世を騒がせた。それをまとめたのが本書、『新撰組顛末記』である。永倉は何を語り残したのか。その真実がここにある。 *本書は2009年に刊行された『新撰組顛末記』(新人物文庫)を再編集したものです
  • 中国 詩心を旅する
    -
    李白、杜甫、王維、杜牧、陶淵明、白楽天、文天祥……細川元首相が幼少の頃から親しんできた漢詩・漢文の名言名句を手がかりに、それらの縁の地を訪ねた。杜甫の「国破れて山河あり」の舞台となった長安では、唐の詩人たちが活躍した往時の都を偲び、陶淵明の「帰りなん いざ」に導かれ、名勝と謳われた廬山へ。蘇東坡が「人生夢の如し」と謳った古戦場・赤壁では、『三国志』の時代に思いを馳せる――。詩人に限らず、達磨や玄奘といった僧侶や、王羲之や八大山人のような書家や画家も細川氏が「詩心」を感じた人々として登場。中国全土を巡り、四十八話をつづった細川護熙流「中国歴史紀行集」。旅愁を誘う撮り下ろし写真や、筆者自ら旅の印象を描いた絵画や書もふんだんに収録。
  • 鶴川日記
    3.8
    「農村の生活は、何もかも珍しく、どこから手をつけていいか、はじめのうちは見当もつかなかった」――。本書は、名随筆家・当代一の目利きとして今なお多くのファンを持つ著者が、30年余り前に綴った知性と感性が光る珠玉の随筆集の復刻版である。第二次世界大戦が始まると同時に移った往時の町田市鶴川に今も残る藁葺き屋根の農家「武相荘」。そこでの幸福な日々やそこを訪れる人々との交流を描いた「鶴川日記」。山の手育ちの著者が、永田町・麹町・赤坂・麻布など憶い出に残る坂を再訪し、その場所にまつわるエピソードや現在の姿を綴った「東京の坂道」。長い人生の中で出逢った梅原龍三郎・熊谷守一・芹沢けい介・荒川豊蔵ら文化人との心に残るエピソードや、祖父母など肉親と過ごした日々をまとめた「心に残る人々」の3篇を収録する。何気ない日常に温かな目を向け、人々との交流や毎日を丁寧に生きることの大切さ、本物の豊かさとは何かを思い出させてくれる一冊。

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  • 旅鉄BOOKS 030 鉄道遺産をめぐる
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 豊富な写真とともに、鉄道旅の世界や、鉄道史、鉄道車両図鑑などをテーマに刊行している天夢人の「旅鉄BOOKS」シリーズ。記念すべきその第30冊目は『鉄道遺産をめぐる』。 国の重要文化財や世界遺産、鉄道記念物まで、日本の鉄道の礎となり、現代にも昔の姿をとどめる、貴重な鉄道遺産を特集。 明治5年からの日本の鉄道の長い歴史の中で、昔のままの姿をとどめた、駅、橋梁、トンネル、車両など、往時の技術の高さを今に伝える“鉄道遺産”を美しい写真とともに解説した1冊。世界遺産、国の重要文化財、国の登録有形文化財、鉄道記念物、近代化産業遺産、準鉄道記念物に指定された鉄道遺産約400のリストも掲載した、鉄道遺産の完全保存版です。 鉄道遺産について、カテゴリーピラミッド、探しかた、歴史を知るなどのテーマで、魅力を深掘りしています。 【第1章 鉄道遺産図鑑】ではテーマ別に鉄道遺産の数々を掲載 鉄道橋、名駅舎、絶景遺産、現役車両、保存車両の5つのテーマで鉄道遺産を取り上げて図鑑として紹介しています。また鉄道遺産の宝庫である「博物館 明治村」にある鉄道展示物を徹底紹介しています。 【第2章 鉄道遺産をめぐる旅】は鉄道遺産群の旅へとご案内 天竜浜名湖鉄道、旧北陸鉄道トンネル群、信越本線旧線跡の碓氷峠と、3つの鉄道遺産群を訪ねる旅の世界へと案内しています。木造駅舎や、転車台など多くの鉄道遺産が残る静岡県の天竜浜名湖鉄道へは、鉄道ファンとして知られるタレントの吉川正洋さん(ダーリンハニー)によるルポルタージュを掲載しています。 【第3章 鉄道遺産路線】では多くの鉄道遺産を有する鉄道路線を紹介 駅舎や鉄橋など、多くの鉄道遺産があるローカル線を、路線ごとに紹介。沿線すべての鐡道遺産を掲載しているので、途中下車の旅のプランなどに役立ちます。 応援企画としてJR肥薩線のルポを特別掲載しています 2020年7月の豪雨により、熊本県球磨川流域を走るJR肥薩線が甚大な被害を受けました。肥薩線には木造駅舎や鉄橋、機関庫など多くの鐡道遺産があります。復興への願いを込めた応援企画として、被災前にノンフィクション作家の髙山文彦さんが旅をした、ルポルタージュを掲載しています。
  • 東海道五十三次が超おもしろくなる本
    -
    江戸時代の人々は現代人以上に旅行好きだった!最もポピュラーな東海道五十三次を取り上げ、往時の旅事情を明らかにする。江戸・日本橋から京・三条大橋まで約490キロ。当時の人々は12泊13日の行程で、給料1月分に相当する旅費を払って旅したという。ガイドブックも多数出版され、宿場には客引きや風俗嬢もいたというから現代の旅とさほど変わらない。東海道五十三次の超おもしろい様子を眺めてみよう!

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  • 東海道線・横須賀線
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東海道線の東京~熱海間、京浜東北線の東京~横浜間、横須賀線(東京~久里浜間)の各駅巡り。各駅の古地図や古写真(駅舎、街の風景)などが満載。往時の記憶がよみがえる。懐かしの車両や名列車も随所に登場。沿線にまつわるコラムも充実した思い出写真集!!
  • 東急電鉄
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東横線・田園都市線・池上線他、東急電鉄全線・全駅を古地図と古写真で巡る。 目蒲線・新玉川線の時代や懐かしの玉電も登場。往時の記憶がよみがえる。 廃止区間、廃止線・廃止駅などのコラムも充実。東武、東京メトロ等も随所に登場。
  • 「東京文学散歩」を歩く
    3.0
    戦前の作家の暮らしの跡や文学作品の舞台となった場所を訪ね歩き、往時を本の中に「復元」した野田宇太郎による『東京文学散歩』シリーズは、1950~60年代に一大文学散歩ブームを引き起こした。本書は『東京文学散歩』から、往年と現在との比較が興味深い個所や、野田の主張が強く見て取れる個所などを紹介しつつ、実際にいまの東京を訪ね歩いて検証。さらに独自のコースも提唱し、新たな散歩の楽しみを提案する。昭和の文学散歩の時代を追体験できる文学ガイドブック。
  • 南武線・鶴見線
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多摩川に沿って川崎を横断し、中央線の立川に至る南武線。新駅「小田栄」開業を控えた南武支線と京浜工業地帯の中心部を走る鶴見線の懐かしい写真集。南武鉄道、鶴見臨港鉄道ヒストリーや廃止駅などのコラムも充実。往時の記憶がよみがえる。
  • ニッポン最古巡礼
    3.0
    電柱、ポストに味噌、油、ダムや道路に回転木馬――。美術、骨董的な価値とは無縁だけれど、風塵に耐えて生き残ってきたその来歴に、伝統と外国文化の出逢いと融合、この国の歩んできた道のりが垣間見える。先人たちが知恵と工夫をこらした大小様々の構造物から、道具、食、インフラ、信仰のかたちまで、暮らしに根づいた「最古」に往時の「最先端」をしのぶ。写真でたどるニッポンの小史五〇選。

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  • 日本「古街道」探訪 東北から九州まで、歴史ロマン23選
    -
    人やモノが無数に行き交い、日本列島に文化や産業を育んできた街道。だが、古き良き日本の面影が残る砂利道や石畳は、絶え間なく続く住宅や道路開発の影響によってほとんど姿を消してしまった。本書は、北は東北から南は九州まで、往時の風情を今日に伝える古街道を23箇所厳選。江戸時代の歴史を陰に陽に支えた道をはじめ、全国の名産や四季折々の風物詩に関わる道、日本史の舞台となった道を紹介する。“家康の関東経営を支えた「酢」の道(中原街道)”“世界経済にインフレを引き起こし、幕府を鎖国へと追いやった「銀」の道(岩見銀山街道)”“「赤穂浪士事件」の遠因となった「塩」の道(中馬街道)”“光秀が反旗をひるがえし「本能寺」へ向かった道(亀岡街道)”など、知られざる史実や逸話を数多く紹介している。往時を偲ぶ紀行文として趣があり、写真や地図も満載。歴史好きや古街道めぐりを味わいたい人におすすめの一冊。

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  • 日本の古代を知る 古墳まるわかり手帖
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 等身大の古墳時代を体感できる手帖 現地で古墳に対面すれば、 見たこたもない、 聞いたこともない、 千数百年前の出来事が見えてくる 全国の主要古墳と古墳群82力所を網羅! 巨大な古墳がつくられ、次第につくられなくなっていった理由は? ー章 知っておきたい古墳の基礎知識 ニ章 一度は見に行きたい全国の古墳   北海道・東北エリア/関東エリア/中部エリア   /近畿エリア/中国・四国エリア/九州エリア コンビニの数を超える全国16万基以上の古墳から選りすぐり ――「はじめに」より  このように各地の古墳を見ていくことで、日本列島における首長同士が形づくった政治秩序が見えてきます。また、渡来的文物などを通して、東アジアの政治交渉をはじめ、古墳時代の社会構造に論究できる豊かな素材なのてす。  現在は樹木が生い茂ったり、家が建てられたり、畑に耕作されたりして消失する古墳があるいっぽうで、史跡公園として往時の姿に復元整備された古墳も多々あります。また、博物館や資料館では、そこから出土した副葬品が展示公開され、幾多の歴史情報や、これまでの研究成果が凝縮されています。それらを手がかりに、現代に生きる私たちは等身大の古墳時代を休感できるのです。言質で古墳に対面すれば、見たこともない、聞いたとともない千数百年前の出来事が想像できる。人間しかもっていない、このすばらしい特権を行使するための手がかりが、この一書にあればと願います。
  • 猫の王国
    3.7
    「留学体験にくらべれば猫の話はまったく些細な、せいぜい日常生活に気晴らしがひとつ加わるような次元のものだと思われるかもしれない。私自身そう思っていた。偶然の成り行きで野良猫を飼い始めたとき、人生の大きな扉が開いたのだとは思いもしなかった……ところが。アメリカ体験が社会的体験だったとすれば、猫体験は内面にかかわる体験だったといえよう。前者では私の視線は水平に、横へ横へと伸び、後者は垂直に内面に下りていく契機となった」(あとがき)猫たちとの共生から生まれる新しい日常生活。その生き生きとした、思いもかけないドラマ(ドタバタ)を愛猫家ならではの視線で描く三篇。さらに、40年前のアメリカ留学の地=ボストンを再訪して往時の出来事や人びととの交友を追想する貴重な体験記。最後の、ドイツ人女性シーギーの辿った悲劇を語るエッセーは重い読後感を残す短篇のようである。
  • 日和下駄 一名 東京散策記
    4.0
    「一名 東京散策記」の通り「江戸切図」を持った永井荷風が、思いのまま東京の裏町を歩き、横道に入り市中を散策する。「第一 日和下駄」「第二 淫祠」「第三 樹」「第四 地図」「第五 寺」「第六 水 附 渡船」「第七 路地」「第八 閑地」「第九 崖」「第十 坂」「第十一 夕陽 附 富士眺望」の11の章立てに、周囲を見る荷風の独特の視座が感じられる。消えゆく東京の町を記し、江戸の往時を偲ぶ荷風随筆の名作。
  • P+D BOOKS 私版 京都図絵
    4.0
    作家人生の礎(いしずえ)となった地を、随筆と絵で辿る。 『雁の寺』『五番町夕霧楼』『金閣炎上』他、京都を舞台にした水上作品はいかにして生まれたか――。 僅か九歳で京都の寺に預けられた著者が、精神形成期を過ごしたこの地を、《愛憎もつれあって、悲しみも喜びも、吸いこんでいるつめたい土壌の街だけれども、いつまでたっても、この古都は私から消えぬ。》と綴る。 往時を回想しながら六孫王神社、五番町遊廓、今宮神社、相国寺塔頭瑞春院、衣笠山等持院、東山二条産寧坂、千本丸太町、保津峡、嵯峨鳥居本、大原桂徳院と十の地を巡り、自ら絵筆を揮い、街々の景色を描いた挿絵も掲載。
  • P+D BOOKS 遠いアメリカ
    -
    1巻770円 (税込)
    夢のアメリカに恋い焦がれた若者の青春小説。 戦後10年目の1955年、日本人はまだ貧しい生活を送りながら、大国アメリカの豊かな物質文化や娯楽産業に憧れをいだいていた。 クリーネックス・ティシューや雑誌「ヴォーグ」、そしてハリウッド映画。そんな時代に、20代半ばの青年・重吉と演劇に没頭している椙枝は二人で愛をはぐくんでいた。一向に見えない自分たちの将来に悪戦苦闘しながらも愛と希望だけを頼りに生きる、往時の若者たちが瑞々しく描かれる。 全4編からなる第96回直木賞受賞作。
  • 福翁自伝
    -
    幕末から明治への激動期に生き、しかも徹頭徹尾、市井の人の姿勢を貫いた希有な指導者・思想家の福沢諭吉が、往時を回顧して語りつくしたおもしろさナンバーワンの自伝。

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  • 船旅の文化誌
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    江戸末期に洋行した福沢諭吉、ニューヨークからナポリに向かった有島武郎、ハイカラなフランスをめざして「船旅文学」を打ち立てた島崎藤村。大使館に赴任する家族に同行した女性、新天地に将来をかけた移民たち、あるいは船旅で寿命が延びる感覚を受けたという鶴見和子と俊輔の父・祐輔、船中を和服で通した新宿中村屋の創業者・相馬愛蔵……。 夢と期待を乗せた客船が洋上を駆け巡った洋行の時代、「海の外に出る」ことは生きることそのものだった。暮らしが船旅と結び付いていた時代の営みを、小説やエッセー、絵はがきや旅行パンフレットほかの史料を示しながら、さらには造船現場や客船を運航した人たちの視点も交えて、いまや笑い話のような逸話、想像を超える苦難の道中の数々を紹介する。 決死の覚悟で乗船した時代から150年後の現在、客船は最新テクノロジーで操舵され、長い日数を退屈させないイベントも用意されていて、まるで高級ホテルで移動するようだ。 著者が長年をかけて収集した珍しい図版140点が、まだ見ぬ海外への往時の旅情をかき立てる。
  • ブンダバー! AuSF.B
    完結
    -
    全1巻712円 (税込)
    時代は大東亜戦争が勃発する昭和16年(1941年)。謎の軍人・三菱中尉が二人の部下と萌えキャラ秘密兵器・七式丁型軽戦車(通称ななちゃん)を引き連れて大暴れ!! 頭脳明晰にして射撃の名手である三菱が世界の戦場に出没する目的とは何か!? 全編にわたってエキセントリックなコメディと往時の兵器を緻密に描写した大迫力の戦闘シーンが展開される。世界平和を祈る善良なる市民に贈る全4作品収録(+描き下ろしショート)。
  • プロ野球と鉄道 新幹線開業で大きく変わったプロ野球
    4.0
    かつて多くの球団を鉄道会社が保有していたように、 古くから密接なつながりがあるプロ野球と鉄道。 チームの遠征においても鉄道は必要不可欠で、 新幹線の開業による所要時間の短縮は革命的な出来事だった。 本書では、黎明期から現在までのプロ野球と鉄道の関わりについて、 各種資料を検証・考察するとともに、現在球団を保有する 阪神電鉄や西武鉄道の取り組みなどを紹介。さらに、 金田正一氏や古葉竹識氏といった往時のスター選手たちが語るエピソードなど、 さまざまな視点からその深いつながりをひもといていく。 ■著者紹介 田中正恭(たなかまさやす) 昭和30年、神戸市生まれ。甲南大学卒。神奈川県在住。国内鉄道全線踏破のほか、海外27カ国を鉄道旅行。鉄道を中心とした執筆活動を続けている。熱心なプロ野球ファンでもあり、昭和57年から9年間阪急ブレーブス東京応援団として活動した。ブレーブス消滅後は、12球団の試合を観戦し、球場での観戦は1000試合を超える。著書に『われらブレーブス人間』(菁柿堂・共著)、『消えゆく鉄道の風景』『終着駅』(自由国民社)、『夜汽車の風景』(クラッセ)などがある。
  • 平安宮廷文学と歌謡
    -
    1巻15,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平安の宮廷人に広く愛好され、 受容された歌謡 『催馬楽』は、どのような性質をもつ歌謡で、往時の宮廷人にいかに受容されていったのか。「宮廷の論理」 とでも呼ぶべき共通認識の存在を想定し、歌謡が受容・共感される道筋を 論証する。
  • 平成の教訓 改革と愚策の30年
    4.1
    【小泉総理の平成改革の立役者・竹中氏だけが語れる、平成改革の全内幕!】昭和が「激動の時代」であったなら、平成は「激変の時代」であった。小泉政権で大臣を歴任し、郵政民営化政策などの立役者として激変の時代の渦中に身をおいた著者。著者は本書で「平成とは『まだらな30年』だった」と説く。それは、数々の改革と愚策がまだら模様を織り成した時代だった。経済成長率、物価、株価、人口、貧困率……など様々な統計や往時の内幕を交えながら、平成から汲み取れる教訓を考察する。平成の30年を動かしたダイナミズムとは何だったのか。平成を検証することは、次の時代の正しい道標へとつながるだろう。 【目次より】●序章 平成とは何だったのか ●第1章 平成30年間は「まだら」な時代――「失われた30年」と見るのは誤りだ ●第2章 平成時代をクイックレビューする――まだら模様は、何がどう織りなしていったか? ●第3章 平成に「失われたもの」とは何だったのか――私たちは何を失って、何を得たのか ●第4章 平成に進行した「改革」の内幕――小泉改革の真実と、平成の改革者たち ●第5章 平成に横行した「10の愚策」を検証する――どんな愚策が、成長を鈍らせ、改革を阻んだか ●第6章 平成が示す、未来への教訓――「非連続の変化」を実現せよ
  • 別冊旅の手帖 群馬 古き良き歴史と文化を紡いで巡る
    -
    本誌の特集では、世界文化遺産の富岡製糸場をはじめとした絹産業遺産や、織物で栄え、往時の面影を残す桐生、伊勢崎の町を探訪。伝統の織物技術を今に伝える方々の話を交えて、絹産業が地域や人々の暮らしに深くかかわっていたことを紹介しています。 草津、伊香保、みなかみ、四万など、全国的にも名高い温泉街は、まさに名湯揃い踏みで一挙紹介。温泉街の楽しみ方を観光協会の方々に聞いたコメント付きで、温泉はもちろん、情緒豊かな町並みも満喫できる内容です。 平野部から山間部まで長い期間楽しめる群馬の花の名所は、見頃の順に掲載しており、その移ろいも楽しめます。花を育て守り続ける方々には、見どころや意気込みを取材。華やかさを陰で支える話を聞けば、また違った花の見方ができて感動もひとしおです。 そのほか、SL列車やローカル線に乗って楽しむ沿線の旅、小麦の生産が盛んな土地柄が生んだうどんや焼きまんじゅうなどの粉食グルメを特集。エリア別ガイドでは各市町村の観光スポットを余すところなく掲載しています!
  • 北京における近代伝統演劇の曙光 非文字文化に魂を燃やした人々
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 歴史的大転換期を迎えていた晩清民初、人々の人生の折節に深く関わって機能していた演劇は、圧倒的多数の無筆の民衆を啓蒙し、中国を近代化へと導く大きな役割を果たした。本書は当時の史料を基礎に、当時の視点に立って、中国近代伝統演劇史の実態を明らかにした第一級の歴史書。啓蒙慈善劇が無数の観客のみならず、被差別民であった役者自身の地位向上と自覚をも導いたことを指摘し、慈善劇の演劇史的意義を考察。近代的芸術性を追求した名女形梅蘭芳の登場から上海公演や新劇との影響関係を辿り、旧役柄制の打破と人物表現おける彼の改革と成功が、近代否定的評価を受けた私寓制度とブレーンの力にあったことを解明。同時に、当時男性役者を駆逐する破格の人気を得た二大女優、劉喜奎と鮮霊芝の成功への道と伝統演劇を近代化に導いた彼女らの功績を顕彰、往時の女性役者にまつわる不条理な末路にも触れる。さらには、登場して間もない新聞というメディアが劇界に及ぼした絶大な影響と変質を批判的に検討するとともに、慈善劇を初め演劇改良に力を注いだ田際雲と、北京女優劇の発展を担った楊韻譜といった?子劇役者や脚本家、啓蒙演劇家であり革命家王鐘声など、歴史の波濤の中に呑み込まれた無名の英雄たちを、著者の緻密で共感的な筆致で現代に蘇らせる。文字と無縁の民衆が芸能者と共に不断に築き上げてきた文化、これまで埋もれていた中国の基層文化を闡明し、非文字文化研究を中国学の主柱の学問領域に高めんとする記念碑的大著。 【目次より】 用語と史料について 第一章 非文字文化による民衆啓蒙と演劇改良 第二章 晩清北京の劇界に対する四大禁令 第三章 晩清における北京の劇場 第四章 晩清の啓蒙義務戯とその演劇史的意義 第五章 北京における娼妓義務戯と坤劇の出現 第六章 近代北京における商業坤劇の初公演 第七章 私寓制度と梅蘭芳の登場 第八章 晩清北京の〓子劇とその役者 第九章 主要役柄の変位と榔子劇花旦 第十章 晩清各商埠の坤劇を中心とした演劇状況 第十一章 警醒啓蒙演劇家王鐘声と北京の劇界 第十二章 民国元年の禁令解除と坤角の登場 第十三章 坤班独立の困難と破格の影響 第十四章 坤劇の問題点と充実への道 第十五章 梅蘭芳の改革と成功への道 第十六章  第十七章 楊韻譜と民初坤角二大花旦の登場 第十八章 梅蘭芳の時装戯と古装戯 第十九章 民国初期の北京における新劇活動 第二十章 劉喜奎以前の京津坤角新編戯 第二一章 志徳社と楊韻譜の新編戯 第二二章 民国初期の北京劇界と新聞界 第二三章 役者に対する差別と坤角の複雑な事情 第二四章 非文字文化の伝統演劇が輝かせた近代の曙光 参考文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 吉川 良和 1943年生まれ。 中国音楽史・演劇史学者。元一橋大学社会学部教授。専門は中国音楽史、演劇史。埼玉大学文理学部人文科卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。 著書に、『北京における近代伝統演劇の曙光 非文字文化に魂を燃やした人々』『中国音楽と芸能』などがある。
  • ミシシッピ河上の生活(上)
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    マーク・トウェインといえばトムやハックの冒険物語を思い浮かべるが、『河上の生活』はそれに劣らない傑作だ。それらの物語と同様に、雄大なミシシッピ河を舞台に、そこでの生活が躍動的に描かれる。作者自身が主人公になり、少年時代から憧れの的であった水先案内になるための厳しい修行を通じての実体験を基に、生き生きとした生活が描かれ、後半は、ミシシッピ河を再訪した時の記録となっている。訳者は言う…大動脈ミシシッピ河は、南北戦争の頃と今日では大分趣きを異にしているだろうが、それでも往時をしのばせる雄大な景観がいたる所に広がることは、彼の作品を読み、初めてこの大河を訪れた人々が等しく讃嘆するところである。
  • 水のない川 暗渠でたどる東京案内
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暗渠(川跡)を通じて、往時の東京の町の姿(江戸時代からの変化、戦前・戦後の変化、高度経済成長期での変化など)を見直す。著者作成の暗渠地図、町の変化の様子がわかる古地図、そして暗渠周辺の様子がわかる写真などの豊富なビジュアルと、そのエリアに伝わる伝承やそのエリアで生まれたカルチャーなどを紹介することで、その町の変化と性格がわかる 1 冊。
  • Motor Magazine Mook Honda NSR BIBLE
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    ホンダNSR250R。バイク100年超の歴史上で、これほどレースの世界や車両を身近に感じたバイクはなかった。1980年代中盤、世界GP用ファクトリーマシンとして現れたNSR250のディメンションや素材などのスペックをほぼそのまま、ストリート向けに昇華したリアルレーサーレプリカ。以後15年弱で12万台近くを送り出し、今も褪せない輝きを見せる他にない孤高のモデル。そんなNSR250Rの各型式詳報を主体に、同車を生み出す背景となった往時のホンダ・レーシングマシン、それらで活躍したレジェンドライダーまでを美しい写真群で詳しく解説しています。NSRファン、そして2ストローク&レプリカファン待望の保存版です。 目次 ◎型式×タイプから知る NSR250Rの特徴 ◎NSR250R HISTORY 1986-1996 ・1986 MC16 ・1988 MC18(前期) ・1989 MC18(後期) ・1990 MC21 ・1993 MC28 「NSR前夜のホンダ2ストロークスポーツ」 ・1983 MVX250F(MC09) ・1984 NS250R/F (MC11) ・1985 NS400R (NC19) 「NSR250Rの移り変わりを スペックデータから知る」 ◎The Racing NSR250/500 HISTORY 〜世界をリードし続けた最強ファクトリーレーサーの系譜 ◎NSRと頂点を極めたライダー ◎NSR250Rメンテナンス&パーツ

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  • ヤマケイ文庫 マタギ 日本の伝統狩人探訪記
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    動物文学の第一人者・戸川幸夫が昭和20~30年代に秋田県阿仁を訪れ、 山の戒律を受け継ぐ最後のマタギたちを記録したノンフィクションの名作を文庫化。 マタギたちとともに行き部会山に入って狩猟の現場を取材し、 往時の集落を訪れて衣食住や風習、マタギのルーツなどを精緻な文章と豊富な写真で記録した。 マタギのシカリ(頭領)の家に代々伝わっていた『山達根本之巻』の原文と現代語訳も公開。 ■内容 雪山をゆく 秋グマ狩り 狩座にて(マタギを追って/クマの行動/シロビレタタケ!) マタギの風土 根子スケッチ マタギの里(最後のマタギ村/根子紀行/村の移ろい) 秘物と信仰 狩り装束と道具 山入り 現代のマタギ マタギ風土記(始祖万事万三郎/山神さま/マタギ組/山達作法/当世マタギ/名うてのマタギ) 盆と正月 根子番楽 里のくらし 村の歳時記(行事・祭事/村のしきたり) 鷹狩り 名鷹匠と愛鷹 鷹匠――ひとりマタギ(名鷹匠・沓沢朝治/吹雪と老人) 備考 あとがき 解説 田口洋美 ■著者紹介 戸川 幸夫(とがわ・ゆきお) 1912年、佐賀県佐賀市生まれ。動物文学作家。旧制山形高校出身。 東京日日新聞(現毎日新聞)社会部記者を経て、文筆活動に入る。 1954、『高安犬(こうやすいぬ)物語』で第32回直木賞受賞。 1965年、沖縄・西表島でイリオモテヤマネコを発見。1978年、第28回芸術選奨受賞。 主な作品に『高安犬物語/爪王』『子どものための動物物語』『戸川幸夫動物文学全集』などがある。 2004年5月、逝去。
  • 幽霊たち
    2.8
    見えない復讐と、さらなる復讐。 しなくていい殺人の果てしない果て。 40年前、資産家・岩楯一族を崩壊した秘密と嘘と誤解が、 今、再び血の惨劇を引き起こす! 西澤保彦、超絶のミステリ。 アルコールの過剰摂取で入院中の作家・横江のもとを刑事が訪ねてきて「加形野歩佳【ルビ:かなたのぶよし】(33)を知っているか?」と訊く。加形野歩佳は多治見康祐【ルビ:たじみこうすけ】(57)を殺害し、早々に自首したという。殺された多治見は横江の元同級生で、加形は横江の親戚の息子だった。加形は、自首はしたが動機を語らず、ただ「理由を知りたければ横江継実に聞いてくれる」と語っているという。横江は加形のことは面識も存在も知らなかったが、加形の父や多治見と過ごした40年前、幾つもの血族の婚姻関係が重層する岩楯一族と暮らした子ども時代を思い出すと、幽霊のように記憶の残影が立ち現れるのだった。それらは往時には気づかなった、惨劇の印がいたるところに残されていた……。
  • 落語を歩く 鑑賞三十一話
    3.0
    「蔵前駕籠」「船徳」「品川心中」……古典落語の傑作三十一話の舞台を訪ね、往時を偲びながら、落語の聞きどころ、味わいどころをたっぷり鑑賞する。
  • 乱歩の軌跡
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    平井太郎はいかにして江戸川乱歩となりしか──。乱歩手製の自伝『貼雑年譜』を読み解きながら、職業と住居の大遍歴を経て徐々に完成されていく探偵小説界の巨人・乱歩の実像に迫る。1978~79年刊行の『江戸川乱歩全集』月報に連載された「乱歩の軌跡 父の貼雑帖から」全25回の文章に、『貼雑年譜』の該当頁や往時の写真等を配した一書。最も身近に接した家族にして社会学者である著者が辿る“乱歩の軌跡”とは。/巻頭エッセイ=戸川安宣、解説=浜田雄介
  • 列島縦断 「幻の名城」を訪ねて
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    本書が扱うのは、何層もの天守閣がそびえる「国宝の名城」ではない。見事な構造を備えながらも朽ちていき、今は遺構を残すのみの場所だ。しかし、縄張を思い浮かべながら城址を歩けば、「ここで攻撃隊は足止めを受け、矢や鉄砲を雨あられのように食らっただろう」と、攻防戦が想像できる。悲劇の場に立てば、彼らが最期に見た景色に思いを馳せることになる。廃墟となったかに見える場所も、雄弁に歴史の記憶を語るのだ。鉄筋コンクリート造りの、観光客だらけの城では満足できない人へ贈る、全国の名城48選。【目次】はじめに/「幻の名城」地図/第一章 これぞ幻の名城――石垣と土塁が語る戦いと栄華の址/第二章 大東京で探す「幻の名城」/第三章 櫓や石垣、堀の向こうに在りし日の雄姿が浮かぶ/第四章 再建、再興された天守や館に往時を偲ぶ/第五章 古城の風格をいまに伝える名城/第六章 北の砦チャシ、南の城グスクの歴史/巻末資料 日本の「城」とは何か/あとがき/参考資料
  • わたしの修業時代
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    華麗なベル・エポックのパリを舞台に、若き日の愛と別れ、作家としてのデビューを鮮やかに描いた回想録。田舎出の20歳のコレットはパリで14歳年上の流行作家と共同生活をはじめたが、奇癖を持ち放蕩者でもあった夫との愛は破局へ。そして文壇への単独デビューを果たす。社交界を彩る高級娼婦、作家、芸術家たちの面影を存分に描き、往時を眼前にほうふつさせる一代の回顧録。
  • ヴィジュアル版 超古代オーパーツ図鑑
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界各地で出土・発見された場違いな異物「オーパーツ」や月や火星などで発見された謎の構造物を、写真を元に完全復元イラスト化。オーパーツの往時の姿を再現するとともに、その年代、用途、メカニズムなどを詳細に解説する。
  • 一片冰心 谷垣禎一回顧録
    NEW
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    政治資金と派閥問題、渦巻く政治不信、戦争と国際秩序の機能不全……いま、時代の岐路に立つ日本の現代社会。 野党時代の自民党総裁・谷垣禎一が語る「政治の原点」とは──  2009年の政権転落から約3年での政権復帰──いかにして、谷垣総裁は自民党を立て直し、国民からの信頼を取り戻したのか。今まさに振り返るべき「谷垣イズム」の源流を探る貴重な証言集。  谷垣禎一元自民党総裁が政界を引退してから六年半が過ぎた。谷垣氏は議員バッジを外してしまったが、今ほど、自民党にとって、往時の復活劇の原動力となった「谷垣イズム」が求められるときはないのではないか。  2024年現在、自民党は政権復帰した2012年以降で最も深刻な危機に瀕している。 派閥の政治資金パーティー収入不記載事件は東京地検特捜部の大規模な捜査を招き、大半の派閥が解散に追い込まれる事態に発展した。 「自民はなぜ、十五年前に政権を手放すことになったのか。苦しい野党時代にどんな目に遭い、国民の信頼を取り戻すためにどんな努力を重ねたのか。その記憶が薄れているのではないか」  2024年3月初旬、谷垣氏に今の自民の窮状をどう思うか尋ねると、苦笑いを浮かべながらこんな答えが返ってきた。 自身も「十年程度は野党だと思った」と振り返る2009年の転落により、久々の野党総裁となった谷垣氏。そこから綱領の改定や「ふるさと対話」を開始するなど地道な努力を重ね、党を立て直し、結果、三年三カ月で政権を取り戻した。その努力は、氏のそれまでの半生からくる信条と人間性に裏打ちされたものであった。 本書では、「谷垣禎一」という一人の人間の生き様を出生から現在までたどることで、その信条がどのように育まれていったのかを探り、政権復帰を成し遂げた「谷垣イズム」の源流を見つめ直していく。「加藤の乱」や政権復帰を目前とした総裁選に不出馬を決めた所以など、戦後から現代までの日本政治史の一端を記す貴重な証言集でもある。 また2016年の自転車事故により、首から下が不自由になるという重傷を負った谷垣氏。悲壮感なくリハビリへ向き合う姿勢、リハビリ病院での交流、そしてパラリンピックをどう観たのか……そこにもまた、谷垣氏の人間性の一端を垣間見ることができる。  あわせて、野党時代に谷垣氏を幹事長や副総裁として支えた大島理森・元衆院議長や、次世代のホープとして注目される小林鷹之・元経済安全保障担当相との対談も収録した。  大島氏との対談では菅直人元首相からの大連立の打診を断った真相が初めて具体的に語られる。  小林氏とは、今の自民党が何をしなければならないのか、率直な議論が展開された。 本書を通じ、自民を立て直した「谷垣イズム」が、危機に苦しむ日本政治の良薬となって届くことを期待したい。

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