尾崎世界観作品一覧

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  • 文學界 2024年6月号
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    ■6月号目次より 【創作】 尾崎世界観「転の声」 プレミアは絶対に裏切らない―“転売される”ミュージシャンの後ろめたい興奮と欲望 長嶋有「僕たちの保存」 又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第6回 後藤高志「今日があったという響き」2024年上半期同人雑誌優秀作 【対談】 加納愛子×町屋良平「正解がない面白さ」 互いの新刊を手に、小説における言葉、笑い、面白さを語り尽くした初対談! 奥泉光×島田雅彦 進行・江南亜美子「いま文学を学ぶ人たちへ」 物語は人を動かす力を持つ。それを批評するのが文学だ―奥泉氏の近畿大学最終講義 【リレーエッセイ 身体を記す】 第5回 田中慎弥「蛇を飼う」 【連載】 松尾スズキ「家々、家々家々~男、松尾スズキ。魂の物件漂流物語~」 津野青嵐「『ファット』な身体」第4回 石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠「ビブリオ・オープンダイアローグ」最終回 【窓辺より】 伊藤亜和「読書と生き方」 大滝ジュンコ「村を体に落とし込む」 【詩歌】 岩田奎「舌」 【強力連載陣】 綿矢りさ/松浦寿輝/金原ひとみ/東畑開人/千葉雄喜/金川晋吾/西村紗知/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之 【文學界図書室】 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』(水上文) 表紙画=下山健太郎 グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc. ※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 文藝 2023年秋季号
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    1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 町屋良平「生きる演技」(550枚)一挙掲載/創作:安堂ホセ、日比野コレコ、山下紘加/特集:WE LOVE 藤本和子!/創刊90周年連続企画3:村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子 ◎創作 【舞台(、、)は、戦争―。長編580枚一挙掲載】 町屋良平「生きる演技」 【文藝賞受賞第一作】 安堂ホセ「迷彩色の男」 【文藝賞受賞第一作】 日比野コレコ「モモ100% 」 山下紘加「煩悩」 ◎特集・WE LOVE 藤本和子 【座談会】 岸本佐知子×くぼたのぞみ×斎藤真理子×八巻美恵 「片隅の声に耳を澄ませる 藤本和子と、同時代の女たちの闘い」 【エッセイ】 柴田元幸「お寿司を食べる人 」 井戸川射子「塩は喉を、叫びが喉を」 * 【短篇】 尾崎世界観「電気の水」 滝口悠生「恐竜」 * ◎創刊90周年連続企画3 【鼎談】 村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子「どの年齢や時間にも、初めて見える景色がある」 ◎連載 絲山秋子「細長い場所」 【第2回】気配と残像 古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る 」【第3回】 山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第4回】 朝吹真理子「ゆめ」 【第5回】 島本理生+岩崎渉 「トランス」【第7回】 柳美里 「JR常磐線夜ノ森駅 」【第5回】 町田康「ギケイキ」【第41回】 【季評】 たったひとり、私だけの部屋で 「閉ざされた壁の中」2023年4月~6月 水上文 文芸的事象クロニクル 2023年3月〜2023年5月 山本貴光 ◎書評 金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』【評】山崎ナオコーラ 桜庭一樹『彼女が言わなかったすべてのこと』【評】竹田ダニエル 王谷晶『君の六月は凍る』【評】児玉雨子 朝比奈秋『あなたの燃える左手で』【評】皆川博子 若竹千佐子『かっかどるどるどぅ』【評】八木詠美 カレン・ラッセル 松田青子 訳『オレンジ色の世界』【評】谷崎由依 市川沙央『ハンチバック』【評】伊藤亜紗 第61回文藝賞応募規定
  • anan(アンアン) 2024年 3月20日号 No.2389増刊 スペシャルエディション[魅了する人の秘密。]
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※anan2389号とanan2389号スペシャルエディション(増刊号)は表紙のみ異なり、内容はすべて同一です。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。 ※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 末澤誠也 未来への覚悟。 いま、なぜか惹きつけられる 魅了する人の秘密。 アンケートから分析! いまみんなが惹かれる、“魅力のある人”とは? 魅了する人の秘密1 柄本 佑 役柄の色気を捉える、知性とシニカルな眼差し。 魅了する人の秘密2 山崎 天(櫻坂46) 枠に収まらない現代アイドルの体現者。 アナウンサー・堀井美香さんから学ぶ! 包容力で相手を受け入れる会話術。 心理テストで探る、あなたが持っている魅了(チャーム)ポイント。 尾崎世界観さんと考える、バンドマンが醸す色気の正体。 島本理生さん・鈴木涼美さん登場。書き手が語る、今の時代の色気論。 そこに理由はない、ただ惹かれるだけ…。色気から語る、私たちの超私的偏愛論。 誌上写真展 WINK of LIFE vol.2 枝 優花×miru・宮下玲奈 That’s TAKARAZUKA 2024 宝塚歌劇団・月組 月城かなと/海乃美月/鳳月 杏 魅了する人の秘密3 高橋 藍 “Bravo, Ran!”イタリアでもみんなから愛される、その魅力とは? 魅了する人の秘密4 ヤーレンズ セッションのようなボケの連打が生む、圧倒的な笑いの渦! 魅了する人の秘密5 モグライダー そのボケ、予測不能! ライブ感あふれる見逃し厳禁の笑い。 教えて、麒麟・川島明さん! 何度も読み返すマンガ&魅了される主人公は誰ですか? CLOSE UP 浮所飛貴 揺るぎない、想い。
  • CF
    3.9
    1巻1,683円 (税込)
    卑俗にして至聖、極微にして極大、さらには極北。 この小説家はほんとうに恐ろしい。 花村萬月 せっかく読んでいた物語が、CFのせいでグチャグチャになる。 それは全部CFのせいなんだけど、そもそも何の為にこれを読んでいるのかとCFは思わせてくる。 そこからはもう、CFにまるごと委ねれば楽になる。 CFが全部やってくれる。CFが知っている。CFに行きたい。 尾崎世界観 クリープハイプ 罪の責任を取る必要がない”無化”を行ってくれる超巨大企業・Central Factory。 加害者のみならず被害者の苦しみも取り除いてくれる夢のような技術を持ち、世を平穏へと導いている。 が、それに疑問を持つ男がひとり。男はCFへのテロを計画していた。 人生に上手く馴染めないキャバクラ嬢、能面のような夫の表情に悩む主婦、少女へ恋する中学生、自由を持て余すホームレス、CFの布教に勤しむ老婆、CFでの労働によって犯罪の清算をする中年、社長の著作代筆作業に行き詰まるCF広報室長。 そして、CFの欺瞞を暴こうとテロを計画する男。 CFCFCF。 CFをめぐり、人々は交錯する。 罪とは何か。責任のとり方を問う群像劇。
  • 青が破れる
    3.8
    その冬、おれの身近で三人の大切なひとが死んだ――究極のボクシング小説!第53回文藝賞受賞のデビュー作。尾崎世界観氏との対談、マキヒロチ氏によるマンガ「青が破れる」を併録。
  • 一発屋芸人列伝(新潮文庫)
    3.8
    やがてブームは終わり、世間は彼らを「一発屋」と呼んだ。大ブレイクを果たしたのちテレビから姿を消した彼らの人生はしかし、その後も続いている。自身も一発屋芸人と呼ばれた著者が、コウメ太夫、ジョイマン、波田陽区、キンタロー。、スギちゃんなど12組の芸人に取材。不器用ながら一歩ずつ前に進むそれぞれの今に迫った。編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞受賞の、感涙ノンフィクション。(解説・尾崎世界観)
  • 犬も食わない(新潮文庫)
    3.7
    派遣秘書の福は雇い主と出かけた先のビルで、廃棄物処理業者の大輔とぶつかった。ろくな謝罪もない舐めた態度に激高した福は罵詈雑言の限りを尽くし、大輔は一言でやり返す……そんな最悪な出会いから始まった。ベッドの半分を占める体は邪魔だし、同じシャンプーが香る頭は寝癖だらけ。他人の「いいね」からは程遠い、喧嘩ばかりで格好つかない恋愛の本音を、男女の視点別に描く共作小説。
  • 忌野旅日記 新装版(新潮文庫)
    3.7
    キミは忌野清志郎を知っているか。世の中のインチキを笑い嘲り歌にして、切ない愛の言葉をあふれるロックのビートに乗せて深く胸を打つ。近ごろ姿を見ない? それは何かの間違いだ。文庫を開けば、坂本龍一、山下洋輔、桑田佳祐等、イカしたヤツらとのセッションと交遊は今日も続いていると知る筈だ。RCの圧倒的ステージ写真も前半グラビアに収録。よォーこそ! 巻末解説まで興奮の新装版へ。(解説・尾崎世界観・角田光代)
  • 母影(新潮文庫)
    3.8
    小学校で独りぼっちの「私」の居場所は、母が勤めるマッサージ店だった。「ここ、あるんでしょ?」「ありますよ」電気を消し、隣のベッドで客の探し物を手伝う母。カーテン越しに揺れる影は、いつも苦し気だ。母は、ご飯を作る手で、帰り道につなぐ手で、私の体を洗う手で、何か変なことをしている――。少女の純然たる目で母の秘密と世界の歪(いびつ)を鋭く見つめる、鮮烈な中編。芥川賞候補作品。(解説・又吉直樹)
  • 傷痕
    3.1
    偉大なるスター、キング・オブ・ポップが51歳で急逝。子供時代、二人の兄、一人の姉と共にグループでデビュー後、独立して類稀な歌と踊りで世界の救世主となっていた。 遺されたのは11歳の娘、名前は“傷痕”。だがその出生は謎に包まれ、ポップスターの本当の子供なのかどうかさえ明らかではなかった。色めき立つイエロージャーナリズムの記者や、遺族を名乗る者たち。彼女は、世界は、カリスマの死をどう乗り越えるのか――。 解説・尾崎世界観
  • 緊急事態下の物語
    3.2
    濃厚接触、反ユートピア、ゾンビと猫、ライブカメラ、臆病なテロリスト…。2020→20XX、コロナ禍を生きるための、最前線の作家たちが贈る、もうひとつのパンデミック。
  • Quick Japan(クイック・ジャパン)Vol.172 2024年6月発売号 [雑誌]
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 表紙&第1特集は、グローバルボーイズグループJO1。 合計3万字以上のソロインタビューを含む、40ページ以上にわたる総力特集をお届けします。 裏表紙&第2特集は、7月に開催される音楽と笑いの祭典『DAIENKAI 2024』にフィーチャー。 さらに、これから世界を席巻するであろうニューカルチャー「T-POP(タイポップス)」にいち早く注目した特集企画や、芥川賞作家・町屋良平によるボーイズグループをテーマにした新連載の小説もスタート! * * * * *  40ページ以上にわたるJO1の総力特集、 テーマは「5年目のGo to the TOP 時代を変える11の夢」。 2020年3月に「グローバルボーイズグループ」としてデビューし、コロナ禍の影響を 真正面から受けながらも、激変するエンタテインメントの世界で目覚ましい活躍を見せているJO1。 デビュー時から「Go to the TOP」を掲げてきた彼らは、 活動5年目を迎えた今、どんな夢を抱き、どのように時代を変えようとしているのか。 メンバー11人が夢見る「TOP」に向けた現在地を明らかにするため、「あなたにとって“TOP”とは何か?」「現時点での“TOP”への到達度は?」「“TOP”に到達するために必要なことは?」という質問をぶつけ、合計3万字以上となるソロインタビューを実施しています。 5月29日リリースの8TH SINGLE『HITCHHIKER』を含むシングル全8作のディスクレビューも掲載。『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』や『オルタナティヴR&Bディスクガイド』の著者・つやちゃんがJO1を音楽面から紐解きます。 * * * * *  裏表紙&第2特集では、7月13日(土)、14日(日)に開催される、“音楽と笑いの大宴会”『DAIENKAI 2024』にフィーチャー。 「違う舞台を生きる者が交わることで生まれる物語(コント)」を紡ぎながら、「現場に来る一人ひとりと対話(セッション)」する大宴会に、それぞれがどんな思いで臨むのか、たっぷりと語り合っています。 「君にも刺さる音」と題されたchapter1では、学生時代からクリープハイプの熱烈なファンだったことで知られる誠と、ヨネダ2000に「初めて観るお笑いだった」と魅了された尾崎世界観が対談。ガチガチに緊張する誠は、尾崎とまともに話すことができたのか? 「渋い小鉢にひとさじのスパイス」と題されたchapter2では、自らを和食の小鉢にたとえる実力派ベテラン漫才師であり、『THE SECOND 2024』でも優勝を果たしたガクテンソクと、アウェイの現場で常に独自のスパイを加えてきた表現者 アユニ・Dが邂逅。独自路線で戦い続ける2組の出会いはどんな化学反応を生むのか? * * * * *  第3特集として、 これから世界を席巻するであろうニューカルチャー「T-POP(タイポップス)」にいち早く注目。 ラッパーのF.HEROへのロングインタビュー、アイドルシーンからはQuadlips、PROXIE、QRRA、PERSESが登場し、新たなムーブメントを作るタイカルチャーに迫ります。 そのほか、超ときめき 宣伝部、高山一実(映画『トラペジウム』)、松田凌×植田圭輔(舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯)らのインタビューを掲載。 芥川賞作家・町屋良平によるボーイズグループをテーマにした新連載の小説もスタート。 最新作『生きる演技』(河出書房新社)が大きな話題を呼んだ小説家の新たな挑戦にご注目ください。 ※電子版は、一部紙色と異なる箇所がございます。
  • 苦汁200% ストロング
    4.2
    震えているのは自分の声なのに、まるで他人事だった。 悔しさも悲しみも、なかなか追いついてこない。 クリープハイプ・尾崎世界観の赤裸々日記、絶頂の第2弾。 文庫版では、『母影(おもかげ)』が芥川賞にノミネートされ、情熱大陸に密着される日々を綴った2万字の書き下ろし最新日記「芥川賞ウッキウ記」を収録。 日常から溢れたすべての記録。 2020年12月25日 とある小説を読んでいて、 色んなことを思い出した。 それまで届かなかった事、 悔しかった事、 腹が立った事、 今まであたかも自分が 被害者であるかのように 振る舞ってきた。 でも、今回思い出したのは 加害者としての記憶だ。 都合良く忘れていた記憶が 蘇ってきて、愕然とした。 何気なく、確信的に、 自分は人を傷つけてきた。 ※この電子書籍は2018年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 苦汁100% 濃縮還元
    4.0
    自意識過剰、 赤裸々過剰。 この愛すべき、 クソみたいな日常──。 あの『苦汁100%』が濃縮されて待望の文庫化! 人気ロックバンド・クリープハイプのフロントマンであり、 初小説『祐介』が話題をさらった尾崎世界観が赤裸々に綴る、日常と非日常。 文庫化に際し、コロナウイルスに揺れる2020年2月、 50ページ以上の書下ろし最新日記 「あとが記」を追加収録。 ※※※ 〈文庫書き下ろし「あとが記」より〉 2020年2月26日 起きたら 世の中が変わっていた。 大規模なイベントの 自粛要請が出て、 イベントが軒並み 中止になっていく。 積み上げたものが たやすく流れるのを ただぼうっと見てた。 液晶画面に表示された文言は、 どれも何かを押し殺してる。 クリープハイプも 3公演の延期を決めた。 ※※※ 〈本文より〉 2016年11月22日 私は誰の悪口も言わない。 そんな奴は信用できない。 ちゃんと人を好きになったことがないのだろう。 大好きです、愛してる。と、 大嫌いだ、死ね。は 限りなく似ていると思う。 ※この電子書籍は2017年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 芸能人と文学賞 〈文豪アイドル〉芥川から〈文藝芸人〉又吉へ
    5.0
    なぜ又吉直樹は芥川賞をとったのか なぜ小泉今日子は講談社エッセイ賞を受賞したのか なぜビートたけしも太田光も「ネタ」として「直木賞」を狙っていると言うのか 1925年、芥川龍之介の1枚の写真が「作家=芸能人」と「文学賞」の歴史を宿命づけた 来年の芥川賞・直木賞は加藤ミリヤ、尾崎世界観、紗倉まな、あるいは星野源がとってもおかしくない! 文学賞80有余年「約束された」秘密の物語が今、ここに! 芸能人小説と文学賞には、似たところがあります。 はなから話題性を期待されていて、商業主義と結びつけて見られやすい。 また関係のない人たちから、雑多な意見や感想をぶつけられることなども、両者に共通した姿です。 注目を浴びるものなら必ず受けざるを得ない、一種の宿命かもしれません。 この二つが重なったとき、面白さが何倍にも膨れ上がる、ということを私たちに体感させてくれたのが、 二〇一五年七月、又吉直樹さんの芥川賞受賞でした。 (「はじめに」より) ≪目次≫  第一章 現代の芸能人小説と文学賞事情  第二章 芸能人の小説が、文学賞と出逢うまで  第三章 俳優たちの文才が、文学賞を盛り上げる  第四章 作家のタレント化と、タレントの作家化  第五章 八〇年代に起きた大転換と大騒動  第六章 ミュージシャンたちの多彩な文業  第七章 文学賞に応募して小説の道に入る芸能人たち  第八章 お笑い芸人たちの大躍進
  • 恋と罰 上
    完結
    -
    全2巻1,018~1,222円 (税込)
    本コンテンツには、恋と罰【単話売】1~5話が収録されています。 菊池亜希子、震撼! 尾崎世界観(クリープハイプ)、推奨! 三十路半ばの独身塾講師・百合子がイケメンのラーメン屋店員・順に恋したとき、周囲も巻き込んだ四つどもえのメリーゴーランドが回り始める――。 『バイプレイヤーズ』『アズミ・ハルコは行方不明』の映画監督・松居大悟が4年の歳月をかけた初の長編漫画原作。 大ヒットコミック『奴隷区』のオオイシヒロトとのタッグで贈る、“片想いの向こう側”。 「まっすぐ、純粋に、狂ってる。 わかりたくないのに、 ちょびっとわかってしまう自分が怖い」 菊池亜希子 「映画みたいなマンガではなくて、マンガみたいな映画でもなくて、マンガみたいなマンガだった。 最初から最後まで、指を突っ込んで吐き出した気持ちが書いてあった。 友達の夢が叶って、ただ嬉しい」 尾崎世界観(クリープハイプ)
  • ご本、出しときますね?
    4.1
    小説家って面白い! 無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。 大人気番組、ついに書籍化! 西加奈子/朝井リョウ/長嶋有/加藤千恵/村田沙耶香/平野啓一郎/山崎ナオコーラ/佐藤友哉/島本理生/藤沢周/羽田圭介/海猫沢めろん/白岩玄/中村航/中村文則/窪美澄/柴崎友香/角田光代/尾崎世界観/光浦靖子
  • ティーンズ・エッジ・ロックンロール
    3.0
    あの頃の魂が熱くなる――。直木賞×山本周五郎賞W同時受賞作家による至高のバンド小説! 2010年、宮城県仙河海市。中学時代から続けたバンドが解散した匠は高校の軽音楽部の扉を叩いた。失意も一転、部長の美少女・遥にひとめぼれ。彼女への恋心をきっかけに、少年は一つの目標を見つける。「このまちに初めてのライブハウスをつくろう――」地元の縁を巻き込みながら交差していく遥の過去と匠の未来。そして、あの春がやってくる。解説/尾崎世界観
  • 泣きたくなるほど嬉しい日々に
    3.8
    鮮烈なロックサウンドと叙情的な歌詞で多くの音楽ファンを魅了し続けてきたクリープハイプ。フロントマンにして芥川賞にもノミネートされた尾崎世界観が、他人に笑われても「好きなもの」を大事にする強さの根源と、その裏にひそむ葛藤を明らかにした。生きづらさを抱えるすべての人に共感をもたらす、日々を剥き出しにつづった挑発的エッセイ。書き下ろし作品を特別に収録した豪華版! 解説 安本彩花(私立恵比寿中学)
  • バズの中にはおよそシェア100万個分の栄養素が含まれている
    -
    1巻440円 (税込)
    目には目を、炎上にはバズを。 「時代の空気読む書店員」の俺は、売り場のバックヤードでのインタビュー原稿チェックやトークイベントの出演を日々忙しくこなすのだったが、そんなある時SNSで公開されたばかりのインタビューが炎上した。風向きひとつですべてが変わる戦場のようなこの世界で深い孤独に陥った俺は、やがて夏フェスへと旅立ったーー。 ままならぬ孤独と現代の無常を鮮やかに描いた、「文藝」2019年冬季号掲載の傑作短編。
  • ぴゅあとぴあ
    1.0
    尾崎由香(ぴゅあ)と飼い猫(ぴあ)、愛しくて、まっすぐで、かけがえのない日々。 そのぴゅあな素顔に、きっと誰もが恋をする――。 最愛の猫・ぴあと過ごす癒やしの時間。 愛してやまない食べものや場所のこと。 声優のお仕事とその舞台裏について。 『けものフレンズ』サーバル役、グラビア、ソロ歌手としても活躍する人気声優・尾崎由香の日常がエッセイ漫画になりました。 デビューした当時の戸惑いから、声優としての努力や成長、そしてソロCDレコーディングやミュージックビデオ、写真集の撮影現場などなど、プライベートや仕事の舞台裏もたくさん詰め込んだ、待望の初コミックエッセイです! この本のために撮り下ろした約20ページにわたる「ぴゅあとぴあ」の写真も収録。 さらに、漫画には尾崎世界観さん(クリープハイプ)や40mPさんも登場! 声優・尾崎由香の日常とその素顔を詰め込んだ一冊。
  • 文学2021
    3.5
    1~3巻3,520~4,180円 (税込)
    未知の災厄に覆われた世界を 文学はどう描いたか? 日本文学の最前線をなす 2020年のベスト短編アンソロジー 解説:冨岡幸一郎 我が人生最悪の時 磯﨑憲一郎 移民の味  王谷 晶 母になる  木村友祐 猫はちゃんと透き通る  最果タヒ あたらしい日よけ  井上荒野  ばばちゃんの幽霊 朝吹真理子 サクラ 尾崎世界観 四半世紀ノスタルジー 町屋良平 斧語り 松田青子 ふらここ  山下澄人 ダン吉の戦争   髙橋源一郎 ヨブに会う  加藤 櫂 スカピーノと自然の摂理  金子 薫 あなたのことを話して   長島有里枝 下品な男 上田岳弘 その一匹を殺したのは誰か  高山羽根子 解説:冨岡幸一郎
  • 星屑物語
    3.7
    お笑いが、僕の人生の全てを救ってくれた。 お笑いコンビ「パーパー」ほしのディスコ、初めての本。 死を意識するほどの絶望を感じていた少年時代の日々、赤ちゃんの頃から側にいてくれたキリンのぬいぐるみの思い出、人生のどん底で出会った『笑う犬の冒険』に救われた瞬間、高一のときに地元群馬に人気テレビ番組のロケがきて「芸人になる」と決意した日のこと、お笑い養成所時代の衝撃的な出来事、昔から大好きだった歌への想い、複雑な構成の家族のエピソード、捨て猫だったピーちゃん&現在の愛猫みゅう君との出会い、デビューCDの歌詞のモデルとなった彼女の話……。 マセキ芸能社の会員制サイトで連載した原稿を加筆・修正し、書き下ろしを大幅に加えて書籍化。 自身の生い立ちをはっきりと語ってこなかったほしのディスコが、これまで隠してきた素の自分をさらけだして綴った、愛とペーソスがきらめく自伝的エッセイ。 いつか自分の本を出すことが夢だったので、皆さんが元を取れるように精一杯書かせていただきました。「こんなおかしな奴もいるんだから、自分もまだ頑張れるな」と、少しでも思ってもらえたら嬉しいです。(はじめに より) 人が良過ぎて、一周回って逆に良い人。だからこの人には幸せになって欲しい。(クリープハイプ・尾崎世界観さんの帯コメント より)
  • 本の虫 ミミズクくん 1
    4.2
    超絶文学少年(小4)、しずかに爆誕! 尾崎世界観さんも激賛! 半径5メートルの世界が輝く、ハートフル文学“愛”コメディ発進! 読書を愛する小学4年生・加藤剣(通称ミミズクくん)。 過剰に本好きな祖父のスパルタ指導のもと、 古今の名作文学と出会い、文学の力を借りて 小さく大きな日々の困難を乗り越えてゆく。 第1集には『燃えよ剣』(司馬遼太郎)、『星の王子さま』(サン・テグジュペリ)、 『蝉しぐれ』(藤沢周平)、『ムーミン谷の彗星』(トーベ・ヤンソン 訳:下村隆一)、 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ)、 『三国志』(吉川英治)、『父の詫び状』(向田邦子)が登場! 笑える家族愛あり、淡い恋あり、クラス内ヒエラルキー問題あり、 人と人が親友になる瞬間のきらめきもあり―― あの頃の「わたし」を思い出すどこかノスタルジックな味わいと、 いま現実を生きる大人の「わたし」の背中を押してくれる エピソードがいっぱい。 名台詞、名言好きの方にもおすすめです!
  • ほんのよもやま話 作家対談集
    3.7
    人気作家46組がずらりとそろった豪華対談集! 「いま、何を読んでいるの?」「これからどんなものを書くの?」 書き手同士だからこそわかる創作秘話を語ったり、 お互いにオススメの一冊を紹介し合ったり。 作家同士のつながりや意外な組み合わせから、読書の楽しみがぐんぐん広がります。 ★例えばこんな組み合わせ 島田荘司&伊坂幸太郎「島田さんの本を読んで小説を書き始めました」 佐藤友哉&島本理生「夫婦対談ってはじめてだよね」 江國香織&島田雅彦「自分より上手い小説を読むと傷つくじゃない(笑)」 川上弘美&林真理子「出合った時に私のための小説だと思ったもの」 藤野可織&松田青子「洒落たラブストーリーやんな」「あれ私も大好き!」 村田沙耶香&穂村弘「傑作だから嫌いなんです」 青山七恵&綿矢りさ「ヘミングウェイのタフさに憧れるよね」 日々たくさんの作家にインタビューを重ねる瀧井朝世さんによるセッティングならではの 贅沢なラインナップで、読みたい本がどんどん増える対談集です。 【全46組】 桜木紫乃&桜庭一樹 朝井リョウ&西加奈子 島本理生&佐藤友哉 村山由佳&千早茜 山崎まどか&柚木麻子 青山七恵&綿矢りさ 山内マリコ&速水健朗 松田青子&藤野可織 村田沙耶香&穂村弘 島田荘司&伊坂幸太郎 恩田陸&辻村深月 岸本佐知子&クラフト・エヴィング商會 角田光代&川村元気 羽田圭介&中村文則 豊崎由美&阿部賢一 古市憲寿&加藤千恵 藤井光&小野正嗣 古川日出男&柴崎友香 西崎憲&米澤穂信 宮田珠己&金沢百枝 深緑野分&岡崎琢磨 長嶋有&和嶋慎治 須賀しのぶ&芦沢央 ジェーン・スー&春日太一 日高トモキチ&宮内悠介 垣根涼介&早見和真 星野智幸&松田青子 小嶋陽太郎&渡辺優 Pippo&古谷田奈月 森絵都&辻堂ゆめ 畑野智美&森見登美彦 東山彰良&小野正嗣 江國香織&島田雅彦 白岩玄&山崎ナオコーラ 中島京子&金井真紀 彩瀬まる&尾崎世界観 天野健太郎&斎藤真理子 朝井リョウ&奥田亜希子 高橋久美子&浅生鴨 今村昌弘&千街晶之 恒川光太郎&真藤順丈 朝比奈あすか&平野啓一郎 本谷有希子&武田砂鉄 はらだ有彩&王谷晶 平松洋子&小川糸 林真理子&川上弘美
  • 祐介・字慰
    3.6
    クリープハイプ尾崎世界観、慟哭の初小説! 「尾崎祐介」が「尾崎世界観」になるまで。 書下ろしのスピンオフ短篇「字慰(じい)」を文庫版で初収録。 「俺は俺を殴ってやろうと思ったけれど、どう殴っていいのかがわからない。」 スーパーでアルバイトをしながらいつかのスポットライトを夢見る売れないバンドマン。恋をした相手はピンサロ嬢。どうでもいいセックスや些細な暴力。逆走の果てに見つけたものは――。 人気ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマン尾崎世界観、渾身の初小説。 「祐介」の世界からスピンオフした「字慰」は、著者最新の書き下ろし作品です。 解説は『コンビニ人間』が世界的高評価の芥川賞作家、村田沙耶香さん。 たったひとりのあなたを救う物語。

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