作品一覧 2023/09/05更新 雨の中で踊れ 現代の短篇小説 ベストコレクション2023 試し読み フォロー 現代の小説2022 短篇ベストコレクション 日本文藝家協会・編 試し読み フォロー 文学 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 日本文藝家協会の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 文学2023 日本文藝家協会 本書は、2022年に主要文芸誌に載った短編〜中編から日本文藝家協会の編纂委員により選ばれた12作品。巻頭、解説の金原ひとみさんによる作品に寄せた短いコメントがすばらしくて、ひとつ読み終えるたびに解説に戻って再度読み返したり。 コロナ禍真っ只中に発表された作品はどれもそれぞれに忘れがたく、おもしろかっ...続きを読むた。12人のうち、初めましての作家さんは「パーミション」の岡崎祥久さん、「霊たち」の三国美千子さん、「偶然の本質」辻原登さん。 Posted by ブクログ 雨の中で踊れ 現代の短篇小説 ベストコレクション2023 日本文藝家協会 全ての短編が面白かった。ジャンルもバラバラで読み応えがあった。 『ビーチで海に齧られて』 グロテスクでファンシーな世界観が、テンポの良い青年の若い語り口で進んでいく、不思議で怖い。 自然の積極さや大きさに比して、語り手の小さく受け身な姿勢に、自然への人間の無力さを感じてしまった。 『走れ茜色』 ジュ...続きを読むブナイル恋愛小説で友情小説で、とても好きだった。 『一角獣の背に乗って』が好きだった。 明らかなセックスワークのメタファーが満載だった。 怒りと反抗、逃避の小説。とても好き。好き嫌いで消費してはならないが。 Posted by ブクログ 文学2023 日本文藝家協会 「文学2023 日本文藝家協会 編」を読んだ。 以下の12篇 らっきょうとクロッカス 桜木紫乃 キャンプ 井戸川射子 二千回飲みに行ったあとに 津村記久子 文士と夜警 筒井康隆 砂漠の検問所 池澤夏樹 パーミション 岡崎祥...続きを読む久 ママと戦う 西加奈子 私の労働 町屋良平 霊たち 三国美千子 スメラミシング 小川 哲 偶然の本質 辻原 登 家畜人ヤプ子 山田詠美 お名前を存じ上げていてかつ作品を読んだことがある方が六人。 お名前を存じげてはいるけれど作品を読んだことがない方がお一人。 お名前すら存じ上げていない方が五人。 (読書が好きだと言っておきながら半分近くの方を存じ上げないというのはどうなんだろうな) 津村記久子さんと小川哲さんはさすがだなぁ。 岡崎祥久さんは初めてですが、「パーミション」は『おお!』と唸りました。 Posted by ブクログ 文学2022 日本文藝家協会 「今」の作家による、「今」を描いた珠玉の作品たち。 高瀬隼子「休学(国産のため)」 近い将来本当にありうるのではと思ってしまい、正直ぞっとした。この世界は、「人と人との魂のこすれ合い」というものが消滅してしまった、非常にむなしい世界ではないか。 江國香織「川のある街」 「休学(国産のため)」ある意味...続きを読む対照的で、ノスタルジーがくすぐられる場面がいくつも登場し、多くの人の心を優しく震わせる普遍的な世界が作り上げられていて「うまいなぁ」と脱帽した。 金原ひとみ「ハジケテマザレ」。 新型コロナウイルスという現象を文学化することはまだまだ時間がかかるかもしれないが、それでも金原ひとみ「ハジケテマザレ」は、コロナと若者をさわやかに描いている。 Posted by ブクログ 文学2021 日本文藝家協会 文学2022に比べると、やや魅力的な作品に欠ける印象でした。 移民の味 王谷 晶 猫はちゃんと透き通る 最果タヒ ダン吉の戦争 高橋源一郎 がよかった。 Posted by ブクログ 日本文藝家協会のレビューをもっと見る