作品一覧

  • 輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025
    3.4
    1巻950円 (税込)
    生まれ変わり先は6つある? 意外な手で亡き恋人と再会を試みる「あたし」。口の悪い妖精。SNS炎上の恐怖。現代の「王の娘」――2024年の傑作短篇全9篇!
  • 文学2021
    3.5
    1~5巻3,520~4,180円 (税込)
    未知の災厄に覆われた世界を 文学はどう描いたか? 日本文学の最前線をなす 2020年のベスト短編アンソロジー 解説:冨岡幸一郎 我が人生最悪の時 磯﨑憲一郎 移民の味  王谷 晶 母になる  木村友祐 猫はちゃんと透き通る  最果タヒ あたらしい日よけ  井上荒野  ばばちゃんの幽霊 朝吹真理子 サクラ 尾崎世界観 四半世紀ノスタルジー 町屋良平 斧語り 松田青子 ふらここ  山下澄人 ダン吉の戦争   髙橋源一郎 ヨブに会う  加藤 櫂 スカピーノと自然の摂理  金子 薫 あなたのことを話して   長島有里枝 下品な男 上田岳弘 その一匹を殺したのは誰か  高山羽根子 解説:冨岡幸一郎
  • 夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション2024
    3.8
    1巻950円 (税込)
    タイカレー、どこで食べたのか、憶えてる? 今読みたい、人気作家たちのベスト短編集 浮気を繰り返す男の前世とは? 未来の夢を見る少年とその一家、インストールされたAI探偵の存在意義は、貝殻から自分そっくりの人間が生まれたら? トー横カップルの哀しい道行き、村の忖度博物館をどうする? 8年前のガラケーに届いたメッセージ――2023年に発表された短篇から、日本文藝家協会の選考委員が独自にセレクト。今読まなければもったいない、人気作家たちによるベスト短編集最新版です。
  • 雨の中で踊れ 現代の短篇小説 ベストコレクション2023
    3.7
    1巻1,001円 (税込)
    今をときめく作家たちの、キレの良い短篇を一冊に 日本文藝家協会が選ぶ短篇傑作選。AI、リモート、宇宙探索、家族の不和、孤独死、LGBTQなど現代のテーマに人気作家が挑む。
  • 現代の小説2022 短篇ベストコレクション 日本文藝家協会・編
    -
    1巻1,001円 (税込)
    ミステリーから幻想小説まで極上の11編! 2021年、文芸誌に発表された数多くの短篇から、日本文藝家協会の編纂委員が審査を重ねて厳正にセレクト。 収録した作品は、爆笑家族小説から手に汗握る近未来ミステリー、背筋も凍る怪奇幻想小説まで、非常にバラエティに富んだ高品質なラインアップ。 作中にはマスク警察やマスク拒否男など、コロナ禍だから生まれたキャラクターもいて、まさに現在の日本の短篇小説がどのような方向に発展を遂げているかを1冊で窺える、大変お得なアンソロジーです。 収録作家は、井上荒野「何ひとつ間違っていない」、荻原 浩「マスク・オブ・モンスターズ」、小田雅久仁「裸婦と裸夫」、黒木あるじ「春と殺し屋と七不思議」、小池真理子「ミソサザイ」、佐々木 愛「加賀はとっても頭がいい」、 新川帆立「接待麻雀士」、中島京子「オリーブの実るころ」、パリュスあや子「呼ぶ骨」、湊 ナオ「キドさんとドローン」、矢樹 純「魂疫」の11名。 解説は文芸評論家・杉江松恋。

ユーザーレビュー

  • 夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション2024

    Posted by ブクログ

    何を混ぜてもカレーはカレー味になるように、純文学・エンタメ入り乱れる短編集だったけど、なんとなく全体的にまとまりもあったような気がした。

    すごいのはハズレ作品が全くないこと。本当に全部面白い。ハイクオリティ。カレー食べたい。

    特に好きだったのは、最も設定がバグってる澤西祐典さん『貝殻人間』。貝殻人間は海から貝殻とともに上陸し、生きている人間と瓜二つで、本人の生活を乗っ取ってしまう。そんな事件にあった八人が夜の海辺に集まり、キャンプファイヤーをしながらそれぞれの境遇を語り合う話。

    貝殻人間に生活を乗っ取られて怒ったり、絶望したり、中には自分の人生を乗っ取ってくれてありがとうと感謝してる人も

    0
    2025年07月17日
  • 夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション2024

    Posted by ブクログ

    今が旬の作家さん達の短編集です。9つです。どれもこれも世界に吸い込まれる感じがしました。とくに「夏のカレー」と「煙景の彼方」です。いずれも別れがたい人との別れにまつわる話です。しかも、短編ですが、長編を読んだような感じがしました。いろんな情景が浮かびました。じんわりきます。
    「貝殻人間」「ジョンとジェーン」は、少し怖かったり、悲しかったりで、印象的でした。
    「猪田って誰?」は、テンポが良く、落語をきいてるみたいな感じに思いました。
    短編の良さが詰まった作品集でした。

    0
    2025年05月04日
  • 文学2024

    Posted by ブクログ

    「たとえば50年前の1973年がどんな年だったかを知りたければ(中略)その年に発表された小説を読むのがよかろう」
    本書は2023年がどんな年だったかを知るための12人の作家による短編集。

    マッチングアプリやフリマアプリ、仮想現実の世界にSNSの承認欲求などなど‥本書に登場したモチーフを思い出した順番に並べてみただけで、現実のできごとが次々に思い出される。最初に聞いた時は(そんな事があるんだ?そんな事ができるんだ!)と思っていた事が、数年で当たり前に受け入れられるようになるスピード感が頼もしくもあるが少し怖くもある。中でも印象的だったのは初めましての嶽本野ばらさんの「ブサとジェジェ」と、ヤな感

    0
    2025年02月11日
  • 雨の中で踊れ 現代の短篇小説 ベストコレクション2023

    Posted by ブクログ

    空港の売店で買いましたが、どこかへ行きたい気持ちに寄り添ってくれる話が多くて、旅のおともに読む本として特にオススメでした。君嶋彼方さん、佐原ひかりさん、須藤古都里さん、斜線堂有紀さんの短編が特に好きでした。

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    2025年01月23日
  • 夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション2024

    Posted by ブクログ

    この短編集読まないなんてもったいない!全人類に読んでほしいっていえる短編集。
    いやーーー過去一の短編集。個人的には江國香織さん、山田詠美さん、萩原浩さん、原田ひ香さんの作品が特に好きだった。
    短編だけのマイオールベストつくならはいる。間違いない。みんな読んで!

    0
    2024年09月30日

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