【感想・ネタバレ】輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025のレビュー

あらすじ

生まれ変わり先は6つある?

意外な手で亡き恋人と再会を試みる「あたし」。口の悪い妖精。SNS炎上の恐怖。現代の「王の娘」――2024年の傑作短篇全9篇!

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Posted by ブクログ

表題作である米澤穂信著の『輪廻の果てまで愛してる』を読みたくて。
ネタバレになってしまうけど、マニ車って信者じゃなくても効果あるのかな?独特の世界観でそう来たか!となった。解説者の真似になってしまうが、短篇、かくあるべし。

他の作品もそれぞれ個性が際立っていて、テーマもジャンルもバラバラで温度差のギャップが凄まじく、読むのに時間がかかった。初めて読む作家が多く、初心者向けにも良かったと思う。
特に、
『僕たちは のら犬じゃない 番犬さ』佐々木愛
『放送部には滅ぼせない』坪田侑也
『凪のからだで生きていく』窪美澄
が良かった。
窪美澄が田舎特有の女性の生きにくさを描いた作品だったので東京都出身なことがちょっとショックだったが笑
坪田侑也は初めて読んだが、短篇として良くできた青春ミステリだったので他の作品も読んでみたいと思った。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カタリナの美しき車輪▶怖かったー。基本的に見てるだけだけどちょっとSNSから離れたくなる。あとAIも怖い。最後にだいぶゾクゾクした。
輪廻の果てまで愛してる▶やっぱり大好き米澤さん。マニ車って初めて聞いた。己を頭が悪いだの馬鹿だの言ってるのに使用言語レベルがどんどん上がってるのが既に善を感じた。確かにあれだけぶん回したら帳尻あわせないとねー。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

ホラーあり、コージーあり、SFありでバラエティに富んでいる。
『放送部には滅ぼせない』はちょっと米澤穂信っぽい。
『凪のからだで生きていく』はしんみりくるなあ。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

「カタリナの美しき車輪」、「花泥棒」、短編なのに深く取り込まれる凄さ。

こんな短編ばかりだと参ってしまうが、硬軟、陰陽の9編、選りすぐりの短編集。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

ベストコレクションと銘打っているだけあってどの短篇も「これは!」と思わせる内容で引き込まれた(個々の作品としては「カタリナの美しき車輪」と「輪廻の果てまで愛してる」が特に好き)。
一冊を通してみるとバラエティに富んだ各作品をうまいこと並べていて、それぞれの作品の魅力が増すようしている編者の技にも感心させられた。

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2025年09月24日

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