講談社青い鳥文庫作品一覧
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4.0ペットにするイヌ・ネコを月へもちかえる、ペット生産マシンの実験をする――三日月さまの命令で、三日ぼうずは、ルンルンちゃんをつれて田舎村にひそんでいたのでした。 マシンが生産したカエルの毒で、たおれてしまったモニカとストンストン。ふたりを助けるために、ルカたちは、奇襲作戦を立てます……。 ペット生産マシン「ジッタマポンポン」に、カタカナの文字を入れると……オニが出るか、ジャが出るか? ●白ウサギにまたがり、左右の耳をにぎってたづなのようにあやつる。すがたを見られたくないときは、ガマガエルに灰色の雲をもくもくとはきださせる――。満月さま、かっこいい!! でも、満月さまは、どんなにたのんでみても、三日月のわしには、ウサギもガマガエルも貸してはくださらない。 だから三日ぼうずよ、なんとしても月世界にはいない、イヌとネコをクレヨン王国からつれてきておくれ。お月見の晩には、左にイヌ、右にネコをしたがえて、満月さまの館にごきげんうかがいにいく。そのとき、「三日月さま、すてき!」といわせたいのじゃ。
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3.5平和なクレヨン王国に、最近めずらしいペットがつぎつぎに出現。田舎村に異変があることをつきとめた内閣は、超能力少女のモニカと、マラソンがとくいなルカを派遣します。 カタカナばかりのなぞの文、あやしいミミズク……。そんなときにあらわれた、子ウサギ。ルカたちは、ルンルンちゃんと名づけます……。 なぞのカタカナの広告文字を解読せよ! いま、田舎村にある危機をすくえるのは、だれ? ●ぼくたち、ニワトリのアラエッサと子ブタのストンストン。通称、だじゃれのアラ=ストコンビ。ここだけの話だけど、ぼくたち、いま、大金持ちをめざして努力中なんだ。田舎村で、新種のペットを見つけて、高いねだんで売ろうってわけ。 田舎村には、深編み笠をかぶった大男やUFOが出るといううわさがあるけど、へいきへいき。いつものとおり、主役は、ぼくたちさ。――のつもりが、今回の主役は、かわいい子ウサギのルンルンちゃんみたい。事件のなぞを解くカギはルンルンちゃんにある――と、ぼくたちはにらんだ。ルンルンちゃん、キミは、なにもの?
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4.0アトピー性皮膚炎に苦しむ6年生の玉絵(たまえ)は、若いおじの桂(けい)さんと海辺の温泉へ治療湯治にいきました。 そこは、オチバクライという土の神さまと、ホルトダヌキという人間そっくりに化けるタヌキの伝説の里でした。ある日、犬に化けたホルトダヌキにみちびかれてクレヨン王国に入った玉絵は、オチバクライととんでもない約束をしてしまいます。 ●こんにちは。わたし、「おたま」こと、柴野玉絵(しばのたまえ)です。いまのわたしのだいいちの親友は、アトピーちゃん。この子とは、早くバイバイしたい! せめてすこしでもおとなしくしてもらおうと「ムジナの湯」で湯治しているの。いなかの海辺の温泉じゃたいくつだろうって? とんでもない。このあいだは、わたしそっくりに化ける、伝説のホルトダヌキとお友だちしちゃった。そんな「お話」みたいなことって、ほんとにあるんだね。しかも、彼はまた現れる予感がする。なんか、おたま、わくわくしちゃうね!
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4.0ちょっとよわむしな4年生の男の子、建。テレビ局につとめる美人の叔母、明石ちゃん。テレビ番組「幽霊村探検」の取材で、二人は、鉄びん・ろうそく・蚊とりブタなどをもって、ふしぎなことがおこるといううわさの山中へ。三日月が山の端にかかるころ、草原がさわさわと鳴って……。二人が見た幽霊の正体は? ●いやはや、おどろきました。たいせつな戦没者慰霊祭のときに、元気な美人と、気のやさしい男の子が、わが王国にまぎれこんできたんですから。 あっ、失礼。わたしは、九〇四(クレヨーン)大学名誉教授・尾野菜田成馬仁馬仁(おのなだなるまにまに)。やさしくたのしいはずのクレヨン王国の中にも、魔界があるのです。王国からまよい出た悪霊たちと出会ったかれらは、よくたたかいました。2人がどんなふうにたたかったのか、お話をきいてくださるかな。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ゲームよりも、SFよりもおもしろい、クレヨン王国へのパスポート! 公式ガイドブック「クレヨン王国シリーズ」。既刊の40冊から、ゆかいで個性的なキャラクターが大集合! ーーわがままな王妃(おうひ)から、にげだしたゴールデン国王(こくおう)。わるいくせをなおして、りっぱになりすぎたシルバー王妃(おうひ)。変人(へんじん)の代名詞(だいめいし)、キラップ女史(じょし)。「お笑(わら)いのコンビ」のアラエッサとストンストン。とんでもない三日月(みかづき)さま。たのしいストーリーでつづられたクレヨン王国(おうこく)には、いろどりあざやかで元気(げんき)なキャラクターがいっぱい。 心(こころ)がくだけそうになるほどのかなしみをかかえたり、とりかえしのつかないミスをしたヒーローやヒロインたちが、ふと入(はい)りこむクレヨン王国(おうこく)――。ゴールデン国王(こくおう)は、人間(にんげん)をいとおしみ、心(こころ)の傷(きず)がいえるまで、かれらにアドベンチャーの旅(たび)をさせます。……キラキラとかがやく宝石(ほうせき)のような、また音楽的(おんがくてき)でさえある「クレヨン王国(おうこく)シリーズ」に出(で)てくる、たくさんのキャラクターたちは、たのしいばかりでなく、読者(どくしゃ)のひとりひとりなのです。既刊(きかん)のシリーズ40さつから、おもなキャラクターのエピソードをピックアップして構成(こうせい)した、スペシャル版(ばん)をおとどけします。
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-一度足を踏み入れたら二度と戻れないという「時のはざま」で、ヒアリとアブルは、慧を見つける。そこに、黒魔法をあやつるアレンが! やっとの思いで「時のはざま」を抜け出し、診療所にもどったものの、おばあちゃんの姿がない。黒魔道書の力で見た映像によれば、どうやら魔法界へ連れ去られたらしい。 しゃべるコウモリを撃退したヒアリは、慧の様子がおかしいことに気づく。魔法のこと、今起こっていることを知っているような口ぶり。そのうえ、慧がアブルのママや、菊音さんに触れると、青い電流が走り、元の姿にもどったのだ。いったいどうなっているの?…… 謎は深まるが、時間がない。 ヒアリは、慧、アブルとともに、魔法界にある「黒の塔」を目指す。合流した親友のエリーによれば、魔法界のマスターや、ヒアリのパパも「黒の塔」に連れて行かれたという。奇妙なその塔の中で、はたしてヒアリはおばあちゃんたちを見つけることができるの? そして……慧の身に、またしても危険が迫る! どうする? ヒアリ!
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-大好評シリーズ第6弾! ティアラが配っている「なりたい自分になれる魔法のドリンク」にはまっていた人たちは、みんな別人のように無気力になってしまった。怪しいクマに襲われて以来、ほとんど寝たきりのおばあちゃんのことも、ヒアリは心配でならない。 そこに現れた親友のエリーは、ヒアリの父親に、あるものを託されて、人間界にやってきたのだった。エリーによれば、魔法力が落ちるだけでなく、魔法使いが次々と姿を消しているという。 ヒアリとエリーは、魔法のドリンクの謎をつきとめるため、ティアラのあとを追う。そこで明らかになる、魔法のドリンクを人間に飲ませる目的とは? いよいよ、ヒアリの、「魔法界を救う者」としての戦いが始まった――。
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3.0脳腫瘍の天音は「3年生存率70パーセント」・・・・・・ だから、今、“本気の恋”がしたい わたし、鈴原天音。じつは、わたしの頭の中には爆弾があるの。 3年生存率70パーセント・・・・・ 3年後、生きていられるかどうかわからない。 だから、せいいっぱい今を生きようって決めたんだ。 わたしね、ずっと夢見てた。好きな人ができたら、 世界でいちばんの恋をしたいって。 だって、大人になるまで待っていられないから。 1年でも2年でも、“100年分に思える恋”がしたい! 〈小学中級から、すべての漢字にふりがなつき〉
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-青き石は王家の手に渡ってしまった。ところが、暴走した青き石の炎は、城を燃やしてしまう。炎のなかで、青き石をとりもどしたシルクたちは、そこで、ノイ国の幼い女王に出会った。女王は、ノイ国に風をとりもどすといううわさがある、青き石をさがしていた。 ノイ国に風がもどれば、フラムやラテラのもやも吹き飛ばされ、太陽の光を取り戻せるに違いないと考えたシルクたちは、女王とともに、ノイ国へ。 「風よぶ花」に巻きついた黒いイバラを青き炎で焼けば、風がもどるという。ノイ国の人々が見守る中、青き石の使い手・ジルは、イバラを燃やすよう、石に願うが、うまくいかない。そこに、ノイ国の女王ウーニャが、行方不明になったとの知らせが……! 両親を失った幼い女王の成長と、シルクの恋をえがく感動のシリーズ第4弾!
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4.5「わたしなんて」と、くらべて落ち込む日々に、さよならしたい! 「わたしは、わたし」と思えたらいいな。 わたしは、水庭湖々(ココ)。中1。 双子の姉・流々(ルル)は、明るくて運動神経バツグン。自慢の姉なの! わたしは夢中になれることも得意なこともないし、うまく人とつきあえない。 ルルと間違われては、「ちがうほうだった。」とがっかりされて。 そんなある日、ルルが、スケボー仲間の男の子を家に連れてきた。 それから少しずつ、わたしの毎日が変わりはじめた。 なのに、思わぬ事件に巻きこまれることに……! ガンバレ、わたし。顔を上げて、一歩踏み出すんだ。 内気なココの、恋と友情を描く新シリーズ、スタート! <小学校上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>
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4.3キャンプの帰り、土砂崩れのために帰宅できなくなった5人の同級生と引率者は、謎の洋館に宿泊することに。だが、伯爵と名乗る洋館の主は「人狼ゲーム」の開始を宣言する。ルールは単純。仲間に化けている人狼を見極め、投票で決める。だが、選ばれた人物が人狼でなければ、その人は狼に食われてしまう……。 正解するまで脱出は不可能。究極のサバイバルが始まった!友を信じるのか、裏切るのか。究極のゲームの中で、少年少女たちの勇気と知性、そして本当の友情が試される!<小学中級から すべての漢字にふりがなつき >
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-地球のきょうだい星であるラ・メール星を舞台に、少女シルクが理想の「青き国」を見つけ、ミラクル・ツリー(いのちの樹)を再生させるまでを描くシリーズです。本作は、「パセリ伝説」のパセリのふるさとである、「水の国アクア」をめぐる物語で、シリーズ完結編となります。 ノイ国の“風をよぶ花”が復活して虹色の風がふくなかで、たおれている少女を見つけたシルクたち。少女は「ミラクル・オー」をさがしている様子だが、記憶を失っていた。「ミラクル・オー」と「青き国」をさがすため、シルクと仲間たちは、少女とともに、アクア国へ向かう。 「ミラクル・オー」を万能の水と信じ、アクアは『幸福の国』だという人々。しかし、ささいなことでとらえられ、牢に入れられたことから、なにかがおかしいと感じるシルクたちは、変わり者の老人の助けで、真のミラクル・オーをさがそうとするが……。 謎の少女の正体は? シルクが知ることになる衝撃の真実とは? そして、理想の「青き国」はどこにあるのか? ハラハラドキドキの展開で一気読み間違いなし。冒険と恋のファンタジー完結編!
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5.0
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-クレヨン王国シリーズのうち人気の作品を選んで、新たな描き下ろしイラストでお届けする<クレヨン王国ベストコレクション>シリーズの第4弾! 病気で入院した正くんのところに、おばあちゃんが12色のクレヨンとスケッチブックをもってきました。クレヨンが1本ずつ夢の中に現れて、その色と関係するおもしろい話をしてくれるかもしれないというのです。するとどうでしょう。気づくと正くんは、劇場にいました。ほんとうに、クレヨンのお話がはじまったのです――。 スミレや北風の子ども、ラッパふきのエンゼル、花びら、自転車などが登場する12の短いお話が入っています。文字も大きく、朝の読書におすすめ!
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4.0累計200万部突破目前の、とある人気シリーズ。最新刊・第14巻の発売を12月に決めたものの、先生の原稿は遅れに遅れ……。果たして12月発売にまにあうのか?作家、画家、編集部、校閲や販売、印刷所、取次、書店などなど、本が書店に並ぶまでの人々の奮闘を描きます。4ヵ月におよぶ取材にもとづいた臨場感あふれる現場の姿。これを読んだら、あなたも本がつくりたくなっちゃうかも!
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4.0
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-中1の夏。美穂は、銀行員の彰子の車でおじいちゃんの家へ向かった。途中の山道で、助けを求めてきた男女の二人組は、なんとピストルを持った銀行強盗だった!二人組に車を奪われ、しかたなく歩きだした美穂と彰子。休憩した洞窟でひろった黒いカードは、「黒の銀行」で100ブラック分の「黒いもの」を引き出せるカードだった。さあ、反撃開始! 彰子と美穂は、「黒の銀行」で、黒い馬を引き出し、銀行強盗を追跡する! はたして、美穂たちは銀行強盗から、おじいちゃんを守ることができるの? ●ロングセラー作品を、読みやすい書体と新たな描きおろしイラストで送る「新装版」!<小学中級から・すべての漢字にふりがなつき>
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-「黒魔女さんが通る!!」シリーズで絶大な人気を誇る著者の新シリーズ! 紫式部たちがタイムスリップしてきた、セレブで平安時代?な学園が舞台の、 ちょっぴりホラーなラブコメ! 巻頭には描きおろし漫画14Pを収録! アメリカで生まれ育った中1の一ノ瀬彩羽は、父親の仕事の都合で日本へ。 転校初日、困っているところを助けてくれたのは、イケメンの高校生・藤原道長さん。 おとなしく暮らそうと思っていたのに、女子生徒たちにめっちゃにらまれ、大ピンチ! 同じクラスのお世話係・藤原紫さんは、強気でマイペースだけど面倒見がよくて。 ただ、クラスの中心人物で女王様気質の清原清菜さんとは性格が合わないらしく、 ――つまり、紫さんとわたしは、「二人ぼっち」!? しかも「方違え」「庚申待ち」「百鬼夜行」と、ふしぎなルールや行事がいっぱい。 へんてこな学園での前途多難な生活が始まった……!! <すべての漢字にふりがなつき。小学校高学年以上向き>
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3.0ちらかしグセ、寝坊、うそつき、偏食……12の悪いクセを改めたクレヨン王国のシルバー王妃。飲む人の口からわがままを吸い取るという12個のカップを使い、さらに欠点をなくそうとがんばる毎日を送っています。ところがなぜか、国民の人気は下がる一方です。 クリスマス前のある日、一年牢という、一年間は出られない巨大な迷路に落ちてしまった王妃。岩には、「12の月の橋をわたり、年の輪をつなぐことができれば、元の世界にもどれる」と書いてあります。そこで王妃は、12個のカップから抜け出した、個性的な野菜たちとともに、12か月の旅を始めるのですが……。 ●ロングセラー作品を、読みやすい書体と新たな描きおろしイラストで送る「新装版」! <小学中級から・すべての漢字にふりがなつき>
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4.3
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3.0
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4.0王室の領地、タンポポ平の花守用水に新しく17の橋がかけられることになり、シルバー王妃は、その下見をかねて、お花見をすることにしました。キラップ女史やアラエッサたちをさそって、ひとりがひとつずつ、心があたたかくなるような話を考えてくるように伝えたのですが……。 ●わたしは、ゴールデン国王。じつは、こんどの花守用水に橋をかけるという話に、のり気ではなかった。というのも、先々代の国王がよまれた俳句、 橋無きをしりつつすすむ春の土手 (橋がないのはわかっているから、どこかでひきかえさなくてはならないが、つい足がすすんでしまうことだ、うららかな春の土手は) にえんりょしていたのだ。 ところが、カメレオン総理たちがちえをしぼったという、橋の名を見て、わたしは、これならよいといった。 ――なぜだか、わかるかな? たのしいお話をききながら、17の橋をわたって、そのなぞをといてごらん。
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3.06年生の玉絵は、アトピー性皮膚炎の治療のため、地元の名家、松吉家のせわになっています。 あるとき、玉絵は閉鎖の運命をたどる分校(茶色の学校)をめぐって、おかしな動きがあることに気づきます。クレヨン王国の土の神オチバクライに茶色の学校を守ると約束した玉絵は事件の調査をはじめたのですが、正体不明の魔の手がのびて……。 ●「おたま」こと、わたし、柴野玉絵がバッチ浜にきて、2週間。ママは一度もたずねてこないし、おじの桂ちゃんはカメラをとりに東京へ帰ったきり、どこへいっっちゃったのかわからないし……。 でも、さみしくなんかないよ。100歳おばとは、ほとんど親子ってくらいなかよくなったし、なんといっても、「分校の土管がだれの手でこわされたのか」っていうミステリーの解決にももえてるもんね。 それに、クレヨンたちと大のなかよしになって茶色の学校であそんだり、運動会にいったり、めちゃたのしい。でも、これは、ないしょだよ。