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インディアンの知恵~心が曇ったら空を見よ~
「心が曇ったら、輝く星や空を見なさい」「慎ましく食べ、慎んで喋る。そうすれば誰も傷つかない」「頭による理解には誤りがあるが、体による経験には誤りがない」――ナバホの青年との出会いから始まった、インディアン世界への旅。そこには驚くべき生活の知恵があった。大いなる自然、先人が築いた文化。彼らの気高さから学べるものは少なくない。 -
婦長物語
「婦長」という医療現場の指導者の責任は重大である。どのような「婦長」であるかは、看護レベルやナースたちの情熱、さらに患者の運・不運をも左右する。超高齢化社会にあって、さまざまな場で日夜心をめぐらせ、活躍中の現役婦長への取材をもとに、尊厳ある人間の生と死の問題に迫り、医療現場の看護の現実を訴える長編ドキュメンタリードラマ。 -
雑学の王様 ワケシリ大帝の巻~知って得する会話のおかず~
糸引き納豆の生みの親は、あの武将!? グリーンアスパラとホワイトアスパラは同じ野菜? 野球はどうして9イニング? だらしないって何がない? ポシャるって何語だったの? コーヒーカップとティーカップはなぜデザインが違うの? マグロって実は〇〇な魚だった? 会話のおかずがてんこ盛り。これは知っていると得をする!! -
サラリーマン海外旅行術~上手に休んで世界を旅する禁断の知恵~
サラリーマンを続けながら、楽しい海外旅行がしたい。でも社内では海外という響きに好感が得られない。では、いかにして休暇を取るか? 安くて自由な旅行プランとは? 旅行会社、航空会社と上手に付き合うには? 交渉に使う英語表現、穴場の探し方、トラブル解決法など、既存のガイドブックの常識やルールを、根底から覆す荒技、ノウハウ満載。 -
シリコンバレーの天才たち~明日を創る「人」と「場所」~
シリコンバレーは全世界の注目を集めている。時代の花形ITを発想し、今なお電子産業の最先端を走っている場所だからだ。ここには世界中の天才たちが集まり、あすの技術を産み出そうと競い合っている。現地に居を構えた著者は、企業を取材し、天才たちの話を注意深く聞いた。日本のIT産業の未来を読みとるための書。 -
素晴らしいアメリカ野球~その楽しみ方から感動秘話まで~
多くの日本人選手がメジャーリーグへ飛び立つ。その魅力とファンに支持される理由は何か。大リーグ観戦の楽しみ方、お金にまつわるメジャーな話、ヒーローたちの名言集、多国籍化が進む大リーグの新たな戦略から隠された感動秘話まで、アメリカ野球の素晴らしさが分かる。メジャーリーグをもっと楽しむことができる一冊。 -
電撃伝説~ちょっとあぶない世界の楽しみ方~
危ないからやっちゃダメ……、こんなことを大人から口うるさく言われれば言われるほど試したくなる。電撃はそんな人間がたまたま集まって、大人になってもまだやっている。しかも世界の人たちの前で、堂々とやってる。(「まえがき」より)世界を飛び回る男たちの、苛酷でおバカな地球の歩き方。……でも、危ないから絶対にマネしないでください。 -
ミルクホールで苦い恋
100年の歴史を誇る老舗カフェ「ミルクホール万来」のウエイトレスとして働く冴華は、失敗をフォローした代償として店長の皆瀬から性行為を要求され、秘密の関係を結んでしまう。誰からも好かれている皆瀬が、苦手だったにもかかわらず――。互いの本音がわからないのに、身体のつながりだけが深くなっていくふたり。無自覚なツンデレ娘・冴華と容姿端麗&眉目秀麗の好青年・皆瀬が繰り広げる、ほんのりビターでたっぷり甘~いラブストーリー。 -
ふたりの杏里―元カノの誘惑
化粧品メーカーに就職し、同期の誰よりも早く出世した29歳の杏里。しかし彼女は、大学時代の恋人・文哉が忘れられずに苦しんでいた。文哉との偶然の再会、そして知った彼の婚約。失意の杏里が掛けた電話は、10年前の文哉へと繋がって…。過去に旅立ち、真実と新しい恋を知った杏里が選択した道とは。愛に迷う女性たちに贈る、ビターで甘いラブストーリー。 -
日本海海戦(電子復刻版)
日露戦争――陸では203高地の肉弾戦、海では世界最強といわれるバルチック艦隊との決戦を迎え、欧米列強に伍すべく富国強兵をはかる日本は総力戦をしいられていた。東郷平八郎、乃木希典、秋山兄弟、のちに名将知将といわれた男たちは、自ら創設した陸海軍の未来を賭して戦局を凝視していたが、そこにあったのは文明社会が許容した奔放な殺戮と狂気だけだった……。壮大なスケールで海戦を描く力作長編! -
すべては音楽から生まれる
この地上を満たす美しい旋律に、耳をすます。脳科学者が解き明かす、音楽の神髄。音楽――「music」――は、古来よりあらゆる芸術をつかさどるものとしてあった。そればかりではない。生命原理と創造性の本質にも通じているのだ。人は胎児の頃より外界の音を聴き分け、脳の中では常に交響曲のような働きが起こっている。すばらしい演奏に接する時、私たちは「内なる楽器」を鳴らし、「生命の躍動」は強まる。そして人生とは、自分だけのハーモニーを奏でることなのだ。快い音楽を聴く時、脳では何が起こっているのか。名曲の創造の影にあるものとは。名演奏の記憶はどのように処理されていくのか。シューベルトはじめ、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ワーグナーetc. かつて《未完成》との印象的な出会いをした脳科学者が自らの経験と知をもとに語り誘う、音楽の喜び、その新たな地平。ルネ・マルタンとの対談を収める。CDガイド付。 -
星たちが流れ着く場所
パーティー会場で、華やかなドレスに身を包んだセレステは、父の会社の後継者が発表される瞬間をいまかと待っていた。娘のセレステが継げば、母の死後、娘を顧みなくなった父もきっとまた彼女を認め、絆を深め合うことができる。それがセレステにとっては何よりも大きな夢だった。ところが、発表された後継者の名は、ベントン・スコット。業界に名を轟かせている若手の投資家だという。いったいなぜ……?茫然自失のセレステを、男性がひとり、会場の隅から見つめていた。“きみが誰かは知らないが、ぼくは欲しいものは必ず手に入れる”射るような青い瞳で、まるでそう宣告するかのように。■父親に後継者に指名されなかったばかりか、新しい後妻まで紹介され、セレステは打ちのめされてしまいます。そんなとき、意外にも彼女を慰めてくれたのは敵であるはずのベントンで……。セレステとベントン、皮肉な巡り合わせで出会ったふたりの熱いロマンスをお楽しみください。 -
十八歳のあの日は遠く
仕事から一時離れて故郷に戻ったシシィは、ローガン・クレイボーンと九年ぶりに顔をあわせた。クレイボーン家は、シシィの家の隣に屋敷を構える富豪一族。かつて弟とシシィが恋仲にあると疑ったローガンは、弟に身分違いの結婚をさせないためにとシシィを誘惑し、身も心も奪ったあとであっさり捨てたのだ。当時の怒りと悲しみがよみがえり、シシィは声すら出せないまま、相変わらず魅力的なローガンをただ見つめた。そのときローガンの目に欲望の陰を見てとり、シシィは悟った。長い年月が流れたいまも、二人の関係はまだ終わっていないのだと。 -
ジャスミンの秘密
突然オフィスを訪ねてきたジャスミンに驚きつつ、アダムは険しい目で、その美しい顔を見すえた。ジャスミンは兄の秘書で、堅苦しくいつも冷静と評判の女性だ。ひと目見たときからアダムは興味をそそられ、何度もデートに誘い、数週間前、ついにジャスミンの家でめくるめく夜を過ごした。しかし翌朝、なぜかジャスミンは態度を一変させ、取りつく島もないほど冷淡に彼を追い払い、屈辱を味わわせたのだ。いまさら現れてなんの用だ? いらだちを隠せないアダムに、ジャスミンは意を決したような面持ちで、驚くべき言葉を口にした。「クリスマスを一緒に過ごしてほしいの……私の婚約者として」■ジャン・コリーが描く、異国情緒あふれるクリスマスストーリー。父親の前で婚約者のふりをしてほしい――かつて屈辱を味わわされた女性からそう頼まれ、アダムが出した条件とは……? -
臆病なラプンツェル
ダナは著名な映画監督の娘として生まれ、父親の期待に応えようと懸命にアシスタントの仕事をこなしてきた。今回も映画のロケ地にぴったりの古い城をパソコンでいち早く見つけ、早速その下見に、ひとりでフランスのロワール渓谷を訪れた。そして森に覆われて眠るようにたたずむ城に一瞬で魅せられてしまう。城だけでなく、持ち主のアレックスという男性にも――。彼は祖父から引き継いだ遺産の大きさにたじろぎながらも、荒れはてた土地をなんとかもとに戻そうと奮闘しているようだった。それでも、そんなアレックスにいくら心を動かされたとはいえ、まさか会ったばかりの彼と、このあと一カ月も二人きりで城で過ごすことになるとは、ダナは夢にも思っていなかった……。■ワインと美しい数々の城で名高い、フランスのロワール地方。人気作家レベッカ・ウインターズがお贈りする、森と葡萄園と古城をめぐる物語を心ゆくまでお楽しみください。 -
愛を誓う聖夜
リジーは助産師としてチェシャー州の村の診療所にやってきた。新しくできたマタニティ・クリニックの責任者になるためだ。彼女はかつて、交通事故で愛する家族を失った。それ以来、仕事だけに打ちこみ、助産師を天職と思っている。診療所の所長ジェームズは、ゴージャスなうえに思いやりがあり、新任のリジーを何かと気遣ってくれる。しだいに彼女はジェームズを男性として意識するようになった。だが、リジーは気づいていた――彼が自分を女性としてではなく、子供の母親としてふさわしいとしか考えていないことを。■「聖なる季節の告白」の関連作。美しいチェシャー州を舞台に展開するクリスマスストーリーを第二のベティ・ニールズと評判のアビゲイル・ゴードンが心温まる筆致で描きます。 -
見はてぬ蜃気楼
「しっかりするのよ」リディアは自分に活を入れた。レディ・ローズに頼まれた任務を決して軽く見ていたわけではない。彼女の身代わりで一週間、中東の王族の別荘で過ごす――侯爵令嬢になりすまして贅沢を満喫し、ときどき庭や海辺に出てパパラッチに写真を撮らせて、つねに注目を集めておく……。スーパーで働きながら、レディ・ローズのそっくりさんを演じて母親の介護費用をかせぐリディアには、夢のような仕事だった。でも、こんなボディガードが付くとはまったくの予想外だった。カリル・アル・ザキ。別荘を貸してくれたプリンセスの従弟だなんて。いつも身近に気配を感じる、黒豹を思わせる精悍なシークの登場に、リディアはこの一週間レディのままでいられるのか不安になった。■RITA賞に二度輝く実力派作家リズ・フィールディングが心をこめて描き出す、ひと味違ったシンデレラ・ストーリーにどうぞご期待ください! -
クリスマス狂想曲
私の選択は間違っていないわよね?ヘイリーは今日から家政婦として働くことになっている。それもこれも、シカゴで会った男性のせいだ――パトリックはこのあたりに住んでいる。ヘイリーは働きながら彼を捜すつもりだった。そのために助産師の仕事も辞め、アパートメントも引き払った。すべては彼を見つけるため……あの夜が忘れられないから。不安を抑え、ヘイリーは勤め先の屋敷のドアベルを押した。しばらくしてドアが開かれるや、彼女は言葉を失った。現れたのは、まぎれもなくパトリックその人だった!■『再会は雪の舞う中で』の関連作品をお届けします。前作のヒーローの兄パトリックは、かつて一夜をともにしたヘイリーが、彼の前に突然現れた理由を誤解して……。 -
十二カ月の結婚
エレナは両親の求めに応じて、ロサンゼルスから故郷であるスペインのセビリアに戻ってきた。そこで彼女を待ち受けていたのは、驚くべき話だった。婚約を破棄して行方をくらました姉レイナの代わりに、スペイン屈指の銀行家、ビダル・マルケスと結婚してほしいという。レイナとビダルは愛し合って婚約したと思われていた。ところが実際は、姉妹の両親が経営する銀行をビダルに救済してもらうための政略結婚だったのだ。気が進まないながらも、エレナは両親の危機を救うため、帰国後すぐに開かれたパーティに出席してビダルと会うが……。 -
カリブの海に抱かれて
私と両親に血のつながりがないですって? そんなばかな……。クレオはあまりのショックで言葉を失った。セリーナと名乗る見知らぬ女性からいきなり声をかけられ、“私はあなたの叔母よ”と言われたところで信じられるはずもない。翌日、今度はエキゾティックな顔立ちの男性ドミニクが、クレオを訪ねてきた。「僕と一緒にサン・クレメンテ島へ来てくれないか?」危篤状態のクレオの祖父に、ひと目でも会ってほしいというのだ。さらにドミニクが語りだしたクレオの出生の秘密は、彼女の想像をはるかに超えた驚くべきものだった。■多くのファンを持つ人気作家、アン・メイザーの新作をお届けします! ある日突然、自分の出生の秘密を知らされたクレオは、謎の男性ドミニクに誘われるまま、カリブの島へ旅立つのですが……。 -
モスクワの夜は熱く
グレースは泥のついた自分の服を見下ろし、ため息をついた。出会い頭に車から泥水をはねかけられたばかりか、思わず持っていた箱を落としてぺしゃんこにしてしまった。中身は高級ランジェリー――ボスから言い付かった、彼の恋人へのプレゼントだ。どうしよう? 私の給料では、弁償なんてとうてい無理なのに。そのとき車のドアが開き、中から優雅な身のこなしの紳士が現れた。「僕が代金を支払うから、心配いらない」グレースは男性をひと目見るなり、呆然とした。マクシム・ロストフ!私のボスの仇敵が、なぜこんなところにいるの? -
月夜の甘い企み
妹の婚前パーティで、サラは惨めな思いを噛みしめた。余興の探し物ゲームで指示されたのは、あろうことか“結婚にふさわしい独身男性”サラはつい最近、七年つきあった恋人に捨てられ、不運が重なって仕事も解雇されたばかりだった。そんな彼女の事情を知ってか知らずか、見知らぬイタリア人男性が声をかけてきた。しかも彼は自分がその“探し物”だと言わんばかりに、大胆にもサラの唇を奪ってみせたのだ。あまりのショックで、サラは思わずその場から逃げだした。■情感豊かな筆致で女性読者の圧倒的支持を得ているインディア・グレイ。トスカーナを舞台に繰り広げられる、映画監督とごく普通のシングルマザーとのせつない恋物語をお楽しみください。 -
オーロラが消えるまで
弁護士のリディアは、社長のジェイクに同行し、彼の故郷であるノルウェーへ出張することになった。これは彼女にとって最後の仕事で、辞職したあとは、ずっと夢見ていた画家の道を志すことになっている。だから、ジェイクがどんなにハンサムで、見るたびにスケッチしたくて指がうずくほどでも、上司に熱い気持ちなど抱いている場合ではないのだ。だが、ジェイクの真っ青な瞳が、まるで吸い込まれるように彼女の唇を見つめていることに気づいたとき、リディアは思わず、まぶたを閉じていた。■お互いに惹かれあっていることを認め、ノルウェーにいるあいだだけ熱い時間を過ごすことを約束したふたり。帰国後、リディアは画家に、ジェイクは仕事ひとすじの生活に戻るつもりでしたが……。情事からはじまるロマンスと、ノルウェーの美しい風景をおたのしみください。 -
あなたのキスで忘れたい
三年前、横領という無実の罪を着せられた父が亡くなり、ミランダと残された家族はすべてを失った。最愛の父を死に追いやった上司、カラムを憎むことで、ミランダは必死に自分を支えながら生きてきた。そんなある日、ミランダはカラムから直々に呼び出しを受ける。なぜか彼はミランダがシェフをしていることを知っており、こともあろうか彼女にパーティのケータリングを頼んできた。憎まれていることを知っているはずなのに、なぜわたしに?じっと見つめる彼の目の奥の思惑がわからない。もっとわからないのは、彼女自身の胸が熱く騒いでいることだった。■父の無実を信じて苦しむミランダに、カラムは非情な事実を突きつけますが、同時に抗い難い誘惑も差し出します。それを受けるか否かは彼女次第。人気作家テッサ・ラドリーによるクリスマス・ストーリーは、許し合う心が導く、心温まるロマンスです。どうぞお楽しみください。 -
追憶のファースト・ラブ
初恋の相手、アレックスと数年ぶりに顔を合わせたレベッカは、彼の目に今もたぎる憎しみにおののき、凍りついた。かつて二人は令嬢とその使用人の息子という間柄ながら、惹かれあった。だが娘とアレックスの噂を耳にしたレベッカの父親は激怒し、アレックスの一家を追い出して路頭にさまよわせたのだ。今では彼もレベッカの父親と肩を並べる億万長者になったものの、過去に受けた仕打ちを恨んでいるのは明らかだ。そしてレベッカは、まだ皮肉な現実を知らずにいた。父親がどうしようもないほど多額の借金を抱えており、レベッカたち一族の命運を握っているのがアレックスだということを。■作家競作六部作〈華麗なる紳士たち:悩める富豪〉も最終話を迎えました。筆をとるのは人気作家デイ・ラクレアです。脇役として圧倒的な存在感を放っていたアレックスの恋をお楽しみください。 -
幸せのジングルベル
クリスマスを一カ月後に控えた感謝祭の週末、ウェンディは幼いハリーと、冷たい雨の中を車で会社に向かった。休暇中の上司に代わってやってきた社長自らの呼び出しだった。社長の名はカレン・バーリントン。一、二度見かけたことがある。でも、亡くなった隣人の息子のハリーを引き取り、二人で初めて祝うクリスマスの準備を始めたところだったのに。あまりにも身勝手な要求に、ウェンディの怒りは収まらなかった。ところが駐車場を出て役員専用の入口までたどり着いたところで、ウェンディは足を滑らせ、迎えに来たカレンの胸に倒れ込んでしまう。そのとたん、彼女は非情なプレイボーイと噂される彼の腕の中で、久しく感じたことのなかった激しい反応に大きく心を乱されていた。 -
花嫁には赤いドレスを
オリビアは恋人の裏切りにあい、逃げるようにイギリスから中国へとやってきた。まったく違う文化と環境に身を置くことで、悲嘆に暮れる時間をなくしたかったのだ。北京の学校で英語教師となったオリビアは、ある日、担当している生徒のせいで怪我を負った。かすり傷程度だったが、念のためオリビアは病院を訪れ、ドクター・ミッチェルの診察を受ける。オリビアはそのとき気づきもしなかった。この黒髪のハンサムな医師が運命の男性だということに。■RITA賞に二度輝いた人気作家、ルーシー・ゴードンの作品をお届けいたします。数千年の歴史を誇る中国を舞台にした、オリエンタルな雰囲気あふれるロマンスを存分にお楽しみください。 -
ひと月だけの恋人
フェイは意を決してダンテのもとに向かっていた。父の代から続く老舗レストランの経営が危機に陥り、大富豪のダンテに出資を頼むしか道がなくなったのだ。六年前、フェイは彼にデザインの才を見出され、会社に引き抜かれた。まだ十八歳だったフェイは、彼に惹かれる気持ちを抑えていたものの、ある夜、とうとうバージンを捧げてしまう――数日後、簡単に捨てられるとは想像さえもせずに。やっとその傷が癒えたのに、今さらこの憎い男に頼るしかないなんて。皮肉な笑みを浮かべてフェイを迎えたダンテは、出資する条件として信じられない言葉を口にした。一カ月間彼のもとで働き、六年前の関係を再開すること、と。
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